水徒然

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北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は?(その3:北極の気象異変の現状)

2011-12-13 | 日記

'11-12-13投稿
 別報の「南極大陸のオゾンホールがなぜ1980年以降に発生し始めたのか?」と並行して、北極のオゾンホールの拡大の原因についても既報(その1その2その2-2)にて調べています。
 環境保護に重要な役割を果たしているオゾンが消滅すれば、異常気象、生態系に影響していると想われます。

(転載開始) 

ECO JAPAN 2011年12月5日
「北極」をキーワードにこの1年の気候変動を振り返る
(一部割愛しました。)

「 2011年の3月に東北地方を襲った大震災と津波、それに続いた福島原子力発電所の事故と放射能の拡散。大震災以前の日本におけるエネルギー問題の最大の関心事は、温暖化防止のための二酸化炭素排出量の削減であった。しかし、震災の経験を機に、日本の関心は温暖化を離れ、原子力の是非と電力不足対策に移ってしまったように思われる。8月には再生エネルギー特別措置法が成立し、太陽光発電など自然エネルギーの利用が加速すると考えられる。ただ、それも被災地の復興や脱原発との関連で語られることが多い。

 今回は、忘れてはならない温暖化の影響やCO2の排出量などに関して、この1年にどんな報道があったのかを改めて追ってみたい。まず目立ったのは北極の話である。

北極でもオゾン層の破壊が深刻に
2011年10月3日の日経新聞朝刊は、2011年4月に北極上空18~20kmでオゾン層の80%が破壊されていたと報じた。これは、日本の国立環境研究所や米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所など9カ国、18機関の研究チームの研究成果である。この現象に関し、2011年10月23日の日経新聞朝刊はコラムで、北極のオゾン層破壊と温暖化の関係を解説した。オゾン層は-80℃以下で破壊反応が急激に進む南極では上空に渦状の風が吹き寒気を閉じこめるためにオゾン層の破壊が起きやすいが、北極では渦状の風が起こりにくく破壊は起こりにくい。ところが、温暖化ガスが増加すると、下層大気は暖まるが、上層大気は冷える性質がある。つまり、北極域でもCO2濃度増加がオゾン層の破壊をもたらしたと考えることができる。
 2011年2月8日の日経新聞夕刊は、北極圏の生態系が変化しているとする「北極評議会」の調査結果を記事にした。「北極評議会」は米国、ロシア、ノルウェーなどが組織する研究チームで、2006年から北極の生物多様性について調査している。ホッキョクグマやトナカイの個体数が目立って減少し、カナダでは植生の変化で泥炭湿地の南限が200km北上したという。いずれも温暖化の影響で北極圏の生物の生息地が減少したことが原因だという。

 2011年9月19日の朝日新聞朝刊も、北極の温暖化傾向について、米国立雪氷データセンターの観測結果を記事にした。2011年の北極海の海氷が9月9日に433万km2と最小に達し、観測開始以来2番目に小さい面積になったという。観測を始めた1979~2000年の平均海表面積は671万km2で、2011年の値は平均を大きく下回る。最近5年間は、過去平均を大幅に下回っており、温暖化の影響と考えられている。

北極における海氷の減少は、北極航路の開発や、北極海に存在する資源開発を可能にする。2010年の暮れから2011年を通して北極海に関する多くの記事が登場した。例えば、2010年12月27日の日経新聞朝刊は、「北極航路にカジを切れ」というコラムを掲載した。・・・
世界で未発見の天然ガスの30%(1670兆立方フィート)、原油の13%(900億バーレル)が北極海に存在すると米地質調査所が推計している」などの話を取り上げた。

北極海の価値が上昇、利権争いに
 2011年9月26日の朝日新聞朝刊は、中国の北京中坤投資集団が国土の0.3%に当たるアイスランドの土地を買収するという話を大きく取り上げた。・・・
海底資源の開発ではないかという見方も出ていた。ただ、アイスランド政府がこの買収話を認可しなかったと、朝日新聞が続報している。
 北極海の経済価値が認識されるようになれば利権争いが生じる。2011年9月20日の日経新聞朝刊は、利権争いの様を特集した。記事は、次のような事例を紹介した。韓国が北極海で運用する砕氷艦を就航させた。ロシアとノルウェーが北極海での境界争いで歩み寄り、海底資源などの共同開発に乗り出した。・・・

 次は北極以外の気候の話題である。2011年1月17日の日経新聞夕刊は、ラニーニャ現象を取り上げた。2010年は世界中が異常気象に見舞われた。ロシアや日本の記録的な猛暑、西日本を中心とした大雪、オーストラリアの豪雨、インドの異常低温などである。この異常気象の原因がラニーニャではないかという話である。ラニーニャはエルニーニョに比べると気候への影響は小さいと考えられてきた。
 記事は「温暖化に伴う長期的な気温上昇などがラニーニャの効果を強めたのではないか」という気象庁の見方を紹介した。

  2011年の9月に相次いで日本に上陸した台風12号と15号は速度が上がらず、各地に豪雨をもたらし大きな被害を与えた。2011年10月9日の朝日新聞朝刊は、この2つの台風について解説した。日本近海の海水温が28℃前後と高く海面からの蒸発量が多くなり台風が発達しやすい状況が勢力を強めた原因であった。インド洋やフィリピン近海の温度が高いと、上昇気流が起こり偏西風を北に押し上げ、台風が偏西風に流されにくくなり速度が遅くなったという。温暖化の影響が台風の動きにも顕在化し始めたようだ。

 冒頭にも述べたが、東北の大震災以来、日本が温暖化を忘れてしまったように思われてならない。もちろん、被災地の復興や原発事故の収束は急務である。しかし、地球温暖化の影響は確実に顕在化し、将来世代に大きな課題を残すことが強く危惧される。日本も、温暖化にどう取り組むのか、その対策で世界に何が貢献できるのかをもう一度見直すことが求められる。

 それにしても、温暖化で北極海の経済価値が上がれば、すぐその利権に群がる人間の性(さが)を考えると、人類は協力して地球の環境を守り続けられるのか心配になってくる。 」
本文を読む>>

(転載終了)

(感想)
 オゾンホールが発生すれば、既報で記載しましが、当然通常の日光と比べてエネルギーの高い紫外線(UV-C、UV-B)の地表に照射され、CO2、メタンなどの温室効果ガスの影響のみならず、紫外線の熱によって解氷が進むと想われます。
参考情報:
ラニーニャ現象について
・ウイキペディア
本文を読む>>
(紫外線とオゾンとの関連図)
・教えてgoo詳しく見る>>
(紫外線からの熱)
 また、北極圏に放射性物質が存在しておれば、その崩壊放射線の熱化現象も推察されます。
 加えて、既報で紹介しました北極圏に設置されている「大気レーダー」からの発振波による発熱による2次的な影響も考えられます。

 天然ガスの埋蔵量が多いようです。当然、分子量の小さいメタンガス(メタンハイドレイド)も存在すると想われます。メタンなどの地下ガスの地上放出による温室ガス効果、オゾン層破への影響とも関連していることも推察されます。
<世界のメタンハイドレイド分布>


     (google画像検索から引用)


 

 

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