田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

天然トラフグ三昧

2014-06-23 20:42:53 | よもやま話・料理編
店をやっていた2000年代、客から天然トラフグを頼まれた事がありました。
念の為、魚屋に問い合わせた所、熊本では入荷しないとの返事が。
リタイア後、ダンチュウと云う料理雑誌で、天然物のお取り寄せが出来るとの情報。
高価なモノでしたが、さっそく注文。
初めての天然物の刺し身、やはり歯ごたえが違いました。

そして、つい最近、いつものFBを眺めていると、五キロ超の天然トラフグが挙がったと。
熊本の桜木に在る “ 魚勢 ” からのインフォメーションです。
ヒゲとカァちゃんは、直ぐに飛びついた。
なにしろ格安です!!
先ずは、電話を掛けて確認すると、半分は売れたそうだ。
半身あれば充分で、ヒゲ達が貰う事に。
ヒゲの住居まで、つまり桜木の魚勢からは、随分と距離があります。
そこで考えた手が、タクシー利用方式です。
タクシーに運び屋さんを依頼すると、短時間で我が家に届けられるので、鮮度の心配も要りません。
片道のタクシー御足代は掛かりますが、我家みたいに車の運転をしない者には便利なものです。(笑)
     
最初の日は、刺し身を満足するほどに。
愉しみは、湯引きの皮です。 たっぷりの紅葉おろしと小ネギも添えてあります。
特大サイズのトラフグは、当然ながら、皮の厚みも色々。
コリコリ、しこしこ、ザラザラと、部位ごとの違いが嬉しい。
         
アラ・骨は、てっちり鍋に。
ヒゲの取った部分は、ちょうど真ん中の血合いが多い所。
味わいは、筋肉質。 スペアリブの肉を食むでいるようだ。
河豚のアラと云えば、ヒレがあります。
通常は、ガラスや壁に貼り付け、干しあげてから名物のヒレ酒に使います。
だがヒゲは、身がぶ厚いヒレを、鍋に入れちゃいました。
茹であがったその姿は、まるでアンコウ鍋の胸ビレの様。
味わいも、よく似てました。
          

2日目は、河豚しゃぶしゃぶです。
上身と湯引きの皮を使いました。
上身は刺し身より少し厚め、皮は適当に切って、鍋用の野菜はレタスを主体に。
夏場には、下手に白菜・白ネギを使うと、期待はずれな事があります。
さて、上身はシャブで半生仕上げに。 外はシャキッと、中はシットリ。
さて、皮が楽しみ。 特に厚みのある黒皮。 
同じく、黒い皮と云えば ・・・ そう! スッポンの縁側と呼ばれる場所ですネ。
適度に加熱すると、ゼラチン質がぷるんぷるんと愉しめます。
もちろん、締めのふぐ雑炊は逃せません。
明日のお肌に期待出来そうです。

三日目は、河豚鉄板焼きです。
今風の表記では、ふぐの焼きシャブですかネ。
添えの野菜は、焼き肉用と同じです。オリーブ油を少量垂らして焼きましょう。
タレは、大根降ろし&醤油でも、或いは、エバラ焼き肉タレとか。

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