'11-07-08投稿、強調
既報(その1、3)に記載しました異常気流現象のひとつに挙げられるわが国で発生した突風に係る記載を調べました。
わが国では突風、つむじ風、竜巻などとアバウトな表現で呼ばれていますが、今回の突風にもいろいろな種類があるようです。
さまざまな気象条件によって、風向き(気流)が上下左右に変わっているようです。
既報で紹介しました米国大陸の中央部で多発するトルネード(竜巻)、オーストラリア東部海水域に発生したウォータースパウト(水上竜巻)は上向き(上昇気流)でその規模が大きく、併行して周辺に集中豪雨を発生させる気象異変として広く知られています。
アメリカでは、発生場所で陸上竜巻(トルネード / tornado)、空中竜巻(ファネル・アロフト / funnel aloft)、水上竜巻(ウォータースパウト / waterspout)の3つに分類しています。
その呼び方は各国でさまざまでありますが、風(気流)は局所的でかつ巨大なため甚大な被害を及ぼしています。
発生原因および対策について、まだ十分に解明されていないようです。
PS:'11-08-21、08-22
(個人的な見解)
わが国の新潟県の中越地方、他で最近発生した突風に係る記載をメカニズムの解明のために、発生位置を断片的に調べて記載しています。
なお、突風などは既報の「世界の異常気象のホットスポット」(仮説)周辺環境で発生し易い現象であると考えています。
現状不祥なのはゲリラ豪雨と同様、大きく見ればわが国全体が世界のホットスポットかもしれませんが、狭い日本の中のミニホットスポット(「その場所」)でなぜ一過性で発生するのか?ということであります。
関連投稿:
・異常気象に係る記載を調べました。(その7:発生メカニズムの現状考察)
何らかの原因でその地域に偏在している放射性物質からの崩壊放射線の影響と想われます。
(仮説)
突風発生時、柏市の事例から「雷が鳴り響き、空の色も黒や黄、緑になって気持ち悪かった。・・・」とのことから、
偏在した大量な放射性物質のエアロゾルからの崩壊放射線が大気中に共存している自然蛍光性鉱物のエアロゾルなどをオーロラ現象のようなメカニズムで、放射化もしくは励起して、紫外光(波長約380nm)~赤色光(波長約700nm)を発生させていることから、突風が発生する周辺に放射性物質が大量に偏在している可能性が推察されます。
また、雷、積乱雲も併行して発生していることから、ゲリラ豪(雷)雨が発生する地域の周辺で突風が発生しやすいと想われます。
*励起という現象
(google画像検索から引用)
既報では、波長の短い紫外線を発生する自然蛍光物質の有無を調べましたが、
今回のような波長の長い可視光線(緑色、黄色)を発生する物質は参考文献に記載されている蛍光性鉱物からなる砂塵(微粒子)とも考えられます。
参考文献:蛍光性鉱物Fluorescent Minerals
http://www.h5.dion.ne.jp/~nspicnic/mine/d/61fluorescent.htm
しかしながら、放射能は半減期に応じて質量不変なので、いつまでも、さまざまな姿(組成)で陸海空を輪廻・変遷しているので、対策はより発生源に近い所で効率的な回収を持続することが必要かと個人的には思っています。
考え方(仮説)が検証によって正しいなら、福島原発は日本国土の縮図と考えられますのでので、その除染・浄化に係る要素技術、装置のミニタイプを水平展開すれば原理的に可能であると想われます。
PS:'11-08-21 MSN産経ニュース2011.4.25 23:42
「急に空が暗く…」 住民不安語る 千葉・柏
「千葉県北西部を襲った突風に、買い物客や住民らは青ざめた表情を見せた。柏市名戸ケ谷のホームセンター駐車場では車が横転し、近くにあった別の車に車体が乗りかかった。 ・・・「雷が鳴り響き、空の色も黒や黄、緑になって気持ち悪かった。バタバタと音がして、見ると空気の渦ができていた」と当時を振り返った。
突風は同市大津ケ丘の住宅地にも襲いかかり、20軒以上で屋根瓦や壁がはがれるなどの被害を受けた。・・・」
時事ドットコム 8月21日
「福岡県と山口県下関市で21日、低気圧の影響を受け、局地的に突風が発生。気象庁は竜巻の可能性があるとみて調査班を派遣した。写真は突風で工事の足場が線路に倒れた福岡市博多区のJR竹下駅=同日、JR九州提供 【時事通信社】」
PS:'11-07-20 YAHOOニュース NNN 7月19日(火)16時7分配信
突風被害、8棟で屋根瓦など吹き飛ぶ 三重
「・・・三重県内では、竜巻とみられる突風が発生し、住宅の瓦などが吹き飛ぶ被害があった。
18日午後8時頃、津市河芸町の住宅など計8棟で、瓦や外壁が吹き飛んだり、窓ガラスが割れたりする被害が出たと津市に連絡が入った。また、津市の現場から約17キロ離れた亀山市白木町でも、電柱が6本倒れるなどした。いずれの地域でもケガ人はいない。・・・」
'11-07-08
YAHOOニュース
毎日新聞 7月7日(木)12時23分配信
突風:燕、三条で別の現象 県内で初観測
「燕、三条両市を中心に5日にけが人などの被害が出た突風について新潟地方気象台は6日、燕市ではガストフロント、三条市ではダウンバーストと呼ばれる現象が発生したとみられると発表した。
両市では5日朝、気圧の谷の通過に伴い積乱雲が発生。
「ガストフロント」は積乱雲の下で急激に気温が下がり、周囲の暖気に向かって強い風が直線的に吹く現象。
突風発生時には被害が出た地域近くで気温の急降下や風向きの急変が観測されていた。
一方、「ダウンバースト」は積乱雲の下降気流が地面にぶつかり、地表で放射状に強風が吹く現象。
三条市の被害痕跡の広がりや風向きの分布などから判断された。 同気象台によると、両現象とも、被害が確認されるのは県内では初めてという。・・・」
毎日JP 6月25日
突風:竜巻特定できない 25日発生の突風で
「鹿児島地方気象台は27日、南九州市知覧町塩屋で25日に発生した突風について「竜巻の可能性はあるが特定できない」との調査結果を発表した。
断定する明確な痕跡がなく、住民に対する聞き取り調査で目撃証言が得られなかったため。 気象台によると、25日夜は知覧町付近を活発な積乱雲が通過中だったことや、被害が長さ約200メートル、幅約50メートルの帯状だったことなどから竜巻の可能性を検討し、26日に現地調査していた。・・・」
毎日JP 6月21日
ダウンバースト:突風で邑楽の民家瓦に被害 /群馬
「邑楽町鶉で21日午後5時半ごろ、突風が発生し、民家の屋根瓦がはがれるなどの被害が出た。前橋地方気象台は22日、突風は上空の冷たい空気が地表に吹き降りる「ダウンバースト現象」だったと発表した。・・・」