水徒然

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天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その1:地震予知との関係)

2011-08-04 | 日記

'11-08-03投稿、追加・更新、強調 
 既報の「異常気象など天変地異の要因に係る記載にて、
 天変(大気圏をふくむ宇宙空間の状態変化)として、さまざま異常気象を調べてきましたが、異常気象による地異(猛暑洪水土砂災害など)が数多く発生しています。
 それらの要因について、個人的に素人ながら、断片的に考察(仮説)を提案してきました。  

 既報を改めて見直してみると、「~気候に大きな影響を与える微粒子〈エアロゾル〉の変動を読み解く~によれば、
・・・気候変動の要因には自然の要因と人為的な要因があり、自然の要因には、太陽活動の変化・海洋の変動・火山の噴火による大気中のエアロゾルの増加などがあります。・・・
 特に近年、成層圏オゾン層の破壊にエアロゾルが深く関与していることが注目されています。
  また、気候変動の予測を目的とするだけでなく、エアロゾルの変化を地震予知に活かす研究も進められています。・・・」の記載から、
 気象変動に及ぼす上記の天変と地異との関連性について個人的には不祥であることに気づきました。

  既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 goo辞書によれば、
「杞憂」とは「懸念(けねん) 恐れ(おそれ) 憂慮(ゆうりょ) 取り越し苦労(とりこしぐろう) 危惧(きぐ) 」という概念でありますが、・・・。
 本来の杞憂、すなわち「中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事《中国古代の杞の人から》・・・」ということで、「天」を詳しく調べなければなりません。

 今回は、大気圏の電波(電磁波)の変化を利用して地震予知する記載を検索して、どのようになっているのか調べました。
(各種の電磁波の呼称、波長、周波数に係る補足資料および電磁波に対する水の吸収特性を文末に記載しました。参照)

1.電磁波を利用する研究概要

VHF帯電磁波散乱体探査法による地震予報の研究
解説:森谷武男 
(北海道大学理学院付属地震火山研究観測センター),
 
{2009, March, 31}
(一部抜粋しました。)
「1995年に串田嘉男氏によって 経験的に発見された地震前兆現象について考察し,電気通信大学,東京学芸大学,千葉大学の先駆的な観測を参考にしながら,より科学的に発展にさせるために,2002年度から本学理学研究科 地震火山観測研究センターで研究を始めた.
 VHF帯の電波伝播異常を起こすいろいろな原因には
(1)スポラディックE層の活動, (2)流星の活動(Meteor echo),(3)航空機からの反射(airplane echo),(4)地震発生前に起こる散乱(Eq echo)がある.
 このほかに異常な電波現象として太陽黒点の爆発雷放電による電磁波がある(Flare and lightning).・・・」
本文を詳しく読む

2.電磁波を利用する地震予知情報
地震予知情報配信サービスくるかも
電磁波ノイズ地震予知システム
(一部抽出しました。)
地震予知について ~電磁波ノイズ地震予知
地震大国日本。
いつ、どこで大きな被害をもたらす地震が発生してもおかしくない国に私たちは住んでいます。静岡県を中心とした地域で予想される東海地震は必ず発生する地震としてよく知られています。静岡県西部から和歌山県までをも範囲とする東南海地震も、2050年までに80~90%の確率で起こるとされています。しかし、発生が予想されていない地震は、いつ、どこで起こってもおかしくありません。阪神・淡路大震災などは、その例です。阪神・淡路大震災以降のデータの蓄積と研究により、当サイトは予知の精度を高めてきました。現在では高い確率で予測が可能となりました。
ラジオの雑音で地震の前兆が分かるのです。
ラジオの雑音は、多くの皆さんが経験しています。阪神・淡路大震災をはじめ、多くの地震発生時におけるラジオの雑音増加が報告されています。「くるかも」は、このラジオの雑音の原因となる電磁波ノイズを基に地震を予知します。ラジオの雑音が増えて騒々しくなるのが、地震の前兆を示すサインです。
●どなたにも予知は可能です。
「くるかも」は、地震予知情報をメールで配信します。同時に下のようなグラフも見ることができます。・・・
●地震の予知ができると何がいいの?
日本は地震大国です。
世界の地震の20%は日本で起こっています。小さな地震まで含めると四六時中起こっている国ですから、過度に神経質になる必要はないと思います。
でも、大地震がいつくるかを知らないままで良いでしょうか?
皆さんは、天気予報を参考にして、雨が降ると思えば傘を持って出かけますよね?
気象庁の緊急地震速報をご存じですか?
これは、実際に発生した地震を地震計が感知し皆さんへ知らせるシステムです。
でも、自分の直ぐ近くで地震が起こった場合には
発生から通知までの時間は僅か数秒です。
この数秒で何ができますか?
起こる可能性が高いことを2~3日前から知っていれば、
何かできることもありますし、緊急地震速報を知った時に
スピーディに対応することもできます。
●ラジオの雑音で地震の前兆が分かるのです。Part2
大地震が発生する前には、ラジオの雑音(地下からの電磁波ノイズ)が大量に発生することが、まず最初のサインです。地震が起こる可能性が無い場合には、この大量の雑音すら発生しません。次に、大量の雑音は、徐々に少なくなっていきます。そして、ある時を境に、雑音はほとんど消えてしまいます。その数日後に、地震が起こります
なぜ、地震前に雑音が発生するのでしょうか?
物を強く押すと形が変わったり、割れたりします。岩石も同じです。地下深くで、岩石を押す力が発生し、もともとあった割れ目が大規模にすべったり、割れたりして雑音(電磁波ノイズ)が発生すると言われています。
細かく見ると、岩石には小さな割れ目が多数発生します。この割れ目が電気を帯び、岩石内を電流が走るという現象が起こります。この時同時に、ラジオの雑音の元となる電磁波ノイズが発生します。
●人工の雑音じゃないの?という疑問
当然の疑問ですね。
でも、普段の生活の中でパソコンや蛍光灯をつけたり、工場などでモーターなどが回って起こる電磁波ノイズはせいぜい数十個か数百個程度です。
大地震の前には毎日数十万個から百数十万個もの膨大な数の電磁波ノイズが数週間以上、土日なんか関係なく、ずっと発生することがわかっています。
●ラジオの雑音を計測する装置
普通のラジオ放送を聴いても地震を予知できますか?
答えは、「ノー」です。地下からの雑音を知るためには、むしろ放送が邪魔になるために、この放送波を除外しなければなりません。
 普段、私たちが聴いているラジオの場合には、なるべくノイズを除外し、クリアな放送を聴こうとしますが、全くこれと逆なのです。そこで、このノウハウを「逆ラジオ」と呼び、特許も取得しました。この逆ラジオ方式の受信機がとらえたノイズの強さや数を、地震発生の前兆として収集しています。この計測装置は、全国40か所(2009年4月時点)に設置されており、24時間、365日、リアルタイムな情報を収集しています。こうして収集・分析された結果を、皆さんにご覧いただいています。」
本文を詳しく読む

PS:'11-08-04
(補足資料)
 google画像検索から引用した「地震発生モデル」例
 
(図拡大クリック)
 






次に、google画像検索から引用した宇宙空間、電磁波の波長を参考のために記載しました。
・粒子線(素粒子)を除く電磁波(放射線)の波長                

                 ← 一般的な放射線 
           ←
広義な放射線

      

また、電磁波の波長と水との透過吸収反応に係る資料(引用図)参考までに記載しました。
参考:
電磁波の波長と環境中の水に対する透過吸収反応

既報で記載の引用図
http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

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         →透過力大←       


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