ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

宇宙英雄ローダン441巻

2013-02-15 11:02:46 | SF
SFとはなっているものの、科学とは何の縁もない科学っぽい言葉を並べただけのむちゃくちゃファンタジーとしか言いようの無いものになってはや、数十年・・・

原因は、多分科学にまったく縁のないか知識がまったくない小説家にも書かせてきたからそうなってしまったということでしょうか。

修正依頼をすればよかろうものを、とりあえずの巨匠?に頼んだ手前、修正もできず、あれよあれよというまに変なものになっていったというとこでしょうか。

最初のつまづきが超能力者を持込んだとこでしょうか・・・
まあ、<それ>を含めた上位存在も使うという説明不要の便利グッズになっています。
超能力を科学では感知も代替もできないとしながら、妨害だけできるって変な位置づけになったままです。
超能力で遠隔でねらった特定人物を支配下におき、しばらく、自分の意思を押し付けられるってものに至っては、おいおいってとこでしょうか。つまり、人類すべてを完璧な支配化に置く方法が存在するってことですから。それを阻むのは科学でできない超能力だからってことだけです。

さて、441巻後半で、ガイズ=ヴォールビーラーの問題に、ご都合主義とも言えるあっさりしすぎの決着をつけちゃいました。
ガイズ=ヴォールビーラーにこれ以上の話題を費やしても悲惨になるだけで面白くはならないって理由があったんでしょう。

そこで、ついでに変なとこを
(ただし、無意味な言葉などの羅列は除く:例えば六次元がどうのこうのって記述)

P208:第一トータル・エレクトロン文明という呼称
訳間違えていないか?これって、第二があっての第一だから、変だということです。後世に第一と呼ぶことはあっても現世で第一を名乗るはずが無いってことです。滅ぶことを前提にした名称を名乗る民族なんかいるかってことです。
名称だけなら自分が初代なのにエドワード一世って名乗るのはあってもいいけど、実際にはありませんね。後世に同名のが出てきてから区別するために呼称に1世って贈り名する例だけでしょう。
なお、子供に同じ名前を付けて、ジュニアを付けて呼び、自分にはシニアを改めて付ける例はありますが、別件です。(カート・ヴォネガットのシニアとジュニアが一例、シニアが死去するとジュニアは自分の呼称からジュニアをはずします)

P217:有機麻酔ガスをつくりだし、からだの中空部に貯蔵し、高圧で放射することができます。このガスの粒子は原子より小さく浸透力にすぐれ云々

~有機ってなんだと思って書いたんでしょうか?原子より小さい粒子って何なのかも知らずに書いたんでしょうね。
で、こんなの保存できるって言われると(高圧で放射は、おいといても)、「すべてのものを溶かす液体」という矛盾アイテムを思い出します。

P218;ガイズ=ヴォールビーラーが自分らを創った種族と相対して古来種族という呼び方をする場面。作った方が古来種族って言われて平気って変じゃないか?創造者たちが少数になったら呼ばれても当たり前かもしれないが、まだ、全種族の指導的立場にいるようだから。

(ここのくだり、代名詞が交錯してわかりにくくなっていますが、最後まで読めば誰がどんな種族かわかるようになっていて、そこで代名詞の交錯の謎がわかるしかけに)

P234:視等級六メートル
視等級をあらわす式に記号としてmとかMがでてきますが、これをメートルの略語と誤解した?
ついでに最初に言う”星の数”って”恒星系の数”じゃないか?(あとに、二重星とか三重星がありって書いてある)

P239:ティフラーはもちろん、ホトレノル=タアクにも、<マンダバ>って言葉自体を知らないはずでは(読者は知っているはずだけど、難解な羅列の中なのでどこだったか遡るのは大変)




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無花粉杉のこと

2013-02-10 18:54:21 | ニュース
TBSで無花粉杉の番組を見たんですが・・・

なんと無駄な年数を費やしたんですねという感想しか・・・

杉の挿し木は、故福田孫光先生が、40年以上昔に技術開発しています(50年以上かも知れません)。

現在インターネットで探してもいっぱい記事が出てきます・・・・

挿し木という増やし方を知らなかったんですね。

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