このほど、映画『日本の青空』が完成し、完成記念試写会(有料)の案内が届きましたのでご紹介します。
<ごあいさつ>
「日本国憲法」が公布されてから今年で60年になります。戦後の日本が60年もの間、戦争で誰ひとり殺すこともなかったのは、この“平和憲法”があったからこそです。このことは、世界の国々からも注目され、高い評価を受けつづけています。
しかし今、‘世界の宝’といわれるこの“平和憲法”を「戦争のできる」憲法に変えてしまおうとする動きがあります。
このような状況だからこそ私たちは、映画の製作・上映運動を通して“平和憲法”の大切さを訴えつづけていく必要性を強く認識し、改憲の動きを止める強いうねりとなることを願い、本映画製作をめざすものです。
この映画は、平和を守る活動を日々地道にされている方々を応援する映画であり、さらに活動を広めるための手段として活用できる映画になることでしょう。
一人一人の‘映画づくり’への参加が、大きな“平和づくり”へとつながっていくと確信しています。
どうかみなさまのご賛同、ご協力をお願いいたします。
日本国憲法誕生の真相。60年を経て、いま明らかに!
大澤 豊監督作品
『日本の青空』
企画・製作:『日本の青空』製作委員会・有限会社インディーズ
<製作スタッフ>
企画・製作 小室 皓充
監 督 大澤 豊
脚 本 池田 太郎
<キャスト>
高橋和也、藤谷美紀、田丸麻紀、加藤剛、宍戸開、他
<ストーリー>
沙也可(22)は「月刊アトラス」編集部の派遣社員。今度の夏の企画「特集・日本国憲法の原点を問う!」で、先輩編集部員達がベアテ・シロタ・ゴードン、白洲次郎など著名人の取材を任される中、沙也可も企画を出すようチャンスを与えられる。そんな折、母の助言により、沙也可は全く名も知らなかった在野の憲法学者・鈴木安蔵の取材を進めることになる。安蔵の娘・耿子(けいこ)と露子への取材に成功した沙也可は二人の証言から、戦時下での憲法学者としての安蔵の苦労と崇高さを知る。そして沙也可は耿子から渡された古びた安蔵本人の日記帳を手がかりに、日本国憲法誕生を巡る真実のドラマの核心に近づいてゆく―。
戦後まもなくの日本では民主主義国家の形成に向けて知識人たちがいち早く行動を開始する。大日本帝国憲法にかわる、真に民主的な新憲法は民間人から生まれてしかるべきだという気運が彼らを取り巻いていた。安蔵(41)はそんな時代の流れの中で高野岩三郎、森戸辰男、室伏高信らとともに 「憲法研究会」の中心となり民間憲法草案完成に向けて力を尽くす。彼らは、新しい時代に求められるべき憲法を探るために論議を重ねていく。
政府によって作成された憲法草案はおよそ民主的とは言いがたく、大日本帝国憲法と基本的には代わり映えしないものであった。それに対して「憲法研究会」によって熟考を重ねられ遂に完成した草案は国民主権、人権保障、男女平等などを謳った真に民主的なものであった。
政府による新憲法案はGHQ側にあっさりとはね返されたのに対し、憲法研究会による草案は英訳され、GHQ案に多大な影響を与えることに……
<完成記念有料試写会>
●3月12日(月)なかのZEROホール(中野駅徒歩5分)①19:00~
●3月13日(火)銀座ブロッサム(地下鉄 東銀座・新富町)①10:00~、②13:00~、③15:40~、④18:30~
●3月15日(木)きゅりあん(大井町駅前)①18:30~ 他
<製作協力券>
当日料金:一般・大学生 1500円(税込)、小・中・高校生 800円(税込)
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://www15.ocn.ne.jp/~toda9jo/
ところで、「とだ」と言われても何処にあるのか分からないので教えて下さい。
「とだ」といわれても何処?って、本当にそうでしたね。ごめんなさい。
私たち「とだ九条の会」は埼玉県戸田市の「九条の会」です。
新宿から埼京線で約20分、荒川をはさんで東京都板橋区に隣接する埼玉南部の人口10万人強の市です。
東京に通勤する「埼玉都民」も多く、人口が急増しています。
東京オリンピックの時、エイトなどボート競技が行われた戸田ボート場があり、ときおりボートに絡んだドラマ撮影も行われます。
「賛同署名」過半数を目指して毎月9日に駅頭宣伝をしています。