tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

2017年、今年のヘイケボタルの不思議な結末

2017年07月22日 10時41分23秒 | 環境
2017年、今年のヘイケボタルの不思議な結末
 今年のヘイケボタルは幼虫の育ちが順調で、最終的に270匹を庭のU字溝に放流しました。
 これまでの経験で言えば、恐らく100匹ぐらいは羽化して初夏の我が家の夕べの楽しみを増やしてくれると期待していたのですが、世の中なかなか思い通りには行かないもののようです。

 6月中旬には羽化と期待していましたが、すでに7月も下旬になり、未だに羽化はゼロです
 U字溝の中で幼虫は良く光っていました。U字溝の両端に作った上陸用地に上がって光っているもいました。しかし羽化はゼロです。

 今年は、飼育している人のどこに聞いても、羽化が遅れているというのは一致したご意見でした。異常に羽化が少ないという方も多くおられました。しかし「ゼロ」ではないようです。我が家には何か特定の原因があると考えるべきでしょう。

 推定してみれば、原因は、上陸用地の作り方にあるという事になりそうです。赤玉土の上にミズゴケを敷き、その上に庭のコケをはがしてかぶせるという従来通りの方式でしたが、庭の苔に何かがあったのでしょうか、まさに自信喪失です。

 ホタルの飼育は、いくら頑張っても1年に1回しかできません。高齢の私にとって、今年の失敗は、かなり厳しいものです。
 しかしこれにめげず、また来年に向けて頑張るしかありません。現在は、数は確認できませんが、5月末から6月初めの羽化したゲンジボタルの残した卵からかえった幼虫を、何とかうまく育てようと努力中です。