PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

〝ROLEX〟…と付けばなんでも市場価格がつくのですか②。

2005-08-11 | うんちく・小ネタ
 世界には様々なメーカーがあり、市井にはそのブランドの素晴しく綺麗なカタログが数多とあります。
 例えば、メルセデスベンツのカタログや、カルティエのカタログや、ティファニーのカタログや、御木本のカタログ…といった書ききれないほどの、そのブランドの製品紹介の〝カタログ〟がありますし、世界的名声のあるブランドメーカーなら、英語版を基幹として様々な言語のそれがあることは周知の事実です。

 もちろん〝ロレックス〟にも様々な言語カタログがありますが、この〝ロレックス〟のカタログは他のブランドカタログとは違うところがあります。

ROLEX0085ROLEX


 それは本来フリーで頂ける、このカタログが本来の発行元であるロレックス社の手を離れて商品になってしまっているということです。つまりカタログにまでプレミアムがついてしまうということです。
 やはり〝ROLEX〟というブランド名のパワーは圧倒的なものを感じざるをえません。

 もちろん、単に圧倒的なロレックス時計のオーナーの支持があってのものですが、それ以上に、ロレックスストーリーを支えつづけその後継者が絶えない狂信的ともいえる、ロレックス信者がいることは、パテックフィリップと二分しているとはいうものの、世界三大時計オークション(クリスティーズ、サザビーズ、アンティコルム)で見る限り、ブレゲ、オメガ、ブライトリング、スウォッチとともに大きく乖離していることも事実でしょう。


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