水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は?(その2:オゾン生成消滅反応)

2011-10-06 | 日記

 既報の天変に影響する要因調査に引き続いて、最近、発生している北極圏におけるオゾン層の急激な破壊現象の原因は個人的には定かではないので、その要因について個人的に調べました。


   (google画像検索から引用 図拡大クリック)

1.オゾン層生成消滅
(引用:(3)オゾン層生成理http://www8.ocn.ne.jp/~yohsuke/ozone_3.htm

オゾン分解触媒:

2.オゾン層に関する基礎知識(気象庁)
(引用:ウイキペディアhttp://www.data.kishou.go.jp/obs-env/ozonehp/3-10ozone_depletion.html
オゾン層とは
オゾンは酸素原子3個からなる化学作用の強い気体です。オゾンは成層圏(10~50km)に多く存在しており、このオゾンの多い層を一般的にオゾン層といいます。成層圏オゾンは、太陽からの有害な紫外線の多くを吸収し、地上の生態系を保護しています。また成層圏オゾンは、成層圏の大気を暖める役割があり、地球の気候の形成に大きく関わっています。
 オゾン層の破壊
 現在、人造物質であるクロロフルオロカーボン(CFCs;フロンとも呼ばれています)等に起因する塩素、臭素によるオゾン層破壊が熱帯地域を除くほぼ地球全体で進行しています。そのオゾン層破壊は、特に南極域の春季に発生するオゾンホールに顕著に表れています。このようなオゾン層の破壊に伴って有害紫外線(UV-B)の増加が懸念されています。
 上空40km付近では、紫外線によってクロロフルオロカーボン等から解離した塩素原子がオゾンを次々と破壊しています。・・・
 高度30kmより下の成層圏では、塩素原子は通常、オゾンを破壊しない化合物に姿を変えて存在しています。ところが、南北両極、特に南極上空の高度15~20km付近では冬に著しく低温の状態となり、極域成層圏雲(PSCs)と呼ばれる雲が発生します。
 この雲粒子の表面及び太陽からの紫外線による光化学反応によって、塩素が活発化してオゾンを破壊します。オゾンホールはこれらの反応によりオゾンが急速に破壊されて形成されます。火山噴火による硫酸粒子の表面でも、同じようにオゾンを破壊する反応が起こります。・・・」

3.人工オゾン発生
小型オゾン発生器用高周波高圧電源の開発
引用:玉置電子工業http://www.tamaoki-electronics.co.jp/custom/o3.html
「オゾン発生の原理
 一対の平行電極の両面に、マイカ(誘電体)を設け、電極に交流高電圧を印加します。その結果、電極間に「無声放電」と呼ばれる短時間で発生と消滅を繰り返す多数の微細なパルス放電が起こります。この放電空間に酸素を通過させると、化学作用により一部がオゾン化します。

オゾンはこのような原理に基づき生成されますが、その際不可欠なのが、交流(高周波)電源です。(下図参照)・・・


⇒その他、ランプ紫外線、水の電気分解によってオゾン製造される。湿度が高いと生成効率が低下するという。

 

 


最新の画像もっと見る