■国連総会第1委員会（軍縮）で日本提出の核兵器廃絶決議案が採択
国連総会（193ヵ国）で軍縮問題を扱う第1委員会は10月31日、日本政府が提出した核兵器廃絶決議案を、賛成139、反対6、棄権31の賛成多数で採択しました。
■29年連続も、核禁条約に初めて言及
この決議案は、日本が毎年提出しており、今回で29年連続のもの。ただ、今回は核保有国が反対している核兵器禁止条約（以下、核禁条約）に初めて言及し、核兵器を全面的に違法として開発から使用までを禁じている核禁条約が採択されたことについて前文で「（総会が）認識し、発効と第1回締約国会合の開催に留意する」と明記しました。
核兵器の使用を辞さない構えでウクライナを侵略するロシアや中国の核戦力の増強を踏まえ、核廃絶に向けた取り組みを求める内容です。
■反対はロシアや中国、北朝鮮など6ヵ国で過去最多、賛成も13ヵ国減
反対は、ロシア、中国、北朝鮮、ニカラグア、南アフリカ、シリアの6ヵ国で過去最多。そのうえ賛成は昨年から13ヵ国減ったものの、米国や英国、フランスを含む139ヵ国の賛同を得ました。
また、核兵器を持つインドとパキスタン、核保有が疑われるイスラエルを含む31ヵ国が棄権しました。
■小笠原日本大使「核禁条約に言及は、決議案成立のため」
採択後にオンライン会見した軍縮会議日本政府代表部（ジュネーブ）の小笠原一郎大使は、決議案で核禁条約に触れたことに対し、8月の「核拡散防止条約（NPT）再検討会議」の最終文書案に核禁条約への言及があったことを指摘し、「（国際世論の）バランスが日本の案にも一定程度、反映されないと成立しないと認識した」と説明しました。
ただ「核禁条約への日本政府の立場は変わっていない」とも表明。米国の核の傘に守られる日本は、同条約への参加を一貫して否定しています。
■ロシア念頭に「消極的安全保障」、中国念頭に「核兵器用核分裂性物質」生産中止を要請
なお、決議案では、核兵器の使用をちらつかせるロシアを念頭に、非保有国を核兵器で攻撃しない「消極的安全保障」に関する国際的な取り決めを順守することの重要性を指摘。また、中国を念頭に、濃縮ウランなど「核兵器用核分裂性物質（FM）生産」（※）のモラトリアム（一時停止）を宣言するよう要請しました。
決議は、12月の総会本会議で採択される見込みです。
【出典参考】2022年11月1日配信「産経新聞」、「東京新聞」
（※）「核兵器用核分裂性物質生産禁止条約（FMCT）」とは：核兵器用の核分裂性物質（高濃縮ウラン、プルトニウム等）の生産を禁止することにより、核兵器の数量増加を止めること。
※11/6の「とだ環境フェア」開催まで、下記告知を掲載します。
【とだ環境フェア2022】出展～～～～～～～～～～～～～～～
日時：11月6日(日)午前10時～午後3時
会場：あいパル（上戸田地域交流センター）
（〒335-0022 埼玉県戸田市上戸田2-21-1 TEL：048-229-3133）
■「原発を考える戸田市民の会」のテーマ
原発に頼らないで温室効果ガスゼロをめざそう
■パネル展示（予定）
Ⓐ「気候危機の進行と原因」
Ⓑ「カーボンニュートラル（脱炭素化）って何？」
Ⓒ「カーボンニュートラル世界と日本の取り組み」
Ⓓ「原発に頼らないカーボンニュートラルの実現へ」
■展示パネルなどの詳細は、10月31日付け当ブログでご覧いただけます。
原発を考える戸田市民の会～～～～～～～～～～～～～～～～～
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ！
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
（９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙（プリントしてお使いください）
http://kaikenno.com/wp-content/uploads/2021/12/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%82%AA%E3%82%92%E8%A8%B1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%BD%B2%E5%90%8D.pdf
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に！
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール（「とだ九条の会」ＨＰをご覧ください。）に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」ＨＰに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
＊「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo
国連総会（193ヵ国）で軍縮問題を扱う第1委員会は10月31日、日本政府が提出した核兵器廃絶決議案を、賛成139、反対6、棄権31の賛成多数で採択しました。
■29年連続も、核禁条約に初めて言及
この決議案は、日本が毎年提出しており、今回で29年連続のもの。ただ、今回は核保有国が反対している核兵器禁止条約（以下、核禁条約）に初めて言及し、核兵器を全面的に違法として開発から使用までを禁じている核禁条約が採択されたことについて前文で「（総会が）認識し、発効と第1回締約国会合の開催に留意する」と明記しました。
核兵器の使用を辞さない構えでウクライナを侵略するロシアや中国の核戦力の増強を踏まえ、核廃絶に向けた取り組みを求める内容です。
■反対はロシアや中国、北朝鮮など6ヵ国で過去最多、賛成も13ヵ国減
反対は、ロシア、中国、北朝鮮、ニカラグア、南アフリカ、シリアの6ヵ国で過去最多。そのうえ賛成は昨年から13ヵ国減ったものの、米国や英国、フランスを含む139ヵ国の賛同を得ました。
また、核兵器を持つインドとパキスタン、核保有が疑われるイスラエルを含む31ヵ国が棄権しました。
■小笠原日本大使「核禁条約に言及は、決議案成立のため」
採択後にオンライン会見した軍縮会議日本政府代表部（ジュネーブ）の小笠原一郎大使は、決議案で核禁条約に触れたことに対し、8月の「核拡散防止条約（NPT）再検討会議」の最終文書案に核禁条約への言及があったことを指摘し、「（国際世論の）バランスが日本の案にも一定程度、反映されないと成立しないと認識した」と説明しました。
ただ「核禁条約への日本政府の立場は変わっていない」とも表明。米国の核の傘に守られる日本は、同条約への参加を一貫して否定しています。
■ロシア念頭に「消極的安全保障」、中国念頭に「核兵器用核分裂性物質」生産中止を要請
なお、決議案では、核兵器の使用をちらつかせるロシアを念頭に、非保有国を核兵器で攻撃しない「消極的安全保障」に関する国際的な取り決めを順守することの重要性を指摘。また、中国を念頭に、濃縮ウランなど「核兵器用核分裂性物質（FM）生産」（※）のモラトリアム（一時停止）を宣言するよう要請しました。
決議は、12月の総会本会議で採択される見込みです。
【出典参考】2022年11月1日配信「産経新聞」、「東京新聞」
（※）「核兵器用核分裂性物質生産禁止条約（FMCT）」とは：核兵器用の核分裂性物質（高濃縮ウラン、プルトニウム等）の生産を禁止することにより、核兵器の数量増加を止めること。
※11/6の「とだ環境フェア」開催まで、下記告知を掲載します。
【とだ環境フェア2022】出展～～～～～～～～～～～～～～～
日時：11月6日(日)午前10時～午後3時
会場：あいパル（上戸田地域交流センター）
（〒335-0022 埼玉県戸田市上戸田2-21-1 TEL：048-229-3133）
■「原発を考える戸田市民の会」のテーマ
原発に頼らないで温室効果ガスゼロをめざそう
■パネル展示（予定）
Ⓐ「気候危機の進行と原因」
Ⓑ「カーボンニュートラル（脱炭素化）って何？」
Ⓒ「カーボンニュートラル世界と日本の取り組み」
Ⓓ「原発に頼らないカーボンニュートラルの実現へ」
■展示パネルなどの詳細は、10月31日付け当ブログでご覧いただけます。
原発を考える戸田市民の会～～～～～～～～～～～～～～～～～
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ！
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
（９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙（プリントしてお使いください）
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2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に！
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール（「とだ九条の会」ＨＰをご覧ください。）に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」ＨＰに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
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＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
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