'14-03-31投稿
既報気候変動にSOS、自然エネルギーにGO!――国連の会議が横浜で開幕という。(2014-03-28) に記載しましたが、
国際環境NGOグリーンピースのIPPC紹介の記事によれば、
「よく「地球温暖化」と言われる現象は、科学者のあいだでは「気候変動」と呼ばれています。
気候変動は、気温の変化だけでなく、降水量、風の流れの変化、海流の変化、海面上昇など、大きな地球の気候の変化のこと。
地球規模の気候変動は、動植物など生物の生息域や生態系の変化を招くと考えられています。
昨年11月にフィリピンを襲い死者・行方不明者8000人となった台風ハイヤン。
今年2月の関東・東北地方での記録的な大雪。
世界気象機関(WMO)は、2001-2010年は近代的な観測開始以来で世界的に最も温暖な10年間を記録したと発表。
二酸化炭素を減らすなどの対策を何もとらなければ、今世紀末までに世界の平均気温は4度上昇すると予測されています。」という。
確かに、最近の気象といえば、
春分の日がすぎたというのに、寒暖差の激しい気象のため、寒く感じた人も多いと思われます。
昨年も既報ゴールデンウィークになってもこの寒さ! 例年と比べ少し寒暖差が大きいようです。5/6北海道で降雪という。(2013-05-06) と比べれば、特に、異常気象とは思われませんが、総じて、毎年、毎度のことかもしれませんが、温度差7~8℃の寒暖の変化に「寒いな」また「暑いな」と感じる昨今です。
個人的には、気候変動、生態系に及ぼす影響については、一般的には化石燃料の燃焼に伴って発生する「CO2」による気温、海水温の上昇が原因であると言われていますが、
少なくとも、CO2増加よる温室効果のメカニズムとは相反する現象であると思われますが、むしろ、石炭火力発電などCO2増加に伴って発生する煤塵(PM2.5)、黄砂に付着する有害物質の生態系に及ぼす影響が特に、大きいのでは?と想われます。
関連投稿:リュウグウノツカイが山口、北九州市、大分、佐賀でも発見という。黄砂の飛来の影響にも着目が必要か?(2014-03-19)
温暖化に伴う気象異変に係る記載を調べました。
中日新聞
2014年3月30日 13時33分
温暖化でサンゴ絶滅の恐れ高まる IPCCが報告http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014033001001413.html
「横浜市で開かれた国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の会合は30日、地球温暖化が社会や生態系に与える影響を評価した新報告書をまとめた。31日午前に発表する。
関係者によると、北極の海氷や世界のサンゴ礁は、大幅な温室効果ガス削減を進めても、消滅や絶滅の恐れが非常に高いとの厳しい評価になったという。
会合終盤には、温暖化による世界経済の損失や、被害を軽減するのに必要な対策費をめぐって議論が難航し、会期を1日延長した。
会合は、世界の科学者と政府代表者約500人が参加し、25日から開かれていた。
大気科学者によれば、今冬の異常気象、原因は北極の温暖化?という。(2014-02-22)
世界のサンゴ白化の原因について既報にて調べていましたので一部再掲しました。
「サンゴ白化の原因
・・・海水温度の変化や紫外線の変化、塩分濃度の変化、生態系破壊による食物連鎖の変化などによるストレスが原因といわれており、環境破壊のいくつもの要因がサンゴの白化現象を引き起こしますが、主な要因は下記の二つが大きな理由となっています。
白化の原因①:・・・サンゴが白くなるのは、褐虫藻がサンゴからはじき出されてしまう、周辺の環境が生息できない状態になってしまうなどといったことが原因です。サンゴから褐虫藻が追い出されるのは、サンゴ自体に強いストレスが加わると起こる現象です。
現在までにも、海水が酸性になってしまうといった水質汚染や不法投棄、人口建造物などによる環境の変化がサンゴの強いストレスを与えると、サンゴは共生している褐虫藻を追い出してしまうことがあります。
白化の原因②:・・・温暖化によって海水温度が年々高くなっているため、プランクトンが異常発生し、周辺海域に十分な光が届かなくなると褐虫藻は光合成を行うことが出来なくなります。
そのため、褐虫藻は、光を求めて共生していた珊瑚を離れ、移動してしまいます。
また、褐虫藻は水温が一定以上になると繁殖・生息できなくなり珊瑚を離れてしまいます。
裸になってしまった珊瑚は酸素・栄養供給源を失うことになり、軸となる石灰部分だけになっているため白く見えます。これがサンゴの白化現象の仕組みなのです。」という。
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関連投稿異常気象に係る記載を調べました。(その9:サンゴの白化と放射性物質との関連は?)での記載によれば、
「放射化現象に係る記載(その9)から、環境中に残留する放射性物質からの有害放射線によってUV-Aレベル(含むUV-Bレベルも?)の紫外線が発生していても何ら不思議ではないと思っています。
また、海水中における放射性物質からの崩壊放射線自体からの影響も水中では減衰して、その透過距離が短いため広範囲周辺生態系への影響は少ないとは思いますが、至近距離における熱、放射化の影響が大きいことは言うまでもありません。」と妄想していたようです。