PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

新型ミルガウスの販売遅延を検証する。

2007-10-27 | ロレックス

 新型ミルガウスの店頭リリースが当初予定の9月下旬販売(バーゼル発表後,店頭に出るのはいつもこの時期です。)という計画から大幅に遅れて,年内販売は困難という情報が,友人のシンガポーリアンのロレヲタからこの件で先週連絡がありましたが,彼曰く,『どうも,当初プレ発表したバー形態の長短針が,一般的なロレックス過ぎてミルガウスらしくない,との批判があり,その長短針をRef.1019の台形針タイプに交換しているのでは。』という彼なりの見解を示していましたが,私もこれには以前から同感で,『新型ミルガウスは,プレ発表のバー形長短針では,〝ミルガウス〟とはいえず,ベンツ針では少々やりすぎで,台形タイプがベスト。』と思っていました。

 チェリーニ『プリンス』も当初プレ発表されたプリンスのダイアルでは,プリンスというよりも,チェリーニ色が強すぎるという,批判から,最終的には文字版の変更をして店頭販売されましたが,今回の新型ミルガウスも最終的にどのようなものでリリースされるのか注目するところです。

 ロレックスの世界はマニアこだわりの世界でもありますから。。

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