ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

日本人の99%が知らない戦後洗脳史 苫米地英人著 ヒカルランド

2014-06-24 22:04:34 | 日記・エッセイ・コラム
2014年4月30日第1刷です。
「嘘で塗り固められたレジーム」の副題がついています。

おもしろいのですが、カバー表に間違いがあります。
カバーでは、”天皇は象徴になった”を妄想のひとつとしてあげていますが、本文では、その根拠にはあまり触れていません。
戦前から戦中、戦後まもなくまでの天皇家の資産の行方追及がメインのようです。最後に、ちょこっと、”未だ元首なのではないか、有価証券で(国を)動かしている”と言うんですが、その根拠は、薄弱です。イギリスがそうだから、日本もというのでは、ちょっと納得しにくい論述です。

ところで、ヒカルランドって、怪しげなオカルト的な商品を売っているようです。
(本作に物販案内が添付されています:これらについての反証だけでも一冊かできそうな感じw
 このうちの、”電磁波”、”オーリングテスト”には明快な反証があります~「謎解き超科学 彩図社」参照)

こんな会社からの出版物なので、これだけで、信頼度が、がたんと音を立てて崩れ落ちちゃうような・・・

追記)財閥解体についての記述は、調査が甘いと思います。
元鳩山首相の母上が持っていた株式由来だろうと思われる、あのお金です。
母上は財閥の子供の一人す。財閥当主からもらったうちの何割かはわかりませんが、さらに二人の子供たちに分け与えた金額が半端じゃありません!
よって、株式とか資産を没収したとは思えません。単に、支配権を取り上げただけなのでは?




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ウクライナ問題のこと

2014-06-10 10:47:29 | 国際・政治
「サダム・フセインは偉かった」高山正之著(新潮社)のP105、米国流”侵略”の手口を読んでビックリ。

最初に始めたのはアメリカだったか・・・
ロシアはまねただけだったのね・・・
アメリカは、まさにアメリカ人を送り込んでやらかしたというから、まさに、侵略手法だったわけです。

アメリカがまともに文句言えるわけないよなwww
自分達が、まさにテキサスやカルフォルニアでやったことなんだから。
時代が違うからなんて言い訳は成立しないはず。

ということで、理事国2つが、今該当しちゃうなら、もはや、止められる国はどこにも無い・・・
もちろん中国が3つ目の国になるのを止められるわけもない。

さて、現在の中国が支配している自治州について:
中国も、強制移住をどんどん進めてしまうだろう。
ウィグル自治州については、漢族がすでに上回ったようだし。
もっとも共産党員になりえないウィグル族には自治権どころか選挙権も無いはずだから、形だけ投票させて、彼ら住民が決めましたという体裁もとれないだろうから、未来永劫(たとえウィグル民族が消えたとしても)、乗っ取り支配の体制が続いていることに。





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魔使いの弟子 ジョゼフ・ディレイニー著 創元推理文庫

2014-06-03 15:30:38 | ファンタジー
2013年12月初版です。

単行本の時に見かけていましたが買わずにいました。
おもしろいです。

ちょっと変なとこを

ボガートを捕えておく穴倉の作り方が出てきますが、

堀った後の土の底、側面、(後に)石板の蓋の下面に塗りたくるというのですが、ボガートが常に空中に浮く存在ならともかく、地面上を移動するようですから、底には4つ足が接するわけです。
底や壁を削れないという、理由をつけるのは難しいかも。

この石の蓋は、P163に出てきますが、先にふたしちゃうかのような記述になっています。
また、ふたなので、穴より広ければいいだけなので、「正確な大きさ」はいりません。

あと、鉄を原料に使っていますが、粉にして使うようですから、すぐさびます。
酸化鉄でもよいと書いとくべきでした。



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