ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

紙の動物園 ケン・リュウ傑作短編集1 ケン・リュウ著 ハヤカワ文庫

2017-04-24 16:16:36 | ファンタジー
表題の短編はファンタジーです。

ファンタジーなのであまり、つっこむのもなんなんですが:

その1:文革時代のシナの農民のしかも娘が漢字を書けた?
むちゃすぎでしょう。
なので圧巻となる母親の遺書は作りすぎです。

その2:ばったり会った他郷のシナ人と会話ができた?
絶対無理というものです。隣村の人とも会話できなかったと言われています。
有名なところでは毛沢東の話す言葉を理解できる人がいなかったという・・・

(別のとこでも書いていますが、
30年ほど前、カンザスシティの中華レストランでのこと。3人の留学生がバイトでウェイターをしていました。
料理名は英語で言うし、互いの会話の全部が英語なのです。
で3人に聞いて試した所、彼らが自分が使う故郷のシナ語では会話が全く成り立たないのでありました。
もちろん繁体字を書くと通じるのですが、なんと料理の発音すら、まったく違うのでありましたw
マーボドウフ、チンジャオロースー、チンジャオローペン、ホイコーローなども一致しなかったのです)

その3:母親の遺書が漢字で書かれているならば、母親が早い時期に香港に逃げたのですから、
詠み書きできたとしても繁体字でしょう。
現代の旅行者のシナ人に頼んでも繁体字では読めないでしょう。台湾人なら読めるはずですけど。

ついでに、その女性は普通語で読んだはずです。母親の読み方とは違う音になったと思います。
母親の読み方を習った主人公には理解できなかった可能性が高いのです。

その4:問題は遺書の内容です。日本語や英語では、遺書の内容のように書けるはずですが、
中国語では無理です。語彙が少なすぎるせいです。
このせいでしょうか、会話で使い、シナ人ならば誰でも理解できる単語・言葉なのに、
誰も書くことができないシナ語というものが存在しているのです。

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私は殺さないという主人公のこと

2017-04-10 21:28:35 | ファンタジー
アメリカ製のヒーロー/ヒロインの映画や番組には、私は殺さないという信念?を持った主人公が多い。

実際殺さなくても怪我させなくても捕まえることができる能力があるという設定だから可能なんだけど。

さて、問題は、最初の見逃しから実際に捕まえるまでのドタバタで殺されてしまう一般人の多さ。
ヒーローたちはここを認識していない・しない設定だから、すごい。

その場の登場するだけの赤の他人が殺される場面だけだから視聴者は気にならないよねみたいなところもあるかな。

(殺人は直接やるとPTSDみたいな問題が多いから、間接にすべく無人機使ってやるけど、
それってゲームでもやってることだから大丈夫だよねみたいな方向性にも通じるかも。)


ところで、スーパーマンやスーパーガールなどで出てくる流刑なんだけど、死刑相当の犯罪者を
殺したくないから時間経過を感じさせないまま=不老不死のまま時間を経過させる流刑って、
これを罰だと言い切れるのはアメリカ人共通のはずないよね?

生きたまま永遠の未来に送り続けるけど、当人たちは時間の経過を一切感じないのって
どういう理由でこうなったのかを知らないだろう未来人に一切を委ねるという究極の無責任。
救助者たちは真っ先に殺されるはずだから、製作者達の想像力のなさすぎを嘆くべきかも。

パーソンズ・オブ・インタレストで悪人は脚部を撃たれて痛い目に合うというのは、かなりいいかも。
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昼行性のタヌキの子

2017-04-05 23:18:53 | うんちく・小ネタ
我が家の周辺にはタヌキが多数いるようです。
でも、タヌキは夜行性ということもあり、車に引かれた死骸で間違いなくタヌキはいるとなり、
近所の牛舎の被害は、多分タヌキのせいだろうとしか推定できていませんでした。
タヌキが媒介するであろう病気などは問題にされるものの、駆除しようという話はまだ無いようです。

さてさて、タヌキも子供のうちに母ダヌキが死んじゃうと、子ダヌキは、なんと昼行性になることもあるようです。
実際に、我が家の古い家の床下に住みついたらしい子ダヌキは、
近所の今は無い家で飼っていた猫のための餌を1日2回もらいに行くのを日課としています。当然日中です。
(餌を与えているのは、我が家の3軒隣で、タヌキが来るのも見越して朝夕2回、餌を用意しています。)

今の季節(4月)のタヌキは白というか灰色に近い毛色に、シマウマみたいに黒い縦じまが入った格好で、
かわいいとは言いかねる姿です。
この格好って、明るいところでタヌキを見ていないせいか、タヌキと気づく人は、まずいませんwww
やせた変わった模様の猫だね~という意見しかでません。


そうそう、ドラゴンクエストに出てくるネコの縦じまを黒にして、地の色を白で少し汚し、体形をかなりスリムにすれば、タヌキですw
(ドラクエのネコは、まん丸顔ですが、タヌキの頭は、逆三角形に近いです)

昨年10月頃は1m近くまで近寄れたのですが、今の4月では、5m以内に近づけませんw

近所のネコたちがケンカを吹っかけている様子も、近所の放し飼いの犬たちが吠えている様子もないので、平和に共存しているようです。
(昔のネコが侵入してきたイヌにケンカを吹っかける~だいたいネコが殺されて終わるとか~
 犬は、見かけたネコは必ず追いかけるという時代はとうの昔に終わったんでしょうね)

(タヌキを観光資源にするのって、きついのかな?)
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