これは絶対相手に不快感を与えないロレックスです。目立ってはいけないわけです。しかし自己主張はしなければいけません。〝ウキウキ感〟は当然抑圧しなければいけません。ここでは「つけ直しができないシーン」を想定するわけです。
つまりここでもアンビバレンツの中で選択を迫られるわけです。価格や素材は問題ではありません。すべてのシーンを想定して〝無難〟なロレックスが選ばれます。ここでイエローやピンク,ロレゾールといった〝色付きゴールド〟系は選択外です。
したがって〝白系〟のホワイトゴールド,プラチナ,ステンレス無垢になります。私の場合はやはり筆頭はアイスブルーの118206になり,下は15200や1016です。プレミアムが付いていようと,なかろうと問題ではありません。
またこの選択の中で相手がロレックスを一般知識以上に知っているがロレヲタではない場合の選択が意外と難しいので,そんな場合は15200が真面目なヤクニン的な感じがして無難です。
いづれにしても,私のような〝極度なロレヲタになれば,どんなモデルのロレックスも〝無難〟に思えてしまう〟のが非常な難点でして,こういうときは周囲の知人や部下にチョイスしていただいて,普通の人たちからの貴重な助言を大切にしているわけです。