水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

火山帯活動の活性化に係る記載(その6:人工噴火に係る情報の収集と雑感)

2014-01-14 | 火山活動の活性化

 

'14-01-14投稿

 

 火山活動の活性化異常気象など天変地異有象無象の影響を与えていることを推察していますが、

 

 マグマ噴出による火山噴火は然ることながら、地震、台風とも関連していることに加えて、

 個人的には、既報小笠原の新島、8倍に成長というが、火山帯周辺の海水温度上昇に対する雑感(2014-01-05) に記載しましたが、海底火山の活動の活性化によってクレーターからは煙が渦巻き、水蒸気や灰、岩石が噴出していて、周辺の海水温度の上昇にも影響しているのだろうか?
 ひいては地球温暖化を誘起しているのでは?と推察しています。 

 

 一般的には、工業活動の進展によって増加しているという温室効果ガスCO2、メタンなどは火山活動の活性化によっても周辺環境温度の上昇させて大気中に遊離しているのでは?と想われます。

 

 

 

 上記の地震、台風は人工的に発生させることも可能とも言われていますが、

 

参考関連情報:
真実の扉
http://blog.goo.ne.jp/tobira2002/e/d6a7a0140bcaca29d2d497cb00ed7230

 

◆浜田総理大臣政務官の、驚愕の発言w!(11分15秒よりの質問に対して)というのも見つけました。

人工地震を起こすことが可能なことは政治の世界では常識 だそうです。

昨年23年7月11日の驚嘆発言(13分10秒より回答)です。

 

るいネット
人工台風の研究状況
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=255003

 

 

 

火山活動の活性化については

 

既報富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。(2013-06-05)に記載しましたが、

 

                     天変現象
                ↓ ↑

 

                地異現象
(大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化)

 

  
                              
(google画像検索から引用)

 

と思っていますが、

 

地震・噴火に影響する大陸移動に対して、
特に、地殻移動に影響すると思われる環境放射能、放射線寄与率
どのようになっているのだろうか???火山活動を加速させる要因、および環境放射能・放射線、電磁波の作用影響に係るメカニズムについて個人的には不詳であり、系統的な調査結果に係る情報を期待しています。

 

 環境放射能、放射線とは
 地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている
 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(放射能、放射線)
(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からの
アルファ線、ベータ線、中性子線、ニュートリノなど

 

 今回は個人的には不詳な人工的な火山活動の活性化に係る情報を調べました。

 

大規模火山噴火を人工的に止める方法として、

 

YAHOO知恵袋http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13107810028

 

 

 

人工火山噴火が可能であれば富士山の噴火を人工的に止めることができるのではない...

 

 

 

 

 

人工火山噴火が可能であれば富士山の噴火を人工的に止めることができるのではないでしょうか?富士山の下にあるマグマと同じマグマ系列に人工的にマグマの噴出しやすい場所にドリルで穴を開け富士山直下のマグマ圧

 

 

 

を下げる。もしそれでも富士山が爆発兆候を見せればその穴を大量火薬で爆発させ富士山噴火の圧力を下げ被害を最小限に抑える。この論理は無理があるでしょうか?

 

 

 

補足
宝永山噴火口を富士山のガス抜きに使うことはできないでしょうか?前に質問に書いているいる方法で。住民非難ー空から自衛隊機の噴火口に掘削爆弾?波状投下ー海水注入ー火口密閉ー水蒸気爆発ー火山爆発誘発ー溶岩誘導路ー観光名所。SFフィクションですが、国土交通省は研究予算計上してもいいのではないでしょうか?富士山爆発後のシュミレーションばかりしないで。
 

 

 

 

ベストアンサーに選ばれた回答

 

昔ソビエトで核爆弾を使った土木工事が考えられていました。間宮海峡を閉じて、日本海を暖めるとか、いろいろあったようです。

要はマグマ溜まりを見つけて、そこに穴をあければガス抜きができるわけです。通常のボーリングでは、10キロくらいしか掘れません。穴の大きさは、石油掘削を参考にすれば50センチくらいまで広げることができそうです。

富士山の下に向かって10キロのボーリングを行い、その底に核爆弾を置いて、爆発させ、マグマ溜まりまでのひび割れを作れば、ガス抜きできそうです。かなり強力な核爆弾が必要になるでしょう。

少しSF的になってもよければ、アイデアはほかにもあります。

マグマは、地中を流れる電磁波による岩石の加熱が原因であるという説があります。地球ダイナモ説を拡大した理論ですが、じっさい地中を流れる低周波電流が観測されています。そこで、この低周波電流を打ち消すように位相を合わせた電波を流してやれば、マグマの加熱をとめる事ができるはずです。でもちょっと間違うと、コアの回転も止まったりして映画のような状況になってしまうかもしれません。

もうひとつは、火山噴火は沸騰寸前のマグマ溜まりに宇宙線が透過することにより、一気に沸騰状態になることで噴火が起きる、と言う説です。太陽活動と火山噴火の関連から導き出された説です。これが本当なら、宇宙線が降ってくるのを待つまでもなく、加速器で宇宙線を作って、マグマ溜まりに向けて照射、マグマの沸騰を促進してやれば、大規模の噴火に至る前に小規模噴火を起こして、ガス抜きができます

 

   ~(後略)」

 

次に、人工噴火のメカニズムに係る記載を調べてみると、

 

阿修羅 
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/332.html

 

人工地震も人工噴火も現実に可能である・

 

(一部抽出しました。)
「・・・1 2003年の共同通信の記事:東大と京大が富士山噴火予測のために人工地震調査

 

<ニュース記事転載貼付>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

富士山で初の人工地震探査 噴火予測へ地下構造解明 
2003/09/05 23:21 【共同通信】

 

http://www.47news.jp/CN/200309/CN2003090601000067.html

 

 富士山噴火に備え、人工地震で地下の構造を探る観測を11日、東大、京大など全国8大学の研究者らが共同で行う。

 

 地下構造が解明できると、富士山の火山活動に関連する自然地震の震源がより正確に特定できるようになり、マグマだまりの場所の推定にもつながる。富士山の今後の活動予測に必要な貴重なデータが得られると期待されている。

 

 同様の探査は1994年以降、毎年1つずつの火山で行われており、富士山では初めて。参加する研究者は8大学などの約60人。

 

 静岡市と神奈川県津久井町付近を結ぶ約100キロのほぼ直線上5カ所で、地下約80メートルまで穴を掘り500キロずつの爆薬をセット。11日午前1時ごろから5分ずつずらして順次爆発させ、人工地震を起こす。

 

 地震波は、過去の噴火で上昇したマグマが地表近くまで貫入して固まった岩脈が多数あると、速く伝わる性質がある。

 

 人工地震の地震波を、富士山頂を含め発破地点を結ぶライン上に設置した約400台の地震計でキャッチ。地震波が届くのにかかる時間のずれを解析することで、こうした地下構造を詳しく解明する。

 

 

 

2 人工地震のメカニズム

 


お分かりでしょうか。要は「上記記事のやり方」で人工地震は起こすことができるわけです。

 


大規模な地震にしたければ、

 

地下約80メートル   → 地下10キロメートルに。

 

500キロずつの爆薬  → レーザー起爆型純粋水爆 or 通常の核爆弾に。

 

とすれば、いいわけです。・・・

 


まとめますと、

 


地下深くで(地下約10キロメートル以上で)、核爆弾を爆発させることで、大規模な人工地震を引き起こすことが、残念ながら現実に可能、

 


ということです。・・・

 


3 人工噴火のメカニズム

 


そして①「上記記事のやり方」を大規模にすることと、②「場所を選ぶこと」で、人工噴火も起こすことができるわけです。

 


つまり、上記記事のようなマグマ調査で「判明した」マグマだまり付近に核爆弾を仕掛けて爆発させれば、マグマを地表に噴出させることが可能

 


マグマが地表に噴出することを噴火と言うそうですから、こうすれば人工噴火を起こせるというわけです。・・・」という。

 

⇒地殻を掘削する技術は年々進んでいますが、
天然資源掘削時のストレス
引用:http://www.japt.org/abc/a/gijutu/ayumi.html
 掘削技術のあゆみ「・・・20世紀に人ると、石油掘削技術は飛躍的に進歩しました。綱による衝撃式掘削方式は、次第にロータリー式に置き換え られました。掘削深度の記録もだんだんと書き改められました。
 この分野では、アメリカが長い間記録保持者でしたが、 1980年にソ連が北極圏でl万メートルに達する井戸を掘って記録を破り、1985年に12,000メートルまで記録を伸ばしたあと、更に15,000メートルを目標に掘り進んでいます。・・・」というが、

 

上記のような爆発による火山噴火はTPOに適った方法とはとても思われませんが、火山活動を加速させる要因としてマグマを活性化を促すというニュートリノなど環境放射能、マイクロ波など放射線、電磁波の作用・影響について調べる必要があると想われます。

 

 火山噴火宇宙・太陽、大気圏の「天変」地圏 の地殻変動による「地異」現象による「杞憂」な現象なのかもしれませんが、どちらが主因(トリガー)なのだろうか?

参考投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変要因の調査)

火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)

 環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノが増加すれば、その励起効果によって、海水の温度上昇させて、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なマグマ活性化現象を引き起こす間接効果は推察されます。(水の表面張力、粘度の減少による浸透力の増加によって地下マグマを刺激し易くするのでは???)
 
もうひとつ、これらの電磁波、および放射能の中で地殻、マントルなどに対する透過性が大きなものは特定の地殻成分を直接吸収後、励起によって加熱させてマグマを活性化させることが考えられます。

 

 マグマ活動に係る調査解析に基づいて、天変地異に伴う大規模噴火の人工的な小規模化が期待されます。

過去提案されているマグマ活性化例として、

参考情報:
地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの引例

【地震のメカニズム】8.
マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動
  によれば、
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/03/001040.html

 

 

であり、
外核から発生する電磁波はどのような鉱物からのどのような波長のマイクロ波による電子レンジ効果なのだろうか?と思っています。

地殻からの放射能といえば、
既報の引例「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義 
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成によれば、
>>引例文献詳しく読む

放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U  232Th    40K    ・・・」ということから、

放射線による熱化によって、火山帯地域ではマグマの活性化に影響すると想われます。

 


小笠原の新島、8倍に成長というが、火山帯周辺の海水温度上昇に対する雑感

2014-01-05 | 火山活動の活性化

'14-01-05投稿

既報小笠原「新島」誕生で富士山の火山活動に影響があるという。
(2013-12-01) にて、

小笠原「新島」誕生で富士山の火山活動に与える影響
http://nikkan-spa.jp/545198

を紹介しましたが、

 ・・・日本の領海が“少しだけ”広がった喜びの声で溢れている。

 だが一方で、今回の新島誕生が「大地震の予兆」と危ぶむ声が根強くあるのも事実だ。前回、西之島で噴火があった1974年には、死者30人を出した伊豆半島沖地震(マグニチュード6.8)が起きるなど、マグニチュード7レベルの地震が多発。さらには、今回の新島誕生とは別に、今夏の記録的猛暑や大型台風も頻繁に発生したため、これらの要素を巨大地震の「予兆」に結び付けようとする噂が後を絶たないのだ。

・・・しかも、今回の噴火は富士山の火山活動にも影響を与える可能性があるという

島村氏が続ける。

「実は、富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島、そして今回の西之島へと火山列が連なっており、その先には1952年に大爆発を起こし、31名の犠牲者を出した明神礁がある。この南北に連なる火山列は、太平洋プレートがフィリピン海プレートにちょうど潜り込む場所に当たり、今回に限らず、4月にも三宅島で火山性の群発地震が発生し、時を遡れば1605年に八丈島が大噴火しています。小笠原諸島付近では、昔から同じメカニズムで海底火山の爆発や地震が繰り返されており、今回、新島ができたエリアは、10年で1mもプレートが動き、巨大な地震エネルギーが蓄積されているのは紛れもない事実。・・・」という。


 上記のように、富士火山帯に属する海底火山活動の活性化によって、新島は成長し続けているという。

ソーシャルニュース Ceron.jp[セロン]
ナショナルジオグラフィック ニュース
January 4, 2014
小笠原の新島、8倍に成長
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140104001
(一部割愛しました。)

「小笠原諸島の新島が成長を続け、漫画のキャラクター「スヌーピー」のような形になっている。

 「新島」と呼ばれていた火山島は11月20日に初めて太平洋上に出現したあと拡大を続け、隣の無人島である西之島と一体化した。

 この小さな火山島は日本の領海内、東京から約1000キロ南に位置し、およそ30の島が連なる小笠原諸島に属している。

 この新島は、出現した当初の約8倍の面積に成長している。11月20日の時点では西之島から500メートルほど離れていたが、その後2つの島は結合した。結合部分には赤褐色の海水がマークのように細長く溜まり、結合が進む様子がよく分かる。

 西之島という名前は島の新しい部分が誕生する以前から存在するので、慣例に従い、2つの島がつながった陸塊に対しても同じ島名を使い続けることになる。

 名前はさておき、この新しい陸塊の航空写真を見たネットユーザーからは、古典漫画のキャラクター「スヌーピー」に形がそっくりだという声が上がっている。

 ツイッターでは「ノストラダムスの予言通りだ。東京近海にスヌーピー形の島が出現するなんて」(@etienneeshrdlu)という冗談や、「なんだと、スヌーピー島だって・・・。だれが何と言おうと、僕は行くぞ」(@astralpouch)などの投稿があった。

 この島は海底火山の活動によって形成されたもので、クレーターからは煙が渦巻き、水蒸気や灰、岩石が噴出している。

 海洋火山は短期間で消滅してしまう場合がよくあるので、11月の段階では日本の科学者たちはこの島がいつまで存続するか確信が持てなかったようだが、12月には、永続しないとしても少なくとも数年は存続するだろうと語っている。

 NASAの「Earth Observatory」によると、この火山は最近では1973~1974年に噴火している。

 この新しくつながって形成された島は、一番近い有人の島から約130キロ離れている。日本の人口のほとんどは大きな四島に集中しているが、日本という国は実際には何千もの島から構成されていて、その中には中国が領有権を主張している島も存在する。

PHOTOGRAPH BY THE ASAHI SHIMBUN VIA GETTY IMAGES」とのこと。
 
⇒上記のようにNASAの「Earth Observatory」によると、この火山は最近では1973~1974年に噴火していて、今回、火山活動の活性化によって新島は形成されたのですが、永続しないとしても少なくとも数年は存続するだろうという。
 
 また、富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島、そして今回の西之島へと火山列が連なっており、その先には1952年に大爆発を起こし、31名の犠牲者を出した明神礁があり、火山列は、太平洋プレートがフィリピン海プレートにちょうど潜り込む場所に当たるようです。
 
参考:(google画像検索から引用)

 
<火山帯とプレートの位置関係 > 
 
 
 この小笠原の新島、8倍に成長しているというが、
 
 海底火山の活動の活性化によって地震、火山噴火への影響は然ることながら、クレーターからは煙が渦巻き、水蒸気や灰、岩石が噴出していて、周辺の海水温度の上昇にも影響しているのだろうか?
 ひいては地球温暖化を誘起しているのでは?と推察されます。
 
 
  
 既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
 
 海水温度の変化は地震と関連するという
技術屋ポッポのブログでは

「・・・温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。・・・」とのことですが、
http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-1238.html
 
 
 直近の海水温度への影響が推察されて調べてみると、
 
 技術屋!BOPPOのtwitter
 
1日
【海水温に変化】12/29と本日1/3の海水温を比較全体的に海水温の上昇が見られ、特に東日本域で温度境界線が「関東直下」に達しているこれは過去実績からも「要注意」だろう… 海保HP→
 
 ということから、一連の火山帯周辺の火山活動の活性化の影響と関係あるのだろうか?と想われます。
 
 また、この原因として、
既報異常気象など天変地異に係る投稿(その4:~'13-12-31)の整理
(2014-01-03)の引例
 真実を探すブログ
M6.4太陽フレアとM9.9太陽フレアが発生!第一波は1月2日早朝に地球と接触!太陽の端からは巨大黒点も出現!  によれば、
「1月1日と1月2日に相次いで強い太陽フレアの発生を観測・・・」ということから、
 
 個人的には、太陽フレアーの増大が海水温の上昇に影響しているのか?とも想われます。
メカニズムについては不詳ですが、太陽フレアー中の粒子線、電磁波放射線、ニュートリノなどによって地殻、マントル、核が刺激されて火山活動が活性化されてマグマが噴出し易くなったためなのでしょうか??
 
 
 話が少しずれるかもしれませんが、 
 
 昨年の主だった季節外れの異常な大型台風は
火山活動の活性化している地域で発生しているようです。

例えば、
上記の富士火山帯に位置する伊豆大島2013-10-17)
 
 
マヨン火山など存在するフィリピン諸島(2013-11-16) 

関連投稿:
(2013-10-17) 
 
(2013-05-09) 
 
参考情報:

引用:フィリピン、台風被害拡大の背景
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131113001

 【世界の主要火山帯分布図】
(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html) 

  

 

台風とは単純化すると 、海水温度の上昇によって生まれるものという。

この海水温度を上昇させる一因として、

 上図の世界の主要火山帯分布図からみてもわかるように、
火山帯からの熱によって、
海水温度を上昇させているのでしょうか?
 
加えて、

海底火山噴火からの遊離メタンガスなどによって、周辺の海域の温室効果を増大させて海水温度を上昇させているのだろうか???

 地球温暖化にともなって、海底、地殻中に存在しているメタンがガス化して、CO2と同様に温室効果を与えて地球温暖化を加速しているのでは?と杞憂しています。

関連投稿:
(海底など地殻の亀裂)
(海底火山噴火) (メタンハイドレイド)からの遊離メタンガス

  熱源としては一口で言えば、宇宙線、地下マグマ、原発、高自然放射線地域などからの
環境放射能の崩壊熱、および火山帯のマグマによる加熱効果の影響か?
と個人的には思われます。
 
 その中でも、今回の新島形成によって、クレーターからは煙が渦巻き、水蒸気や灰、岩石が噴出していることから、海水温を上昇させる要因として、前述の太陽フレアー中の粒子線、電磁波放射線、ニュートリノなどによって地殻、マントル、核が刺激されて火山活動が活性化されてマグマが噴出したことによる熱の影響が推察されます。 
 
 今後とも、世界の火山帯における火山活動が活性化には着目する予定です。
 
 
ということで、蛇足ながら、
地震および津波に係る記載(その25:海水温分布の不均一地域と砂鉄鉱床との関係)(2012-12-29) で海水温度分布の原因について妄想した一部を抽出して、
個人的なメモとして、再掲しました。

「・・・
 
環境放射能が高く、砂鉄鉱床(もしくは鉄鉱石)が多い地域が地震に影響しているのか?と想っていますが、
 
・・・
 
海水温度の
 
 熱源としては一口で言えば、宇宙線、地下マグマ、原発、高自然放射線地域などからの
環境放射能の崩壊熱、および火山帯のマグマによる加熱効果の影響か?
と個人的には思われます。

・・・

1.環境電磁波による加熱効果

一般的な太陽光スペクトル(波長約0.4μ~3μ)の可視光(波長約0.4μ~0.75μ)域加熱効果は均一に海水を加熱する?ので、上記のかなり広範囲の海域の海水温度分布に影響しないと想われますが、

        (google画像検索から引用)

 可視光以外の電磁波については
概念的には影響するのでは?と想われます。


・波長が短い紫外線
についてはオゾン層破壊によって、

・波長が
長い赤外線は環境放射能の崩壊熱の増加によって、
電離層の破壊、火山爆発による地殻の亀裂、海に介在する放射能微粒子など

・波長がもっと長いマイクロ波、電波によって、

 これらの電磁波が局所的に増減して温度分布を形成すると想われます。
 

これに地殻に存在する砂鉄鉱床が関係しているかどうか???

関係しているとしたら、どのように影響しているのだろうか?

また、海水温度上昇に影響するためには、水の分子が電磁波と反応して発熱することも必須の条件となります。

                        (google画像検索から引用)

YAHOO知恵袋 2008/5/30 
赤外線とマイクロ波について」によれば、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416840019

「・・・オーブントースターは赤外線、電子レンジはマイクロ波ですが
物質を暖める場合、両者は全く異なった暖まり方をします。

赤外線とマイクロ波は波長が違うのは わかりますが
なぜ、このような違いがでるのでしょうか?

ベストアンサーに選ばれた回答

波長による物質の吸収特性の違いです

 赤外線はほとんどの物質で吸収されますから、食材の表面に近いところで多くが吸収され、熱に変ります。
赤外線でも波長が長いもの(遠赤外線)は吸収率が低いので、表面だけでは吸収しきれず内部でも熱になります。

 電子レンジに使われるマイクロ波は、特に水分子で吸収される波長のマイクロ波です。他の物質ではあまり吸収されません。
そのため、食材に含まれる水分子に吸収されて熱に変り、その熱が回りに伝わって調理されることになります。

赤外線もマイクロ波も電磁波です。

赤外線<遠赤外線<マイクロ波 の順に波長が長く(周波数が低く)なります。・・・」

2.鉄鉱床、砂鉄鉱床の種類と概略組成

地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。」という。(ウィキペディア「地殻」)

地震および津波に係る記載(その6:砂鉄鉱床はどのようにしてできたのか)
の引用文献
鉄 地球科学の立場から
http://staff.aist.go.jp/nakano.shun/Jap/tatara/iron/iron4.html
鉱床はどのようにしてできたか?

・・・

3.発熱効果を有する鉄化合物の可能性について
1)電気伝導性
一般的には、鉄鉱石は非電気伝導的な 物質ですが、高温超伝導的な効果を示す鉄化合物があるという。地殻の変動による圧電効果によって発生した電気が流れれば、発熱作と磁気が発生するのだろうか?
参考投稿:地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)
  

2)環境放射能の励起による電磁波の発生

 宇宙二次粒子線、太陽風、地下マグマなどからの新たに生まれた陽子、中性子、パイ中間子、ミュー粒子、電子、ガンマ線、ニュートリノなどの環境放射能に地殻成分が励起されて各種電磁波が発生して、最終的に熱線(赤外線)化すれば、発熱作用が発生するのだろうか?

参考投稿:地震および津波に係る記載(その21-3:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況)

3)酸化鉄の触媒効果

 
地殻中の鉄化合物が触媒として作用して、地殻の脆弱化を促進するガス反応させていることが考えられないのだろうか?

 すなわち、地殻に亀裂、空隙などが形成されれば、マグマの流体相(さまざまな金属元素を溶かし込んだ水溶液)が噴出して、その熱が海水温度の分布に影響しないだろうか?

ウィキペディア「触媒」によれば、
「・・・不均一系触媒
化学工業など、基礎的な化学物質を大量に生産する施設では、気相での固定床もしくは流動床流通式反応装置がしばしば用いられること、液相反応においても生成物の分離回収が容易であること、一般に錯体触媒よりも耐久性が高いなどの理由から、不均一系触媒が多く用いられている。不均一系触媒は、白金パラジウム酸化鉄のような単純な物質から、それらを担持したもの(後述)、ゼオライトのような複雑な構造の無機化合物、あるいは金属錯体を固定化したものなど、多種多様である。・・・」という。

  ・・・(後略)」

 その他、

火山活動を活性化するメカニズムに係る仮説については

火山活動の活性化の引例にて提案されています。

自然界に徘徊標榜するニュートリノは浅い震源深さの地震と関連するのだろうか?
(
2013-09-24)

 基本的には、ニュートリノの物質透過性が大きいといわれていますが、下部マントルと核の組成に感度があり、主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。(ウィキペディア「地殻」から引用)に個人的には、関心を持っています。

(宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生存在比率については個人的には不詳)

話を本題に戻して、ニュートリノなど物質透過性の高い放射線が地殻、地下マグマの活性化を誘起して震源深さに影響しているのだろうか?

火山帯活動の活性化に係る記載(その3-3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加)(2013-04-21)

火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)(2013-04-19) 

火山帯活動の活性化に係る記載(その3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変要因の調査)(2013-04-18) 

火山帯活動の活性化に係る記載(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感)(2013-04-15) 


小笠原「新島」誕生で富士山の火山活動に影響があるという。

2013-12-01 | 火山活動の活性化

’13-12-30投稿

 富士山噴火の可能性は、既報富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。(2013-06-05)の記載にて、富士山の噴火の話題を紹介しましたが、一昔以上前、三原山噴火の連動で富士山が噴火するのでは?といわれて久しいですが、一時騒然となったが、結果として幸い?にも発生しませんが、
火山噴火に関しても、的確な予知が科学的に的中できない現状であり、大中小は別にして「またか」「こんな所で」が偽わらざる心境です。

 既報もし富士山が噴火したら? 大量の火山灰で家屋倒壊、火山ガスによる呼吸器疾患にも注意という。(2013-06-27) に記載しましたように、火山噴火は地震同様、富士山のみでなく全国数十箇所に存在する活火山にも注目する必要があると思っています。

 


 出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室 

小笠原諸島の西之島近くで、11月20日、40年ぶりの海底噴火したことから、その連動性が指摘されていますが、どのようなものでしょうか?調べました。

日刊SPA!

小笠原「新島」誕生で富士山の火山活動に与える影響
http://nikkan-spa.jp/545198
(一部割愛しました。)

「小笠原諸島の西之島近くで、11月20日、40年ぶりの海底噴火により誕生した新たな小島が、その後、噴き出した溶岩流が島全体に流れ出ているため、着々と「新島」化している。早くもYahoo!地図には、まだ“点線”扱いだが、新島らしき形状の島が表示されるなど、ネット上では、日本の領海が“少しだけ”広がった喜びの声で溢れている。

 だが一方で、今回の新島誕生が「大地震の予兆」と危ぶむ声が根強くあるのも事実だ。前回、西之島で噴火があった1974年には、死者30人を出した伊豆半島沖地震(マグニチュード6.8)が起きるなど、マグニチュード7レベルの地震が多発。さらには、今回の新島誕生とは別に、今夏の記録的猛暑や大型台風も頻繁に発生したため、これらの要素を巨大地震の「予兆」に結び付けようとする噂が後を絶たないのだ。

 武蔵野学園大学教授の島村英紀氏が話す。

「そもそも、大地震の前兆と言われる『宏観(異常)現象』自体、私はまったくの俗説と考えています。特に、今夏の『異常高温』など気温については何の関係も認められない。というのは、例えば東京の地下水の温度が1年中15度であるように、地上でいくら気温が高かろうと地下数kmには何の影響もない。ただし、気圧や雨が地震に影響を及ぼすことはあります。現に、大西洋の真ん中に位置するアゾレス島では、雨が大量に降ると地震が起きる傾向にあり、すでに気圧が低くなると地震が起きるという論文も存在している。今回噴火の起きた西之島近辺はまだ噴火中の状態。今後、火山活動がさらに活発化し、新島が今以上に大きくなるようなことがあれば、さらに上のステージに入り、マグニチュード8クラスの巨大地震が西日本で起きる可能性が浮上してきます」

 しかも、今回の噴火は富士山の火山活動にも影響を与える可能性があるという。島村氏が続ける。

「実は、富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島、そして今回の西之島へと火山列が連なっており、その先には1952年に大爆発を起こし、31名の犠牲者を出した明神礁がある。この南北に連なる火山列は、太平洋プレートがフィリピン海プレートにちょうど潜り込む場所に当たり、今回に限らず、4月にも三宅島で火山性の群発地震が発生し、時を遡れば1605年に八丈島が大噴火しています。小笠原諸島付近では、昔から同じメカニズムで海底火山の爆発や地震が繰り返されており、今回、新島ができたエリアは、10年で1mもプレートが動き、巨大な地震エネルギーが蓄積されているのは紛れもない事実。実は、世界ではマグニチュード9を超える巨大地震が、東日本大震災を除いて過去5回起きましたが、その4年以内に地震が起きた付近で火山が噴火しているデータもあり、この関連性に則れば、富士山が6回目のケースになる可能性もある。富士山のもっとも最近の噴火は宝永の大噴火(1707年)。300年以上にわたって富士山が噴火しなかったことはなく、むしろ、長い目で見れば現在の静寂は極めて珍しいことなのです」

 東日本大震災の影響で、日本列島を中心に大きな地殻変動が起こったというが……。新島誕生のお祝いムードに水を差したくないが、しばらくは注視が必要な気配だ。 <取材・文/日刊SPA!取材班>」という。

⇒富士山噴火、および大地震の予兆現象については数多く言われていますが、しばらくは注視が必要な気配と思われます。

 

参考投稿:
富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。(2013-06-05) の引用記載によれば、

 

 既報地異に係る記載(その23:富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生 したという。)(2013-04-09)によれば、 47NEWS 2012/07/10 【共同通信】富士山5合目に亀裂、約20m 気象庁「噴火の兆候なし」に引き続いて、2013/04/08さらに大きな地割れが発生しているのは、富士山の五合目から下った標高1980メートル付近で発生して道路の半分ほどが大きく陥没したような映像となったという。

 

富士山滝沢林道地割れ – YouTube

 

 最近の情報では、富士山で異変!巨大地震の予兆か 林道陥没、浜名湖周辺ではアサリ激減、アユ大量死という。(2013-05-15)以前の気象庁のコメントでは噴火との関連はないようですが、既報の世界各地で発生している地異現象と比較して規模が小さいようですが、噴火に対する油断は禁物か。

 

 というのは、既報地震および津波に係る記載(その51:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)の引例に記載されているように、「プレート端部での潜り込みの方向を見るとバラバラであるのが分かります。一体剛体であるはずのプレート(といっても、お椀のようなシェル構造ですが)にそんな器用な動きが取れるのでしょうか。これではゴム板のようです。」という。

 

参考関連投稿:
地異に及ぼす要因に係る記載(09-14更新 その5:シンクホール(地殻沈没)現象)

その他関連投稿:
電子基準点を使った地震予測で3.11直前と同じ異変 M7以上の南海トラフ地震の可能性があるという。
(2013-11-25)

太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?という。
(2013-11-02)

地震発生地域と台風進路との関係はあるのだろうかに係る雑感
(2013-11-01)

 


もし富士山が噴火したら? 大量の火山灰で家屋倒壊、火山ガスによる呼吸器疾患にも注意という。

2013-06-27 | 火山活動の活性化

'13-06-27投稿

 もし富士山が噴火したら? 大量の火山灰で家屋倒壊、火山ガスによる呼吸器疾患にも注意という記載を調べました。

 その前に、既報までの個人的な雑感を見直してみると、

 火山噴火は地震同様、富士山のみでなく全国数十箇所に存在する活火山にも注目する必要があると思っています。

 既報富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。(2013-06-05)の記載にて、富士山の噴火の話題を紹介しましたが、個人的には、一昔以上前、三原山噴火の連動で富士山が噴火するのでは?と一時騒然となったが、結果として幸い?にも発生しませんでしたが・・・。
 既報今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:'11-03-13~'13-03-25)と今後への期待(2013-03-27)と同様、火山噴火に関しても、的確な予知が科学的に的中できない現状であり、大中小は別にして「またか」「こんな所で」が偽わらざる心境です。
 予兆現象に係るメカニズムを解明して、予知・予側を期待しています。

また、十勝岳で発光現象 火山ガスに注意という。組成はどのようなものであるのだろうか?(2013-06-11) で記載したように、
 わが国の火山帯の活動といえば、
古くは、箱根連山、富士山。新しくは桜島、昭和新山、浅間山、三宅島、ごく最近の霧島新燃岳などが挙げられます。
 通常、箱根の大涌谷ように数多くの場所において各種の成分を含むエアロゾル、ガスが大気中に噴気していますのでその組成の変化を正確に把握することが必要か?

 出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室 




goo辞書【火山ガス】
火山の噴火口などから噴出するガス。マグマ中の揮発成分で、水蒸気を主とし、二酸化硫黄二酸化炭素硫化水素なども含む。

とりわけ、首都圏は関東ローム層が物語っているように、火山帯に囲まれ、偏西風などの影響を受け易く、過密な家屋、人口、交通の密集地帯につき、甚大な被害を蒙る可能性があり注意が必要か?

goo辞書
「関東ローム」とは、
関東地方の台地や丘陵を覆う赤褐色の風化した火山灰層。更新世に、箱根富士男体赤城浅間などの火山から噴出したものに由来する。

まえがきが長くなりましたが、

もし富士山が噴火したら? 火山灰で家屋倒壊もdot.
2013年6月27日(木)07:00
http://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2013062600028.html
「富士山の噴火が、国が具体的な対策の策定に向けて動きだすなど、現実的なものとして徐々に認識され始めた。ひとたび噴火すれば、噴石や火山灰の被害は静岡県、山梨県にとどまらず、首都圏全体に広がりかねない。

広範囲に影響を及ぼしかねないのが火山灰だ。1707年の宝永噴火では、16日間にわたって降り続け、17億立方メートルという膨大な灰が大地を覆った。東京ドーム1370杯分に相当する量だ。噴火対策は富士山のすそ野だけではなく、首都圏全体の問題なのだ。

火山灰は2ミリ以下の細かい粒子だが、30センチも積もれば重みで木造家屋は倒壊してしまう。

われわれの体にも襲いかかる。災害医療に詳しい国立保健医療科学院・健康危機管理研究部の石峯康浩氏はこう話す。

「気管支ぜんそくなど呼吸器に持病がある方は、特に注意が必要です。火山灰には亜硫酸ガスや硫化水素、フッ化水素などの有害物質が付着しています。火山灰を吸い込むと、ぜんそくの発作が起きる危険性があります」

呼吸器を守るには、やはりマスクは欠かせない。宝永噴火と同じ規模の噴火が起きると、約1250万人が呼吸器系の健康被害を受けるという予測もある。薬局などで売られている一般的なマスクより、建物の解体作業などで使われる高機能マスク(防じんマスク)のほうが効果的だ。通信販売などで入手できる。

ただし、高機能マスクとはいえ、きちんと装着しないと効果がない。普通のマスクとは装着方法が異なるので、あらかじめ説明書を読んで練習しておきたい。特に、鼻の部分をしっかり覆わないと、火山灰は簡単に入ってきてしまう。携帯に便利な小さいタイプもあるので、普段から持ち歩いておいたほうがいい。家の中に火山灰を入れない工夫も必要だ。

「家の中に火山灰が入らないように、通気口などを粘着テープでしっかり目張りしてください」(石峯氏)

粘着テープで防ぎきれない場合は、専用のフィルターがある。ホームセンターなどで売られている。こうしたグッズを活用するのもひとつの方法だ。

週刊朝日 2013年7月5日号

このニュースの関連情報

  • 放射能 見えない恐怖と「本当の話」
    「・・・小出裕章氏インタビュー

    建物から勢いよく噴き上げる灰色の噴煙。福島第一原子力発電所で1号機に続き、3号機でも水素爆発が起こった。心臓部である格納容器は無事だったと言われているが、まだ予断を許さない状況に変わりはない。『隠される原子力・核の真実 原子力の専門家が原発に反対するわけ』(創史社)などの著書もある京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏(61)はこう警告する。「もし、格納容器が爆発すればチェルノブイリになる」。東京は、日本は、そのときどうなってしまうのか──。

    ──福島第一原発の1号機と3号機で、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故と同様に炉心が溶融して大爆発が起きたら、どうなるのでしょうか。

     おしまいですよ。放射能による被害の大きさは原子炉の電気出力に比例します。旧ソ連のチェルノブイリ原発は100万キロワットでした。福島第一原発1号機の46万キロワットと3号機の78・4万キロワットを合わせるとチェルノブイリ以上の規模になる。チェルノブイリ原発事故では、日本であれば、法令で放射線管理区域にあたる1平方キロあたり1キュリー以上の汚染を受けた土地は原発から700キロ先まで広がりました。これは、東京をはじめ、名古屋、大阪まで入るほどの広さに匹敵します。
     原発の事故災害評価をしてきた京都大学原子炉実験所の故・瀬尾健氏の研究をもとに、私が福島第一原発で110万キロワットレベルの原子炉が爆発した場合をシミュレーションしたところ、原発から10キロ圏内の急性死亡率は99%を超えることがわかりました。南西方向に風速4メートルの風が吹いていた場合、ある程度の時間がたって発症する放射能の「晩発性影響」によるがん死者は、東京でも200万人を超えるという結論が出ました。・・・」
  • 富士山の噴火対策 服の素材によって「火だるま」も
  • 原発汚染食品本当に知りたいQ&A
  • 中国大気汚染は九州だけじゃない 「PM2.5」の危険性
  • 広瀬隆が改めて警告「東海地震の危機」       」という。

 

 

 


十勝岳で発光現象 火山ガスに注意という。組成はどのようなものであるのだろうか?  

2013-06-11 | 火山活動の活性化

'13-06-11投稿

 既報地震および津波に係る記載を調べました。(その34:北海道でM6.4震度5強は巨大地震の前ぶれか!?)(2013-02-05)にて、既報(その33)にて、北海道でM6.4 震度5強程度の中規模地震(2013年2月2日 23時17について記録しましたが、
 昨日2013.6.10、 十勝岳で発光現象が発生したという。

msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130610/dst13061008120002-n1.htm

十勝岳で発光現象 火山ガスに注意呼びかけ
2013.6.10 08:11
「札幌管区気象台は9日、北海道上富良野町と美瑛町にまたがる十勝岳(2077メートル)の大正火口付近が発光して明るく見える現象を観測したと発表した。

 火山ガスや硫黄が自然発火したとみられるといい、気象台は「噴火の兆候は認められないが、火山ガスが風下の登山道にまで流れる可能性がある」として注意を呼び掛けた。
十勝岳では、昨年6~8月にも同様の現象が観測された。」という。

火山ガスの組成は不詳ですが、箱根山の地震も活性化中といわれ、火山ガスも増加しているのだろうか?火山噴火の兆候は認められないというが、

わが国の火山帯の活動といえば、
古くは、箱根連山、富士山。新しくは桜島、昭和新山、浅間山、三宅島、ごく最近の霧島新燃岳などが挙げられます。
 通常、箱根の大涌谷ように数多くの場所において各種の成分を含むエアロゾル、ガスが大気中に噴気していますのでその組成の変化を正確に把握することが必要か?

 出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室 




goo辞書【火山ガス】火山の噴火口などから噴出するガス。マグマ中の揮発成分で、水蒸気を主とし、二酸化硫黄二酸化炭素硫化水素なども含む。

 いずれにしても、既報にて、大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について調べましたが、

 大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で 

 
大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能なラドンなど放射能、赤外線、大気イオン、火山性ガス、着色光一時的に異常発生して、大地震を誘起させていると理解しています。震源域が海の場合には周辺海域の温度変化もするという。

 

(google画像検索から引用)

 また、火山帯の地殻から噴出している
大気イオン(プラス電荷)、火山性ガス(硫化水素:H2S、二酸化硫黄:SO2、メタン:CH4)など、特に、大気イオンは地震の前兆として地震発生前に一時的に急激に増加するという。

火山帯活動の活性化に係る記載(その1:大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について)の引例大気イオン地震予測研究会 e-PISCO
大気イオンとはhttp://www.e-pisco.jp/ion.htmlによれば、
大規模な地震の前に大気中のプラスイオン濃度が、通常の5倍以上に上昇する現象が観測されています。例えば2000年の鳥取県西部地震では3ヶ月前に普段の約10倍、2001年の芸予地震では1週間前に約3倍が計測されました。

また、大気イオンは主にプラスに帯電してエアロゾルといわれ、地震および津波に係る記載(その48:地震の予兆という大気イオン濃度と気象との関係)の引例
帯電エアロゾル210Pbのサンプリングと測定
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=809bf58cfb33b892d0347b6d1b5355d0によれば、

大気中の鉛-210
 地震前兆時の帯電エアロゾル発生は主に大気や地殻中に含まれる放射性核種,ラドンによるのものとされている(弘原海他,1999).ラドン(222Rn)はウランの崩壊によって生成される娘核種で,地殻変動によって地中から,希ガスとして放出される.222Rnは壊変を起こし3つの壊変生成物(218Po,214Pb, 214Bi)を経て210Pbができる.この210Pbは,半減期も22.3年と長く,自然界のみに存在する.これを核として大気中のエアロゾルが付着したクラスター構造をもつ.この帯電エアロゾルは地震前兆の指標となると考えられているという。

参考情報:


・・・」という。本文を詳しく読む

 


<火山帯とプレートの位置関係 >  


(google画像検索から引用)

(発光のメカニズムは?)

十勝岳は千島火山帯に属しているので、一連の既報から、噴火はないとしても大地震の予兆?かもしれず、無気味な青白い発光です。

参考関連投稿:
南太平洋トンガ沖でM7.4 引き続きサハリン近海でM8・2の大地震が発生 その連動性について(2013-05-28)
In Deephttp://oka-jp.seesaa.net/article/362511093.html
プレートの異変:
「日本列島の周辺も含むプレート上にあるカムチャッカで記録的な数の地震が発生している」
同じ地殻的性質を共有する日本列島とカムチャッカまでの異変によれば、

エクスティンクションプロトコロルというブログにあった地図に、日本語を加えたものです。


カムチャッカ半島沖で複数の地震 最大M6.4が発生したという。世界各国への地震・噴火の連動性は?(2013-05-21)
火山帯活動の活性化に係る記載(その1:大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について)(2013-04-14)
地震および津波に係る記載(その41:バヌアツ沖M6.0、引き続いて千島列島沖M6.9 要警戒か?)(2013-03-01)

 一般的には地震前の発光は赤色発光と言われていますが、問題は今回の大正火口付近が青色発光して明るく見える現象がどのようなメカニズムであるか?と思われます。

・単なる硫黄、メタンガスの燃焼による発光なのか?

・環境放射能があるならば、その放射線による大気イオンの励起発光もあるのだろうか?
 その場合、大気イオン(エアロゾル)の組成はどのようなものか?

 関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その22:エアロゾルの組成と蛍光発光色との関係<地震前赤色発光の写真>) 
天変に係る記載(24:5月太陽活動がピーク 東京でオーロラが見えると地球の磁気圏が吹き飛ぶという)(2013-05-05)→磁気圏の崩壊によって大停電が起こるという。
大気中の酸素原子や窒素原子などに高速で電子が衝突して発光しているというオーロラ現象のように、環境放射線であるべ-タ線(電子線)、ガンマー線、ミューオン、ニュートリノ、紫外線などによって放射化もしくは励起されて、蛍光発光する原理で、

 オーロラ現象

      (google画像検索から引用)

 

  風化して大気中に舞い上がったエアロゾル砂塵が異常発光を発生させている可能性がありえるのか?

 

日本における低緯度オーロラの記録について
http://homepage2.nifty.com/nakazawa-yoh/aurora.html
低緯度オーロラは、古い史書にも「赤気」としてしばしば登場するが、これまでの観測から、磁気嵐の際かなり頻繁に起きており、それが非常にまれな現象として考えられてきたのは、単に光の強さが弱くて肉眼で見えないためである、ということがわかってきた。しかも、低緯度磁気圏にこのオーロラを引き起こすメカニズムが存在することを示唆しており、こうした地球磁気圏の解明は、宇宙時代としての21世紀に不可欠なものである。

エアロゾルに係る記載(その21ー2:(追記)エアロゾルの組成と色調との関係に係る雑感)  
放射化現象に係る投稿(その6:地震予兆としての異常発光現象のメカニズムの仮説)
放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)


富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。

2013-06-05 | 火山活動の活性化

'13-06-05投稿

 既報地異に係る記載(その23:富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生 したという。)(2013-04-09)によれば、 47NEWS 2012/07/10 【共同通信】富士山5合目に亀裂、約20m 気象庁「噴火の兆候なし」に引き続いて、2013/04/08さらに大きな地割れが発生しているのは、富士山の五合目から下った標高1980メートル付近で発生して道路の半分ほどが大きく陥没したような映像となったという。

富士山滝沢林道地割れ – YouTube

 最近の情報では、富士山で異変!巨大地震の予兆か 林道陥没、浜名湖周辺ではアサリ激減、アユ大量死という。(2013-05-15)以前の気象庁のコメントでは噴火との関連はないようですが、既報の世界各地で発生している地異現象と比較して規模が小さいようですが、噴火に対する油断は禁物か。
参考関連投稿:
地異に及ぼす要因に係る記載(09-14更新 その5:シンクホール(地殻沈没)現象)

 というのは、既報地震および津波に係る記載(その51:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)の引例に記載されているように、「プレート端部での潜り込みの方向を見るとバラバラであるのが分かります。一体剛体であるはずのプレート(といっても、お椀のようなシェル構造ですが)にそんな器用な動きが取れるのでしょうか。これではゴム板のようです。」という。

 

 

 実際、わが国周辺でのプレート、地殻移動の動きは奇妙奇天烈に複雑化していると推察されます。

参考情報:
地震および津波に係る記載(その42:太平洋プレート周辺地域での中地震に係る考察)で記載したように、

 この地震の連動性に係るメカニズムは現状不詳ですが、
 「もぐらたたき」的な地殻の浮き沈みに伴う震動
どのプレートおよび火山帯がトリガー
になっているのだろうか??? 

台湾中部でマグニチュード6.5の中規模地震(2013-03-29) と06-03のマグニチュード6.3の2つの地震を挟んで環太平洋火山帯の活動が活性化しています。

フィリピン・マヨン火山が噴火(2013-05-09)に引き続いて、メキシコの火山が噴火 (2013-05-18)、鹿児島の桜島で1日に5回の爆発的噴火(朝日新聞2013-05-18が発生しており、世界各国への地震・噴火の連動性は?と 既報富士山で異変!巨大地震の予兆か・・・。で記載したように、杞憂しています。

地震・噴火に影響する大陸移動に対して、
特に、地殻移動に影響すると思われる環境放射能、放射線寄与率
どのようになっているのだろうか???個人的には不詳ですが、
火山活動を加速させる要因、および環境放射能の作用に係る系統的な調査が必要か?
参考投稿:
竜巻・突風など強風発生と地磁気異常、高環境放射能、地震・地割れ地域との関連に係る雑感(修正・追加) 

 

 環境放射能とは
 地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている
 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(放射能、放射線)
(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からの
アルファ線、ベータ線、中性子線、ニュートリノなど

                     天変現象
                ↓ ↑

                地異現象
(大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化)

  
                              
(google画像検索から引用)

 太平洋プレートのみならず、フィリピンプレートなどとの連動性が気になるところです。

世界の火山帯              世界のプレート  
   001

 
 箱根山の活動も活発化しているという。

 参考までに、既報(その7:伊豆半島の地殻状況)の引例によれば、

「・・・ 伊豆半島は火山地帯であるばかりでなく,たくさんの活断層が分布し,活発な地震活動や地殻変動がおきつつある場所です.ここ20年ほどの間に1974年伊豆半島沖地震,1978年伊豆大島近海地震,1980年伊豆東方沖地震などの被害地震がおきています.さらに,伊豆半島の北西方の相模湾で神奈川県西部地震,伊豆半島西方の駿河湾では東海地震という大地震がおきるのではないかと心配されています.・・・


図6:伊豆半島とその周辺の現在の地学的状況.

伊豆半島をのせたフィリピン海プレートは,本州に対して北西ないし北北西方向に年間4cmのスピードで移動している.駿河トラフと相模トラフにおいては,本州下へのフィリピン海プレートの沈み込みが起きている.このプレート沈み込みにともなって,駿河トラフにおいては東海地震が,相模トラフにおいては関東地震や小田原地震が定期的に発生している.ところが,伊豆半島自体は火山によって暖められているために地殻が軽くなっており,沈み込むことができずに本州に衝突している.この衝突による抵抗力によって伊豆半島をつくる地殻はひずみを受け,活発な地殻活動がおきているのである.・・・」という。
本文詳しく見る>>

 you tubeを見る
富士山噴火の予兆か? 【地震トライアングルの中心は河口湖だった!】

 

NAVERまとめ

 http://matome.naver.jp/odai/2135095427763485201
【富士山噴火】箱根山の活動も活発化、3.11以降 急増する前兆異変まとめ
更新日: 2013年05月17日
(一部関連を抽出しました。)

・・・備えなければならないのは噴火だけではない。過去に富士山噴火の前後には巨大地震が発生しているためだ。

「記録が残っているものだけで、富士山噴火と巨大地震が連動したとされるケースは2回あります。864年の貞観大噴火では、5年後に東北地方太平洋沖で貞観地震という巨大地震が発生。この地震で富士五湖や青木ヶ原が形成されました。また、1707年の宝永大噴火の49日前には遠州灘沖から紀伊半島沖を震源とした宝永地震という巨大地震が発生しており、多くの死者が出ています」

最近起きた でかい地震の震源地を線で結ぶと・・

地下水湧出、マグマだまり10km上昇で富士山の噴火近づくか

出典地下水湧出、マグマだまり10km上昇で富士山の噴火近づくか(NEWSポストセブン) - ライフ - livedoor ニュース

 そもそも地震と火山の噴火は表裏一体の関係にある。どちらも地殻を覆う硬い岩盤であるプレートの移動によって起こる。火山の火口の下にはマグマが滞留しているマグマだまりがある。プレートが移動してマグマだまりが圧力を受けると、マグマが上昇して地表に溢れ出る。これが噴火である。
 マグマだまりの位置は液体を伝わる低周波地震を観測することで分かる。以前は低周波地震の震源は地下10数キロメートルから20キロメートルあたりだったが、東日本大震災後は地下数キロメートルのところまで上がってきている。いよいよ噴火のカウントダウンが始まったとみていい。今、箱根で火山性小規模地震が多発している。今年に入ってその回数は、なんと1700回以上に達し、「箱根山噴火の前ぶれ」「富士山噴火」「首都直下型地震」との関連を指摘する学者も増えた。

 2月10日には、大湧谷で震度5の地震が発生。箱根ロープウェイが止まったという情報がTwitter上で流れ、一時騒然となった。現地の人の話では、いきなり「ズドーン」という、大きな音が響いて地面が跳ね上がり、体がよろけて倒れそうになったという。また別の人は、近くでガス爆発でもあったのかと思ったそうだ。

 

・・・

▽ 富士山 噴火の情報

富士山の噴火史 - Wikipedia

マグニチュード9クラスの地震のあとに、噴火が起こる?!

世界各国で起こっている大地震のあとに、近くの火山活動の山が噴火をおこしているのが現実。
日本でも可能性が非常に高まっているそう。
富士山だけがその対象ではなく、日本には40数カ所のあるそうです。・・・」という。

⇒一昔前、三原山噴火の連動で富士山が噴火するのでは?と一時騒然となったが、結果として幸い?にも発生しませんでした。
 既報今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:'11-03-13~'13-03-25)と今後への期待(2013-03-27)と同様、火山噴火に関しても、的確な予知が科学的に的中できない現状であり、大中小は別にして「またか」「こんな所で」が偽わらざる心境です。
 予兆現象に係るメカニズムを解明して、遅くても1時間前までに地震・津波の予知・予側を期待しています。


火山帯活動の活性化に係る記載(その5:メキシコの火山が噴火 世界各国への地震・噴火の連動性は?)

2013-05-18 | 火山活動の活性化

'13-05ー17投稿、05-18追加

 既報富士山で異変!巨大地震の予兆か・・・。で記載したように、環太平洋火山帯に属するフィリピン・マヨン火山が噴火(2013-05-09)に引き続いて、メキシコでも発生したという。

<世界の火山帯>              <世界のプレート>  
   001

 引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用: 

AFP BB News
メキシコ首都近郊の火山が噴火
2013年05月16日 15:14 

「【5月16日 AFP】メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)近郊にあるポポカテペトル(Popocatepetl)山が14日夜に噴火し、火山灰を吹き上げた。近隣の3つの町には噴出物が降り、山の斜面に溶岩が流れる様子も確認された。

 当局は警戒警報を7段階中5番目に高いレベルまで引き上げ、山の周囲12キロメートル圏内への立ち入りを禁止するとともに、避難経路や避難所の準備を進めている。

 ポポカテペトル山はメキシコ市から50キロメートルしか離れていない。(c)AFP」

火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)で記載しましたように、火山帯が走っている地域では地殻(活断層など現状個人的には詳細は不詳)の亀裂、空洞などを経由して水が地下に浸透して?マグマを刺激して、マグマが刺激されれば、水蒸気爆発によって地震を誘起する可能性があるのでは?と思っています。

地震・原発・災害情報のまとめブログhttp://saigaijyouhou.com/blog-entry-210.html【地震予測】小笠原諸島周囲の電子数が激増!東日本でM7以上の大型地震前兆を観測!5月下旬まで警戒!
 「先日に「ラドン濃度と電子数が終息」とお伝えしましたが、5月14日に更に強い数値を電子数データで観測しました。今回観測した数値は東日本大震災後では最大クラスの数値であり、マグニチュード7を遥かに超える規模の大地震が発生する可能性があると予測されます。
また、
同時期に中南米やカリブ海周囲でも記録的な数値を観測。ここまで強い数値は私も初めてで、ここまで高い数値を観測してしまうと、あまりにも強すぎて地震規模を予測することが困難になってしまうほどです。」ともいう。
関連投稿:福島第一原発の汚染水 今後の天変地異に備えて漏洩しないように早期保安対策を期待!(2013-05-15)
地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)(2013-04-22)5月は湿度が低いので注意が必要か?

 また、地震と火山噴火は連動するとも言われ、今までにも、日本から遠く離れた地域フィリピン、メキシコの火山噴火、および台湾、四川の地震でも太平洋、フィリピン、インド、ユーラシア、北米間での単に、一地域で起こった噴火、地震と軽視するのは禁物なのだろうか?

  既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 既報から想うことは、地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変地異要因としては
1)オゾン層の異変、2)温室効果ガスの異変、3)電離層(スポラディック層)の異変、4)赤外線を大量発生と既報の引例を整理して想っています。
参考関連投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変要因の調査)

 地震は大陸移動、地下のマグマ活動の活性化に起因すると言われていますが、個人的には、5月に入ってからは、国内外で発生していたM5以上の中規模地震は福島県沖を含めて小康状態になっていることから、マグマ活動の矛先が火山に向かったのだろうか?と妄想しています。
 


                              
(google画像検索から引用)

 既報にて、大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について調べましたが、

 大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で 

 
大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能なラドンなど放射能、赤外線、大気イオン、火山性ガス、着色光一時的に異常発生して、大地震を誘起させていると理解しています。震源域が海の場合には周辺海域の温度変化もするという。
 火山活動の活性化によって、
地殻および内部における熱的および機械的な変動によってマグマが活性化して、噴出した結果、その周辺に空隙・亀裂が発生することによって地殻が滑りやすくなっていると思っていますが、マグマの噴出のみならず、
 
案外、地下水の枯渇、天然資源の掘りつくしによる空洞化による地異現象が些細な量?ながら、経年的に増加して地殻内部の変動(地震のグレイドアップ)に少なからず影響しつつあるかも???とも妄想していましたが、

  大陸移動の駆動力は電磁力よる?と思っていますが、

 個人的にメカニズムは不詳ですが、地震・噴火に影響する
大陸移動に対して、特に、天変/地異の寄与率どのようになっているのだろうか??? 

                     天変現象
                ↓ ↑

                地異現象
(大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化)

<天変・地異要因>
 太陽エネルギーの源泉は太陽は水素やヘリウム原子を衝突させて核融合からの電子や陽子などのエネルギーの高い荷電粒子や、紫外線・X線などの強い電磁波のといわれ
核融合炉で発生するトリチウムは水素の同位体で、最大エネルギー18.6keVで平均エネルギー5.7keVという非常に低いエネルギーのβ線(電子線)を放出し物理的半減期は12年であるという。

 ATOMICA
トリチウムの生物影響 (09-02-02-20)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-02-20
によれば、大気上層中で宇宙線中の中性子と窒素原子核との衝突によって生成する天然トリチウムが自然界の水循環系に取り組まれているとともに、核実験や原子力施設などから主としてトリチウム水(HTO)の形で環境に放出されベータ壊変するという。

また、「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成

 放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U     232Th       40K

ニュートリノ観測は,地球科学,特に深部組成と熱収支に関するユニークな情報をもたらすという。

 

 参考関連投稿:

 

放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)

 


 おりしも、既報天変に係る記載(24:5月太陽活動がピーク 東京でオーロラが見えると地球の磁気圏が吹き飛ぶという)(2013-05-05)というように、太陽の活動がピークに達する5月、大量の放射線や電磁波を地球にもたらす“太陽嵐”(ソーラーストーム)が放出される可能性がNASA(米航空宇宙局)から指摘されています。
太陽嵐”(ソーラーストーム)の詳細
太陽光線http://www.naoru.com/taiyo-.htmよれば
「・・・極大期に入ると、表面で「太陽フレア」と呼ばれる爆発的なエネルギーの放出がたびたび起こり、電子や陽子などのエネルギーの高い荷電粒子や、紫外線・X線などの強い電磁波を放つ。

 これらは早ければ10分ぐらいで、遅くても2日程度で地球に達するが、北極や南極付近などを除けば、普通は地上に被害が及ぶことはほとんど無い。地球は地磁気の強い磁場で覆われており、荷電粒子などが降り注ぐのを防いでくれるからだ。しかし地球周辺の宇宙空間に出ると話は別で、様々な実害が出かねない。・・・

2012年、広島大学や米スタンフォード大学などは、太陽に現れる爆発現象「フレア」に伴い、大量のガンマ線が放出される現象を見つけた。
通常の太陽で見られる約1000倍の強さのガンマ線が約20時間放出され続ける例もあった。
太陽フレアではX線を含むすべての波長の光が爆発的に増える。・・・

太陽の中心部は温度が1000万度以上もあって何しろエネルギーが高いので、赤外線や紫外線ではなく、同じ電磁波の一種であるガンマ線が放射される。ところが、太陽の中では電磁波はまっすぐに進めない。最寄りのガスに吸収されては再び電磁波として放射される過程が頻繁に繰り返される。こうした、“寄り道”が多くて、表面に達するのに2.3秒どころが1000万年もかかってしまうのだ。
この間、エネルギーは次第に低くなって、最初のガンマ線がやがてX線になり、太陽から外の出る時には、主に可視光線。一部は赤外線紫外線になっている。・・・」ということで、

 

 (google画像検索から引用)

天変による

1)オゾン層の異変、2)温室効果ガスの異変、3)電離層(スポラディック層)の異変、4)赤外線を大量発生させて、地震、噴火の増幅に影響して遠隔地域にも影響するのでは?と杞憂しています。
 何事も、5月中に起こらないことを祈っています。


火山帯活動の活性化に係る記載(4:フィリピン・マヨン火山が噴火 わが国の巨大地震への連動性は?)

2013-05-09 | 火山活動の活性化

'13-05-09投稿

既報「エアロゾル」に係る記載(その5:火山灰の温室効果)
2011-02-01によれば、
 
火山活動は地下マグマの活性化を伴い、噴火を引き起こして温室効果を促して、異常気象を引き起こすことは古くから言われています。

火山噴火といえば、
古くは、わが国の火山帯に位置する箱根連山、富士山。新しくは桜島、昭和新山、浅間山、三宅島、ごく最近の霧島新燃岳などが挙げられます。
 通常、箱根の大涌谷ように数多くの場所において各種の成分を含むエアロゾルガスが大気中に噴気しています。
 
 出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室 




 最近、5月にはいってからM5以上の中規模地震は福島沖では小康状態を保っていますが巨大地震の前兆か?とも言われ、
 昨4月には淡路島、三宅島、鳥島など従来の東日本沿岸に加えて環太平洋火山帯の大陸プレート境界地域周辺にて、原因不明の中小規模地震が多発しています。

 昨今の三宅島、東京での群発地震など4月のわが国での連発状況。


 また古くから環太平洋火山帯周辺地域での地震連動性が言われており、

既報にて、台湾中部でマグニチュード6.5の中規模地震 発生 次はどの地域か着目したい。(2013年3月27日)と思っていましたが、
ツイログTomo Matsuo @tomatsuo によれば、「バヌアツでM7.1の地震が発生。 バヌアツで地震が起こると日本にも地震が起こるというのが、昔から有名な話ですね。東日本大震災や中越地震のような大地震の前後には必ずバヌアツで地震がありました。」という。
関連投稿:
地震および津波に係る記載(その44:三宅島近海でM6.8、引き続いて宮城県でM5.8、震度5弱)

(2013-04-17 )

 

 火山活動に着目していた矢先、
規模は小さいがフィリピンで火山噴火したという。


フィリピンで火山噴火、外国人登山者ら5人死亡
http://www.cnn.co.jp/world/35031729.html

2013.05.07 Tue posted at 17:54 JST
「(CNN)
 
 フィリピン北部ルソン島のアルバイ州にあるマヨン火山が7日朝に噴火し、災害対策当局によると、ドイツ人登山者4人とフィリピン人の案内役1人が死亡した。

当局によると、噴火当時27人の登山者がいて助けを求めたという。州知事によると、5人は岩にあたるなどして死亡。そのほか、オーストラリア人を含む7人が負傷したという。

フィリピン火山地震研究所によると、小規模な水蒸気爆発が起きたとみられる。爆発は約73秒間続き、500メートル上空まで灰が噴出した。

当局は爆発がいつ起きてもおかしくないとして、周囲6キロの危険区域に入らないよう勧告した。

フィリピンにある50以上の火山のうち22が活火山とされる。マヨン火山はその中で最も活動的。前回は2010年に噴火し、数千人の住民が避難を強いられた。」

⇒バヌアツ、ソロモン、台湾、四川の地震、および、今回のフィリピンの噴火とわが国との地震・噴火との連動性は??が個人的に不詳につき気になるところですが、

既報の引例によれば、
これらの熱の通り道が地震の多発地域とも重なってきます。

この熱の通り道は、「角田史雄著『地震の癖』表紙」リンクにあるように、深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。
アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。 ①スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート ②台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート ③マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート

があるという。

 火山帯周辺での大小さまざまな地震、火山噴火は連動的に引き起こすトリガーとなる可能性を秘め、たかが他国の問題と見過ごしてしまうこともあると思われます。
参考投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感)
(2013-04-15)
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加)

 2011年2月の霧島新燃岳の噴火1ヶ月後には3.11東日本大震災が発生したこともあり、
 また、ロシアの地震学者の巨大地震予測、および環境湿度が低く地震が起こり易い5月とも想われ、ピンポイントの地震予知は不可能な現状、 四六時中杞憂していても、詮無きことですが、何事もないことを祈っていますが、太陽フレアピークの5月とも重なり、なんとも不気味な昨今です。

 参考投稿:
地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)
(2013-04-22)
地震および津波に係る記載(その49:地震規模および発生数と季節との関連('12-10-01~ '13-04-30))

(2013-05-04)

 


火山帯活動の活性化に係る記載(その3-3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加)

2013-04-21 | 火山活動の活性化

'13-04-20投稿、04-21追加更新

既報(その33-2)に引き続いて、地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変地異要因
既報の引例を参考にして、記載しています。
その3(天変要因に係る記載)では
1)オゾン層の異変、2)温室効果ガスの異変、3)電離層(スポラディック層)の異変、4)赤外線を大量発生させる要因
その3-2(地異要因に係る記載)では
1)天然資源の掘り尽し、2)天然資源掘削時のストレス、3)地球温暖化による地殻熱膨張の影響
などを紹介しました。

今回はマグマの活性化に及ぼす地異要因3)の補足と新たな要因を追加しました。

PS:要因の追加

7)地下水枯渇が進んで空洞化している地域
(中東、中国など水不足→砂漠、沙地化地帯の増加)

4/20 中国 四川で活断層の移動が原因でM7.0の中規模地震が発生したという。

 被災規模は今までの海外での同クラスと比べる大きいようです。

 同県竜門郷では「99%以上の民家が倒壊」(中国メディア)し、病院は負傷者であふれ、手当ても受けられない状態。周辺の県も含め広い範囲で電気や水道、通信が止まった。山崩れで道路が寸断されているほか、土砂でせき止められた川もあり、下流の住民が避難したという。>>詳しくは

 既報・中国の沿海都市、9割が水不足。その原因は???で記載しましたように、
高人口を抱える中国の水不足も深刻なようです。

 

97%の都市で地下水汚染=高まる危機感―中国
時事通信 2月17日(日)17時29分配信
「【北京時事】中国の64%の都市で、地下水が深刻な汚染に見舞われていることが分かった。118都市で継続して調査したデータを基にしたもので、33%の都市も軽度の汚染があるといい「基本的に地下水が清潔な都市」は3%にとどまった。
 このデータを報じた17日の中国紙・南方都市報(電子版)は「中国の地下水汚染は既に直視せざるを得ず、根本的に抑制せざるを得ない時に来ている」と危機感を訴えた。

 中国では水資源全体の3分の1を地下水に依存。
・・・」という。

 砂漠、沙地化地帯の増加による黄沙現象のみならず、地下水の汲みつくしによる枯渇によって地殻の空洞化が進んでいると推察されます。

 結果として大陸移動のストレスによって地殻の空洞化、脆弱化によって地層(活断層など)が影響を受けやすいのでは??と妄想しています。世界各地で連動している中規模地震の要因のひとつとして敢えて追加しました。

 (google画像検索から引用)
参考資料を調べました。


深刻化する中国の水不足
http://www.y-asakawa.com/Message2010-1/10-message14.htm

(一部抽出しました。)
「・・・中国の水の使用量はここ数年、放物線を描いて増加する一方で、環境の変化による降水量の減少も加わって、中国各地の河や湖は次々と干上がっている。・・・中国の2大河川の一つである、あの黄河に「断流」と呼ばれる現象が起きていることである。断流とは何か? 川の上流地帯で人口が増加し取水量が急増したために途中で川の水が枯れてしまい、 水の流れが海に到達しない現象である。・・・

それは、黄河の源流となっていた大小300個の内200個の湖が次の3つの要因で乾燥化し、水位が下がっために、干上がってきてしまっている ためである。
① 気象の変化による降水量の減少 
② 遊牧民族の流入による人口増加と農地の無秩序な拡大 
③ 鉱物資源の採掘や狩猟、薬草採取を目的とした人間活動の活性化・・・

中国の干ばつ化と水不足を裏づけるニュースが、数年前から大紀元日本社から報じられているので、それらの幾つかをピックアップしてみた。 直近のニュースと併せて読み直してみると、それらは皆、先のNHKの番組の内容を裏付けるものばかりである。

中国西南部、「百年に一度」の干ばつ 二千万人飲み水難

雲南省のほか、貴州省ではほぼ全域で干ばつによる被害が現れ、中国最大のサトウキビ生産量を誇る広西チワン族自治州でも、干ばつのため生産量が大幅に減少しているという。四川省では600万人以上が干ばつによる被害を受け、130万人の飲用水が不足している。西南地区の干ばつ拡大により、北京当局は四川省で国家4級救災応急方案を発動した。
 

一部地区視界ゼロに 新疆ウイグル自治区で強い砂嵐」という。

 

○                                    ○

2.地異関連(追記)

3)地球温暖化による地殻熱膨張の影響(補足)
教えてgoo 2006/03/26 (>>本文詳しく読む
の回答の引例(ウィキペディア「プルームテクトニクス」)によれば、
地震の直接の原因(地殻に与えるストレス)として、プルームテクトニクスが考えられているという。
プルームテクトニクス(plume tectonics)は、1990年代以降の地球物理学の新しい学説マントル内の大規模な対流運動をプルーム(plume)と呼び、この変動を検討するため、プルームテクトニクスと命名された。

 プレートテクトニクス理論が地球の表面に存在するプレート(厚さ約100km)の変動(テクトニクス)を扱うのに対し、この説では深さ2,900kmに達するマントル全体の動きを検討する。日本の深尾良夫(元東京大学地震研究所)や丸山茂徳東京工業大学)が提唱している。

プルームとは(羽毛のように舞い上がる)「」を意味する。マントルは半径約6,357kmの地球の中で、深さ数十km~約2,900kmまでの範囲を占めているが、その中を下降するプルーム(コールドプルーム)と上昇するプルーム(ホットプルーム)が存在する。プルームの上昇・下降とも、通常時は深さ670kmの所で一旦停滞する。この部分は上部マントル下部マントルの境目にあたり、マントルを構成する鉱物がこの位置の温度と圧力を境に相変化するため、この上下でマントルの密度や固さが大きく変化すると想定されている。プルームが深さ670km付近を超え大きく上昇、あるいは下降したものをスーパープルームという。」

地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの引例

【地震のメカニズム】8.
マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動
 
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/03/001040.html

 

 

で外核から発生する電磁波はどのような鉱物からのどのような波長のマイクロ波による電子レンジ効果なのだろうか?


4)火山帯におけるマグマ成分の噴出地域

(大気イオン、火山性ガスなど)
引例上図18で示されているように、火山帯の地殻から噴出している

大気イオン(プラス電荷)、火山性ガス(硫化水素:H2S、二酸化硫黄:SO2、メタン:CH4)など、特に、大気イオンは地震の前兆として、地震発生前に一時的に急激に増加するという。

地殻変動によって亀裂が発生すれば、火山活動の活性化に伴い、さまざまな火山性のガス、イオン、沸騰水が地上に漏出していると想われます。

 

(google画像検索から引用)

 

大気イオン、火山性ガスと同様な現象として、
大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能な地下水中のラドン、電離層の電子、大気環境中のガンマ線など放射能、および赤外線、通信電磁波が一時的に異常発生して大地震を誘起させていると個人的には理解しています。
また、震源域が海の場合には周辺海域の温度も異常変化するという。

 既報(その28:3.11震災による超高速波動の観測とそのメカニズムについて)
(2013-01-28)によれば、高さ約60km以上の地球の大気は、太陽からの極端紫外線(きょくたんしがいせん)等によってその一部が電離され、プラスとマイナスの電気を帯びた粒子から成る電離ガス(プラズマ)となっています。このプラズマ状態の大気が濃い領域を電離圏と呼びます。この「宇宙の入り口」とも言える電離圏は、高さ300km付近でプラズマの濃さ(電子密度)が最も高く、短波帯の電波を反射したり、人工衛星からの電波を遅らせたりする性質を持つという。
参考:極端紫外線(きょくたんしがいせん)とは?
紫外線 - Wikipediaによれば

波長による分類法として、波長 380–200 nm の近紫外線(near UV)、波長 200–10 nm の遠紫外線もしくは真空紫外線(far UV (FUV) もしくは vacuum UV (VUV))、波長 1– 10 nmの極紫外線もしくは極端紫外線(extreme UV,EUV or XUV)に分けられる。

 

(その29:3.11震災による超高速波動メカニズムの関連情報)
(2013-01)
の引例

In Deep
2011年05月20日本文詳しく見る

 衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の
赤外線と電子量の急激な変化 
によれば、

 「・・・
3月10日から3月12日までの赤外線のエネルギー量の変化

 

また、下の図は、3月8日の TEC値と呼ばれる、GPSでの解析による「電離層全電子数」の分布です。


・3月8日の電離層全電子数


赤い部分が電離層中の電子の数の多い場所です。日本周辺の真っ赤ぶりがおわかりでしょうか。これと、上の赤外線のエネルギー量の変化を見ると、ここから地震に関しての何らかの研究が導き出される可能性は「非常に高い」と感じます・・・。

 

ところで、ずいぶんと昔ですが、こちらのブログの記事で、銀雲というものについてふれたことがありました。

これは「地球の表面の地平線の上の高度およそ60kmないし70kmでしか見ることができない雲」で、つまり宇宙からしか見えないのですが、ロシアの宇宙飛行士たちは「これが見えると必ず地上で地震が起きる」と言っていて、宇宙飛行士たちはこの高高度にある雲と地震の関係を確信していたという話があります。・・・」という。

 

 大地震は文字通り、宇宙・太陽、大気圏の「天変」による「杞憂」な現象なのかもしれませんが、地圏 の地殻変動による「地異」現象のどちらが主因(トリガー)なのだろうか?

マグマ活動の活性化という観点から、

どちらが卵か鶏か?現状、個人的にはよくわかりませんが、

高度およそ60kmないし70kmでしか見ることができない銀雲(ロシアの宇宙飛行士たちは「これが見えると必ず地上で地震が起きる」と言う。)との関連 

 

 空気より比重の小さい温室効果ガスメタン(CH4)の大気圏、電離圏での濃度分布とか、
赤外線吸収効果にしても、赤外線といっても、種々あります。温室効果ガスの水、メタン、CO2などさまざまな物質の赤外線吸収特性は異なることは常識なので、上記の赤外線はどのような物質からのどのような波長の赤外線であるか?興味あるところです。

 

大気圏外の真空度が高い電離層の電子との還元反応によるメタンの分解(炭化)による熱および電子放出は?

 など どのようになっているのだろうか?と妄想しています。

5)高自然自然放射線地域
(40k、238U 235U 232Th )

高放射線地域では大地震が発生し易いように理解していますが、

    引用:日本地質学会(2011出典)

      
地殻からの放射能といえば、

既報の引例「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義 

東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成によれば、
>>引例文献詳しく読む

放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U  232Th    40K    ・・・
」ということから、高放射線による熱化によって、火山帯地域ではマグマの活性化に影響すると想われます。

6)原発由来の放射能が多く、かつ地下水汚染地域
(熱化して海水温の上昇で低粘度、低表面張力で水が動きやすい→マグマの水素爆発を誘起?)
 
別報で記載した各種物質のゼータ電位から、
放射性のセシウム、ストロンチウム、プルトニウム、イットリウムなどの化合物からなるエアロゾル(微粒子)の電荷はおおむねプラス(+)として大気圏、地圏(含む海)に存在していると考えられます。

上記4)で記載した大気イオンとの関連で注目していますが、
引用:環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察('11-06-30~12-02-14)

 放射能は降雨、フォールアウト、地下水などから地層に付着する訳ですが、電磁気的な吸引力の違いによって、Si(シリコン)、Al(アルミニウム)、Fe(鉄)など地殻成分の付着安定性が違うことが推察されますが、

 放射能が介在する地圏はその崩壊熱によって周辺の海水温度を上昇させて、水の表面張力、粘度が小さくなることによって地殻内部まで浸透しやすくなり、マグマの水素爆発などによって震動させ易くなることが考えられます。


関連投稿:トリチウム水の環境への影響は?
(2013-03-24) 
 トリチウムはベータ線を発生するというが、ニュートリノも発生するのだろうか?


参考情報:
詳しく見る>>
放射線の種類 水中透過距離  エネルギー 
         
空気中
<粒子線>
アルファ線:  約0.04mm       1~10MeV
         
 (約10mm前後)
ベータ線:    約1~100mm      0.01~1MeV
          (約10mm前後)
中性子線   約100mm<      5MeV<
           (500mm<)
*中性子線は既報の水溶液の放射化分析に使用されている。   
詳しく見る>>
電磁波>
ガンマ線:   約1~100mm     0.5MeV<
X線(人工):  約1~100mm     0.001~0.5MeV
紫外線:    約0.1~10m    3.5~1000eV(0.001MeV)
可視光:    約2~50m      1.9 〜 3.1eV 
 (日光)                                
* 電磁波の速さ: 空気中30万km/秒
詳しく見る>


 

 


火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)

2013-04-19 | 火山活動の活性化

'13-04-19投稿

 既報(その3)にて、地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす要因
既報の引例を参考にして、
天変要因に係る記載
1)オゾン層の異変、2)温室効果ガスの異変、3)電離層(スポラディック層)の異変、4)赤外線を大量発生させる要因などを紹介しました。

 今回は主に、マグマの活性化に及ぼす地異要因について、

個人的に整理するために、別途、全体を修正・追加更新をする予定です。

 

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。


 前報の補足として、話が少しそれますが、
既報(その2)にて、電磁波(マイクロ波)による電子レンジ効果(仮説)によるマグマ活動の活性化に係る情報を紹介しましたが、マグマの活性化に及ぼす要因については余り言及されていないと思っています。

 詳細は既報の引例【地震のメカニズム】8.マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動)を参照していただければと思いますが、

地球内部の外核で発生する電磁波によってマントル、地殻をマグマ化する地震のメカニズム(仮説)として、

外核から発した電磁波は地下300km辺りの冷えた岩盤の隙間を通って、今度は冷えた地表面の地盤で反射される。こうして、電磁波は冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間を行ったり来たりして、電子レンジ状態になると考えられる。

 冷たい岩盤に挟まれて電磁波が反射する、かつ、柔らかく溶けやすい岩石で構成された場所が熱の通り道となる。熱の通り道は外核から伝わるだけではない。電磁波の往復によって溶かされた場所からも電磁波が発せられ、玉突き的に熱が伝わってゆくと考えられる。

これらの熱の通り道が地震の多発地域とも重なってきます。・・・

 この熱の通り道は、「角田史雄著『地震の癖』紙」リンクにあるように、

 深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。
地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。
アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。
①スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート
②台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート
③マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート
がある。
」という。

 プレートテクトニクスとは異なる考え方ではありますが、広範囲の遠隔地同士の地震の連動性が説明できる貴重な考え方あると思われますが、 

 個人的には、昨今、今までの経験ではありえないルートで国内外で連発しているM5~6クラスの中規模地震から鑑みて、
 地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす要因について、プレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)、地球内部で発生するマイクロ波による電子レンジ効果による地殻の加熱だけでなく、例えば、各種電磁波による電離層、オゾン層の乱れによる宇宙環境からの放射能などによる熱の増加、核爆発によるストレス、原発周辺などに限らず随所で散見される地下水の放射能からの熱など地殻および地殻内部のマントルを脆弱化させる要因も含めて対策する必要があるのだろうか?と推察しています。

 前報の個人的な妄想のひとつとして
天変要因の入熱による海水温度上昇がマグマの活性
に及ぼす影響として、この程度の温度では直接マントルを加熱してマグマ化はしないが、間接効果として水の表面張力、粘度は小さくなることによって地殻内部まで浸透しやすくなり、マグマの水素爆発などによって震動させ易くなるのでは?」と想っていますが、
 もうひとつ、これらの電磁波、および放射能の中で地殻、マントルなどに対する透過性を大きくする条件が整えれば、特定の地殻成分に直接、吸収された後、励起によって加熱させてマグマを活性化させることも考えられます。

参考投稿:

(その22:なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?に係る雑感
(2012-12-22)


 直接、地殻、マントルを加熱してマグマ化することもありえるかどうか???


また、大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?(仮説)
(2012-11-03)

と超妄想したことを思い出しましたが、圧電効果によって発生した電流の高温超電導体化的現象が起これば?????、その電流によってマグマは加熱による連動性はもっと起こりやすくなります。

<世界の火山帯>              <世界のプレート>  
   001

 引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用: 

 というのは、過去の巨大地震は
既報引例によれば、

地震ランキング 2010-03-01
M9.5 1960 チリ(バルディビア)地震   
M9.3 2004 スマトラ地震  
M9.2
1964
アラスカ地震  
M9.0 1952 カムチャッカ地震
M9.0 1868 アリカ地震  
M9.0 1700 カスケード地震   
M8.8 2010 チリ(マウレ)地震 ← NEW!
M8.8 1833 スマトラ地震   
M8.8 1906
エクアドル・コロンビアの地震   
M8.7 1965 アラスカ(ラット諸島)地震
M8.7 1755 リスボン
東日本大震災はM9.0 2011の位置付けとなります。
*地震 マグニチュードは地震のエネルギーを示す単位。2増えると約1000倍、1増えると約32倍、0.2増えると約2倍のエネルギーになります。

であり、広範囲の連動性を可能にするマグマ化説は有力な考え方ではありますが、南極近くから始まってチリ、スマトラは然ることながら、
 マグマの熱移動伝播速度、および南極がなぜ基点になるのかについて不詳ですが、

 アラスカ、カムチャッカ、東日本、千島列島の場合は距離的には北極圏に熱移動の基点があっても???不思議ではないと妄想しました。

 その場合、思い浮かぶのは前報にも記載しましたが、極圏における例えばオゾン層、電離層の異変の影響ですが、異変によって増大した宇宙・太陽からの放射能、放射線・粒子、電磁波のエネルギーが海、地殻、マントル、マグマを放射化もしくは励起(電子線、紫外線、ニュートリノなど)および振動加熱(赤外線、電波など)することに伴う熱エネルギーによって刺激され易いのだろうか???とも推察されます。
 例えば、太陽エネルギーの場合、オゾン、電離層などに異変が発生すれば、今まで吸収されていた大気上空のエネルギーが地上に届き易くなるのだろうか?
 

        (google画像検索から引用)

 また、既報のロシア隕石落下の引例によれば、隕石の場合は着氷した湖面で発見されましたが、一般的には海に落下することが多い?とも言われ、いずれにしても、天変によって地表に届きやすい微粒子、電子線、電磁波のエネルギーは極圏近傍が多い?ことが妄想されます。

 
話を戻して、
以下、マグマの活性化に及ぼす地異要因に係る引例を記載します。 

 2.地異関連
1)天然資源の掘り尽し
石油、メタン、天然ガスなど化石資源を掘り尽くしてシンクホール・地盤沈下の多い地域

 実績ベースで思い浮かぶのは、
記憶に新しい
イラン南東部震源、M7.5、深さ18km

 ウィキペディアによれば、
新潟地震 M7.5 震度5 深さ34km
1964年(昭和39年)6月16日

日本海中部地震(秋田県能代市西方沖) M7.7 震度5 深さ14km
1983年(昭和58年)5月26 日

新潟県中越地震 M6.8 震度7 深さ13km
2004年(平成16年)10月23日

新潟県中越沖 M6.8 震度5 17km
2007年(平成19年)7月16 日

⇒震源深さは約10~50kmであるようです。

油田の存在深さ、掘削深さは現状個人的には不詳ですが、
ウィキペディア「石油プラットホーム」で調べてみると、
 「・・・一般的に、石油プラットフォームは大陸棚に設置されるが、技術の進歩に伴いより深海での掘削・石油生産が可能になり、石油価格の高騰に伴いコスト的にも見合うものとなりつつある。指向性の掘削技術(Directional drilling)により、1つのプラットフォームから異なる深度の複数の場所(約8km以内)に向けて、30ほどの坑井の掘削を行うことが可能である。・・・」という。

2)天然資源掘削時のストレス
1)との関連で、掘削時にどのようにしているのだろうか?調べてみました。
引用:http://www.japt.org/abc/a/gijutu/ayumi.html
(一部抽出しました。)

 掘削技術のあゆみ「・・・20世紀に人ると、石油掘削技術は飛躍的に進歩しました。綱による衝撃式掘削方式は、次第にロータリー式に置き換え られました。掘削深度の記録もだんだんと書き改められました。
 この分野では、アメリカが長い間記録保持者でしたが、 1980年にソ連が北極圏でl万メートルに達する井戸を掘って記録を破り、1985年に12,000メートルまで記録を伸ばしたあと、更に15,000メートルを目標に掘り進んでいます。・・・

掘削の先端技術「石油の探鉱の目が僻地、極地、深海といった、いわゆるフロンティアに向けられるにつれて、油井の掘削費は莫大な額にのぼるようになってきています。経験と勘に多くを頼るような掘削方法はもはや認め難いものとなり、さまざまな角度からデータを分析し利用すること、つまり掘削作業の科学的コントロールがますます強く求められています。

 掘削作業の科学的コントロールは、正確な掘削情報とりわけ坑底情報をリアルタイムで入手することから始まり、入手した情報を処理した後、現場の作業にフィードバックすることで完結します。

 この各ステップに対応して研究開発の焦点となって いるのが、MWD(Measurement While Drilling)、掘削制御プログラムとデータベース、そして、掘削作業の自動化です。

初期のMWDはもっぱら傾斜掘りの制御に利用され、坑井の傾斜と方位及び傾斜掘り機器の向きをモニターするために使われました。

 その後、ビット荷重や回転トルク等の掘削パラメータの測定が可能になり、更に最近では、地層の比抵抗やγ線等の地質情報を得るためのセンサーが開発され実用に供されています。

 将来はワイヤライン検層にとって代わり、掘削と検層とが並行して進行することが考えられます。

 このような情報量の増加に対応するために、伝送速度の飛躍的向上を図る方法が研究され、泥水を媒体とするマッドパルス方式やマッドサイレン方式に代わって、地中を伝わる極超長波の電磁波を利用するEM‐MWD(Electro‐Magnetic MWD)が有望視されています。」という。

⇒15,000メートルを目標に掘り進んでいるという。

3)地球温暖化による地殻熱膨張の影響

地球温暖化と地震との関係に係る記載
(地殻の熱膨張の影響について)

教えてgoo 2006/03/26
(一部割愛しました。)
地球温暖化による海面水位の上昇要因は、海水の温度膨張が一番多く、その他氷河・氷床の融解などが原因と考えられています。海水は液体なのでスムーズに膨張出来ますが、固体ならば、ひびが入ったり、爆裂しながら膨張せざるを得ません。
地球温暖化によって海水が膨張し、海面上昇するならば、陸地も当然熱膨張し、変形しているのではないでしょうか。温暖化が地震発生の直接的原因とは思いませんが、間接的に何らかのかかわりはないでしょうか。・・・

 回答NO5(ベストアンサー20P)
地球は数千kmという規模の大きさで、
http://www.jishin.go.jp/main/mech/f1-2.htm
内部の温度は非常に高く数kmで100℃を超えます。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/grsj/intro/seishitsu.html
そして地震の直接の原因(地殻に与えるストレス)としてプルームテクトニクス
が考えられていて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB% …
間接的に太陽と月による潮汐力が関わっていると考えられています。
http://ja.wikipedia.tietew.jp/wiki/%E6%BD%AE%E6% …
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/ …
「地球」温暖化とは言っても、地表からたった10km程度の対流圏の温度がわずか数℃上がるだけです。スケールが違いすぎて間接的にも関わらないと考えるのが妥当ではないでしょうか。・・・
」という。

 以下、次報にて調査予定です。

3)火山帯におけるマグマ噴出地域
(大気イオン、火山性ガスなど)

4)高自然自然放射線地域
(40k238U 235U 232Th )

5)地下水枯渇が進んで空洞化している地域
(中東など砂漠、沙地化→砂嵐の発生し易い地質)

6)環境放射能由来の地下水汚染地域
(熱化して海水温の上昇で低粘度、低表面張力で水が動きやすい→マグマの水素爆発を誘起?)

 

  


火山帯活動の活性化に係る記載(その3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変要因の調査)

2013-04-18 | 火山活動の活性化

'13-04-18投稿

 別報で記載しましたが、昨今、国内外で連発している中規模地震ですが、どうも今までとは異なるか?かって経験したことがない地殻の綻びによる「もぐらたたき」的な地殻震動現象が、世界各地のさまざまな火山帯周辺、およびプレート境界周辺で発生しているようです。

<世界の火山帯>              <世界のプレート>  
   001

 引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用:

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 地震は日常茶飯事の現象ながら、押しなべてM5~6クラスの地震が連発しているのは、従来なら震度3以下で特に気にしなかったものがグレイドアップしている?のかとも思えますが、もっと違った天変地異要因の影響でもあるのかもしれません。

 その影響は例えば地球を人類が住めるように護るオゾン層、電離層の変質が加速していることが原因であるならば、これから先の世代のためにも、その原因を究明して地球温暖化に影響するCO2、メタンなど温室効果ガス削減のように国際協調して対策しなければならないとも思われます。

 既報にて、大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について
調べましたが、

 大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で 

 火山帯活動の活性化は基本的には、大陸移動に伴う地殻変動によると想われますが、大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能なラドンなど放射能、赤外線、大気イオン、火山性ガス、着色光一時的に異常発生して、大地震を誘起させていると個人的には理解しています。震源域が海の場合には周辺海域の温度変化もするという。

 また、地震は火山噴火(マグマ噴出)とも連動しているとも言われていますが、
ウィキペディアによれば、 
地殻
(ちかく、crust)は、天体固体部分の表層部。マントルの上にあり、
大気の下にあるといわれことから、
                              (google画像検索から引用)
地殻および内部における熱的および機械的な変動によってマグマが活性化して、噴出した結果、その周辺に空隙・亀裂が発生することによって地殻が滑りやすくなっていると思っていますが、マグマの噴出のみならず、案外、地下水の枯渇、天然資源の掘りつくしによる空洞化による地異現象が些細な量?ながら、経年的に増加して地殻内部の変動(地震のグレイドアップ)に少なからず影響しつつあるかも???と妄想することもあります。

 果たして、昨今の中規模地震の連発の原因は何なんでしょうか?

 以前、地震が発生すれば歪が開放されると言われていたことから考えると全く未曾有の領域に入っているのだろうか?

 また、もぐらたたき的な地震現象のトリガーはどこなんだろうか?
 

今回は、地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす要因
既報の引例を参考にして、
個人的に整理するために、別途、修正・追加更新をする予定ですが、
とりあえず羅列してみました。

参考投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:'11-03-13~'13-03-25)と今後への期待
(2013-03-27)

また、最近の奇異な現象と想われる
3.11前後に発生した中規模地震の発生地域の連動性(~’13-4-13)の整理

地下マグママグマの活性化に起因するという
火山帯活動の活性化に係る記載(その1:大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について)

(2013-04-14)

地震の連動性に係る仮説として
火山帯活動の活性化に係る記載(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感)

(2013-04-15)

異常気象など天変地異に係る投稿(その4 '13-01-03~'13-03-19)
(2013-03-20)

 から、マグマの活性化に個人的に関係しているのでは?と想われる
要因を引例を以下に抜粋してみました。

マグマの活性化に及ぼす要因>

1.天変関連

1)オゾン層の異変
オゾン層破壊の状況
オゾン層の破壊は、ほぼ全地球的に進行しており特に南極上空で減少率が高くなっています。南極上空のオゾンホールは、1985年に報告されて以来、毎年観測されており、その規模が拡大しています。日本では、気象庁が札幌、つくば、鹿児島、那覇でオゾン層の観測を行っており、2005年は、1980年以前と比較すると4地点の平均で1.5%減少しています。 」
気象庁
3.1.1 オゾン層の現状と見通し
「大気中のオゾンは多くが高度10~50kmの成層圏に存在する。このオゾンの多い層をオゾン層という。成層圏のオゾンは生物に有害な太陽紫外線の多くを吸収し、地上生態系を保護するとともに、紫外線を吸収し熱を放出することにより、成層圏における大気の循環と気温の基本的な構造を決めている。現在、人為的な影響によりほぼ全球で長期的にオゾンは減少している。このようなオゾン層の変化は、生態系に影響を与えるとともに、成層圏の気象に変化をもたらし、ひいては地上の気候にも影響を与えると考えられている。・・・(1)オゾン層およびオゾン層破壊の概要
 成層圏のオゾンは、低緯度の高度30km付近を中心として光化学反応により生成され、ブリューワ・ドブソン循環と呼ばれる成層圏内の大気の流れに乗って中・高緯度へ、さらに下部成層圏へと輸送される。地表から上空の大気全体に含まれる気柱あたりのオゾンの総量として定義されるオゾン全量は、この輸送の効果により、オゾン生成の中心である低緯度よりも中・高緯度で多くなる(図3.1.1)。


 図3.1.1 衛星観測による全球のオゾン全量分布

オゾン層破壊物質の種類
「フロンとは、炭素、フッ素、塩素、水素の化合物の総称であり、電子部品等の洗浄剤、エアコン等の冷媒、断熱材を製造する時に使用する発泡剤等に使用されています。フロンには、オゾン層を破壊する力の強いCFC(クロロフルオロカーボン)やその代替物質でオゾン層を破壊する力の弱いHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)があります。CFC、HCFC、HFCは、二酸化炭素の120倍~12000倍の温室効果があります。・・・このほか、消火剤として使用されるハロンや、土壌の殺菌や殺虫剤に使用される臭化メチル等があります。」という。

 「オゾン層破壊的化合物」(例えば、臭化メチル(CH3Br))はオゾンを分解して、
地表への紫外線を増加させて海水の
温度上昇
に影響することが推察されます。

 この温
度では直接マントルを加熱してマグマ化はしないが、間接効果として水の表面張力、粘度は小さくなることによって地殻内部まで浸透しやすくなり、マグマの水素爆発などによって震動させ易くなることも考えられます。

 結果として、マグマが移動し易くなり地震が発生する「風が吹けば桶屋が儲かる」的な現象が推察されます。
また、

関連投稿:環境中のオゾン濃度とメタン濃度とはなぜ連動するのか? - 水徒然

 オゾン(O3)濃度はメタン(CH4 )濃度、一酸化炭素(CO)濃度と連動して増減していますという。
2)温室効果ガスの異変
 地異に影響する要因に係る記載(その4:メタンガスが出る都会の地盤)(2011-09-07)に記載したように、
 特に、温室効果ガスメタンは地中の微生物を媒介して放射性物質などと反応?して局所的に至るところで発生し易く、大気中に噴出して既報までの断片的な調査結果から、存在していると推察されます。

 メタンの発生源として、
1)海水温上昇による海底に存在するメタンハイドレイドからのメタン(CH3)の解離
2)海底火山の噴火列島火山帯からのマグマ中のガス成分
 (硫化水素(H2S)メタンなど)の排出
3)地震によって形成された亀裂(海底など地殻)からのメタン、硫化水素の排出
4)アオコが発生した霞ヶ浦での異臭ガス(組成不祥)、
 宍道湖での2-プロパンチオール( 分子式:C3H8S 分子量:76.16)など
 メタン(CH3)-硫黄(S)系のガスの発生
など整理されます。

 温室効果ガスの増加はオゾン層破壊物質と同様、海水を温度上昇させて、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なマグマ活性化現象を引き起こすことが推察されます。


3)電離層(スポラディック層)の異変
(その19:電磁波ノイズによる地震予知はなぜできるのか )
(2012-12-13)によれば、地震が発生する過程において、
 基本的には環境放射能の変化⇔地殻の地質、地層の状態変化が交互に影響している過程において、「地震・津波規模に付随する現象」として、自然科学的な目に見えない1) 「爆縮現象」、2)地下水中のラドンの変化、3)地殻中からのオゾンの発生、4)環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノ)の増加、4)大気イオン濃度の増加 、5)電磁波ノイズの発生、また肉眼観察が可能な6)地震雲の発生、7)鯨など生命体の異常行動などが誘起されているようですが、

「VHF帯電磁波散乱体探査法による地震予報の研究」によれば、
(一部抜粋しました。)
「・・・ VHF帯の電波伝播異常を起こすいろいろな原因には
(1)スポラディックE層の活動, (2)流星の活動(Meteor echo),(3)航空機からの反射(airplane echo),(4)地震発生前に起こる散乱(Eq echo)がある.
 このほかに異常な電波現象として太陽黒点の爆発や雷放電による電磁波がある(Flare and lightning).・・・本文を詳しく読む」 と言われ、電離圏の異変によって、さまざまな電磁波(電波含む)が発生しています。
 これらの電磁波、および放射能は所謂環境中の水を振動、および励起して「電子レンジ効果」によって、水を加熱していると想われますが、上記と同様、海水を温度上昇させて、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なマグマ活性化現象を引き起こす間接効果が推察されます。

 

 (google画像検索から引用)

   環境放射能からの電子線(ベータ線)が電子数の増減に関連しているということか???
環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノが増加すれば、その励起効果によって、海水の温度上昇させて、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なマグマ活性化現象を引き起こす間接効果は推察されます。
 
もうひとつ、これらの電磁波、および放射能の中で地殻、マントルなどに対する透過性が大きなものは特定の地殻成分を直接吸収後、励起によって加熱させてマグマを活性化させることが考えられます。

4)赤外線を大量発生させる要因
(その28:3.11震災による超高速波動の観測とそのメカニズムについて)
(2013-01-28)
(その29:3.11震災による超高速波動メカニズムの関連情報)
(2013-01)
の引例によれば、
マグニチュード9の地震の前に急速に加熱された日本上空の大気
この原因として衛星は巨大な赤外線放出を観測した。
この赤外線の放出地震直前にピークになったという。

 電離圏は太陽や下層大気の活動等の影響を受けて常に変動して、電離圏の全電子数(「TEC」)が増減して、M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加したり、震央付近の電離圏では、地震後に電離圏プラズマ密度(TEC)が減少したという。

 また、電離圏のTECのみでなく、既報の引用In Deep2011年05月20日から、 
3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量が急激に変化していたという。>>本文詳しく見る

 また、地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介の引用によれば、
日本上空の電離層の荒れ方と地震の起こり方の相関関係を調べたところ、M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加しているという。

 
今回の中地震との関連の有無は現状不明ですが、

 

 既報地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?から、環境放射能および砂鉄が地震を誘起するマグマの活性化に影響しているのだろう?と個人的には想われます。

 

 

 

  

 
 


火山帯活動の活性化に係る記載(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感)

2013-04-15 | 火山活動の活性化

'13-04-14投稿、4-15修正追加・更新

  既報3.11前後に発生した中規模地震の発生地域の連動性(~’13-4-13)の整理をしましたが、その最中、淡路島でM6.3が発生しました。
 昨今の国内外で連発している中規模地震の連動性が起因しているのだろうか?と推察されますが、また、こんなところでとの思いです。今回は津波が発生し易いという震源深さが10Kmでありましたが、大過はなくて何よりでした。

 既報にて、大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について調べましたが、

 大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で 

 火山帯活動の活性化は基本的には、地殻変動によると想われますが、大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能なラドンなど放射能、赤外線、大気イオン、火山性ガス、着色光一時的に異常発生して、大地震を誘起させていると個人的には理解しています。震源域が海の場合には周辺海域の温度変化もするという。
参考投稿:
「地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待

 今までの国内で発生した中規模地震に関しては、環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?と思っていますが、

 阪神・淡路以来、活断層はプレートテクトニクスに加えて、地震発生要因の汎用語となっていますが、物理的な断面図、化学的な地質組成の違いなどをわかり易く公開した記載を調べたいと思っていますが、

参考情報:
日本地質学会
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/


 個人的には、一口に「活断層」といっても、活断層と単なる断層との違い(2012-07-20)で記載したように、活断層と単なる断層および正常層との違いについて、よく解っていませんが、おそらく放射能の単位と同様に、一般人には曖昧喪子としたものと思われます。

火山帯(マグマ)活動の活性化と関連する環境放射能大気イオン、火山性ガスの挙動にも着目することも必要か?


地殻からの放射能といえば、
地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 

東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成
放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U  232Th       40K    ・・・
」という。
>>引例文献詳しく読む

 また、地殻変動がどのようなメカニズム発生しているのか?非常に難しい問題であるとは思っていますが、宇宙、地殻マグマ、原発、核実験などからの環境放射能の存在比率、および、その影響度について不詳ですが、
特に、火山帯における地下マグマの活動の活性化による地殻からの放射能の増大、および、宇宙・太陽からの放射線・粒子の質・エネルギー量の異変もしくは増大に影響されているのでは?と杞憂しています。

PS:地下水の環境放射能が多い地域として、原発周辺は然ることながら、原発がない地域でも多いところがあるという。地下マグマからの放射能かもしれない??
「本邦初公開!?:日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/19238315

 

「・・・アメリカには実に興味深いサイトが存在することを発見したヨ。それは、「地下水から出る放射能を測定しそれを地図にすることのできる」ものである。本邦初公開。おそらく日本人でこのサイトに気づいたものはその筋の専門家くらいだろう。以下のものである。・・・

 

 

 

(い)問題は、驚くべきことに、東日本大震災の震源地のあたりにもかなりの放射能が検出されていることである。仙台の地下ではない。岩手の地下でもない。太平洋の地下からである。これは、やはり原爆による人工地震であったことを意味しているということになる。(注2:注1と関連して、この部分は日本政府が海外にデータ提供した時に、震源地を示すために多重赤丸をつけたのかもしれない。この辺りは何ともいえない。)

(う)次に、日本全国の地下水がところどころかなりの放射能を出していることが検出されているのである。これは驚くべき事実である。・・・


これは何を意味するか?

そう、その地域には原子力発電所があるのである。

 (え)さて、もう1つ無視できないのは、原子力発電所のないいくつかの地点でも放射能が地下水から検出されていることである。その場所とは、盛岡、東京、大阪、岡山の4地方であった。

なぜこれらの場所から放射能が検出されるのか?今のところ謎である。おそらく「劣化ウラン」を保管している大企業があるためだろうと思う
(後略)」という。



ところが、大陸移動のメカニズムはさておいて、
要の火山帯活動の活性化に及ぼす要因については余り言及されていません?

 この活性化は大陸移動のストレスだけでなく、特に、昨今連発しているM5~6クラスの中規模地震から、HAARP、核爆発、原発放射能の影響など人工的な要因も含めて、既報の引例を参考にして整理したり、新たにマグマ活動を活性化に係る情報を調べる必要があるのではと思っていますが、別報に譲ることとして、・・・。
 



(google画像検索から引用)
                                   
 参考投稿:地殻の平均的な組成(2012-07-13)
ウィキペディア 
地殻
(ちかく、crust)は、天体固体部分の表層部。マントルの上にあり、大気の下にある。

 今回はマグマ活動のメカニズムに係る記載を調べました。

【地震のメカニズム】8.
マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動
 
によれば
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/03/001040.html
(一部割愛しました。本文中 青字は加筆)

前回の記事【地震のメカニズム】7.熱移送説~地震は熱エネルギー移動が起こす~に引き続きまして、
今回は2011年4月17日なんでや劇場(5)(6)で提起された熱移送説のメカニズムについて紹介します。
提起は、熱の移送のしくみを埼玉大学名誉教授である角田史雄氏が提唱している「熱移送説」をさらに深化させた仮説になっています。

 

なんでや劇場(5) マントル内部で電子レンジ状態⇒熱の通り道ができる

なんでや劇場(6) 熱膨張による地殻の破断と岩盤の再溶接

マグマ化説、熱移送のメカニズムはどうなっているのか?】

 ◆まずは、マントルの状態とマグマの生成過程を見ていきます。

厚さ3000kmのマントルは冷たく硬い所や熱く柔らかい所が複雑に入り組んで、アリの巣のような状態になっている。その大部分は固体であるが、おそらくは10%程度が溶けていると考えられる。

表面に近い、深さ100~200kmの所が一番熱く、溶けていることである。「マントルは内部ほど熱い」という、これまでの常識とは正反対である。

5000~6000度もの超高温の外核が発する電磁波によって作られるという仮説である。

 

 ◆この電磁波の反射作用が熱移送の鍵となっています。

 

外核から発した電磁波は地下300km辺りの冷えた岩盤の隙間を通って、今度は冷えた地表面の地盤で反射される。こうして、電磁波は冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間を行ったり来たりして、電子レンジ状態になると考えられる。

冷たい岩盤に挟まれて電磁波が反射する、かつ、柔らかく溶けやすい岩石で構成された場所が熱の通り道となる。熱の通り道は外核から伝わるだけではない。電磁波の往復によって溶かされた場所からも電磁波が発せられ、玉突き的に熱が伝わってゆくと考えられる。

これらの熱の通り道が地震の多発地域とも重なってきます。

この熱の通り道は、「角田史雄著『地震の癖』表紙」リンクにあるように、深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。 ①スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート ②台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート ③マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート

熱の通り道と言っても、常にマグマがあるわけではない。時には溶けてマグマ化し、時には冷えて岩化している。
ある場所が電子レンジ状態になると、溶けたマグマが電磁波を出し、熱の移送ルートの次の場所を玉突き的に温めてゆくと考えられる。こうして、熱が移送していくのが、マグマ化説(熱移送説)の仕組みである。

この配置条件を充たす、つまり冷たい岩盤に挟まれている最たる所が日本列島であり、それに次ぐのが地中海や南米である。

 


◆そして、プレートの形成も、電磁波のマグマ化の仕組みで説明できることが可能です。

電磁波によって岩盤がマグマ化すると考えれば、プレートがどのようにしてできたのかも説明できる。

例えば、プレートの境目にある日本海溝の下には、5億年前には最も熱い熱の通り道があったと考えられる。その熱でプレートが熱せられて折れ、太平洋側のプレートが乗っかっているスポンジのような温かい岩磐層が、上のプレートの自重で10km沈んでできたのが日本海溝である。そして、大陸側のプレートが沈んでゆくと熱の通り道が左(西)にずれてゆく。こうして、最も熱い通り道が日本列島の下にできたと考えられる。

 


【マグマ化説によってはじめて、巨大地震のたびに至近距離にある岩盤が壊れるという現象が説明できる】

構造力学的には、地盤に力が加われば、弱い地盤はすぐに変形して力はより強い地盤に集中していくので一番最初に崩壊するのは、最も耐力の強い地盤となる。そこから強い順に余震で崩壊していくので、巨大地震で崩壊した箇所の近傍は壊れないはずだが、現実的には崩壊している。
その原理はどうなっているのか?

 

マグマによって地殻の下の層が熱させられと、数年間に亙って溶け続ける。ということは、平均100kmの地殻の下から50~70kmの層はほとんど溶け崩れているはずである。とりわけ、柔らかい部分は圧縮力によって下からえぐられるように鋭角の山形状に溶けている。この溶融が0kmまで達すると、火山噴火となる。

 

同時に、地盤全体には膨張力→圧縮力と下からの曲げ圧力が働いている。そして地表面の一番強く硬い部分が最初に折れる。その近辺は下部がボロボロに溶け崩れた状態になっている。

本震から2年くらいは地震は暴れる(余震が続く)が、その後、熱は冷めてゆく。それは、マグマ化によって上下の岩盤が温められると、岩盤は電磁波の反射力を失い、電子レンジ状態が解除されるからである。

ボロボロになって溶けた岩盤は、下に落ちていっていると考えられる。それが冷めると固まって(再溶接されて)新しい岩盤が生まれる。それは下に凸形をした岩盤になっており、凸になった部分が最も厚く、強い耐力を有しているはずである。だから次の巨大地震でも至近距離にある箇所が壊れるのである。このように、地盤は崩壊→再溶接→崩壊→・・・を繰り返していると考えられる。

このように、マグマ化説によってはじめて、巨大地震のたびに至近距離にある岩盤が壊れるという現象が説明できる。プレート説では全く説明できないばかりか、わずか10kmしか離れていない至近距離で厚さ100kmの岩盤が破断を繰り返す現象(従って数kmおきに無数の断層が走っている)も全く説明できない。これも、マグマ化→地盤の圧縮力と下からの曲げ圧力によって、はじめて説明できるのである。

 

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【仮説のまとめ】

・マントルの表面から深さ100~200kmのマグマは、外核が発する電磁波によって作られる

・冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間は、電磁波が反射・輻射され電子レンジ状態である。

つまり、電磁波は外殻発だけでなく、冷たい岩盤と柔らかく溶けやすい岩石間で電磁波が発せられ、玉突き的に熱が伝わってゆくと考えられる。

熱膨張による地盤の崩壊→マグマにより岩盤の高温化→電子レンジ状態解除→冷えて再溶接とサイクルによって、巨大地震のたびに至近距離の岩盤が壊れる。・・・

⇒熱によるマグマ化によって、広範囲の遠隔地同士の地震の連動性が説明できる貴重な考え方あると思われます。

 深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルートアジアに向かうルート。アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。 ?スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート ?台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート ?マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート

と既報3.11前後に発生した中規模地震の発生地域の連動性(~’13-4-13)の整理と照合してみたいと思います。

 南極がなぜ基点となるか?

個人的な妄想として、
 オゾン層の異変によって宇宙・太陽からの環境放射能、放射線・粒子のエネルギーが増大して、その放射化もしくは励起作用に伴う熱化によって地殻、マントル、マグマが刺激され易いのだろうか???(別途確認要)
 

 もしそうなら、昨今の北極圏のオゾン層の破壊由来の熱移動のルートもあるのだろうか???
参考投稿:
放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10)
放射化現象」は一般的には理解し難い言葉ですが、

地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的には熱になる可能性が推察されます。詳しく見る>>


(google画像検索から引用)

関連投稿:
南極になぜオゾンホールができ易いか?に係る記載(その2:オゾンホールの推移)

(2011-12-03)

異常気象に係る記載(その22:全球のオゾン層の現状と見通し)
(2011-12-16)

 北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は?(その1:概況および要因考察)(2011-11-30)

 


火山帯活動の活性化に係る記載(その1:大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について)

2013-04-14 | 火山活動の活性化

'13-04-13投稿

 既報地異に係る記載(その23:富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生 したという。)にて記載しましたように、3.11後に発生した3.15静岡県東部
地震(M6 '11-03-15)以来、富士山周辺では地殻変動?によって、富士宮市の湧き水、山梨県側の富士山5合目にある小御嶽神社近くの小さな地割れ、河口湖の水位低下など異常現象が発生しているようです。

 既報の引例
伊豆半島をめぐる現在の地学的状況」によれば、富士山周辺の地殻は
伊豆半島をのせたフィリピン海プレートは,本州に対して北西ないし北北西方向に年間4cmのスピードで移動している.駿河トラフと相模トラフにおいては,本州下へのフィリピン海プレートの沈み込みが起きている.・・・」とも言われ、3.15以降、何らかの亀裂が顕在化してきたのか?と推察されます。
大陸移動のストレス ⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で
いずれ地震が発生するのは致し方がないので、
予兆現象を解明して発生時期が的確に予測されることを期待しています。
関連投稿:
「地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待

参考情報:
<火山帯とプレートの位置関係 >  


(google画像検索から引用)

msn産経ニュースによれば、
河口湖で水位低下 富士山活動とは無関係 気象庁2013.4.8 19:11 http://sankei.jp.msn.com/science/news/130408/scn13040819120004-n1.htm

「気象庁は8日、富士五湖の一つ、河口湖(山梨県)の水位低下について「富士山の火山活動とは関係ないのではないか」との見方を示した。国内外の地震や火山活動を解説する月例の記者会見で質問に答えた。

 同庁は、地震計や山体の膨張・沈降などの地殻変動を測る傾斜計など、富士山の火山活動を監視している観測データに異常はないと指摘。担当者は「(富士山の火山活動では)河口湖の水位だけに影響が表れるのは説明ができない」と述べた。

 河口湖は昨年から水位が低下し、陸続きになった浮島にある六角堂が壊されるなどした。」という。

 上記の物理的な計測手段では、今回の亀裂については富士山大噴火、M8クラスの大地震の予兆という心配は現時点ではないようですが、

地殻変動によって亀裂が発生すれば、火山活動の活性化に伴い、さまざまな火山性のガス、イオンが地上に漏出する可能性もあるということから、

 (google画像検索から引用)

 今回は地震の予兆として知られる大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係に係る記載を調べました。 
関連投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

大気イオン地震予測研究会 e-PISCO
大気イオンとはhttp://www.e-pisco.jp/ion.html
(一部抽出しました。)
大規模な地震の前に大気中のプラスイオン濃度が、通常の5倍以上に上昇する現象が観測されています。例えば2000年の鳥取県西部地震では3ヶ月前に普段の約10倍、2001年の芸予地震では1週間前に約3倍が計測されました。阪神・淡路大震災の際にも数日前から神戸市内で計測された報告があります。私たちは全国各地の大気イオン濃度(プラスイオン濃度)を24時間365日計測します。
 大気イオン濃度グラフの見方については、こちらからになります。・・・

大気イオン濃度グラフについて
大気イオン濃度が通常の場合

 

      2011年12月の大気イオン濃度

通常の場合は、常に大気イオン濃度が1万を下回る値を示しており、あまり大きな変動は見られません。

大気イオン濃度に異常が見られた例


       2011年4月の大気イオン濃度 
異常が見られた場合は、大気イオン濃度が2万を超えて大きく乱れています。
この時は、4月19日に福島県沖でM 5.1の地震が発生しました。」

 次に、具体的な応用例として、

既報の引例Livedoor Blog 天下泰平 によれば、

「この感じだと、フィリピン海プレートを巻き込んだ、東海、関西方面を中心の南海トラフあたりがポイントになってくるかと思います。
引き続き大気イオンの濃度を確認してますが、やはり関西方面の値だけが非常に高いものが出ています。

002

ただ、トリガー日は、正直わかりづらい状態になっています。

一番危険なのは、再三伝えているように、満月(17日)の前後です。さらに今月は、15日が月が地球に近づくタイミングで、16日は彗星近日点でもあります。これらの影響も考えると、15日~22日の1週間がトリガー期間といえると思います。

では、直近は大丈夫かといえば、そうとも限りません。先ほどのバヌアツとの関係でいえば、同日や翌日に日本で地震が発生しているケースもあります。

また、このタイミングで台風が日本に近づいてきたのも気になっていはいます。
これも以前から伝えてますが、台風は地震エネルギーが溜まっている地域に向かう傾向があり、台風から温帯低気圧に変わる(台風が崩れる)地域が特に要注意となります。」という。

音霊地震予知研究所の記載によれば、
富士火山帯活性化か?
 2012/05/04
http://d.hatena.ne.jp/ontama-hanabi/20120504/1336149514

「5月4日神奈川県南足柄市二酸化硫黄濃度異常が発生しました。同様に長野県安茂里市と諏訪市でも異常値が発生しています。
グラフ5月4日神奈川県南足柄市観測点二酸化硫黄濃度:

不安定な大イオン値、欠損の多い衛星画像、5月になってから多いスポラデックE層、富士火山帯エリアの二酸化硫黄濃度異常など大きな地震が発生する要因は多いのですが、何も起こりません。それはそれで良いのですが、何か変です!。
これら異常は硫黄島から伸びる富士火山帯を捉えているのでしょうか。火山活動の前兆は良く分かりませんが、活動が活発になっているので有れば心配です。直ぐにと言うわけではないのでしょうが富士火山帯エリア要観察です。」という。

長野の大イオン異常は火山活動? 2012/05/03
http://d.hatena.ne.jp/ontama-hanabi/20120502/1335980327

「・・・それよりも、長野の大イオン5月2日も異常値である。

この値に僅かに同調しているのが 東京都羽村測定点(八王子の隣)。先ずはシンプルにこの間の山梨長野を疑ってみるのが正しい選択だろう。2日は柿岡の地磁気は僅かに乱れてはきているが、北海道の方が多少乱れているので、東北の余震を捉えたのだろう。
地震計を見ても山梨長野は大きな決めては無い。

二酸化硫黄値は、長野市安茂里で異常値である。メタン異常も伴うので何らかの地震活動状態にあると想定するが、周りは活火山地帯でも有ることで火山活動も疑っても良いだろう。・・・

富士山伊豆大島傾斜計も2日は僅かに動いている。心配するレベルでは無いが観察を強化したい。」という。

⇒大気イオン、ガスは火山帯活動の活性化が原因であるようです。
その中身については、いろいろあると思われますが、一般には公開はされていないようです。
測定方法が不詳なので、プラスイオンに放射能など超微細なエアロゾルが含まれているかどうか?
 また、火山活動を活性化する要因および付随して発生する放射能については、別途、整理したいと思っています。