水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)

2012-12-10 | 環境放射能関連

'12-05ー16投稿、更新

既報(その1)に記載したように、

「放射化現象」は一般的には理解し難い言葉ですが、

 地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、

 環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性が推察されます。詳しく見る>>

【放射化】とは goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」

~ 励起という現象 ~

放射化現象生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気象など天変地異

などに影響しているのではと個人的には杞憂しています。

・ 昨近、公的機関から発表されている

「巨大海底地震」に伴なう「超巨大津波」の発生予測

 ・地域をわが国の表日本に限定すれば未曾有とも思われる

「巨大竜巻」「雹(ひょう)」「落雷」「豪雨」「雷雨」の発生など

ps:TVニュースによれば、米国オクラホマ州ではソフトボール大の落雹があったという。米大陸中央部における天変地異、気象異変洪水、旱魃、竜巻など日常茶飯事。

放射性物質は、気流、海流、降雨・降雪などによって再拡散して熱化

関連情報:諸悪の根源は水の汚染 「雨の中の不純物について
 「最近の巨大竜巻の原因として、巨大な積乱雲の発生とともに、
個人的には、雲の質に異変が発生しているのではと妄想しています。
今回の竜巻雲からの雨の水質もしくは雲自体を詳細に分析することが必要と想われます。
微量の有機物、無機物、特に重金属類については

上記以外に、
 メタンガスなど温室効果ガス、黄砂、火山灰、放射能などエアロゾルの混入について気になるところです。
各の発生源は違いますが、北極圏のオゾン層の拡大、大陸からの黄砂に付着している異物、漏洩放射能元素などが推察されます。・・・」

 以下、既報(その1)に引き続いて上記の諸悪の発生要因と係りがある

と推察される

環境放射線に係る記載を抽出、整理しました。

 諸悪との係りの例として、

 大地震の場合、地震発生前に放射性物質からの環境放射線が低下する「爆縮現象」などは放射性物質との係りを示唆しています。

 注目は爆縮が発生する過程において、大気圏で観察される様々な色を放つ異常発光現象。
また、竜巻・突風・雷雨なども随伴して、放射能からの崩壊放射線による励起?によって雲底が赤く染ま
ったり、青光る稲光など。
 環境中の蛍光物質と環境放射線との放射化・励起作用

よる蛍光発光か?と個人的には推察しています。

 環境放射性物質からの放射線について
1)アルファ線   「アルファ(α)崩壊によって放出されるα粒子の流れ。ヘリウム(He)の原子核。物質中を通り抜ける力は弱く、数cmの空気層、薄い紙1枚程度で止まる。」という。
<崩壊式>


2)ベータ線  「・・・原子核から電子が1個飛び出す時出される電子線でベータ(β)粒子と呼ばれる。普通β線というと陰電子β(-)を示す。陽電子β(+)も発生。
β線の透過力は弱く、数cmのアルミニウム板や1cm程度のプラスチック板で充分遮蔽される。」という。

3)ガンマ線(分析、検査に利用される人工のX線も同様「ガンマ(γ)崩壊は、励起された原子核がガンマ線を放出して崩壊する放射性崩壊。
 ガンマ崩壊は、アルファ崩壊やベータ崩壊と違い、核種が変わらない、つまり、原子番号や質量数が変わらない崩壊である。具体的には、エネルギーをもらうなどして励起された原子核は、高いエネルギー準位から低いエネルギー準位に遷移する際に、その準位間のエネルギー差に等しいエネルギーを持つガンマ線を放出して安定な原子核へと移行する。・・・
 放出するガンマ線のエネルギー領域は核種によって様々である。・・・一般的には複数領域のガンマ線を出す。・・・」という。

⇒多核種からなる環境中の放射性エアロゾル(放射能)からの放射線の大部分はセシウムの壊変ガンマ線と言われ、爆縮現象における放射線強度(ベクレル値)の大きな低下への大部分に関与していると想われます。

4)ニュートリノ   放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。 ニュートリノと「爆縮現象」(大きな地震の直前にガイガーカウンターのバックグランド計測値が一時的に異常に低くなる現象)との関連はさておき、既報の引用ではニュートリノが地震と関係するという仮説が提案されています。

(宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生存在比率については個人的には不詳)

地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学 
地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成

 放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U     232Th       40K

ニュートリノ観測は,地球科学,特に深部組成と熱収支に関するユニークな情報をもたらす.
・・・
• KamLAND 実験によって,地球ニュートリノの観測が現実になった.・・・
全地球的な議論ができるようになった.・・・」という。

引例文献詳しく読む

 5)紫外線 「地表に届く有害な紫外線(UVA、UVB)が増加すると、生態系への影響として、動・植物プランクトン、エビの幼生、稚魚のような水生生物への悪影響が示されており、食物連鎖を通した生態系全体への悪影響が心配されています。」という。 
 生態系全体への悪影響は特に、地殻、土壌中に無数生息しているバイオケミカル反応に寄与している微生物の損傷は長い目で見た広義の地殻・地盤強度(亀裂など)の脆弱化に繋がるのではと個人的には推察しています。
(隙間が増加すれば環境の放射線の透過量は増加する???)
 紫外線のみならず、上記の電離放射線の影響は大きいが、水中での透過性が低い。
海水中のセシウム濃度の崩壊放射線の増加(原発事故漏洩放射能(含む法定内常時排出))は内部被曝の発症と同様に危惧しています。

6)太陽フレア
個人的には、一番不詳なのが 宇宙からの放射能の影響です。地球の引力、地磁気(磁力)、地殻表面電荷と宇宙からの電荷をもった微粒子、放射線交互に影響し合って、「雲」中に共存して、雲質(電荷、水滴径、氷核径など)、環境中の電磁波(電波)などを変化させている?

巨大な爆発現象「太陽フレア」接近」によれば、
「・・・太陽表面の巨大な爆発現象「太陽フレア」が6日に発生し、放出された電離ガス(プラズマ)などによる太陽嵐が地球に向かっていると発表した。AP通信によると、太陽嵐は最近5年間では最大の規模で、通信や送電線網、飛行機の運航などに悪影響を及ぼす恐れがある」という。

補足(その他の有害電磁波)

*HAARP( High Frequency Active Auroral Research Program高周波活性オーロラ調査プログラム) 「放射性物質(放射能)からの放射線とは違いますが、人工的に、電離層に発振される電磁波(発信波長はVHF:1m~10m ?詳細不詳)は電離層を通過するため、電離層のかく乱現象が生じるため地球環境、生態系に悪影響を与える」という。

ニコニコ大百科によれば、HAARPとは
http://dic.nicovideo.jp/a/haarp
「・・・HAARPは、高周波を使用することにより、電離層の挙動を観察することを目的としている。太陽活動の影響で無線通信が乱れるのも、電離層の挙動が原因であり、また、それ以外にも宇宙開発の上で電離層の性質は大きく関わってくるため、電離層の挙動とそのメカニズム、影響について解析することが目的だと考えられているが、詳細は米政府の機密となっているため不明である。
 そのため、軍事用途として、人為的に電離層を攪乱することで通信障害を起こすのが目的なのではないかと懸念する団体もある。また、大出力の高周波を使用するため、周辺地域の人体や生物に悪影響があるのではないかという説もあるが、今のところ明確な悪影響は出ていない。・・・」という。

  


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