「日本近海の海水温度の経年変化の影響」で記載したように、
今年の異常気象の原因は定かではありませんが、大気中の「水」(水蒸気)が地表から放射される赤外線を吸収しすぎたために、「大気」を熱帯化させた?と個人的には想っています。
ウィキペディア(Wikipedia)によれば、
「温室効果とは、大気圏を有する惑星の表面から発せられる放射(電磁波により伝達されるエネルギー)が、大気圏外に届く前にその一部が大気中の物質に吸収されることで、そのエネルギーが大気圏より内側に滞留し結果として大気圏内部の気温が上昇する現象。」
* 気体による赤外線の吸収例
赤外線の波長(Wavelength)は約0.75μ(microns)~約1000μ
(google画像検索から引用)
「温室効果ガスとは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより温室効果をもたらす気体の総称である。 対流圏オゾン、二酸化炭素、メタンなどが該当する。」
「肥料の使用や化学物質の製造過程で出る「亜酸化窒素(N2O)」が、現時点でオゾン層を最も破壊する物質であることを、米海洋大気局の研究チームが突き止め、2009年8月28日付の米科学誌「サイエンス」で発表した。」
⇒大気圏の大部分を占める窒素の酸化物のひとつである「亜酸化窒素(N2O)」が大気圏の酸化反応で発生すると困りますね。