東北地方太平洋沖地震で5m超えの津波により放射線物質が漏洩した福島第一原発事故で、もろくも「安全神話」が崩壊しました。今、日本が直面しているこの最悪事態に、世界は自国の原発政策の見直しを進める動きが出ています。
世界には約440基の商用の原発があるそうですが、日本には、55基の原発があり、現在37基が運転中とのこと。
今回の東電の福島第一原発事故が収束の目処がたたない現在、心配なのは、いつ起こるかわからない東海地震による静岡にある浜岡原発の危険性のことです。
浜岡原発は中部電力の発電所ですが、2009年8月に起こった駿河湾地震で停止していた浜岡原発5号機をこの1月に運転再開したばかりです。
運転再開にあたり、中電は「(燃料棒を)冷やす、(放射線を)閉じ込める機能は大丈夫だから動かしていい」と説明しました。しかし、今回の福島原発事故は、このことが根底から崩れた格好です。
浜岡原発は、まさにマグニチュード8クラスと予測される東海地震の想定震源域の真上に立っています。福島原発事故が解決しない限り、少なくとも浜岡原発の運転をただちに止めるべきです。
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