実際に着けてみれば、わかることだが、40mmは腕時計として、私たち日本人男性にとっては
限界の大きさなのである。
36mmでイエローを買えば、こちらの40mmはホワイトまたはPTでよろしい。
だから36mmがホワイトなら、40mmはイエローになる。
しかしながら前回でもふれたように、PTは重い、高い、それにレアメタルとしての価値が近年大きく下がっている。
そんなわけで、ホワイトゴールドを選びたい。
ここで40mmはホワイトゴールドをどうしても選ばねばならないあるモデルが存在している。
それは全面ダイヤのタイプだ。
現在、デイデイト40mmの全面ダイヤはPTとホワイト共通の6・9インデックスがサファイア、イエローが同様部が6・9インデックスがルビー、
エバーローズが6・9インデックスもすべてダイヤとなるデザインだ。
ここで文字板をそれぞれ注目してみると、ホワイトの6・9インデックスがサファイアがダントツにダイヤとマッチしている。イエロー用の全面ダイヤ
を見るがいい。ダイヤとダイヤの間の爪がイエローのためダイヤ間の隙間が非常によく見えて、正直、非常に安っぽい作りとなっている。
それに男にルビーは似合わない。
青は男の子の色、赤は女の子の色。赤は共産主義、コミュニスト、労組、一般労働者の色だと学校で習ってきた。そして赤は企業人が忌み嫌う、赤字、
である。
それはともかく、ダイヤと白系素材は良く似合う。日本人が好むエンゲージリングもPTかホワイトゴールドだ。
そういうわけで正解は、
デイデイト40mmはホワイトゴールド☓ベゼルダイヤ☓全面ダイヤの228349RBR。
対するデイデイト36mmはイエローゴールド☓パケットダイヤ☓全面ダイヤの118838TBR。
がデイデイターのベストチョイスだかあくまで理想。
そういう個体は、通常、ショーケースの中では中々お目にかかれないのだから。