SFとしては、初の作品だそうです。
おもしろいんですが、謎は、早いうちに推測できちゃいます。ちょっと残念。
やはりSFというか科学に慣れていないんでしょうか、おかしなとこもあります。まあ、ハインラインに倣うと、そうなっちゃうかもですが。
1.宇宙船から避難すべく乗った「救命ボッド」は、回収されるまでの間生き延びるためのもののはずで、ロケットエンジンなんかあるはずがないんですが、移動可能な乗り物になっています。
2.一卵性双生児では、血液型やDNAは一致しても、指紋や血管網、掌紋などには違いがあります。クローンは、一卵性双生児と同じ様なものですから、指紋、眼球血管網、掌紋などを使った鍵を開けることはできないのがホント。
3.クローンの作成・育成には、妥当な年月がかかっているようですが、眼球および周辺組織の再生が、ご都合主義と言えるほどに早いようです。
4.まあ、重力制御は、お約束としても、無重力下での戦闘が、ちょっと変です。