PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

シンガポールの時計事情【〝ローヘックス〟を中心として】。

2005-09-01 | 旅行記
 シンガポールの時計商は間違いなく、香港のそれよりも、規模は大きいといえます。

 なぜなら、香港には多くのシンガポール資本の時計商がありますし、マレーシアはもとより、インドネシア、オーストラリア、韓国にもその資本企業があるからです。

 シンガポール屈指の時計商は、もちろん、パテック・フィリップの正規店でもある、〝SINCERE〟と〝THE HOUR GLASS〟です。前者はフランクミュラーを得意とする正規店で、後者はアジア屈指のロレックス正規店です。どちらも日本の観光雑誌やCHIANGI国際空港やホテルのロビーのガイド本に広告で紹介されています。
両社とも大変親切に、タックスリファウンドの手続きをしてくれます。でも少しぐらいの英会話ができるようにして行きたいものです。
 気になる価格ですが、特別価格にしてもらって、ロレックスとパテックはそれぞれ日本定価の3割から、物により半額程度です。つまり、日本の並行輸入店の最安値から更に、消費税程度お買い得…といえます。

 両店とも高島屋〝NGEE ANN CITY 義安城〟にあり、ここでシンガポール国内の在庫を調べて早くて10分、遅くとも半日程度で調べてくれます。オーチャードロードを挟んで、スコールに当たりながら、徒歩3分程度で、ロレックスセンターがありますが、シンガポーリアンの時計店員たちから、ここは〝渋い顔…〟をされますが、華人の友人らと行って、〝なるほど…〟と、ニヤニヤ笑いながら出てきました。
 ちなみに私は親切な、Paris、Madrid、Taipeiそして、丸の内のロレックスは大好きです。…ちなみに、NYは個人的に大嫌いです。

 それはともかく、ディスプレーされている〝ローヘックス〟(…〝ロレックス〟なのに、ナゼか〝ローヘックス〟という和訳で掲載されている、シンガポールロレックスセンター配布の国内正規店案内【下写真参照】)は、宝飾ものや、無垢もののローヘックスが多いのですが、それはジャパニーズ・スマイルでノーマルモデルのストックを聞いてみましょう。
 〝ノー ストック…〟と言われればまた別のロレックス正規取扱店へ…という具合に…。
ROLEX0260ROLEX


 シンガポールは国土の小さい国なので、オーチャードロードのショッピング街にお目当てのモデルがなければ、シンガポールにはそのストックはないと考えてください。別のものを探しましょう。

 でもステンレススティールのデイトナRef.116520は日本よりも少々高価です。しかしながら、日本の並行輸入時計店のロレックスやパテックの多くが、また、フランクミュラーに至ってはほぼ、100%の商品の源泉はここシンガポールルートでしょう(ロレックスは香港ルートの方が優勢)。
 これは並行輸入もののギャランティーの時計店のゴム印またはプリント、を見れば言わずもがなです。

 また、アンティーク店も数軒雑居商業ビルにありますが、その価格は日本とあまり変りありませんし、金無垢なら都内の方が安価かもしれません。




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