PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ロレックス時計の継承について

2016-06-14 | 日記

子から孫へ孫から曾孫へ…、、と時計の継承をメーカーとして責任を負ってくれるのは

もちろん、いまのところ、パテックフィリップだけらしい。

私の感覚では、オーデマピゲ、バセロン、ランゲ、ルクルトもそうではないかと思うが、

とにかくパテックフィリップが確実だ。


ロレックスはそこまでメーカー責任は持たない。

なるほど、たった三十年前、80年代に現行であった1019ミルガウス、手巻デイトナの正規メンテナンスは

もうだいぶ前に終了してしまっている。

たくさんラインナップがありすぎる商品群にテンテコ舞いなのであろう。

過去のモデルを修理できないというのはメーカーの力量がないとしかいえない。


たしかに、50年も100年もそれほどまでに価値のある時計ではないから、というメーカーの認識さも伺える。

そういう、ロレックスを収集している私は昨今のロレックス社、というかスイスロレックスとは認識が違う日本ロレックス

の対応には失望を感じる。


折角、窓口、電話対応が格段に良くなった日本ロレックスは、まだまだ自社商品の収集家に対するコレクター心理、を理解していない。

プライスタッグや保護シールを客の前で、没収、するなんて言語道断。

それを販売員がするのだから、もはや、新品、を売るのではなく、中古品、を売っていることになる、と私は認識する。

なので、私は新品は海外からタグやシールが完全品となったものをわざわざ輸入している。

面倒だけど仕方がない。


こんな事態を耳にするたびに、今あるコレクションの行方が気になってしまう。

と同時に、ディスコンのパテックに目が行ってしまうことに頷けよう。
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