'12-01-20(02-25更新)
より厳格な食品、産業廃棄物などの正規の放射能含有基準を決めたとしても、所詮、「零」ではないので放射能被曝に対する適切なる防護、および体内にいかに滞留させないように、免疫性を高めて、後は生物学的半減期に任せるしかないと思っています。詳しく見る>>
今回は汚染されていないものを前提にして適量摂取によって体内の放射能を浄化する食べ物に係る記載を調べました。
(個人的な見解)
1.一般的な「あく」と放射能(物質)との関係
「・・・ 一般的な「あく」の影響について人によって、不快感および中毒(有害)の兆候は異なるようですが、今後、問題となってくる放射能(物質)によって汚染された食品についても、「あく」の一種と想われますが、その体内への残留の影響(内部被曝)がどのようになるのか?
生物学的半減期がどのようになってくるのか?・・・」詳しく見る>>
2.一般的な「重金属汚染」と放射能(物質)汚染との関係
・セシウム汚染米とカドミウム汚染例との比較
いずれにしても、既報でも記載しましたが、
内部被爆との引果関係を明確化するためにも、その中身を費用が掛かっても、環境中の残留放射能を適切に除去するためにICP分析、放射化分析などおよび下記の参考文献に記載のさまざまな環境(公害)用分析機器によって、6価クロム、アスベスト、カドミウムなどと同様に重量濃度(ppm:ミリg/kg、ppb:マイクロg/kg、ppt:ナノg/kg)を徹底的に調べて確認することが必要と想われます。
参考文献:
環境(公害)用分析機器
http://www.jaima.or.jp/jp/pdf/03.pdf
参考投稿:
今までの摂取基準
・ミネラル成分について、その内容・効用
内部被曝に係る記載の整理
「体の元素組成は海水に似ている」という記述
(転載開始)
ヒマラヤ企画
放射能から体を守る食べ物
(一部割愛しました。記載文中赤字は個人的な趣向に基づく)
「・・・放射能を取り込まない、取り込んでも排出しやすい体を作るという食べ物について調べてまとめました。・・・
放射能から体を守るには、口に入れないのが一番ですが、完全に口に入れずに生きるのは残念ながら難しそうです。それに、私もそうですが、すでに食べてしまった覚えが相当ある方もいらっしゃると思います。くよくよして免疫力を下げるよりは、食べてしまったものは仕方ないと開き直って、取り込んだ悪いものを排出しやすい体づくりをするのがよいようです。
また、放射能に汚染された食べ物を食べないように気をつけすぎていると栄養のバランスが偏って、結果放射能を蓄積しやすい体になってしまうそうです。体が勘違いして取り込みやすい放射性物質とその性質を知って、もし口に入ってしまっても体に吸収されないように予防することも大事です。
大雑把にまとめると、
- 放射性セシウムとストロンチウムを吸収しないためにカリウム、カルシウムを多く摂る
- 体内に入ってしまった放射性物質を早く排出するために、ペクチン、水溶性食物繊維、酵素を多く摂る
- 何かの栄養素を一度にたくさん摂るよりは、日々のバランスの良い食事と適度な休息で体調を万全にしておく
が大事なことのようです。(※すべて汚染されていない食品が前提です。買い物の時気をつけること(放射能を家に持ち帰らない)、放射能を減らす食品下処理法もあわせてご覧ください)
さて、体が勘違いして取り込みやすいのは
- 放射性ヨウ素→ふつうのヨウ素
- 放射性セシウム→カリウム
- ストロンチウム→カルシウム
です。体に取り込まれる前に先回りして、これらのミネラル類で体を満たしておくことが大事です。
また、体に蓄積する主な放射性物質は主に以下のようになっています。半減期が長くても、体内から早く汗や排泄物として代謝できると、影響は少なくて済みます。
- 皮膚:
クリプトン85(物理学的半減期約11年) - 甲状腺:
ヨウ素131(物理学的半減期約8日。8割が取り込まれずにすぐ排出される。甲状腺での生物学的半減期は約120日。その他の臓器で約12日) - 肺:
プルトニウム239(物理学的半減期約 24,000年) - 肝臓:
コバルト60(物理学的半減期約 5年)
セリウム144(物理学的半減期約 284日) - 腎臓:
ウラン(物理学的半減期を迎える前に寿命)
ルテニウム106(物理学的半減期約1年) - 生殖器:
セシウム137(物理学的半減期約30年、約70日で代謝?)
プルトニウム239(半減期24,000年) - 筋肉:
セシウム137(物理学的半減期約30年、約70日で代謝。チェルノブイリの追跡調査では被爆後筋肉の癌が増えたという報告はない) - 骨:
ストロンチウム90(物理学的半減期約29年。生物学的半減期約49.3年。摂取量の1〜2.5割が骨に移行)
ジルコニウム(物理学的半減期約64日)
プルトニウム(物理学的半減期約を迎える前に寿命)
ラジウム226(物理学的半減期約1,620年)
炭素14(物理学的半減期約5,600年)・・・
近いうちに実際の献立やレシピ、あと掃除や洗濯のこともまとめる予定です。(まとめました→放射能を身の回りから減らす掃除について、放射能と衣類、洗濯、お風呂など)
- どの食品も、注意深く選んで買い、下準備しておく
- 高カリウム、高カルシウム、高ペクチン食がいい
- ストレスを減らす、規則正しく暮らすなどして免疫力が下がるようなことをしない
- 酵素が大事。
放射性物質を取り込む→放射光を出す→放射光が細胞やDNAを傷つける→細胞が癌化する→酵素があれば癌細胞を修復する ので。 - 便秘に気をつける。体によいものを摂っても腸にずっと老廃物が溜まっていればそこで放射線を出し続ける。腸を整えて、老廃物の体内滞在時間を減らす。乳酸菌、食物繊維、発酵食品を多く摂る。・・・
- 放射性ヨウ素が甲状腺に取り込まれるのを防ぐため摂取する
- 大人の体に25mg存在し、乾燥昆布に含まれるヨウ素は2〜4mg/gと言われる
- 成人の一日の必要量は0.15mg。許容限度量は3mg。・・・
- 昆布やわかめ、魚、塩、味噌などに多く含まれる・・・
- 放射性セシウムが体内に取り込まれるのを防ぐため摂取する
- 人の体内には4000Bqの放射性カリウムがある。カリウムの多い食品には放射性カリウムも多いが、体内のカリウム量は大きく変化しないように代謝で調整されるので、食品の放射性カリウムは特に気にせず食べればよい・・・
- パセリ、豆味噌、こんぶ、バナナ、メロン、アボカド、ホウレンソウ、ザーサイ、納豆、きゅうりのぬか漬け、里芋、モロヘイヤ、にんにく、にら、しそ、あゆ、さつまいも、大豆、あずき、魚類、肉類、ベーキングパウダー、ひじき、インスタントコーヒー、切り干し大根 など に多く含まれる・・・
- ストロンチウムが体内に取り込まれるのを防ぐため摂取する。
- 良質なタンパク質を摂取すると、カルシウムの吸収率を高める。また、ビタミンDを多く摂るとカルシウムの吸収が高まる・・・
- 過剰に摂取すると有害。1日1000mg程度がよい。・・・
- 桜えび、チーズ、しらす干し、油揚げ、しそ、大根の葉、豆味噌、ごま、あゆ、パセリ、モロヘイヤ、牛乳、小魚、海藻、大豆 など に多く含まれる・・・
- 水溶性食物繊維は重金属イオンを吸着するので、セシウム等の排出を促進する。
- ペクチン、アルギン酸、グアーガム、グルコマンナンなど
- エシャロット、かんぴょう、抹茶(粉)、にんにく、ごぼう、納豆、レモン、カレー粉、ピュアココア、唐辛子、切干大根、海藻のヌルヌルした部分 など に多く含まれる・・・
- 放射性物質を排出する作用がある
- 水溶性食物繊維の一種。腸内の乳酸菌を増やし、有害物質の排出を促す
- ペクチンは放射性物質以外のビタミンやミネラルも排出する作用があるので注意。サプリメントで摂取する場合は、マルチビタミンやマルチミネラルと併用する。・・・
- りんごペクチンがセシウム137の排出を促す
- あまり熟していないりんご、すもも、いちご、さくらんぼ、レモン、オレンジ、柑橘類の皮、にんじん、パプリカ、なすび、西洋かぼちゃ、あんず、スイカ、グリーンピースなどに多く含まれる。ジャムにできる果物はすべてペクチンが入っている
- 各食品の可食部分(皮や種を取り除いた部分)100gあたりに含まれるペクチンの量
グリーンピース 2.5g、パプリカ 0.6g、じゃがいも 0.5g、なすび 0.4g
りんご 1.2g、すもも 0.9g、桃 0.7g、オレンジ 0.6g、ぶどう 0.6g(詳細はベラルーシの部屋ブログを参照)・・・
- 放射線障害の前に摂っておくことが大事らしいが、ビタミンの錆びやすさ(電離のしやすさ)で、細胞やDNAの身代わりになってくれる(防衛医科大の実験では放射性物質の投与ではなく放射線の照射が行われているようです。今私たちが相手にしているのは放射性物質で、一時的な放射線の照射とは性質が異なります。放射性物質は常に放射線を出しているので、どんなタイミングでもビタミンを摂取しておくとより安心そうです)
- 食材を放射能を減らすやり方で処理した場合は、カリウムやビタミンB群などの水溶性の栄養素も失われるので、それを補う。
- 水溶性ビタミンのビタミンB1はインスタントラーメン、青のり(乾)、豚ヒレ肉、大豆(乾) など、ビタミンB2はドライイースト、レバー、うなぎ など、ビタミンB6はにんにく、酒粕、とうがらし などに含まれる。・・・
- 体内の鉄分が不足しているとプルトニウムが蓄積されやすくなる。プルトニウム消化器官からは吸収されない。呼吸器官から吸収・蓄積されると肺がんの原因になる。プルトニウムは30kmは飛ばないらしい。原発から30km以上離れたところに住んでいるひとは、それほど気にしなくてもいいらしい。
- 青のり(乾)、ひじき(乾)、きくらげ(乾)、レバー、パセリ、豆味噌、しじみ、抹茶、ピュアココア などに含まれる。
- 放射能の影響で傷つけられ癌化する細胞やDNAを修復する効果がある。放射能が身近に(あるいは体内に)あると、体は修復のためにどんどん酵素を消費するので、どんどん補ってやる必要がある。
- 酵素は生の食品、果物(特にパパイヤ、パイナップル、いちご、キウイなどに多い)や野菜(特に発芽野菜に多い)、玄米、発酵食品(ぬか漬け、納豆、味噌など。味噌については下の味噌の項目参照)に多く含まれる・・・
- 腸を整えるために摂る
- 体によいものを摂っても腸にずっと老廃物が溜まっていればそこで放射線を出し続ける。腸を整えて、老廃物の体内滞在時間を減らす。乳酸菌に限らず、食物繊維や他の発酵食品も多く摂る
- ヨーグルト、甘酒、漬物などに豊富・・・
具体的な食品について
あちこちでいいとされている玄米、塩、味噌について、また、他の栄養豊富な食品や、避けるべき食品について。
- 発芽させてから炊くと、消化しやすくなる
- 胚芽の部分に農薬を貯めやすいので、無農薬有機栽培のものを選ぶとよい
- 手に入らなければ、玄米を水に浸すとき昆布を1切れ一緒に入れておくと農薬の害が軽減されるらしい
- 酵素、食物繊維(不水溶性が2.3g/100g、水溶性が0.7g/100g)が豊富
- 今年収穫分からは、ストロンチウム、セシウムは穀類の籾、玄米の胚芽に多くつくため産地に注意して選ぶ。精米すると多くは除去できる(→放射能を減らす食品下処理法 も参照)・・・
その他