ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

黄金比はすべてを美しくするか マリオ・リヴィオ著 ハヤカワ文庫ノンフィクション

2012-05-31 08:37:41 | 本と雑誌
黄金比あるいは黄金分割の魅力と謎に迫る決定版数学読本と謳っています。

縦横の黄金比の話題では、結局美しさには関係ないようです。
ここで、人間の目には、同じ長さのものでも縦方向は長めに見えてしまうという錯覚があります。同じ長方形でも、縦置きはさらに高く見えて長方形が強調され、横置きでは高く:太く見えるので長方形らしさが減り、同じ長方形にはまったく見えなくなるのです。まあ、このあたりを考慮する必要も無いほど、美しく見えるかどうかに意味が見つからなかったようですけど。

さて、現在は、カード類に近い比率のがあるとか、NECなどのPCのディスプレイに近い比率のがあった(320:200=640:400)例があがっています。
ディスプレイに使われたコントローラなどのLSIは、汎用機のディスプレイ端末用のものを流用したものです。汎用機は、IBMのパンチカードが1枚80桁であることから1行80文字が必須でした。
ディスプレイは、最初、アナログTVを利用・流用するしかなかったことから、その半分の40文字とし、2行で80文字で合わせたのです(黎明期の専用ディスプレイは、320x200程度のカラーで、20万円程だったかと。メーカー品はさらに高かったのです)。水平方向は(TVがインタレースで2回走査するので倍の400)、TVが同期できてなおかつ表示用メモリなどの都合が悪くなりすぎない数字だったためです。自作ではこれが理由でしたが、メーカーも多分同じ理由です。。
640:400は、TVから離れたものの互換性で残ったものでしょう。
まあ、ディスプレイの類似は単なる偶然ということです。


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世界屈指の石工のこと

2012-05-28 23:37:26 | 日記・エッセイ・コラム
世界中の石作りの遺跡の修理をこなす石工・・・すご~く期待しちゃいました。

カミソリの歯も入らないほどの石積みは現在でも至難の業としてオーパーツ扱いする方々がいます。
あっさりやっちゃうんじゃないかって期待したんです・・・・

石灯籠の欠けた部分の修復?あれれ、すげ~隙間だらけじゃないですかwww 隙間は、樹脂と砕いた石を混ぜ合わせて埋めるって・・・う~ん、ぴったしくっついたようyに完成しますねwww さすがに、色合いで、元からあった部分じゃないな~とわかるんですが、すごく綺麗にできています。

樹脂って、漆もそうですけど古代からあったわけで、結構手軽に入手できたかも。セメントは、高温が必要っぽいから、古代では無理かも?アスファルト、コールタールもすごい昔からあったようです。

さて、カミソリの歯が通らない?うむ~今も昔も関係なさそうです。根気だけでしょ?繋いだ後のつなぎに段差がまったくないように金槌でたたくだけで加工できるんですから、表面に見えるのがカミソリ一枚以下の隙間?そんなの楽勝って言われるかもwww隙間が残るように紙とか皮みたいなのはさんでおいて、その上下の隙間に樹脂+石粉を詰めるってやりかたでもできそうです。分けるのに使った紙や皮は、100年もたずに腐って、境目を強調する手助けしてくれちゃうwww


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追放者の矜持 上下 マーセデス・ラッキー著 中央公論新社

2012-05-27 08:26:16 | ファンタジー
”ヴァルデマールの絆”シリーズです。

C・NOVELSでの中では最も古い年代にあたります。
カース出身のアルベリッヒが、如何にして<使者>になったのかのいきさつを書いたものです。

ちょっとしたとこを

翻訳で、何箇所かひっかかる所があります。
例えば上P158:”兵士を雇い、その度に支払いを放棄した。”とあります。権利を放棄するとは言いますが、義務を放棄するとは・・・・

上P179:”我に返ると、彼は草の上に横たわっていた・・・・二頭の<共に歩むもの>の蹄を見つめながら・・・・・恐る恐る後頭部を触った”
:仰向けでは首を無理に動かさない限り地面すぐ上の蹄など見えないだろうから横向きのはず、ならば、調べるのは後頭部じゃないだろう。なお、かなり短い草でないと蹄など見えないから、土の上とすべきだったろう。ついでに、二頭の足元がまんま見えているとするなら、結構離れていないといけない。タヴァールの首に触ってからくずれたはずで、一頭の前足の蹄だけが見えるのが正解。

下:カースとの国境が谷の小川となっています。小川って上流は、流れがないので国境には無理が・・・なお、1996年発表の魔法の代償にはヴァルデマールとカースの出てくる大雑把な地図があります。国境は?山が描いてありません・・・平地が国境のように見えますし、テリリー川という大河が国境を横切っています・・・

武器としては訓練場面では矛とそれを進化させた槍が出てきますが、戦闘場面では、矛だけのようです・・・矛と槍って、先端部分の取り付け方法だけの違いのようです・・・

弓兵がいるならば、矢が続く限り攻撃できるものなんですが・・・で、敵しかいない塊(王女集団など)があれば、遠慮なく打ち込めるわけ。矢が無くなったら、敵が使ってきたものを拾い集めて撃ち返せばいいわけなので。

戦術が変ですね・・・騎馬がいない方の軍の戦い方とか、騎馬戦隊がいない軍に対する戦い方とかが。


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魔法の代償 上下 マーセデス・ラッキー著 創元推理文庫

2012-05-27 07:29:53 | ファンタジー
ヴァルデマール年代記シリーズには、男女共にホモセクシャルな脇役、主人公がかなりいっぱい登場します。

これまでの小説では、その当たりはあっさり流されていたんですが、この巻は違うようです。
(他人の妻とも間に作った)年頃の娘まである中年のおじさんが主人公で、若い男に対する思いなどを独白や心理を延々と?描写するのですから、ちょっと読み進めるのが辛いです。

上巻中ほどでギブアップです・・・・



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死刑囚にも、へりくだらないといけないの?

2012-05-24 00:21:40 | 日記・エッセイ・コラム
ある死刑囚に被害を受けたという弁護士殿の発言なのですが、”何々していただきたい云々”などの敬語を使っています。

敬語遣わないと、訴えられた場合に裁判で負けるって意識なんでしょうか・・・

死刑囚は、オウムの彼です・・・

彼に対して敬語を使いまくる人って、異様です。ひょっとして、紹介履歴に反して、今でもバリバリの信者様なんでしょうか。

NHKさん、なんか、変だよ?
少し考えろって、言っても無理か・・・今のNHKじゃ



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