PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

PATEK PHILIPPE WATCH ART GRAND EXHIBITION TOKYO 2023

2023-06-26 | ニュース





先週、ちっちこちゃんとパテックフィリッペの無料展覧会に行ってきました。

入場料金はタダ、というすごい太っ腹。

老若男女を問わず、実際にパテックオーナーは全体の3パーセント程度と思われるが、アジア人の姿も目立った。


現行品は滅多に買えないので、ロレックスのように、ディスプレイオンリーなんてものは必要はないけれど、買う前の見ていてよかった

モデルがいくつかあり、中でもアクアノートのクロノグラフのダサさは実物を見ないとわからなかったので、すぐに担当者に電話をして、キャンセル

を申し出ました。

今回の日本2023年の限定品はどれもダサく、いらないね、とちっちこちゃんが、私に囁くべくもなく同感しました。


展示会の中で圧巻だったのは、懐中時計が多い中、1950年代製のブレス付きイエローのパーペチュアルクロノ2499、キャリバー13-130でこれはクリ

スティーズやサザビーズなどのオークションでもブレス付きは、なかなかなく、コンディションも良いピースでした。

そして現行品では、ブルーエナメルアラビア数字のミニッツリピーターつき三針時計が非常に美しかったぐらいでした。あとヒカキンのキンキラピッ

カピッカ全面ブレス総ダイヤのノーチラスぐらいです。


2022年秋にリリースした41㎜のノーチラスは、私には1000万円の時計には見えませんでした。なぜ、イエロー無垢のノーチラス41を出さないのか。

基本的に3700/1Jへのメーカ自身の畏怖心がリリースに歯止めを掛けているようです。

だから、イエローの3700/1Jは5000万円オーバーとなっているのでしょう。

ノーチラスのディスプレイの前でパペカレノーチラスを着けた紳士が、腕まくりをして仲間に写真撮影をされていましたけれど、

私は3700/1J、ちっちこちゃんが、ディスコンのブレス付きのイエローパペカレを着けていることに緊張したのか、そそくさと

正規店のエスコート男と、奥のブースに逃げて行かれたことは記憶に新しいことでございました。


ところで、今のパテック人気はカラトラバでもパペカレクロノでも、複雑時計でもありません。

ましてや、アクアノートでもない。

以前のブログでもたびたび話していますが、

1970年代のオマージュとしてのブレスレット一体型(ブレスレットは取り外せたりしますが)の時計かつ、ストーリーとして

のジェンタ師が複合して、ノーチラスで開花しました。

このことは疑いようのない事実です。

だからもっとパテック社は、このノーチラスのストーリーを1つ分ブースを持たせるべきでした。

アクアノートは必要ありません。

ダサいので。

時計コレクターを自負するならば、ノーチラスの3700/1をまず、5000~6000万円程度で買うことを目標としてください。

と友人に言っていますが、国内にストックはないでしょぅから、私の実機を見せています。

10年後には3億円になっているでしょう。

時計は投資対象ではありませんが、有用な消費に他なりませんね。






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