水徒然

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異常気象に係る記載を調べました。(その5:原爆実験の放射性塵の影響)

2011-06-05 | 日記

'11ー06-02投稿、強調
 既報(その1234)に引き続いて、世界各地で発生している異常気象に係る記載ついて、調べています。
 今回は以前の投稿にも記載しました「エアロゾル」のひとつである放射性塵(放射性エアロゾルに係る記載を調べました。

PS:'11-06-03(異常気象に係る要因考察)
 下記の原爆実験によって今でも残ると推察されている放射性塵埃。
すなわち、異常気象をひき起こしている真因と想われていた後遺症。
 加わて今回の原発事故による放射性物質の大量漏洩。
未曽有の異常気象はどこまでも続くのか?

人為的な所産で、今なお大気上空中に浮遊する超微細な放射性塵(水に不溶性の放射性塵埃?)の挙動を危惧する下記の仮説。

 その回収は現状テクノロジーでは不可能?な現状。(無視?、原子力擁護のため?、気が付かない?) 今すぐ原発をなくすことはできませんが、・・・。(そのため?)

 今ままで以上の異常気象は待ったなし。進行しています。

 原発非保有国のフィリピン、南半球のオーストラリアでのウォータースパウト、大洪水の原因?今までの推定では気が付かなかったが、下記の引用記述から、大気中の火山灰などの一過性の塵埃などと共存した放射性塵から発生する紫外線によってオゾン層に影響(破壊?変質?)を引き起こしているのでは?と想われます。
いかがでしょうか?
(+今回の原発事故、スリーマイル、チェルノブイリなどからの漏洩で大気中に浮遊している放射性塵による2次的な交互作用効果による影響


 
上記の観点で今後、
異常気象の原因をウォッチする予定です。

 

地図上の黒い丸が1970~1985年に世界で発生した
マグニチュード4.0以上の地震の震源地 赤い丸が原発
(引用:http://sites.google.com/site/hamaokareport/earth


ラニーニャ現象時の海水の温度分布 
         (google画像検索から引用)

海水の
対流、気流の影響によって世界各地に波及しているようです。
ラニーニャ、エルニーニョ現象の発生原因にも影響していると考えられる。
<<詳しく見る>>

「・・・ 一九四五年の広島、長崎への原爆投下に始まって、一九六〇年代頃から多発化して、これまでに、毎年平均で五〇回から六〇回ほどで推移し、累計で一八〇〇回以上も実施されて来たものである。・・・」に係る記載の放射性物質漏洩量の定量および実験の場所の把握が必要と想われます。

'11ー06-02投稿
火山灰及び火山に関する考察
列島改造連絡協議会
12 異常気象の真因は核実験による放射性塵」によれば、
<<詳しく見る>>
  「今日、地球的規模での異常気象の背景には、成層圏におけるオゾン層の破壊が関係し、その原因として様々なものが考えられている。
 その中でも、目下の通説では、地球温暖化現象の主因として、炭酸ガスがあげられているようだ。
 これは、炭酸ガスが高度二〇〇〇メートルとか、三〇〇〇メートルとかのハワイ島上空で観測されたから、太陽光熱の反射で地球の温暖化が発生しているというものである。
 しかしながら空気よりも重い炭酸ガスやフロンガスは、三〇〇〇メートル上空の対流圏までは対流現象で舞い上がって停滞することはあり得るかも知れないが、更に、上空の八〇〇〇から一万メートルの成層圏にまで達して、オゾン層を破壊しているとは到底あり得ないものと思われる。 
 目下、空気よりも重い炭酸ガスが、空気よりも軽いメタンガス等に間接的に影響を及ぼしていき、その結果、オゾン層の破壊をもたらしているといった間接効果ガス説なるものが登場しているようだが、真の原因が分からずに、迷走していることを伺わさせるものだ。
 即ち、間接効果ガス説なるものも、炭酸ガスが直接的な原因であることに対して、何か不確実な要素があって、後ろめたい自信喪失が見え隠れしているようだ。それ故に、炭酸ガスを間接的原因としているものであろう。炭酸ガスが直接的な因果関係でなくて、間接的な原因では、結局、真の因果関係が何も解っていないことを自ら証明するものであろう。
 この炭酸ガスは、森林でも植物の光合成作用によって空気中から吸収されて、酸素に変換されて空中に放出されるし、また雨水等に溶解して海洋に運ばれ、
そこでは貝等の炭酸カルシウムとして吸着されて沈殿し、大自然界では巧く循環しているのである。

 それに植物による光合成作用と言っても、単純に空中に現存する炭酸ガスだけの吸収分解だけでは、量的にも大きく不足するようである。そこで、光合成作用などで大量に消費される炭酸ガスは、我々の想像を遙かに超えて、地殻内部から大量に空中に放出されているようだ。 
 即ち、炭酸ガスは、植物の光合成作用による吸収・蓄積から、植物の腐敗によって大地へと蓄積され、また、海洋の貝殻への吸着・蓄積から、海洋底へと堆積されており、
更に、そこから地殻内部を通して大陸地殻の隆起へと、そして地上への放出、空気中への還元へと、実に、壮大な地球規模での大循環作用が働いているようである。

 ところで、異常気象は太古の昔からも存在したが、地球全体での温暖化、寒冷化であった。然るに現在での異常気象は、
地球上で同時に 両極端な現象が発生しているのである。
 
即ち、猛暑と寒冷、豪雨と干ばつ等の両極端な現象が同じ地球上で同時に起こっているのである。

  酸性雨や光化学スモッグなどの大気汚染現象と、
オゾン層破壊に伴う異常気象や地球温暖化現象とは、大きく背景や因果関係が異なっていると思われる。
 即ち、現在の世界的な異常気象や地球温暖化の主要な原因は、炭酸ガスやフロンガスでもないものと思われる。この炭酸ガスは、窒素酸化物も同様に、光化学スモッグや酸性雨などの大気汚染の原因にはなっても、今日の極めて深刻な地球温暖化や異常気象の主因ではないようだ。

 こうした両極端の異常気象の現象は、一九六〇年頃から現れて来たようである。それが産業の発達と共に、炭酸ガスの大量排出とも関係して炭酸ガスが犯人と誤認されたのであろう。  
 また、火山灰も気象の異常化の原因として指摘されているが、火山噴火による火山灰が異常気象に与える影響は短期であり主因ではない。
 確かに、火山の大噴火直後は、局所的に太陽光線を遮って寒冷化し、その後に一時的に冷害として冷夏の発生や、降水量に異変をもたらして農作物の生育に影響を与えることもあるようだ。
 即ち、火山の爆発が強力である程、微細な粒子の火山灰や火山塵は空中高く放出されて、一部は成層圏にまで達することがある。火山灰は極めて吸着性に富んだ複雑な結晶の物質であり、空中に漂流して落下して来る間にも実に様々なイオンや物質を吸着して来る。火山灰のこの吸着性は、太陽からの紫外線をもよく吸収し、
また大気圏の水蒸気をも実によく吸収するものと思われる。

 その為に、太陽からの紫外線の地上への浸透が極度に低下し、太陽光線(宇宙線)に異常な拡散・反射現象を引き起こして、局部的に寒冷化等の異常気象を招来させるものと考えられる。 しかしながら、火山灰が空中に漂流している間は通常は一年程である。時折、世界的な且つ歴史的な大噴火の際には三年程も空中に滞留していることもあるが極めて希有である。
 今日、世界的な火山の大爆発は年に四~五回程であり、その都度、空中に放出される火山灰によって、地域的に寒冷化等の異常気象が一時的に発生しているが、
現在のような世界的な異常気象の直接的原因ではないように思われる。
 即ち、火山灰や火山塵が極めて大量に且つ長期間に亘って噴出されるような大噴火が、世界各地で頻繁に発生しない限り、今日見られるような長期に言る深刻なオゾン層破壊等の、世界的規模での異常気象や地球温暖化の真因ではないと思われる。それに火山灰は、一見、異常気象として人類に悪影響を及ぼすように見えるが、降下して風化して来た折りには、恵まれた気候環境の下で、有益な肥料効果を発揮して肥沃な大地を提供し、人類に大きく貢献してくれているのである。これは雪の場合も同様である。

 大自然の様々な現象は、一見、災害と見えても、結果的には多大なる恩恵を与えてくれているのである。 然らば、今日のように、地球上で同じ時期に同時に地域により、干魃と豪雨、寒冷・酷寒と猛暑・酷暑の極端なる気温や降水の激変を発生させ、そして、農作物の収穫を始め、魚の移動にまで多大なる影響を及ぼしつつある異常気象は、一体何に由来していると言えるのだろうか。
 
最近の単なる地球温暖化とか、少し前に喧伝された氷河期到来の地球寒冷化などと、画一的に単純に片付けられるものではないだろう。
 残念ながら、目下のところ、明確に解明されてはいないように思われる。 想うに、現在のオゾン層破壊や世界的に両極端なる異常気象は、火山灰や火山塵と一見よく似た微細な物質を空中に大量に且つ頻繁に放出させている人為的な大爆発に起因しているものと推定される。
 即ち、地球規模の異常気象の真の原因は、過去の放射能核実験による多量の放射性塵によるものと思われる。
 この原子核実験は、大東亜戦争の末期の一九四五年の広島、長崎への原爆投下に始まって、一九六〇年代頃から多発化して、これまでに、毎年平均で五〇回から六〇回ほどで推移し、累計で一八〇〇回以上も実施されて来たものである。
 実に、この核実験による放射性塵が成層圏などの地球環境・生態系を狂わせているものと思われる。
 米国の原子物理学者は、放射能核実験は自然界の生態系に対して何も影響は無いなどと明言しているが、一体何の根拠があってそう断言できるのか理解に苦しむ。

 ただ未解明であると言うことではないのか。
 ところで、火山の爆発と核実験による爆発は、別に詳述するが、実に様々な面で類似している。火山噴火における爆発噴火の噴煙に見られるような噴火現象も、正に原水爆の核実験における大爆発のキノコ雲の発生とそっくりであることに気が付くことであろう。
 放出される火山灰や火山塵と、放射性塵とも互いに微粒子であり、反応性(吸着性)に富み様々なイオンや物質を付着させるものと思われる。

 ただ一点のみ性質を大きく異にする。それは、火山灰や火山塵には放射能が極めて少ないか殆ど無いのに対し、核実験による放射性塵には極めて大量の放射能が含有されているということである。放射性塵は、空気中からもまた地球上からも容易には消滅していかないものであり、生態系を大きく狂わせていっているのであると思われる。最近の調査では植物の内部に放射性塵が大量に発見されているといった報告も為されているようだ。 そして、この放射性塵は、火山灰や火山塵と同様に、空中高く舞い上って一部は八〇〇〇から一万メートルもの成層圏に達して太陽からの紫外線を吸収したり、反射、錯乱したり、また大気圏の水蒸気層にも何らかの影響を与えるものと思われる。

 しかし、この放射性塵は、火山灰や火山塵と異なり放射能を大量に含有しているが為に、単なる吸着や吸収では済まされず、物理化学的に複雑な諸々の反応を引き起こし、大気圏全般に亘って様々な未解明の生態系の破壊現象を招来させることになるものと思われる。

  先程述べた自然現象の火山爆発による火山灰と異なって、人為的に核爆発を起して放出せしめた大量の危険な放射性塵は、爆発の規模の大きさや頻度の高さによって、実に世界的で極端で長期的な異常気象を引き起こすばかりでなく、地上に降下して来た折にも、水や農作物等に浸透して、これを飲食する人間の身体内部にまで間接的に、また直接的に侵入して諸々の悪影響を及ぼして環境を破壊していくのである。

 そしてこの放射性物質が核壊変して放射能が消去する迄には、実に天文学的な時間を要するのである。大量の放射性塵による長期に亘る諸影響は、現在の科学では充分に解明し尽くしているとは言い難く、実のところ、殆ど解っていないのが真相ではないかと思われる。

 なお、特に原水爆の核実験が始まって活発化して来た第二次世界大戦後において、台風の進路や速度等の諸性状も著しく変化して異常化して来ており、異常気象も世界的な規模で長期化且つ極端化して来ているのである。

 日本の気象庁も、近年の異常気象は、特に一九六〇年代に入ってから活発になったと認めている。特に、日本に襲来する台風を注意深く観察してみると、実に予定進路を急変させたり、一時的に前進を停滞させるなどの迷走がみられるのである。

 今後とも、極端な異常気象の主要な原因は放射性物質によって引き起こされていくものと確信できる。
 太古史における幾多の気候激変によって、ある種の動植物が急速に絶滅したり、突然変異的に出現したりして来ているのも、宇宙からの各種の放射線(太陽の高エネルギー粒子・宇宙線)や地球内部からの諸々の放射線・素粒子の大量放出が、何かの原因で発生した為に起こったものと推察される 
 
 さて、地球温暖化現象や異常気象の多発化が炭酸ガスの大量発生による真因では無くても、炭酸ガスを減少させることが、大気汚染の防止や酸性雨対策に貢献できるのならば、それも大いに結構なことでもある。
 敢えて誤った原因説でも反対することも無いし、石油消費を大幅削減できる方策を講じる道を切り開いていく口実もできるというものであろう。皮肉な事例は歴史上山ほどあり、人類に対する神の為せる仕業であろうと思われる。当方は、何も炭酸ガス排出削減を緩和したり反対するものでは無い。ただ、異常気象や地球温暖化のオゾン層破壊の真因が放射性核実験にこそあると指摘し、核戦争や核実験が、生態系を破壊し地球を滅亡させる元凶であることに強く警告を発するものである。」
(転載終了)

⇒以前の投稿を参考して、上記の関連調査と比較、照合する予定であります。
貴重な論文であります。詳細の裏付けをとる予定あります。

PS:'11-06-05(核実験に係る追加調査)

 出典: 橋本公(はしもといさお)さんの2002年の作品
http://www.ctbto.org/specials/1945-1998-by-isao-hashimoto/
引用投稿:日日暮れにかけて、道はるか
http://blog.livedoor.jp/muchink/archives/52079578.html

       (google画像検索から引用)

 


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