水徒然

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「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その2:黄砂の影響)

2011-01-21 | 日記

 前報(その1)にて記載しましたように、大気中の「水」と共存して、異常気象の要因のひとつと考えられている「エアロゾル」に相当する「黄砂」の発生メカニズムとその影響に係る記載を調べました。

東京大学 大気海洋研究所 中島研究室
黄砂の発生メカニズムと汚染物質が健康に及ぼす影響に関する基礎研究によれば、
http://157.82.240.167/subjects/aerosol/yd_research1_j.html
(冒頭のみ抽出しました。)

黄砂現象は東アジアで主に春に起こる現象で,これは砂嵐によって巻き上げられた砂や土が上空の風によって輸送されて来ることによって引き起こされる。主な発生源は東アジアの乾燥・半乾燥地域である。黄砂は太陽放射の散乱・吸収などを通し気候変動に影響を与えるほか,砂塵嵐により社会経済的にも大きな被害を与える。さらにダストは人間の呼吸器系に被害を与えることが知られている。黄砂の発生の原因やその影響を究明するために本プロジェクトでは黄砂の砂漠域での発生,周辺地域への輸送,健康への影響についての調査を行った。ここでその研究結果を報告する。・・・」

⇒研究の成果を期待します。
 黄砂が代表する「砂嵐」の発生状態をgoogle画像検索から引用しました。

 「砂嵐」の異常気象に直接的、および間接的に及ぼす影響が懸念されています。前報でも記載のオーストラリアで一昨年発生した「砂嵐」、気象庁で報告される黄砂情報で有名な「黄砂」の発生状態をみると、まるで火星に来たようだと表現している記述を裏付けるかのように、非常に火星の表面の写真とよく似ています。
 砂嵐(「エアロゾル」)による日傘効果によって、火星のように赤っぽく見えるということは補色関係にある「緑色光線」などの太陽光における短波長光線が吸収遮断されていて、光合成に使われる「赤色光線」の比率が多くなっていると思われます。生物多様性への影響も多分にあると想われます。 
 その砂塵の粒度分布によっては目に見えない微小粒子が大気中に残留して、その微粒子(微生物など含む)および太陽光線と係り、その結果、タイムラグを経て、種々の環境破壊(大洪水など)を引き起こして、地球環境に悪影響を及ぼしているかも知れないと、個人的には想っています。引き続き調査する予定です。

対策海水の淡水化砂漠の緑化か?


中国タクマラカンでの光景    →四川大洪水?


オーストラリアでの光景 2009/9 →オーストラリア・クイーンズランド州の洪水?


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1 コメント

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毎日 (masa)
2011-01-21 16:48:09
光の利用で景色がみえるようです。
あらゆる材料整備する為には光を基礎にして必要な土台構築する様子は日本社会で最も先端技術にします。研究テーマの基礎が文系専攻科の日程で懸念されています。国を治めるビジョンのようです。基準は時点から経過後メカニズムについても年齢とお客さまシステム年齢が関係してます。コラム見ていますとレシピについて気になる様子になります。カロリーや食材栄養価や変動する適正価格他 に思いました。
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