'10-06-04投稿、追加・更新、強調
異常気象が先行き予想されます。局所豪雨による土砂崩れは昨年以上と覚悟しなければなりません。杞憂かもしれませんが、今まで大丈夫であっても注意が必要と想われます。
異常気象(豪雨・干ばつ、猛暑・寒冷)、異常海況(津波、海水逆流、ウォータースパウト)は現状では原因が不祥につき対策の致し方ありませんが、地異(土砂崩れ、陸津波)は避難可能であります。
土砂崩れはなぜ起こるのででしょうか?
雨量が多いから地盤が緩むから・・・。
それだけで解決できるのでしょうか?
なぜ緩むのでしょうか?
以前、投稿した土砂崩れに係る記載を今一度見直しました。
というのは、最近の情報では陸地にフォールアウト(乾式沈着)した放射性物質が多いからです。
そこから発生する熱は部分的には少なく人間には感じないと思われますが、微生物は温度に敏感であると言われています。今までとは違って土壌に棲息している微生物の機能が損なわれる可能性も考えられるからです。
また、妄想、杞憂かもしれませんが、
環境保全能力を担っている土壌中の微生物の細胞組織が環境中に排出された放射性物質からの①崩壊放射線による熱傷、および、②周辺物質を放射化もしくは励起することによって2次的に発生する紫外線などの有害放射線によって、損傷・損壊されることが懸念されます。
万一、影響していれば、今まで以上に、土壌中無数棲息する微生物を原点とする生態系を変化させて土壌強度を低下させていることを危惧しています。
放射性物質からの崩壊放射線からの紫外線の発生による微生物の殺傷による地盤強化機能が失われることも全く考えられない訳ではないので、今一度、下記の引用文献を読み直してみますと、やはり注意が必要かもしれません。
gooウィキペディア土壌微生物によれば
「・・・土壌微生物とは、土壌中に生息する微生物の総称である。内容的には、細菌、放線菌、糸状菌、藻類、原生動物、線虫などが含まれる。土壌中に極めて多数が生息するだけでなく、土壌その物を構成する要素とも考えられる。・・・」
土壌の強さは微生物が影響していると思われます。用心用心。
PS:'11-09-07
土壌中の微生物の存在量
*参考文献:かもしてパッパラなーるなるhttp://blog.livedoor.jp/agrikin/archives/1565770.html
各種放射線の微生物に対する作用
・紫外線の水生生物への影響と病原体殺菌効果に係る考察
・紫外線と崩壊放射線の作用の違いに係る記載(その1:被曝エネルギー量)
(放射線の透過(影響)距離の範囲とエネルギーレベル)
既報にて整理した土砂崩れに影響する要因(記事)に
土壌微生物の機能を新たに追加しました。
1.山林伐採による物理的な要因による土砂強度の低下
2.化学的な要因として
①災害発生地域の土砂の材質(珪酸塩成分、粒度)
②災害発生地域の地下水質(pH、水温)
③黄砂(アルカリ性砂)・越境大気汚染物質(酸性雨)
を記載しました。
④土壌微生物の機能
「地球の物質は姿を変えながら循環しています。これを物質循環といいます。
土の中も物質循環が行われる場所のひとつです。
土の中で物質が移動したり変化するために一役担うのが
土壌微生物たちです。・・・」
どよう便り79 号(2004年8月)
めぐる水・不思議な土を知る講座 第3 回「土の科学編」
http://www.csij.org/01/archives/watersoil_002.pdf