ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

女魔法使いと白鳥のひな パトリシア・A・マキリップ著 創元推理文庫

2010-09-25 12:10:46 | ファンタジー

女史の著作は、イメージを作りながら読む速読系の人には、つらい作品です。

後に、色付けや背景描写が書かれることが多いため、イメージの修正が頻繁に入ってしまうため、イメージを描きながら読むのは、すごい苦痛なのです。

あと、多分訳者のせいもあるかも知れませんが、気を抜くと誰の発言かを取り違えてしまいやすく、先に進んでからあれ?で気づくことが多いのです。

で、1回読んだだけでは、小説の要点やおもしろさなんかは、さっぱり・・・・・・

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時の車輪シリーズ ロバート・ジョーダン著 ハヤカワ文庫

2010-09-20 09:33:08 | ファンタジー

このシリーズ、12部の書き上げ途中で著者が他界してしまいました。ハヤカワは、一部を5~8冊ほどの文庫版(あまり薄いとも言えないほどの厚さ)に分冊して発行しました。

このファンタジーは、目的がはっきりしていてます、つまり、闇王とその配下数人を倒せばいいだけのものです。当初は、サクサクと配下を倒していたのですが、途中(3部あたりか?)で突然著者が目覚めたのか、終世の力作と変化してしまいました。(うむ~平井氏の世界版が、ここにとうなってしまった・・・・・)

もう敵を倒すどころじゃありません。進行具合からして、あと何部でボスにたどりつくやらまったくの見通しがつかないものになりました。

12部で完結させる予定だったらしいのですが、残念なことに著者の寿命が先に尽きてしまいました。12部は、残っていた原稿や資料などからなんとか出版されるそうですが・・・・

これまでの進捗から12部だけで片付けるというのは、まともな結末になるかなという不安が。おっと、12部は無理でやはり13部が出てますか・・・・ (出版社と引き継いだ作者と遺族は飯の種を手放さないかーーーー)

翻訳はいつになるんでしょうか?

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ミツバチ逃亡のこと

2010-09-18 14:02:20 | 日記・エッセイ・コラム

8月いっぱいまではいた、2つの群れの日本ミツバチが逃亡してしまいました。

暑かったですからね~ しかし、ちょっと辛抱たらんな~

分封していったのも会わせると、今年最低でも5群は、去っていったことになります。

田舎ですが、そんなにいっぱい住むとこあるのかな?と思います。

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痕跡師の憂鬱2 田代裕彦著 幻冬舎

2010-09-18 13:54:45 | ファンタジー

魔法や錬金術有りのファンタジーに推理を持ち込んだものです。

アシモフのロボットものと推理ものの掛け合わせでも、とまどったものでしたが、これは、それ以上です。アシモフのはSFだから、いずれは可能になるかも知れないという技術の上に構築されていたので、それなりに納得できたわけですが、魔法や錬金術の上になど、作者が可能だと言うなら可能、不可能というなら不可能ってしろものですから、読者の判断が入れる余地はほとんどなく、アンフェアです。

さて、2作目は、「気体分集」ってしろもので、酸素を集めるとか窒素を集めるって話から、もう先に何が来るか予想できちゃいますね。(しかしこれってマクスウェルの悪魔みたいですね~)

さて、集めた窒素を液化するのには、魔法を使うしかないようなんですが、液化が魔法でできるんなら、「気体分集」の髄液の素材が高い高いってアホやってないで、空気を圧縮・冷却して液化空気を作ってから分離すれば、材料費も何もかからずほぼ無料でいくらでもできるはずだと気づかないのかな?ーー実際の液化窒素、液体酸素の製造方法なんだから。なお、混合物の冷却は無理だと、どうのこうのと理屈を述べてますが、苦しい。科学技術でできることが魔法ではできないという理屈は初めて聞いたような・・・・

さて、この小説になる前の段階になりますが、ある程度の密室で窒素だけを集めて別にしてしまうと、問題がおきるんです。そう、酸素濃度が異常に高くなりすぎるんです~まあ、せいぜい酸素酔い?とか、火事になりやすいだけかも知れませんが?二酸化炭素濃度も上がるから、こっちが問題かな?

酸素集めるほうは、酸欠問題起こすんですが、そこまでの収集はしないようなので一安心。

ついでに、この小説の世界では、作った「酸素だけ」、「窒素だけ」には、商業的工業的な意味はなさそうです。そんなもの作り続ける意味はどこに?文化的には、ドライアイスとか氷のほうが意味がありそうです。

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十二国記 小野不由美著 講談社

2010-09-08 19:08:05 | ファンタジー

本棚を眺めていて思い出しました。

このシリーズ、TVマンガ化された後、ひとつも出てないなーと。

TV化で燃え尽きちゃったんでしょうか・・・・もう7年は経つんですが・・・・・

TV化とか映画化とかおいしい話のはずなのに、懲りたからもう絶対いやだと言う小説家もおりましたね。どうしてもやりたきゃ、勝手にやれ、絶対私の目に見えないところでやれとまで言う方が。本作には無いキャラも付け加えられてましたから、いろいろあったろうなーとは思います。

十二国記、まだまだ決着ついていない話がいっぱいあります。まずは、戴国のその後なんとかなりませんかねー。

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