水徒然

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異常気象に係る記載を調べました。(その10:発生要因の整理に基づく世界のホットスポット)

2011-07-13 | 日記

'11-06-07投稿、強調
 既報にて、原発から常時排出している温熱排水の実態を世界各国の原発周辺で発生している異常気象の要因の一つとして調べました。また、おぼろげながら見えてきた発生メカニズムについて、
個人的に考察しましたが、その内容を整理しました。
PS:
 わが国における放射性塵堆積量の分布は竜巻(トルネード、ウォータースパウト、ツィスター)、台風、嵐、突風、降雨、海流、気流などによって再拡散して、汚染分布は既報でも考察したように大きく変化すると想われます。

 
下記仮説(環境中に人為的に導入された不均一な熱、有害
放射線に囲まれた区域内で異常が発生しやすい)に基づいて、
さまざまな異常気象が発生すると想われますが、
紫外線強度、気温、水温に影響する太陽光線の量が変化する
緯度の影響を加味して、
別報にて、今後想定されるわが国における猛暑、ホットスポット内のゲリラ(局所)豪雨などの事例を追加更新していきます。

下記に記載しましたように、抜本対策としては、
理想的な再生可能なエネルギーへのシフト(妄想?)は時間がかかります。

 今後わが国で起こる異常気象の原因を解明して、かつ普遍化する必要があると想われます。
その間の次善の暫定対策は放射性物質に汚染された
環境)の国を挙げての浄化と想われます。

(現状、わが国においては、原発事故によって環境中に漏洩した放射性物質を体内に吸引して内部被曝しないように、日頃から注意することが重要であることを予め断っておきます。)

  既報で記載しましたが、異常気象を阻止するために、
一番重要なのはわが国は無論、米、仏、中国、ロシアなど
主要国の脱原発へのシフト
と想われます。
 個人的な見解でありますが、廃熱、CO2(バイオマス含む)を出さないわが国の低コストな
再生可能エネルギーに対する現状の工業的な技術は一長一短の感でありますが、既報から、考察しました原発が誘因していると思われる異常気象を察知して、いち早く再生エネルギ-の普及・推進に志向したドイツは脱原発過渡期において財政、税制面での課題を抱えながらも、政治主導にて脱原発への道を決断しています。

原発、火山帯(震源地)と残留放射性物質の分布例(ヨーロッパ)>
 

地図上の黒い丸が1970~1985年に             チェルノブイリからのCs-137
世界で発生したマグニチュード4.0                放射性物質」沈積汚染マップ
以上の地震の震源地 
赤い丸が原発  
引用)           (google画像検索から引用)

災害対策も遅々として進んでいない政治不安を抱えたわが国ではどうなるのか?
エネルギー関連の予算編成の原子力偏重の是正
に注目しましょう。
 今までのように掛け声だけの首尾一貫性のない再生可能なエネルギー推進になるかは、国民の意をくんだ「予算」編成次第であります。

 話がそれましたが、
以下に、既報の異常気象のメカニズムを整理しました。
<参考記載>
ヨーロッパ(洪水、干ばつ
中国(海水逆流、洪水、干ばつ
オーストラリア、フィピン(洪水、ウォータースパウト)
日本、フィリピン、米国(早い梅雨入り、巨大台風、トルネード
インド、パキスタンなど(洪水
日本石垣島(サンゴの白化)
中国四川省など(洪水)
米国(洪水)

ホットスポット形成要因
 ①原発設置地域の近傍
  →大量温排水(廃熱)
 
②放射性塵堆積量が多い陸地、海の近傍
  (核実験・漏洩事故、高自然放射線地域などから)
  →放射性物質の崩壊放射線による発熱
  →崩壊放射線からの紫外線化(UV-Aレベル)
   による微生物殺傷
 南極、北極の近傍 
  →オゾンホール由来の紫外線増加(UV-A、Bレベル)
    による海水温上昇、解氷、微生物殺傷
 ④火山帯(震源地)近傍  
  火山灰(シリカ系)の微粒子のエアロゾル
 →放射性物質が電荷(+、-)的に吸着して共存
 →大気中に長期間滞留 
 →吸着した放射性元素からの放射線による発熱
 →放射性物質からの有害放射線による微生物殺傷
 

①~④の単独もしく複数で囲まれた近傍地域で異常気象が発生しやすい。

 具体的な発生スポットは偏西風などの気流、地形などによって
 囲まれた範囲内で変化

2)異常気象と今までの発生地域(ホットスポット)
・トルネード(陸上竜巻)
  米国大陸中部(①、②に囲まれた地域)
・ウォータースパウト(海上竜巻)
  オーストライア大陸東側(②、③、④に囲まれた地域)
  フィリピンマニラ湾(②、④に囲まれた地域)
・洪水 
  中央ヨーロッパ(①、②に囲まれた地域)
    米国大陸中部(①、②に囲まれた地域)
  インド、パキスタン(①、②に囲まれた地域)
  中国内陸地(①、②、④に囲まれた地域)
・海水逆流 
  中国沿岸部(①、②、④に囲まれた地域)
・旱魃 
  中国内陸地(①、④に囲まれた地域)
  フランス(①、④囲まれた地域)
・台風被害、局所豪雨
  日本沖縄周辺(①、②、④に囲まれた地域)
  東日本沿岸周辺(①、②、④に囲まれた地域)
  フィリピンマニラ湾(②、④に囲まれた地域)
・サンゴの白化 
  日本(石垣島周辺) (①、④に囲まれた地域)
  オーストラリア東岸部
グレートバリアリーフ
  (②、③、④に囲まれた地域)

<200海里、中国沿岸部と日本の海>
(クリックすると海流の流れがよくわかります)

 海流 →
 (google画像検索から引用)

中国も日本と同じ法定基準なのだろうか? 


原発および環境中の残留放射性物質からの熱によって、異常気象が発生する可能性については数々の事例から間違いないと思われます。

(補足)
 一方、サンゴの白化の原因について思うことは、上記の海流に乗って中国沿岸部の原発からの温排水、放射性物質の拡散、核実験によって発生した放射性物質からの紫外線などの有害放射線の影響を考える必要があるのではと個人的には思っています。

 沖縄と比較して南半球のオーストラリア東岸部(
グレートバリアリーフ)のサンゴ白化は核実験による放射性物質からの有害放射線、南極に近いことが影響しているのか?

 サンゴに共生する褐虫藻に対する紫外線による殺傷までいかないまでのストレス効果によるものか?は別途「サンゴの白化」の投稿にて詳細に調査したいと思っています。

 個人的な見解ではありますが、
 上記のサンゴの白化に係る「熱と紫外線など有害放射線の影響」に対する考察は、単なるサンゴの保護にとどまらず、環境中に残留していると思われる放射性物質がもし有害放射線を発生すれば、全ての環境中の生態系に与える可能性があることを危惧しています。

 例えば、異常なほど併発している洪水、土砂崩れに土の構成成分のひとつとも言われる微生物を殺傷して堤防などの強度(耐水性、保水性など)に影響しかねない?と想われるからです。
 地盤強度に係る専門家の見解がありましたら、
                    是非コメントなど願います。

関連投稿:
土砂崩れに及ぼす要因として土壌微生物の影響に係わる
記事を紹介します。

放射化現象に係る記載を調べました。(その8:蛍光性鉱物の発光)

<核実験実施状況>


 
引用:http://www.ctbto.org/specials/
1945-1998-by-isao-hashimoto/



 


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