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PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

PATEK 5136

2022-04-01 | ニュース
(Patek Philippe Perpetual Calendar Ref.5136/1J Rare)


パテックと言えばノーチラスでもなく、ましてやアクアノートでもない。

カラトラバ、欲を言えば、パーペチュアルカレンダーだと思う。

クロノグラフは通常生活では使わないから、パーペチュアルカレンダークロノはやりすぎだし、

そのドルフィン針のカッコいい奴は億するので、普通は買えないしショップもビビッて在庫なんて持ちたくもない。

現在の日本の代理店は認めたがらないが、一新時計のパンフレットには3940のブレス仕様も確かにあったがノーマルではない。

ノーマルではない、というのはカタログに掲載されていないということだ。

だから、公にブレス仕様として販売されたこの3940の系譜のフェイスのパーペチュアルカレンダーはこの5136が初であり唯一である。

またこの5136に革ベルト仕様もない。

現在のパペカレは大型でよいのだが、ブレス仕様はなく、リューズの突起部もあまい。3940に同じ雰囲気だ。

それに比べてこの5136は、見ての通りリューズがリューズとして強調している。

まさにこのリューズはまるで紀州梅のようなデカ乳首、ととらえてよろしい。

これが完成されたパテックのパーペチュアルカレンダーといえる傑作だ。

またハーフローターを使っているのもよい。

しかしながら、交換用裏蓋や取説はもちろん、ギャラ、プライスタグ、セッティングピン、ワインディングボックスが付属した個体を探すこ

とはとっても大変だが探しがいがある。

カネをだしても完全品を見つけ出すことは、神のみぞ知る領域だ。

運命というよりも宿命だろう。

なぜ山を登るのか、それは目の前に山があるからだ、に同じことだ。
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