田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

電王戦~雑記

2013-05-08 15:02:08 | ヒゲの盤上の世界
最初の電王戦 = 米長会長が対局したもの。
その前の週、Mマウンテンさんと飲みながら、会長の初手を予想する話になった。
ほら、例の初手 『 6二王! 』 が登場した。
その時のヒゲは、初手 『 7四歩 』 を予想した。
何故か? と云うと。
今は誰も指さない様だが、昔(?)の棋士間では袖飛車の対局があった。

    
             

つまり、コンピュータには、この袖飛車なら棋譜のデータがあまり無いのでは?
勢い手将棋模様になり、経験がある人間側 (ヨネさん) が有利か?
と、ヒゲは思ったのです。

ところが、今度の電王戦・第三局でコレが登場した。
しかも、指したのは、マシーン側。
人間側に、 「 ヤって来い 」 と挑発している!
「 ヒエーッ 」  なんて奴だ。
ボクシングで云うと、両腕をだらりと下げて、ノーガード。
顎を突き出して、 「 当ててみな! 」 みたいなモノか。
まるで、ショータイムだ。

そう言えば、ニコ生の将棋も、ショーではないか!
会場は、ローマ帝国のコロシアム。
アマ棋士がマシーンに挑む姿を例れば、キリスト教徒をライオンの群れに放すヤツか?
コンピュータに惨殺されてる様子だから。
それで云うと、プロ棋士のは、やはりライオンと一対一で闘う、グラディエーターを
彷彿とさせる(?)か。

第五戦、 『 7五歩  同歩  8四銀!? 』
何だ、コレは。
指導将棋の席だったら、三浦八段 「 お宅様は、何級ですかネ? 」 と、
尋ねていたでしょう。
「 もう少し矢倉定跡の本を、勉強しましょうネ 」 と。

それにしても、対戦中の棋士の孤独感。
ちょっと待てよ。
意義アリ!
コンピュータの奴でさえ、技術屋のサポートが付いてる。
トラブル ・ 不調 ・ カミナリ(笑)の時は、彼らがケアしてくれる。
人間だって、腹が痛くなるやら、体もだるくなる事もある。
でも、対局中は、不調はひとりで治すしかない。
コレって、公平性を欠いてないか?
ボクシングでも、セコンドが。
テニスでも、コーチが従いているのに。
せめて人間サイドにも、メンタル面のコーチぐらい付けて貰わないと、
不公平じゃないのか?

次の電王戦第三R、実施は決まってない様だが、ぜひ観たいものだ。
今度は、人間側 (抵抗軍) も、少し勝てそうな気がするが ・・・ 。

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コメント (2)
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