水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その2:地震規模とウランなど高自然放射能発生地域との関係)

2012-06-20 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

06-19投稿、06-20更新 既報(その1)にて、わが国において昨近の頻発する震度5前後の地震は概ね福島原発など原発関連施設の周辺で環境放射能が比較的高く、かつ地磁気に影響する砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い傾向であると思われます。→詳しくは

 一口に砂鉄鉱床といっても、玄武岩、酸性岩類のチタン分が少ない花崗岩系、塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩(せんりょくがん)などいろいろあるようです。

 これらの地域の周辺では地震の前兆と言われるクジラ、いわしの漂着・打ち上げが発生しています。この原因については諸説あるが、磁気異常とも言われています。

また、既報(その1)で記載した砂鉄が多い島根県では、

 「・・・宏観画像情報掲示板、島根県 境水道でリュウグウノツカイ捕獲
今年2例目2009年11月21日・・・島根鳥取県もM6,M7の直下型地震があるところです。意外な盲点です。・・・詳しく見るという

 東日本沿岸などの一部の地域における地磁気異常のメカニズムについては定かではなく個人的には不詳ですが、環境放射線の電離・酸化作用によって、地殻の遷移金属系の磁性鉄、ニッケル、コバルトなどの組成が変化して地磁気の異常が発生したためではないか?と正否は別にして妄想しています。

まえがきが長くなりましたが、 砂鉄鉱床の影響に引き続いて地震規模とウラン鉱床などからの高自然放射能発生地域との関係について調べました。

1.自然放射能に係る情報

1)地殻由来の自然放射能元素

 既報の引用「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」の記載から、

 地球内部の放射性元素としてウラン238U、235U、トリチウム232Th、カリウム40Kからのベータ崩壊によりニュートリノは生成されているようです。

日本の上部地殻の平均組成U: 2.32ppm Th: 8.3 ppm                   海洋地殻 U: 0.08ppm / Th: 0.32ppmと記載されています。

詳しくは

2)インフルエンザウィルス感染地域との関連

 新潟島根など自然放射能の高い地域では少ないようです。

 引例:国立感染症研究所
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html

今年のインフルエンザ流行レベルマップ 詳しく見る>>
1月16日~1月22日
 (google画像検索から引用)

 偶然の一致なのか? 新潟島根は砂鉄鉱床が存在して、付随現象である突風、雷も発生しやすいようです。また、クラゲが集まりやすい。詳しくは→地異に係る記載(自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象)

 2.自然放射能マップ

1) 全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)



                (google画像検索から引用)

2)日本地質学会 - 日本の自然放射線量

http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map

引用:日本地質学会(2011出典)
この自然放射能とは
「・・・もともと宇宙線や大地、建物、食品などに由来する放射線があり、この値が異常であるかどうかは自然状態の放射線量と比較して初めて知ることができる
・・・、今現在、高線量の値が出ている地域でも、自然状態での放射線量を求めるのに役立つと考えられる。自然放射線量を計算で求めるには、大地に含まれるウランとトリウムとカリウム(放射性K-40)の濃度を用いるが、すでに公表されている元素の濃度分布図である地球化学図のデータを用いることができる・・・
 ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。・・・」という。
(詳細要着目
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/)。

新潟県周辺、群馬県島根県、岩手県、長野県が高い。

 個人的には、自然放射能に係る情報地震と対応しているように見える。

東北地方の三陸明治三陸地震、長野県昨年の長野県北部地、兵庫県阪神淡路大震災、新潟県新潟地震、中越地震など

 ただし、東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震との対応はないようだ。

 なお、既報(その1)から、別報に記載した各種の「環境放射能」の中で、可能性のある発生源である原発など核物質を取り扱っている地域、つまり、人工的な放射能源昨近の震度5前後の群発地震概ね対応があることから、複雑な関係があることが推察されます。

既報のインフルエンザウィルス感染と全国放射能濃度との関係(要因考察)の記載によれば、

 その空間線量率(μGy/h、1月16日~1月22日)値の日推移比較から、
          新潟        島根      高知  福島

                                (参考) 
1月16日   0.047         0.040        0.035  0.94
1月17日   0.047         0.038        0.029  0.94
1月18日   0.061         0.063        0.028  0.95
1月19日   0.050         0.048        0.043  0.95
1月20日   0.047         0.068        0.030  0.94
1月21日   0.055         0.067        0.030  0.92
1月22日   0.047         0.068        0.030  0.85

 平均          0.051           0.056           0.032  0.92
                    感染易            感染難
自然放射能   0.109     0.109      0.036  0.036
計算値)  ー0.127<    ー0.127<     -0.054 -0.054」

 放射能の測定/算定方法などの違いの影響があったとしても、
新潟、島根地区と福島、茨城、千葉、東京など東日本~房総半島との放射能の質の違いがウィルスなど微生物の生態影響しているのか?⇒続く

追記:微生物の影響

かもしてパッパラなーるなる 「微生物と放射能、ウラン鉱床を作ったもの」

「・・・地球に誕生した小さな微生物は、過酷な環境を生き延びるために、あらゆる毒物から身を守り、生命を存続させる方法をとってきています。
マグマの高温や、硫化水素の海、細胞を破壊する紫外線、体を壊す酸素、宇宙から降り注ぐ宇宙線や放射線、強い電磁波が襲うこともあったかもしれません。生命が誕生してからの40億年は、いかにして害毒から身を守り生命を存続させるかを懸命に探し続けてきた歴史でもあります。・・・「ひょっとすると細菌は、原子力で自分たちの住みかの温度を上げるために、放射性物質を濃縮して原子炉をつくり出したのかもしれない。今日、人間はそれをウラン鉱床として発見し、自分たちの原子力エネルギーとして利用している。」と書かれていました。
石油に関しては微生物が作ったと考えていましたが、ウラン鉱床にまでは考えたことがありませんでした。・・・
ウラン鉱床の分布および主要生産国と生産量(レッドブック2007) (04-02-01-02)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=04-02-01-02

このページによると、ウラン鉱床には、
「13の鉱床タイプに分類され、その分布は各々の鉱床タイプ毎に異なる地質条件により規制されている。」
(1)不整合関連型鉱床は、前期~中期原生代(25億年~9億年前)の地層から、
(2)砂岩型鉱床は、「本タイプ鉱床は主に顕生代の河川生成砂岩層および礫岩層中に産する鉱床である。地層中に含まれる植物化石起源の有機物が地層を還元雰囲気にし、地下水中の溶存ウランを還元し、地層に定着させる能力があるためと考えられている。」・・・」→詳しくは
 


地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)

2012-06-17 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-06ー15投稿、06ー17更新   既報(その1その2その3-1その3ー2)にて、今までの「地震および津波に係る投稿」を諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説を提案することを目的として、大地震・大津波に係る要因、付随する現象を整理しました。

 基本的には、既報の環境放射性物質が影響する諸悪についてで記載したように、

地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ①放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)と②ガンマ線、紫外線などの有害な電磁波と③それらが最終的にはになることが巨大地震・津波に大きな影響を与えていると考えています。

 この中でも、特に、わが国における東日本、関東地方の沿岸で数々の報道されて問題となっている諸悪(高放射能マイクロスポット頻発中規模地震、鯨・鰯などの打ちあげ、水中セシウム濃度の増加、「巨大竜巻」「雹(ひょう)」「落雷」「豪雨」「雷雨など)は原発事故による漏洩の放射能の影響が大きいと個人的には想っています。

 しかし、原発稼動前、震災前でも大地震・津波は発生していることも事実であり、また昨近の公的機関による東南海も含めた関東地方の巨大地震・津波の予測。

 過去の巨大地震、津波の原因は地下マグマ、宇宙活動の異変による放射能の影響とも想われます。

 これらの環境放射能の与えるメカニズムについて不詳につき、個人的な観点で以下、調べました。

 既報の記載から、

放射性物質電磁気的に吸着して地殻地質に及ぼす影響に係る

仮説として

1.地震の前兆現象と言われる地磁気異常

 一部の地域で検出されている磁気異常現象は環境放射線の電離・酸化作用によって地殻の遷移金属系の主に磁性鉄、ニッケル、コバルトなどの酸化物の組成が変化したのだろうか???

→磁性体用資源埋蔵量(、Ni、Co)などの多い地域との関連は?

参考情報:地磁気変動現象 

気象庁 地磁気研究所本文詳しく読む

「・・・地磁気の大部分は、地球内部の外核といわれる部分で発生しています。ここではが主成分となっており、巨大な圧力と高温のため溶融状態にあります。・・・」

関連投稿:地異に係る記載(地磁気の逆転と大陸移動について)

「・・・地磁気の逆転
 火山から溶岩が噴出すると、溶岩は固まって岩石になります。ほとんどの場合、それらは玄武岩として知られる黒い岩石で、溶鉱炉から出てきたと同様にかすかに磁気を帯びています・・・」

2. 大陸移動のストレス以外に環境放射線による地殻への影響として

 環境放射線の電離・酸化作用によって地殻の組成がペロブスカイト系化合物、例えばPZTと呼ばれるPb(鉛)、ジルコニウム(Zr)チタニウム(Ti)からなる金属からなる複合の酸化物的な逆圧電効果(振動ストレス)が付与されたのだろうか???

 →圧電体用資源埋蔵量(Sr、Ba、Ti、Pb、Zr)などの多い地域との関連は?

3.広範囲の地殻への逆圧電効果への影響として

  ミューオン、ベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノなどの環境放射電子線の地殻中の電気伝導性を高める?例えばセラミック系の複合酸化物的な超電導効果が付与されて逆圧電効果(振動ストレス)などが増幅したのだろうか???

 と推察しています。

 既報の今までの大地震、大津波に係る

参考情報(社会実情データ図録)によれば、

「・・・明治以降に起きた国内外の主な津波被害

名称 年月日 マグニチュード 同Mwベース 特徴
明治三陸地震 1896年6月15日 8.25 8.0b 本州で過去最大の38.2メートルの津波。死者約2万2000人
関東大震災 1923年9月1日 7.9 7.9b 熱海で最大12メートルの津波
昭和三陸地震 1933年3月3日 8.1 8.4b 最大28.7メートルの津波が太平洋岸を襲い、死者・不明3064人
東南海地震 1944年12月7日 7.9 8.1b 熊野灘などで6~8メートルの津波。死者・不明1223人
南海地震 1946年12月21日 8.0 8.1b 静岡県から九州の海岸で最大6メートルの津波。死者1330人
チリ地震 1960年5月23日 9.5 9.5b 24日未明から津波が日本各地に到達。高さ最大6メートルに達し、国内の死者・不明142人、家屋1500軒以上が全壊
日本海中部地震 1983年5月26日 7.7 7.7a 秋田、青森など全国で死者104人。うち100人が津波で亡くなった
北海道南西沖地震 1993年7月12日 7.8 7.7a 地震発生直後に北海道奥尻島で最大約10メートルの津波。死者202人
パプアニューギニア地震 1998年7月17日 7.1 7.0b 推定最大15メートルとみられる津波が発生。死者約2700人
十勝沖地震 2003年9月26日 8.0 8.3a 北海道、本州の太平洋岸で最大約4メートルの津波を観測
インド洋大津波 2004年12月26日 8.8 9.0b スマトラ沖地震に伴う大津波でインド洋、アフリカ東海岸まで12カ国で死者・行方不明者28万人以上に
ジャワ島沖地震 2006年7月17日 7.2 7.7* 最大約7メートルの津波。インドネシアで死者約700人

 ・・・」→詳しく見る

 上記は大津波を伴なった主に海底震源の大地震の歴史ですが、これ以外にも津波を伴なわなかった 内陸側地震として、阪神淡路大震災長野県北部地

および、房総半島沖など東日本で頻発している震度5前後の群発地震など記憶に新しい。

 

 以下、杞憂と妄想を払拭するために、上記の地磁気異常に係る金属資源の多い地域の代表として先ず鉄について調べました。

 古来のの産地として

(google画像検索から引用)

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 ⇒河川からの金属資源を利用していた「たたら製鉄」の記載によれば、

 なお、砂鉄にも種類があり、引用では「・・・主にケラ押し法に用いる真砂(まさ)砂鉄と、ズク押し法に用いる赤目(あこめ)砂鉄です。真砂砂鉄は酸性岩類花崗岩系を母岩とし、チタン分が少ない。赤目砂鉄は塩基性岩類閃緑岩(せんりょくがん)系を母岩としチタン分が多く、TiO2として5%以上を含んでいます。・・・」という。古来から、砂鉄のあるところにたたらあり。全国各地にたたらがあったと思われます。

 地磁気に大きな影響を与える代表である鉄の多いところの周辺と上記の地震発生地域との対応があるのだろうか?

 個人的には、砂鉄鉱床地震と対応しているように想われる。

東北地方の三陸明治三陸地震、東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震、長野県昨年の長野県北部地、兵庫県阪神淡路大震災、新潟県新潟地震、首都圏関東大震災、青森県六ヶ所村昨近の地震など

  また、上記仮説の詳細メカニズム(地磁気異常と環境放射能との関係)については、現状不詳につき、別報に譲るとして注目発見か?

なお、既報に記載した各種の「環境放射能」の中で、可能性のある発生源である原発など核物質を取り扱っている地域のマップを以下に示しますが、概ね対応があるようです。

   (google画像検索から引用)

引き続き、地磁気異常以外についても、ウランなど金属鉱床との対応について調べる予定。

補足メモ:詳細メカニズムのため

・砂鉄鉱床の多い島根県のリュウグウノツカイの打ち上げなど関係があるのだろうか?

 追記:

地異に係る記載(自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象によれば、

・・・宏観画像情報掲示板

島根県 境水道でリュウグウノツカイ捕獲
今年2例目2009年11月21日
コメント

島根鳥取県もM6,M7の直下型地震があるところです。意外な盲点です
。」

詳しく見る>> 」 

・福井県は越前クラゲで有名ですが、以前の調査ではクラゲは原発周辺に集まるようだ。

 クラゲの跋扈の原因は放射能か?

 新潟県、福井県、島根県など日本海側には越前クラゲが多い。

福井県(大昔の福井地震あり)には砂鉄鉱床との関連はなかったのか?

引用:宏観亭見聞録 012年5月7日月曜日

http://macroanomaly.blogspot.jp/2012/05/blog-post_07.html

5月7日、千葉県館山市(地図)の海岸に、体長約8mのザトウクジラの死骸が漂着しているのが見つかりました:

千葉の海岸に死んだクジラ

関連投稿:地異に係る記載(「磁気異常」はクジラ漂着の原因とのこと)

        異常気象に係る記載(伊豆半島の地震、竜巻現象、鯨打ち上げ)


今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その3-2:地震・津波規模に付随する現象について)

2012-06-17 | 地震・津波関連

06-10投稿、06-17更新 既報(その1その2その3-1)に引き続いて、

 今までの「地震および津波に係る投稿」を既報との重複が多々ありますが、新たな観点で印象に残る内容諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説を提案することを目的として整理しています。

 既報(その3-1)では、主に海水面の上昇による大津波の可能性、地震規模に影響する地殻の耐ストレス性に係る要因に着目して整理しました。一部、重複しますが、今回は地震予知、予兆と関係する地震発生前中後に発生する現象について整理しました。

当面は既報に記載した環境放射能の影響着目していますが、杞憂を払拭することを目的として妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

  個人的には、地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・含有量)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連どのようになっているのか?不詳につき関心があります。

   今までの投稿から、個人的に地震・津波規模に係りがあると想われる付随する現象に係るキーワードを抽出して整理しました。

1.大地震に係る現象

 環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りはどのようなものか?

 すなわち、地殻の強度が低下したり、粘性が変化して、大陸移動に伴なうストレスに対する耐性が変化したり、新たに活断層化したり、亀裂・空隙の拡大によって材料力学的な応力腐食割れ挙動を加速させなければと杞憂・妄想しています。

 goo辞書【活断層】活動中の、または第四紀に活動したことのある断層。大部分は地震断層。岐阜県の根尾谷(ねおだに)断層・阿寺(あてら)断層、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を引き起こした野島断層など。既報から、

・放射能のエアロゾルが地殻に電荷磁気的に吸着して、地殻の電荷、磁性、微生物の質・含有量などが地質、地層させているのだろうか?

昨近の中規模地震の増大に影響しているのだろうか? 

大陸移動、地殻振動の駆動力が増大し始めたのだろうか?

 もしそうなら、

 原発、核実験、人工的な小さい核爆発など人為的な原因?

 地下マグマ、太陽フレアーなど自然放射能による

 宿命的な天変・地異現象なのか? 

 または、複合化しているのだろうか? 

  以下の関連投稿・記載、他を見直して地震・津波規模について、 

新たな観点で別報にて考察する予定。

 1) 「爆縮現象

 震度6以上の場合、環境放射能値が低下する現象

 そのメカニズムは個人的には定かではありませんが、測定高さによって変動するので放射能の存在分布の変化?

3)地殻中のオゾン濃度の増加現象

4)環境中のベータ壊変によるベータ線電子線ニュートリノの増加現象

 地下マグマ、太陽フレアーの中のベータ崩壊核種の増加? 

 環境中のベータ崩壊放射能核種(超微細エアロゾル)の増加?

・放射性元素(アイソトープ)に特有な崩壊放射線
               記号   半減期   放射線の種類
ストロンチウム-90    90Sr   29年      ベータ線
ヨウ素-131         131I   8日      ベータ線、ガンマ線
セシウム-137      137Cs  30年      ベータ線、ガンマ線
ウラン-235         235U  7億年    アルファ線、ガンマ線
プルトニウム-239     239PU   2万4千年    アルファ線 

詳しく見る>>

ベータ崩壊放射能核種のエアロゾルが地殻に電荷磁気的に吸して

放射化作用によって地質が電離・酸化されて変化?

・表面電荷: (放射性物質の付着、反応し易さの目安)
既報引用文献「ゼータ電位の測定」 

*末に記載されている物質の等電点を参照。

 等電点が7より大きい物質は正、小さい物質は負を示します。
基本的には水中/非水、空気中系でも正負(+-)の判断は可能な指標と想われる。
例えば、PuO2 9.0(正) 、土の主成分シリカSiO2(石英) 1.8~2.5 (負)。
 正負が異なる物質はお互いにくっつきやすい。

環境放射線の電離・酸化作用によって地殻の組成をペロブスカイト系化合物、例えばPZTと呼ばれるPb(鉛)、Zr(シルコニウム)チタニウム(Ti)などからなる金属からなる複合の酸化物的な逆圧電効果(振動ストレス)が付与されたのだろうか???と妄想したくもなります。

ウィキペディア「振動発電」  本文を読む>>

また、ミューオン、ベータ壊変によるベータ線(電子線)ニュートリノなどの環境放射線の地殻中の電気伝導性を高める?例えばY(イットリウム)、Cu(銅)、Ta(タンタル)などからなるセラミック系の複合酸化物的な超電導効果が付与されて逆圧電効果(振動ストレス)が増加したのだろうか???と妄想したくもなります。磁性に関与する鉄も高温超伝導物質という

追記:磁性に関与する鉄も高温超伝導物質

gooWikipedia鉄系超伝導物質」 「・・・含み超伝導現象を示す化合物銅酸化物以外では、二ホウ化マグネシウムなどを抑え、2008年現在最も超伝導転移温度Tc)の高い高温超伝導物質である[1]。研究が活発化した2008年の1年間でTcが2倍以上に急上昇したことから、さらなる研究の発展が期待されている[2]・・・」

 

 関連投稿:

 再生可能なエネルギーに係る記載(その3:振動を利用する発電)

 異常気象など天変地異に影響する要因に係る考察と地質調査

 環境中の放射線量測定値のばらつきに係る考察

5)シンクホール、地盤沈下など地異の増加現象

6)地磁気異常現象

 気象庁 地磁気研究所 本文詳しく読む
 
「地磁気の基礎知識
 方位磁石が北を向くことから分かるように地球には磁場があります。この磁場を「地磁気」と呼んでいます。地磁気は、地球内部の核の対流運動太陽活動との関わりの他、地殻の活動など様々な地球環境の変動に応じて、刻々と変化を続けています。
地球内部磁場の変動
 
地磁気の大部分は、地球内部の外核といわれる部分で発生しています。ここでは鉄が主成分となっており、巨大な圧力と高温のため溶融状態にあります。地球内部磁場はこの導電性の高い鉄の流体運動により生じる電流により発生するものと考えられ、盛んにその研究が行われてきましたが、詳細は今なお未解明です。

[永年変化]
 
東京で磁石の針が示す方向(地磁気の偏角)は、現在は北から7度西ですが、伊能忠敬が地図を作製した200年前はほぼ北を向いていました。350年ほど前に来朝したオランダ船の記録は、約8度東だったことを示しています。このことから日本付近の偏角は、この350年で東から西へ15度ほどずれてきたことがわかります。このような地磁気が数十年から数百年という長い間に変化することは世界中でよく知られており、これを地磁気の永年変化とよんでいます。永年変化は場所によりその変化の様子は様々ですが、これは地磁気の地球規模での空間パターンが変化していることを示しています。

 [地球磁場の逆転]
 地球の磁場の歴史の中では、いつも磁石のN極が北極方面を指していたわけではありませんでした。磁極が入れ替わる地球磁場の逆転が最近360万年の間に11回もあったことがわかっています。最も新しい逆転がおこったのは、78万年前です。・・・」

一部の地域で検出されている地震の前兆として言われる磁気異常現象は環境放射線の電離・酸化作用によって地殻の遷移金属系の主に磁性鉄、およびニッケル、コバルト、ネオジム、ディスプロシウム、サマリウムなどの酸化物の組成が変化した???と妄想したくもなります。

*末に記載されている物質の等電点を参照。

 関連投稿:地異に係る記載(地磁気の逆転と大陸移動について)

 7)竜巻・突風現象
関連投稿:異常気象に係る記載(伊豆半島の地震、竜巻現象、鯨打ち上げ)

2.大津波

 津波規模への影響については

 地球温暖化:海水温の上昇→海水面の上昇 

 地震発生の深さ:一般的に10km程度の地震の影響大

地震発生深さに係る統計データと10km前後の海底地震のメカニズムについて

個人的には不詳につき今後の着目点にしたい。

1)温室効果ガスの増加現象

 海岸線の沈没など大陸移動の一過程において、環境放射能由来の放射線に起因する地球温暖化による海水温の上昇、解氷、海水面の上昇が基本的な問題と個人的には想われます。

 地震多発地域におけるメタンとCO2など温暖化ガスはどのようになっているのだろうか?

 石油、メタンハイドレイドなど化石燃料の採掘地域でのメタンガスの発生によって温暖化が加速されているのだろうか?

 関連投稿: 創世記の海と大気の生成と温室効果について

海底の土壌に生息する微生物に係る記載「・・・古細菌が海底に大量に生息.7-21-2008. によれば、 http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl498.htm
「・・・古細菌とは ・・・およそ、46億年前に地球が誕生してから、35~38億年前にまだ高温であった原始の海で、有機物から最初の原始生命体が出現したと考えられています。
 そして、地球の表面が長い年代を経て徐々に冷えて現在の海や陸になる過程で、原始生命体から嫌気性の細菌に進化し、続いて光合成をおこなう原始的な藍色細菌(藍藻)が出現し、地球上に酸素が増加して、現存する好気性の生物が出現したと考えられています。

  ところが、現在も太古の地球の状態と同じような異常な環境が存在して、そこにも特殊な微生物が生きているのです。
  その微生物は酸素がない湖沼などの底土や深い地中にいるメタン生成菌、高濃度の塩分がある塩湖などにいる強好塩菌、強酸性の火山・温泉地帯や深海の熱水湧出口付近にいる好熱菌または好熱好酸菌などです。・・・」」

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(地殻表面の放射能の地下への移動

海底など地殻の亀裂

 2)オゾン層破壊現象

 太陽光線中の紫外線などが増大して、海水温を上昇

関連投稿:北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は?(オゾン生成消滅反応)

 3)大気圏の水分の電磁波による加熱現象

 環境中の通信、観測用の電波などによる水の加熱によって海水温を上昇

関連投稿:
天変に影響する要因に係る記載を調べました。
(その1:天変と地震予知との関係)
<宇宙空間に存在する電磁波>

     (google画像検索から引用)

 *「ゼータ電位の測定
「・・・
表1 各種酸化物表面の電荷零点(または等電点)
物質名  pH 測定法
Al2O3 9.1~9.2 sp
Al2O3 7.4~8.6 〃
AlOOH(ベーマイト)7.7 〃9.4 mep
AlOOH(ジアスボア) 5.5~7.5 〃
Al(OH)3(ギブサイト) 5.0~5.2 〃
Al(OH)3(バイヤライト) 9.3 〃
BeO 10.2 eo
CdO 10.4 mep
Cd(OH)2 >10.5 〃
Co(OH)2 11.4 〃
Cu(OH)2(水和物) 7.7 〃
CuO 9.5 〃
Cr2O3(水和物) 6.5~7.4 〃
Fe(OH)2 12.0 eo
Fe3O4 6.5 〃
FeO3(赤鉄鋼) 8.3 mep
FeO3 6.7~8.0 〃
Mg(OH)2 12.4 eo
Mn(OH)2 12.0 mep
HgO 7.3 〃
NiO 10.3 〃
Ni(OH)2 11.1 〃
PuO2 9.0 〃
SiO2(石英) 1.8~2.5 〃
2.2~2.8 sp
SiO2(ゾル) 1~1.5 mep
ThO2 9.0~9.3 〃
SnO2 6.6~7.3 〃
TiO2(合成ルチル) 6.7 sp
TiO2(天然ルチル) 5.5 〃
TiO2(天然ルチル) 4.8 mep
TiO2(合成アナターゼ) 6.0 〃
WO3(水和物) 0.5 〃
V3O8 4 sp
Y2O3(水和物) 9.3 mep 」

 

関連投稿:地異に係る記載(自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象)



今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その3-1:地震・津波規模に係る要因~'12-06-09)

2012-06-10 | 地震・津波関連

 既報(その1その2)に引き続いて、今までの「地震および津波に係る投稿」を既報との重複が多々ありますが、新たな観点で印象に残る内容諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説を提案することを目的として整理しています。

 地震プレートテクトニクス大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき気になるところです。

 当面は既報に記載した環境放射能の影響着目して、可能な限り、杞憂を払拭することを目的として、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

また、個人的には、地質(組成、強度、電荷、磁性)、地層の状態(耐ストレス、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連どのようになっているのか?不詳につき関心があります。

地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性に着目しています。 詳しく見る>>
⇒地球温暖化→解氷→海水面の上昇→津波規模への影響?

(宇宙、地殻マグマ、原発などからの放射能の発生存在比率については個人的には不詳)

関連投稿:
放射化に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について '12-01-23~05-31)

       異常気象など天変地異に係る投稿(その1 '11-01-02~'11-12-26)

 ⇒放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。ニュートリノの存在するところにはベータ壊変由来電子あり。
電子の放電・励起によって、ペロブスカイト系地殻引例文献詳しく読む)逆圧電効果による振動の可能性?について地震(地質との関連)において着目しています。
参考文献:光化学の用語集
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Takehito.Senga/geocity/photochemistryterm.html
#光電子増倍管
また、既報で記載した、「地震発生前にオゾンが発生」するのは地殻振動によって発生した電場の影響」という。

~ 励起という現象 ~ 

 まえがきが長くなりましたが、今回は既報(その1)の記載と一部重複しますが、

上記の海水面の上昇による大津波の可能性、地震規模に影響する地殻の耐ストレス性に係る要因・現象に着目して整理しています。

→詳細は項目のリンクをクリック

 3.大震・大津波規模に係る要因

 1)大陸移動の活性化

「地磁気の逆転と大陸移動」によれば、 本文を詳しく読む>>

地磁気の逆転
 火山から溶岩が噴出すると、溶岩は固まって岩石になります。ほとんどの場合、それらは玄武岩として知られる黒い岩石で、溶鉱炉から出てきた鉄と同様にかすかに磁気を帯びています(このような過程があることは、ギルバートもすでに気付いていました)。そしてその帯磁は、溶岩が冷えたときのその場所での地磁気の方向を向いているのです。
 ある種の装置を用いれば、玄武岩の磁気を測定する事ができます。そこで、火山が過去において何度も溶岩を噴出しているならば、それらの磁気を調べて、過去に地球の磁場の方向がどのように変化したのかを調べることができます。驚くべきことに、ある時期の溶岩の中には、現在の地磁気と逆向きに帯磁しているものが発見されました。いろいろな説が提案されましたが、あらゆる観点から検討した結果、遠い昔に実際に何度か地球の磁場が反転したと考える以外に、それを説明することはできないと結論付けられました。・・・

⇒活性化によって、地磁気が反転現象が起こったり、地震の前兆として鯨、魚の異常行動はよく起こりますが、この根本原因は相変わらず不詳ごく最近でも、大量のいわしの死骸が打ち上げられています。
 別報の地震予知・予兆の記載において、房総半島での巨大地震の可能性が言われています。個人的には
プレートの移動の活性化によって、伊豆半島沖は火山帯(富士山)の活動、房総半島沖地磁気の反転現象の影響が気になるところです。
本文詳しく読む
>>

関連情報:地異に影響する要因に係る記載(海底火山噴火

      伊豆半島の地殻状況

既報(その2)に記載した1.係りがある環境放射線2.係りがあるガスと何らかの関連があると想われます。

)地殻の変質 、地層の変態の進行

 もともと現状の地球環境は「生物多様性 」に係る投稿の記載、創世記の海と大気の生成と温室効果についてによれば、詳しく本文を見る>>

「地球生態系とは何か
・・・
創世記の地球の大気は、二酸化炭素、水蒸気、そして窒素を主成分としていた。
そして、大気圏上層部の水蒸気は、太陽からのエネルギーで、水素と酸素に分解され、他の元素と化学反応して、メタン、一酸化炭素、水、および二酸化炭素が合成された。・・・・地球は、地球を覆っている大気のおかげで、地表の平均気温は、約15度に保たれている。
もし大気がなければ、平均気温は、零下18度まで下がるといわれる。そうなれば生命活動を維持することは出来ない。
15度に保たれている理由は、大気中に含まれる、水蒸気や雲、二酸化炭素などによる、「温室効果」と呼ばれる作用による。

同様な温室効果は、現在の金星で見られる。金星の大気は、96%が二酸化炭素で占められ、気温は摂氏450度に達している。太古の地球と同じ状態、いわば、超温室状態ということができる。

地球のエネルギー源は太陽である。太陽から放射されるエネルギーは、すべて電磁波の形で地球に到達する。
電磁波とは、波長の長い順に、電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線、宇宙線などである。
紫外線より波長の短い電磁波は、強いエネルギーを持っていて、生物にとって極めて有害であるが、地球の大気の上層を覆っているオゾン層が、それらの電磁波を殆ど吸収してしまい、地表には、わずかしか到着しない。

 電磁波は、さらに大気中の雲や水蒸気、そして二酸化炭素に(特に波長の長い方の赤外線が多く)吸収され、最終的に、可視光線を中心にした部分が地表に到達する。

このようにして地表に到達した太陽光は、熱エネルギーに変換される。そしてこの熱エネルギーは、今度は、赤外線となって地表から宇宙に向けて放射されるのである。

ところが、大気中にある水蒸気や二酸化炭素は、この赤外線の一部を吸収してしまい、全量が宇宙には放射されない。
吸収されたエネルギーは、また、地球に放射されたり、あるいは宇宙に放射され、最終的には、すべてが宇宙に放射され、エネルギーバランスがとられる。

 結局、大気中の二酸化炭素水蒸気は、地表からの赤外線が、直ちに全量が宇宙空間に放射されるのを緩和し、それによって昼夜の温度差を和らげ、地球の平均気温を15度に安定化させるのである。」という

ごく最近でも、木の年輪の異常から、奈良時代に太陽から放射されるエネルギーの異変によって地球環境に異変が発生したという。ここ半世紀に顕著化した地球温暖化(海水面の上昇→津波規模への影響)に関して、上記の自然放射線の所為かどうかは不詳ですが、環境放射線の放射化・励起・電離・酸化作用よると推察されます。

 したがって、太陽フレアーなど宇宙粒子線、電磁波(含む蛍光性鉱物の発光によって海底など地殻に無数生息する微生物を損壊したり、既報(その2)に記載した二次的に発生したメタン硫化水素などとの酸化還元反応による地質の異変、地層の脆弱化に伴なう耐ストレス性低下への影響が気になるところです。
関連情報:海底など地殻の亀裂

3)人為的な発破(小さな核爆発)

「地震予告が米国から来る理由」によれば、 本文を詳しく読む

~ベクテル社というボーリング会社が工事に参加した所で地震が起こる
・・・ 神戸地震(兵庫県南部地震)は、人工地震と自然地震のダブルの双子地震で、直前に赤い稲妻・キノコ雲が空に走ったとの証言』リンクより転載します。
----------------------------------------------------------------
 ~前略~
地震予告が、なぜアメリカという国から来るのか
・・・ジョークかもしれない物を含めて、地震予告が、なぜアメリカという国から来るのか。又、平成6年秋にオーストラリアの地震研究所で所長が、「来年(平成7年)の1月と10月に日本で大地震がある」といったのを聞いた人もいる。・・・」

神戸地震時の水中ラドン濃度の異常な増加要因として、
岩石表面から地下水中に溶けだし地下水の流れに乗って地殻中を移動するのはプレート(断層)の移動、地磁気、電荷などに影響する地質によるものかと妄想していましたが、・・・。

 

 簡単にラドンが地下水の流れに乗って地殻中を移動する要因として、
人工地震実験などによる亀裂(隙間発生効果はさておいて、よくよく考えてみれば建設工事などで使用される発破振動によるメカニカルな影響も想定されます。

 


 


今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

2012-06-09 | 地震・津波関連

'12-06-09 既報に引き続いて、「地震および津波に係る投稿」を整理しました。

 東日本大震災、依然として頻発している余震?

とは言いがたい地震を体験して思うことは、

 今までの地震訓練は一般的には震度は4~5の想定で、単に、揺れが収まるまで頑丈な机などの下の空間に一次避難後、火元の始末して、火災、爆発、落下などの心配のない空間に二次避難して関係者の安否を確認していた人が多いと思います。

関連情報:こんな言もあるのかな「従来常識からかけ離れた津波予測について

 しかし、従来常識とかけ離れた「最近の震度6~7地震、津波の高さは今までは10m前後が急に30m超になる津波の予測」に対しては、従来の訓練では全く身の安全を護れないと危惧しています。 海岸近くの低地に居住している場合、むしろ、ヘルメット、救命胴衣を着用後、ひたすらより高い所に避難した方が無難かとも思われます。また、地域の道路各所に標高標識高台への道しるべを敷設することが望まれます。

 昨近の度重なる震度4~5クラスの地震を体験して、個人的には、単なる地震には慣れましたが、むしろ、明治の三陸沖地震のように、震度3と小さくても津波の規模が大きくなることもあり、逃げ遅れを心配した方が無難?
 参考:過去の津波実績http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4363b.html

 大津波は原発事故による漏洩放射能の内部被曝より、一聞、瞬時の災害につき怖い印象を感じますが、津波は結果的には被災地域を限定できますが、内部被曝は実態と因果関係が不詳なのが厄介です。 幸いにも、震災後、大津波は殆どありませんが、文字通り「万が一」の現象のようです。ただし、万が一が許されないのが原発事故と思います。

 まえがきが長くなりましたが、

 地震はプレートテクトニクス大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、主に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?特に、個人的には、地質(組成、強度、電荷、磁性)、地層の状態(耐ストレス、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連どのようになっているのか?関心があります。

 また、津波と土用波など高波との関連は?
および、その発生メカニズムの違いについて個人的には不詳です。

goo辞書「津波」によれば、「地震や海底火山の噴火などによって生じる非常に波長の長い波。海岸に近づくと急に波高を増し、港や湾内で異常に大きくなる。地震津波。」

「高波」によれば、「1 高い波。おおなみ。特に、高潮のときに押し寄せる高い波。」

 高潮とは「台風通過による強風や気圧の変化により、海水面が異常に高まる現象。風津波。暴風津波。」土用波とは 夏の土用のころ、海岸に打ち寄せる大波。はるか沖合にある台風の影響によるうねりがやって来たもの。」土用とは「1年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。 2 立秋前の夏の土用」

 特に、個人的には、諸悪のひとつである地震・津波に対する環境放射能の及ぼす影響及び具体的なメカニズムどのようになっているのか?関心があります。

関連投稿:地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載(爆縮現象よる予知の可能性は大) 「・・・A7HOQ提唱だが清瀬コスモスさんが過去4年間の計測レポートで的中率10割近い前兆現象。震源地や規模までは不明だが、概ねM6以上の地震の2日前くらいから起きる現象」という。 <<詳しく

 今回は今までの投稿の記載地震・津波と係りがあると個人的に思われる環境放射能由来の
放射線ガスを採り上げて該当項目整理しました。 

 →詳細は項目のリンクをクリック

1.係りがある環境放射線 

関連投稿:大気圏での放射性物質分布 

       環境放射性物質が影響する諸悪について

1)アルファ線(粒子線:アルファ(α)崩壊によって放出されるα粒子の流れ。ヘリウム(He)の原子核)

2)ベータ線(粒子線:原子核から電子が1個飛び出す時出される電子線)

3)ガンマ線(電磁波)

4)ニュートリノ(粒子線:放射能のベータ壊変に伴って発生)

基本的な性質引例文献詳しく読む)

 既報の引用(つながているこころ2:ニュートリノと地震 その3 2011.11.22 Tueにおいて、

 ニュートリノが地震と関係するという仮説が提案されています。

「・・・21日の深さ10kmの広島の地震の震源は、玄海原発とスーパーカミオカンデを結ぶ直線上にあります。20日から21日にかけて10回起きた深さ10kmの茨城の地震の震源は、J-PARCと女川原発を結ぶ直線上にあります。

さらに、13日の4回の会津の地震、18日の3回の福井の地震(いずれも深さ10km)の震源は、敦賀原発と女川原発を結ぶ直線上に位置し、その真ん中にはスーパーカミオカンデがあります。・・・」という。
「ニュートリノと地震」(2009.02.19)
「ニュートリノと地震 その2」(2011.03.23)



 (google画像検索から引用)

放射線のもつエネルギー:クリック☞拡大>

 
(google画像検索から引用)

5)紫外線(電磁波)  上記の電離放射線と比較して、エネルギーは小さいが、太陽から地殻表面に放射されていて、水中での透過性が大きい。オゾンの生成、地殻中に無数生息している微生物を損傷することによって長い目で見た広義の地殻強度の脆弱化に繋がる?のではと杞憂しています。

また、環境中に大量に漏洩している放射性セシウム、ヨウ素の化合物であるヨウ化セシウム(CsI)からは紫外線(UV-Aレベルの315~380nm相当の波長)300~600のnmの波長が発生している。
続きを読む>> 

6)太陽フレア宇宙からの電荷をもった微粒子、電磁波放射線など。詳細個人的には不詳。) 

7)可視光線(電磁波)  所謂「日光」であるが、上記の放射化・電離作用のある放射能によって、環境中のさまざまな物質が励起されることによって発光したものも含む。オーロラ発光は解りやすい例である。

関連投稿:・放射化現象に係る記載(自然界の蛍光性鉱物などの発光)

@dirt_cool_fox によれば、「・・・大きな地震の前には「気象擾乱」現象が起きて強風や竜巻に遭うことが多い。強烈な地震が続くとき、エアロゾルが出て霧や靄が出やすく、猛暑に。震源地では意識が遠のいてくらくらする。雲底が赤く染まる。前駆微震続き、今日の夕方雲底が真っ赤になれば明日も来ると覚悟・・・」という。

8)マイクロ波 HAARPなど) 「電磁波はその周波数により呼び方が変り、それぞれの特性に応じていろいろな用途に使われています。周波数が300MHzから300GHz(波長が1mから1mm)の電波をマイクロ波・・・」

 

  (google画像検索から引用)

2.係りがあるガス 
1)ラドン(Rn:自然放射能) 「・・・ラドン(222Rn)はウラン(228U)の壊変系列に属する半減期3.8日の放射性元素で、ラジウム(226Ra)を経て地殻中で絶えず生成されている(図3)。またラドンは水に溶けやすい希ガス元素であるため、岩石表面から地下水中に溶けだし、地下水の流れに乗って地殻中を移動する。
一般に、地下水中のラドン濃度は帯水層を構成する岩石中のウラン濃度に比例して高くなる。しかし地下水中に溶出するラドンは、岩石中で生成されたラドンのうち地下水に接触している岩石のごく表面で生成されたものに限られる。したがって、岩石の平均粒径が小さく、また微小な亀裂が多数存在するなどして、地下水と岩石が接触している面積が大きくなるほど、地下水中のラドン濃度は高くなる。このように地下水中のラドン濃度は地殻を構成する岩石の化学組成だけでなく、構造の違いを反映して変化することが期待できる。

・・・神戸地震時の水中ラドン濃度の異常な増加の要因として、
岩石表面から地下水中に溶けだし地下水の流れに乗って地殻中を移動するのはプレート(断層)の移動、地磁気、電荷などに影響する地質によるものかと妄想していましたが、・・・。
 また、地震の前兆として発生するという爆縮現象(環境放射能の低下)は気象異変(突風、降雪、雲の蛍光発光など)を伴い、地質(断層、フォッサマグナなど)が影響するという。・・・ 簡単にラドンが地下水の流れに乗って地殻中を移動する要因として、
人工地震実験などによる亀裂(隙間
)発生効果はさておいて、よくよく考えてみれば建設工事などで使用される発破振動によるメカニカルな影響も想定されます。・・・」

 2)酸素(O2)「太陽フレア)に含まれる電子線(ベータ線相当)の増加によって、酸素が励起されて」、オーロラが発生します。多いと電波ノイズのみならず、地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に関係するのか?」
 気体の酸素(O2)分子は大気の体積の約21%、質量で約23%を占めます。地球温暖化に影響している二酸化炭素(CO2)は約0.04%(約400ppm)と少ない割りに、CO2濃度の増加を心配されています。一方、炭素(C)の燃焼反応、呼吸、等で消費する酸素の濃度の減少についてはあまり気にされていません。
関連投稿:「水」とはどのようなものか?」構成元素である「酸素」について調べてました。

3)オゾン(O3)「・・・高度30kmより上空では紫外線により酸素分子からオゾンが生成されています。一方オゾンは酸素原子と反応することにより消滅しています。上空のオゾンはこれらの生成・消滅のバランスを保ちながら存在しています。 ・・・また、宇宙崩壊放射線、HARRP、人工衛星からの電磁波によって電離層のバランスが崩れて、何らかの反応が生じてオゾン濃度が減少したか?とも妄想されます

 教えてgooによれば、「・・・オゾン層が紫外線を吸収するメカニズムO2からO3が生じるときには紫外線が吸収される一方で、O3が分解するときには紫外線ではなく熱(赤外線)として放出されるため、全体としては「紫外線の吸収(+熱の放出)」になるということでしょう。
 なお、O3の分解時の紫外線は、分解反応を起こすために必要な励起エネルギーとして使用されるものと思います。(励起分も含めた余剰エネルギーは、分解反応後は熱として放出されることになります)・・・」という。

関連投稿:・北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は?(その2-2:オゾン生成消滅反応)

       ・地異に係る記載(岩盤崩壊時に発生するオゾン
⇒⇒地球温暖化→解氷→海水面の上昇→津波規模への影響地球温暖化→解氷→海水

4)メタン(CH4:炭化水素) 「・・・日本周辺海域には約7.4兆 m3のメタンガス(国内ガス消費量の約100年分に相当する量)とのことですが、掘り尽くして、地盤沈下など起こさないように、・・・バイオ技術を用いたCO2のメタン変換、エネルギー資源開発の効率化など持続型炭素循環システムの構築の研究の成果を期待します。・・・」

関連投稿:
環境中のオゾン濃度とメタン濃度とはなぜ連動するのか?
環境中のメタン、一酸化炭素はどのようにしてつくられるか

(メタン発生に係る記載)
地異に影響する要因に係る記載(メタンハイドレイド
地異に影響する要因に係る記載(海底など地殻の亀裂)
水田土壌に生息する微生物によるメタン生成
地異に影響する要因に係る記載(メタンガスが出る都会の地盤
地異に影響する要因に係る記載(天然ガス採掘でメタン汚染の可能性)

5)二酸化炭素CO2) 「・・・pH低下によって、海水中の生物のみならず、放射性元素を含む溶解金属イオンの沈殿および金属化合物微粒子ゾルの凝集・分散などにも影響します。
 IPCCの調査報告と比較して日本近海のpHの低下は大きい?CO2以外にも海を酸性にする物質として亜硫酸ガスなどを大気中、河川から取り込み、強い酸性を示すものもあります。・・・」
関連投稿:
海の酸性化の地球環境への影響に係る記載

温室効果ガスとして地球温暖化によって、津波規模増大に影響する海水面の上昇を伴ないますが「・・・CO2の排出削減は重要ですが、それ以上に数多くの核実験、漏洩事故、法定基準内とはいえ常時排出などによって海水温の上昇など周辺環境へ与えている弊の方が大きいと思われます・・・。」
詳しく見る>> 

6)硫化水素
海底亀裂(酸素少ない)、温泉地帯などに発生

 


今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その1:'11-03-13~'11-12-27)

2012-06-05 | 地震・津波関連

 '12-06-05   突発的な大地震・大津波に対して、予知が科学的に的中できない現状であります。これは、わが国だけに限ったものではありませんが、小松左京のSF1973年「日本沈没」脱出劇では地球物理学者の予知が発端とはなっているように、あらかじめ、判っていれば、・・・。との思いであります。
 今まで断片的ではありますが、地震および津波に係る記載を調べてきました。

 特に、地震・津波の予知・予兆に係る情報について関心があり、引き続いて、別報にて、追加・更新する予定。今までの投稿を個人的なメモとして整理しました。

 なお、現状、印象に残るコメントについて一部記載しました。

<防災対策関連>
地震と水」に係る防災メモ

衆知の情報を集結した情報の広報化による
地震予知技術の確立」による
        海抜50m以上への早期避難が先ず一番。
 ・・・地震発生後の津波、土砂災害などの2次災害によって破壊されない要所を選定して、非常時の2次災害を発生させない消火、冷却用水および飲料水、生活用水の供給システム(再生可能エネルギーを利用した海水もしくは河川、湖沼などの清浄化・淡水化装置を利用)、UPS(2次電池など)を要所に整備することが必要か?・・・

<予知・予兆関連>
地震(含む津波)予知・予兆に係る記載
(その1:その必要性

・・・「しばやんの日々」
 
http://blog.zaq.ne.jp/shibayan/
震度3で2万人以上の犠牲者が出た明治三陸大津波によれば、
「明治29年(1896)6月15日の三陸地方の岩手県綾里村の津浪は、38.2mという想像を絶する高さであったそうだ・・・」という情報があります。
震度は小さくても津波の規模が大きくなることが判ります

 地震による異常な高さの津波による災害と昨今の世界各地で発生している局所豪雨による大洪水とは無関係ではない?と個人的には想っています。
(その2:予兆のアラカルト
(参考)
  ・
水中動物が係る地震占いを抜粋して記載
  ・地震予兆かるたから水が係るかるたを抽出
(その3:環境中の水の変化
(その4-1:の観察)
(その4-2:地震雲発生メカニズム)
(その4-3:地震雲と飛行機雲の違い)
(その5-1:予知情報) (その5-2:予知情報)
(その6:地震雲以外の予兆のアラカルト)


異常気象に係る記載
(伊豆半島の地震、竜巻現象、鯨打ち上げ)
 
公式、非公式の予知情報が出ています。余りにも多い地震が発生していますが、地球温暖化によって海水面が上昇して大規模津波に繋がらないことを祈ります。

 <地震・津波の発生に関連すると想われる要因>
抽出した関連投稿は一般的に予知・予兆に用いられている「地震雲」、「電磁波ノイズ」、「動物の異常行動」などに影響すると想われる要因について整理しました。

(地殻の変態・変質・変形・亀裂関連)
地球温暖化と地震との関係に係る記載
(地殻の熱膨張の影響について)

教えてgoo 2006/03/26
(一部割愛しました。)
地球温暖化による海面水位の上昇要因は、海水の温度膨張が一番多く、その他氷河・氷床の融解などが原因と考えられています。海水は液体なのでスムーズに膨張出来ますが、固体ならば、ひびが入ったり、爆裂しながら膨張せざるを得ません。
地球温暖化によって海水が膨張し、海面上昇するならば、陸地も当然熱膨張し、変形しているのではないでしょうか。温暖化が地震発生の直接的原因とは思いませんが、間接的に何らかのかかわりはないでしょうか。・・・

回答NO5(ベストアンサー20P)
地球は数千kmという規模の大きさで、
http://www.jishin.go.jp/main/mech/f1-2.htm
内部の温度は非常に高く数kmで100℃を超えます。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/grsj/intro/seishitsu.html
そして地震の直接の原因(地殻に与えるストレス)としてプルームテクトニクス
が考えられていて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB% …
間接的に太陽と月による潮汐力が関わっていると考えられています。
http://ja.wikipedia.tietew.jp/wiki/%E6%BD%AE%E6% …
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/ …
「地球」温暖化とは言っても、地表からたった10km程度の対流圏の温度がわずか数℃上がるだけです。スケールが違いすぎて間接的にも関わらないと考えるのが妥当ではないでしょうか。・・・

地異に影響する要因に係る記載
メタンハイドレイド

メタンガスが出る地盤)
(シンクホール(地殻沈没)現象)
 既報(その)に引き続いて、地異に影響する要因を調べています。
大きな地震が発生していないのに、世界各地で発生しているシンクホール(突然大きな穴が開く地殻沈没、地盤沈下)現象に係る記載を調べました。

(海底火山噴火
(海底など地殻の亀裂
(伊豆半島の地殻状況)
岩盤崩壊時に発生するオゾン
参考:全球のオゾン層の現状と見通し)

地磁気の逆転と大陸移動について
 別報の地震予知・予兆の記載において、房総半島での巨大地震の可能性が言われています。 プレートの移動以外に、個人的には伊豆半島沖は火山帯(富士山)の活動、房総半島沖地磁気の反転現象(メカニズム不詳)の影響が気になるところです。本文詳しく読む>>

  
地磁気異常と地震とはどのような関係があるのだろうか?

 加えて、地磁気の異常によって別報に記載したように、海水を構造活性化させたために、地震の前兆としてしばしば語られている鯨、魚などの彷徨、異常行動、およびウォータースパウト(水上竜巻)などの異常気象などに影響を与えているのだろうか?と妄想しています。
詳しく見る>>

参考:地震は土砂災害と同様に一種の地層変化と考えられます。それらに影響する微生物、地質についての記載
土砂崩れに及ぼす要因として土壌微生物の影響

土砂災害発生地域の整理と地質との関連性

(雲関連)
放電現象に係る記載
雲の形成状態と雷放電現象

「雷なんでもサイト」によれば、http://kaminari-nandemo.com/kaminaritoha/nazedekiru/1.html

「・・・水滴の発生と磁化 

地球全体は大きな磁石になっているため、水滴もその影響を受けてわずかに磁石の性質を持つようになります。さらに上昇気流は水滴をこするような働きをします。・・・水滴に静電気がたまわけです。その結果、水滴は雲の下側の地面に近いほうと、上側で電気的な偏りができます。
  空中放電と地上への落雷

 水滴はだんだん大きく成長しますが、空気の流れが激しくなると、今度は小さく分割されることになります。そのとき、分かれた水滴は上空が+になり、下のほうが~になり、地面の+との間に電圧の大きな差が生じるようになります。多くの場合、雲の中の+と~の間で放電がおこり、激しい稲妻が発生しますが、時には地面との間に放電が起こることがあります。上空から地面に放電が起こるためには大きなエネルギーが必要です。落雷が激しいのは当然のことです。・・・」

 天変に影響する要因に係る記載
雲の分布、構造の観測方法

(エアロゾルと雲との関係)

(エアロゾル関連)

 基本的には、地球の引力、地磁気(磁力)によって、電荷をもった微粒子、放射線が交互に影響し合って「雲」中に共存して、雲質(電荷、水滴径など)を変化させていると想われます。
 正体がアバウトでも解れば、ゲリラ雷雨における「放電、放射化、励起」現象および「場所を選ぶ」(仮説:雲の電荷分布と大地の電荷分布の偏りによる)メカニズムが少しはわかるのではと個人的には思っています。
天変に影響する要因に係る記載
大気圏での放射性物質分布

「エアロゾル」に係る記載
(空気中の塵埃の種類と粒子径について)

(放射線/電磁波関連)

 個人的には、既報に記載した環境放射能の地震に及ぼす影響について、関心がありますが、次報にて経過を追加整理する予定です。

放射化現象に係る記載
放射性物質による放射化の可能性について)

(水中での放射線エネルギー放電による励起事例)
(シリカ(SiO2)の崩壊放射線との反応

天変に係る記載
(天変と地震予知との関係)

(大気圏より上の宇宙空間にはどのようなものが)


再生可能なエネルギーに係る記載(その10:ドイツの太陽光発電の現状)

2012-06-01 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

 既報に引き続いて、再生可能なエネルギー買取などその推進において先駆者であるドイツの太陽光発電の進展状況に係る記載を調べました。

 既報に記載したように、ドイツはEUの中では度重なる主に、ヨーロッパ中央部の異常気象など天変地異による被害をご多聞にもれず蒙っていますが、ギリシャ、スペインなどとは違い、経済的にも安定していて、その国民性、国民哲学には一目置く国です。

参考:ヨーロッパにおける洪水と旱魃

 わが国の進展における問題点については別報の「日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その2:太陽光発電進展時の問題点)」にて記載しましたので参照願います。

(転載開始)

東京新聞 2012年5月30日 夕刊

「太陽光で原発20基分 ドイツ 過去最高2200万キロワット発電」によれば、

「【ベルリン=弓削雅人】ドイツの太陽光発電能力が、五月二十五、二十六日に原発二十基分に相当する過去最高の二千二百万キロワットに達したことが、同国の再生可能エネルギー研究所(IWR)の調べで分かった。好天の影響だが、同研究所のアルノッホ所長は「過去にこれほどの太陽光発電をした国はない」と指摘している。欧米メディアが伝えた。

 同所長は、工場やオフィスが稼働した平日(二十五日)で電力需要の三分の一を、休みの土曜(二十六日)では、ほぼ半分を太陽光発電で賄えることが実証されたと強調した。エネルギー業界の調査では、同国の昨年の発電量に占める太陽光の割合は約3%

 ドイツは、東京電力福島第一原発事故を受け、二〇二二年までに国内十七基の原発を全廃する脱原発政策を決定。再生エネの電力比率も、現在の約20%から二〇二〇年に35%まで引き上げる計画だ。太陽光発電の能力も昨年までの二年間で約千五百万キロワット増強し、計二千五百万キロワットとしている。

 ただ、太陽光発電は従来の電力買い取り制度が、安価な中国製発電パネルに対抗する競争力向上を妨げている上、電力価格の上昇につながるとの指摘が政府内で噴出。メルケル首相は三月、太陽光発電への補助の大幅削減を連邦議会(下院)で可決させた。しかし、連邦参議院(上院)は、太陽光発電メーカーの破綻を招き、エネルギー転換が進まなくなるとの立場から削減を承認していない。」

 (転載終了)
 
 ドイツの再生エネの電力比率が現在約20%(太陽光の割合は約3%)とのことでですが、今後の今までの首尾一貫とした政策がぶれるかどうかの動向を見守るとともに、基本的には風力発電とともにわが国との進展の違いをまのあたりせざるをえません。
*わが国の再生エネの電力比率は詳細不詳ですが、既報の電力比率では概ね3%と推測されます。 
 各国および各種用途の電力料金、正確な再生エネルギーの進捗度(設備容量、使用実績、稼働率)などの情報・ベンチマークの見える化とその法制化がやはり必要と思われます。
 
 加えて、既報でも記載したように、原子力ムラなど既得権益を減らして 今までの寡占電力供給から分散型電力確保(効率的な蓄電を含めた)にシフトしていかなければならないと思われます。
 わが国の画期的な発電方法の想定外の進展を含めて、蓄電を含めた発送電に係る余剰の電力の蓄電/供給など
 
周辺技術の低コストなシステムの構築が必然、かつ急務 と想われます。

主な参考情報:

「珪藻土」と「もみ殻」で金属ケイ素の低コスト化に係る記載
 太陽光発電用金属ケイ素の約90%は電気代の安い中国
「世界の日照データ」
 わが国の日照時間は東南アジア、中東などと比較して短い

詳細詳しく見る