水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

「水」とはどのようなものか?に係る記載(水ビジネスが招く価格暴騰のリスク)

2012-10-31 | 水とはどのようにすべきか

10-31投稿

 既報にて1)地球環境での水の実態、 2)具体的な用途の現状に係る基礎的な記載を調べて投稿しました。

 その記載の中の地球の淡水ごくわずかという水問題について今後の問題となっています。

gooニュース

民営か否か:水ビジネスが招く価格暴騰のリスク

WIRED2012年10月30日(火)09:17

(一部割愛しました。)

「民営化が水問題への解決策になるという主張があるいっぽうで、悲劇的な結果をもたらすという見方もある。食料価格は直近5年ほどで100年分もの上昇幅を見せており、水も同様の問題が起きる危険性が指摘されている。・・・
近年、ヒマラヤ山脈からグレートプレーンズまで世界中のあらゆるところで、淡水が不足しつつある。人々が水を消費するペースは、自然が水を循環させるペースを上回っている。水問題は21世紀の人類や地球環境にとって、避けては通れない難題になりつつある。
この問題に対して、水道サーヴィスの民営化が解決策になると主張する論者もいるが、いっぽうで民営化が悲劇的な結果をもたらすという見方もある。食料ジャーナリストのフレデリック・カウフマンは後者の意見を支持する人物だ。カウフマン氏は著書『Bet the Farm: How Food Stopped Being Food』で、近年の食料価格の暴騰について書いたことがある。そしていま同氏は水サーヴィスの民営化について、それと同じようなことが起こり得る──金融ビジネスと関わりをもつことで、水の分野でも食料の場合と同じような問題が起こる危険性を指摘している。
近年、食料価格は異常な上昇をみせている。毎年上がり続けた結果、この5年で3倍にもなっており、世界的な食料不足や社会的不安が問題になりつつある。そして多くの経済学者や科学者たちが、その原因に挙げているのが投機活動だ。食料に関する金融市場は1990年代、地域の農家や農業関係者らがリスクを軽減できるように作られた。ただ、この本来の目的はすぐに失われていった。
「食料価格は直近5年で3倍という過去最高のペースで上昇しています。これは通常であれば、100年はかかるほどの上昇幅です」とカウフマン氏は話す。「そしてこの原因を担っているのが、食料関連市場へのコモディティ投資の増加です」(カウフマン氏)
カウフマン氏は、米国時間24日に「Nature」のウェブサイトに掲載された記事のなかで、水を食料品同様にコモディティの投機対象にしようとする動きを止めるべきだと非難。すでに水不足の脅威に直面している人類の80%もの人々や、安定的な手頃な価格で水の供給に頼っているあらゆる人々に、リスクがあるとしている。
TEXT BY BRANDOM KEIMTRANSLATION BY 中村航 」

 既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

⇒個人的には、わが国における水問題は別報での記載に指摘されているように、原発で福島並みの事故が起きた場合、放射性物質が水源を汚染されることによって、飲料用、農業用などに影響が出る可能性があると思っていますが、実際には節電と比べて、それほど気にしていないのが実情です。

・河川、地下水の汚染による安全な飲料水、生活用水の減少
・海からの安全な資源(魚介類、海藻)の減少
・陸からの安全な資源(米、野菜)の減少

 そのようなことが顕在化すれば、

 上記引用の記載「・・・近年、食料価格は異常な上昇をみせている。毎年上がり続けた結果、この5年で3倍にもなっており、世界的な食料不足や社会的不安が問題になりつつある。・・・」に加えて、食品放射能検査体制強化に伴ない
ますます、高騰する消費者物価によって生計を圧迫すると思われます。


参考までに、既報の調査結果を再紹介します。

<世界の水(淡水)の総使用量の内訳> 
国土交通省、水資源局、水資源部のデータ(2006) 、
「世界の水問題と日本」によれば、
<世界と日本の水使用量> 
 約3500億m3(1995)であり、
 そのうち日本での使用量は約831億m3

 世界水の日に因んだ「地球の淡水ごくわずか」の記事において
「安全な飲料水」は0.01%に過ぎないという。
危機的な情報はグローバルな見地からは現実のようです。
 これからは「金を湯水のように使う」という潤沢な水に喩えた言葉は
死語になりかねないと想われます。

また、わが国は食料自給率が低く、食料輸入という形で、
大量の仮想水を輸入しています。
現状のグローバルな水および食糧バランスが崩れる
ことによる
更なるリスクには警戒しなければならないと思われます。

その他、
 大気中の雲、雨などの水分に含まれる放射能の他の
有害なエアロゾルによって
放射能の広域拡散、生態系への悪影響も言われています。
関連情報:
日本海学講座2008年2月2日
第4回 「日本海を越える大気汚染と黄砂」
本文詳しく見る>>

 


地震および津波に係る記載(その12:M7.7カナダ地震の被害がなぜ小さかったのか?に対する雑感)

2012-10-31 | 地震・津波関連

10-30投稿

既報(その11)にて、「巨大地震予言のまとめ」に係る記載を紹介しましたが、

 地震プレートテクトニクス大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、気になるところです。

  日本時間二十八日午後零時四分ごろ、数字だけの判断では大地震とも思えるマグニチュード(M)7・7のカナダ西部の地震はそれほど津波被災の情報はなかったようです。

 一方、別報の米国東部の最も弱い「カテゴリー1」ハリケーンでの高潮騒動の報道と同様、不思議な現象と思っています。

1960年チリ地震では津波は遠路はるばる太平洋全域にということで、津波の発生メカニズムは個人的にはよく解っていません。関東地震兵庫県南部地震チリ地震とは揺れ方が違うとは思われます。海底と内陸との違い、カナダおよびチリはどのような海底で発生したものか?

 参考関連投稿:地震および津波に係る記載(その9:地震規模および地震の種類)

           (1960年チリ地震)

 

   地震および津波に係る記載(その7:最近のM4以上の地震と発生状況)

カナダ沖M7.7 ハワイで90センチ津波

東京新聞

「【ロサンゼルス=共同】米地質調査所(USGS)によると、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州沖合で二十七日午後八時四分(日本時間二十八日午後零時四分)ごろ、マグニチュード(M)7・7の地震があった。ロイター通信などによると、この地震により、米ハワイで約九○センチ、カナダ西部で七〇センチの津波が観測された。

 日本の気象庁は、この地震による日本への津波の影響はないとしている。カナダ放送協会(CBC)などによると、地震や津波による人や建物への直接の被害の情報はない

 ハワイでは地元当局が一時、推定十万~十五万人に上る海岸沿いの住民に、内陸部や高いところへ避難するよう呼び掛けた。ホノルルではサイレンが鳴り響き、避難を急ぐ人たちの車による渋滞が発生、交通事故も起きた。

 在ホノルル日本総領事館によると、ハワイ在住の日本人は約一万八千人。旅行者を含め、日本人の人的被害は報告されていない。総領事館は米当局の津波警報に基づき在留邦人に避難を呼び掛けた。

 津波警報は一時、米アラスカ州からカナダ西部、米カリフォルニア州の太平洋岸にも出された。

 震源地は太平洋に面したプリンスルパートの南南西二〇二キロ震源の深さは一七・五キロ。ブリティッシュコロンビア州では最初の地震発生から約十分後に再びM5・8の地震が観測されるなど、余震とみられる揺れが続いた。」

  ⇒チリから三陸海岸に津波が押し寄せたことから考えれば大きな津波、崩壊災害もなく幸いでしたが、余震はまだ続いているという。地震や津波による人や建物への直接の被害の情報はないというのも、今までの経験上個人的には不思議に思われますが、発生源・深さ、地質が違っていたためか? 

 また、既報(その11)の記載では今回の地震は予言されていなかったようです。太平洋に面したプリンスルパートの南南西二〇二キロに位置するカナダ西部地震の要因を個人的に理解するために、

 改めて、マグネチュード7以上既報(その11)「大地震の発生予言」に記載されている海外の「発生域」と「予兆・理由・データなど」を整理してみました。

(参考文献の更新日: 2012年06月27日: 本文中海外記載を1括りにまとめました。)

本文詳しく読む

海外:

中国と北朝鮮の国境に位置する白頭山 東日本大震災に関連して噴火する可能性

・2012/02/20 188日→189日→188日周期で世界中のどこかで大きい地震

 ・ロシア極東、今後1カ月以内に同地方南部でマグニチュード(M)6~7

 ・ROCKWAY EXPRESS カリフォルニア巨大地震はいつでも起きるhttp://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/584/

 環太平洋火山帯 長いこと地震の起きていないカリフォルニア地域になるのでは、・・・

「引例●気象専門家:カリフォルニア巨大地震はいつでも起きるhttp://www.naturalnews.com/032878_California_earthquakes.html
【7月2日 Ethan Huff – Natural News】

 「スクリップス海洋学研究所の研究員たちの行った調査では、カリフォルニアの悪名高い巨大地震がいつ起きてもおかしくないという。数百年間起きていない「でかい奴」が、カリフォルニアのサンアンドレアス断層ですぐにもマグニチュード7.5かそれ以上の巨大地震が起きるかもしれないという。

 専門からは何年も、カリフォルニアの次の巨大地震がいつおきるかと予想してきたが、それは最後に起きてから長い期間が過ぎているからだ。重大な被害をもたらした最後の準巨大地震が起きたのは1994年のノースリッジ地震であり、それはリヒタースケールでマグニチュード6.7だった。

 この地震は北アメリカ内で都市部で記録された大地の動きで最大だった。少なくとも33人が死亡、ダメージの総額は200億ドルを越えた。しかもこの地震はこれから起きると予測されているものより小さいのだ。

 歴史的に、サンディエゴ市の東約70マイルに位置するソルトン湖付近では180年毎に巨大地震を経験してきた。この湖は、サンアンドレアス断層の上にあり、一度通常の中度の地震活動があった。しかし、この湖に注いでいるコロラド川の付近にダムを建設することで、こういった地震は殆ど起きなくなった。その結果、強い緊張が生まれ、専門家らはこの地域には既に数百年間も巨大地震が起きていないので、いつ起きてもおかしくないと考えている。
 
カリフォルニアは多くの活動的な断層地帯に悩まされてきている。しかもそれらの多くが巨大地震があってから長い時間が経過している。太平洋を取り巻く断層線の陸塊のパッチワークを代表している最近の環太平洋火山帯に起きている大地震活動のパターンをもとにしてみると、カリフォルニアが次ぎの巨大地震の起きる場所となりそうである。」

・2015年にカリフォルニア州を破壊する強力な地震 ノストラダムスの予言

 

 

 (雑感メモ)

基本的には環境放射性物質の影響が絡んでいると個人的には思っていますが、世界で起こる大地震の記録から、以下の影響をメモしました。

・周期的な天変の影響:太陽活動(黒点数)、彗星の影響

 天変に影響する要因に係る記載'11-08-05('12-02-07更新)
「天変」は「大陽・宇宙からの粒子線(α線、β線、・・・)、電磁波(γ線、紫外線、可視光、・・・)、電離(スポラディック)層、大気(窒素、酸素、、水蒸気、CO2、水素、オゾン・・・)、エアロゾル(火山灰、砂塵、放射性塵、・・・)、残留放射性塵からの崩壊放射線、雲などの状態変化」と想っています。
(図拡大クリック)

    (google画像検索から引用)


異常気象など天変地異に係る記載(その5:米国東部のハリケーン厳戒態勢)

2012-10-29 | 天変地異・異常気象関連

'12-10-29投稿

 gooニュース

米北東部にハリケーン接近、金融市場も取引休止

 読売新聞2012年10月29日(月)21:52

「【ニューヨーク=柳沢亨之】米大西洋沖を北上中の大型ハリケーン「サンディ」は29日、米北東部に接近し、米連邦政府や各州が厳戒態勢を敷いている。

 米メディアなどによると、同日夜(日本時間30日午前)にも上陸する見通し。サンディは、5段階で最も弱い「カテゴリー1」だが、強風域が半径約1500キロ・メートルに上り、進行速度が遅いため、暴風雨が長時間、広い範囲で発生する可能性がある。

 オバマ大統領は28日、「事態を深刻に受け止めてほしい」と国民に対応を求めた。東海岸の多くの州は非常事態を宣言。避難命令もニューヨーク市の約37万人、デラウェア州の約5万人、ニュージャージー州の約3万人に発令された。

 週明け29日の米国の主要金融市場は取引が休止となった。ニューヨーク証券取引所の電子取引を含むすべての取引や、ベンチャー企業などが上場する「ナスダック市場」での株式取引などが取りやめとなる。いずれも翌30日の対応は未定で、休止が続く可能性もある。ニューヨーク証取の休止は、米同時テロが起きた2001年以来、11年ぶり。」

ウィキペディアによれば、「カテゴリー1」とは「最大風速が64ノット(約33メートル毎秒約74マイル毎時、約119キロメートル毎時)以上のものをいう。

  • 大西洋北部(カリブ海メキシコ湾を含む北大西洋)
  • 大西洋南部 (ただし、ほとんど発生しない)
  • 太平洋北東部(西経140度より東の北太平洋)
  • 太平洋北中部(180度~西経140度の北太平洋)・・・ 」

本分中に記載の巨大ハリケーンの一例として

「・・・ハリケーン・カトリーナ (Hurricane Katrina) は、2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型のハリケーンである。ハリケーンの強さを表すシンプソン・スケールで、最大時で最高のカテゴリー5、ルイジアナ州上陸時でカテゴリー3である。 ・・・」

本文詳しく読む

⇒既報までに記載した日本の巨大台風、ゲリラ豪雨、竜巻、土砂災害などの異常気象と比べものにならない被災範囲が広いことが推察されます。この週明け29日の米国の主要金融市場は取引が休止となった厳戒態勢には驚嘆しました。過去の巨大ハリケーンの体験、近年の米国中部の被災もあり、東部沿岸地域が大事に至らないないことをいのります。

参考関連投稿:

異常気象など天変地異に係る投稿(その1 '11-01-02~'11-12-26)
(2012-05-04| 天変地異・異常気象関連)

(米国ゴア氏の提言 気象異変対策

異常気象など天変地異に係る投稿(その2 '11-12-26~~'12-3-21)
(2012-05-07| 天変地異・異常気象関連)

 


日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その4:「再生可能エネルギー」最新記事一覧)

2012-10-29 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

'12-10-29投稿

 エネルギー産業はその時々の社会の求める安全性に係る趨勢によって石炭火力→大規模水力ダム→天然ガス、原子力と盛衰してきました。原発事故後、再生エネルギーへの進展を期待している一人ですが、資源の枯渇と掘り尽くしによる地盤沈下などを考慮しなければ、固定電源として化石燃料を使った発電方法が手っ取りばやい方法なため、なかなか進展しないのも事実であると思っています。

 原発事故補う発電として一朝一夕には間に合わない再生可能エネルギー故、現状、火力発電代替による電力会社の赤字費用は約3兆円とのこと。

 再生可能エネルギーによる発電量がどのように、現状の数%からどのくらい増加推移しているか掲示板、等での「見える化」によって国民がわかるようなシステムがほしいところです。

 日本の再生可能なエネルギーの現状('10-11-22~'011-07-14)2011-07-14から一年余。

既報

日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その3:比率拡大時の問題点)

に引き続いて「再生可能エネルギー」の最新記事に係る記載を調べたので紹介します。

(転載開始)

ITmedia総合 再生可能エネルギー
本文詳しく読む
(一部抽出・割愛しました。)
 
蓄電・発電機器:
燃料電池をドコモが基地局に導入、停電時でも40時間以上の電力供給
NTTドコモは基地局の非常用電源として燃料電池を導入する。災害などによる長期の停電時でも40時間以上の電力供給が可能になる。2013年3月から関東・甲信越地域の一部の基地局に導入して、その後に他の地域にも展開していく。さらにバイオ燃料の利用も検討する。(2012/10/26)
 
小寺信良のEnergy Future(22):
どこがダメなのか、日本のエネルギー
太陽光発電や風力発電を電力源として大きく成長させるにはどうすればよいのか。1つの解が「固定価格買い取り制度(FIT)」だ。FITが他の制度よりも効果的なことは、海外の導入例から実証済みだが、問題もある。その問題とは電気料金が2倍になることだろうか、それとも……。「小寺信良のEnergy Future」、今回はFITにまつわる誤解を解き、FIT以外にも日本のエネルギー政策に大きな穴があることを紹介する。(2012/10/25)

日本列島エネルギー改造計画(8)茨城:
太平洋岸に風力発電所の集積地、洋上にも続々と建設中
茨城県の太平洋岸に大規模な風力発電所が増加中だ。10~20MW級の発電所だけでも5か所で稼働しており、今後の拡大が期待される洋上の風力発電も本格的に始まった。一方で内陸部ではバイオマス発電が活発に進み、その発電量は全国で第2位の規模に成長している。(2012/10/25)

・・・

日本列島エネルギー改造計画(7)福島:
風力発電2000MW計画を推進、洋上で世界初の大規模な試み
震災の被害を大きく受けた福島県は2012年3月に「再生可能エネルギー推進ビジョン」の改訂版を発表し、震災前よりも再生可能エネルギーの導入量を大幅に増やす方針を打ち出した。2020年までに風力発電を2000MWに拡大する計画で、世界初の大規模な浮体式の風力発電にも挑む。(2012/10/23)

ウイークエンドQuiz:
日本全国の電力需要に応えるにはメガソーラーがいくつ必要?
太陽光発電に期待する人は多い。では、日本全国で1年間に消費する電力を発電するには、どれくらいのメガソーラーがあれば足りるのだろうか? メガソーラー1カ所の出力を1MWとして考えてみよう。(2012/10/19)「ミニ解説:

 国家戦略室の「コスト等検証委員会」によると、太陽光発電システムの実稼働率は12%。1年のうち12%しかフル稼働しないということだ。日本各地に設置した太陽光発電システムの発電実績データからも、この数字は妥当なものであると考えられる。

 1年間の12%というと、大体1050時間。出力が1kWの太陽光発電システムの年間発電量が1050kWhということになる。この数字で日本全国で1年間に使用した電力量の値を除算すると、どれくらいのメガソーラーが必要になるのかが分かる。

 電気事業連合会によると、2011年度の年間販売電力量は大体8598億867万1000kWh。この値を1050で除算すると8億1886万5400。日本全国で1年間に使用した電力量をメガソーラーだけで発電するには、合計出力が8億1886万5400kWでなければならないということになる。

 8億1886万5400kWをMWに換算すると81万8865.4MW。メガソーラー1カ所の出力を1MWとすると、大体80万カ所のメガソーラーが必要という計算になる。」

・・・

自然エネルギー:
ガス会社が太陽光発電事業を拡大、年内に九州3か所で運転開始
福岡・熊本・長崎の3県で都市ガスを供給している西部(さいぶ)ガスが、同社初の太陽光発電所を大牟田市で完成させた。さらに長崎市と北九州市に建設中の太陽光発電所も年内に稼働する予定で、自社工場の敷地を活用した再生可能エネルギーによる発電事業を拡大していく。(2012/10/19)

自然エネルギー:
鉄道の空き地にメガソーラー、貨物の操車場跡地で1MWを発電
東京と栃木を結ぶ私鉄大手の東武鉄道が空き地を活用したメガソーラー事業に参入する。貨物の操車場として使っていた跡地に太陽光パネルを設置して、2013年夏から1MWの発電を開始する計画である。事業用に数多くの土地を保有する鉄道会社の参入は今後も増えそうだ。(2012/10/19)

小沢一郎氏とドイツ再生エネルギー協会長の会談を生中継

・・・

日本列島エネルギー改造計画(5)秋田:
バイオマスで全国1位、風力と地熱も増やして自給率100%へ
(2012/10/16)

自然エネルギー:
国内で最大規模の洋上風力発電所、2016年春に稼働開始
(2012/10/15)
 
未利用の温泉水で発電、地元の反対を乗り越えて開始へ
(2012/10/15)
 
スマートグリッド:
2020年までに国内で最も伸びるエネルギー源は?
今後成長が期待できる再生可能エネルギーについて、2012年度と2020年度の国内市場規模を富士経済が予測した。従来の家庭用太陽光発電システム一辺倒から、産業用へと成長分野が移り変わっていくという。(2012/10/12)
・・・
電子ブックレット/自然エネルギー:
バイオマスは電力源の宝庫、木材からゴミまで多種多様
再生可能エネルギーの中で燃料を使うのはバイオマス発電だけだ。発電の際にCO2を発生するが、樹木などCO2を吸収する生物資源を原材料として使うためにクリーンエネルギーに位置付けられている。ゴミなどの廃棄物も対象になり、原材料のコストによって買取価格が大きく違う。(2012/10/10)
・・・
自然エネルギー:
再生可能エネルギーの導入ペースが加速、2か月で年度目標の半分を突破
7月から始まった固定価格買取制度における開始2か月間の状況が発表された。8月末までに買取制度の対象として認定された設備は7月末から2.16倍に、発電規模の合計では2.29倍の大幅な増加になった。すでに2013年3月末までの目標値の半分を超えるペースで拡大している。(2012/9/19)          
・・・」
 
(転載終了)
 
 
個人的な期待
丘陵を利用した小規模水力発電、排他的経済水域を利用した海上風車などは立地、気象条件さえ満たせば、政策補助、開発予算次第では分散型として有望か?
 
分散型として最適な太陽光発電はコストが高すぎるので、部品の製造コストの低減および取り付けコストが安くなるシースルー、フレキシブルな薄膜タイプの画期的な開発推進が期待されます。

 個人的には、WWFなどが期待しているバイオマスエネルギーに関しては、メタンガスメタンハイドレイドなど天然バイオマスの採掘利用は生態系、天変(温室効果など)地異(地震、シンクホールなど土砂災害)への影響が
懸念されます。リサイクルを含めた用意周到な開発が望まれます。

 微生物を利用した人工の「メタン」「オイル」「水素」などのバイオマスの量産化技術の発展が望まれます。

 理想的には従来からの太陽光(可視光)を利用する方法に加えて、最近提案されました赤外線、電波、紫外線を電気変換する方法が成功すれば、猛暑(地球温暖化)、異常気象(豪雨)などの対策および新たな再生可能エネルギーとして一石数鳥の効果があると想われます。
詳しく見る>>
 
 


関連投稿:
今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)
(2012-05-30 | 再生可能エネルギー・省エネ関連)
 
 
 

放射能拡散に係る記載を調べました。(その2:拡散範囲の予測情報)

2012-10-27 | 放射能被ばく・後遺症関連

10-26投稿

  既報(その1)にて、原発事故が発生した場合の拡散予測によれば拡散距離は30km以上に及ぶという。この拡散距離は事故当初の緊急警戒範囲と思われます。 

 3.11事故後の放射能の拡散距離は環境中の雨・風などを介して、既報に記載したように、結果的には現状は180km以上の農林水産物を汚染していることも報道されています。

 放射能は既報で記載しましたが、「・・・地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、

 

 環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性が推察されます。詳しく見る>>

 

【放射化】とは goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」

 

~ 励起という現象 ~

 

放射能生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気 象など天変地異

 

今後想定される巨大台風などに影響しているのではと個人的には杞憂しています。・・・」詳しく見る

 

 今後、地震・津波などによって、万一、近隣の原発事故が発生した場合の参考になるため、今回は個人的なメモとして、原発事故による放射能拡散に纏わる情報を列記しました。

 既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

1.内部被曝との関係はどのようになるのか

原発事故現場の近隣の災害は原爆と同様に距離に応じて高熱・高放射線による外部被爆を蒙るが、厄介なのは放射性物質微粒子(主に、エアロゾルとして)の拡散による影響として、エアロゾルからの放射線(いわゆる環境放射能マイクロシーベルト/hr;new全国放射能濃度一覧)のみならず、ペトカワ効果ように微量でも体内に摂取した場合には臓器を被曝して細胞の組織を損傷させるとの説もあり、人によって耐性が違うと思われますが、いつ発症してもおかしくないとも言われています。

参考投稿:

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(「ホルミシス」と「ペトカウ」効果について) 

放射線に係る記載(後遺症)
エアロゾル

として空気中に浮遊している目に見えない放射能物質の微粒子

が体内に取り込まれた場合の内部被曝について記載しました。全日本民医連「根底が崩れた原爆症「認定基準」」によれば、・・・)

 

 

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(後遺症3・5・8年潜伏期について)

2.放射能の正体不詳につき関連文献

 原子炉の核分裂によって、現状、環境中に漏洩・拡散しているセシウム134、ヨウ素131など放射能物質の粒子径はどのくらいか?およびその組成についての情報はまだ個人的には不詳ですが、防護マスクの仕様にも関係するのか? ただ、本件は今まで地下マグマ、宇宙、核実験、原発からの法定内排出などから環境中に放出されている放射能を少なからず呼吸もしくは農林水産物を摂取していることから、原発事故によって放出・拡散している増加分が問題なのか?

 (放射性物質の微粒子径)
・・・原子炉の核分裂によって環境中に漏洩・拡散しているセシウム134、ヨウ素131など放射能物質の粒子径はどのくらいか ・・・
続きを読む>>
 エアロゾルの一覧表に記載されている核燃焼物質は0.01~0.1μ(10~100nm)となっているが、・・・。
3.放射能の拡散しやすさは地質と関係するのか

既報にて、 日本の自然放射線量とインフルエンザウィルス感染との関係を調べたところ、自然放射線量が高い地域は感染しにくいとの結果であった(ばらつき、たまたまかどうか再現性の確認要)

・・・この自然放射能とは
「・・・もともと宇宙線や大地、建物、食品などに由来する放射線があり、この値が異常であるかどうかは自然状態の放射線量と比較して初めて知ることができる
・・・、今現在、高線量の値が出ている地域でも、自然状態での放射線量を求めるのに役立つと考えられる。自然放射線量を計算で求めるには、大地に含まれるウランとトリウムとカリウム(放射性K-40)の濃度を用いるが、すでに公表されている元素の濃度分布図である地球化学図のデータを用いることができる・・・
 ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。・・・」という。詳しく見る

 参考投稿:
環境中の放射線量測定値のばらつきに係る記載('11-06-12~)
環境放射能のばらつきはよく言われます。

・環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載
(今後、自然放射線との識別をどのように?)


自然放射線量は計算で求めたものであり、今後の識別には注目したい。花崗岩などが分布する地域で高い線量であるとのことですが、どのように放射能が含有しているのか(表面?バルク?)個人的には興味あり、メモしました。別途、気象条件(突風、降雪など)に影響すると推察している地質(電荷、磁性)、周辺環境(崩壊粒子線の多さ)の詳細な違いを調べて、メカニズムを考察したい。

*なお、新潟の昨夏、島根の今冬にたまたま突風発生が報道されており、
上記要因との関連が推察されます。

4.放射能の拡散はいつまで続くのか

 即ち、沈積した放射能が超微細なエアロゾル(数nm>のオリゴマーレベル(数十個)~モノマーレベル(一個)の元素が黄砂、火山灰などに吸着した状態で)に風化して陸海空の環境中に再拡散しているのかもしれない。?少量でも原子レベルの巨大なエネルギー(E=M×Cの2乗)を放出して、各々の元素に特有の半減期で環境に熱的な影響を与えているかもしれません。

 関連投稿:環境水中の放射性元素の深さ方向の濃度分布に係る考察
(2012-07-03 10:02:08 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説)

5.気象条件(突風、降雪など)に影響するのか

参考投稿:異常気象など天変地異に係る投稿(その2 '11-12-26~~'12-3-21)

 

 


放射能拡散に係る記載を調べました。(その1:拡散距離要因)

2012-10-25 | 放射能被ばく・後遺症関連

10-25投稿

 原子力規制委員会が発表した原発事故が発生した場合の拡散予測によれば拡散距離は30km以上に及ぶという。

gooニュース

琵琶湖源流の一部高線量の想定 関西1450万人の水源(朝日新聞)

「関西に暮らす約1450万人の水源となってきた琵琶湖まで放射能汚染は広がるのか。今回公表された拡散予測では、琵琶湖の源流部の一部が高線量にさらされる結果が出た。滋賀県は原発事故時の琵琶湖への影響を独自に検証しており、予測データを注視している。  予測によると、福井県敦賀市の敦賀原発で事故が起きると、1週間の積算被曝(ひばく)線量が100ミリシーベルトを超える地域が滋賀県最北部の長浜市余呉町付近まで及ぶとされる。この地域には琵琶湖につながる河川の一つ、高時川が流れている。滋賀県が実施した独自の拡散予測では、福井県内の原発で福島並みの事故が起きた場合、放射性ヨウ素が琵琶湖の上空を広く覆い、水への影響が出る可能性が示された。さらに放射性セシウムやヨウ素は自然落下や雨で琵琶湖に直接落ちるだけでなく、陸地からも川や地下水を通じて湖に流れ込む可能性があるとする。今年から湖への流入予測のシミュレーションを始め、湖内の放射性物質の濃度変化をつかんで取水場所などの検討材料にする考えだ。」 

上記の記事からも明らかなように、

 放射能からの放射線は以下の経路で拡散して影響すると個人的には思っています。既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

参考投稿:放射線に係る投稿('11-04-20~'12-01-25)(2012-05-11)

1)原発事故によって原発から遠方に風によって飛散したエアロゾル(微粒子)として存在する空気中の放射性物質からの放射線

関連投稿:放射性物質の微粒子径)
・・・原子炉の核分裂によって環境中に漏洩・拡散しているセシウム134、ヨウ素131など放射能物質の粒子径はどのくらいか? ・・・
続きを読む>>
 エアロゾルの一覧表に記載されている核燃焼物質は0.01~0.1μ(10~100nm)となっているが、・・・。
2)原発から漏洩した放射能汚染水によって海・河川、地下水を介して、イオン、ゾル(微粒子)化した水中の放射性物質からの放射線

参考投稿:(エアロゾルのイオン化)
「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その11:Cs、Sr、Iの水に対する溶解性)

3)雲中に核として存在する放射性物質からの放射線?

4)降雨、降雪によって地表に降下したイオン、ゾル(微粒子)化した放射性物質によって汚染された地殻のからの放射線

 個人的には、事故発生時の被ばく距離、時間のファクターによってその影響のされ方は違ってくるので時間によって、避難場所を逐次考慮することも必要か?と想われます。 事故現場の核反応生成物質から至近距離の場合は外部被爆による生体への影響が大きい。一方、時間経過後の影響は既報で記載した農林水産物を介しての体内汚染による内部被曝に注意が必要か?と想われます。

参考投稿

(生体への影響)
・・・ 生体の場合は、外部被曝の場合、エネルギーが低い紫外線(電磁波)を例にとると解りやすいですが、表皮の細胞の組織を損傷します。もっとエネルギーの高いα線、β線、γ線、X線の場合は火傷のような傷害から被曝放射線量が大きく、多い場合は死まで至ります・・・
続きを読む>>

 

エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)

2012-07-15 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

その9-1:(放射能などエアロゾルの形状)
・・・環境に悪影響を与えている放射性物質(死の灰)、火山灰、ウイルス、花粉などエアロゾルの形がどのようなものか調べました。
続きを読む>>
その9-2:(新種の鳥インフルエンザウィルス、 インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル、冬季北極大気中の大気エアロゾル粒子)
続きを読む>>
その9-3:(インフルエンザウイルス(AH1N1 2009))
続きを読む>>
その9-4:(南相馬市の黒い粉)
続きを読む>>

 

 


水陸両用車の有望用途への活用方法に係る記載を調べて整理しました。

2012-10-24 | 食糧・エネルギー・資源の自給関連

10-23投稿、10-24一部更新

 既報「将来、わが国の先端技術を集結した水陸両用車が普及することを望みます。2011-11-07」にて「・・・今後は将来の農産物・海産物などの自給自足率の向上を目標において、
 受け継がれた伝統・技術を継承して、従来の観光のみならず、昨今の異常気象よる土砂崩れ、水害などの天変地異時の救済、農林水産生産物、資源、等の搬送など目的に応じて太陽電池など再生可能なエネルギー、低コストなシリコン系の二次電池(バッテリー)を利用して、わが国の先端技術を集結した「水陸両用車」に改良して、国策にて200海里の諸島まで有効に、かつ広範に水陸両用車を公共の場で活用してゆくことが望まれます。
 加えて、昨今多発している洪水などによる沈没現象、および、将来的な世界的な食糧飢饉・水不足の対策のためにも、臨機応変に対応して世界をリードする技術を確立する方向に進化してもらいたいと思います。」と常々思っています。

 

 

 

 (google画像検索から引用) 

 

 尖閣諸島の国有化、北方領土、竹島などの領有権を巡る諸問題は今後、政治的、経済的に悪影響を及ぼすのかと心配です。

 既報「日本の排他的経済水域について再確認しました。」にて、上図の排他的経済水域に係る多国間との諸問題を調べて記載しましたが、排他的経済水域の解釈の原点はウィキペディアによれば、「17世紀にオランダ人法学者であるCornelius van Bynkershoekは自著『De dominio maris』(1702年)において、当時の軍艦が備える大砲の砲弾がとどく範囲内の海域の支配権は、その沿岸国が保有すると主張した。この着弾距離説は各国で支持され、海岸線から3海里領海とする考えが確立された。

 

20世紀に入り、領海の範囲を延長する例や、領海を超えた海域についても領海に準じる権利を主張する国が現れた。これらの主張に対応するため、1967年の第二次国連海洋法会議でマルタ共和国の国連大使パルドー博士が提唱した。だが、先進遠洋漁業国である日本は「広い公海、狭い領海」が国益に合致する為、反対の姿勢を示していたが、設定しない事で近隣の韓国や中国などが沖合漁業に進出して、鳥取、島根付近で操業するようになり、結果的に日本の不利益になる事態を引き起こす結果となった[1][2]。その為、1982年にジャマイカモンテゴ・ベイで開催された第3次国際連合海洋法会議において海洋法に関する国際連合条約(国際連合海洋法条約)が作成され、1994年に発効された。

 

同条約により自国の海岸線から200海里範囲内の水産資源および鉱物資源などの非生物資源の探査と開発に関する権利を得、資源の管理や海洋汚染防止の義務を負うことになった。

 

日本政府は1983年に同条約に署名し1996年に国会において批准された。

・・・第3次国際連合海洋法会議において海洋法に関する国際連合条約(国際連合海洋法条約)が作成され、1994年に発効された。同条約により自国の海岸線から200海里範囲内の水産資源および鉱物資源などの非生物資源の探査と開発に関する権利を得、資源の管理や海洋汚染防止の義務を負うことになった。日本政府は1983年に同条約に署名し1996年に国会において批准された。・・・日本の領土面積は約38万km²で世界第60位に位置するが、領海およびEEZの総面積は世界6位となる。水域面積は広大で、領海(含:内水)とEEZを合わせて約447万km²で世界で第9位である。・・・」とのことですが、単に農林水産のみでなく、エネルギー・資源、人種、居住権など複雑に絡み合ってその帰趨は個人的には不詳です。

 因みに、尖閣諸島の住所はウイキペディアimagic.qee.jp/sima4/okinawa/senkaku.htmlによれば、「魚釣島 飛瀬. 北小島 南小島. 沖の北岩 沖の南岩. 久場島 大正島. 尖閣諸島(せんかくしょとう). ○尖閣諸島(せんかくしょとう) ☆冊封使と海底油田 ○住所/沖縄県石垣市字登野城2390番地~2394番地  ...」とのこと。

上記諸問題はさておいて、「水陸両用車」の有望用途への活用方法に係る既報の関連投稿を調べて整理しました。

1.最近提案されているEV車の超大型水陸両用車への応用。蓄電機能(有事、緊急時での移動用非常電源)にも着目する必要があると思われます。
関連投稿:今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)
2012-05-30

海上風車に期待します。2010-10-12「・・・低コストかつ効率的な送電エネルギーの移送が難しいと想われますが、以前のブログで提案した「将来、わが国の先端技術を集結した水陸両用車が普及することを望みます。」と同様、海洋温度差発電太陽光発電燃料電池などとハイブリッドで、わが国の先端技術を集結して、国策にて200海里の諸島まで有効に活用してゆくことが望まれます。・・・」

 2.海を利用した再生可能なエネルギーについて再び調べました。('10-10-18)「・・・以前、投稿しました「海を利用した再生可能なエネルギーについて調べました。」(海洋温度差発電)、「海上風車に期待します。」、「シアノバクテリアによる水素生産について紹介します」(大型生物反応用容器に入れ、波浪の静かな海面に浮かべて水素を生産)で記載以外の情報を調べて追加しました。・・・」

3.港およびその周辺の活性化のために水陸両用車に注目しよう。「 「京浜港」(東京、川崎、横浜港)がアジアのハブ(拠点)港湾を目指して重点投資する「国際コンテナ戦略港湾」に選ばれ、県内関係者から歓迎の声が上がった。・・・

 ⇒ハブ港湾として成長することは大いに歓迎します。 個人的には、今後、利用価値が低く「負の遺産」になりうる本土の公共設備投資の一部を排他的経済水域の周辺の「水路」を活発にして「海の有効利用」するために、機動力のある最先端の水陸両用車の活用促進を期待します。


体内に摂取された放射能の除染に係る記載を調べました。

2012-10-22 | 生物多様性・生態系異変関連

10-22投稿

 信濃毎日新聞「佐久の野生キノコ 基準21倍のセシウム検出」 という記事を一例として、見るにつけて拡散メカニズムについて不詳ですが、3.11震災から一年半以上経ったのに放射能(放射性物質)の体内摂取の可能性があり、その影響は気になります。本文詳しく見る

 既稿にて、環境放射能の拡散状況、内部被曝に係る記載を調べてきましたが、個人的には生物学的半減期に頼るしかないと思っています。

関連投稿:

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(高濃度濃縮セシウム汚染米のメカニズム)2012-07-09 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

内部被曝に係る投稿(’11-06-27~'12-05-12)
(2012-05-12 | 放射能被ばく・後遺症関連)

内部被曝に係る記載(原発漏洩放射性物質の生物学的半減期
セシウム汚染米とカドミウム汚染例との比較


 今回は今後も食品による放射能拡散は考えられるので、体内に摂取した場合にその影響を小さくする薬剤に係る記載を調べました。

 
 緊急被ばく医療研修のホームページ(6.体内汚染の治療は)から
引用されたブログ「旅行大好き」(内部被ばくの体内除染方法と薬剤)の記載
を転載引用しました。
http://ameblo.jp/ryokoubangumi/entry-10889512263.html
(一部抽出・割愛しました。内容は短期に大量に緊急被ばくした場合の方法ですが、原理的には小量を長期に体内摂取した場合にも適用できると個人的に考えて記録しました。)
 
「・・・    
-----抜粋--------
治療が必要か否かの決定に際して、絶対的な指針としての被ばく線量を示すことは難しく、
年間の被ばく線量が20mSvを超える場合に、治療を開始することも一つの方法と考えられています。
治療による効果・副作用と体内汚染による被ばくによるリスクを考慮し、速やかに治療を開始します。

-----抜粋--------

年齢、体系によって違うと思いますが、
とりあえず20mSv/年くらいから治療を開始するのかな。。
また被曝の目安として、


放射性核種尿排泄率の測定
ホールボディカウンタの数値


を参考にするようですね。
なるほど、1つの体内の放射能物質の排出として、尿から排出されるということですね。

体から出すって、尿、便、汗 と想像できます。。

*******************

体内汚染の治療はと言うと、

(1) 胃腸管からの吸収の低減

胃洗浄
下 剤
プルシアンブルー
アルミニウムを含む制酸剤
硫酸バリウム(Barium Sulfate)

(2) 阻害または希釈

ヨウ素剤
ストロンチウム化合物
水分摂取
カルシウム
(3) 放射性核種の除去

利尿剤
副甲状腺/上皮小体抽出液(PTE)

(4) キレート剤

EDTA
DTPA
Dimercaprol
Penicillamine
Deferoxamine

(5) 気管支肺胞(肺)洗浄    ・・・」
 
緊急被ばく医療研修のホームページ(6.体内汚染の治療は)
本文詳しく見る
 
⇒上記の薬剤を成分として含有する食糧と照合して、今後摂取に心がけるのも一案か?
それにしても、その食糧が汚染されていないかどうかも注意しなければならないのか?
関連投稿:
環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(体内の放射能を浄化する食べ物)