PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

宮崎県の牛殺害「殺処分」に見る現代の日本人的思考。

2010-07-15 | 社会・経済

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 国ではなく、一部のクレーマーからの面子を保とうとする感情的な政治家たちによって、親子何代にも渡って、人生をかけて守ってきた牛が、感染検査も受けぬままに殺害されようとしている。

これが人間だったら殺害を実行するだろうか。

映画の世界では確かに国家権力(実際は一個人の経験的な判断に過ぎない)で地域住民を殺そうとするし、ダスティンホフマンのように体を張ってもうひとつの選択肢を提示する人間も出てくるものだ。

筋の通らない、一部のクレーマーによって恐れおののき、大多数の大衆が意図もしない法律や通達を出す木っ端役人がいることは以前にも述べました。

「善なる人々が行動を怠れば、必ず悪が勝利する」(英、エドモンド・パーク)。今の日本は洗濯するに値しないほど正直「オワッテイル」感あり。

 本当に感染の無い牛と信じるなら、篭城し、長期戦に持ち込み、日本人の世論を盛り上げた上で、結論を出す作戦に、私ならでますが、どうぞ、飼い主さん、がんばってください。

「人生は自分の弱さを許しはしない」、「人間は自分のやさしさを後になって後悔するものだ」(ともに独、アドルフ・ヒトラー)

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