ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

産経おやこ新聞の英語の発音表記のこと

2015-06-24 09:52:28 | ニュース
平成27年6月24日に配られたものの記事についてです。

その中で

英語の発音は「Challenge 中学英和辞典」(ベネッセコーポレーション)に準拠しています。
太文字はアクセントを示し、日本語と同じか近い音はカタカナ、ちがいの大きい音はひらがなで示してあります。


例:l→る、r→ル  s→ス/th→す f→ふゥ/v→ぶゥ

とあります。

問題点はlとrで、逆です。
rice(お米)を「ライス」と発音すると、lice(シラミ)の発音になります。レストランにliceは無いので確認が入って直すチャンスが与えられます。
rock(岩)もロックと発音すると、lock(錠)になります。ドリンクにlockは無関係なので、これも確認が入って直すチャンスが与えられます。

このあたりは笑い話で済みますが、人名だと失礼極まりなくケンカになっちゃうかもです。
ケンカにならずとも、以後相手にされず無視されちゃいます。

(r音は、上側に舌を巻いて、舌は上あごに付けないで発音するというものです。日本人にとってrとlの聞き分けは難しい部類です)

これとほぼ同じ内容は、以前、下野新聞に対しても書きました。

出典を書いたからって逃げはまずいかも。もっと正しい事典を利用してください。

おまけ:cofeeのfを下唇に上歯を当てないまま「カフィー」と発音して注文すると出てくるのはコークです。
なぜか?彼らfの音は小さいので聞こえないのが当たり前として、口を見ていてfじゃないから、多分コークだろうという判断になるようです。

このあたりがあるのでアメリカ人は、会話では必ず相手の口を見ています。運転しながらじゃ危ないだろと心配になるほど。ただし映画やTVでの撮影では車は多分動いていないから安心。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする