黄金比あるいは黄金分割の魅力と謎に迫る決定版数学読本と謳っています。
縦横の黄金比の話題では、結局美しさには関係ないようです。
ここで、人間の目には、同じ長さのものでも縦方向は長めに見えてしまうという錯覚があります。同じ長方形でも、縦置きはさらに高く見えて長方形が強調され、横置きでは高く:太く見えるので長方形らしさが減り、同じ長方形にはまったく見えなくなるのです。まあ、このあたりを考慮する必要も無いほど、美しく見えるかどうかに意味が見つからなかったようですけど。
さて、現在は、カード類に近い比率のがあるとか、NECなどのPCのディスプレイに近い比率のがあった(320:200=640:400)例があがっています。
ディスプレイに使われたコントローラなどのLSIは、汎用機のディスプレイ端末用のものを流用したものです。汎用機は、IBMのパンチカードが1枚80桁であることから1行80文字が必須でした。
ディスプレイは、最初、アナログTVを利用・流用するしかなかったことから、その半分の40文字とし、2行で80文字で合わせたのです(黎明期の専用ディスプレイは、320x200程度のカラーで、20万円程だったかと。メーカー品はさらに高かったのです)。水平方向は(TVがインタレースで2回走査するので倍の400)、TVが同期できてなおかつ表示用メモリなどの都合が悪くなりすぎない数字だったためです。自作ではこれが理由でしたが、メーカーも多分同じ理由です。。
640:400は、TVから離れたものの互換性で残ったものでしょう。
まあ、ディスプレイの類似は単なる偶然ということです。
縦横の黄金比の話題では、結局美しさには関係ないようです。
ここで、人間の目には、同じ長さのものでも縦方向は長めに見えてしまうという錯覚があります。同じ長方形でも、縦置きはさらに高く見えて長方形が強調され、横置きでは高く:太く見えるので長方形らしさが減り、同じ長方形にはまったく見えなくなるのです。まあ、このあたりを考慮する必要も無いほど、美しく見えるかどうかに意味が見つからなかったようですけど。
さて、現在は、カード類に近い比率のがあるとか、NECなどのPCのディスプレイに近い比率のがあった(320:200=640:400)例があがっています。
ディスプレイに使われたコントローラなどのLSIは、汎用機のディスプレイ端末用のものを流用したものです。汎用機は、IBMのパンチカードが1枚80桁であることから1行80文字が必須でした。
ディスプレイは、最初、アナログTVを利用・流用するしかなかったことから、その半分の40文字とし、2行で80文字で合わせたのです(黎明期の専用ディスプレイは、320x200程度のカラーで、20万円程だったかと。メーカー品はさらに高かったのです)。水平方向は(TVがインタレースで2回走査するので倍の400)、TVが同期できてなおかつ表示用メモリなどの都合が悪くなりすぎない数字だったためです。自作ではこれが理由でしたが、メーカーも多分同じ理由です。。
640:400は、TVから離れたものの互換性で残ったものでしょう。
まあ、ディスプレイの類似は単なる偶然ということです。