PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

What got you interested in the Rolex watch ?

2020-04-22 | 日記
学生はもとより社会人になりたてではまだ何もわからない金沢は大人にならないとよくわからないすごい城下町都市

だ。

先の大戦の戦災に合わなかったために、信長以降のものなら古いものもよく残っているし、終戦直後でも

強烈な身分、階級の差別意識がすごい色眼鏡であったというが、五十代より古い世代はまだその名残りがあると思う。

でもそんな金沢が私は好きだ。

金沢はゴールドがすんなり受け入れてくれる日本でも比較的稀有な都市だ。

そんな金沢にその日は日中から店を開けてもらい角栄が好んだオールドパーを呑んでいた。

その日の夕方6時、二人しかいない香林坊のバーでこちらに住んでいるというイギリス人に突然質問を受けた。

私は英語がスイスイ話すことができない。

そのイギリス人はタグホイヤーをしていた。

ボーイズサイズに見えるそのダイバーウオッチは年季が入ってた。

彼は、118208シャンパンウェーブ文字板を着けていたデイデイターである私に、

What got you interested in the Rolex watch ?

と質問してきた。

私はしばし黙り込んでしまった。

私の性格の問題で、質問されれば懇切丁寧に返答しないと気が済まないため、

返答が判りやすいように、どのように組み立てたらよいのか戸惑ってしまうため時間がかかるのだ。

それなのに当時の私は咄嗟に、Nothing but Rolex!!So, I am Day-Dater.

突然の発言に彼は目を丸くし、両手を合わせてサムライのように礼儀正しくお辞儀をしてきた。

まだ18時というのにフラフラになりながら私はサンダーバードに乗って金沢を去った。

今年は東京には戻れないと思い帰郷したわけだが、毎度金沢から帰宅するのが面倒になってきた。

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