異常気象に係る記載を調べました。（その７：発生メカニズムの現状考察）

'11-06-05投稿、強調
　既報までにて、世界各国で発生している異常気象に係る記載を調べてきました。
世界各国にある原子力発電からの海、河川への廃熱（温排水）の実態に係る記載を調べました。

　常時、完全遮断されていて、常時、環境中に放射性物質が排水、排ガス中に含まれていないのか？

　というのは、環境中に大量に漏洩している放射性物質からの廃熱による海水温の上昇、および、現在検討中の崩壊過程で放射線によって紫外線などの有害放射線を発生させる可能性を危惧するのみならず、排水、排ガスなどの産業廃棄物が法定基準内に復旧した後でも、環境中に常時排出されているセシウム（Ｃｓ）、Ｉ（ヨウ素）などの放射性物質量がどのくらい排出されているか知りたかったからであります。

　「塵も積もれば山になる」類で・・・。

　今までの断片的な異常気象に係る投稿からの個人的な見解で、
杞憂、妄想かもしれませんが、崩壊放射線による紫外線の発生による副作用よりは確度はあると思っています。

　「環境温暖化により、例えば、原発推進国のフランスなどにおけるヨーロッパ（洪水、干ばつ）、中国（海水逆流、洪水、干ばつ）、米国（トルネード）、インド、パキスタン（洪水）、など原発からの廃熱＋αの要因によって、さまざまな形態の異常気象が発生していると想われるからです。（既報の引用図など照合していただくとわかります。）

　　一方、オーストラリア*、フィピン（洪水、ウォータースパウト）、グリーンランド（北極の氷解）などの場合は、原発は引用図から保有していないと思われるが、オーストラリアは以前、自国内にて核実験を実施していたこと、フィリピンは赤道付近での数多く核実験がなされており、オゾンホール（オゾン濃度の減少）による紫外線（入熱）の増加による南極、北極の氷解および、世界各所で実施された既報の１８００回を越す原爆実験よって、今なお大気中に残留していると推察されている放射性塵（いわゆるエアロゾル）などの要因が考えられます。

*PS:オーストラリア大陸で原発実験は実施されている。　
図中白印が実験場所、
印の大きさが実験回数

出典：　橋本公（はしもといさお）さんの2002年の作品
http://www.ctbto.org/specials/1945-1998-by-isao-hashimoto/
引用投稿：日日暮れにかけて、道はるか
http://blog.livedoor.jp/muchink/archives/52079578.html
　　　　　　　(google画像検索から引用)

地図上の黒い丸が1970～1985年に世界で発生した
マグニチュード４.０以上の地震の震源地　赤い丸が原発
（引用：http://sites.google.com/site/hamaokareport/earth）

　また、上記の入熱による環境温暖化に加えて、放射性エアロゾルの場合、上昇気流（含む水蒸気）、火山噴火灰、黄砂（主に、シリカなどの電荷的にマイナス（ー、負））、環境汚染ガス（ＳＯx、ＮＯxなどのマイナスイオンガス）および大気中に残留している放射性エアロゾル（主に、プラスイオン化傾向の高い電荷的にプラス（＋、正）のＣｓ）が反応して複雑な化合物を生成して、従来から異常気象の要因として提案されている大気流（偏西風）が作用することによって風任せの局所（ホットスポット）的な異常気象（豪雨・洪水⇔旱魃）を発生させているのではと推察しています。」

ＹＡＨＯＯ知恵袋　2007/11/9 03:44:41. 回答数：7.
原発の排水口からは放射性物質は少なからずでているのでしょうか？ 
<<本文を見る>> （一部割愛しました。）

「・・・原発まわりの排水口などでよく釣りをします。温排水が出て魚もよくつれるためです。しかし、実際は放射能について心配する必要は無いのでしょうか？？「魚が住める→大丈夫」と言った考えでいいのでしょうか？
回答（ベストアンサー）
　原発の新設や定期検査の配管工事の現場監督を２０年にわたってつとめた平井憲夫(故人)のことが書かれています。排水のことについても触れています。
冒頭の引用
●私は原発反対運動家ではありません　私は原発反対運動家ではありません。２０年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで聞いていただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日被ばく者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。
　はじめて聞かれる話も多いと思います。どうか、最後まで聞いて、それから、原発をどうしたらいいか、みなさんで考えられたらいいと思います。　原発について、設計の話をする人はたくさんいますが、私のように施工、造る話をする人がいないんです。
　しかし現場を知らないと、原発の本当のことは分かりません。
　私は石油化学プラントの配管が専門です。２０代の終わりごろに 日本に原発を造るというのでスカウトされて、原発の配管工事の会社に行きました。一作業員だったら、何十年いても分かりませんが、現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。

http://www.news.janjan.jp/living/0501/0412292126/1.php
http://www.news.janjan.jp/living/0501/0412292128/1.php http://www.news.janjan.jp/area/0412/0412292123/1.php

引用
●海へ放射能をたれ流す　冬に定検工事をすることが多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十ｔも流れてしまうんです。はっきりいって、今、日本列島で取れる魚で、安心して食べられる魚はほとんどありません。日本の海が放射能で汚染されてしまっているんです。海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。
　原発はすごい熱を出すので、日本では海水で冷やして、その水を海に捨てています。
これが放射能を含んだ温排水で、１秒間に何十ｔにもなります。

回答
　やめてやめて。原発の近くで釣りなんて。 放射性物質、もちろん出ていますよ。「微量だから大丈夫」なんてウソです。
　自然の放射能と、人工放射能とはぜんぜん違うのです。 それに、自然界に存在する放射能以下の量だとしても、自然＋原発の放射能が上乗せされるんだから、いいはずないじゃないですか。こんな子供でもわかること・・・。 原発の近くの海では、貝などに放射性物質が高い数値で蓄積されていることは、これまで何度も実証されています。 気になるどころの話ではありません。今すぐやめてください。・・・」

⇒原発から放射性物質が常時排出されていることは事実です。
「放射能を含んだ温排水で、１秒間に何十ｔ」という記載については、既報で記載しましたが、中性子線による水の放射化作用と想われます。

原発には全く素人でありますが、廃熱は基本的なエネルギーバランスから無理だとしても、異常気象、生態系への影響を考えるならば、コストアップは無視すれば、せめて現行設備からの放射性物質（法律改正が必要となりますが）の完全クローズドが望まれます。

　「塵も積もれば山になる」

　　廃熱によって異常気象の原因となる可能性があると思うのは私だけでしょうか？専門家による検証データに基づいた解析が望まれます。いかがでしょうか？
 （補足）
　本文よく読むと柏崎原発のようです。詳細は本文をお読みください。
　故人の情報（引用文献削除）から推察するに、
　事実なら海に低濃度水を故意に放出することは、今までの既成の事実であり、原発当事者にとってはあまり気にしていなかったのか？

　既報の高濃度汚染水（７２万テラベクレル、約１１万トン７２京）はさすがに多すぎると思っていますが、・・・。
　日本は法治国家です。
　上記の定検工事後の排出は法定基準内だと思われますが、それにしても知れば知るほど汚染環境で生活していたことですね。
　知らぬが仏の心境ですが、後世のひとにはしっかり、伝えておかなければならないことだと思います。

　世間で一般的に化学業界などで言われている「完全無欠（クローズドシステム）」の原発と思っていましたが、どうもそうでもないようです。
　よくよく考えれば、既報から人工的な放射性物質由来の放射線強度に係る飲料水などの法定基準があるわけですから・・・。
　わが国の食品、飲料水を安全だと確信していましたが、食の安全を求めて観光旅行する中国の人々など、今までのＴＶ報道では言われていましたが、中国など他国の排出基準はどのようになっているのだろうか？少し気になります。
　既報の別紙に記載したように、大陸沿岸に設置されていますが、コメントなどあれば教えてください。