ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

リンガドン 虚戦士と終わりの鐘 あやめゆう著 中央公論新社

2012-03-29 16:12:00 | ファンタジー
リンガドンも、この巻で終了のようです。確かに妖精姫の望む世界にしようとすると、質・量ともにかなりきびしいでしょうから、いい時期かもです。

さて、最初からのおなじみのメンツも出てくるんですが、あれ、こいつどんな性格付けだっけ?と思い出せないのが辛い。登場人物紹介が欲しかったwww

孤児院が出てくるのですが、17歳越えてもいるというのは、現代の子供の状態に影響されすぎでしょう。

40年前あたりでは、中卒で就職があたり前ですから、15歳で働き出したわけです。その前(第二次大戦前後)には、小学校卒業で働き出した時代もあります。それより前の義務教育の無い時代となると、もの心ついたころには丁稚などで働きに出されてますから、10歳そこそこってとこでしょうか。最近の時代劇では、店に子供がいなかったりしますけど、古い映画では必ずいます。

さて、孤児院育ちはおいとくとしても、17歳そこそこにしては、子供らしさはまったく感じられませんから、このあたりは昔風かも。

ところで、クロードに関してのとんでもないご都合主義があります。対人間の訓練では、モークじいさんしかいなかったはずで、戦闘技を教え込んだとしても、人の殺し方は教えていないはずなのに、最強の殺人者に育っています。

あと、飛んでくる矢を剣などで払いのけるってのが出てきますが、マンガとかTV時代劇では、おなじみの技なんですけども・・・素直に盾や板などで受けて欲しいです。矢を防ぐための盾を持ち歩いてないのは間違いです。ついでに、小説では矢をほぼ水平に飛ばしていますが、実物の矢は放物線を描いて飛んできます。斜め上から落ちてくる感じですから、守ろうとする人のすぐ側にいないとその人に向けて落ちてくる矢は防げません。


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その香に惑うは神の娘 夏目翠著 中央公論新社

2012-03-28 15:19:49 | ファンタジー
ヴィレンドルフ恋異聞シリーズ2です。

いじめとかがいっぱいでてくるんですが、作者さんは、いじめは、あまりご存知ないようです・・・

そもそも、いじめって、仕返しとか反攻ができそうにない相手に対して行うのが基本でして、本作のように絶大な能力・権力を持つ「水の司」に対して行えるものでは、ありません。気に入らないから水あげませんってなったら一族郎党だけではありません、一国がもう終わりです。したがって、気分を損ねちゃうのも差し控えようと、小説とは真逆に、阿諛追従だらけになるはずなのです。まあ、それじゃ、小説おもしろくないでしょうけどね。




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世界の仰天事件プロファイリング 鉄人社

2012-03-28 10:06:55 | 本と雑誌
見学の日帰りバス中でひまつぶしに読みました。カバー無しで、読むには、ちょっと表紙の見た目が問題です。

内容については、一切の検証無しです。(読み直すのもなんなのでw)

結構有名な事件ばっかりのようです。

冤罪・未解決事件は、最近までグランドジャンプ(GJ)に連載されていた「俺の空・刑事編」本宮ひろ志作の題材にも使われているようです。ただし、その犯罪の理由や、解明は、実態とは別のようですが、かなり実事件を皮肉っている感じはします。連載終了に何か影響したかも?
代わりに、GJには、未解決事件(グリコ・森永事件)を扱うコミックが連載されはじめたんですが、う~ん、はっきり言って面白くない!未解決のまま終わった事件を未解決のまま終わるコミックにして何がおもしろいと?
同じ事件は本書にも(4ページだけ、というか、ほぼ全事件が4ページ程度に集約されているのがいい)あり、要点は押さえてあるようです。

別件で:足利事件の4幼女、今市事件以外に女の子の巻き込まれたらしい事件はあったようです。他に何も無かったのかって聞くと日光市小来川(おころがわ)で、幼女が行方不明になったままの事件(事件にされた?)があるようです。
容疑者は、手が付けられないほどの有力者の親戚筋だったから、見逃されたままだって感じもしちゃいますね。



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松尾貴史の笑う超常現象・都市伝説 松尾貴史著 PHP

2012-03-26 09:36:29 | 本と雑誌
超常現象や都市伝説の嘘を暴くというより、変なとこを笑い飛ばそうというのが趣旨です。なので、本当に間違っているとこはって疑問は、別の本やネットにあたって調べましょう。

項目数も多く、どこが笑いの壷かというのがメインですから、既に暴かれている嘘もいっぱい漏れています。笑えるとこってそこ?と感じるとこもありますが、気楽に笑い飛ばせます。

おっと、コンビニに並ぶ500円本もだんだん値段上がってきましたね、本書はカバー付きで648円でした。カバーなしの同様本が600円でしたから、カバーが48円?


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世界ミステリー事件ファイル すべては捏造だった! 宝島社

2012-03-25 18:20:34 | 本と雑誌
扱っている記事が多いので、記事毎の掘り下げは、こんなもんかな~というところです。

ほぼ一月で収束してしまった朝日新聞サンゴ事件なんかも取り上げています。これで騙されっぱなしになった人はいないだろうなーと思いますが、捏造には違いない。

まあ、導入本としてお勧めです。




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