水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

地異に係る記載を調べました。(その10:「磁気異常」はクジラ漂着の原因とのこと)

2012-01-24 | 日記

'12-01-24
 地球環境に悪影響を及ぼしている「地震・津波の予知・予兆」に係る今までの投稿(インターネット検索して、記録)を一覧できるように整理しています。
詳しく見る>>

 既報に記載しましたが、「地磁気異常と地震とはどのような関係があるのだろうか?」という素朴な関心を持っています。
 地磁気の異常によって別報に記載したように、海水を構造活性化させたために、地震の前兆としてしばしば語られている鯨、魚などの彷徨、異常行動、およびウォータースパウト(水上竜巻)などの異常気象などに影響を与えているのだろうか?と妄想しています。
詳しく見る>>
関連投稿:
異常気象に係る記載(伊豆半島の地震、竜巻現象、鯨打ち上げ)
参考投稿:
地震(含む津波)予知・予兆に係る記載(予兆のアラカルト)

上記の疑問を払拭するような磁気異常と地震の前兆としてしばしば語られている鯨の打ち上げに係る記載を調べました。

(転載開始)

2012年1月23日(月)10時0分配信 週プレNEWS
クジラ漂着が頻発する原因は、
海底岩盤のヒビ割れで発生する「磁気異常」

「昨年末から、関東・東海地方の海岸にクジラが漂着する事件が続発している。
・12月26日 神奈川県小田原市 マッコウクジラ
・12月27日 静岡県河津町 ザトウクジラ
・1月2日 小田原市 ザトウクジラ
・1月8日 千葉港 子クジラ(種類不明)
・1月10日 東京湾・青梅埠頭 ナガスクジラ
・1月14日 北茨城市 マッコウクジラ

海洋環境学者の辻維周氏(私立滋慶学園講師)は、東京湾最奥部の青海埠頭付近にまで大型のナガスクジラが来た例は、過去にないことだと驚く。

「江戸時代には、東京湾でも主に中型のツチクジラ捕鯨が行なわれていましたが、その海域は富津岬から南の浦賀水道にあたる外湾部でした。この季節、大型のナガスクジラは小笠原諸島付近などの温かい海で繁殖行動をします。今回、あまりにも見当違いな場所に現れたことが研究者たちを驚かせているのです。死骸は船に衝突したらしく大きな傷を負っていたそうですが、これは船舶往来が過密な内湾部まで自力で泳いできたことを意味しています。賢い大人のクジラが危険な東京湾内を目指すはずはなく、完全に方向感覚を失った異常行動としかいえません」

では、その原因は何なのだろうか?

寄生虫による器官障害、船舶ソナーによる感覚マヒなど諸説ありますが、有力視されているのが“海底震源地震”との関係。大きな海底地震の発生直前に起きる“強い電磁波”が、クジラやイルカの方向感覚を狂わせ、パニック行動に走らせるという見方です」(前出・辻氏)

通常、地震では、本震で地下岩盤内部の大破壊が起きる前に、細かなヒビ割れが生じる。辻氏が言う“強い電磁波”は、このヒビ割れが起きている間に発生することがわかっている。しかし、1月1日にも東京から約600km南の伊豆諸島・鳥島近海でM7の地震が起きており、今回のクジラたちの座礁はこの地震に反応したという意見もあるが……。

「これは震源約370kmの深発地震なので、はるか太平洋沖にいたナガスクジラを真北へ突進させるような影響力はなかったはず。となると、元日以降も続くクジラの異常行動は、もっと大きな海底地震の前ぶれである電磁波異常が原因だった可能性が高まります」(前出・辻氏)

本来の生活圏から遠く離れた場所に打ち上げられたクジラたちの死骸は、いったい何を語りかけようとしているのか、疑問は深まるばかりだ。(取材/有賀 訓)」

(転載終了)

 地震では、本震で地下岩盤内部の大破壊が起きる前に、細かなヒビ割れが"電磁波”異常を引き起こし、その結果として磁気異常が起こっているようです。

 その
因果関係は個人的には不詳ですが
既報の記載を引用では
「・・・その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。  そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
 また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。・・・」という。詳しく本文を見る>>

 加えて、
既報で記載した
磁気を帯びた玄武岩影響もあるのでしょうか?

参考情報:
地異に影響する要因に係る記載(海底火山噴火

いずれにしても
「基本的には環境中に存在する「水」の状態変化が影響」する結果と思っています。既報の記載では、
磁気を帯びた水は
「・・・水分子の結合(水素結合)はなんらかのエネルギーを加わると分裂することがわかっています。水が磁場を通ると、水の中に電気が流れます(この原理はフレミングの右手の法則によって解明されています)。この刺激で 分子間の結合が分裂し、磁場が強力なほど、また磁場を通る水の流れが速いほど活発に生じます。 クラスターが小さくなると浸透性、つまりしみ込む力が高まります。そのため、磁気処理水は微粒子化された分体内に吸収されやすくなります。・・・

磁化水はどんな効力があるか

水が磁場の作用を受けたときの変化は多方面に渡ってその効果が報告されており、すべてが磁化水の作用であると言い切ることは出来ませんが、溶存イオンの多い、普通の水道水のようなものに磁場を与えると、僅かながら電気が起きます。水を磁気処理することで、特に共通して現れる効果として「水垢防止になる」、「コンクリートの強度を上げる」、「人の健康によい」等々の報告がなされています。 
・・・」
本文詳しく読む>>

 大きな地震、津波が発生する予兆として、クジラの座礁は関係あるのでしょうか?

既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。


 <個人的なメモ>
 既報の海底火山噴火などによる物理的に形成された亀裂地球温暖化による海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的解離、それに伴う海底に生息する微生物(古生菌など)の異常繁殖、および土砂災害の要因として懸念している残留放射能からの崩壊放射線などからの発熱、生態系(土石中の微生物)損壊によって海底地盤強度を低下させていることも考えられます。

    (海底)地震⇔地盤亀裂
 
 交互に複雑に影響し合っていることが個人的には推察されます。

 大震災後に50回をこす続発する震度5以上の海底も調べる必要があると思われます。
海底の土壌に生息する微生物に係る記載
「・・・微生物は酸素がない湖沼などの底土や深い地中にいるメタン生成菌、高濃度の塩分がある塩湖などにいる強好塩菌、強酸性の火山・温泉地帯や深海の熱水湧出口付近にいる好熱菌または好熱好酸菌などで・・・」

参考情報:

海底など地殻の亀裂
地球温暖化と地震との関係に係る記載(地殻の熱膨張の影響について)


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どこから来た鯨なのか? (donnat)
2012-01-31 10:59:15
こんにちは

最近、鯨の目撃は、小笠原付近から来た鯨なのでしょうかね!?

すると東海、東南海の予兆かとも思われてしかたありません。規模までは判りかねますが・・・

東日本大震災で、貞観地震と慶長三陸地震を研究している方々が、「あと1年あれば警告できたのに」と言っていますが、東南海地震に生かされるのでしょうか?

心配でなりません。
返信する