ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

天使達の課外活動4 茅田砂胡著 中央公論新社

2014-08-30 18:52:34 | ファンタジー
課外活動3の続きです。

よほど料理が気に入ったようです。
でも、調理そのものも完全なファンタジーというか魔法のレベルにしちゃいました。
ウソ臭すぎて、いい加減に、このテーマから離れてほしい・・・

1:現実なら数人のシェフが行う調理作業が、たった一人でできる。

2:現実なら、24時間以上かける調理が数時間でできる。
煮込み料理とかスープやシチューみたいなのも、短時間にできるとしています。

3:嫁さんがいたなら可能だったかもの、原価無視の調理を、いまだに続けていられる・・・

4:誰がやっても同じになるはずの調理がオヤジさんが作ると、それが一度にできないはずのものであっても、必ず全部が絶品の味に仕上がるという、まさに魔法。




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デング熱さわぎのこと

2014-08-29 18:39:12 | ニュース
今回の代々木公園でのデング熱騒ぎは、TVは、収まったとしていますが、実は・・・

蚊は、デング熱の原因ウィルスを、感染している動物から別の動物に広めるだけです。
つまり、最初にウィルスを保持する動物(人を含む)がいて、その対象から、吸血したから広まったということです。

さて、代々木公園で感染した3名は、そこで蚊に刺されて感染したとされていて、その中に海外渡航者はいなかったようです。
つまり、別にウィルスを保持していて、最初に吸血された動物(多分人)がいたわけです。
その動物ないし人は、不明のままですから、発症もしないままで気づかずに移動しているわけです。

この動物ないし人が、再度どこかで蚊に刺されれば、そこで再びデング熱騒ぎが起きることになります。
そうなる前にウィルスが消えちゃえばいいんですけどね。






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しぐさから読み解く日本人の不思議 素朴な疑問研究会編 河出夢文庫 

2014-08-23 10:36:45 | うんちく・小ネタ
2013年9月出版です。

「よく集めました」とほめるとこでしょうか。
内容を無批判にそのまま使用したようなので、変なのも混じっています。

P41:「江戸しぐさ」の言い分をそのまま認めた「傘かしげ」が出てきます。
ほかのとこにも書いていますので省略。
ところで、思い出したトピックを:
昭和32年(1957年)あたりまで、我が家には傘がありませんでした。雨具といえば雨合羽しか無かったのです。
傘を持った最初の記憶は中学入学後です。傘の柄の外側がセルロイドで中に石膏を詰めて傘本体(鉄製)とつないでいるというシロモノ。もちろん、ものすごく壊れ易いしろもので、傾けただけでポッキリ折れました・・・

P115:月の件:
怪しげな統計の取り方のような・・・そもそも、月と太陽の動きってずれていきますから、月齢で統計とると昼夜の時間が均一にならないし、太陽で統計とると月齢の時間が均一にならないということで、そもそも怪しげなのです。
だいたい満月が出ているのって夜全部ですし、一方新月が出ているのって昼全部ですから、夜昼の違いと何が違うんだということに。
今後のまともな研究待ちですかね。

ところで、狼男、ドラキュラは想像の存在なので書き方が変かも。

P190:「はっけよい」がそう聞こえても「ハッキヨイ」だと書いていますが、起源説の一つが、「発気揚々」で「ハッキヨウヨウからハッキヨイ」になったという説に従ったもののようです。
どうも「ハッケヨイ」と発音しているのが正しいようです。行司の中にはハッキヨイと発音しているのがいるかもですが。
ハッケの発音に、発気と漢字を当てることができ、ハッキとも発音できるからということでできた語源説に従い、発音まで合わせちゃったということでしょう。

P204:すり足のこと
元が能、狂言、歌舞伎からきたと書いていますが、元々の由来は武術のはずです。
剣道というか剣術は「すり足」が基本です。相撲も、「すり足」ですね。(空手は知らないので置いときます)

和服ですり足って、昔にすり足で歩けるような道などあったはずがないのを忘れていませんか?さらに、草履やゲタなどのはきものや鼻緒が持たないというか、足の指の間がやばくなるよ。
霊力云々も、おいおいとしか。

書き写すだけじゃダメじゃないですか。

P213:床の間の起源:柳田国男がほんとに、そう書いているのか?本当なら冗談で言ったとしか。
はじめから飾り物をする間としているのしか見かけないけど?
床の間の広さが変わったとでも言うのかな?
大人がそのまま寝るだけなら畳半分あればいいけど、畳一枚あったとしても敷布団がせいぜいで掛布団は無理、体を伸ばす自由もない!(まあ、鎌倉時代じゃ夜具が一般じゃなかったかもだけど)
現在のほとんどの床の間は飾りで、赤ちゃん用のフトン(鎌倉時代にあったとは思えないけど)だって、はみ出すんだぞw



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広島市集中大雨に関して

2014-08-21 00:47:35 | ニュース
集中豪雨で、数十年スパンでの災害が起きています。

15年前にもありましたといいますが、15年前に来なかったとしても、そこの地形自体が、「必ずくるよ」ってことを示しています。


山と山が接する地形で、海までなだらかな川があっても当たり前な溝に相当する土地が連なっているとは?

これって。現在は水が流れていないというだけです。
地球創世記以降、数十億年に渡る過去のいつかに水が流れて地盤を削って作ったから、山と谷みたいなのができているということです。

接する2つの山が火山でないなら、何が2つ山にわけたのかということです:
2つに分けたのは、(日本で考えやすいのは)雨水だよね。
そう、雨が、日本の山や谷を作ってきたんです。
今も残る河岸段丘なんて、びっくりです。今の川を流れる水量では不可能なレベルです。

今の水量で、絶対ありえないと考えても、過去のいつかに、とんでもない水量で作っちゃったのです。
これゆえに、今後もあり得る、間違いなく起きるとしなければいけないのです。

提言です。
谷にあたる場所は、いつか、水害に襲われることを示します。
では、尾根は安全か?
谷部分がえぐられて、ひきずられて、くずれる可能性はありますが、谷の被害よりは低くなると思われます。
望むことは、尾根や谷の存在しない土地に住んでほしいなと。(津波もありますから、それなりの高地に)




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