'11-05-26投稿、強調
既報に引き続いて崩壊放射線による海水中での励起発光の可能性とは直接関係しませんが、水中エネルギーによる励起事例を調べました 。
1.水中でのアーク放電による発光実験
SuperX, Japan Jan 24、1998 (一部抽出しました。)
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「ABSTRUCT
1998年3月24日、アメリカで英国サウザンプトン大学のマーチン・フライシュマン(62歳・当時)と米国ユタ大学のスタンレー・ボンズ(48歳・当時)という二人の電気化学者が「電気分解によって核融合を起こした」と記者会見をした・・・
水中での発光現象、黒い生成物の謎を解明し、今後の常温核融合、核変換への道を切り開くために実施した。・・・
CONCLUSIONS
水中でアーク放電による発光が確認された。
放電に用いた電極はアース側が鉄板、もう一方は鎔接棒と鉄の棒の2種類で実験し、両方とも発光を確認した。・・・
参考文献
核変換 常温核融合の真実 水野忠彦 工学社」
⇒アーク放電溶接装置における実験で、水中での電子の流れ(崩壊放射粒子線のベータ線に相当)によって発光することが判りました。
2.水中溶存物質検出器及びそれを用いた測定装置
特願平10-298231(一部抽出しました。)
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「・・・ 【発明の属する技術分野】
本発明は紫外線吸光度法を用いて水中紫外線吸収物質の濃度を測定する水中溶存物質検出器及びそれを用いた測定装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、硝酸、亜硝酸、塩素イオン又は、有機物等の短波長紫外線吸収特性を持つ物質の溶存量を測定する水中溶存物質検出器として、紫外線吸光度法を用いる分光光度計が最も広く使用されている。・・・紫外線吸収特性を持つ物質により、吸収減衰された測定光を検出する・・・
紫外線発光源から測定波長(185nm~260nm)を含む紫外線が放出され、・・・測定光が硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の物質を含有する被測定水に照射される。紫外線入光面と紫外線出光面及び被測定水で吸収減衰された測定光を紫外線受光部により検出させる。・・・」
⇒短波長(185nm~260nm)の紫外線を吸収する物質には硝酸、亜硝酸、塩素イオン又は、有機物等があることが判りました。
有機物は既報に記載したように、分解されると思われます。
水中の無機のイオンの水中での発光はそのバンドギャップエネルギー相応の電磁波として発光しているのでしょうか?