水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その2:太陽光発電進展時の問題点)

2012-05-30 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

 「日本の再生可能なエネルギーの現状('10-11-22~'011-07-14)」(その1)

に引き続いて、最近公開されたその後の情報を調べました。

 既報でも記載しましたが、サンシャイン計画、京都議定書など掛け声だけはいいが、わが国の化石燃料に乏しいことが自明なのに、実質的には効果が上がらない再生可能な自然エネルギー化への果果しくない進展状況。

 その原因は自然エネルギー化政策を妨げていた国家予算配分の原子力、所謂、原子力ムラ関連への偏重と思われます。様々な要因として、既報(その1)にも記載した国民性、国民哲学、ヨーロッパ中央部各国で頻繁に発生している洪水、猛暑・旱魃による損失、被害および国防・軍事バランス、エネルーギー定常生産性などが挙げられます。

以下に、自然エネルギーの代表格である太陽電池に係る最近の普及・進展状況を調べました。

(転載開始)

中日新聞

2012年5月29日 09時23分

「「太陽光」契約トラブル急増 相談 過去最多」によれば、

「東京電力福島第1原発事故をきっかけにした電力危機で住宅用の太陽光発電に関心が集まる中、発電装置の訪問販売や契約内容をめぐるトラブルが急増している。2011年度は国民生活センターに3500件を超える相談が寄せられ、過去最多を記録。前年度から3割以上も増えており、センターなどが注意を呼び掛けている。

 愛知県三河地方の70代男性は昨年2月、自宅屋根にパネルを据え付ける太陽光発電装置を570万円で設置する契約をした。だが1週間後が着工日だったのに催促しても工事が始まらず、理由も説明されない。8カ月後に解約したところ、業者から「契約違反だ」と250万円の支払いを求められた。

 男性は「どう対応したらいいのか」と、昨年12月に消費生活センターに相談。センターから「債務不履行による契約解除を主張すれば支払う義務はない」とアドバイスを受けたという。

 静岡県では、設置契約を交わして代金を受け取りながら、工事をしない事例が30件発生。県警は今年4月、販売会社「ソル・テック」(横浜市)の代表の男を詐欺容疑で逮捕した。顧客の多くは金融機関で100万~300万円のローンを組んでおり、被害総額は5千万円に上った。

 電力不足が心配される中、太陽光発電への関心は急上昇。住宅用システムの生産業者などでつくる「太陽光発電協会」(東京都)によると、11年度は国の普及促進のための補助金が23万件、発電装置を購入した人に交付され、前年度の1・3倍に伸びた。

 一方で、太陽光発電をめぐる相談も増加。国民生活センターや各県の消費生活センターへの相談件数は10年度は2690件だったが、11年度は3562件に急増した。中でも、訪問販売に関する相談が7割を占めた。

 多くは、業者のセールストークに疑念を訴える内容。「余剰電力を売れば自己資金はかからないと言われたが、売電収入はそれほどなかった」というケースや、「補助金の申請期限が迫っている。今晩決めないと間に合わない」と強引に契約を迫られる例などが目立つという。

 愛知県県民生活課によると、売電収入のシミュレーション計算は複雑で、屋根の角度などの条件が少し違うだけで結果が大きく異なるという。国の補助金も来年3月末までは継続される予定だ。担当者は「見積もりは複数の業者から取って比較し、うまい話には注意を払うべきだ」と話す。

 太陽光発電協会の担当者は「意図的にだます例は少ないと思うが、契約数の増加とともにトラブルも増えているのだろう。独特の専門用語や補助制度があり、一般的な電気機器とは違って分かりにくい。協会のホームページには契約時に確認するべき点などを掲載しており、理解してから契約してほしい」と呼び掛ける。」

(転載終了)

⇒悪徳業者の横行、需要を賄う生産性が追いつかない?こと以外に、売電効率が想定外に悪いことなのか?

 いずれ技術の深化によってセル製造コスト面も含めて解消される問題とは想われるが、やはり太陽光発電の弱点が見え隠れしているようだ。ここが正念場か?

 参考情報に記載したような画期的な発電方法の想定外の進展を含めて期待したい。

いずれにしても、再生可能なエネルギーの進展の見える化が重要と思われる。

参考情報:

今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理(その1:'11-5-21~'12-2-29)                                                       

 太陽光発電に係る投稿(抜粋):

超低コストな太陽電池基板
 従来のシリコン製に比べ100分の1の費用 
低コストかつフレキシブルな「有機太陽電池」
 シリコン製に比べて製造コストが格段に安く幅広い用途
太陽光発電による電気と光触媒をハイブリット化した「水からの水素」の製造方法

宇宙太陽光発電・地上へ送電の現状

 

「珪藻土」と「もみ殻」で金属ケイ素の低コスト化に係る記載
 太陽光発電用金属ケイ素の約90%は電気代の安い中国
「世界の日照データ」
 わが国の日照時間は東南アジア、中東などと比較して短い

 

 

 

 


今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)

2012-05-30 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

'11-05-21投稿、追加・更新、強調 
 3.11原発事故が発生して放射能によって有象無象の被害を蒙りました。

 以前から、化石燃料の枯渇危機に備えて、再生可能なエネルギーの開発に対する掛け声だけはありましたが、地球温暖化会議で採択された「CO2の削減」目標
に対して、我が国においては、CO2を発電時に発生しない「クリーンなエネルギー=原子力」として推進されてきました。
 調べれば調べるほど、知れば知るほど、原子力発電による
生態系に与える影響異常気象に与える影響の可能性を危惧しています。

 加えて、今までの発電方式別単価も原発は安いと広告されていましたが必ずしも安くないことも最近報告されています。 

 
原発は必ずしもクリーンではないことも個人的には感じています。 
「クリーンとはCO2(温暖化ガス)を発生させないということではなく、CO2の削減は化石燃料を使わないことで達成できる結果論であり、温暖化は大気中に存在する約400ppmの「CO2」よりも数%(数万ppm)存在する「水」のバランスの崩れによってより影響を受けることは赤外線吸収効果から明らかであると想われます。」
 CO2の排出削減は重要ですが、それ以上に数多くの核実験、漏洩事故、法定基準内とはいえ常時排出などによって海水温の上昇など周辺環境へ与えている弊の方が大きいと思われます。
詳しく見る>> 

 既報でも記載しましたが、分散型の再生可能なエネルギーの進展は予算配分の原子力関連への偏重によって阻害されてきたようです。

 わが国の莫大な
開発などに係る予算の庇護・擁護を受けている原子力発電のコストが安いのは当然であります。
 
予算の再配分、万全な安全対策、賠償費(積み立て)を加えた後のコスト試算の公開が必要であると想われます。

  最近の調査によれば、今回の事故による賠償などを加えなくとも、原発は廃棄物の処分費などを加えれば、他と比べて必ずしも安くないようです。詳しく見る>>

上記の発電コストに係る要因については、さまざまな分野の専門家によって議論、提案されていますが、・・・。

 今までに投稿した再生可能なエネルギーに係る記載を整理しました。

1.再生可能なエネルギーによる発電
 再生可能なエネルギーによる発電として、
ウイキペディアによれば、
バイオ燃料 、バイオマス 、地熱発電 、太陽エネルギー 、水力発電 、潮力発電 、波力発電、 風力発電、 他記載されています。
詳しく見る>>

2.日本の再生可能エネルギーの現況 
 化石燃料を発電時使わなく設備製造に係るCO2ペイバックタイムが短い再生可能エネルギーに切り替えるためには現状ではコスト面で問題があると思われます。

 法律改正によって、一部の企業では自家発電、自家送電を実施することによって分散型の発電をしているようですが、太陽光発電、風力発電などを主力として実施していないと想われます。
 なぜならば、現状
コスト的にペイしないからであります。
 以前でも投稿しましたが、特に、最近、また注目されている太陽光発電に関しては、日照時間が短いことで稼働率が低い(集光技術を導入して有効利用をはかっていますが、・・・)、施工費(現状かなり改善されてきてるようですが・・・)が高いことから、余剰の電力の蓄電/供給、売電など周辺技術に係る低コストなシステムの構築が急務と想われます。

 いずれにしても、今までの
寡占電力供給から分散型電力確保(効率的な蓄電を含めた)にシフト
していかなければならないと思われます。
大規模な発電は特定の団体間における金銭的な癒着が発生しやすいことも含めて・・・。)

 今後、基本的には、「一事が万事」という画一的な普遍化に拘らず、適材適所で各地域で開発されている無害な分散型の再生可能なエネルギーの水平展開と促進をバックアップするために適正な予算配分できるかが国民の監視課題と思われます。

日刊 温暖化新聞2010年10月14日掲載によれば、
「日本のエネルギー源別の発電電力量の割合をみると、火力発電が約7割を占め、次いで原子力(22.5%)、大規模水力(5.8%)となっています。

 再生可能エネルギーは全体のたった3.2%に過ぎません。
(サンシャイン計画など掛け声だけは高くても、所詮この現状では・・・)

 この原因は各々多々あると思われます。上記の政策のバックアップもあるでしょうが、
①製造コストが高い。日照時間(太陽光電池)、風力(風力発電)などの自然条件によって
制約され稼働率が低いこと、
②風力発電は騒音公害、装置のメンテナンスなどによる立地の制約など、
③大規模水力発電は生態系への悪影響、および立地の制約があるものの、最近のコスト試算では安価なようであります。
詳しく見る>>

丘陵を利用した小規模水力発電、排他的経済水域を利用した海上風車などは立地、気象条件さえ満たせば、政策補助、開発予算次第では分散型として有望か?
 
分散型として最適な太陽光発電はコストが高すぎるので、部品の製造コストの低減および取り付けコストが安くなるシースルー、フレキシブルな薄膜タイプの画期的な開発推進が期待されます。

PS:
 個人的には、WWFなどが期待しているバイオマスエネルギーに関しては、
メタンガスメタンハイドレイドなど天然バイオマスの採掘利用は生態系、天変(温室効果など)地異(地震、
シンクホールなど土砂災害)への影響が
懸念されます。リサイクルを含めた用意周到な開発が望まれます。

 微生物を利用した人工の「メタン」「オイル」「水素」などのバイオマスの量産化技術の発展が望まれます。
 従来からの太陽光(可視光)を利用する方法に加えて、最近提案されました赤外線、電波、紫外線を電気変換する方法が成功すれば、猛暑(地球温暖化)、異常気象(豪雨)などの対策および新たな再生可能エネルギーとして一石数鳥の効果があると想われます。
詳しく見る>>

3.再生可能なエネルギー関連投稿
1)発電
・再生可能なエネルギーに係る記載
(超伝導直流送電について)

(排熱でも発電可能な赤外線発電) (赤外線からの電気の仕組み) (赤外線からの電気)
 光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽電池を、岡山大大学院自然科学研究科のチームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化鉄化合物を使って開発
宇宙太陽光発電・地上へ送電の現状)
電波の電気変換方法)
(小規模水力発電)
 小型水車で小規模河川をそのまま利用
振動を利用する発電)
 圧電体を用いて無尽蔵な振動を電気に
(超低コストな太陽電池基板)
 従来のシリコン製に比べ100分の1の費用 
海上風車
海を利用した再生可能なエネルギー
 海洋温度差発電、潮汐発電、波力発電、 浸透圧発電、NASA熱膨張利用発電
低コストかつフレキシブルな「有機太陽電池」
 シリコン製に比べて製造コストが格段に安く幅広い用途

2)発電以外の再生可能なエネルギー
 生成効率、安定性、耐久性上がれば有望なテクノロジー
「微生物を利用したオイル生産創出」
太陽光発電による電気と光触媒をハイブリット化した「水からの水素」の製造方法
シアノバクテリアとニトロゲナーゼによる水素生産
 波浪の静かな海面に浮かべて微生物による水素生産

光触媒水素の用途
 化石燃料を使用しない燃料電池関連
雪冷房システム
 雪を貯蔵して夏季の冷房に利用するエコ法

4.再生可能なエネルギーに係る参考記載
世界の電源別普及率
 ヨーロッパ電力圏では、依然として原子力の比率が比較的高いことに驚かされる。また日本の電力源はイメージとして水力が他の国に比べ多いのかと思っていたが、ヨーロッパの方が大きい。日本のその他(自然エネルギーなど)はとても少ないが、ヨーロッパでもイメージ程大きくない。

買い取り法案に係る感想
 先に、表明した2020年までに再生可能なエネルギー20%のシナリオ、2020年CO2 25%減の国際公約を今後どのように展開するのか?
事業者優先法なので、一部の事業団体との癒着が生じないように、現状の原発(含む、廃棄物処理費など)を含めた現行発電方法(火力、水力、・・・)および実績のある最新の太陽光、風力発電などの
発電原価(コスト)と
買い取り価格を俎上に挙げて正確に認識する必要があると想われます。
差額は国民の電気代
に跳ねります。

日本の再生可能なエネルギーの現状('10-11-22~'011-07-14)
 想定外の普及停滞の原因は?
再生可能なエネルギーに係る記載(2050年100%のシナリオ)
 WWF出典の
2050までに100%の再生エネルギー
「珪藻土」と「もみ殻」で金属ケイ素の低コスト化に係る記載
 太陽光発電用金属ケイ素の約90%は電気代の安い中国
「世界の日照データ」
 わが国の日照時間は東南アジア、中東などと比較して短い

5.エネルギー貯蔵、輸送関連情報
 分散型のエネルギーを有効利用するため

海水からリチウムを回収する研究

 リチウムイオン2次電池の低コスト化
「水の有効利用」と係りのあるチリの産業
 リチウムイオン電池の原料主要生産国


異常気象など天変地異に係る記載(その3:またも強い寒気団による首都圏での豪雨・落雷・雹・竜巻予測)

2012-05-29 | 天変地異・異常気象関連

gooニュース2012年5月28日(月)18:14 YOMIURI ONLINE

東京に強い寒気、29日にかけ大雨・落雷の恐れ」によれば、

「東京地方は大気の状態が非常に不安定になっており、29日にかけ、急な強い雨や落雷、降ひょう、竜巻などの恐れがあるとして、気象庁は28日午後、雷と突風、降ひょうに関する気象情報を出した。

 気象庁によると、29日にかけて東日本の上空約5500メートルには氷点下18度以下の強い寒気が流れ込むと予想され、東京地方では積乱雲が発達する見込みという。」

⇒大陸からの寒気団。この原因は一体何なのだろうか? 昨年、問題となった北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の間接的な影響なのか?

 また、gooニュース2012年5月28日(月)15:00 朝日新聞

7都県に竜巻注意情報 東京や神奈川、山梨など」によれば

「気象庁は28日、西日本から東北地方にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になるとして、落雷や竜巻、急な強い雨への注意を呼びかけた。同庁によると、日本上空約5500メートルに零下18度以下の寒気が流れ込む見込み。積乱雲が発達しやすくなるという。

 関東甲信地方や東北地方では、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある。ひょうが降る可能性もあるため、農業施設の管理などにも注意が必要だという。」

⇒ 首都圏、関東地方における寒気団による豪雨・落雷・落雹などのマルチな天変現象局部的被災であるが、地異現象である首都圏直下もしくは海底地震による広域の大津波被災と関連しているのだろうか?

 津波対策は高所の確保しかありえないが、

天変現象と地異現象の予測地域が下記のように重複していて、

 既報「高放射能マイクロスポットが首都圏にも発生」、「茨城県周辺の巨大竜巻、鯨の打ち上げ

異常気象など天変地異に係る投稿(その2 '11-12-26~~'12-3-21)」、異常気象など天変地異に係る投稿(その1 '11-01-02~'11-12-26)と同様、

因果関係が個人的には不詳ながら、

相互に影響している可能性も考えられて厄介な現象です。

杞憂、妄想ながら、「環境放射性物質が影響する諸悪について」考慮する予定です。


高放射能マイクロスポットが首都圏にも発生に係る考察

2012-05-17 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

 既稿「水徒然」に記載した南相馬の「高放射線検出」と同様な現象が首都圏にも発生したという。

関連記事: 24万Bq/kgという高濃度の「黒い粉」が東京でも見つかった!!
 2012年05月15日10時38分 日刊SPA!によれば、

福島県南相馬市内で発見された「超強力な放射能を持つ謎の“黒い粉”が話題になったのは今年2月のこと。

 

「1kgあたり108万ベクレル」というケタ違いの線量は衝撃的なものの、「南相馬での特殊な事例」として受け止められていた。ところが、その「黒い粉」は東京都内の至るところに存在しているという。

 

「放射線検知器を近づけてみると、明らかに反応があるので、汚染度が高いのかなとは思っていたのですが、まさかここまでとは……」「黒い粉」を都内で発見した、市民団体「NO!放射能 江東こども守る会」の石川あや子代表は驚きを隠せない。「江戸川区のJR平井駅周辺で『黒い粉』らしきものを見つけ、採取したサンプルを神戸大学の山内知也教授に検査してもらったところ、最大で1kgあたり24万3000Bqという数値が出たんです」。

 

これは原子炉等規制法で定められた「安全基準(クリアランスレベル)」の約2430倍という、途方もない数値だ。

 

「注意して見ると、『黒い粉』は都内の至るところにあります」と石川さんは言う。そんなにあちこちに高汚染の物質が転がっているのだろうか? という疑問を抱えつつ、「黒い粉」の調査に本誌記者も同行した。

 

まずは、JR平井駅から徒歩10分ほど。公営団地そばの運動場で「黒い粉」を発見した。フェンス近くで何か所にもわたって吹き溜まっていた「黒い粉」は、一見すると黒い土のように見える。近づいてよく見てみると、乾燥して干からびたコケやカビのようなものであるとわかる。

 

「この前来たときと微妙に場所が変わっていますね。風雨で移動したのかもしれません」と石川さん。ガイガーカウンターよりも信頼性の高い、国産のシンチレーション式放射線検知器を「黒い粉」に近づけてみた。すると数値が急上昇し、毎時2μSvを超えた。東京都の平均的な空間線量(地上1m)の約20倍だ。山内教授は「一般的に携帯式の放射線検知器は周囲の放射線量の平均値を表示します。つまり、少量の物質に検知器を向けて数値が急上昇するならば、その物質が極めて強い放射線を出している可能性があります」という。

 

「子供は外で、土や埃にまみれて遊びます。その危険性を知らずに『黒い粉』に触れてしまうことを恐れています」(石川さん)

 

調査時も、この運動場や道路の向かいにある公園で、子供たちが遊んでいた。

 

「直接触れること以外にも危険はあります。『黒い粉』が乾燥したものは脆くて、足で踏んだりすれば非常に細かくなります。風で舞い上がった粉を吸引してしまう可能性があります」(同)

 

さらに歩いていくと、団地の道端や、国道沿いの歩道でも「黒い粉」を発見した。「学校の正門や通学路などでも見つかりました。雨水がたまった後に乾いた場所や、風の吹き溜まるところなどで、よく見かけます」(同)

 

果たして、「黒い粉」の正体とは何なのか? そして、「黒い粉」の性質を利用した効率良い除染方法とは? 5月15日発売の週刊SPA!「首都圏を襲う[放射能の黒い粉]」では、「黒い粉」の元になる物質の怖さのみならず有用性もまた報じている。

 

取材・文・撮影/志葉玲(フリーランスジャーナリスト)http://reishiva.jp/ 」

  3.11の原発事故による放射能漏洩によって経時変化、風化などによって、例えば、放射能が水に溶けた後、単原子層で環境中の様々な物質に再吸着すれば、同じ元素量でも放射線の発生効率が変化して、放射線量検出量が大きくなることもありえるのでは?と個人的には妄想しています。

 もちろん、新たな宇宙(太陽フレア)、地下マグマ(ラドン、ニュートリノ)などからの放射能飛来など第3物質に起因する複合的な影響もあるのでは?とも妄想しています。 

⇒注意しなければならないことは、現状はさほどではないが、原発事故由来の放射性物質は既報に記載したゲリラ豪雨に観られるように、地域・場所を選んで豪雨雲などに含まれる放射能沈積物の分布が異なってくると妄想されます。

関連投稿:(豪雨の増加の原因は地質の変化か?)

関連情報:諸悪の根源は水の汚染 「雨の中の不純物について

 風に俟ってその微粒子の塵埃を吸って内部被曝しないように 注意しなければなりません。因果関係が不明なので厄介ですが3年、8年後遺症が発生する可能性もあるという。

引用:http://gendai.net/articles/view/syakai/131117

 

 

 

 

 

 


放射化現象に係る投稿(その1:事例紹介'11-05-19~'12-01-23)

2012-05-14 | 環境放射能関連

'11-05ー19投稿、追加・更新
 既稿「水徒然」の放射線に係る投稿にて、ブログの本題ではありませんが、

 福島原発事故で発生した放射性物質の環境中への漏洩・拡散によって、当初、「現状の漏洩レベルなら、直ちに人体には影響はない」という度重なる報道に疑問を抱きながら放射線の単位の理解から始まる初歩的な知識を調べました。その内容は本稿「水徒然2」の既報にて整理しています。 

本題の「放射化現象」は一般的には理解し難い言葉ですが、

 地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質からの放射化によって、

 他の物質を励起発光して紫外線など有害な電磁波放射線を発生させて、オゾンの存在状態にも影響する可能性が推測されます。放射能由来の紫外線が発生していなくても、放射性物質からの崩壊放射線によって環境中の生体細胞を損傷させる可能性があることは言うまでもありません。
*一般的には紫外線の波長によって 酸素(O2)はオゾン(O3)を発生したり、オゾンを消滅させるとも言われています。詳しく見る>>

 放射化によって発生したオゾンには酸化、殺菌効果があり、地殻(含む海底)に存在する微生物の生態を変化させて、昨近の頻発地震地殻強度低下、新たな活断層の形成にも影響しているのでは???と妄想しています。

 また、2次、3次的に環境中のさまざまな物質を励起発光させて、最終的には地球温暖化の原因となる「となると個人的には思っています。

【放射化】とは、goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。

~ 励起という現象 

 既稿「水徒然」の「放射化に係る投稿」を参照して放射化に係る記載整理しました。

放射化に係る事例
その1:放射性物質による放射化の可能性について
・・・原発事故によって海に漏洩した高濃度汚染水中の放射性物質は「放射化」作用による弊害も提案されていますが、崩壊放射線中性子線アルファ線ベータ線ガンマ線)が より長波長の電磁波であるX線、紫外線(UVC、UVB、UVA)、光(可視光)を経て最終的に赤外線(熱線)順次遷移する可能性による副作用を個人的には懸念しています。・・・
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その2:放射線の測定方法
・・・陸・海・空のいろいろな環境および人体、生体内における物質の放射化現象による副作用を理解するうえで、「数字が一人歩きしている」さまざまな情報を誤解しないために、放射線の作用の詳細およびその分析手法る記載をもう一度原点に立ち返って調べました。・・・
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その3:海水中の放射性物質測定可能
・・・海洋研では、全国の原子力発電所の周辺海域や核燃料サイクル施設沖合海域における漁場環境の安全性を見守るため、海生生物、海底土、海水の放射能調査などを行い国が実施する海洋環境放射能総合評価の基礎資料をとりまとめています。・・・
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その4:プルトニウムの影響
・・・環境中に存在していると厄介なプルトニウム化合物に係る記載を調べました。
プルトニウムは放射能毒性などが高く半減期も長ため、環境で監視が必要な人工放射性核種である。
 気象研究所の大気降下物及び
海水中のプルトニウムの研究は、137Csや90Srと比べてやや遅れて開始された。・・・
続きを読む>>
その5:海水中で放射性物質から紫外線が発生するのか?
・・・海水中への放射性物質の漏洩によって、魚介類の高次濃縮が起こると推察されますが、周辺海域から、魚介類がいなくなるといった紫外線による殺傷・殺菌作用がもしあったら困るのは私だけでしょうか?紫外線は海水中における透過性が約0.1~10mと比較的良好であり、有光層に生存している魚介類に悪影響を与えていなければと思っています。・・・
続きを読む>>
その5-2:海水中で紫外線発生の可能性のある物質
・・・半導体、絶縁体がバンドギャップエネルギーをもっています。放射性物質の崩壊放射線によって、紫外線を発生するバンドギャップエネルギーEg:12.4~3.1(eV))をもつ共存物質にどのようなものがあるか?その物質が海底から海面に共存しているのか?元素、組成によって変化します。・・・
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その6:水中での放射線エネルギー放電による励起事例
・・・崩壊放射線による海水中での励起発光の可能性とは直接関係しませんが、水中エネルギーによる励起事例を調べました 。アーク放電溶接装置における実験で、水中での電子の流れ(崩壊放射粒子線のベータ線に相当)によって発光することが判りました。・・・
続きを読む>>
その7:シリカ(SiO2)の崩壊放射線との反応
・・・黄砂などから海にフォールアウトしている砂塵、シリカ(SiO2)微粒子幅広い海水のpH域において分散しやしすい粒子であり、他の紫外線を発生する可能性のある共存物質と比較して安定している。 また、その存在量が多いことから、崩壊放射線による影響を受けやすい。 シリカの励起がおこれば、そのバンドギャップエネルギー約8(eV)に相当する波長約250nm前後の紫外線の発生が想定されます・・・
続きを読む>>
その8:自然界の蛍光性鉱物などの発光
・・・ 地殻など自然環境に存在している蛍光(可視光)を発生する鉱物をべました。蛍光性鉱物から放出される青色、紫色発光(波長約400nm)の光の発光スペクトルには分布がありますので、ブロードなスペクトルの一部に波長が短い紫外線(UV-Aレベルの315~380nm相当の波長)が存在することが推察されます。・・・
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その9:崩壊放射線の検出に利用されているヨウ化セシウムなど蛍光物質
・・・蛍光を発生させるために、各測定機の蛍光発光にどのような蛍光体が用いられているか、および、それらが励起されて発光する時の波長スペクトルに係る記載を調べました。環境中に大量にに漏洩している放射性セシウム、ヨウ素の化合物ヨウ化セシウム(CsI)から紫外線(UV-Aレベルの315~380nm相当の波長)300~600のnmの波長が発生している。・・・
続きを読む>>
その10:岩盤崩壊時に発生するオゾン
 大地震発生の前兆であるマグマ活動、プレートの移動などによって
岩盤が崩壊するときの圧電効果や摩擦により電荷(電気的なエネルギー)が発生して、その結果、様々な種類の岩を粉砕したり削ったりすることで、それぞれの種類の岩から一定量のオゾン発生が確認されたと言われています。

 また、環境中のエアロゾルの変化を地震予知に生かす研究が進んでいるとも言われていますが、オゾン発生には、さまざまな電気的なエネルギーが影響していると想われます。
続きを読む>>

 


生物多様性・生態系異変に係る投稿のまとめ('10-10-11~'12-05-08)

2012-05-13 | 生物多様性・生態系異変関連

'10-10-11投稿、'12-05-13追加更新

 環境goo 生物多様性特集」によれば、                      ~地球から生きものがいなくなる日~
・・・生活環境の悪化により絶滅に追い込まれたトキ。

 生物があらゆるところで生物同士でつながっており、
生きるための環境が成り立ってからこそ、生きてこられる・
・・
  私たち人間にとっても普段食べている肉や魚が食べられない時代が
数十年後、数百年後には訪れてこないとも限らない。
 つい一昔前には見られていたゲンジボタルやメダカは
絶滅危惧に分類されていることからも想像できるだろう。・・・

 人為的に行ってきた行動がこの生態系ネットワークを乱してきたのだ。
 もちろん人為的に行った影響だけではなく、
地球温暖化による生態系への影響も当然のことながらあることは事実だ。・・・
地球から生きものがいなくなる日」が本当に訪れてしまうかもしれない。という。

一方、

創世記の海と大気の生成と温室効果について」によれば              地球生態系とは何か
原始地球の大気は、今とは、かけ離れていた。 
窒素と酸素からなる、現在の大気は、生命体によって作られた。・・・

創世記の地球の大気は、二酸化炭素水蒸気、そして窒素を主成分としていた。
そして、大気圏上層部の水蒸気は、太陽からのエネルギーで、水素酸素に分解され、他の元素と化学反応して、メタン一酸化炭素、水、および二酸化炭素が合成された。・・・という。

 現状を大局的に観れば、創世記の地球環境への逆行現象によって、生物多様性特集で問われる「地球から生きものがいなくなる日」が訪れることを個人的には杞憂していますが、「旧き良き日」が失われないように、その原因がどのようなものかと思いつつ、断片的ながら記載した今までの投稿を整理しました。

生物多様性について
生物多様性条約COP10   
生物多様性について
生物多様性の
ホットスポットに日本がはいっている。
生物多様性ホットスポットと火山帯と比較

生態系の異変について
中国における重金属公害
中国青島の大量藻の発生
肉牛の放射能汚染
セシウム汚染米とカドミウム汚染例との比較

地殻表面の放射能の地下への移動  

土壌に生息する微生物

日本近海の海水温度の経年変化

秋刀魚の不漁に想う海水温の上昇
シラス漁の北限とされる福島県沿岸で豊漁 (
海水温上昇の影響か?)

 ・身近な生態系の淘汰・跋扈現象 

 茨城県周辺の巨大竜巻、鯨の打ち上げ
 伊豆半島の地震、竜巻現象、鯨打ち上げ

 わが国の大量アオコ藻の発生
 青島藻の跋扈の原因は
 クラゲの跋扈の原因は放射能か?
 オニヒトデの跋扈の原因は
 サンゴの白化から想う生物多様性
 うなぎ稚魚の減少
 
里山のマツタケの激減

   野生動物の出没とマツタケ生産量との関連は?
 
減少する植物性プランクトン
 
海の透明度が及ぼす影響について
 赤潮と青潮の違いについて
 海底の土壌に生息する微生物

対策に係る投稿
  放射性物質の除去方法

 紫外線の生物への影響と病原体殺菌効果

 微生物の有益な役割バイオレメディエーション

 

 

 


内部被曝に係る投稿(’11-06-27~'12-05-12)

2012-05-12 | 放射能被ばく・後遺症関連

'11-06-27投稿、追加・更新

 既稿水徒然にて、

 放射能(放射性物質微粒子の塵)を体内に吸引することによる
人体に及ぼす後遺症について、今後注意しなければなりません。放射能について全く無知であるが故、少しでも知識を得るために調べてきました。

 内部被曝についても、断片的に調べてきましたが、
どのくらいの、どのような放射能が人体に悪影響を及ぼすか?については定かではありません。今後の問題と考えています。

 
既報に記載しましたが、空気中には無数の塵埃が存在しています。
 その中に測定されたシーベル値(現状、その
測定値のばらつきが問題となっている)に相応した放射能が含まれていると想われます。

 
空気中の塵埃の数、種類は、場所によって異なりますが、少なくとも、屋外では優に数百万個/ft3(28.3L)以上であると見積られます。

 空気中に長時間滞留して、沈積しにくい放射能の数*がどのくらいかは知りたいところでありますが、インフルエンザウィルスの大きさとほぼ同等もしくはそれ以下の粒子径の放射能が存在していると推察されます。(原子量が大きいく比重が大きいので)
*水中の微粒子ゾルについては、レーダー回折・散乱法などによって、かなりの粒子径までの解析はされているようですが・・・。

 杞憂・妄想かもしれませんが、
放射能は特に、台風突風竜巻などによって拡散しますので、
0.5 μSv/hr(自然放射線は主に電磁波ベースのガンマ線などは0.05μSv/hr)より小さくても、吸引・摂取して、いつ何時、圏内の人々がそろって健康障害を起こさないとは限りません。
 国家基盤は人と言われています。先ずは、福島原発、近隣の人々の内部被曝を実施後、全国民の無料チェックも必要であると思います。
 本件、既報に記載しましたように、
原爆による内部被曝の後遺症などでプルトニウムによるアルファ線の影響が提案されていますが、今回の原発事故による漏洩放射能による後遺症については、 全くといって誰にも判らないと思われます。
 パニックを起こすと支障がある場合の決まり文句「直ちに影響はありません」と言っている医者がいるとしたら、一時しのぎの弁解に過ぎないと想われます。
 内部被曝に係る検証データも現状殆どありません。

 放射能微粒子は世界中を駆け巡っているとの情報もあります。

  国内でも原発を起点として、半径300km圏ぐらいには高濃度の放射能(現状は、地面に沈積が多くなっていると想われますが、・・・)があることは間違いありません。
 パニック、風評被害を恐れるために、都合の良い公開データには注意しなければならないと思います。
 (個人的な見解)
 個人的には、
既報のチェルノブイリ原発由来のエアロゾルのフォールアウトの記載例から、粒子径が大きな原子量の大きな化合物は近傍(約20km?)に沈積、その周辺(~約100km?)には比較的粒子径の小さいさまざまな化合物が沈積、それ以遠(約100~300km<)には原子量の小さな化合物が沈積していると推察しています。小さいから、少ないから問題がないのではなく、放射性物質のエネルギーはE(エネルギー)=m(質量)×C(光速)の2乗ということですから、油断大敵です。
  特に、主に、ガンマ線を測定するガイガーカウンター、測定高さによっては検知できない、
空気中に舞い散る
さまざまな有害な放射能を吸引することには注意しなければならないと想われます。                new全国放射能濃度一覧

参考投稿:
環境中の放射線量測定値のばらつきに係る記載('11-06-12~)
(測定位置などのばらつき、および、台風、突風などによって地表から風化して再拡散することによって誤差範囲ながら変化している全国各地の環境中の放射線量(シーベルト値)のデータの変化にも着目する必要があると想われます。)

 そのためには、念のため、費用が掛かりますが、環境中の残留放射能を適切に除去するためにも

元素濃度など正しく確認して、因果関係を認識することを期待しています。

微粒子測定に係る参考情報:
HORIBA
ナノ粒子解析装置
動的光散乱式粒子径分布測定装置
シングルナノ粒子の評価をより高感度・高精度に1台3役
ナノ粒子測定・ゼータ電位測定・分子量測定
詳しく見る
ゼータ電位とは

 

 既稿の引用記載「元広島陸軍病院医師 肥田舜太郎氏が警告」によれば、

  「●3年後の「ブラブラ病」、7~8年後の「白血病、がん」に注意すべき・・・」という。


  現状の不安解消に対する要望を先に述べますと、
「体内において、水に不溶性の状態になった半減期の長い元素およびその化合物の微粒子に、注意しなければならない。」ためにも、 
 放射線、医学には全く素人ですが、呼吸、飲食によって、体内に混入した有害放射性物質、インフルエンザウィルス(伝染病)など有害物質微粒子の臓器、器官などへの吸着によって、生体細胞への至近距離から損傷、発癌作用
については、吸着機構(電荷的?親水性・疎水性(官能基)?カップリング化?)など自然科学的な要素について、机上の空論による疑心暗鬼がおこらないように本件に係る解明・公開が必要と想われます。

(今後の科学的な究明への提案)
今回、内部被曝した肉牛と人体とはその筋肉、臓器などの表面状態、組成は異なるかもしれませんが、牛を内部解剖してセシウムなどの吸着機構(表面物性との関係、吸着沈着量と発癌性など)を検証すれば、メカニズムなど少しは分かってくるのではと、素人・個人的には想われますが・・・。

 関連投稿:

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(消費者食品放射能検査時代の兆し ) 

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(「ホルミシス」と「ペトカウ」効果について) 

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(放射能燃焼灰のアク抜き利用自粛について) 

 環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(燃焼灰中の放射能濃度は? ) 

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(体内の放射能を浄化する食べ物)

TPPに係る記載について整理してみました。(10-14更新)
(輸入食品の放射能含有にも注意しよう)
内部被曝に係る記載(原発漏洩放射性物質の生物学的半減期
内部被曝に係る記載(「がん」以外の放射線被曝例
内部被曝に係る記載(タバコの中のポロニウムによる発癌性について)

セシウム汚染米とカドミウム汚染例との比較

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(肉牛の放射能汚染)
(福島県南相馬市の畜産農家が出荷した黒毛和牛から、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。身近な食生活からの内部被曝も充分に解明されていない現状。ますます、食べられるものがなくなります。・・・)

「エアロゾル」に係る記載(放射能などエアロゾルの形状)
(放射能、インフルエンザウィルス、花粉などの形状がわかります。・・・)
放射化現象に係る記載(プルトニウムの影響)
(「プルトニウムは放射能毒性などが高く半減期も長いため、環境で監視が必要な人工放射性核種である。 気象研究所の大気降下物及び海水中のプルトニウムの研究は、137Csや90Srと比べてやや遅れて開始された。・・・)
放射線に係る記載(生体への影響)
(放射線のエネルギーによって、人、生命体がどのように影響されるのか調べました。 放射能物質が発生する放射線(粒子線、短波長の電磁波)のエネルギーは生体に吸収されて細胞中のDNAを電離、励起して悪影響を及ぼすことがわかりました。・・・)
放射線に係る記載(後遺症)
エアロゾルとして空気中に浮遊している目に見えない放射能物質の微粒子が体内に取り込まれた場合の内部被曝について記載しました。全日本民医連「根底が崩れた原爆症「認定基準」」によれば、・・・)




放射線に係る投稿('11-04-20~'12-01-25)

2012-05-11 | 放射能被ばく・後遺症関連

'11-04ー20投稿、追加・更新
 3.11東日本大震災の大津波によって発生した福島原発事故で発生した放射性物質の環境中への漏洩・拡散によって、
 当初、「現状の漏洩レベルなら、直ちに人体には影響はない」という度重なる報道に疑問を抱きながら、「放射線に係る投稿」を放射線の単位の理解から始まる初歩的な知識を調べました。

 「放射線」に係る今までの基礎的な投稿(インターネット検索して記録)を
以下に整理しました。
 

過去の個人的メモ: ('11-4-29~5-18)

 

①原発周辺に想像外に海へ大量漏洩蓄積した核反応生成物質
②冷却機能喪失による再臨界核反応を防ぐため大量に蓄積している冷却水
③事故初期に大量に漏洩・拡散したエアロゾルの周辺地域へのフォールアウト(乾式沈積)による田畑、民家への汚染
④原子炉などの冷却時に初期と比べて、少量ながら今なお発生する放射性のエアロゾル飛散による周辺地区の大気汚染
⑤ 放射性物質に対する一元化されていない、かつ、解りにくい各種の報道説明による放射能障害に対する誤解。
⑥その誤解に基づく有象無象の風評被害、海外の信用失墜。
⑦放射性物質(’放射能’’死の灰’)による被曝の作用に対する誤解。即ち「エアロゾル(微粒子)体内吸引による組織細胞の内部被曝による後遺症と「核分裂反応時に発生する瞬時の巨大なエネルギーの
放射線(エアロゾルとは異なる素粒子線、波長の短い電磁波)、巨大な熱線による外部被爆による死傷。低濃度のエアロゾルからの放射線によって即死、即障害には至らないが長期的な外部被曝による許容被曝量に注意*。
*環境中に滞留している放射性物質(エアロゾル、沈積した土壌など)からの長期的な外部被曝と内部被曝に係る被曝量の許容被曝量に係る記載
 「原発 緊急情報(59) 「外部被ばく」か「合計」か?」によれば、
 (平成23年4月21日 午前9時 執筆)
http://takedanet.com/2011/04/49_5e8b.html

「・・「電離放射線障害防止規則」の管理区域の設定などでも「合計」が採用されています.・・・外部放射線による実効線量と空気中の放射性物質による実効線量との合計が三月間につき一・三ミリシーベルトを超えるおそれのある区域・・・」との記述があります。
⑧環境中(水、空気、土壌など)の放射性物質からの放射線強度(Bq:ベクレル)などの前提条件(分母(Kg、cm3、m2・・・))が都度異なり、その場限りデータが多いことによる誤解、認識不足。
⑨専業者には辛うじてわかるような放射性物質の汚染状況を漠然とした放射線強度(Bq:ベクレル)、放射線吸収(Gy:グレイ)、放射線による影響度(Sv:シーベルト)の各単独開示ではなく、三位一体かつ放射線の質および被曝対象の明示。
⑩放射線強度のみならず、原因物質の現状把握が可能となる物質濃度(%、PPM、PPB、PPT、・・・)の明示
⑪ヨウ素ー131、セシウムー134などの放射性物質化合物のエアロゾルの
正体不明
⑫漏洩放射性物質を浄化処理後の回収内容。(企業秘密につき不詳)
⑬回収分と未反応物質の合計を投入量から差し引いた環境中への漏洩量
(現状チェルノブイリの約10%と言われている)?
⑭原発敷地内の放射線の人体に対する影響度(Sv:シーベルト)は約50mSv/hrで莫大な量であり非常に危険な状態が発覚。(4/20)
⑮燃料棒からの放射性反応物質の海への大量漏洩に対する至急清浄化。
⑮福島原発1号機 メルトダウンか?圧力容器に穴による高濃度汚染水の行方が分からなくなっている。(5/12)

 

 基礎的な投稿:<'11-04-20~-5-18>

その1:(放射線とは)
 ・・・被爆および蓄積によって発症した被災者の例は数多く、自分自身を護る心構え、ならびに放射線に係る放射線単位など基礎的な知識を少しでも得るために、放射線に係る記載を調べました。・・・
続きを読む>>
その2:(放射性物質とは)
・・・核分裂によって発生した放射性物質の種類によって、その放射線の半減期、線質係数が異なり、生物への影響度(シ-ベルト(Sv)値)は変化すると言われています。セシウム134、ヨウ素131とは放射性性物質として一体どのような位置づけになっているか調べました。・・・
続きを読む>>

その3:(生体への影響)
・・・ 生体の場合は、外部被曝の場合、エネルギーが低い紫外線(電磁波)を例にとると解りやすいですが、表皮の細胞の組織を損傷します。もっとエネルギーの高いα線、β線、γ線、X線の場合は火傷のような傷害から被曝放射線量が大きく、多い場合は死まで至ります・・・
続きを読む>>
その4:(水中の放射性物質の除去)
・・・放射性物質による海水、飲料水(水道水)中への汚染に対して、基本的には、淡水化装置もしくは超純水製造装置に使用されているプレフィルター、活性炭、各種の吸着剤、逆浸透膜などを適用すれば、原理的かつ部分的には清浄化は可能であると考えられます。・・・
続きを読む>>
その5:(後遺症)
・・・エアロゾルとして空気中に浮遊している目に見えない放射能物質の微粒子が体内に取り込まれた場合の内部被曝による後遺症に係る記載を調べました。・・・
続きを読む>>
その6:(放射線対策)
・・・ 今なお発生している水蒸気中(小火事(ぼや))に少量?含有していると想われる放射性エアロゾルを吸引しないように、花粉症、インフルエンザと同様、放射線強度の高い警戒地域では外出時に所定の防護マスクを着用することが必要と想われる。 ・・・続きを読む>>
その7:(放射性物質の正体は?)
・・・放射性物質の微粒子の実体(組成)はどのようになっているのか?不詳であります。単純にヨウ化セシウムか?と思っていましたが、ヨウ素ー131を例に取ると、少なくとも、ヨウ素は単独のガスではなく、・・・
続きを読む>>
その8-1:(各種放射線の作用;ベータ線
・・・環境中で発生している各種の放射線の作用例を調べて列記しています。被曝被災を引き起こしたベータ(β)線の透過性に係る記載を調べました。・・・
続きを読む>>
その8-2:(各種放射線の作用;中性子線
・・・放射線を利用した分析手法のひとつ、中性子線放射γ線スペクトル元素分析を取り上げて中性子線の透過性に係る記載を調べました。中性子線を吸収するため、 Li2CO3、パラフィン(ろう)、カドミウム板(金属板)を合わせた複合材で効率よく遮蔽されています。また、試料ホールダーに使用されているポリエチレン(C2H2)などの絶縁性のプラスチックで遮蔽できる。また、水にはある程度透過できます。・・・
続きを読む>>
その8-3:(各種放射線の作用;アルファ線
・・・アルファ線は 「アルファ(α)崩壊によって放出されるα粒子の流れ。ヘリウム(He)の原子核。物質中を通り抜ける力は弱く、数cmの空気層、薄い紙1枚程度で止まる。」といわれている一方、 原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線による生体内における内部被曝の原因ではないかといわれています・・・
続きを読む>> 
その8-4:(各種放射線の作用;ガンマ線
・・・電磁波のひとつガンマ線はアルファ粒子・ベータ粒子と比べると透過能力は高いが、電離作用作用は弱いが、そのエネルギーは紫外線の比ではなく有害であり、・・・6グレイ前後の被曝で致死量になると言われている。・・・
続きを読む>>
その8-5:(各種放射線の作用;X線
・・・放射化分析を例にとって、ガンマ線と同様な性質をもつ人工の
X線による放射化物質から放出される誘導放射線に係る記載について調べました。・・・
続きを読む>>
その9:(放射性同位元素の化合物)
・・・大気中に滞留および海、河川、地下水中に流出している放射性物質のセシウム、ストロンチウムどの正体は明らかではありません
 周辺環境に対する汚染、および生体内での蓄積・後遺症に及ぼすメカニズムの推定および対策が今後とも重要と思われます。・・・
続きを読む>>

 

 

PS'11-09-28:
放射線は以前の調査でも明らかなように、生態系異変生体に対する被ばく異常気象など天変地異に影響する可能性もあり、引き続いて調べた大気圏に発生している様々な放射線に係る記載を関連投稿として追加しました。これらは人為的な放射線と交互に作用しあって、生態系および地球環境に影響し合っていると想われます。
関連投稿:
環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察

 

PS'12-01-25:
大気圏での放射性物質分布


 


異常気象など天変地異に係る記載(その2:巨大竜巻対策について)

2012-05-09 | 天変地異・異常気象関連

 既報に引き続いて、巨大竜巻対策に係る記載を調べました。

 昔から言われる「地震・雷・火事・・・」以上に、

個人的には、昨近の想定外の

津波・竜巻・豪雨・土砂崩れ」を心配しています。

 その発生原因およびそのメカニズムについて

 個人的には、既報のゲリラ豪雨と同様、どのような地域(地質)で
どのようなメカニズムで発生するのか?関心があります。

 雷の発生を伴なうことから、
積乱雲下部の電荷と地表の電荷の異変
推察していますが、従来とどのように異なるのか?

 今回のようなゲリラ巨大な竜巻は初めてです。

 昔、「春一番」「つむじ風」が女性スカートを巻き上げた
「おー猛烈」の比ではありません。

 近年の大津波と同様、「竜巻」の怖さは想像以上でもあり、
過去の常識「地震・雷・火事・・・」を超えています。

 雲、地面の電荷に影響するのは放射能、黄砂、火山灰などが
思い浮かびますが、その他の要因も複雑に絡み合って

 環境中の雲の生成に影響していると思われます。

 言いたいことは、、「津波は高台」のように、

メカニズム云々よりは 竜巻対策マニュアルがほしいところです。 


 以下、現状の竜巻発生の怖さとマニュアル案を記録しました。

gooニュース
産経新聞
竜巻 住民が語る恐怖の30秒 住宅直撃「ただ祈るしか」
2012年5月8日(火)07:58
「■新幹線並み 飛び交うがれき
 屋根瓦や木片を巻き上げながら北関東を襲い、1人死亡、
50人以上の負傷者を出した竜巻。
直撃を受け、無残な姿をさらした茨城県つくば市の集合住宅で7日、
住民が恐怖の瞬間を語った。
竜巻が目前に迫る様子を見つめ、
ただ身をかがめ、祈りながら通り過ぎるのを
待つこと
しかできなかった現場。予測困難な竜巻にはどう対処すればいいのか…。

 異変は通過約5分前の6日午後0時45分ごろ、現れた。
5階建ての2棟が、ベランダを南にして並ぶ同市北条の雇用促進住宅。
北側にある2号棟2階に住む介護福祉士の女性(25)は
「パチンパチン」というベランダに降り注ぐひょうの音
を聞いた。

 外をのぞくと、南西の方角に白く細い煙の柱のようなものが見えた。
「竜巻かな」。頭をかすめた。

 《真っ黒な雲、ひょうや雷…。こうした現象は竜巻の予兆とされる。
この日、茨城県の上空5500メートルには氷点下21度の強い寒気
真っ黒な雲は太陽の光が届かない上空まで積乱雲が発達したことの証しだ
水戸地方気象台は竜巻が確認される約10分前の午後0時38分、
竜巻注意情報を出した》

 竜巻は徐々に太くなり勢いを増していく。

そして、田んぼを通過すると茶色く変色、ビニールハウスや木々をなぎ倒し、
いつしか視界いっぱいに広がった。
「やばい」。女性はとっさにカーテンを閉め、通過に備えたという。

 《注意情報は気象庁のホームページに公開されたが、
竜巻が襲った北条地区に防災無線はない。通常、注意情報レベルでは警報や
サイレンなどの注意喚起が住民にされることはない》

 1号棟3階の小林利夫さん(65)と緑さん(56)夫妻は、
最初は「カラスの大群か」と思ったという。
電線をなぎ倒し、バリバリと火花が散る音が聞こえた。
とっさに床に突っ伏し身を固めた。突風が通り過ぎるまで約30秒
小林さん宅には、窓ガラスを突き破る音とともに猛烈な風が舞い込んだ。
急激な気圧の変化で金属音のような耳鳴りが響き、背中にふすまが倒れかかった。

《竜巻の強さは「F2」。7秒間の平均風速は50~69メートルで、
巻き上げられたがれきは時速180~250キロという新幹線並みのスピードで
宙を飛び交ったと推定される》

 

 倒れたふすまにガラス片や瓦が当たった。
タンスや衣類が室内の宙に舞う光景を目撃した住民もいた。

 《防災システム研究所の山村武彦氏によると、
竜巻の進路上に窓がある場合、竜巻が室内を突き抜けるケースがある
「窓には決して近づかず、浴室や洗面所などの窓のない場所に避難すべきだ」。

 竜巻は高い位置ほど風が強く、破壊力が大きい。
実際、窓ガラスなどの被害は上階ほどひどい状況だった。
山村氏は「屋外で竜巻に遭遇した場合、側溝など地面より低いところに突っ伏し、
頭などを守るべきだ」
とする》

 敷地前の駐車場には、横転した車が折り重なるように倒れていた。
公園のジャングルジムにも子供用の自転車が無数に引っかかり、
滑り台もはしご部分だけを残すだけだった。

 《7日に集合住宅付近を視察した山村氏は、吹き飛ばされた自動車などの状況から
「局所的に、F3という国内最大規模の竜巻に発達していた可能性がある」と指摘している》

 竜巻が過ぎ去った後、小林さんは電気や水もない中で、東日本大震災を契機に
購入したランタンの火を頼りに、自宅で眠れぬ一夜を過ごした。
「これから先、どうなるのか」。

 《竜巻は規模が小さいため気象レーダーでは観測できず、
竜巻注意情報の精度は高いとはいえない。
平成23年に気象庁が出した竜巻注意情報の的中率は589回中、8回とわずか1%。
山村氏は「いまのままでは“オオカミ少年”状態で、避難するかの判断材料になっていない。
予測精度を高めることが重要だ」と指摘している》」


「水という漢字」の呼び方、使われ方

2012-05-08 | 水とはどのようにすべきか

 別報にて、「「水」とはどのようなものか?」という初歩的な認識をするために、

「水関連熟語」を「goo辞書」、他で調査しました。


 
今回は物心両面で多岐にわたって使用される

「水という漢字」の呼び方、使われ方、および「水が係る成句」を調べました。

 

「水という漢字」 
<呼び方>
1)すい 【水】
 ○五行(ごぎよう)の第五。 季節では冬、方位では北、色では黒、
 十干では壬(みずのえ)・癸(みずのと)、五星では水星に当たる。
 ○七曜の一。
 ○漢方で、体内の水分で人体の働きを保つ三要素(気、血、水)
  のひとつ。
2)み 【▽水】
 「垂水 (たるみ) 」など他の語と複合として。
3)みず 【水】
 ○水素と酸素とから成る化合物。化学式 H2O。 
地球上に広く分布し、海・湖沼・河川・氷雪として地表面の約75%
 生物体の構成成分として普通60~90%
(人体では体重の約70%)
 ○特に、飲用水をさす。
 ○液状のもの。「関節に水がたまる」、「水飴」、「水銀」・・・
4)もい【▽水】
〔「(もい)」に入れるものの意から〕飲み水。飲料水。
*水関連熟語「水を含む熟語」でも記載しましたが、
「もい」という言葉は奈良時代の言葉で水取(もいとり)とは
宮中の飲料水のことを司った人とのこと。
 また、「主水(もんど)」とも呼ばれる。
5)主水を反転した「水主(かこ)」とは「ふなのり」のこと。

<使われ方>
1)物質的な面
「水をのむ」、「力水」、「水をかける」、
「水商売」(ウオータービジネス)・・・
2)精神的な面
「水が合わない」、「水に流す」、「水をあける」、「水をさす」、                      「水を得た魚(うお)」 「水商売」(料理屋・バー、・・・)、「お水」、                     「心の水」、「水魚の交)わり・・・

「水が係る成句」
  水が合わない   水が入る   水涸る  

 水清ければ魚棲まず  

  水と油   水に馴れる

 
  水の流れと身のゆくえ

 水の低きに就く如し

 水は方円の器に随う

 水も漏らさぬ  水を打ったよう 

 水を向ける   水臭い

 この他がまだまだあるとは思いますが、

 この中でも水が合わないという言葉が科学的にも含蓄があり、

 個人的には興味あります。


異常気象など天変地異に係る記載(その1:茨城県周辺の巨大竜巻、鯨の打ち上げ)

2012-05-08 | 天変地異・異常気象関連

 「12・5・5」に日本国内の全原発が停止しました。

 奇しくも期を一致して、5.6の新聞・TV報道によれば、茨城県、筑波市、栃木県など関東地方、福島県など東北地方周辺に、わが国史上最大とも伝えられる「巨大な竜巻、突風、つむじ風」が頻発しました。

 また、今年1月、茨城県沖に「ざとう鯨が打ち上げ」られています。

 既報の「異常気象など天変地異に係る投稿」(その1その2)で                 杞憂・妄想している

異常現象の発生とメカニズムとその対策について、

 地下マグマ、原発事故漏洩、宇宙線から環境中に増大している?と想われる

放射能からの熱、高エネルギー放射線による影響を心配しています。

 というのは、既報にも記載していますが、

 年初から異常気象、中規模地震など天変地異現象が続いています。

また、昨近、警鐘された未曾有の大震災に匹敵する巨大地震津波に係る

公的機関の予知情報と相まって、

 むかしから言われる「地震・雷・火事・・・」以上に、

個人的には、「津波・竜巻・豪雨・土砂崩れ」を心配しているからです。

(詳細は既報に記載)

 発生原因およびそのメカニズムは

単に原発事故からの放射能の影響のみならず、

その他の要因と複雑に絡み合って

 環境中の水の循環挙動(バランス)、調節機能、および水質(汚染)

に影響していると妄想しています。

 まえがきが長くなりましたが、以下に今回の異常気象を記録しました。

 (転載開始)

竜巻?猛威、14歳男子死亡・40人以上けが

読売新聞 5月6日(日)14時5分配信

 「6日午後1時前、茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻とみられる突風が発生、計約500棟の住宅などが損壊し、少なくとも40人以上がけがをした。
 つくば市では男子中学生(14)が死亡した。
 茨城県防災危機管理課や県警などによると、つくば市では午後0時45分頃、北部の吉沼地区や北条地区で突風が吹き、100棟以上の住宅が倒壊したり屋根を吹き飛ばされたりする被害を受けた。約30人がけがをして救急搬送された。
 多数の電柱がなぎ倒されたほか、落雷も発生し、午後5時現在、つくば市で約12100世帯、下妻、筑西市でも計約100世帯が停電している。
 栃木県東部の真岡市や益子町、茂木町でも同じ頃、激しい突風に見舞われ、消防などによると計10人が軽傷を負った。屋根瓦が飛ぶなどの家屋損壊も3市町合わせて約320棟に及んでいる。小学校の窓ガラスが割れたり、納屋やビニールハウスが飛ばされる被害も出ているという。
 気象庁によると、関東や東北地方の上空に寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。7日未明まで激しい突風や落雷、大雨の恐れがあり、同庁は各地に竜巻注意情報などを出し、「頑丈な建物内に避難して、土砂災害にも気をつけてほしい」と呼びかけている。」
本文詳しく見る

引用:SKY NOTE

「2012.1.3 地震の前兆かもしれないクジラの座礁」

「NHKによると体長6.3mの子供のザトウクジラが1月2日午後6:00頃発見されたそうです。(2011年12月にも静岡県で、生後1年未満のザトウクジラが2頭相次いで打ち上げられている)このイルカやクジラの座礁は、2011年3月5日にもあって、その時はイルカ:52頭が茨城県沖で座礁していたそうです。

 asahi.com :イルカ52頭、海水浴場に打ち上げられる 茨城(2011年3月5日・・・」

本文詳しく見る

引用:宏観亭見聞録 012年5月7日月曜日

http://macroanomaly.blogspot.jp/2012/05/blog-post_07.html

ザトウクジラの死骸漂着 ― 千葉県館山市
5月7日、千葉県館山市(地図)の海岸に、体長約8mのザトウクジラの死骸が漂着しているのが見つかりました:

千葉の海岸に死んだクジラ

千葉県では、4月4日に勝浦市にマッコウクジラ、4月7日には今回と同じ館山市に体長8.4mのザトウクジラの死骸が漂着しており、今年に入って3頭目とのこと。このうち、勝浦市の件については以下を参照してください:
 
 (転載終了)

  昨年末、伊豆半島沖で発生した地震、竜巻現象と伊豆半島の網代で打ち上げられた鯨の記事と同様の3点セット。

 最近の中規模地震も含めて、震災前からの茨城県周辺で観られる地磁気異常など数多くの異変。

 メカニズム不詳につき、なんとも不気味な現象ですが、

既稿「水徒然」も含めて、メカニズムと原因を解明してほしいものです。

 TV情報によれば、大陸からの大寒気団、積乱雲の発生による地表との温度差が大きいと起こりやすいとのこと。 

 付随現象として、天候の急変、雹(ひょう)、豪雨、天空からの黒い粉(一種のエアロゾル)の降下を伴なう。

 個人的な疑問として、既報のゲリラ豪雨と同様、

どのような地域(地質)でどのようなメカニズムで発生するのか?

 津波と竜巻・突風の怖さは想像以上でもあり、過去の常識「地震・雷・火事・・・」を        超えるのか?

 ちなみに、今回の大規模な竜巻(風速60~70m)は大昔からあるとのことですが、

参考:『方丈記』に見る「辻風」被害について (つらつら日暮らし)

また、近年は千葉・茂原、愛知・豊橋などで発生事例あり。

 水徒然(既稿)にて記載した要因との関連を整理する予定。 

関連エントリー: 

わが国の大量アオコ藻の発生に係る記載(その原因は?)霞ヶ浦

異常気象に係る記載(伊豆半島の地震、竜巻現象鯨打ち上げ

 (わが国の突風災害)

異常気象など天変地異に影響する要因に係る考察と地質調査

地異に係る記載(「磁気異常」はクジラ漂着の原因とのこと)

 


異常気象など天変地異に係る投稿(その2 '11-12-26~'12-3-21)

2012-05-07 | 天変地異・異常気象関連

 既報(その1)に引き続いて、今までの異常気象など天変地異に係る記載を

整理しました。

 相変わらず、年初から異常気象、中規模地震など天変地異現象が続いています。

水徒然に引き続いて、異常気象など天変地異に係る記載と

偏見と個人的な妄想を投稿していきます。

  わが国においては想定外の津波によってもたらされた原発事故などによって、
 
環境中に漏洩した放射性の超微粒子(エアロゾル)が存在しています。

 今後、火山灰黄砂と同様に有害なエアロゾルとして、

 陸海空の環境中に存在している放射能の物性(組成、粒度など)変化の影響

を含めた諸要因の影響に係る公的な検証、メカニズムの解明が必要か?

 わが国のみならず、世界各地で異常気象など天変地異が発生していますが、

 現状では、地下マグマ、原発事故漏洩、宇宙線から環境中に増大している?

と想われる放射能からの熱、高エネルギー放射線による影響が

火山灰黄砂と同様にあるのでは?と思っています。

 ひとつの例として、原発周辺でよく見られる欧州、米国の豪雨、洪水など

異常気象があげられます。

 また、杞憂・妄想かもしれませんが、

発生メカニズムについては、

異常気象に係る記載(発生メカニズムの現状考察(仮説) 
               発生要因の整理に基づく世界のホットスポット(仮説

米国大陸中部中央ヨーロッパインド、パキスタン、中国、

フィリピン、オーストラリア大陸東側、日本沖縄周辺)

を現状考えています。

 その後のタイ、ブラジルなど、最近の日本の異常現象

そのメカニズムは単に原発事故からの放射能の影響のみならず、

その他の要因と複雑に絡み合って

環境中の水の循環挙動(バランス)および調節機能

に影響していると思われます。

  一体何がどのようなメカニズムで影響しているのでしょうか??? 

人為的な原因であれば「CO2削減」同様、国際的な協調が望まれます。

 

異常気象など天変・地異に係る記載
('11-12-26~~'12-3-20)

天変に影響する要因に係る記載(気象異変関連天変要因の整理)
異常気象に係る記載(新たな氷河期がやってくる?)

マイクロ波(電波)による加熱ついて

異常気象に係る記載(わが国日本海側の豪雪、突風、落雷

エアロゾルに係る記載(オゾンへの影響について)

エアロゾルに係る記載(大陸からのさまざまな物質の影響)

・シンクホール(02-14)の発生

(引用:http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-8455.html

参考投稿:

異常気象など天変地異の要因に係る記載の整理(その2:'11-12-26~~'12-3-21)


異常気象など天変地異に係る投稿(その1 '11-01-02~'11-12-26)

2012-05-04 | 天変地異・異常気象関連

 花見も中途半端に終わった短い春。

5月初旬にしては珍しい異常な降雨量と土砂崩れ。

年初から異常気象、中規模地震など天変地異現象が続いています。

水徒然に引き続いて、異常気象など天変地異に係る記載と

偏見と個人的な妄想を投稿していきます。

 その前に、文末の既稿を参考にして異常気象など天変地異に係る記載を

参考までに以下に、整理しました。

 極端に暑くなったり、寒くなったり、豪雨・豪雪。

 3.11東日本大地震が超巨大とはいえ想定外の大津波
 (一種の大洪水)

 地球および大気圏中の水の循環挙動(バランス)
および調節機能が崩れはじめて、
加速し始めたためなのか?

 グローバルレベルおよび局地における水の偏り、
 水(雲)の多寡(豪雨⇔渇水)には
 一体何が影響しているのでしょうか??? 

異常気象など天変地異に係る記載(~ '11-03)

局所豪雨による水害について科学的かつ化学的解析
各地で頻発する局所豪雨による土砂崩れ に関連すると思われる記載
洪水のみならず局所集中豪雨による土砂崩れにも注意
降水量と土砂災害との関係に係るメモ

《要因》

土壌の実態に係る調査 土砂災害に関連する要因

土砂崩れに及ぼす要因として土壌微生物の影響に係わる記載

日本近海の海水温度の経年変化の影響
海水温度の測定方法の変遷について
海の酸性化の地球環境への影響に係る記載

オゾン層破壊に係る記載について
オゾン層破壊の影響について
大気圏のオゾン濃度の季節変動について
温室効果ガスについて

('11-03-26~'11-12-26) 

《要因》 

地質:土砂災害発生地域の整理と地質との関連性
地層の組成の違い影響)

(豪雨の増加の原因は地質の変化か?)

土砂災害発生地域の整理と地質との関連性(発生地域の整理) 

地殻:
地異に影響する要因に係る記載
(シンクホール(地殻沈没)現象)

メタンガスが出る都会の地盤) (海底など地殻の亀裂

(海底火山噴火 メタンハイドレイド


雲:地震(含む津波)予知・予兆に係る記載
(環境中の水の変化、地震雲
 
地震雲と飛行機雲の違い

天変に影響する要因に係る記載
雲の分布、構造の観測方法)
 (天変と地震予知との関係
(エアロゾルと雲との関係)

オゾン層破壊:
南極になぜオゾンホールができ易いか?に係る記載
(要因考察)
 (オゾンホールの推移) (大気レーダーによる観測)

北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は?
(概況および要因考察)
 (オゾン生成消滅反応) (追加:オゾン生成消滅反応)
(北極の気象異変の現状)

異常気象に係る記載(全球のオゾン層の現状と見通し)

エアロゾル:
変に影響する要因に係る記載(中国吉林省での黄砂
エアロゾルに係る記載(ヨウ素化合物などの人工降雨剤
異常気象に係る記載(原爆実験の放射性塵の影響)

電磁波・放射線:
天変に影響する要因に係る記載
大気圏より上の宇宙空間

大気圏での存在物質の位置

水質異常:
わが国の大量アオコ藻の発生に係る記載(その原因は?)
中国青島の大量藻の発生に係る記載(その原因は?)
日本近海の海水温度の経年変化

海水温度に影響を及ぼす「海洋深層大循環

異常気象に係る記載(サンゴの白化と放射性物質との関連は)
紫外線と崩壊放射線の作用の違い(海水の被曝エネルギー量
放射化現象に係る記載(海水中で発生する紫外線

異常気象に係る投稿:

異常気象に係る記載(伊豆半島の地震、竜巻現象鯨打ち上げ
韓国の豪雨による土石流災害に係る記載

異常気象に係る記載
(新潟中越地方に停滞した豪雨雲

 (記録的な夏の短時間大雨
ゲリラ雷雨の増加の原因は?)
(7月の大型長雨台風はS字コース台風
(中国四川省の洪水の原因は?)
(ブラジルの洪水の原因は?)
(わが国の突風災害)
(米国ゴア氏の提言 気象異変対策
(オーストラリアの洪水による被害)
(ヨーロッパにおける洪水と旱魃
(オーストラリアのウォータースパウト
(中国の海水逆流現象から想うこと)
(早い梅雨入り、巨大台風、トルネード

ラニーニャ現象について
 
参考投稿:

今までの「水徒然」の投稿記事の整理(~ '11-03)

異常気象など天変地異の要因に係る記載の整理(その1:'11-03-26~'11-12-26)

 

 


水関連熟語「水を含む熟語」

2012-05-03 | 水とはどのようにすべきか

 水は工業用、農業用、水産用、飲料用、他として

さまざま分野で利用されています。

 既報の水と係りがある言葉と熟語一覧に引き続いて

 水もしくは水質が品質・出来栄え、成績、収穫、等に関係すると思われる

「水」という漢字を含む熟語goo辞書から引用して

あ」行から順次、記載ました

「水・・・」

水田 /熟田(こなた)、水圧、水位、水泳、水温、水化、水管ボイラー、

水気、水血、症水圏、水耕栽培、水産資源、 水質汚染、水質浄化植物、

水車、水食/水蝕、 水蒸気蒸留、 水生植物、水性塗料、水洗、

水素イオン濃度、 水栓、水草、水田、水稲、水溶液、水溶性ビタミン、

水路式発電、 水和物、水垢、水エマルジョン燃料、水着、水草、

水資源、 水商売、水循環、水セメント比、水出し、水時計、水のイオン積、

水パイプ、水枕、水回り、水取(もいとり)/主水(もんど)、 水主(かこ)、

「・・・水」

青水、赤水、秋出水、悪水、アルカリイオン水、 一時硬水、色水、岩清水、

飲料水、永久硬水、塩水、塩素水、 黄水、汚水、オゾン水、海水、

海洋深層水、過酸化水素水、 加持香水、化石海水、家庭排水、川揚げ用水、

冠水、 含水、汽水、機能水、給水、 吸水、給排水、電解水、 金明水、

駆水(くすい)、行水、黒水、 化粧水、結晶水、結合水、硯水(けんすい)、

下水、原水、 工業廃水、工業用水、公水、硬水、香水、鉱水、高濃度酸素水、

再生水、逆さ水、誘い水/ 呼び水、砂糖水、産業排水、酸性水、 酸素(強化)水、

(生活)雑排水、雑用水(中水道)、洒(しゃ)水、 白水、浸水、深層水、親水、

純水、自由(地下)水、上水、浄水、 蒸留水、人工海水、腎水(精水)、井花水、

生理食塩水、 清涼飲料水、疎水性、疏水、耐水性、淡水、地下水、超酸化水、

超純水、玉川上水、超臨界水、底層水、点眼水、天然水、 研ぎ水/磨ぎ水、

毒水、生水、苗代水、 軟水、尿素水、農業用水、 飲み水 、配水、撥水、鼻水、

碧水、放水、法水、 保水、真水、緑水、名水、不老長寿の霊水、濾水  



天然水の組成と味覚および効用との関係について

2012-05-02 | 水とはどのようにすべきか

 近年、日本の名水百選など天然水の味覚および効用が注目されています。

 しかし、天然水の組成と味覚、効用について、

それらの因果関係は必ずしも明確ではないと個人的には思っています。

 「水の組成」によって

pH (水素イオン濃度)、EC(電気伝導度)、ORP(酸化還元電位)

が変化します。

水質の簡易測定関連
水素イオン濃度(pH)に係る記載
電気伝導度(EC)に係る記載
酸化還元電位(ORP)に係る記載

 また、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の量によって

硬度が変化して、

一定基準よりも高いものは硬水、低いものは軟水と呼ばれています。  

 今後、水組成」および味覚および健康に関する効用について

 個人的に記録していきたいと思っています。

参考文献:

ミネラルウォーター類における化学物質等の成分規格の設定等について

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000ypmm-att/2r9852000000ypq9.pdf