PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

Rolex SP-DAYTONA 116588TBR so-called 〝TIGER FACE〟

2020-09-09 | ニュース







昨晩、ちっちこちゃんと一緒に何気にパラパラと正規店で頂いた薄手のカタログをながめていると、

2019年のスペシャルなデイトナが出ていた(イマサラナガラ恐縮)。

当然値段は1000万円オーバーで、実勢、なんてあるかどうか疑わしいが、

海外では1500万~1800万らしい。

が、

これってなんだか安くないかい。

ロレックスって、

それもスポロレって、

着けづらい (…いろいろな意味で…) モデルが、後々、プレミアムが爆発していることを考えると、

このスペシャルなデイトナ、それもイエロー無垢、貴石はすべてダイヤモンドでベゼルはダイヤのバケット。

正直、作りの面倒くささといったらレインボーデイトナなんかよりもこちらの116588TBRだ。

とくに、この専用の文字板はロレックスの職人魂を感じます。

流れるようなパヴェダイヤが圧巻デス。

プレミアム付いて3000万円のレインボーっていったって貴石の取り揃えこそ面倒だが、ダイヤの価値から比べると大きく劣る。

癖のあるあの虎の目ダイヤ文字板がよいね。

一目見たときに、カルティエとロレックスのコラボデザインの文字板かい?、と思ったほど素敵だ。

レパードから10数年、こういうタイプのデイトナを待っていました。

やっばり、豹よりも〝虎〟なのです。

戦車だってパンサーよりもタイガーなのですから…、、


余談だが、邦人経営者なら縁起を担いで、室町期からの武家がそうであったように〝龍虎〟にこだわる方々が非常に多く感じる。

中国人、特に華僑は凄まじい。

香港、クアラルンプール、シンガポール、バンコック在住の金満華僑なら店頭で見れば間違いなく買うだろうが、このモデル、一般の金

持ち華僑には知られていないだけだ。と思う。

彼らはそれほど、熱烈なロレヲタではない。

ロレックスジュネーブも、ターゲットは世界各地の縁起にこだわる神仏崇拝の華僑商人だ。

では日本人ではどうか。

確かに、虎の顔にも見えるこのデイトナ。

かなり派手であることはレインボー以上だと思う。

いまやワールドワイドな世の中で、日本人には合わない文字板だ、なんて言っているのでは

世界に取り残される。大阪のオバちゃんのような気持ちでこの激動を渡世するひつようがあるではないかい。

そんな、男にこそ(レスラーのような女でもよいが)、バッチリなデイトナだ。

とりあえず、石川県人である私には芦屋のタイガース好きな、中堅企業経営のオッちゃんが神戸辺りでコレ、着けていたら尊敬するだろ

う。

ロレックス投資と言われて久しいが、新コロ明けの5年後、このデイトナは2000万は下回らないだろう。

ただ、こちらはオイスターフレックス仕様のみと言われているが、革ベルト仕様でも使えたらいいんだけども。

追伸、本気で買いたいモードが出てきたので、このあと、シンガポーリアンのロウちゃんにこのモデルについて
聞いてみよう。こういうモデルって出たて、が一番安いんだよね。でももう1年経過しているが、幸いにして
新コロが時間を止めているからまだそれほどではないかもしれない。
また明日、アップします。どうなることやら、笑。

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