水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

原発停止で周辺の海洋環境が劇的に改善という。

2013-11-29 | 環境放射能関連

’13-11-29投稿

日刊SPA!

原発停止で周辺の海洋環境が劇的に改善
http://nikkan-spa.jp/543714
(一部割愛しました。)
「そのため、稼働中に海に放出され続けてきた原発から出る温排水が止まったことで、原発周辺の海域の環境が回復してきているという声が各地から挙がっている。

◆鹿児島川内原発の場合……

 鹿児島県にある川内原発の近くで海岸の清掃ボランティアやウミガメ監視員を務める中野行男さんは、10年ほど前から月に20日以上、川内原発の南海岸を歩き続けてきた。

「これまで、季節によっては毎日のようにサメやエイ、ダツなどの大型魚類や、クジラ、イルカなどの海生哺乳類、ウミガメなどの死体が海岸に漂着していました。原発ができる前は、こんなことは全然ありませんでした」(中野さん)

 サメの死体が1日で4体もうち上げられたこともあったそうだ。

「それが、川内原発が停止した’11年9月以降、これらの死体漂着は一切なくなったのです」

 また、この近辺ではウミガメの異常行動がよく確認されていた。

「例えば、通常のウミガメは満潮の夜に産卵のため岸に上がりますが、昼間や干潮時に産卵に来るケースがしばしば報告されていました。ところが、現在では産卵は順調に行われています」

 週刊SPA!11/26発売号「原発止めたら[海の環境がもりもり改善!?]リポート」では、他にも、原発が止まったことによって取水口に取り込まれる魚が減ったり、海水温が下がったために外来種が減り、漁業にも好影響が出ていることを報じている。また、福井県の若狭湾周辺の原発、北海道の泊原発周辺地域での(よい意味での)激変をリポートしている。 <取材・文/週刊SPA!編集部」という。

 
⇒本件、原発から常時排出されていたトリチウム、セシウムなど放射性物質、温排水の影響だろうと推察されます。
既報1980年前後から発生し始めた生態系異変に係る記載の整理
(2013-10-15)にて記載しましたように、トキ、ゲンジボタル、メダカ、および、ニホンウナギ、マッタケなどの消滅現象は1980頃を境にして顕著化してきたのでは?と思っています。 
 
 原発が止まったことによって取水口に取り込まれる魚が減ったり、海水温が下がったために外来種が減り、漁業にも好影響とのことですが、
 1980年は南極でオゾンホールが発見された年ですが、この象徴される1980年を境に広範囲の生態系に対して消滅現象が顕在化しているのか?と思っています。

 1980年は南極でオゾンホールが発見された年ですが、この象徴される1980年を境に広範囲の生態系に対して消滅現象が顕在化しているのか?と思っています。

 加えて、消滅のみならず、新たにウィルスの突然変異、クラゲ、オニヒトデなどの跋扈が顕在化してきているのか?と思っています。

  一般的には、地球温暖化は温室効果ガス、とりわけCO2の増加による影響が挙げられていますが、最近では既報北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。(2013-08-02) ようにメタンガスにも注意が必要か?と思っています

加えて、消滅のみならず、新たにウィルスの突然変異、クラゲ、オニヒトデなどの跋扈が顕在化してきているのか?と思っています。

生態系に悪影響を及ぼす海水温の上昇(地球温暖化)の要因として、

1950年以降の工業化の進展によって、それらの稼動に伴う環境に放出される熱エネルギーの影響が推察されます。 

先ずは石炭・石油など化石燃料の燃焼熱、
次に、世界の原発周辺の海域の海水温は原発からの温度の高い冷却排水、
また、規格内とはいえ常時排水されているセシウム、トリチウムなど放射能の崩壊熱

 単にCO2の増加だけで整理されなく環境中への環境放射能増加の影響も大きいのでは?と思われます。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

 原発事故による放射能の漏洩によって生態系に異変を与える影響が大きいことも報道されています。

関連投稿:
生物多様性に係る記載(その3:福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ) (2013-04-05)によれば、 

 放射能の崩壊放射線の熱化による温度上昇が原因か?どうかよくわからない現象ですが、原発から出た放射性物質や汚染水などが関係している可能性もある?という。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                また、既報トリチウムは国内外で日常的に海へ流されており健康への影響は少なく必要以上に恐れることはないという。(2013-09-23 )が、「塵も積もれば山となる」類のように、規格内で少量とはいえど、永年放出されれば、地球温暖化、ひいては環境温度に敏感な生態系に影響を及ぼしてくるのでしょうか?

  そこで、日本の原発は現在停止していますが、各原発がいつごろから稼動し始めたか調べてみました。

 ウィキペディア
日本の原子力発電所
 
(一部抽出しました。)
「・・・
立地場所電力会社発電所号機炉型 運転開始 
北海道古宇郡泊村北海道電力泊原子力発電所1号機加圧水炉型 1989年 
2号機加圧水炉型 1991年 
3号機加圧水炉型 2009年 
青森県下北郡東通村東北電力東通原子力発電所1号機沸騰水型 2005年 
2号機改良沸騰水型   
東京電力1号機改良沸騰水型   
2号機改良沸騰水型   
宮城県牡鹿郡女川町東北電力女川原子力発電所1号機沸騰水型 1984年 
2号機沸騰水型 1995年 
3号機沸騰水型 2002年 
福島県双葉郡大熊町東京電力福島第一原子力発電所1号機沸騰水型 1971年 
2号機沸騰水型 1974年 
3号機沸騰水型 1976年 
4号機沸騰水型 1978年 
5号機沸騰水型 1978年 
6号機沸騰水型 1979年 
7号機改良沸騰水型 1979年 
8号機改良沸騰水型 1979年 
福島県双葉郡富岡町東京電力福島第二原子力発電所1号機沸騰水型 1982年 
2号機沸騰水型 1984年 
3号機沸騰水型 1985年 
4号機沸騰水型 1987年 
茨城県那珂郡東海村日本原子力発電東海発電所-黒鉛減速炭酸ガス冷却型 1966年 
茨城県那珂郡東海村日本原子力発電東海第二発電所-沸騰水型 1978年 
新潟県柏崎市東京電力柏崎刈羽原子力発電所1号機沸騰水型 1982年 
2号機沸騰水型 1984年 
3号機沸騰水型 1985年 
4号機沸騰水型 1987年 
5号機沸騰水型 1978年 
6号機改良沸騰水型 1979年 
7号機改良沸騰水型 1979年 
新潟県柏崎市中部電力浜岡原子力発電所1号機沸騰水型 1976年 
2号機沸騰水型 1978年 
3号機沸騰水型 1987年 
4号機沸騰水型 1993年 
5号機改良沸騰水型 2005年 
6号機改良沸騰水型   
石川県羽咋郡志賀町北陸電力志賀原子力発電所1号機沸騰水型 1993年 
2号機改良沸騰水型 2006年 
福井県敦賀市日本原子力発電敦賀発電所1号機沸騰水型 1970年 
2号機加圧水型 1987年 
3号機改良加圧水型   
4号機改良加圧水型   
福井県三方郡美浜町関西電力美浜発電所1号機加圧水型 1970年 
2号機加圧水型 1972年 
3号機加圧水型 1976年 
福井県大飯郡おおい町関西電力大飯発電所1号機加圧水型 1979年 
2号機加圧水型 1979年 
3号機加圧水型 1991年 
4号機加圧水型 1993年 
福井県敦賀市日本原子力研究開発機構もんじゅ-高速増殖炉型 1994年 
福井県大飯郡高浜町関西電力高浜発電所1号機加圧水型 1974年 
2号機加圧水型 1975年 
3号機加圧水型 1985年 
4号機加圧水型 1985年 
島根県松江市鹿島町中国電力島根原子力発電所1号機沸騰水型 1974年 
2号機沸騰水型 1989年 
3号機改良沸騰水型   
愛媛県西宇和郡伊方町四国電力伊方原子力発電所1号機加圧水型 1977年 
2号機加圧水型 1981年 
3号機加圧水型 1994年 
佐賀県東松浦郡玄海町九州電力玄海原子力発電所1号機加圧水型 1975年 
2号機加圧水型 1981年 
3号機加圧水型 1994年 
4号機加圧水型 1997年 
鹿児島県薩摩川内市九州電力川内原子力発電所1号機加圧水型 1984年 
2号機加圧水型 1985年 
3号機改良加圧水型   
 

再生可能なエネルギーに係る記載(その26:水力発電に再び脚光、小水力発電の現状)

2013-11-25 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

’13-11-25投稿

 既報歴代首相の脱原発発言を収集してその骨子を整理しました。【追加】での引例(小泉発言)のように、「最終処分場を造れなかったのは住民の反対(があったから)だ。こんなことに莫大(ばくだい)な資金とエネルギーを使うなら、国民が協力できるような、自然を資源にしたさまざまなエネルギーのために使った方がいい、というのが私の主張だ。大きな岐路だ。

 原発ゼロの方針を出せば、必ずある人が良い案を作ってくれる。内閣に原発ゼロに賛同する識者を集め、専門家の知恵を借りて結論を尊重して進める」ことを期待していますが、

 問題点として、「再生(可能)エネルギーの比率を上げ、原発比率を落とすという方向性において小泉元首相と違うところはない原発ゼロに至るまでの時間や手法、費用の捻出先などの具体論がなければ、単なるスローガンに過ぎない」との見解もあり、

 現状、既報 再生可能なエネルギーに係る記載(その25:日本とドイツのエネルギー関係データの比較)(2013-10-31)によれば、

再生可能エネルギーの割合は、
日本1.6% ?
VS ドイツ20.3%

技術的には、劣っていない?と思われるのに、はかばかしくない普及率から、当面、再生エネには頼れない現状。

 個人的には、「塵も積もれば山となる」ことを期して、再生エネの普及に対して、再生可能エネルギーによる発電量がどのように、現状の1.6%からどのくらい増加推移しているか掲示板、等での「見える化」によって国民がわかるようなシステムがほしいところです。  

 既報今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)に記載しましたように、
 10数年前、技術的に優位に立っていたわが国の再生可能なエネルギー技術は量産化技術の立ち遅れ、恵まれない気象条件、島国のためヨーロッパなどと比べて電力の融通性に欠けること、原子力関連への偏重予算に加えて、大手電力会社になどによる発電事業者への電力買取拒否などから、および、ドイツ、中国などに後塵を浴びている現状から、再生可能なエネルギーの進展に係る積極的な政策誘導的な支援の成果すら見えません。                              

 なぜそのようになったのか?を議論して、結論を出して、ドイツのように着実に普及させて、挽回することが必要と思われます。

ドレスデン情報ファイル
http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/kiso/atomdata04.html
ドイツのエネルギー関係データ

 電力に占める再生可能エネルギーの割合

 まえがきが長くなりましたが、

個人的には、丘陵を利用した小規模水力発電、排他的経済水域を利用した海上風車などは立地、気象条件さえ満たせば、政策補助、開発予算次第では分散型として有望か?
 分散型として最適な太陽光発電はコストが高すぎるので、部品の製造コストの低減および取り付けコストが安くなるシースルー、フレキシブルな薄膜タイプの画期的な開発推進が期待されます。

 水力発電に再び脚光、小水力発電の現状および問題点について調べました。

 解説/再生可能エネルギーの固定価格買取制度(6):
水力発電に再び脚光、工場や農地で「小水力発電」
(一部抽出しました。)
水力発電と聞くと山間にある大規模なダムを想像しがちで、これまでは環境破壊の代表のように考えられてきた。ところが固定価格買取制度の対象に入ったことをきっかけに、河川や工業・農業用水路などを活用した「小水力発電」が注目を集め、全国各地で小規模な設備の導入が進み始めた
[石田雅也,スマートジャパン]

本来であれば水力発電は化石燃料に依存しない再生可能エネルギーの代表格のはずだが、大規模なダム式や火力・原子力発電を必要とする揚水式が主流のため、再生可能エネルギーに分類されないことが多い(図1)。もともとは自然な水の流れを生かした発電方法であり、一定規模以下の発電設備であれば固定価格買取制度の対象として認められる。・・・

特に注目を集めているのが発電規模の小さい「小水力発電」と呼ばれるもので、通常は発電能力が200kW未満の場合を指す。この小水力発電のコストや効率性を太陽光発電と比較して

水の流れは安定、発電量も落ちない

 最新の太陽光パネルの発電能力は面積が1平方メートルあたりで150W程度である。仮に150kWの発電能力を実現するには、1000平方メートル分の太陽光パネルが必要になる計算だ。これに対して200kW以下の小水力発電に必要な水車の大きさは直径1メートル以下のものが多く、収容する建物も小規模で済む(図2)。・・・

発電設備の形態が違うので単純な比較はできないものの、太陽光発電よりも用地は小さくて十分だろう。特に河川に近くて水を大量に使う工場や農地に向いている。

では実際にかかる建設費や期待できる発電量はどうなのか。環境省が分析した結果では、1kWhの電力を作るコストは太陽光発電よりも低い(図3)。その最大の要因は天候による影響が小さいことにある。

 太陽光や風力の場合は、1kWの発電能力があっても、実際に得られる電力量は平均すると1割~2割程度まで落ちてしまう。これに対して小水力発電では水量や落差によって決まり、平均して7割程度の発電効率(設備利用率)を維持することができる。水の流れは雨の影響などはあるものの、太陽の日射量や風の強さほどには大きく変動しない。

 

発電効率が7割ならば10年で元をとれる

 最大の問題点は建設費と運転維持費の高さである。固定価格買取制度における見積もりでは、発電能力が200kW未満の小水力発電の場合、建設費は1kWあたり100万円で、太陽光発電の2倍以上になる。運転維持費も年間で7万5000円/kWと他の発電方法を大きく上回る(図4)。

 仮に100kWの小水力発電を実現させるとなると、建設費で1億円、運転維持費で毎年750万円かかる。もちろんこの費用を前提に買取価格が決められているため、他の発電方法と比べて決して不利ということはない。

 200kW未満の場合の買取価格は税引き後で34円/kWhに設定されている。発電効率が平均的な7割と想定すると、100kWの発電設備で年間に約60万kWhの電力を作り出すことができ、2000万円程度の収益を見込める。10年間で建設費と運転維持費を十分にカバーして元をとれる計算が成り立つ。

 あとは水量や落差によって決まる発電効率の高い場所を選ぶことである。もし発電効率が5割まで下がってしまうと、採算が合うまでに15年以上かかり、買取期間の20年のうちにコストを回収できないおそれもある。設備を導入する前に入念な設計が必要だ。

図4 発電方法別に定められた固定買取価格。出典:資源エネルギー庁

・・・」という。

参考情報:

» 2012年11月22日 11時00分 更新
日本列島エネルギー改造計画(16)長野:
小水力発電で全国トップ、市民参加型の太陽光発電所も拡大中

日本最長の信濃川が流れる長野県では水力発電が盛んで、中でも「小水力発電」の導入量は全国で第1位である。県内の電力需要の2割以上を満たし、大規模な水力発電と合わせると6割近くに達する。2020年までには太陽光発電も大幅に増やして自給率をほぼ100%に高める計画だ。[石田雅也,スマートジャパン]・・・
続きを読む>>

関連投稿:
土砂災害に係る記載(提案:洪水と渇水対策に中規模水力発電ダム増設を)
(2012-07-12)
 
別報の今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理で記載した再生可能な発電(小規模水力発電)より規模の大きい、かつ、大規模ダム(設置位置;引用下図)より規模の小さいダム発電と治水を兼ねた一石二鳥の「中規模ダム」の建設が立地条件、経済性、生態系への影響には多少目をつぶっても望まれます。

⇒各所の各発電方式実績が現状の1.6%(16000ppm)に対して、何ppm増加させているのか?の見える化の積み重ねが重要かと思われます。

 


地球温暖化、寒冷化の行方は諸説紛々する中、やはり、歴史が証明することになるのだろうか?

2013-11-25 | 天変地異・異常気象関連

'13-11-20投稿、11-21追加、11-25追加

 既報太陽元気なし 寒冷化予兆 11年周期の磁場転換起きず、黒点も最少という。(2013-11-19)情報から今夏の猛暑を忘れ、晩秋ともなり、心なしか?急に肌寒さを意識する昨今の気候です。

 既報地球温暖化に係る記載(地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?)によれば、地球温暖化が叫ばれる中、ロシア科学アカデミーから2014年から地球は小氷河期(ミニ・アイスエイジ)に入るという予測との関連は不詳ですが、

 古くから語られる所謂、太陽の黒点の増減など太陽活動の変動、超新星爆発などによる宇宙環境からの放射線、電磁波エネルギーの減少による影響のみならず、

 最近では、SPRINTARSの大気汚染粒子黄砂で予測される情報を含めて、
人工的なさまざまな所為を含めた大気圏、電磁圏におけるスペースデブリ、彗星・隕石由来の破砕微粒子、火山噴火灰などを含めた太陽光を反射・吸収する物質(有害ガスと微粒子がハイブリッド化したエアロゾル)の分布状態、および水の性状の異変によって、
 太陽光が大気中の吸収物質によって地上に届くエネルギーが減衰状態が大幅に変動していることが推察されます。


     (google画像検索から引用)

太陽活動(黒点数の増減)など天変が主因と想われますが、

 
(google画像検索から引用)

天変を加速するような人為的な所為・操作によって、地表に届く太陽エネルギーが減少していなければと杞憂しています。

個人的には、
 既報気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?と想って、大気エアロゾル粒子と寒冷化現象との対応について調べて、寒冷化現象に係る雑感をしたりしましたが、中国人ジャーナリストが唱える大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するということが現実化すれば、住みにくい世の中になりますが、不可解な未曾有の局面に地球全体が遭遇しているのだろうか?と妄想しています。

参考:週プレ NEWS 2012-12ー05 
中国の大気汚染が3年以内に北半球を氷づけにする? /続きを読む

 すなわち、非常事態となる慢性化すれば、大気汚染微粒子(SPM:サブミリレベル、AM2.5:ミクロンからサブミクロンレベル)、および超微粒子(ナノレベルでいつまでも浮遊)の発生源、発生物質の解析、および発生メカニズムを究明して、対策を講じないと、長い眼で見たCO2、メタンなど温室効果ガス削減による地球温暖化防止、オゾン層破壊ガスなどをはるかに通り越して、近未来に球環境、ひいては生態系に悪影響を今まで以上に与える可能性は大きいと危惧しています。
参考投稿:
エアロゾルに係る記載を調べました。(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )  
(2013-01-23)
 

 

既報その5:(火山灰の温室効果)
山噴火で甚大な被害を与えている「火山灰」の影響に係る引用によれば、

 

白のエアロゾルを火山灰のモデルと考えれば、巨大な火山が噴火した際の地球冷却化を説明できる。 一方、黒のエアロゾルを二酸化炭素のような熱を吸収するものと考えれば、地球温暖化を説明できる。・・・」と言われており、
続きを読む>>

 

 たとえば、PM2.5の場合は今のところ例年並みとも言われていますが、黄砂、PM2.5を含めて高さ3000m位までの存在状態を光学的な解析をベースに徹底的に粒子径、形状、複合性および高感度・高分解能の分析によって組成解析して、その結果に基いて、発生源の推定および対処方法などの推進を期待しています。

妄想はさておいて、

例年と比べて、気温の推移はどのようであったか調べてみました。

気温と雨量の統計今朝の最低気温」
一例として、東京都 の推移を見てみると、

東京の気候(気温、降水量)
詳しくは>>http://weather.time-j.net/Stations/JP/tokyo


現状、今年の11月ばらつきの範囲で特に例年との変化は観られないようです。

 

ちなみに、気象庁 観測開始からの毎月の値 1876年~2013年

詳しくは>>http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=&day=&elm=monthly&view=a1

日平均気温 日最高気温 日最低気温

 平均風速 海面気圧 現地気圧

 相対湿度 蒸気圧 雲量

 日照率 全天日射量 日照時間 

降水量 降雪の深さ 

日平均気温 によれば、
 現状、現状ばらつきの範囲で推移しており、若干、近年、各月の温度が上昇している以外、特に歴年との差は観られないようです。

 ただ、個人的には今年のわが国のみならず世界各地の気候は寒暖差が大きいのでは?と思っています。

 今後、緯度、経度の違うその他の地域について調べれば、温暖化および寒冷化に係る正確な情報が得られると思われます。

 太陽活動の周期の影響に加えて、11年周期の磁場転換が異常なことが今後どのような気候を世界にもたらすのだろうか?

諸説紛々する中、やはり、歴史が証明することになるのだろうか?

 関連投稿:
氷河期繰り返す原因解明 10万年周期、氷で地盤が上下 するためという。
(2013-10-01)
 

msn 産経ニュース地震・津波・地球科学] 2013.9.30 09:50
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130930/scn13093007330002-n1.htm

 過去100万年の間、陸地を覆う氷(氷床)が拡大した寒冷な氷河期が約10万年の周期で繰り返しているのは、氷床の重さで下の地盤がゆっくりと上下するためだと、阿部彩子東京大准教授らの研究チームが、氷床分布を計算するモデルを使って突き止めた

10万年周期の原因は、地球の公転軌道の変化などに伴う日射量の変化と関係があるとされてきたが、それだけでは説明できず、長年の謎だった。地球温暖化の予測にも役立つ成果という。・・・

 


電子基準点を使った地震予測で3.11直前と同じ異変 M7以上の南海トラフ地震の可能性があるという。

2013-11-25 | 地震・津波関連

'13-11-25投稿

 南海トラフ地震の可能性について、数多くの予測が発表されていますが、既報太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?という。2013-11-02)で記載しましたように、 最近の情報によると、太平洋プレートの潜り込みが加速しているという。

<世界のプレート>

                            E120°     E180°

 

 引用:

日刊現代

太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?

2013年10月31日 17:31 更新

http://gendai.net/news/view/112214

「・・・立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授はこう警告する。

3・11の地震で、アスペリティー(固着)が弱くなった分、太平洋プレートの潜り込みの速度が、これまでの年10センチから、年30~40センチに加速しています。そのため、今後も『アウターライズ型』が起き、津波が起こる可能性があります。04年のスマトラ島沖地震で、同型の地震が起きたのは8年後の12年でした。まだ、東北地方太平洋沖地震は終わってはいません」

高橋教授によれば、太平洋プレートの移動速度が上がったことで、隣接する北米プレート内の内陸直下型地震も増える可能性があるという。・・・」

  このような背景による摩擦熱の増加の影響か?プレートを舐めるように、先般の季節外れの異常な進路の大型台風が発生していたことから、近いうちにひょっとすると、大地震が発生するかも知れない?と杞憂していましたが、3.11並みのM8クラスの首都圏直下型、駿河湾沖、東海・東南海・南海における大地震の予測に対して、数十年にわたって警戒してきましたが、いまだ起こっていません。 

いずれ、時間がたてば、歴史的な宿命から発生するでしょうが、・・・。

 しかしながら、プレートの潜り込みの影響か?つい最近、小笠原諸島、火山噴火で新しい島が出現したということから、

 とにかく、世界のプレート周辺の動きは活発です。


小笠原諸島火山噴火で新しい島が出現 23.11.2013, 12:10

VOR ロシアの声 ‎-
日本の海上保安庁は東京から南に1000キロ離れた太平洋の小笠原諸島付近で火山噴火し、新しい陸地が出現したことを明らかにした。

 この現象は既報パキスタンはるか沖で地震により水中から突然巨大な島が隆起してメタンも発生しているという。 2013-10-03) と同様なメカニズムであろうか?

 一方では、 昨今オーストラリア、中国などで発生しているシンクホール(地殻沈没)、大西洋上で発見されたブラックホールなど、地球上のいたるところで、穴が空いていますが、その反動的な地殻変動現象か??

 本件、既報地震および津波に係る記載(その50:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)(2013-06-01)によれば、

 地殻は大陸移動のストレスなどプレートの動きによって奇妙奇天烈な動きをしているというが、その一連の挙動の一環?でしょうか。

詳しくは・・・奇妙奇天烈なプレートの動き
http://www.ailab7.com/kiteretu.html


 まえがきが長くなりましたが、

 電子基準点やGPSのデータを使った高精度の地殻変動の測定による地震予測でM7以上の南海トラフ地震の可能性があるというが、・・・。

カラパイア

電子基準点データに東日本大震災の直前と同じ異変が確認される。M7以上の南海トラフ地震の可能性を示唆(地震科学探査機構)

2013年11月20日 

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52146260.html
( 一部割愛しました。)

「測量学の分野の権威である東京大学名誉教授の村井俊治氏は、現在「地震予測」の研究に力を入れている。村井氏が立ち上げた地震科学探査機構(JESEA)の研究チームが、国土地理院が全国1200ヵ所以上に設置している電子基準点のデータをもとに、地殻変動の動きを観察し続けたところ、最近のデータが、東日本大震災の発生前と同じ異変を示しており、今年12月から来年3月頃の期間に南海トラフでの大地震が起こる可能性があるという

電子基準点のデータは、GPSをさらに精密にしたようなもので、人工衛星を使って、地上に置かれた基準点の動きを誤差2~3mmの範囲で測定する精密な測地システムだそうだ。

 そのデータが、今年6月末、九州・四国・紀伊半島で異常変動があり、9月1~6日には、日本全国が異常な変動を起こした。その次の週は逆に変動がほとんどなくなったという。この動きは、東日本大震災の前と酷似しており、変動と静穏期間が半年ほどの間に3回、繰り返されたいう。

そしてさらに、事態は悪化した。

 9月の異常変動後、4週間の静穏期間を経て、10月6~12日、再び広範囲で変動が起こった。とくに大きな変動がみられたのは、九州・四国で、それまで高知県、愛媛県、紀伊半島に出ていた異常が香川県、徳島県など瀬戸内海側に移行。九州、徳之島、沖縄も動いているという。

 これらの場所は、南海トラフでの地震、とくに九州・四国沖を震源とする南海地震が起こるとされている地域と合致するのだそうだ。

 村井氏は3・11の東日本大震災が起こる前の2010年9月に、全国的な異常に気付いていた。その後、2011年1月にも東北・関東で異常を観測したものの、その時は、それが巨大地震の前兆だと言えるだけの準備が整っておらず、公の場で発表することはできなかったという。

 そのときの後悔が引き金となって、今回はデータ上に現れた異変を発表するにいたったそうだ。昨年1年間の地震予測的中率は75%。今年に入り、2月の十勝地方南部地震、栃木県北部地震、4月の淡路島付近の地震の際は、事前に予測を発表することができたという。

 

村井氏の電子基準点やGPSのデータを使った地震予測に問題点がないわけではない。地震学専門の武蔵野学院大学特任教授、島村英紀氏は、「地表の土の部分がどう動いたら、地震を起こす地下の岩盤はどう動いているのかというメカニズムがわからない。GPSなどでどれくらい動いたら、地震につながるというデータも残念ながら、ない。さらに、大地震を引き起こす海底の南海トラフなどの上には電子基準点がない。GPSによる研究は有意義かもしれないが、地震予測にただちに結びつくものではないと思う。」と語る。

村井氏はこれに反論。「電子基準点のデータとは確かに、季節や豪雨によっても変動するが、一定以上の大きな変動がある以上、地殻の動きと関係していると見ていいはず。我々は、地震のメカニズムを追究しているわけではなく、GPSのデータと地震との相関関係を分析するという工学的アプローチをとっている。ここが地震の研究者たちとの一番の違いである。」

 「地震が発生するまでの、GPSで測った地面の動きのデータをたくさん集めてくると、”こう地面が動いたときに地震が来ている”という関連性がわかる。自然科学者である地震学者は「なぜそうなるのか」と考え始めるが、人間社会での応用を重視する工学者は、”とにかくそうなるのだから、どうにか手を打てないか”と考える。」と語る。

 村井氏の考え方は、「それで人命を救える可能性が少しでもあるのだったら、ときには間違いがあっても、情報を出していったほうがいいんじゃないか。」というもので、予測技術の実社会での応用を重視する方針だ。

百パーセント当たるなら別だが、予測が外れた場合は社会に混乱を引き起こす。それだけに地震予測というのは難しい問題なわけで、イタリアでは2009年にラクイラで起きた大地震地震予知に失敗したとして、地震学者らに禁固6年の判決が下されている。

 日本はいつどこで地震が起きてもおかしくはない地震大国である。我々ができることはいつ地震がきても最善の対策がとれるように常に心の準備をしていくことなのかもしれない。

▼あわせて読みたい

地震予知能力を持つアリ。地震が起きる前に異常行動を起こすことが判明(ドイツ研究)
・・・アリは地震の予兆となるガスの放出や地球の磁場の変動を感じ取っているのではないかと、バーバリッヒは推測する。二酸化炭素や電磁場を探知する特殊な受容体を持っているのかもしれない。今後は、それ以上の規模の大きい地震でアリたちがどう行動するかを観察する予定だという。・・・


東日本大震災直前に大気と電離層に異常を確認(NASA発表)
・・・観測によると、電離層における電子の量が劇的に増加、また震央における大気昇温を示す赤外放射の急増も見られたそうだ。「地圏—大気圏—電離圏—磁気圏結合」という現象として研究されているとのこと。地震直前に大規模なストレスによって大量のラドンガスが放出され、この放出による放射線は大気をイオン化するとのことで、これがさらに他の現象を連鎖して引き起こすとのこと。・・・

・・・」という。


太陽元気なし 寒冷化予兆 11年周期の磁場転換起きず、黒点も最少という。

2013-11-19 | 天変地異・異常気象関連

'13-11-2019投稿

 既報までにて、5月は太陽活動がピーク(NASA)とも言われ、つい最近の季節外れの大型台風、わが国、中国での記録的な猛暑が続き、地球温暖化による環境破壊を危惧していましたが、・・・

 参考投稿:
天変に係る記載(24:5月太陽活動がピーク 東京でオーロラが見えると地球の磁気圏が吹き飛ぶという)
(2013-05-05)
未知なる猛暑への突入。2013年は過去最高の暑さになる(NASA発表)という。
(2013-06-18)

関連投稿:
フィリピンを直撃した異常な大型台風30号の発生要因に係る雑感
(2013-11-13)
 

台風26号 前線の停滞と地質で伊豆大島に被害集中、行政の対応遅れで拡大という。
(2013-10-17)

中国で記録的な最高気温40度をこす猛暑続く。人工降雨を求めて暴動という。
(2013-08-20)

四国で未曾有の猛暑 高知 四万十市 江川崎で日本最高41℃記録という。原因は?
(2013-08-15)

過去の世界の最高気温は56.7度。米南西部で50度超す記録的猛暑で高齢男性が死亡という。
(2013-07-01)

ハワイ上空のCO2濃度が400ppmの初の大台超えとは!増加原因は何だろうか?
(2013-05-11)

 一方、寒暖の変化が激しすぎるのも昨今、気になるところです。日本固有の春夏秋冬のめりはりのある気候が失われているようです。

関連投稿:
寒暖の変化が激し過ぎる昨今 今夏は未曾有の猛暑日もあるのだろうか?

(2013-05-25)

 ゴールデンウィークになってもこの寒さ! 例年と比べ少し寒暖差が大きいようです。5/6北海道で降雪という。
(2013-05-06)

昨今、桜が咲いた後というのに寒さ暑さの繰り返し。最近の気温の推移と原因の考察。
(2013-05-02)

 ところが一変?太陽活動が沈静化して寒冷化の予兆があるという。一体何が起こっているのでしょうか?

msn産経ニュース 2013.11.18 07:29

太陽元気なし 寒冷化予兆 11年周期の磁場転換起きず、黒点も最少http://sankei.jp.msn.com/science/news/131118/scn13111807310000-n1.htm

「太陽に異変が起きている。今年は太陽の活動が強くなったり弱くなったりする11年周期の中で、活動がピークになる年(極大期)に当たり、通常なら、太陽の北極と南極の磁場が入れ替わる「極域磁場転換」が起きるはずなのだが、いまだに起きていない。さらに、活動ピーク年には増えるはずの“太陽の元気のバロメーター”とされる「黒点」も今年は異常に少ない。今後、太陽は活動の低調期に入り、併せて地球も寒冷化すると指摘する専門家もいる。

 「全く元気がなくパッとしない。明らかに異変が起きている」。米航空宇宙局(NASA)の研究者、ジョナサン・サーテイン氏は先週、今年の太陽の活動を評して米メディアにこう語った。

 観測史上、太陽は11年ごとに北極と南極の磁場が入れ替わることが分かっている。その詳しいメカニズムは不明だが、当該年は太陽の活動が最も活発になる年で、主に高緯度地帯に多数の黒点ができる。黒点は磁石のように強い磁場が起きている場所で、磁力によって太陽内部の熱が表面から放出されるのが抑えられているため、周囲より低温で黒く見える。黒点の地点は低温でも、その総面積は太陽のほんのごく一部であり、黒点が多発する時期は太陽全体のエネルギー放出量は増大する。

かつてない弱さ

  太陽の活動ピーク年には、常時150~200の黒点が観測されるのが普通で、大量の電磁波や粒子が放出され、こうした太陽嵐によって地球上の電信施設が損傷を受けることがしばしば起きてきた。しかし、今年はこれまで、観測される黒点は概ね50~100ぐらいにとどまっており、ここ200年で最も少ないと言われている。

また、NASAは今年8月5日、「黒点は少ないが、3~4カ月以内に極域磁場転換が起きるだろう」と予測したが、3カ月半が過ぎた今でも、明瞭な兆しは現れていない。2006年9月に打ち上げられた日本の太陽観測衛星「ひので」が集めたデータによると、太陽の北極はすでに昨年から磁場がS極(マイナス磁場)からN極(プラス磁場)に替わっているが、南極は依然としてN極のままの状態が続いている。その一方で低緯度地帯(赤道近辺)にS極が現れ、観測史上例がない「太陽の磁極の4極化」という異常現象さえ起きている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターで太陽磁場周期について研究するアンドレス・ハラミージョ氏は「生存している科学者で、これほど弱い太陽周期(活動)を目にしたことがある人はいない」と指摘する。

17世紀に類似現象

  かつて、今年と似た現象は17世紀にも起きている。その時は約70年間にわたって黒点がほとんど出現せず、地球は寒冷化した。記録によれば、当時、ロンドンのテムズ川では冬にスケートが楽しめたといい、日本でも京都のサクラの開花が極端に遅れていたことが文献によって分かっている。

 では、今後、地球は寒冷化に向かうのだろうか。太陽活動の低調化による波及効果は温室効果ガス排出量増加による温暖化現象を打ち消すには至らないとう見方がある一方で、「地球は間違いなく寒冷化に転じる」(大気海洋地球物理学者の中村元隆氏)と断言する専門家も決して少なくない。」という。

⇒温暖化を警戒していましたが、寒冷化の予兆とは!
大元の太陽からのエネルギーは定量的にどのくらい少なくなっているのだろうか?

 昨今の温暖化は

地球内部のマグマ活動の活性化などが影響しているのだろうか?

 また、温暖化にともなって大気中に放出されたCO2、メタンガスなどによる温室効果も関係しているのだろうか?

 ニュートリノ、トリチウム、セシウムなど環境放射能の崩壊に伴う熱量の増加でもあるのだろうか?

 参考関連投稿:
北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。
(2013-08-02)

メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理
(2013-07-04)

トリチウムは国内外で日常的に海へ流されており健康への影響は少なく必要以上に恐れることはないという。
(2013-09-23) 

トリチウム汚染の海外情報と今までの安全性に係る投稿の整理
(2013-11-08 )

トリチウム水の環境への影響に係る記載を調べました。(その2)
(2013-09-19)

ニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるという。
(2013-07-22)

砂漠化によって黄砂活動が活発となれば到達する太陽エネルギーが弱くなって、中国ジャーナリスト曰く「北半球が寒冷化」とも言われ、

参考投稿:
異常気象に係る記載(その22:春一番後の寒さと暑さの繰り返し。原因は大気浮遊粒子濃度変化の影響か?)
(2013-03-13)

中国の大気汚染が3年以内に北半球を氷づけにする? /続きを読むによれば、

 毎年増加している黄砂の飛散の影響などについて言及しています。
来年は5億トンになるという。

関連投稿:
地球温暖化に係る記載(地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?)
日常生活からは判断できない日々が続いています。

まったく、温暖化になるのか?、寒冷化するのか?不可解な現象です。

引き続き異常気象に係る記載に着目します。

 

 

 

 


歴代首相の脱原発発言を収集してその骨子を整理しました。【追加】

2013-11-18 | 環境放射能関連

’13-11-04投稿、11-16追加、11-19追加

 歴代首相の脱原発発言を収集して、その骨子問題点を時系列で整理しました。

PS:11-19 小泉発言に対する各政党支持層の反響

 

msn 産経ニュース 2013.11.18 17:29

小泉元首相の「原発即ゼロ」に支持57% 自民支持層の評価は分かれる 産経・FNN世論調査
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131118/stt13111817310005-n1.htm

「産経新聞社とFNNの合同世論調査では、小泉純一郎元首相が「原発即時ゼロ」を繰り返し主張していることを「支持する」と回答した人が57・0%に上り、「支持しない」(35・1%)を上回った。

 支持政党別でみると、公明党支持層では「不支持」が48・6%で、「支持」の42・9%より多かったが、他の政党の支持層はいずれも「支持」が上回った。特に共産党と生活の党、みんなの党の支持層は「支持」が8割を超した。自民党支持層でも、わずかながら支持(46・6%)が、不支持(45・4%)を上回り、自民党の原発政策と小泉氏の主張のギャップに戸惑っている様子がうかがえる。

 ただ、小泉氏の「原発ゼロ」発言をめぐっては、78・4%が「実現のための具体的な方策を示すべきだ」と回答。原発ゼロを支持する人の80・0%も「具体的な方策」を求めた。国民の多くは、原発に代わる代替エネルギーの具体的な展望が描けないままでは、なかなか「原発即時ゼロ」は現実味をもたないようだ。」とのこと。

⇒個人的には、たとえ原発事故がなかったとしても、原発および放射性廃棄物からの放射能が環境に与える影響は無視できないと思われますが、既報 再生可能なエネルギーに係る記載(その25:日本とドイツのエネルギー関係データの比較)(2013-10-31)から、なぜそのようになったのかを議論して結論を出すことが必要と思われます。(詳しくは、 文末参照願います。)                                       

 

 

再生可能エネルギーの割合は、
日本1.6% 
VS ドイツ20.3%

S:11-16 小泉発言と今後の道筋への問題点

msn 産経ニュース 

2013.11.12 15:44

脱原発「首相が決断すればできる」http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131112/stt13111215460003-n1.htm
「小泉純一郎元首相は12日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、脱原発について「首相が決断すればできる」と述べ、安倍晋三首相に決断を促した。

 小泉氏は「政治で一番大事なことは方針を示すことだ。原発ゼロの方針を出せば、必ずある人が良い案を作ってくれる。内閣に原発ゼロに賛同する識者を集め、専門家の知恵を借りて結論を尊重して進めるべきだ」と強調。

 放射性廃棄物の最終処分場について「(場所を見つける)メドがつけられるという方が無責任だ。政治の責任で進めようと思ってもできなかった」と語った。

 小泉氏は政界引退後、講演などは行っていたが、記者会見に応じたのは初めて。」

 

原発ゼロ「単なるスローガン」 石破氏が一転、小泉元首相批判
- MSN産経ニュース   登録日時:2013-11-15 13:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131115/stt13111512520002-n1.htm

「自民党の石破茂幹事長は15日の記者会見で、小泉純一郎元首相が講演などで繰り返している脱原発論について、「原発ゼロに至るまでの時間や手法、費用の捻出先などの具体論がなければ、単なるスローガンに過ぎない」と批判した。

 一方で、「批判ばかりしても仕方ない。ワンフレーズごとに理解し、われわれがどうするか示さなければならない」と語り、自身で小泉氏の発言を精査する考えも示した。」

自民・石破幹事長「小泉元首相と方向性同じ」
登録日時:2013.11.11 21:11

「自民党の石破茂幹事長は11日、仙台市で講演し、小泉純一郎元首相が「原発ゼロ」を主張していることについて「再生(可能)エネルギーの比率を上げ、原発比率を落とすという方向性において小泉元首相と違うところはない」と述べ、自民党の基本方針と矛盾はしないとの認識を示した。」

 

〇                                 〇

朝日新聞デジタル 2013年11月4日10時27分

小泉元首相「批判の方が無責任」 脱原発批判に反論

「「処分場を造れば原発はやっていけると考える方が楽観的で無責任だ」。小泉純一郎元首相は3日、横浜市内の講演で、自らの「脱原発発言」に批判的な意見があることに反論した。

 小泉氏は「原発ゼロは楽観的で無責任だと、わたしを批判する記事がある。代替案も示さず原発ゼロというのは元首相とは思えない(と言われる)。だが、東京電力福島第一原発の事故前から最終処分場のめどをつけられなかった事実がある」と指摘した。

 その上で、「最終処分場を造れなかったのは住民の反対(があったから)だ。こんなことに莫大(ばくだい)な資金とエネルギーを使うなら、国民が協力できるような、自然を資源にしたさまざまなエネルギーのために使った方がいい、というのが私の主張だ。大きな岐路だ」と語った。「人間の考えは変わるんですよ。過ちを改むるにはばかることなかれ」とも述べた。」

時事ドットコム 2013/11/03-22:43

小泉純一郎元首相「人間の考え変わる」=原発推進論者を批判

「小泉純一郎元首相は3日、横浜市内で講演し、自らの「脱原発」の主張に関し、「首相の時に推進論者だったのに、辞めたらなぜゼロと発言するのか(との批判がある)。明治維新では、鎖国を唱えた人が権力を取ると開国になる。人間の考えは変わる」と述べ、重ねて理解を求めた。
 小泉氏は原発ゼロに考えを転換した理由として、使用済み核燃料の最終処分場建設の見通しが立たないことを挙げ、「そんなことに莫大(ばくだい)な資金を使うなら、自然を資源にしたさまざまなエネルギー源を開発するために使った方がいい」と強調。さらに「事故前から処分場のめどを付けていないのに、事故後も、めどが付けば原発はやっていけると言う方が楽観的で無責任だ」と述べ、原発推進論者を批判した。
 また、社民党の吉田忠智党首は3日夜のBS-TBSの番組で、小泉氏が先月29日に自らと会談した際、「郵政民営化も自民党も含めて全ての党が反対したが、できた。世論を変えることによって、自民党も安倍政権も脱原発という意思決定ができる」と述べていたことを明らかにした。番組は11月1日に収録された。」

時事ドットコム 

脱原発、小泉氏の影響力期待=菅元首相 2013/10/30-17:37

「民主党の元首相は30日付のブログで、小泉純一郎元首相が社民党の党首との会談で脱原発の主張を続けると述べたことに関し、「小泉氏は自民党内で『変わり種』と言われ続けながら首相になった。ぜひ自民党の中に、『変わり種』と呼ばれようとも原発ゼロを主張する議員を増やしてほしい」と記し、小泉氏の影響力に期待を示した。

原発事故対応は「大失敗」=菅直人・前首相インタビュー(2012年2月)

 

 菅氏は「(小泉氏が)使用済み核燃料が子や孫の世代に禍根を残すことを重視しているのも、多くの人々の共感するところだ。私は私の立場で、原発ゼロの声を国政に反映させる道を拡大するため努力していきたい」と強調した。(2013/10/30-17:37)」

 

 

時事ドットコム 2013/10/24 18:38

原発ゼロは「無責任」=小泉氏と一線画す-安倍首相

 「安倍晋三首相は24日のテレビ朝日の番組で、小泉純一郎元首相が安倍政権に「脱原発」を促していることに関し「今の段階で(原発)ゼロと約束することは無責任だ」と述べ、原発再稼働に積極的な姿勢を示した。国会答弁では「国として責任あるエネルギー政策を構築する」と述べるにとどめていたが、番組では小泉元首相と一線を画する姿勢を鮮明にした。」

*この無責任とは、「元小泉氏の秘書官、現飯島勲内閣官房参与
脱原発で小泉氏との連携を狙う野党各党を「原発ゼロにした場合の対処策を提言しておらず、無責任だ」と批判した。」という。

msn産経ニュース 2013.10.3 08:13

鳩山、野田、菅、小泉… 安倍政権に歴代首相の注文・横やり相次ぐ
(一部、原発関連のみ記載しました。)

「消費税増税の決断を下し、安定政権が見えてきた安倍晋三首相に対し、歴代首相が発言を活発化させている。小泉純一郎元首相は「原発ゼロ」を訴え、野田佳彦前首相は訪米先で首相の経済政策を厳しく批判した。安倍政権の長期化を想定した期待や危機感の裏返しとも取れるが、「過去の人」による横やりは政権運営の足かせにもなりかねない。

 「わが国には言論の自由がある」。小泉氏の「原発ゼロ」発言に対し、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は2日の記者会見で苦笑いを浮かべた。自民党の石破茂幹事長は同日、記者団に「小泉氏の発言で党の政策が変わることはない」と突き放した。

政府・自民党は安全性が確認できた原発は再稼働させる方針で、小泉氏の主張とは相いれない。小泉氏は首相当時に安倍首相を党幹事長に抜擢(ばってき)するなどした“恩師”。長期政権が見えてくる中で、よかれと思って行った政策的なアドバイスといえるが、政権の基本方針に反する以上ありがた迷惑な側面は否定できない。

・・・

菅直人元首相も早期に原発ゼロを実現する必要性を強調。「東アジア共同体」構想を主張した鳩山由紀夫元首相は毎週のようにインターネット番組に出演し、中国や韓国寄りの発言を繰り返している。・・・」

msn産経ニュース 2013.9.12 23:24

「脱原発」講演に 菅直人元首相が台北入り

「【台北=吉村剛史】脱原発をテーマにした市民団体の集会での講演などため民主党の菅直人元首相が12日、台北入りした。市内のホテルで会見した菅氏は「世界中に完全に安全な原発はない」「私が総理として直面した福島原発事故の真実をお伝えしたい」などと語った。

 受け入れ団体によると菅氏は、13日に北部の第一原発や台北市内の反原発集会を訪れ、14日に同市内で講演を行う予定。菅氏は脱原発を実現させるため、世界各国・地域の市民団体によるネットワーク構築に意欲を表明している。

 台湾では1999年に建設が始まった第4原発建設工事の扱いで与野党が対立。野党が即時停止を求める中、建設を進める馬英九政権は工事中止の是非を問う住民投票案の立法院(国会)での審議を目指しており、菅氏の一連の行動は波紋を広げそうだ。」

 ⇒原発ゼロの声を国政に反映させる道を普遍化するためには、
既報
再生可能なエネルギーに係る記載(その25:日本とドイツのエネルギー関係データの比較)で記載しましたように、

ソフトエネルギー によれば、
http://greenpost.way-nifty.com/softenergy/2013/07/201216-1880.html

2012年度の総発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は、日本1.6%

(既報によれば、数%を越していると、個人的には、思っていましたが、・・・。
それにしても、1.6%とは見掛け倒しの現状。)

 やはり、歴代首相の現時点の発言をみても、国を挙げてのの民意の啓蒙が足りなかったのだろうか?それとも、やはり、原発関連への予算の偏りが原因だったのだろうか?

 最近の小泉氏の発言「最終処分場を造れなかったのは住民の反対(があったから)だ。こんなことに莫大(ばくだい)な資金とエネルギーを使うなら、国民が協力できるような、自然を資源にしたさまざまなエネルギーのために使った方がいい。」に共感しています。

 やはり、
再生可能エネルギーによる発電量がどのように、現状の数%からどのくらい増加推移しているか掲示板、等での「見える化」によって国民がわかるようなシステムおよび、予算配分などへの監視体制の強化に対する動機付けがほしいところです。

 それに比して、ドイツは

 ドレスデン情報ファイル
http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/kiso/atomdata04.html
(一部抽出)

ドイツのエネルギー関係データ

  電力に占める再生可能エネルギーの割合
」という。

現状、20%強であり、決してチェルノブイリ、福島の原発事故にも左右されていなかった普及データ。
 決して技術的に劣っているとも思えないが、10数年来、数多く提案されている再生可能なエネルギーですが、量産化、コスト的にも見合って商品化の目処が立っているのは太陽光、風力、バイオマス、小規模水力、地熱と想っていますが、如何せん、わが国の主導的な再生エネルギーの導入促進の成果は見られません。

脱原発への結果について、見習う点が多いのだろうか?

これは日本国民の特質もしくは哲学なのだろうか?経営者、行政の収支至上主義の名残りだろうか???

なお、蛇足ながら、再生可能なエネルギーが普及していない現状に係る技術的、環境面の影響があるのかもしれません。一例を既報から抜粋して添付しました。

 関連投稿:
今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)

 10数年前、技術的に優位に立っていたわが国の再生可能なエネルギー技術は量産化技術の立ち遅れ、恵まれない気象条件、島国のためヨーロッパなどと比べて電力の融通性に欠けること、原子力関連への偏重予算に加えて、大手電力会社になどによる発電事業者への電力買取拒否などからみて、再生可能なエネルギーの進展に係る積極的な政策誘導的な支援のかけらすら見えません。

参考関連投稿:
再生可能なエネルギーに係る記載(その19:再生エネの進展には普及状況の見える化と国
民総意が必要か?)

再生可能なエネルギーに係る記載(その20:再生エネの進展の立ち遅れの挽回に係る雑感)

 


フィリピンを直撃した異常な大型台風の発生要因に係る背景

2013-11-16 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

’13-11-16投稿

既報フィリピンを直撃した異常な大型台風30号の発生要因に係る雑感にて、昨今の異状台風は

地球温暖化が原因と一言で片付けられない天変地異要因の影響を個人的には推察していますが、今後も世界の台風発生位置、進路について着目する必要があると想っています。

既報昨今の太平洋上で発生する大型かつ異常な発生位置、進路の台風に係る雑感にて記載しましたが、台風は太平洋上で年から年中発生していること、そして、今年は季節外れの大型の遅まき台風が多いことです。

 今までの例年の平均的な発生位置およびコースとは異なるタイプの台風の原因については、オゾン層破壊もしくは電離層の異変がない限り、通常の宇宙線、太陽光のエネルギーからの入熱以外の何らかのエネルギーが影響しているのでは?と推察されます。

 いずれにしても、今までは、考えたことはなかったですが、基本的には、やはり火山帯周辺のマグマ活動の活性化、もしくはプレートの移動の境界面での摩擦熱による地球内部からの熱による海水温度の上昇が台風を発生させていると想われます。

 個人的な妄想はさておいて、専門的な情報について調べてみました。

ナショナルジオグラフィック ニュース November 13, 2013

フィリピン、台風被害拡大の背景
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131113001
(一部割愛しました。)
「“スーパー台風”ハイエン(30号)はフィリピンに甚大な被害をもたらした。死者数は1万人を超えるとの見通しも一部にある。しかし、この国ではこうした大規模な自然災害は珍しくない。

フィリピンでは火山の噴火や“スーパー台風”などの大規模な自然災害に見舞われることが多く、そのたびに多くの人的被害を出している。ここでは、被害が拡大する要因を5つ取り上げる。



【 1. 温暖な海洋 】

 フィリピンは赤道のすぐ北、太平洋西部に位置する島国である。嵐は途中で勢力をそがれることがほとんどないまま上陸する。赤道直下の温暖な海では毎年20もの台風が発生する。

海水温が世界でも最も高い。インドネシアやフィリピンの周辺海域は温水プールのようなものだ」とイスラエル、テルアビブ大学の地球物理・環境・惑星科学部の学部長であるコリン・プライス(Colin Price)氏は言う。

台風の発生には、摂氏28度以上であることが必要だが、太平洋西部の海水温は通常28度を超えている」とプライス氏は言う。

【 2. 沿岸部への人口密集 】

 フィリピンの島々では、住民の多くが海抜の低い沿岸部に居を構えている。世界銀行の推定によれば、人口の60%以上が沿岸部で暮らしているという。

“スーパー台風”の台風30号(ハイエン)による高潮は5メートルを超し、一部地域では7メートルにまで達したという。

 こうした高潮が、海抜の低い地域に押し寄せた。人口の密集するレイテ島沿岸部のタクロバンは特に被害が大きく、BBCによるとこの地域だけで1万人以上が亡くなったという。

【 3. 森林伐採 】

 過去の台風では、暴風雨そのものではなく、その後の地滑りによって命を落とした人が少なくないと指摘するのは、民間気象予報サービス会社、ウエザー・アンダーグラウンド(Weather Underground)の気象学者ジェフ・マスターズ(Jeff Masters)氏だ。

 植物の根は土壌をつなぎ止める役割をしているため、森林伐採の進んだ山では、集中豪雨を受けると地滑りが発生しやすい。

 森林伐採によって同様の問題に直面している地域としては、ほかにハイチが挙げられる。やはり暴風雨を引き金として地滑りが起こり、流出した土砂によって阻まれた水路がよどみ、後にコレラの大流行へとつながった。

【 4. 環太平洋火山帯 】

 何より、フィリピンは太平洋を取り囲む火山帯である環太平洋火山帯に含まれている。この地域では地震も頻発する。

 太平洋の海底の地殻が周辺のプレートの下にもぐり込んでいるため、フィリピンはかなりの頻度で、地震と津波の襲撃を受ける。たとえば今年10月にはボホール島でマグニチュード7.2の地震が発生し、222人の死亡が確認されている。

【 5. 沿岸部の急速な開発 】

 フィリピンでは、若年の貧困層の沿岸部への進出が加速している。こうした地域では住宅が粗製濫造されており、避難計画も十分でないことから、今回の台風の被害を拡大する一因となったと見られている。

 実際、シェルターに避難していながら亡くなった人も少なくないという報告が続々と寄せられている。これらのシェルターは、今回のスーパー台風の高潮と暴風に耐えられる強度ではなかったものと見られる。

 非営利の研究機関であるマニラ・オブザバトリー(Manila Observatory)によると、フィリピンは長期にわたって、世界でも特に沿岸部の洪水リスクの高い10カ国に名を連ねているが、その主因は貧困と人口流動であるという。

Map by Virginia W. Mason and Kelsey Nowakowski, NGM staff
Sources: NOAA Smithsonian; National Statistical Coordination Board, Philipines」という。

 ⇒既報昨今の太平洋上で発生する大型かつ異常な発生位置、進路の台風に係る雑感で記載しましたように、台風30号はやはり異常か?

台風は海水温が摂氏28度以上であることが必要だが、フィリピン中部の レイテ島はセブ島、の近くに位置しており、

セブ島は
既報の引例フィリピンの英語留学&ロングステイを応援する総合情報サイトによれば、http://www.philstay.jp/info/climate.htm

 セブでは雨季といっても大きく天気が崩れることは少なく、年間を通して平均的に雨が降るという感じです。例年8月中旬から12月にかけて台風シーズンには多少雨が続くこともありますが、進路からはずれているため、マニラのように直撃を受けるケースはありません。・・・という。

 フィリピン地図:引用http://www.japph.com/philippine%20map/firipinnine%7D.html

 

 また、レイテ島の近くにはマヨン火山があることから、地震および火山活動を含めて、各年の違いを解析して、局所的に海水温度が上昇する原因が天変地異によるものか、人為的なものか?考える必要があるのでしょうか?

 海水温が摂氏28度以上であることが必要ということから、CO2など温室効果ガスの増加による地球温暖化が原因と一言で片付けられない天変地異要因の影響が個人的には推察されます。

地球温暖化による海水温の平均的な上昇は意外と小さい。

今地球の海で ―上がる海水温度― 2006-01-20 22:24:29によれば、

「米ワシントン大学の研究グループは昨年9月に、世界の海面温度は1950年からの約50年間で約0.5℃上昇していると発表しました。また米海洋大気局(NOAA)は、この温度上昇をすべての海水温度に平均すると、約0.037℃の上昇になると計算しています。

みなさんはこの温度上昇の幅を小さな数字だと思われますか?一般に海水は空気に比べて約1000倍もの熱を蓄えることができると言われています。そこでこの海水温の上昇分を大気に戻した場合、 なんと大気中では約40℃もの温度上昇をもたらすことになります。すなわちこのわずかだと思われる0.037℃という温度上昇は、じつは膨大なエネルギーの吸収を意味しているのです。そしてこのエネルギーの一部が強い台風やハリケーンを多発させると考えられています。

 ところで国立環境研究所などの報告を見ると、日本でもこのまま温暖化が進めば2100年には日本海沿岸の海面水温が約3℃上昇すると予測されています。・・・」という。

 今後も世界の台風発生位置、進路の異常に対して、火山活動によるマグマ、および、地震による地殻変動の活性化による熱の影響?について着目する必要があると想われます。

 

 


昨今の太平洋上で発生する大型かつ異常な発生位置、進路の台風に係る雑感

2013-11-13 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

’13-11-13投稿

 既報フィリピンを直撃した異常な大型台風30号の発生要因に係る雑感で感じることは、台風は太平洋上で年から年中発生していること、そして、今年は季節外れの大型の遅まき台風が多いことです.

 個人的に、井の中の蛙(かわず)というか、台風の発生から進路、その規模について、大地震および大津波ほど関心がありませんでしたが、台風メッカであるフィリピンでの今回の台風による大惨事には驚くばかりです。

 フィリピンといえば、既報火山帯活動の活性化に係る記載(4:フィリピン・マヨン火山が噴火 わが国の巨大地震への連動性は?)(2013-05-09) で、巨大地震のわが国への連動の可能性を危惧していましたが、まさか季節外れの巨大台風が発生するとは!フィリピンの方も思っていなっかた?と想われます。

既報の引例デジタル台風 月ごとの台風経路図(台風進路図)の

 その発生位置、進路はおおむね太平洋上の北緯10°(10°N)、西経135°~180°(135°E~180°N)ですが、

例として、わが国を直撃する8月、9月の台風は

 

8月                        9月              
 

 

強い台風が日本列島に接近するようになり、       台風がもっとも危険な時期です。   
特に後半は危険な時期に入ります。            日本列島にも接近しやすいため、          
また海では土用波にも注意が必要です。          風雨によるこの時期は台風が発達しやすく、
                                  
大規模災害の発生も多くなるのです。

わが国に接近しない台風は

1月                        2月

まだ前の年の台風シーズンが続いています。       一年で最も台風発生数が少ない月です。    
台風は太平洋上を東から西に進み、            過去50年以上の間に
日本に近づくことはまずありません。
         一つも台風が存在したことのない日もあります。

よくよく観ると台風発生位置および進路は先の伊豆大島を直撃した台風26号など 

赤道より少し上の太平洋プレートとフィリピン海プレートで囲まれた地域で発生しています。

<世界のプレート>

                            E120°     E180°

 

 引用:

また、地震発生と関連がある火山帯に沿って、発生した台風が進行しているようです。
火山帯からの熱が影響しているのでしょうか?
地震、台風は表裏一体の関係にあるのでは?と想われます。

<世界の火山帯>

 引用:(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html

  台風は既報降水量を制御するために人工的に台風の進路を変えることは可能だろうか?(2013-10-07)
の引例るいネット 2011/08/01 PM11 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=255003
人工台風の研究状況
によれば、

ハリケーンや台風などの巨大なカオス的システムは初期条件の微小な変化に非常に影響されやすいことがはっきりした。例えば周辺や中心部の気温や湿度がわずかに変わるだけで大きな影響が出る。

ハリケーンの何を変化させれば勢力を弱めたり進路を人口密集地域からそらせるか,複雑な数学的最適化手法を利用した研究が進んでいるという

将来は,太陽光発電衛星から送り出すマイクロ波ビームによって大気を加熱し,ハリケーンの温度を変更できるだろう。ハリケーンの進路に当たる海洋上に生分解性の油をまき,海面からの蒸発を抑えてハリケーンの発達をコントロールすることも考えられる。このように,いずれはハリケーンの発達に人為的に介入する具体的な道が開かれ,人命や財産を守ることが可能になるだろうともいう。

また、
人工台風の作り方によれば、
http://blog.livedoor.jp/youdie0318/archives/66515235.html

台風とは単純化すると 、海水温度の上昇によって生まれるものですという。

 HAARPで強力な電磁波を、海面に照射し続けることで、海水温度が上昇します。

 

そうすることによって、台風を人工的に起こすことが可能となるのです。

 

●真意はわかりませんが、マイクロ波で加熱するらしいです  という。

 

 参考:HAARPとは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/HAARP#.E6.A6.82.E8.A6.81

 

 高周波活性オーロラ調査プログラム(こうしゅうはかっせいオーロラちょうさプログラム、: High Frequency Active Auroral Research Program、略称:HAARP、ハープ)とは、アメリカ合衆国で行われている高層大気と太陽地球系物理学、電波科学に関するの共同研究プロジェクトである[1]

・・・
概要[編集]
 

 

アメリカ空軍アメリカ海軍国防高等研究計画局 (DARPA)、アラスカ大学などの共同研究であり[2][1]、HAARPによれば、研究の目的は地球の電離層と地球近傍の宇宙環境で発生する自然現象を探求し、理解することにある[3]。送信施設はアラスカ州ランゲル・セントイライアス国立公園の西にあるOTHレーダーの跡地に建設された。「電離層ヒーター」ともいわれている。

 

・・・

 

陰謀論[編集]

 

陰謀論者としても知られる[7].[8][9][10]、元プロレスラー、元米国ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラCNNの取材において、東日本大震災が本プログラムによって引き起こされた、と述べている[11]が、電離層に対する電波照射と、地殻変動による地震を関連付ける論理は不明である(巨大地震が電離層に対して何らかの変化をもたらすことは知られている[12][13][14]が、それらは大規模な地殻変動による圧電効果によって発生するパルスが間接的に電離層にもたらす影響と考えられており、電離層に対する人工的な電波照射が地震を引き起こしているとは到底考えられない)。・・・」という。

 

 

高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟 2013-11-04 13:01:09 

 

 

 人工台風に猛威を振るうHAARP! 

http://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/02794cd8bd7efd984a0d6b3d4e93b765?fm=entry_related

 

富士山噴火の圧力が、桜島を爆発させていますが、これに加えて台風が、日本列島を次々と襲っています!

 

 この台風群の日本襲来には、いささか奇妙な気配を感じます!


そんな時、石垣島在住の現地オペレーションで、なんと雨雲ズームレーダーには長時間にわたって、画像のような棒状の切れ目が発生している様子をキャッチしましたが、これこそがHAARPによる人工台風製造の証なのです!

 

 遂に、証拠を発見しました!・・・」という。

 

 

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

  個人的には、詳細不詳につき、真偽のほどは定かでありませんが、

ということは、

今までの例年の平均的な発生位置およびコースとは異なるタイプの台風は、オゾン層破壊もしくは電離層の異変がない限り、通常の宇宙線、太陽光のエネルギーからの入熱以外の何らかのエネルギーが影響しているのでは?と推察されます。

 いずれにしても、今までは、考えたことはなかったですが、基本的には、やはり火山帯周辺マグマ活動の活性化、もしくはプレートの移動の境界面での摩擦熱による地球内部からの熱による海水温度の上昇が台風を発生させていると想われます。

 

 台風が進行した地域で地震が発生し易いことは、既報地震発生地域と台風進路との関係はあるのだろうかに係る雑感(2013-11-01)にて記載しましたように、

 ブログ「天下泰平」の最近の記載を調べてみると、

今週は災害に注意    10:29
今回の台風27号も台風26号の進路と似ているようですが、台風は“地震エネルギーが蓄積されたエリア”へと引き寄せられるように向かう傾向があるので、これだけ大型の台風が日本列島に接近している頻度が高いことを考えると、太平洋側の地震活動にも注視する必要があると思います。・・・という。

  個人的には、台風もゲリラ豪雨と同様に、発生から進路を含めて場所を選ぶのでは??と妄想していますが、一昨年発生した「のろのろ/うろうろ」台風6号など、および今年の例年とは異なる発生位置からの季節外れの大型台風などは天変地異および環境放射能の増加による電荷(プラス、マイナス)の変化、崩壊熱による環境水温度の上昇が異常な台風、ゲリラ豪雨と関係があるのではと妄想しています。現状、火山活動による火山灰が体積した地域の地殻の電荷がプラス(+)化している?ので、マイナス(ー)電荷の雲が引き付けられるのだろうか???

 さしづめ、ゲリラ豪雨は点、その点と点が連続しているのが台風、ハリケーン、モンスーンなのだろうか?と妄想しています。

 大中地震は世界の主要火山帯、プレート周辺地域で発生していますが、台風、ハリーケーン、モンスーンの発生も火山帯の活性化による熱的な影響を海域が受けているのだろうか?

マグマ活動の活性化による地殻表面に放出される熱は地震のみでなく、今後は台風にも影響するのだろうか?と想われます。

 既報の引例の記載によればハリケーンや台風などの巨大なカオス的システムは初期条件の微小な変化に非常に影響されやすいことがはっきりした。例えば周辺や中心部の気温や湿度がわずかに変わるだけで大きな影響が出るというが、赤外線、マイクロ波など電磁波電子レンジ効果のみならず、環境放射能であるニュートリノなど粒子線によるマグマ活動を活性化させる要因について既報を参考にして見直す必要を感じます。

関連投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感)(2013-04-15)

 

 

火山帯活動の活性化は基本的には、地殻変動によると想われますが、大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能なラドンなど放射能、赤外線、大気イオン、火山性ガス、着色光一時的に異常発生して、大地震を誘起させていると個人的には理解しています。

震源域が海の場合には周辺海域の温度変化もするという。

 また、火山帯(マグマ)活動の活性化と関連する環境放射能の挙動にも着目することも必要か?

地殻からの放射能といえば、
地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 

東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成
放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U  232Th       40K    ・・・」ということから、

 >>引例文献詳しく読む

HAARPによる海水を直接に加熱というより、地殻をマイクロ波、ニュートリノなどで地球内部を刺激してマグマ活動を活性化させて発生する熱量の方がはるかに海水を蒸発させるのでは??と個人的には妄想しています。

参考関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)

関連投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載
(その1:大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について)

(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感

(その3):地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変要因の調査
(その3-2):地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査
前報の個人的な妄想のひとつとして
天変要因の入熱による海水温度上昇がマグマの活性に及ぼす影響として、この程度の温度では直接マントルを加熱してマグマ化はしないが、間接効果として水の表面張力、粘度は小さくなることによって地殻内部まで浸透しやすくなり、マグマの水素爆発などによって震動させ易くなるのでは?」と想っていますが、
 もうひとつ、これらの電磁波、および放射能の中で地殻、マントルなどに対する透過性を大きくする条件が整えれば、特定の地殻成分に直接、吸収された後、励起によって加熱させてマグマを活性化させることも考えられます。

(その3-3):地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加

 参考投稿:天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その1:地震予知との関係)

 

 各種電磁波

google画像検索から引用した宇宙空間、電磁波の波長を参考のために記載しました。
・粒子線(素粒子)を除く電磁波(放射線)の波長                

       

また、電磁波の波長と水との透過吸収反応に係る資料(引用図)参考までに記載しました。
参考:
電磁波の波長と環境中の水に対する透過吸収反応

既報で記載の引用図
http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

  
γ線  X線  →紫外線←
     吸収ピーク
      ↓

 

 

        →透過力大←    

 

 水の吸収が大きい電磁波は水を加熱させます。

参考投稿:天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その4:大気圏より上の宇宙空間)(2011-08-12)

環境放射能

 宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・

 

 

 

 


フィリピンを直撃した異常な大型台風30号の発生要因に係る雑感

2013-11-13 | 天変地異・異常気象関連

’13-11-10投稿

フィリピンの台風30号による被害は伊豆大島以上で高波などによる被害は3.11震災並みで酷くなっているようです。

NHK NEWs WEB

台風直撃 フィリピン被害甚大のおそれ 11月9日 6時7分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131109/k10015925081000.html

ことし発生した台風では最も強い勢力となった台風30号が直撃したフィリピンの中部では、一部の地域で通信網が途絶え被害の状況がつかめておらずフィリピン政府は大きな被害が出ているおそれがあるとして確認を急いでいます。

台風30号は8日、一時、中心気圧が895ヘクトパスカルとなるなどことし発生した台風としては最も強い勢力を維持したままフィリピンの中部を直撃し、東から西へと横断しました。
日本の気象庁の観測によりますと、台風は日本時間の9日午前3時には中心気圧が940ヘクトパスカルとなり、フィリピンの西の南シナ海の海上を西に進んでいます。
フィリピン政府によりますとサマール島やレイテ島など中部で洪水や土砂崩れなどの被害が相次ぎ、これまでに少なくとも3人の死亡が確認されたということです。
また合わせておよそ75万人が避難しているということです。
レイテ島など一部の地域では、通信網が完全に遮断され、政府が現地に設けた対策本部との連絡も取れず、被害の状況はほとんどつかめていないということです。
フィリピン政府はこれらの地域では暴風雨や土砂災害で建物が崩れたり水につかったりするなど大きな被害が出ているおそれがあると見て9日、軍の部隊を現地に派遣して被害状況の確認を急ぐことにしています。」とのこと。

日経新聞  2013/11/9 10:57

フィリピン、台風30号の死者100人超かhttp://www.nikkei.com/article/DGXNASGM09013_Z01C13A1NNE000/

「【マニラ=佐竹実】フィリピン国家災害対策本部は9日午前、猛烈な台風30号による死者が4人で、4人が行方不明と発表した。ロイター通信は同日、政府関係者の話として、中部のレイテ島で少なくとも100人が死亡したと伝えた。比政府は台風が上陸した中部の被害状況を把握しきれておらず、確認を急いでいる。

 台風30号は比中部を横断し南シナ海上に抜けたため、対策本部は9日に警戒レベルを引き下げた。マニラ首都圏は暴風域に入らず、大きな被害はなかったもようだ。」という。

 死者 1万人に上るという。

  1. FNN ‎- 50 分前
    フィリピン中部で台風被害拡大 レイテ島で死者1万人との見方:超大型の台風30号の直撃を受けたフィリピン中部では、被害は現在も拡大しており、現地警察幹部は10日、死者の数が、1万人にのぼるとの見方を明らかにした。...

既報にて、台風27号、28号の情報を調べましたが、従来の平均的な発生位置および進路とは大幅に異なる10月に入ってから、わが国に接近した台風23号、26号、27、28号の発生状況と同様、フィリピンでもフィリピンの中部を直撃し、東から西へと横断して、フィリピンの西の南シナ海の海上を西に進んで、南シナ海上を抜けたという。まるで6月の台風のようです。 

参考:フィリピン周辺地図(Google マップ

従来の平均的台風コース(google画像検索から引用)
 

  

 フィリピンの平均的な気候について調べました。

  フィリピン地図:引用http://www.japph.com/philippine%20map/firipinnine%7D.html

 

フィリピンの英語留学&ロングステイを応援する総合情報サイトhttp://www.philstay.jp/info/climate.htm
(一部割愛しました。)

フィリピンの気候

一年を通じてあまり気候の変化が無い熱帯モンスーン気候で、年平均気温が26~27℃。大まかに乾季と雨季に分かれているが、地域により多少異なります。

乾季(11月~5月)

雨が少なく、特に3月~5月はホットドライと呼ばれ最も暑い時期となる。対して、11月~2月は、クールドライと呼ばれ、湿度も低く比較的過しやすいです。

雨季(6月~10月)

雨季といっても日本の梅雨のように毎日雨が降り続くことは少ない。午後や夕方に一時的なスコールがある程度。但し、その雨の激しさは日本の豪雨の比ではありません。

 台風シーズン

雨季は台風の時期でもあり、9~10月に最も多く発生している。毎年多大な被害を出しているが、マニラがあるルソン島に集中することが多いため、比較的、セブ、ミンダナオ地方には影響は少ないです。

主要都市の気候

マニラ

フィリピンの気候は大きく雨季と乾季に分かれ、マニラの雨季は一般的に6月から10月ぐらい。雨季といっても日に数度、南国特有のスコールが訪れる程度で、毎日雨が降り続くということはあまりありません。マニラはフィリピン近海で発生する台風の直撃を受けることもあり、例年8月中旬から12月にかけての台風シーズンには注意が必要です。

セブ

セブでは雨季といっても大きく天気が崩れることは少なく、年間を通して平均的に雨が降るという感じです。例年8月中旬から12月にかけて台風シーズンには多少雨が続くこともありますが、進路からはずれているため、マニラのように直撃を受けるケースはありません。・・・

 (後略)  」という。

 ⇒8月中旬から12月にかけては台風シーズンというが、雨季は台風の時期でもあり、9~10月に最も多く発生するという。

やはり、異常気象か?

台風情報は日本に接近もしくは上陸するものだけが、報道されているが、個人的には驚きましたが、年から年中発生しているようです。

 

デジタル台風 月ごとの台風経路図(台風進路図)によれば、http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/reference/monthly/
(一部3月、7月、12月を割愛しました。)
1. 月ごとの台風経路図

 

1951年以降の台風を対象に、台風発生月別の台風の経路(動き)を示します。

1月                        2月

まだ前の年の台風シーズンが続いています。       一年で最も台風発生数が少ない月です。    
台風は太平洋上を東から西に進み、            過去50年以上の間に
日本に近づくことはまずありません。
         一つも台風が存在したことのない日もあります。

   ・・・

4月                       5月

                        

ほとんどの台風はフィリピン方面に進みますが、        沖縄に近づくこともまれにあります。    
沖縄や小笠原では早くも台風シーズンが始まります。   南の海では、少しずつ強い台風が
                                   生まれるようになります。
     
 
       

    ・・・

8月                        9月              
 

強い台風が日本列島に接近するようになり、       台風がもっとも危険な時期です。   
特に後半は危険な時期に入ります。            日本列島にも接近しやすいため、          
また海では土用波にも注意が必要です。          風雨によるこの時期は台風が発達しやすく、
                                  
大規模災害の発生も多くなるのです。

                                  

10月                        11月

 台風が北に向かうことは次第に少なくなりますが、  南の海では強い台風も生まれますが、 
強い台風が日本列島に接近することもありますので、 小笠原や伊豆諸島南部以外では
まだ油断はできません
。               接近する台風も少なくなり
                          そろそろ台風シーズンも終わりです。

   ・・・

⇒ フィリピンを直撃した大型台風の原因は何だろうか?

人工台風の研究の考え方が参考になるのでしょうか?

既報降水量を制御するために人工的に台風の進路を変えることは可能だろうか?
の引例るいネット 2011/08/01 PM11 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=255003
人工台風の研究状況
によれば、
で記載されている台風が発生するための要因として、
「・・・ハリケーンや台風などの巨大なカオス的システムは初期条件の微小な変化に非常に影響されやすいことがはっきりした。例えば周辺や中心部の気温や湿度がわずかに変わるだけで大きな影響が出る。・・・将来は,太陽光発電衛星から送り出すマイクロ波ビームによって大気を加熱し,ハリケーンの温度を変更できるだろう。ハリケーンの進路に当たる海洋上に生分解性の油をまき,海面からの蒸発を抑えてハリケーンの発達をコントロールすることも考えられる。」という。

また、

人工台風の作り方
によれば、
http://blog.livedoor.jp/youdie0318/archives/66515235.html

台風とは単純化すると 、海水温度の上昇によって生まれるものです。

HAARPで強力な電磁波を、海面に照射し続けることで、海水温度が上昇します。

そうすることによって、台風を人工的に起こすことが可能となるのですという。

というような仮説から、

 例えば、人工台風はさておいて、環境放射能からの崩壊熱、火山活動の活性化、隕石の落下など環境加熱要因の異変とか
台風雲になる海水の蒸発が油分など海面汚染物によって、抑えれたりすれば、進路も変わるのでは?と想われます。 

上図から、発生位置、台風進路は非常にばらつきがあり、平均的な進路だけで異常か否か?判断するのは軽率であったことを個人的には反省していますが、一連の台風は必ずしも異常気象とはいえないかもしれませんが、異常に大型化していると想われます。各年の違いを解析して、天変地異によるものか、人為的なものか?考える必要があるのでしょうか?

地球温暖化が原因と一言で片付けられない天変地異要因の影響が個人的には推察されます。

今後も世界の台風発生位置、進路について着目する必要があると想われます。


トリチウム汚染の海外情報と今までの安全性に係る投稿の整理

2013-11-08 | 環境放射能関連

’13-11-08投稿

  既報までにて、トリチウムの安全性に係るさまざまな記載を調べてきましたが、個人的にはその安全について、未だに熟知できていませんが、既報と比べて、その安全に係る解りやすい情報を調べました。引例中の「世界各国の原発からの海洋放出の実態」については、既報でも不詳な情報であり注目すべき情報と個人的には思っています。

ドンちゃん他事総論

トリチウムって、本当に安全なの?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-896a.html
(一部割愛しました。)

「トリチウムは三重水素と呼ばれ、大気中のトリチウムに水蒸気 (HTO)、水素 (HT) および炭化水素 (CH3T) の3つの化学形で存在している。
大気中の自然界に多くは存在しないが現存する自然物質である。

最近、よく問題にされているのは水素の同位体の1つである放射性同位体、放射性トリチウムのことである。

半減期 12.3年

非常に低いエネルギーのベータ線を放出して、ヘリウム-3(3He)となる。

大気中の窒素・酸素と宇宙線の反応で生成し、地球上の天然でつくられたトリチウムの存在量は96京ベクレル (9.6×1017Bq) と推定されている。降雨中にも濃度0.2~1ベクレル/リットルであったらしい。

つまり、原子炉のあるなしに関わらず、現存する物質と言う訳だ。

但し、核兵器爆発実験後の現在では、降雨中の濃度は1~3ベクレル/リットルと上がっている。また、原子炉発電所や再処理工場では、回収されることなく大気中、あるいは河川に放出されて続けている。

【アメリカが実施した水爆実験】

1954年3月1日にビキニ環礁でアメリカが実施した水爆実験で、2.0京ベクレル (2.0×1016Bq)以上が大気中に放出された。

頻繁におこなわれた大気圏内核実験の影響で、1960年代半ばの降雨中の濃度は100ベクレル/リットルになっていた。

昭和35~44年の子供達は、そんな放射能を大量に含んだ雨を浴びて生活していた訳になる。

   ・・・

<トリチウムの化学形別及び年齢別の線量係数>
〔HTOの線量係数は、経口と吸入摂取が同じでCs-134,137の1,000分の1のレベル、植物等の組織と結合した有機結合型トリチウム(OBT)の線量係数はHTOの約2.3倍、トリチウムガス:HTの線量係数はHTOの一万分の1で、いずれも他の核種に比べて非常に小さく人体影響は少ない(とICRPは判断している)。

広島原爆の被災者の中に、何もする気が起きなくなる原爆ぶらぶら病(げんばくぶらぶらびょう)という障害がある。

広島原爆投下時に宇品港の近くにいた岸本久三の言葉に「私もこの原因不明の病気にやられてから仕事もすっかりやめ、毎日家にごろごろしているんですが、近所の人たちから“なまけ者”と言われているような気がして」、主として、放射能威力による内臓-骨髄、肝、腎、内分泌臓器、生殖腺等―の障害に基く機能不全、乃至機能変歪によるもので、その結果として生活予備力が不足することに基づくものであろうと考えられているが、良く判っていない。

統合失調症、うつ病、無気力病など現代病と言われいる病気が、この時期の放射能と関連がないと誰が断言できるだろう。

研究すらされていないので、肯定も否定もできないのが現状なのである。

【世界各国の原発からの海洋放出の実態】

原子炉内では、リチウムのような軽い元素と中性子の反応および三体核分裂によってトリチウムが生じる。

電気出力100万kWの軽水炉を1年間運転すると、加圧水型軽水炉内には約200兆ベクレル(2×1014Bq)、沸騰水型軽水炉では約20兆ベクレル(2×1013Bq)が蓄積される。

 

<世界の原子力発電所の海洋廃棄トリチウム量>
〔英国が多く2500兆(2.5×1015)Bq/年程度、日本は400兆(4×1014)Bq/年程度〕

<日本の各原発からの海洋廃棄トリチウム量>
・加圧水型では最大が玄海の82兆(8.2×1013)Bq/年 (2010,2011年度)
・沸騰水型では最大が事故前の福島第一の1.5兆(1.5×1012)Bq/年(2010,2011年度)
全原発の合計では年間で380兆(3.8×1014)Bq/年

<再処理工場からの放出分類>
・英国セラフィールド施設からは1998~2002年の年平均値で2600兆(2.6×1015)Bq/年が海洋に放出されている。
・フランスのラ・アーグ再処理工場からの放出量の実績値(2003年)は、トリチウム水が1.2京(1.2×1016)Bq/年、トリチウムガスが67兆(1.9×1013Bq)Bq/年である。
・六ヶ所村(実績ではなし)保安規定に定められた基準値で、年間800トンの使用済核燃料を処理すると、トリチウム水が 1.8京(1.8×1016)Bq/年、トリチウムガスが1,900兆(1.9×1015Bq)Bq/年になる予定である。

放出すされるベータ線は水中で0.0mmまでしか届かない為に、ほとんど影響を心配されることはない。

問題は内部被ばくである。

体内取り込んだトリチウム水が10,000Bqであった場合、実効線量は0.00018mSvになる。

同じく、10,000Bqを含む水素ガスを吸入した時の実効線量は0.000000018mSvになる。

雨水中のトリチウム濃度を2Bq/ℓとして、この水を1年間摂取すると実効線量は約0.00004mSvになる。

これを見る限り、現在の濃度なら人体の影響は考えられない。

電気出力100万kWの核融合炉を1年間運転するには、130㎏(4,700京Bq、4.7×1019Bq)のトリチウム水が発生する。

尤も原発で生ずる1ℓ当たり36京Bqのトリチウム水を飲むようなことがあれば、確実にあの世に行けそうだ。

東京電力福島第1原発から高濃度の放射性物質を含む汚染水が海へ流出している問題で、平成23年5月から流出し続けたと仮定した場合、海へ流れ出た汚染水に含まれるトリチウム濃度が推計で最大約40兆ベクレルに上るとの試算を発表している。(2013.8.2)

東京電力の言うことを信じていないが、年間で380兆(3.8×1014)Bq/年に比べると40兆Bqが大した量でないことは判って貰える。

何度も言っているが、安全と安心は別もである。

福島第一から漏れ出した汚染水は現在の所、安全と思われる量に留まっていると推測される。

地下に漏れ出した放射能物質が地層によってある程度の濾過効果があった為だと推測されるが、データーが正しいとは断言できないので実際のところはよく判らない。

それに、これはトリチウム水に限っての話である。

日本にはトリチウム水の基準が存在しないが、

カナダ:7,000 Bq/L
米国:740 Bq/L
EU:100 Bq/L

となっている。安全に対して非常に緩い国であることは疑いようもない。

<自然起源のトリチウムによる内部被ばく量、摂取量>
〔人体中には50Bqのトリチウムが存在し、自然放射線による日本人の平均被ばく量2.1mSv/年の内訳に、かろうじて現れています。〕

さて、放射性トリチウムの濃度が上がることで、人体にどのような影響が現われるのだろうか?

地上に放射能物質が増えてゆくことで、単純な足し算では巧く説明できないことが起こると推測される。

それは遅効性の毒の為に特定するのは難しい。

世界でやっていることだから、無闇に海に流せばいいなんて言ってはいけない。

願わば、取り込んで100年ほど寝かせて置くのが安全と安心を両立できる。経済的かどうかは研究結果がでるまで保留したい。」という。

 ⇒既報14),15)でまざまな放射性元素の核反応をしらべましたが、既報1) にて、個人的には放射能に関して無知であったため、よもやトリチウムの発生が大問題となるとは。

除染装置が稼働すれば、約六十種類の放射性物質は除去されるが、放射性トリチウムは残り、海への放出はできない。2)

トリチウムの環境に及ぼす影響3)として、

ATOMICA
トリチウムの生物影響 (09-02-02-20)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-02-20

<概要>
 将来のエネルギー源として計画が進められている核融合(炉)にかかわる環境・生物影響、とくにトリチウムの人体への影響が注目される。トリチウムはトリチウム水(HTO)の形で環境に放出され人体にはきわめて吸収されやすい。また、有機結合型トリチウム(OBT)はトリチウムとは異なった挙動をとることが知られている。動物実験で造血組織を中心に障害を生ずることが明らかにされ、ヒトが長期間摂取した重大事故も発生している。・・・

トリチウムは自然界において常に生成されている。その主な生成場所は大気である。トリチウムは、大気上層において宇宙線の陽子中性子と大気を構成している窒素や酸素との核反応により生成される。この天然起源のトリチウムは、地球全体では生成と壊変が平衡した状態にあり、その存在量は約1.0~1.3EBq(エクサベクレル)(1EBq=1018Bq)と原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が推定している。地球環境中トリチウムの最大の発生源は、大気圏内核実験、特に1954年以降の水爆実験である。1963年の大気圏内核実験停止条約締結までに天然起源の200倍程度のトリチウムが放出されたと推定され、」という。

また、
核融合発電でも発生するという。4)、6)

現状、福島原発に保管している汚染水タンクのトリチウム量を処理するには半世紀以上ともいわれる。5)

 このトリチウムは従来の除染設備では処理できないが、コストを無視すれば、原理的には、除去できるともいう。9)

 トリチウムはニュートリノと同様、地球環境に及ぼす影響7)、11)については、個人的には不詳につき今後とも着目したい。

 既報8)の引例カレイドスコープS at.2013.06.08
汚染水の海洋放出 ガンを誘発するトリチウム汚染の恐怖
を引用してトリチウム関連について一部抽出して調べました。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2140.html
「・・・東日本の太平洋岸の漁業はこれで全滅-なぜか問題視されないトリチウムの重大性

・・・原子炉を冷却した結果、放射能に汚染された水には、トリチウムというガンを引き起こす原因となる重大な放射性物質が含まれています。」という。9)

昨今の世界各地で発生している異常気象何度も引用していますが、内部被爆のみならず、異常気象にもトリチウムは影響するという。

弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect

トリチウムは国内外で日常的に海へ流されており13)、健康への影響は少なく必要以上に恐れることはないというが、13)定量的に把握する必要があると思われます。

 既報福島第一の湾内海水の放射能急増という。世界の原発周辺海域はどの程度で規格は?10)で記載しましたように、世界の原発周辺海域はどの程度で規格の最近の情報との比較も含めて、海洋汚染の浄化に繋がるように、徹底的に世界各地の海域のトリチウムなど放射能汚染の実態の公開を期待します。

<世界の原子力発電所の海洋廃棄トリチウム量>

 

世界各地の2013年度がどのようになっているのか?

参考関連投稿:

1)環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その36:汚染水処理軌道に乗らず 新たな問題発生 )2013-02-22

2)環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その38:福島汚染水除去設備トリチウムを減らせず)2013-03-06 

3)トリチウム水の環境への影響に係る記載を調べました。2013-03-24

4)トリチウム、トリチウム水の発生に係る情報  ふげん排気筒でトリチウム値上昇2013-03-15 

5)福島第一原発 トリチウム汚染水の海洋放出に半世紀以上!?という。 環境水の性状異変に影響するのか?2013-03-24

6)岐阜県土岐市 トリチウムを使用する核融合発電の安全性は識者の間でも意見が割れているという。2013-05-18 

7)放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)2013-05-19 

8)福島原発 海際の井戸からも高濃度放射能トリチウム、セシウムなど。 原因「説明足りぬ」と地元。 2013-07-14 

9)福島原発の地下水中のトリチウム除去は原理的には可能という!2013-08-17

10)福島第一の湾内海水の放射能急増という。世界の原発周辺海域はどの程度で規格は?2013-08-28 

11)トリチウム水の環境への影響に係る記載を調べました。(その2)2013-09-19 

12)漏洩放射能が太平洋の「海のホットスポット」をさらに拡大させるというが、トリチウム汚染の行方は?2013-09-20

13)トリチウムは国内外で日常的に海へ流されており健康への影響は少なく必要以上に恐れることはないという。2013-09-23 

 

関連投稿

14)環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その33-1:放射能はどのように壊変していくのか?)2013-02-10 
15)環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その33-2:放射能はどのように壊変していくのか?)2013-02-11 
 トリチウムの生成および半減に係るさまざまな反応について、個人的には不詳につき別途、調査要。
16)メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理2013-07-04 
 メタンの大気中への増加は周知ですが、
 トリチウムは三重水素と呼ばれ、大気中のトリチウムに水蒸気 (HTO)、水素 (HT) および炭化水素 (CH3T) の3つの化学形で存在しているという。
 大気中の自然界に多くは存在しないが現存する自然物質である。、有機結合型トリチウム(OBT)のメタンCH4のトリチウム(T)との化合物CH3Tの地球環境への影響???

 

 

 


IAEA、汚染水問題で福島沖で調査、世界の海洋浄化のためにも徹底的な汚染実態解明が望まれます。

2013-11-07 | 環境放射能関連

’13-11-06投稿

msn産経ニュース2013.11.6 08:53
汚染水問題への懸念を強調 IAEA事務局長http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/erp13110608560001-n1.htm

国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は5日、国連総会で活動を報告し、東京電力福島第1原発の汚染水漏れについて「事故の影響が続いていることをはっきりと思い出させるものだ」と懸念を強調した。

 天野氏は日本に長期的な汚染水対策の計画や仕組みをつくるよう促したと説明し、政府が関与を強めて取り組む基本方針を「重要な前進」と評価した。

 一方、ことし2月の3回目の核実験をはじめ軽水炉建設、ウラン濃縮など北朝鮮の核開発について「深い遺憾」を表明、同国の核、ミサイル開発を禁じた安全保障理事会決議に「明確に違反する」と述べた。

 イランの核開発疑惑については「未申告の核物質、核開発活動はないとの確証ができない」としつつ、先月末イランがIAEAに新提案をしたことを「生産的」と評価した。(共同)」という。

引き続いて、

msn産経ニュース 2013.11.7 16:12

IAEA、汚染水問題で福島沖で調査http://sankei.jp.msn.com/science/news/131107/scn13110716160005-n1.htm

「東京電力福島第1原発の汚染水問題で、国際原子力機関(IAEA)の海洋モニタリング専門家2人が7日、福島県沖で現地調査を始めた。廃炉作業を検証するため今月下旬に来日する調査団の事前準備のためで、日本で実施されている海水試料の採取方法などを確認する。

 国際社会では汚染水による海洋汚染への懸念が高まっておりIAEAが関与することで測定データの信頼性を高める狙いがある。

 IAEAモナコ海洋環境研究所のオズボーン所長ら2人の専門家は午前5時40分ごろ、東電の採水船に乗って福島県いわき市の小名浜港を出発した。第1原発から約15キロの範囲の十数カ所で海水試料を取る予定。

 8日には第1原発内の分析施設を視察して分析方法も確認。11日には原子力規制庁などと協議し、4月に続き2回目の来日となるIAEA廃炉調査団の議論や助言に反映する。」という。

⇒既報漏洩放射能が太平洋の「海のホットスポット」をさらに拡大させるというが、トリチウム汚染の行方は?(2013-09-20)に記載しましたが、現状、懸念している放射能(特にトリチウム)による環境汚染は、国際規格がどのようになっているのか?個人的には現状不詳ですが、原発からは絶えず、今まで、「塵も積もれば山となる」諺のごとく半減期12年のトリチウムなど放射能は法定内とはいえ常時排出されています。

 既報福島第一の湾内海水の放射能急増という。世界の原発周辺海域はどの程度で規格は?で記載しましたように、世界の原発周辺海域はどの程度で規格の最近の情報との比較も含めて、海洋汚染の浄化に繋がるように、徹底的に世界各地の海域のトリチウムなど放射能汚染の実態の公開を期待します。
何度も引用していますが、内部被爆のみならず、異常気象にもトリチウムは影響するという。
弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect

ペンシルバニアにある原発の排気が雪を降らせる様子が気象レーダに映ったらしいwww
"Nuke Effect" snow? Pennsylvania power plant spawns "nuclear" snow plume

・・・」という。

 

テールスープ @tailsoup

原発・川・湖・海の汚染 太平洋で希釈されず、北米西海岸では日本の10倍

http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2316.html

「・・・北太平洋旋回(North Pacific Gyre)と呼ばれる海流が、日本からの放射性物質を北米西海岸へ運んでいる:

多くの人たちが、福島第一原発からの放射能が、膨大な海洋で希釈されると考えているようですが、米・原子力委員会が前もって出した極秘扱いの1955年アメリカ政府報告(Previously-Secret 1955 Government Report )では、「核災害で流れ出た放射性物質は海洋でも十分に薄められることはない」と結論付けています。

また、高濃度に濃縮された放射能の「海のポケット」や、「(循環的な)流れ」ができる可能性があることが指摘されています。
・・・」ともいう。

  国際協調のもとで、過去の核実験、および少しスケールが小さく影が薄くなりそうな世界各国の原発周辺海域(地中海、大西洋、北極海、黄海、インド洋、北海、日本海など)のトリチウム水、他セシウムなど常時排出されている放射能の行方も含めて徹底検証する必要があるのでは?と個人的には思われますが、完璧な遮蔽と放射能汚染していない地下水を汲み出さなければ、「海のホットスポット」を拡大させると推察されます・・・。

また、既報によれば、海水中の元素濃度は深さ方向により、変化するという
今後の世界の海洋浄化のためにも徹底的な汚染実態解明と対策が望まれます。

参考関連投稿:
環境水中の放射性元素の深さ方向の濃度分布に係る考察
2012-07-03
 
「・・・(参考資料)
「海水中に存在する微量元素」に対する整理 ('11-04ー01~)
 ⇒原発事故前の我が国で測定されたデータ


環境放射能の区別はどのようにするのか?の追加要因に係る情報(再掲)

2013-11-06 | 環境放射能関連

’13-11-06投稿

 既報に引き続いて、環境放射能の区別はどのようにするのか?に係る情報を調べました。

 既報でも記載しましたが、
宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生する環境放射能
の存在比率、および実害について不詳なことですが、

生物多様性 」、「内部被曝 」、
異常気象など天変地異

 (詳しくはクリック)

 などに影響している?のではと個人的には杞憂しています。

 サラリーマン活力再生

248626 『自然放射能』と『人工放射能』を区別すべき によれば、
2011年04月04日

 

放射能汚染廃棄物の問題の概要

図1は、放射能汚染廃棄物の全体像を模式的に示したものです。

 


環境放射能の区別はどのようにするのか?に係る情報に係る雑感

2013-11-05 | 環境放射能関連

’13-11-05投稿

 既報歴代首相の脱原発発言を収集てその骨子を整理しました。の記載の引例(小泉発言)によれば、東京電力福島第一原発の事故前から最終処分場のめどをつけられなかったことは、原発再稼動に対して、最終処分場を造れなかったのは住民の反対(があったから)だ。こんなことに莫大(ばくだい)な資金とエネルギーを使うなら、国民が協力できるような、自然を資源にしたさまざまなエネルギーのために使った方がいい、というのが私の主張だという。

 住民の反対に絡む情報といえば、
既報
【追加・再掲】各種エネルギー確保の現状 および原発、再生エネの位置づけに係る情報(2013-05-14)の引例
アメリカの原発事情(’03/11/25)によれば、
http://simlabo.main.jp/simrepo/r038.htm

「・・・1976(カリフォルニア州で原発問題が争点化し、新設禁止を入れた
 カリフォルニア原子力安全法発効。)

1978公営事業規制政策法(PURPA)成立
 ・エネルギー保全と独占支配の打破をめざす(規制緩和)
 ・電気事業者に独立発電者からの買電を義務づける
 ・分散型電源の育成
 ⇒小規模発電事業者が増え、風力などに注目が集まる
 ⇒コージェネレーションの本格利用化
原子炉発注が大手、中小、公営に関わらず事実上0に

1979スリーマイル島原子力発電所2号炉で部分炉心溶融事故発生
(かねてよりトラブル続きだったサクラメントのランチョ・セコ原発
 は同型炉を使っていたために廃止要求がさらに激化)

1986チェルノブイリ原力発電所4号炉で爆発により放射性物質放出

・・・

 興味深いのは、日本では「資源の少ない日本ではオイルショックのようなことがあっては困るから(※1)」と原発を推進しているのに対して、アメリカではオイルショックにより、これまでの経済成長にかげりが見えて電力消費需要が鈍化し、インフレにより建設・維持コストが上昇してしまったが為に、原発のメリットが下がったことである。

 原発というものは、「大きければ大きいほど発電効率が良くなる」とされた施設の代表ではあるが、その分、停止した時の停電率が高くなったり、施設の巨大化は建設・運転・保守・点検(危険なものなだけに欠かせない)にコストがかかったりする皮肉な結果をもたらした。
 前者は当初は予期していなかった「トラブル」が原発につきものだということがさらに災いし、1978年の公営事業規制政策法(PURPA)成立に見るように分散化電力への道を広げることになり、後者は「安くて安定している」という原発のメリットを完全に否定される結果となった。これにより、電気事業者側が原発を建てるメリットが少なくなり、市民も「夢の発電施設」原発への信用をもたなくなったのである。

 スリーマイル島原発事故やチェルノブイリ原発事故以前に、原子炉の発注がゼロになったと言うことはそういう点が大きく影響していることを示している。これにアメリカならではの強い市民運動と、多くが自治体の公営電力会社であったことに加えて、「核廃棄物処理(※2)が未だ技術化されていない」という問題はその処理(埋める)の影響を被る各州政府・自治体も原発の必要性と経営陣の行動を疑問視し、電気事業者も「不安定」「非効率」「高価格」な原発に二の足を踏むようになり原子力ブームは終わりを告げる。・・・(後略)」という。

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 既報放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10) に記載しましたように、
環境放射能は地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されていますが、

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線、ニュートリノなどによる放射化もしくは励起によって、

 環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性が推察されます。詳しく見る>>

【放射化】とは goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」

~ 励起という現象 ~

 

 問題は
宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生する環境放射能
の存在比率、および実害について不詳なことですが、

生物多様性 」、「内部被曝 」、
異常気象など天変地異

 (詳しくはクリック)

 などに影響している?のではと個人的には杞憂しています。

原発由来の放射能以外にもさまざまな環境放射能がありますが、
参考関連投稿:
環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)
トリチウムは国内外で日常的に海へ流されており健康への影響は少なく必要以上に恐れることはないという。
漏洩放射能が太平洋の「海のホットスポット」をさらに拡大させるというが、トリチウム汚染の行方は?

 自然放射能由来として

地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学
 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成

 放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW

太陽フレアからの放射能
個人的には、一番不詳なのが 宇宙からの放射能の影響です。地球の引力、地磁気(磁力)、地殻表面電荷と宇宙からの電荷をもった微粒子、放射線が交互に影響し合って、「雲」中に共存して、雲質(電荷、水滴径、氷核径など)、環境中の電磁波(電波)などを変化させている?

 などが例として挙げられます。

今後は、環境放射能の区別はどのようにするのか?を追求しなければならないと思われます。

 

サラリーマン活力再生

248626 『自然放射能』と『人工放射能』を区別すべき によれば、
2011年04月04日

 

 


北京深刻な大気汚染に見舞われる 10月、全土で霧観測日2倍にという。

2013-11-03 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

’13-11-03投稿

 既報中国大気汚染で9900人死亡 北京など、環境団体報告という。その汚染の実態は不詳?(2013-06-19)で記載しましたが、

msn産経ニュース

中国大気汚染で9900人死亡 北京など、環境団体報告
2013.6.18 23:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130618/chn13061823020007-n1.htm

「環境保護団体グリーンピースなどは18日までに、石炭火力発電所から排出された大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2・5」の影響によるとみられる死者が北京市、天津市、河北省で2011年に9900人に上り、延べ7万人が健康を害し病院で治療を受けたとの研究報告を発表した。

 報告によると、9900人の死因は肺がんなどで、内訳は北京市が2千人、天津市が1200人、河北省が6700人。ほかに9300人が小児ぜんそくを、1万2千人が慢性気管支炎をそれぞれ患ったという。

 11年の時点で両市と河北省には石炭火力発電所が196カ所あり、河北省で消費された石炭は約3億トンに上った。

 中国では近年、大気汚染が深刻化。当局は石炭利用の削減や古い型の自動車の使用禁止、ガソリンの品質向上などを進める方針を示している。(共同)」という。

話がそれますが、

 大気汚染粒子の影響は既報未知なる猛暑への突入。2013年は過去最高の暑さになる(NASA発表)という。ように、汚染物質の種類によっては温室効果にも影響しているのではと個人的には思っていますが、件の大気汚染粒子の正体は単純なものではなく放射能など有害微粒子・エアロゾルが含まれていて、その地域特有の汚染物質も介在していると思われます。

関連投稿:
日毎、地域別の寒暖差は上空に浮遊している黄砂など微粒子分布の違いによるのだろうか? (2013-05-15)

話を戻して、

 つい一ヶ月前でも、

msn産経ニュース 2013.10.6 16:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131006/chn13100616040002-n1.htm

中国「深刻な大気汚染」で高速道路閉鎖 視界不良、北京国際空港も発着便に欠航

「中国北京市周辺は6日も深刻な大気汚染に見舞われ、視界不良のため北京国際空港の発着便に欠航が出たり、北京と各地を結ぶ高速道路が通行止めにされたりした。北京市の大気汚染レベルは6段階で最悪の「深刻な汚染」(指数301以上)を記録。当局は住民に外出を控えるよう呼び掛けた。

 天気予報サイトによると、北京市の微小粒子状物質「PM2.5」を含めた大気汚染指数は6日正午で301。北京中心街では数百メートル先のビルがスモッグで白くかすみ、車両は日中もヘッドライトを点灯して走行していた。中国メディアによると、北京国際空港では、視界が250~500メートルに低下したため、一部航空便の発着を取りやめた。

 国慶節(建国記念日)のUターンラッシュが始まったが、航空機の欠航や高速道路の閉鎖で混乱も予想される。(共同)」という。

 中国の大気汚染が酷くなっているようですが、黄砂現象も関係でもあるのでしょうか?(中国起源の汚染かどうかは不詳ですが、・・・。単に火力発電、、床暖房などへの石炭の使用、自動車の排気ガスのみならず、インド、中東などからのハブーブなども影響しているのだろうか?

 

 すなわち、中国インド、中東、パキスタンのみならず、オーストラリア(オーストラリア西部の赤い砂嵐)、米国(トルネード)、アフリカなどからの突風、嵐など強風によって、大気中に巻き上げられて浮遊している大気汚染粒子とのハイブリッド化の影響もあるのだろうか?と思われます。(詳しくは>>

関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その30:大陸からの有害ガスと微粒子によるハイブリッド汚染は今後も!)(2013-02-23)

黄砂、大気汚染物質の大陸での昨今の発生状況 少し増えているのだろうか?
(2013-05-11)
 

「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その7:黄砂中微小粒子)
(2011-02-08)

世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その1:砂漠化の原因・現状)
(2013-07-17)
 

ちなみに、現状の黄砂、大気汚染粒子の挙動は
引用:http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/archivej.html
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))
高さ1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション

の予測動画によって、おおむね確認できると思われます。

予測動画  大気汚染粒子 黄砂

 個人的には、台風23号の中国に上陸して一時、収まったのか?と想っていましたが、またまた11月に入っても中国の大気汚染は収まることなく、ますます酷くなっている日が増えているようです。

 最近の状況を以下調べました。

 47ニュース 2013/11/02 17:45   【共同通信】

北京深刻な大気汚染に見舞われる 10月、全土で霧観測日2倍にhttp://www.47news.jp/CN/201311/CN2013110201001926.html

「【北京共同】中国北京市周辺は1日から2日にかけ、深刻な大気汚染に見舞われ、信頼性が高いとされる米大使館サイトによると、微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が「極めて有害」に相当する1立方メートル当たり300マイクログラムを超えた。

 2日付の中国紙、新京報によると、気象当局は1日、中国全土で10月に霧を観測した日数の平均は4・7日になったと発表した。例年同月と比べ約2倍になっており、約50年ぶりの記録だ。

 霧には有害物質が含まれているため、大気汚染の深刻さをあらためて示した形だ。」という。

⇒約50年(1963年前後、昭和38年前後?)ぶりという記載から、この原因は一体何だろうか?

 また何月なんだろうか?冒頭の石炭利用の削減や古い型の自動車の使用禁止、ガソリンの品質向上という問題とはかけ離れた主因が他にあるのだろうか?

 内モンゴルなど寒冷地域での床暖房で石炭を燃やした排ガスの影響でもあるのだろうか?
雨が降らなかったため大気中に蔓延していたのだろうか??

関連投稿:
中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について 
(2013-05-16)
 

この原因については興味深い現象かと個人的には思われます。引き続き動向の報道を期待します。

 


太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?という。

2013-11-02 | 地震・津波関連

’13-11-02投稿

 既報福島沖(アウターライズ)でM7.1 前震の可能性も!本番は28日から11月上旬か?という。(2013-10-29)で記載しましたが、太陽フレアーの活性化の影響?で海底震源で震源の深さが約10kmと比較的浅い中規模地震が続いています。もし、M8以上の規模の大地震が発生したら、大津波が発生する可能性が高まり心配しています。

関連投稿:
最近津波は発生していないが、M8前後以上で深さ約10kmでなければ大津波は発生しないのだろうか?

 しかしながら、大地震の予測は3.11並みの首都圏直下型、駿河湾沖、東海・東南海・南海における地震に対して、数十年にわたって警戒してきまましたが、いまだ起こっていません。 

いずれ、時間がたてば、歴史的な宿命から発生するでしょうが、・・・。

 

おりしも、プレート、環太平洋火山帯を舐めるように、異常な進路の台風が発生したことから、近いうちにひょっとすると大地震が発生するかも知れない?と杞憂しています。

台風27号、28号の進路

 【世界の主要火山帯分布図】(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html) 

  

プレートの世界地図】

001

 「Livedoor Blog 天下泰平」「バヌアツ地震と日本の地震
・プレートの世界地図から引用
 

 まえがきが長くなりましたが、

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、関心を持っています。

 最近の情報によると、太平洋プレートの潜り込みが加速しているという。

日刊現代

太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?http://gendai.net/news/view/112214

(一部割愛しました。)
「先週26日に起きた福島県沖を震源とする深さ約10キロ、マグニチュード(M)7.1の地震。宮城、福島などで震度4を観測し、津波注意報も出た。3・11の余震のひとつだが、実は危険なのはこれからだ。

気象庁はこの地震について、日本海溝の外側を震源とする「アウターライズ型」と発表した。同型でM7以上になったのは、3・11以降では初めてだが、「今後もM7程度の地震が発生する恐れがある」(気象庁)と注意を促している。立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授はこう警告する。

「3・11の地震で、アスペリティー(固着)が弱くなった分、太平洋プレートの潜り込みの速度が、これまでの年10センチから、年30~40センチに加速しています。そのため、今後も『アウターライズ型』が起き、津波が起こる可能性があります。04年のスマトラ島沖地震で、同型の地震が起きたのは8年後の12年でした。まだ、東北地方太平洋沖地震は終わってはいません」

高橋教授によれば、太平洋プレートの移動速度が上がったことで、隣接する北米プレート内の内陸直下型地震も増える可能性があるという。ここには「福島原発の西側から仙台を経て北上川へと続く断層」がある。さらに、火山が噴火する恐れもある。

「太平洋プレートが沈み込んでマグマとなり、火山の爆発を引き起こします。現在、富士山や八甲田山の活動が盛んになりつつあるのも、その影響の可能性が高いのです」(高橋教授)

 世界で発生したM9以上の地震では、後に必ず火山が噴火しているという。まだ不安は尽きない。 」という。

⇒滑り込み速度が高くなったのは太陽フレアーの活性化による天変によるものか??
 

 既報自然界に徘徊標榜するニュートリノは浅い震源深さの地震と関連するのだろうか?の引例では、宇宙線ミューオン、ニュートリノは地殻内部の浅い場所ほど入って来易く、火山噴火、地震を誘発するという。
 特に、ニュートリノ宇宙からのエネルギーとして太陽光の次に大きくトリチウムなどのベータ壊変放射能からベータ線(電子線)放射時に副次的に発生するというが、自然(宇宙、電磁層、地殻内部)、人工(原発、核実験、・・・)を問わず常時発生していて、地殻、マントル、核を構成する特定元素に吸収されて、地震(地殻の変動)に影響していると想われます。

 ニュートリノは基本的には、物質透過性が大きいといわれていますが、下部マントルの組成に感度があり、

 主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石)から成るのに対して、地殻花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。(ウィキペディア「地殻」から引用) 

 一方、プレート移動説ではなく、

 既報によれば、地殻は大陸移動のストレスなどプレートの動きによって奇妙奇天烈な動きをしているというが、その一連の挙動の一環?でしょうか。

関連投稿:

・・・奇妙奇天烈なプレートの動き
http://www.ailab7.com/kiteretu.html

・・・

 その結果、同じユーラシアプレート上にあるはずのドイツと日本が年間38mmも近づいているというのです。ハワイが78mm近づくのは理解ができるのだが、同じプレート上の2地点が近づくのは、プレート(剛体のはず)論としては納得が出来ないわけです。その理由として、

 ①ユーラシアプレートは一枚岩でなく、その中に別のプレート境界がある。

 ②プレートは完全な剛体ではなく、多少の伸び縮みをする。

 ③日本周辺はプレートの入り組んだ地域である。このため他のプレートに押されて、局所的に複雑な動きが存在する。

 この内のどれかだろうが、観測データの蓄積が必要である、としています。どうして、プレート説を見直さないのでしょうか。・・・」という。

および、

既報パキスタンはるか沖で地震により水中から突然巨大な島が隆起してメタンも発生しているという。ように、地殻は隆起したり、陥没(シンクホール)したりして、複雑な動きをしているようです。

既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-4-11)(2013-04-11)の引例 ツイログ日々坦々 @hibi_tantan24 20134月09日によれば、

ロシア人地震学者アレクセイ・リュブーシン氏:これから1年半以内にこの地域でマグニチュード9.0級の新たな地震が発生する可能性がある。 / “破壊的な地震が日本で一年半以内に繰り返される可能性があるという。: The Voice of Russia” htn.to/qDfV7D

 「「2011年3月に日本の北部で大地震が発生したが、同地方のプレートの緊張状態は完全には弛められていない」。シュミット記念地球物理学研究所のロシア人地震学者アレクセイ・リュブーシン氏はそう見なしている。

   リュブーシン氏によれば、これから1年半以内にこの地域でマグニチュード9.0級の新たな自身が発生する可能性がある。同氏はウィーンで開かれた欧州物理学連盟の会議で報告を行った。同氏が行った調査によると、東京付近の南海トラフでは2013年から2014年の間に巨大な地震が発生する可能性がある。

   2011年3月11日に日本の東北部で発生したマグニチュード9.0の地震(「東日本大地震」)による死者・行方不明者は1万8500人に上っている。」という。

 大地震・大津波に係るさまざまな予測はずばり的中していない?と思っていますが、警戒(用心)することに越したことはないと思われます。
参考情報:
 CERON.jp
9月6日頃に近畿で大地震の可能性と警告した研究者が続報を発表! 「9月下旬以前の発生の可能性はない」 | ロケットニュート24
http://ceron.jp/url/rocketnews24.com/2013/09/03/365121/

参考関連投稿:
大地震の予測が的中しないことに係る個人的な雑感