水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

今年のゲリラ豪雷雨はどのような地域で発生しているか調べました。

2013-07-31 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-31投稿

 既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?に記載したように、台風とは違って、地域を限定して、短時間に、けたたましい降雨で不意打するゲリラ豪雷雨については、地面の表面の電荷が近隣地域と比べて、プラスになっていて、マイナス電荷をもつという雷雨雲との電位差が大きくなっている場合に雲を引き付けて、起こり易いのか? と妄想していますが、一方では、環境を取り巻く水(雲)の偏りによって、わが国のみならず、雨が降らないで水不足になっているのも皮肉な現象です。

 既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 この原因については、個人的には、もともとプラスの地面がプラスの組成、もしくは、例えば、大気汚染物質(PM2.5)、放射能など有害微粒子・エアロゾル、黄砂のフォールアウトによって、プラス化した場合も影響するのでは?と思っています。

 プラス電荷を持つ物質として、セシウム、ストロンチウム、カルシウムなどの酸化物、化合物がありますが、>>詳しくは、表面電荷(別報の巻末の引用)で確認できます。

 フォールアウトした放射能など有害微粒子・エアロゾルによって大地の表面電荷は変わるが、風雨によって再拡散して、他地域に移動しているため、常に変わらないわけでないと推察しています。

  最近特に頻発し易くなったメカニズムについて関心がありますが、支離滅裂な妄想の是非を把握して、何が原因であるかを究明して、対策が可能な要因を潰していくことが必要か?と関心があります。

 ここ数年来のゲリラ雷雨被災地域について、別報にて記載していますが、今回の発生地域と照合すれば、少しは原因究明のヒントになるかもしれないと思っていますが、別途。

ということで、以下、今年の豪雨はどのような地域で発生いているのか?

既報西日本で猛暑に引き続いて、北陸氷見、山口・萩で未曾有の豪雨という。 2013-06-20

以降の記載を調べてました。

gooニュース
西日本で大雨、山口・萩で310ミリ 台風4号も接近
朝日新聞2013年6月20日(木)10:39
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201306200044.html

島根県益田市で227・5ミリ、山口県萩市で310・5ミリと観測史上最大の値を更新

萩市は連続して発生。

<天気>島根の雨、依然警戒が必要 - 毎日新聞(7月30)
[映像]山口・島根豪雨 気象庁、「特別警報」に相当すると公表 - フジテレビ系(FNN)(7月30日)
「特別警報」とは - 特別警報が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。気象庁

 

YAHOOニュース 
山口・島根で100ミリ超の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
ウェザーマップ 7月28日(日)8時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130728-00010001-wmap-soci


28日午前には、

山口県美祢市、山口市、阿武町、萩市、島根県津和野町で1時間に約100ミリから120ミリの降水があったとして、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。萩市須佐では、正午までの1時間に138ミリの雨を観測し、同地点の記録となった。

東北で120ミリの雨のおそれ 北陸と西日本でも不安定に
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/
北陸・中国地方 引き続き土砂災害に警戒
ウェザーマップ 7月30日(火)19時2分配信

・・・また、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測または解析したときに発表される「記録的短時間大雨情報」が頻発し、山口・島根・新潟県で28日からの3日間で12回も発表された。(30日午後7時現在)

 今回の大雨の特徴は、ごく短時間に大量の雨が降る傾向がある。28日の降水量は、島根県津和野町で381ミリ、山口県萩市須佐で351ミリに達するなど、平年だと7月に1か月かけて降る雨を上回る量が、たったの半日で降った計算になる。



<大雨>岐阜・飛騨で非常に激しい雨の恐れ
毎日新聞 7月29日(月)10時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000029-mai-soci&pos=3

 名古屋地方気象台によると、東海地方は30日明け方まで、雷や突風を伴う雨が続く見通し。30日午前6時までの24時間の雨量は、岐阜県150ミリ、愛知県80ミリ、三重県50ミリと予想されている。特に岐阜県・飛騨地方では、1時間あたり50ミリと非常に激しい雨が降る恐れがあり、岐阜地方気象台は29日、飛騨地方に大雨洪水警報を発令した。

新潟県長岡市で1時間に約100ミリの猛烈な雨
 
ウェザーマップ 7月30日(火)3時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00010000-wmap-soci

気象庁は、新潟県長岡市付近30日午前2時30分までの1時間に約100ミリの降水があったとして、記録的短時間大雨情報を発表した。新潟県ではきのう29日夜遅くから、中越地方を中心に非常に激しい雨が続いている。(ウェザーマップ)

 

NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130730/t10013403211000.html
7月30日
18時22分

 30日未明には新潟県で、明け方からは中国地方で雨雲が発達し、レーダーによる解析では、島根県大田市付近で午前7時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。

nfoseek 楽天ニュース
首都圏でゲリラ豪雨 花火大会やコンサートが中止に- J-CAST
(2013年7月28日13時47分)
http://news.infoseek.co.jp/article/20130728jcast20132180309

隅田川花火大会は開始から30分後に中止

 
個人的には、最近ここ数年のゲリラ豪雨は以前の「土砂降り」のことか?と思っていますが、最近は、短時間で台風並の未曾有の降雨量で象徴されるように、かなり酷くなってていると思っています。

参考情報:
白谷のノート(3冊目)

ゲリラ豪雨の発生件数は、10年前より35%、20年前より50%増加
2010年7月6日 19:17

 ゲリラ豪雨から身を守ろう!
ゲリラ雷雨の原因 対策 危険 予報など
http://mirueru.org/geriragouu/post_6.html

>>次報に続く

 

 

 


次世代技術として「藻」から燃料、目指せ「産油国」という。

2013-07-30 | 食糧・エネルギー・資源の自給関連

'13-07-30投稿

 既報脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100%の安全な未来を!という。で記載しましたように、原子力発電は1000年に一度という大地震・大津波による3.11後の放射能漏洩事故によって全く安全ではないこと。
 早く、再生エネ至上の政策転換によって、エネルギーの自給を目指す量産技術の確立を祈っています。

 既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

話がそれますが、

 一度、破損事故が起きれば、今なお、収束がされ得ない現状から明らかですが、3.11後、2年半、余震というには、永すぎる頻発する震度5クラスの中規模地震に大半の国民は慣れてしまったようですが、・・・。また、いつ何時未曾有の天変地異によって事故が起こるかも知れず、個人的には杞憂しています。

参考関連投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)
地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)(2012-06-17) 

 福島原発の現状をみると、震災の影響なのか?地下水脈に「ひび」でもはいったのか?原因不明のメカニズムで、地下水が原発敷地内に流れ込み、敷地内に溜まっていた高濃度放射能汚染が混入して、地下水脈を介して海に漏洩しているというが、現状いまだに不詳。

 更に、大地震が起こった場合の津波、巨大台風による高波などによっては、当事者の必死の努力にもかかわらず、未だ、収束していない現状から、きわめて先行き危険な状態と想われ、早期対策を期待していましたが、現状、トリチウム除去、問題を含めてなす術もないという。
 既報福島第一原発 汚染水の海洋放出に半世紀以上!?という。 環境水の性状異変に影響するのか?で記載しましたが、福島汚染水除去設備ではトリチウムを減らせず、汚染水タンクに残留するトリチウムでこの先どのようなことになるのだろうか?と思っています。

 関連投稿:
【追加・再掲】福島原発の汚染地下水が海へ漏洩という。 今後の天変地異に備えて早期保安対策を!
(2013-07-28)
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
(2013-05-19)

 

(google画像検索から引用)

 個人的には、今まで以上に、原発災害の復旧にお金がかかり、予算的にも手一杯で、なかなか再生可能エネへの抜本的な転換は上手くいかないのでは?と想われます。>>詳しくは

加えて、高々、数%再生可能エネによる代替など、まったく不可能な現状。

 再生エネの電気製造コストが高い(現状は補助で辛うじて普及進展していますが、)のがネックですが、資源の枯渇化、円安などになってからでは遅く、国策による進展の必要を説く動機付けが必要か?
関連投稿:
再生可能なエネルギーに係る記載(その20:再生エネの進展の立ち遅れの挽回に係る雑感)
(2013-05-29)

  このような原発に対して、世界各国のエネルギー需給状況、政策はさまざまなようですが、米国はスリーマイル島事故が起こす前から、経済的な問題から、原子力発電が日本ほどは重宝されていない という。

 化石燃料資源に乏しく、四方海に取り囲まれ、緊急時の電力融通にも事欠くわが国。
 原発停止後、円安による資源高騰にともなう火力発電コストの高騰によって、今まで以上に電気製造コストが高くなっている現状。眠っている原発を再稼動して一時?しのぎの貿易収支の改善に傾倒している現状。経済収支復興に余りにも固執し過ぎれば、未来に巨大な「ツケ」を先遅りしていると思わざるを得ません。
 参考関連投稿:
【追加・再掲】各種エネルギー確保の現状 および原発、再生エネの位置づけに係る情報(2013-05-14)

 使用済み燃料など放射性廃棄物の処置には莫大な年月とお金がかかるという。
前述のトリチウムの処置にしてもなし崩してきに規定内の濃度で、海に放出したとしても半世紀以上かかるという。

 (google画像検索から引用)

 話を戻して、

 個人的には、・日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その3:比率拡大時の問題点)に記載しました微生物を利用した人工の「メタン」「オイル」「水素」などのバイオマスの量産化技術の発展小規模水力発電更に、昨今の異常気象に伴う土砂災害に係る記載(提案:洪水と渇水対策に中規模水力発電ダム増設を)(2012-07-12)の進展に着目して、期待しています。

バイオマスの量産化技術として、既報再生可能なエネルギーに係る記載(その23:池や沼にすむ藻の仲間ミドリムシからジェット燃料をという。)に引き続いて、藻から燃料を生産して目指せ「産油国」という記載を調べました。 

msn産経ニュース

【目覚めよ日本力 次世代技術】
(6)藻から燃料 高品質…目指せ「産油国」 2013.7.28 18:00
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130728/scn13072818000002-n1.htm(一部割愛しました。)

「 原油価格の高騰や地球温暖化が進む中、石油に代わる再生可能エネルギーとして小さな藻類が脚光を浴びている。藻が作る高品質の油を航空機のジェット燃料などに活用しようと研究開発が進行中だ。大量培養で安価に生産できれば、資源に乏しい日本が「産油国」になれるかもしれない。

 微小藻類には、石油とほぼ同じ成分の油を作り貯蔵するものがある。バイオ燃料の原料となるトウモロコシなどと違い、藻類は食糧需要と競合しない上、面積当たりの生産量が陸上植物に比べ桁違いに多い。国土の狭い日本にとって利点が多く、実用化を視野に入れた動きが加速している。

 筑波大の渡辺信教授らは4月、仙台市の下水処理施設に実験拠点を開設し、生活排水に含まれる栄養分で藻を育て油を抽出・精製する研究を始めた。施設は東日本大震災で被災しており、地域の復興につなげる狙いもある。

 研究には光合成を行う緑藻のボトリオコッカスと、渡辺教授らが沖縄県で発見したコンブの仲間のオーランチオキトリウムという2種類の藻を使う。

 ボトリオコッカスは下水に含まれる窒素などの無機物を肥料にして育てる。細胞外に油を分泌する珍しいタイプの藻で、抽出が容易なのが利点だ。一方、オーランチオキトリウムは油の生産効率が世界トップクラス。光合成をせず、汚泥などに含まれる有機物を与えて培養する。

平成28年度まで実験し、大量生産や効率化の手法を探る。藻から作る燃料の生産コストは現在、1リットル当たり500~1500円程度とガソリンよりもはるかに高いが、渡辺教授は「まず1リットル当たり200~400円程度まで下げたい」と話す。

 光合成を行うミドリムシから油を作る研究も進む。東大発ベンチャーのユーグレナ(東京)は油の生産性が高いミドリムシを発見、JX日鉱日石エネルギーなどと共同でジェット燃料の開発に取り組んでいる。

 藻類から油を作る研究は米国が先行しているが、日本は培養や抽出・精製で高い技術力を持つのが強みだ。経済産業省は42年までの実用化を目指して研究開発を後押しする。

 大量培養の技術革新や生産性の高い新種の発見などで、最大の課題である生産コストを引き下げられれば、産油国への仲間入りも夢ではない。(黒田悠希)」という。


【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?

2013-07-29 | 天変地異・異常気象関連

'13-07-29投稿、一部追加

 わが国では全国的に猛暑に見舞われている一方、昨今、2011年でも頻発して話題となった一部の狭い地域を限定して、短時間に記録的な降雨をもたらす「ゲリラ雷雨」が再び頻発しているようです。

 猛暑・熱中症の最中(さなか)のわが国の一部の地域で発生していることが特徴ですが、度を越した短時間での降雨量は河川の洪水、土砂災害などを招きやすく、警戒が必要と思われます。

 既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 数十年以上前では、台風襲来時の満潮時に高波によって海岸、河川の堤防が氾濫することに警戒して早めに避難することによって高台に避難して防災していた記憶がありますが、

 近年、裏日本特有の雷現象を伴う豪雨が表日本沿岸の一部の地域でも発生する傾向にあります。

 それもけたたましい降雨で不意打ちのゲリラ豪雷雨に遭難して大変な目に合うのでは?と杞憂しています。

 基本的な落雷を伴う豪雨の要因として、
マクロ的には偏西風などの気流に影響されて雷雲が移動していると想われますが、

ミクロ的には大地の表面電荷(プラス+、マイナス)、地形(凹凸、雲との距離)の違いによって、

 雷雲(雷雨)が場所を選ぶ傾向があるのでは? と妄想しています。

 また、この大地の表面電荷は常に変わらないわけでなく、

例えば、
 msn産経ニュース
原発80キロ圏内 放射線量が半減2013.3.11によれば、昨年11月時点では、原発から浪江町などがある北西方向の放射線量は依然として高いが、毎時19マイクロシーベルトを超える地域が縮小した原因として、原子力機構は、風雨など自然環境によるもの推定しているように、
環境中の放射性元素からなるエアロゾル(正体不明)などの微粒子が雲中に取り込まれて降雨などによってフォールアウトして、大地の表面電荷は絶えず変化していると推察されます。
 
 また、昨今、話題となっている大陸から飛来する、大気汚染物質(PM2.5)、放射能など有害微粒子・エアロゾル、黄砂のフォールアウトによっても変化していると推察されます。

 黄砂は地殻の風化によって、近年、砂漠化、沙地化によってハブーブ(砂嵐)として飛来してくるわけですが、もともとの成分は地殻は主に珪酸系の化合物酸性岩、塩基性岩など構成されているが、主成分のケイ素(マイナス)以外にプラスのアルミニウム、鉄、ウラン、中性のチタンなどの含有比率、および、黄砂表面に吸着したさまざまな電荷をもつ放射能など有害微粒子・エアロゾルによって表面電荷(別報の巻末の引用)が変化していると想っています。

 また、PM2.5のなかでも、炭素からなる主に化石燃料からの(現状、電荷不詳だが、プラスか?と推定)の影響があるのでは???と最近、妄想しています。
関連投稿:メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理

 
 これらは基本的には、地殻のみでなく、海表面に微生物、藻類などにくっついて浮遊していたり、イオン化して溶解して電荷をプラス化させている場合でも、雷雨雲(マイナス電荷と推定)と反対の+電荷の物質の影響で雷雨雲を引き寄せているのではと妄想しています。

ちなみに、雲は既報地球温暖化の要因に係る記載(その4 水はどのように変化しているのか?)
の引例「雲の形成メカニズムと電磁
によれば
積乱雲の発生
・・・たくさん水蒸気を含んだ空気がどんどん上空に上がっていくと、空気の流れは激しくなり、雲はどんどん発達します。結果として、乱気流が発生することになります。
水滴の発生と磁化
・・・地球全体は大きな磁石になっているため、水滴もその影響を受けてわずかに磁石の性質を持つようになります。さらに上昇気流は水滴をこするような働きをします。・・・水滴に静電気がたまわけです。その結果、水滴は雲の下側の地面に近いほうと、上側で電気的な偏りができます。・・・
空中放電
・・・
水滴はだんだん大きく成長しますが、空気の流れが激しくなると、今度は小さく分割されることになります。そのとき、分かれた水滴は上空が+になり、下のほうが~になり、地面の+との間に電圧の大きな差が生じるようになります。・・・」
詳しく見る>> 

参考投稿:
環境水中の放射性元素の深さ方向の濃度分布に係る考察
(2012-07-03)
最近の情報では、放射性セシウムの一部は太平洋沿岸沖の海底で発見されたというが、ゲリラ雷雨に関しては、プラス電荷を持つセシウム、ストロンチウム、カルシウムなどのプラス電荷を示して、コロイド
が海水表面に分散して浮遊している場合に影響すると想われます。
goo辞書 コロイドとは0.1~0.001マイクロメートル程度の極微細な粒子が、液体・気体・固体などの媒体中に分散している状態。煙・牛乳などの類。分散している粒子を分散質、媒体を分散媒という。膠質(こうしつ)。

「・・・<元素の存在形態に係る考察>
 海水中の元素はさまざま要因*によって、その存在形態が下図のように変わると思われます。
*各元素の化合物の存在形態は海(主成分:Naイオン、Clイオン)の温度およびpHに影響を及ぼす溶存酸素(O2)、溶存CO2、SOx、NOx、POxイオン、微生物などの共存状態によって変化すると想われます。
 
google画像検索から引用した海水中の微量元素の存在状態>
 
      詳しく見る>>・・・」

 最近の豪雨地域情報
山口・島根で100ミリ超の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

YAHOO! ニュース
毎日新聞 7月24日(水)16時41分配信

東北で120ミリの雨のおそれ 北陸と西日本でも不安定にhttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/

 

  以下、その後調べた数々の異常気象要因と照合するために、
2011年にエントリーした既報(2報)を参考に整理して再掲しました。
(一部、割愛しました。)

参考関連投稿:
異常気象に係る記載(その17-1:ゲリラ雷雨(豪雨)の増加の原因は?)
(2011-08-13)
異常気象に係る記載(その17-2:ゲリラ雷雨(豪雨)の増加の原因は地質の変化か?)(2011-08-28)

 

(再掲開始)

異常気象に係る記載(その17-1:ゲリラ雷雨(豪雨)の増加の原因は?)

一般的な豪雨の要因については地球温暖化による海水温の上昇によって、水が大量に蒸発した結果、気圧配置、気流、地形、大気上空のエアロゾル(火山灰、黄砂、放射性微粒子、・・・)の影響を受けていると想われますが、
 昨今多発している「ゲリラ雷雨」において発生する場所を支配する要因についてはよくわっかていません。

 既報から、猛暑に関しては盆地(凹地)が多いようですが、・・・。

 この雷雲、雷雨、雷、雷光の発生は 異常気象の「世界のホットスポット」(仮説)のひとつであるトルネードが多発する米国大陸中央部周辺で併行して観測されています。
 (引用下図参照)
 マクロ的には偏西風などの気流に影響されて雷雲が均一に移動していると想われますが、「ミクロ的には大地の地質の表面電荷(+、-)、地形(凹凸)の違い、すなわち2次的な引力が影響して、雷、雷雲(雷雨)が場所を選ぶ傾向があるのでは?
(仮説)
と個人的には思っています。
(本件、今後の発生位置の動向を追加・更新するとともに、別報の「わが国の局所豪雨に伴う土石流発生要因」「台風進路」とも一部関連していると個人的には思っています。)

参考投稿:
環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察('11-06-30~)
(放射性物質の物性:表面電荷、粒子径(推定値)などの記載)

 参考までに、google画像検索から引用した「わが国の雷発生マップ」
 および「世界の雷分布」を以下に示しました。

 

引用:「気象庁落雷の観測と統計」
全国各地の気象台の観測に基づく雷日数(雷を観測した日の合計)の平年値(1971~2000年までの30年平均値)によると、年間の雷日数が多いのは東北から北陸地方にかけての日本海沿岸の観測点で、もっとも多い金沢では37.4日となっています。これは、夏だけでなく冬も雷の発生数が多いことによるものです。



⇒雷の発生機構に係る検索の追加・更新を今後予定していますが、
今回は従来発生が少ない地域での最近多発しているゲリラ雷雨
に係る記載を調べました。

PS:'11-08-13 
 下記の1時間あたり100mmを超す超局所の降雨量。
この原因はやはり上記の仮説「電荷的な引力」の影響か?

 雲中の電荷分布の状況 
    &
 降雨、突風、台風などによる大地の電荷の偏り

(どちらが+、-か?は個人的には現状定かではありませんが、)

 既報の宇宙粒子線など、大気圏(対流圏)に存在する要因(自然放射線、拡散放射性物質など)による電荷への影響、および気圧(気流)配置、地形(凹凸)、地質効果を考慮して、専門家による科学的に解明する必要性を感じました。

PS:'11-08-12
つながっているこころ 22011.08.11
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-7716.html
(一部抜粋しました。)
「・・・暑いからでしょうか、
ナラやシイ、カシなどの広葉樹が病死する「ナラ枯れ」が、
過去最悪だった前年度の1.4倍になったそうですが
放射能も関係してるんじゃないでしょうか。・・・


19時30分気象衛星なんですが
茨城のあたりにまん丸の雲があって、一体何だろうと思ったら
茨城・石岡市で1時間に115ミリの雨が降ったそうです。
ゲリラ豪雨の雲だったようですね。・・・」

PS:'11-08-08
gooニュース(YOMIURI ONLINE)2011年8月8日(月)00:44
落雷で停電、西武線止まる…乗客一時閉じこめ
「7日午後4時9分頃、東京都西東京市の西武池袋線保谷駅への落雷で、練馬高野台―東久留米駅間で停電が発生した。・・・」
本文を読む
PS:'11-08-05
FNN
首都圏各地でゲリラ豪雨
 東京・練馬区や茨城・龍ケ崎市で1時間に30mm超の激しい雨
(一部割愛しました。)
「3日午後、首都圏各地を「ゲリラ豪雨」が襲い、東京・練馬区や茨城・龍ケ崎市では、1時間に30mmを超える激しい雨を観測した。
午後7時ごろ、東京・八王子市では大雨が降っていた。
夜になっても、東京都内で降り注いだ局地的な大雨。
東京・霞が関の首相官邸近くでは、ほとんど降っていない状態から、5分後には、傘を差しているのがまったく意味がないほど、強く雨が降りつけた。
警視庁の前でも、午後4時半ごろから雨が激しく降った。・・・

 午後3時50分ごろ、東京・台場のフジテレビからカメラがとらえた映像では、ピンポイントで降り注ぐ雨が、柱のようになっているのが見てとれた。
 午後4時45分、東京・門前仲町の駅前では、駅の向こう側には青空が広がっているのが見えるものの、大粒の雨が道路に打ちつけていた。
東京・練馬区茨城・龍ケ崎市では、1時間に30mmを超える激しい雨を観測した。
気象レーダーでも、激しい雨が降っていることを示す赤い部分が、ごく狭い範囲に集中していることがわかる。
3日、ゲリラ豪雨に襲われた関東地方。
その要因としては、沖縄付近を通過中の台風が関係しているという。
柳瀬 真気象予報士は「台風9号の外側を回り込むように、暖かく湿った空気が入ったと。あさって(5日)くらいまでは、こういった局地的な雨や雷雨に注意していただきたいと思います」と話した。」
本文を読む

⇒単なる「ゲリラ豪雨」と「ゲリラ雷雨」の雲の違いは現状、定かではありませんが、雲の生成についてはおおむね参考になると想われます。
 仮に、雲の実態が同じでも、既報で記載しましたような「大地の表面状態(電荷、地形など)」(仮説)が影響して発生していることも考えられます。

異常気象に係る記載(その17-2:ゲリラ雷雨(豪雨)の増加の原因は地質の変化か?)


<着目点> 
 雲中の電荷分布の状況 & 降雨、突風、台風などによる大地の電荷の偏り
どちらが+、-か?は個人的には現状、定かではありませんが、

 晴天の霹靂(へきれき)的な現象の発生位置およびメカニズムに係る記載を調べて、仮説・検証のために都度、追加更新しています。

(発生事例に係る現状考察)
⇒今年の首都圏(南関東
)を主に限定した昨今のゲリラ雷雨は一体何が原因なのだろうか?

 
下記の①岐阜県山間部や中濃地方での局地的な慢性的な豪雨と地質の違い都市におけるヒートアイランド現象説(発生メカニズムに係る記載)③ヒートアイランドとは無縁?と想われるアオコ発生した異臭(メタン-硫黄系のガス)の漂う霞ヶ浦周辺の石岡市の象徴的な超ゲリラ豪雨などがメカニズム解明のヒントとして現状、
整理されます。
 また、今年首都圏に多い原因としては、放射性エアロゾルが2次的に関与していると個人的には想われます。

 別報にて、大気中に拡散している放射能と発生場所の特異性(地質、地形、2次的なガスなど)に係る記載を整理して、メカニズム(仮説)を追加・更新予定。
 
1.発生例
(今まで断片的ながら調べた結果は既報(その1)を参照願います。)
'11-08-28
TBS News 
(28日00:08)
豪雨、大阪で観測史上最多77.5ミリ
大阪で観測史上1位に並ぶなど、近畿各地で激しい雨が降り、交通の乱れや住宅の浸水などの被害が出ました。
 大阪市内の雨は、27日午後3時ごろから降り始め、1時間で77.5ミリと観測史上最多の雨量を観測しました。梅田では建物が浸水し、店員が水をかき出す作業に追われたほか、天王子区兵庫県西宮市で一部の道路が冠水し、通行止めの区間が出ました。・・・
 気象台によりますと、豪雨の原因は、湿った空気が流れ込んで積乱雲が発生し、風がなく、近畿の上空に留まったためということです。」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4811748.html

(気象衛星画像を引用)

⇒大阪といえば、既報の淀川の放射性セシウムによる汚染(個人的には汚染源不明)例、また西宮といえば、「御影石」など地質の影響がどのようなものか?先の阪神淡路大震災による断層の露出、および周辺での自然放射線量が高いなど
関連投稿:
地異に影響する要因に係る記載を調べました。(その3:08-18更新 海底の亀裂)
「・・・地震によって、地殻表面に亀裂が発生して、自ずから地質の変化、メタン、硫化水素などが発生する生態系の異変が起こりやすい・・・」

'11-08-27
FNNニュース(08/26 20:03)
26日、ことし一番の局地的豪雨が首都圏を襲った。
26日午後3時半ごろ、東京・練馬区のマンションでは、1階のエレベーターホールが浸水した。
エレベーターを開けると、そこはまるで滝のようだった。
階段でも、滝のように水が流れていた。
一方、品川区では、交差点の中心や歩道の横など、あちらこちらのマンホールから激しく水が噴き出した。
東京の上空を覆っていた厚い雨雲。
そして午後2時半、降り出した雨はやがて豪雨となり、首都圏を襲った。
秋雨前線の接近にともなって上空に冷たい空気が流れ込み、東京・練馬では午後3時54分までの1時間に90.5mmの雨が降り、8月として観測史上最多を記録した。
都内を流れる石神井川では、北区の水位観測所で一時、避難判断水位に達し、堤防の上の部分まで到達するおそれがあるとし、都が付近の住民に注意を呼びかけた。・・・

また、調布市のマンションでも浸水し、消防が駆けつける事態になった。
神田川の増水のため、地下鉄丸ノ内線は一時、御茶ノ水 - 淡路町間で運転見合わせとなった。JR東海道新幹線も、東京 - 新横浜間の上下線で一時運転を見合わせた。


 '11-08-23
・中日新聞 2011年8月23日 14時01分
未明の東海地方でゲリラ豪雨 秋雨前線影響
(一部抜粋しました。)
本州南岸から北上した秋雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、東海地方では23日未明から明け方にかけ、岐阜県山間部中濃地方愛知県西部を中心に局所的に大雨が降った。
 気象庁などによると、愛知県一宮市では未明に1時間当たり103ミリの猛烈な雨を記録。
岐阜県八百津町では同59・5ミリで、8月の最高値を更新した。愛知県愛西市と岐阜県美濃加茂市でもそれぞれ同28ミリ、同51・5ミリの激しい雨。
 三重県いなべ市北勢町では同21・5ミリに達した。・・・
 下呂市では夫婦で自宅から逃げようとした50代の女性が土砂に足を取られて転倒して軽傷を負ったほか、飛騨川沿いの4680世帯計1万2千人に避難勧告が出た。
 日本気象協会によると、岐阜県中濃地方や愛知県西部の上空で、前線に暖かく湿った風がぶつかったまま4、5時間停滞。局所的な激しい雨が続いたという。三重県と愛知県では同日昼に晴れ間がのぞいたところもあるが、依然として大気が不安定で、同協会は、岐阜県山間部などで土砂災害への注意を呼び掛けている。」
PS:
'11-08-27
放射性エアロゾルの大地への沈積の影響が東日本、関東地区と比較して少ない*と想われる地域でのゲリラ豪雨であり、今後のメカニズムのヒントになるかもしれません。美濃加茂地方での豪雨は昨年に次いでのものであります。美濃平野は昔は亜炭発掘場でもあり、堆積岩で構成されていますが、その周辺は火成岩で構成されています。数キロm範囲で集中的に降る豪雨は地質組成および電荷(+ -))の影響と考えられます。地質など詳細について別報にて調べる予定。

参考投稿:
*「エアロゾル」に係る記載(その7:黄砂中微小粒子)
「・・・ 岐阜県保健環境研究所報 第15号(2007)
「黄砂中の陰イオン・陽イオン成分濃度とその粒径分布について」によれば
引用http://www.cc.rd.pref.gifu.jp/health/public/no15/oohira15.pdf
 大陸からの黄砂時において,平均粒径0.6μmでは硫酸アンモニウムの存在が,また平均粒径4.8μmでは硝酸イオン濃度が高く,硝酸カルシウムや硝酸ナトリウムとしての存在が推察された。・・・」の記載から、黄砂と放射性物質との同伴は既報の引用でも記載されていることから意外と多いかもしれません。

日本での40年前の空洞による落盤事故を紹介します。


         (google画像検索から引用)

<美濃加茂地域集中豪雨参考文献>
・美濃加茂市 / 豪雨災害一覧
http://www.komeri-npo.org/record/downpour/minokamo/list/index.html
・国総研 岐阜県可児市可児川 氾濫浸水被害調査報告(第1報)
http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/saigai/h22gihu/h22gihu.pdf

 (再掲終了)

その他関連投稿:(個人的なメモ)
「水」とはどのようなものか?に係る記載(天変地異と水の性状変化との関係があるのか?)

 


【追加・再掲】福島原発の汚染地下水が海へ漏洩という。 今後の天変地異に備えて早期保安対策を!

2013-07-28 | 環境放射能関連

'13-04-14投稿、04-16、05-07、05-1507-28追加・更新、

 既報環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る今までの情報のまとめ(~'13-3-16)にて、本テーマは終了しましたが、汚染水処理軌道に乗らず 新たな問題発生し続けているようです。

 また、既報福島第一原発 汚染水の海洋放出に半世紀以上!?という。 環境水の性状異変に影響するのか?で記載しましたが、福島汚染水除去設備ではトリチウムを減らせず汚染水タンクに残留するトリチウムでこの先どのようなことになるのだろうか?と思っていましたが、・・・。

 その後、汚染水タンク、配管などから漏れ続けているという報道を聞くにつけ、梅雨、台風、豪雨、地震によってもっと酷くなることが推察されます。

 福島第一原発の内規である保安規定で示されているトリチウムの年間放出量は22兆ベクレルという。漏洩などなくても原発が稼動すれば、常時、トリチウムは海に放出されているわけです。
 放射能の単位は一般人には曖昧喪子として、放射能漏洩量のイメージをなかなか理解しにくく、どの程度の未曾有の悪さを環境に今後あたえるのか?相変わらず心配しています。

米のセシウム汚染で記載しましたように、放射能(ベクレル)表示をカドミウム汚染米と同様に、全ての元素の重量濃度分析(ppm、ppb、ppt)表示が一般的にわかり易く望まれますが、極微量なため、分析ができないというが、高濃度の汚染水なので化学重量分析すれば、さまざまな放射能の汚染実態が明らかになると想われます。

汚染地下水が海へ漏洩していたことが判明したという。

PS:07-28

時事ドットコム
トリチウムも高濃度=2号機海側トレンチ-福島第1
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072800083
「東京電力福島第1原発2号機タービン建屋海側のトレンチ(ケーブルなどの配管用トンネル)で採取した水から高濃度のセシウムなどが検出された問題で、東電は28日、同じ26日に採取した水からトリチウムが1リットル当たり870万ベクレル検出されたと発表した。法定基準に比べ145倍の濃度で、高濃度汚染水がたまっていることが改めて確認された。
 このトレンチは海から直線で約50メートルの場所にあり、周辺の観測井戸で検出された高濃度汚染水の流出源の一つである可能性が指摘されている。東電は「事故当時の汚染水がとどまっている」と説明するが、地下の汚染状況は十分把握できておらず、拡散の経路も解明されていない。(2013/07/28-15:41)」

 

@niftyニュース
セシウム23億ベクレルを検出

  13年7月27日(土)12時21分配信
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2013072701001485/1.htm

「福島第1原発の汚染水が海に漏れている問題で、東京電力は27日、漏えい源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5千万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。事故直後の11年4月、海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度という。トレンチは1、2号機タービン建屋の東側で、原子力規制委がたまった汚染水がトレンチ底部から漏れているのではないかとの見解を示している。

  トリチウムの場合は法定内の放出ですら、気になるところですが、
参考関連投稿:
 トリチウム水の環境への影響に係る記載 2013-03-24の引例
ATOMICA
トリチウムの生物影響 (09-02-02-20)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-02-20
によれば、トリチウムはトリチウム水(HTO)の形で環境に放出され人体にはきわめて吸収されやすい。また、有機結合型トリチウム(OBT)はトリチウムとは異なった挙動をとることが知られている。動物実験で造血組織を中心に障害を生ずることが明らかにされ、ヒトが長期間摂取した重大事故も発生している。・・・ トリチウムは水素の同位体で、最大エネルギー18.6keVで平均エネルギー5.7keVという非常に低いエネルギーのβ線を放出し物理的半減期は12年であるという。

 大気上層中で宇宙線中の中性子と窒素原子核との衝突によって生成する天然トリチウムが自然界の水循環系に取り組まれているとともに、核実験や原子力施設などから主としてトリチウム水(HTO)の形で環境に放出され、生物体へは比較的簡単に取り込まれるともいう。

このエネルギー的には、一般的に生態系に有害な放射線である紫外線の1000倍以上であり、危険な放射能ことが想定されます。

 既報(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)
の引用記載では、
「本邦初公開!?:日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/19238315

 

・・・そう、その地域には原子力発電所があるのである。」ということから、地下水中の放射能汚染が今後どのように変化するのか気になるところです。


既報
原爆投下された広島、長崎のがれき処理はどの様に行ったか?についての引例

YAHOO知恵袋 によれば、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1083390820

 七沢潔氏〔NHK〕の再調査結果から、
チェルノブイリ〔広島型原爆の500個分〕の約8倍、
つまり広島型原爆の4000個分あたりが現状に最も近いと思われます。
〔⇒つまり、現状の外観上の醜さ&深刻な土壌汚染でも

総包含量の1%も放出されていないと思われます。〕

というが、現状どのくらい環境中に漏洩しているのだろうか?報道が待たれる。

 現状、問題とすべきは万一、大規模地震・津波が発生して、停電、崩壊によって
敷地内の汚染水の全量が海に漏洩したらどのくらいの汚染量になるのか?と思われます。

関連投稿によれば、:
天変に係る記載(24:5月太陽活動がピーク 東京でオーロラが見えると地球の磁気圏が吹き飛ぶという)(2013-05-05)→磁気圏の崩壊によって大停電が起こるという。

地震および津波に係る記載(その50:原発周辺の福島沖で危険な兆候 巨大地震前の小康状態か?という。)(2013-05-04)→ 既報(その47:地震規模および発生数と季節との関連の調査('12-03-01 ~ 09-30))の結果から、昨年、多発していたM5以上の福島県沖の連休中の地震はほとんどなく、地震規模は小さく、小康状態となっているようです

汚染水の漏洩に係る記載(追記分

PS(05-07):
msn産経ニュース
1号貯水槽の移送完了 東電、残り1万5900トン
2013.5.6 16:14
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130506/dst13050616150008-n1.htm

「東京電力福島第1原発の地下貯水槽から放射性物質を含んだ汚染水が漏れた問題で、東電は6日、漏えいが判明した1号貯水槽から地上タンクへ水の移送を終えた。4月23日に移送を開始した時点で1号には約6200トンが入っていた。

 7カ所ある貯水槽のうち、移送完了は2号に続いて2カ所目。増設中の地上タンクの準備が整い次第、3、6号に残る計約1万5900トンも移送する。

 増設タンクの準備ができるまでの緊急移送先として、敷地内に小型タンク120基(計4000トン)を設置する。」という。

福島第1原発の汚染水「最新の危機」「東電に戦略ない」
2013.4.30 19:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130430/amr13043019090006-n1.htm
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は30日までに、東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水が同原発事故の「最新の危機」だと報じた。汚染水が漏れ出し、太平洋に流出する危険を指摘したほか、東電に「一貫した戦略がない」とし、次々に表面化する問題の処理を場当たり的にこなしているとも批判した。

 記事は、東電と政府が事故後の対策に外部専門家らの関与を拒んだと指摘。同原発を原子力産業のコントロール下に置き続けたかったためだと指摘している。

 汚染水増加の原因である地下水の流入を止めるため、原子炉建屋の周囲にコンクリートの壁を地下約18メートル以上の深さまで設置する提案も東電は拒否し代わりに地下貯水槽を急造するなどの暫定策を取ったが、結局、貯水槽が水漏れを起こしたと伝えた。(共同)」

 PS(04-16):
47トピックス
【福島第1原発の現状】 タンク増設で森林伐採 行き詰まる汚染水対策

「東京電力は、福島第1原発で増え続ける汚染水を保管するため、敷地南側に残る森林を伐採し、タンク設置場所の造成を始めた。地下貯水槽から汚染水が漏えいし、タンク増設計画を前倒しするためだが、対策は行き詰まりつつある。

 1~3号機では、事故で溶けた燃料を冷やすため原子炉に水を注入し続けている。冷却を終えた水は放射性物質で汚染されているが、これを回収して放射性セシウムや塩分を取り除き再び原子炉に注入、循環させている。これだけでは汚染水は増えないが、原子炉建屋などに1日約400トンの地下水が流れ込むため、新たに汚染水となって増え続けている。

 東電はタンク増設で対応、置き場所確保のためこれまでも森林を伐採してきた。今回の場所は敷地南側の森林約10万平方メートル。30万トン分のタンク設置を見込み、既に地盤調査を終え夏にも設置を始める。

 第1原発内のタンクの容量は約26万6千トンで、9日現在、約25万4千トン入っている。今月5日、地下貯水槽からの汚染水漏れが発覚。地下貯水槽の約2万3600トンを6月中に地上タンクへ移送することが決まり、一気に切迫した。

 東電は計画を前倒しして9月末までにタンクの貯蔵容量を約45万トンまで増やす。森林を伐採して設置するタンクを含め2015年中に70万トンまで増設するが、根本的な解決にはならない。(2013年4月15日、共同通信)

 ≪福島第1原発の現状一覧≫こちらをクリック 2013/04/15 13:17」という。

⇒根本原因はなんだろうか?よく考えなければなりません。以下の記載をよく見直して打開策を国を挙げて考えなければならないと思われます。

みんな楽しくHappy♡がいい♪

報道するラジオ 「小出裕章さんに聞く汚染水漏れ」
2013年4月12日 (一部割愛しました。)
・・・
水野:
福島第一原発の汚染水の漏えいがずっと続いております。
きのう明らかになりました新しい情報なんですが、
漏れの見つかった貯水槽から別の、漏れの確認されていない貯水槽に汚染水を移そうとしたんですが、
「移し始めて僅か3分後に汚染水が漏れた」ということです。
で、今度は、「配管の接続している部分から」というんですね。
ですからこれまでやってきた貯水槽も構造的にダメだし、
配管もダメだという話になってきました。

で、今回漏れた汚染水は、「放射性セシウムを除去した汚染水だ」と言うんですが、
セシウム以外にいろんな放射性物質が入っているという事になりますよね、

小出:そうですね。

・・・

水野:
1ccあたり、29万ベクレルというんですが、
これは…、リスナーの方からも質問がきています。
これってどれぐらいの危なさなんでしょうか?
配管の水漏れの場所には近づけるものなんでしょうか?


小出:
ほとんど近づけないと思います。
私は京都大学原子炉実験所で放射性廃液の処理を担当している人間です。
原子炉実験所で様々な放射性廃液が出てくるのですが、
それを処理して何とか放射能だけを捕まえて、
水をきれいにして環境に放出するというような事をやっているのですが、
その時に環境に放出される濃度は1ccあたり、セシウム137であれば0.09です。

・・・

水野:そうですね。
で、これまで漏れたとされる汚染水を合わせると、120トンとも言われているんですね。
もしも仮にですね、この1立方センチメートル当たり29万ベクレルの計算で120トンとなりますと、
35兆ベクレルというふうに、荒っぽい計算ですが、なります。

小出:はい、そうですね。

水野:この値、35兆ベクレルというのはどういうものだと考えたらよろしいでしょうか?

小出:
たとえば広島の原爆というのが、
1945年8月6日に爆発して、放射性物質をまき散らしたのですけれども、
私が一番重要だと思っているのがセシウム137ですが、
そのセシウム137の量は89兆ベクレルと考えられています。
ですから広島原爆がばら撒いたセシウムの量の3分の1ぐらい、
2分の1か3分の1ぐらいをすでに地下に漏らしてしまったという事になります。


水野:えぇ~~っ、
広島原爆の半分にはいかないかもしれませんけれど、半分近い放射性物質ですね。

小出:
そうですね、
あ、ただ私はセシウム137の量を89兆ベクレルだと言ったのですが、
多分この29万ベクレルのほとんどは私はトリチウムではないかと思うのですが、
トリチウムというのはセシウムに比べればはるかに、はるかにと言ったらおかしいかな、
生物毒性が低いですので、単純には比べられませんけれども、
でも、本当に恐ろしい量がすでに漏れてしまっているという事です。

水野:このトリチウムというのはどういう性質でどれ位の危険性があるんでしょう?

小出:
トリチウムというのは水素なのです。
自然界にある水素というのは放射性を帯びていません。
普通の水素のほかの重水素という、ごく変わった水素もあるのですが、
それも放射能を持っていないのですが、
このトリチウムというのは3重水素という別名が付いている位に、3倍重たい変わった水素なのです。
これが放射能を持っているという、そういう物質です。
放射線のエネルギー自身は高くないので、
放射線の危険性という意味では大きくないのですけれども、
でも水素ですので、環境に出てしまうと必ず水になってしまいますし、
もう回収する事が出来ないという、そういうものなのです。


・・・
水野:水になってしまうから回収が出来ない。

小出:
そうです。
ですからこの汚染水というものも、セシウムを捕まえたり、
あるいは今度新しいアルプスという除去装置を使ってですね、
様々な放射性物質を捕まえようとしているのですが、
要するに、やろうとしている事は
水の中から放射性物質を捕まえて水を綺麗にするという作業をやろうとしているのです。
しかしトリチウムというのは水素で水そのものになってしまっていますので、
どんなに放射性物質を水から除去したとしても、トリチウムだけは絶対に取れないのです

・・・

水野:
ただ、東電はですね、「汚染水は海には流れ出ていない」と言っているんですが。
これはそうなんでしょうか?

小出:
まぁ、私は「随分とぼけた事を言う人たちだな」と思います。
要するに地下に漏れてしまえば、地下水というのはあっちへ流れたりこっちへ流れたりしているわけで、
海の方から流れてくるものもあるでしょうし、海の方へ流れていっているものもあるはずで、
「海へ行っていない」なんていうことは決して実証できないと思います。

遮水壁

水野:
リスナーの方が、
「事故当初から小出先生は地下水汚染を心配されておりましたけれども、
今、貯水槽の汚染水の話にばかりなっていますが、本当にそれだけなんでしょうか?
私は原子炉建屋内の汚染水漏れの方を心配しているのですが、どうでしょう?」
とおっしゃっています。いかがでしょうか?

小出:
私もそう思っています。
今回の漏れというのは、新しく作った貯水槽の方から漏れているのですけれども、
その前に汚染水は原子炉建屋の地下とか、タービン建屋の地下、トレンチとかピットとかいうところに
もう、いっぱい溜っているのです。
それら全てがコンクリートの構造物ですので、割れないコンクリートなんかは無い訳ですから、
「必ず漏れている」と、私は事故当初から警告をしてきましたし、
それをなんとか海へ出ないように、
「地下に遮水壁をつくらなければいけない」と言ってきたのですけれども、
残念ながらそれはまだ出来ていないという状態で、
「海へ向かって汚染水が流れていってしまっている」と私は思います。


水野:
この地下の遮水壁も、小出先生はずっと前からおっしゃっていたんですが、
「今からでも間に合いますか?」と聞いていらっしゃいます。

小出:
要するにもう間に合わないのですね。
この間事故が起きてもう2年経ってしまっている訳で、
2年の間は何の防壁も無いまま原子炉建屋の地下、タービン建屋の地下から汚染水が環境に漏れていたし、
その一部はもう多分海へ出てしまっていると思います。



水野:ただ東電は「漏れていない」と言うので、そこのところが進まないですね。

小出:
そうですね、
「漏れていない」というなら、きちっとした証拠を提出すべきだと私は思います。


タンカー

水野:
また、ラジオを聞いていらっしゃる多くのみなさんがお便りをくださっているのは「タンカーについて」です。
もう、2011年の3月のうちからですね、
小出先生は「大きなタンカーを持って来て処理すればいい、それしかないんじゃないか」と、
汚染水の事を心配してらしたんですが、
「この“タンカー案”は今からでも間に合いますか?」と、皆さんが聞いていらっしゃいます。


小出:
間に合うか間に合わないかという意味で言えば、
すでに2年間、間に合わないで環境に放射性物質が漏れてしまっている訳ですから、
この2年の分はもう取り返しがつきません。
しかしこれからもまた次々と汚染水が溢れてくる訳ですから、
東京電力は次々とタンクを作る。
でも、それでは間に合わないからと言って、
今回漏れたような水槽をつくるというような事でやろうとしてきたのですけれども、
それでは結局しのげなくなりますので私はタンカーは一刻も早くやるべきだと思います。

・・・

何年経っても出続ける

・・・

水野:
ハァ~、東電は1日当たり400トンずつ汚染水が増える。
それはタンクをどんどん作って、「6月の初旬までには地上のタンクに今の貯水槽の物を移す」と。
「だから大丈夫なんだ」という話をしているんですが、
6月以降の事は分かって無いですよね、何にも。

小出:
タンクを次々と東京電力はつくってはきているのですけれども、
福島第一原子力発電所の敷地にももちろん限りはありますし、
無限にタンクが増設できる訳ではありませんので、
いつか破たんすると私は思います。


廃炉

水野:つまり、廃炉は40年と一応言っていますね?

小出:はい。そんなことできませんけれども、

水野:少なくても40年は汚染水が出続けるんですね?

小出:そうです

水野:小出先生は本当のところ、廃炉は何年位と今思っていらっしゃるんですか?

小出:
わかりません。
人類が遭遇した初めての経験な訳で、
これをどうやって「廃炉」というですか…、
どういう状態にすれば一応安心できるのか?ということも、私にはよく分からないです。
70年、あるいは100年という単位がかかってしまうかもしれないとおもいます。


水野:
そうした中で、原子力規制委員会はですね、
今はこの貯水槽が構造的に欠陥があると言われていますけれども、
事前にOKを出したんですよね?原子力規制委員会が。

小出:そうですね。

水野:これ、どうなっているんですか!

小出:いや、規制委員会が無能なんでしょう。


新安全基準

水野:ハァ~
で、また「その原子力規制委員会がやっている事はなにか」と言いますと、
原発の新しい規制の基準案をまとめたんですね。
この内容をどうご覧になっていますか?

小出:
え…、
問題は、今私たちの目の前で福島原子力発電所の事故が進行中なんだという事です。
その事故の原因すらがいまだに分からない。

もちろん津波は原因の一つだったし、地震というのも大きな原因の一つだったと私は思っていますし、
国会の事故調査委員会もそう主張しているわけですけれども、
その調査すらが東京電力の妨害によってなされなかったのです。
ですから原因自身がまだ分かってもいないという、
そうなれば対策だって決めようがない訳で、
「どんな事をしたら基準が出来るのか?」私にはそれがまずわかりません。

水野:
内容はいろいろとありますが、たとえばですね、
「時間的な猶予を与える」という項目があるんですね。
たとえば非常時のバックアップシステムである第二制御室。
これは中央制御室の変わりにいざという時になるものなんだそうですが、
「これはすぐに出来なくてもいい、5年間猶予しましょう」という事だそうです。

小出:そうですね。

水野:これって、そんなにすぐにいらないものなんですか?

小出:
事故というのは予測できませんので、
ひょっとしたら第二制御室が必要で無い事故かもしれないのですね次に起きるのは。
ですから、
「何がどうやって必要か」という事は事故に関しては予測が出来ないという者だと私は思っています。
でも事故というのは、私たちが望むと望まざるとに関わらず起きる訳ですし、
原子力発電所が事故を起こしてしまえば、今現在起きているような大変悲惨な事になってしまうわけで、
私はもう原子力から足を洗うべきだと思います。
対策をもし、取るというのであれば、
「自分たちが思っている対策が出来るまでは、やはり動かさせない」
という位の事は言うべきだと思います
けれども、

残念ながら原子力規制委員会というのはそこまでの力を持っていないという事だと思います。

原子力規制委員会は怠慢だ!

水野:いかがでしたでしょうか?平野さん。

平野:
改めて、この汚染水の放射線量の凄まじい単位というものを感じるんですけれども、
やっぱり、原子力規制委員会の怠慢ですよね、改めて思う。
先生がおっしゃっていますけれども、これ、東電はもう当事者能力が私は無いと思うんですよ。
だったらもう国が率先して、他の電力の技術者も集めてですね、
チームを組んでやらなきゃダメなんですけれども、
これ、もう任せっきりですよね。
これはもう、ほんとうに怠慢ですよね。


それと、海の汚染というのが、もう、間違いなく進行しているというのが、
東京の海洋大学の魚の最終調査でも、基準の数千倍、数万倍の単位が出ている
んですよね。

だから東電の言う事はもう全く信頼できませんよね。

水野:
小出先生が大学でなさっている、
「セシウム、あるいはストロンチウムがどれだけだったら捨ててもいいか」のような汚染水の値。
たとえばストロンチウムの0.03ベクレル以下でないといけないというのが、
いま結局計算してみたら、流れているのが1000万倍になりますね


平野:そうですね、広島原爆の3分の1なんていうのもビックリしますね。

水野:
それだけの量の放射性物質に換算できるという、
凄まじい数字が出てまいりました。
小出先生のお話をお届けしました。

・・・(後略)    」


中国上海で猛暑、40度超 観測開始以来最高というが、熱中症患者数は多いのだろうか?

2013-07-27 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-27投稿

 毎日

気温と雨量の統計(http://weather.time-j.net/
気象庁 日最低気温平年差
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/
mdrr/tem_rct/index_mntemsad.html

をみて日本各地の温度を調べて、温度変化に代謝機能がついていけず、
知らず知らずに熱中症にならないように注意しています。

  既報海外の45度を越す気温と比べ、こんなに暑いわが国では40.9度を越す記録には現状未達に係る雑感 (2013-07-25)で記載したように、わが国では幸いなことに?、こんなに暑くてむさ苦しい夏場でも、いまだかって40.9度を気温が 破られていません。NASAが2013年は過去最高の暑さになると指摘するように、未知なる猛暑への突入は時間の問題かと思っていましたが、インドでは48℃(05-23)に達しています。

 昨日2013.7.26 、40度の壁を中国上海に先を越されたようです。
(以下に紹介)

 緯度の違いで当然なことかもしれませんが、問題は以前話題となった「PM2.5→呼吸器疾患」と同様、「猛暑→熱中症」が問題なっているかどうか???が気になります。
関連投稿:
中国大気汚染で9900人死亡 北京など、環境団体報告という。その汚染の実態は不詳?

 というのは、個人的には、1980以降顕在化して、ここ数年来、増加傾向である熱中症はわが国だけの固有病(固有名称)ではないかと?すなわち、熱中症は気温とは関係なく高温多湿地域の風土病ではないかと?心配しています。
>>詳しくは

 既報の雑感では湿度が高いと「なんらかのメカニズム」で羅患しやすいのだろうか?と妄想しているからです。

 わが国で40度をこえたら、おそらく熱中症で運ばれる方が未曾有に多くなるのか?と推察していますが、はたして海外ではどのような状況であろうか?

 まず、中国上海では実際、どのようになっているか、調べてみました。

msn産経ニュース

上海で猛暑、40度超 観測開始以来最高

「上海テレビなどによると中国上海市の26日の最高気温が40・6度となり、観測が始まった1872年以来の最高を記録した。

 上海では連日猛暑が続いており、市の幹部は空調向けに需要が急増している電力の安定供給などを指示。地下鉄の駅や百貨店のいすに座り込んで涼む人も、目立っている。

 上海でのこれまでの最高は1934年7月に記録した40・2度。今後数日間は暑い日が続くという。(共同)」という。

⇒今年の40度は先に越されましたが、「PM2.5→呼吸器疾患」のように、熱中症が増大したとは報道されていません。低緯度に位置する上海ですが、驚くことに、沖縄と本州との関係と同様に、わが国の過去の最高気温記録(40.9度)と比べては低いようです。

 

一方、インドの場合は既報エアロゾルに係る記載(その34:インドでもPM2.5大気汚染深刻化 年間約67万人が死亡という)のように、大気汚染が酷いようですが、いずれも、わが国で夏場の猛暑時に日常茶飯に報道される「熱中症」ではなく、なぜか?・・・熱中症などとなっているようです。

インド、猛暑で500人以上が死亡 悪化の懸念も

 「記録的な猛暑が続くインドで4~5月の2カ月間で、500人以上が熱中症など死亡した。1日までにインド有力紙「タイムズ・オブ・インディア」などが伝えた。

 この時期にはモンスーンが南西から南部の州に到来し、雨をもたらすが、今年はいつもより遅いとの気象観測もあり、被害がさらに深刻化する恐れが出ている。

 最近はインド南部や北部の内陸地帯で日中の気温が45度を超えることも多く、全土で既に600人以上が死亡したとの情報もある。(共同)」

⇒インドでは「熱中症など」と表現されているように、雨が少ないためハブーフなどによって、大気中に浮遊している得体の知れない大気汚染物質によって、年間約67万人が死亡という。

 一方、春夏秋冬のあるわが国では「熱中症」と一言で整理していますが、

 インドのように常夏の国では「熱」は常にあるので、「放射能など有害微粒子・エアロゾル」による疾病が表面化していて熱中症という言葉は使われていないのでは?と推察されます。

 個人的には、わが国では主に、春から夏への気温変化時に、35度を超えると発生し易くなる熱中症ですが、

 インドのように年中がら年中、暑い国では放射能など有害微粒子・エアロゾルの影響に対して、著しい気温変化に敏感な身体の代謝機能が順応できない場合、熱中症的な症状になっているのかもしれない??と妄想しています。

インドの場合、既報異常気象など天変地異に係る記載(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)(2013-01-12)によれば、
 gooニュース
インド、寒波で107人死亡…バングラは80人読売新聞
2013年1月11日(金)


さしずめ「寒中症?」(暑→寒変化不適応)という現象でも起こっているのでしょうか??

参考関連投稿:
大気汚染が最悪な国はインドとのこと。 大陸からの越境大気浮遊粒子の発生源の証明が必要か?(2013-03-25)から、

一方、わが国での汎用語「熱中症」(寒→暑変化不適応)のように、

環境中にあまた存在する
放射能など有害微粒子・エアロゾルが主体となり、

著しい気温変化に敏感な身体の代謝機能が順応できない人
(主に、老人、もしくは若年者の水分未補給)
   ↓

寒暑不適応症」(熱中症、寒中症?)


 既報海外の45度を越す気温と比べ、こんなに暑いわが国では40.9度を越す記録には現状未達に係る雑感 でとりとめもなく妄想しているように、海外では熱中症がさほど問題にならない?現状よくわかりません。

 また、常夏のインド、アフリカ、ブラジルの

一般的に、黒色系人種の方は全波長の太陽光を吸収し易いと想われますが、順応できる代謝機能をもつ体質があるのでしょうか?

米国、豪州など白色人種だから、光を反射し易くなっているため影響を受けないのだろうか?

黄色人種である場合、黄色ぽく見えるということは、補色関係にある短波長の青色系の光を吸収して、黄みを反射しているからなのだろうか?

 中国、インド以外の国についても、
環境中にあまた存在する
放射能など有害微粒子・エアロゾルの熱中症、最高気温に及ぼす影響に加えて、
既報で取り上げた、メタン、オゾン、紫外線などの要因を含めて別途調査したいと思っています。

 

環境放射能指標であるマイクロシーベルトの定義に係る会津若松市の記載を調べました。

2013-07-27 | 環境放射能関連

'13-07-26投稿

 現状、モニタリングポストや線量計で測定しているのは ほとんどガンマ線だけです。大気中の放射性物質を調べても、ほとんど検出されませんというが、環境放射能の測定値に関する解釈は難しいので、環境放射能に関して無知ゆえに、既報まで検索してその定義を調べてきましたが、活断層と単なる断層との違いと同様に、放射能・放射線の単位も 一般人には曖昧喪子としたものと思われます。 ✏http://blog.goo .ne.jp/tetsu7191_002/e/3b36039892bea23bb5baebf70e66a8da

いまだに個人的には理解に苦しんでいます。

関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)

 既報の引用47ニュース(共同通信2013/07/25 )によれば、

 原子力規制庁は25日、茨城県北茨城市の南中郷工業団地の路上で12日に毎時7マイクロシーベルトと高い放射線量が測定されていたことを明らかにした。25日の再測定では確認されず、規制庁は「東京電力福島第1原発事故とは無関係とみられるとしている。

 茨城新聞2011年3月16日(水)の環境放射能値に係る当時の情報によれば、

3.11による原発漏洩事故によって、福島第1原発から70キロ以上離れた北茨城市内で15日未明から放射線量が上昇し、同日朝に毎時5マイクロシーベルトであったという。

 このシーベルト値は、放射能がエアロゾルからなり、空気中で浮遊して風によって飛来しているセシウム、ヨウ素、ストロンチウムなど放射能(個人的には、正体、現状の存在場所は不詳)からの崩壊放射線を測定して換算していると思っています。

公的機関福島県会津若松市のびっくりするようなわかり易い最近発表された解説を以下紹介します。

放射線Q&A8:今でも放射性物質が空気中に漂っているのですか?

2013年7月5日

Q8:毎日、テレビなどで「大気中の放射線量は毎時○○マイクロシーベルトです」と言っていますが、どういう意味なのでしょうか。今でも放射性物質は空気中に漂っているのでしょうか。

回答

 今も、放射性物質が空気中を漂っているのかどうか、本当はどうなのでしょう。結論を先に言いますと、福島原発事故に由来する放射性物質は、今は空気中にはありません。

 福島第一原発の爆発で空気中に飛び散った塵状の放射性物質は、風で各地に流された後、雨や雪で洗い落とされて地上に降り、その場で放射線を出しているのです。

 その証拠に、福島県内にある3,000台以上の放射線の自動計測器は、どこも時間的に変化せず、ほぼ一定の値を示しています。(もし空気中に放射性物質があれば、空気は動いていますので、放射線量は大きく変化します。)また、大気中の放射性物質を調べても、ほとんど検出されません。

  放射線の話をする時に、「放射性物質」や「放射能」、「放射線」など似た言葉が幾つもあり、また報道でも時々首をかしげるような言われ方をしていて、誤った理解にもなりかねませんので、少し言葉を整理してみることにしましょう。

放射性物質とは

  放射線を出す物質です。物質ですから、土や水、食物、人、車などと同じように、形も重さもありますが、物質の元である原子の一つ一つは、大変小さく目に見えません。

 

 原発事故で飛んできた放射性セシウムも放射性物質の一つで、今でも地面や樹木等に付着して放射線を出していますが、量がわずかなうえに散らばっているので見えませんし、放射線を測っても放射性セシウムがどこにあるか確認するのは簡単ではありません。

 

放射線とは

 放射性物質から出てくる粒子や光子のほか、宇宙から来る宇宙線などがあります。

 

 粒子は、大きさとしては原子より小さく、光速に近いスピードで動いていますが、空気や物体の中を飛んでいる間に物質とぶつかり、スピードが落ちて大気中の酸素などと同じようなスピードになってしまうと、もう「放射線」ではありません。

 

光子は電磁波とも言い、テレビの電波、電子レンジのマイクロ波、光、ガンマ線などは同じ仲間です。それぞれエネルギー(または波長)が違い、物質に与える影響が違いますが、ガンマ線のように高いエネルギーの光子は、物質に当たると物質を変化させることがありますので、人に当たった場合は注意が必要ということになります。光子も物質に当たるとそこで消えてしまい、残ることはありません。

 

粒子にしろ、光子にしろ、放射線として空気中に漂うことはありませんし、人にうつることもありません。

放射能とは

 放射性物質が放射線をどれだけ出すか、という能力を表わす言葉です。また同時に、放射性物質の強さも表していて、 「ベクレル」で示されます。

放射線量とは

 正確に言うと物質が放射線から受けエネルギー量のことを言いますが、人や空気、水など、物質が違うと同じ放射線でも受けるエネルギーが違うため、物質名を言う必要があります。大気の場合は、「大気または大気中の放射線量」と言ったり、「環境放射線量」あるいは「空間線量」と言いますが、意味の正確さや呼び易さから「空間線量」が良いように思います。また、放射線量は、略して「線量」とよく言われます。

 テレビなどで最もよく聞く「毎時○○マイクロシーベルト」ですが、これは「空間線量率」と言って、単位時間当たりに受ける放射線量のことです。モニタリングポストや線量計の測定値はこの空間線量率を表わしていて、1時間当たり(毎時)の値がよく使われます。ちなみにモニタリングポストや線量計で測定しているのは ほとんどガンマ線だけです。

   また、ガンマ線によって地上1メートル(場合によっては、地上50センチなど)の高さの空気に与えられたエネルギーを、そこに人がいた場合に与えられるエネルギーに直した放射線量は「実効線量」と言います。

  

 時折、大気中の放射能濃度」と言ったことが報道される場合がありますが、この場合の放射能濃度はまさしく「大気中の放射性物質の濃度」を意味しています。

 これはフィルタなどで大気中の塵を捕集して、その放射能を計測することにより、大気中の放射性物質濃度として求めたものです。

 このように放射線に関する用語には似たものがあり、不注意にこれらの言葉を使うと、わかりにくく誤解を与えることにもなりますので、相手に解るように丁寧に説明することが必要です

 

 また、日常の会話などでは、これらの言葉は、なるべく正しく使い、よく聞いて、話す相手がどちらを言っているかに気をつけましょう。

【回答者】会津若松市放射線管理アドバイザー・藤田保健衛生大学客員教授 下 道國先生」

とのこと。

福島県内にある3,000台以上の放射線の自動計測器は、どこも時間的に変化せず、ほぼ一定の値を示しています。(もし空気中に放射性物質があれば、空気は動いていますので、放射線量は大きく変化します。)また、大気中の放射性物質を調べても、ほとんど検出されませんという。

 電子線も測定できるモニターは原理上難しいと思われますが、例えば集塵機で回収した黄砂などに放射能が付着しているのでは?と思っていますが、現状のモニターはガンマ線のみですので、トリチウムなどベータ崩壊放射能からの放射線はどのようになっているのか?関心があります。

 


原子力規制庁 7マイクロシーベルトの高線量 北茨城、測定は12日という。未曾有の放射線量の原因は?

2013-07-26 | 環境放射能関連

'13-07-26投稿、追加

 7月12日に北茨城で高放射線量が観測されたという。

原因は何なんだろうか?

 既報にて、原発事故による漏洩放射能による周辺地域の除染が手付かずなため、加えて、いまだに原発周辺からは得体の知れない白煙が出ているともいわれ、周辺の環境中の放射能は増える一方でこの先どのような悪影響を与えるのか心配していました。

 最近の情報では、既報東北・北陸の記録的な豪雨。 反面、首都圏1都5県、24日から10%取水制限という。原因は?(2013-07-25)によれば、首都圏以外の地区では豪雨のため未曾有の降水量を記録している反面、首都圏周辺は降水量が少なかった?ため、水不足気味になっているという。

 想像するに、首都圏周辺は一部のゲリラ豪雨を除いて乾燥状態のため、強風に煽られて土壌(いわゆる黄砂)が吹き上げられ易くなって、黄砂など付着し易い放射能が数次拡散していたためなのでしょうか?と想っていましたが、・・・。

47ニュース
7マイクロシーベルトの高線量 北茨城、測定は12日http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013072501002222.html

「原子力規制庁は25日、茨城県北茨城市の南中郷工業団地の路上で12日に毎時7マイクロシーベルトと高い放射線量が測定されていたことを明らかにした。25日の再測定では確認されず、規制庁は「東京電力福島第1原発事故とは無関係とみられる」としている。

 年間の被ばく線量に単純換算すると約60ミリシーベルトに相当する。一般人の年間限度は1ミリシーベルト。測定当時に工業団地内で放射線を使った検査を実施していなかったかや、測定器自体に異常がなかったか調べる。

 規制庁によると、放射線量は東北、関東地方の路上の線量マップを作成するため、放射線測定器を載せた車を使って測定した。2013/07/25 21:34   【共同通信】」という。

⇒工業団地内で発生した可能性があるという。一過性の事故なのか?その後の推移などいずれ報道されるでしょうが、それにしてもたまたま?測定車で路上で観測しただけで、毎時7マイクロシーベルトと高い放射線量とは!周辺地区の発生源について調べないとこの先、想像を絶するとんでもない人災が発生する可能性もあり、放射能・放射線の質、空間分布も含めてこの先、明確にしないと!

毎時7マイクロシーベルトとは福島第1原発事故とは無関係とみられるという。

既報の引例、半年前の河北新報社の記事2013年02月11日月曜日によれば、

原発3キロ圏内の上空はこれまで飛行が禁止されていたが、6日に約1500メートルより高い空域は解除された。・・・
 原発南約3キロの上空500メートル付近のヘリ内で毎時約2.5マイクロシーベルトの放射線量が測定されたが、3キロ圏内の上空1500メートルでは、ほとんど測定されなかったということから、今回の放射線量の凄さがわかります。

また、別報で引用した放射線図によれば、高度1万メートルの飛行空間は宇宙からの二次放射線によって、5マイクロシーベルト/時の放射能が降り注がれているが、それに匹敵する量が原発上空で発生していることから、敷地内では相当高いことがが推察されます。 
(google画像検索から引用)

放射能の正体が個人的には現状不詳ですが、密閉したジェット機、ヘリ内なら、 エアロゾル化した放射性物質の吸引による内部被爆の心配はなく、
γ線による外部被爆のみですから、短時間では問題がないとの判断なのだろうか?

                           
その他の情報

3.11直後でもせいぜい毎時5マイクロシーベルトであった
茨城新聞の環境放射能値に係る情報を追加しました。

2011年3月16日(水)
県内各所の放射線量「健康への影響ない」
福島第1原発から70キロ以上離れた北茨城市内で15日未明から放射線量が上昇し、同日朝に平常値の100倍に達した。14日夜から北寄りの風に変わり、同原発の相次ぐ爆発事故で放出された放射性物質が本県にも到達したとみられる。県の放射線測定では、同市役所で最高毎時5・6マイクロシーベルトを観測。県原子力安全対策課は「胸部レントゲン1回分(50マイクロシーベルト)の約10分の1で、健康に影響の出るレベルではない」と説明している。

県は爆発に伴う放射性物質の放出を受け、13日に北茨城市役所、14日夜に小山ダム(高萩市)と県大子工務所(大子町)の福島県境付近の計3カ所に放射線を監視するモニタリングポストを設置。

北茨城では、15日午前0時20分ごろから放射線量が上昇し始め、同4時に平常値(0・05マイクロシーベルト程度)の100倍近い4・9マイクロシーベルトを観測。同5時50分に5・6マイクロシーベルトに。高萩では同4時ごろから上昇し、同6時に4・5マイクロシーベルトを観測。大子も同8時以降上昇した。

3地点とも同日昼ごろには減少に転じ、午後3時現在の観測値は▽北茨城0・8マイクロシーベルト▽高萩0・6マイクロシーベルト▽大子0・4マイクロシーベルト。

東海村の東京大の研究施設でも同日午前7時46分から約20分、5マイクロシーベルトを観測した。

県環境放射線監視センター(ひたちなか市)による同村周辺の観測でも各地点で放射線量に上昇がみられ、鉾田市樅山で正午に2・1マイクロシーベルトを観測。ほかに▽東海村石神▽那珂市門部▽ひたちなか市堀口▽同市佐和▽日立市久慈▽鉾田市上富田▽同市徳宿▽茨城町海老沢-の8地点で一時的に1マイクロシーベルトを超えた。

県は各地点での固定観測と併せて、モニタリング車で県北地域の放射線測定を続け、放射線量の変動を見守っている。住民の屋内退避は行わない方針。

テレビの報道などを受け、15日朝から県災害対策本部には、不安を感じた県民からの問い合わせが殺到。職員らが健康への影響がないことを説明し、安心するよう呼び掛けた。

各地点の放射線量の観測状況は県と同センターのホームページ

当時は政府と同様なニュアンスで「直ちに健康への影響はない」という解説ですが、
内部被曝の後遺症の顕在化は既報によれば、3年5年8年ともいわれています。
今後とも異常に高い放射能のマイクロスポットが観測される地域では注意が必要か?と思われます。

関連投稿:
内部被曝に係る投稿のまとめ【追加】 さまざまな被ばく要因、発症時期、メカニズムに係る雑感(2013-06-28)
環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その27:後遺症3・5・8年潜伏期について)

  msn産経ニュース
北茨城市でホットスポット? 工業団地で高放射線量 工場の非破壊検査が原因か2013.7.25 22:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130725/dst13072522050008-n1.htm

原子力規制庁は25日、茨城県北茨城市の南中郷工業団地で12日、毎時7マイクロシーベルトの高い放射線量が測定されたと発表した。日本原子力研究開発機構からの連絡で明らかになった。原子力機構によると、測定時の前後に周辺の工場で放射線を使った非破壊検査が行われており、何らかの原因でその放射線を測定した可能性があるという。

 年間の被曝線量に単純換算すると約60ミリシーベルトに相当。一般人の年間限度は1ミリシーベルト。原子力機構によると、放射線量の測定は、同市が12日に車に搭載した線量計を使って実施。24日に原子力機構に分析を依頼し、25日に原子力機構から規制庁へ連絡が入ったという。」

⇒非破壊検査が原因かという。一過性の現象かどうか?よくわからない現象です。

 非破壊検査の故障?取り扱い不良?など詳しい情報と近隣住民の安否はどのようになっているのだろうか?

 福島原発事故漏洩由来ではないようですが、これほど多くの住民が心配している今後、顕在化する可能性がある内部被爆による後遺症と関係ないことを祈ります。

 

放射線非破壊検査について調べてみました。
ATOMICA
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=08-01-03-11

非破壊検査用の線源 (08-01-03-11)

<概要>
 非破壊検査に用いる放射線にはX線γ線中性子線などがある。X線装置およびγ線源が放射線透過試験(ラジオグラフィ)用として広く使用されている。X線源としては、通常のX線管のほか、高エネルギーX線発生源として電子加速器が用いられる。γ線源としては、放射性同位体イリジウム192および同コバルト60が多く用いられ、薄肉配管等の検査にはイッテルビウム169が使用されている。中性子線は水素含有物質や核燃料物質等の、X線、γ線では検査が難しい試験体の非破壊検査にも威力を発揮する。このような場合には原子炉、粒子加速器および放射性同位体(主としてカリホルニウム252線源)を中性子源とする中性子ラジオグラフィが利用されている。・・・」という。

 ⇒一過性の現象であれば、レントゲン検査と同様、放射線の場合は身体にさほど影響しないと個人的には想っていますが、それにしてもたまたま?測定車で路上で観測しただけで、毎時7マイクロシーベルトと高い放射線量であることから、継続確認が必要か?

 問題は下記の情報から、原発80km県内の放射能が半減している環境放射能というように、台風、突風、ゲリラ豪雷雨によって、放射能が風化して、二次拡散した放射性塵(エアロゾルもしくはコロイド)」を長時間、吸引、摂取するような環境にならなければ内部被爆による後遺症の危険性の更なる拡大は少ないと思っています。

 個人的に杞憂するのは人工放射能の漏洩による未曾有の被ばくの生態系に与える影響ですが、これからが正念場かどうか?それとも問題ないのか?今後とも環境放射能異変に係る情報には着目していきたいと思います。

msn産経ニュース
原発80キロ圏内 放射線量が半減2013.3.11 16:49 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130311/dst13031116500028-n1.htm
「 東京電力福島第1原発から半径80キロ圏内の空間放射線量(地上1メートル)が、平成23年4月から昨年11月までの約1年半でほぼ半減したことが、日本原子力研究開発機構(原子力機構)の分析で分かった。原子力機構は「当初予測より早いペースで、着実に減少している」としている。

 減少のペースが早いのは、雨で放射性物質が流された影響が大きいとみられ、建物やアスファルト道路の多い地域ほど減少傾向が顕著という。

 今回はヘリを使って調査したが、原子力機構によると、この調査方法は積雪など季節変化の影響を受けやすく、初回調査の23年4月以降に測定条件や表記法を変えたため、単純比較はできないものの、80キロ圏内の放射線量は23年4月に比べ、同11月には約3割減少し、昨年11月にはほぼ半減した。

 昨年11月時点では、原発から浪江町などがある北西方向の放射線量は依然として高いが、毎時19マイクロシーベルトを超える地域が縮小した。原子力機構は、風雨など自然環境によるものとみており、除染の効果とすることには否定的な見解だ。」

 

 


海外の45度を越す気温と比べ、こんなに暑いわが国では40.9度を越す記録には現状未達に係る雑感  

2013-07-25 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-25投稿、追記

 毎日、気温と雨量の統計(http://weather.time-j.net/)をみて、
「今日は暑かった、過ごし易かった」などを回顧しています。

 既報過去の世界の最高気温は56.7度。米南西部で50度超す記録的猛暑で高齢男性が死亡という。(2013-07-01)で記載しましたように、緯度、南北の半球、季節とは関係なく米国、豪州、インド、ブラジルのように45℃を超える猛暑が7月初旬に記録されているというが、わが国では確かに、35℃を越すと、暑くて熱中症気味になりますが、こんなに暑いわが国では、決して過去の記録を調べても、簡単には40℃を超えていません。

 わが国では気象庁 歴代全国ランキングによれば、

最高気温の高い方から
順位都道府県観測所観測値現在観測を実施
起日
1埼玉県熊谷 * 40.9 2007年8月16日
岐阜県多治見 40.9 2007年8月16日
3山形県山形 * 40.8 1933年7月25日
4和歌山県かつらぎ 40.6 1994年8月8日
静岡県天竜 40.6 1994年8月4日

>>詳しく見る

 というように、今年は
 既報寒暖の変化が激し過ぎる昨今 今夏は未曾有の猛暑日もあるのだろうか?2013-05-25)で5月下旬に型破りの猛暑(35℃以上)を西日本各地で記録および7月初旬の猛暑ということで、個人的には、海外並みの気温になるのでは?杞憂していましたが、

 7月下旬までは、相変わらず寒暖差の激しい気候が続いていますが、過去の最高気温には至ってはいませんことが、不幸中の幸いということでしょうか?まだ、この先、未曾有の猛暑が更新されるかもしれませんが・・・。

 なぜだろうか??非常に難しいので個人的には現状不詳。

 わが国では簡単には海外のように41℃を越す気温が達成されていなかったのだろうか?考えてみました。

 よくよく調べてみると、不思議なことに、

 46度となった米国ネバダ州ラスベガスでは、暑さのため持病が悪化したとみられる高齢の男性1人が死亡している程度であり、

 また、48℃となったインドでの記事によれば、猿の赤ちゃんがぐったりとの話題程度で海外の高温地域ではわが国のように熱中症の話題があがっていない?ようです。

 サウナ風呂のように、湿度が低ければさほど体調に異変が起こらず、気にならないのでしょうか?
 100℃前後の高温でも低湿度であれば、多少暑く感じる程度で体感として、さほど苦にはならないのと同様な原理なのだろうか?

 NASAの見解ではCO2など温室効果ガスの増加によって海水温が上昇して、世界の平均気温は0.8度上昇して、海洋が暖まっていて地球がバランスを失っているという。

 既報でも記載しましたが、予め妄想、誤解、杞憂かもしれませんことを
断っておきます。

 海外と比べて、
わが国では気温が比較的低いにもかかわらず、
熱中症状を体感し易い原因として、

 わが国の場合、四方海に囲まれているため蒸発した水分(湿度)の影響を受け易いことがまず考えられますが、

 一方、既報
東北・北陸の記録的な豪雨。 反面、首都圏1都5県、24日から10%取水制限という。原因は?のように、 

地域差が発生する要因として
水の性状(温度、汚染、変質・・・)変化
陸海空に存在する汚染物質および地質の違いによるのでは?すなわち、高さ方向に含まれている黄砂、大気汚染粒子、温室効果ガスなどの質/量および粒子径の違いによって、水蒸気および雲の形・量/質が地域によって異なってくるのでは?と推察しています。

 また、水は他の温室効果ガスと比べて、
濃度、および赤外線吸収効果、潜熱が大きいので、最も環境温度への影響が大きいとも想っています。 

日本財団図書館 水科学総合知見情報プラットフォーム研究開発報告書
「4-3 水分子の吸収スペクトル」によれば、http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

  γ線 X線  →紫外線←
    吸収ピーク
   ↓

 透過大↓ 」

         → 光 ←     赤外線  

  話が少し外れますが、

 温室効果ガスの象徴として、CO2の影響が話題に上りますが、
単に、CO2の排出増のみならず、
 個人的には、温室効果ガスの中でもメタンは2003年の全球平均濃度は1,787ppbであり、CO2濃度400ppmでその量は少ないが、とにかく密度の小さいガスなので、上昇し易く、地表のみならず、上空の大気圏、電離圏に及ぼす影響も大きいのでは?と注目しています。

参考投稿:
地球温暖化の要因に係る記載(各種温室効果ガスの影響度)(2011-10-28)

  すなわち、水蒸気、CO2、メタン、オゾンをはじめとするガスは単に赤外線を吸収して宇宙に放出させない効果のみですが、

 メタンの場合は大気圏、電離圏で環境放射能 など有害な大気汚染粒子(エアロゾル)との反応によって、水蒸気と同様、変質・変態して、環境中の各種の放射線である赤外線など電磁波を吸収して、温室効果のみならず、二次的に環境中の熱収支(温度)に影響しているのでは??と妄想しています。
 


 
   
(google画像検索から引用)

 

  話を本題に戻して、

(個人的な雑感)
 最高気温がわが国では40℃前後どまりになっている原因として、
今回はメタンの変質・変態を取り上げて、その可能性について考えてみました。

メタンガスはカーボンナノチューブの原料にも使用されているように、

goo辞書 
カーボン‐ナノチューブ【carbon nanotube】炭素原子が六角形に並んだ表面構造をもつ、管状の物質。フラーレンの一種。繊維状に細長い形状を得ることが可能で、軽量ながら、高い引っ張り強度をもつ新素材として注目される。CNT。

また、

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、

カーボンナノチューブ黒体(カーボンナノチューブこくたい)はスーパーグロースCVD法による単層カーボンナノチューブ(SWNT)のナノスケール垂直配向構造を利用した、最も黒体に近い物質。[1] 紫外線(UV-C)から可視光線、遠赤外線(F-IR)200nm-200µmまでの広い波長域で99%の光(電磁波)を吸収し、従来の黒体に最も近い物質に比べ3倍の性能がある。

ちなみに、カーボンナノチューブの作り方として、
Tech.MAGhttp://www.tdk.co.jp/techmag/salon/nano/nan050624b.htm
(一部割愛しました。)
カーボンナノチューブは、1991年、当時はNECの筑波研究所に勤務していた飯島澄男博士によって発見されました。最初は、アーク放電法によるフラーレンの合成中にできた煤のような堆積物の中から見つけ出されたカーボンナノチューブですが、現在は主に3つの製法で作られています。

(1)アーク放電法
・・・2本のグラファイトの電極間を軽く接触させた状態で高い電流をかけると、電極間が白く発光する「アーク放電」が発生し、高温になる陽極側の炭素が蒸発します。・・・

(2)レーザーアブレーション法
・・・グラファイトに触媒を混ぜたターゲットにレーザーを照射して炭素を蒸発させ、高温下でカーボンナノチューブを成長させます。・・・

(3)CCVD
・・・高温にした金属などの触媒粒子に、炭化水素ガスを反応させて生成します。純度の高いカーボンナノチューブを大量に作るのに適した方法です。・・・」

ということから、

大気上空の真空度の低い、不純物が少ない電離圏に達していれば、

プラズマ、ミューオン、電子ニュートリノなど
環境放射能と反応(熱もしくは電子励起)して、

 (google画像検索から引用)

また、放射能のベータ崩壊、たとえば、トリチウムからなる水からのベータ線(電子線)によって、放射化もしくは励起反応して、

単に、環境中の高出力レーザー赤外線(熱線)と反応することによって、

メタンガスの変質・変態(CH4⇔炭化)現象が起こっているのでは?結果として、熱収支(気温)に影響しているのでは?

と大気中メタンガスが反応して気温・湿度分布を支配しているのでは?と妄想しています。 

 ・地殻地表から電離圏までのメタンの空間分布はどの程度なのでしょうか?

(メタンガスの変質・変態(CH4⇔酸化による炭化もしくはCO2、H2O化)現象は特に電離圏に限定するものではないとも思われますが、窒素、酸素など他の共存ガスの影響が少ない高真空下でメタンが炭化し易いと想われます。

 ・大気上空に存在するとしたら、真空度に応じて、どのように赤外線吸収効果が変化しているのだろうか?
 ・変質・変態したならば、赤外線吸収効果はどのように変化するのだろうか?
 
 ・メタン濃度はオゾン濃度と連動するという
がそのメカニズムはどのようなものだろうか?

 

 いずれにしても

メタンはさまざまな環境放射能、紫外線など放射線よって、オゾン、PM2.5、黄砂などとの共存下で複雑な反応して、気温・湿度分布に影響しているのだろうか?と推察されます。

          
参考関連投稿:
メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理(2013-07-04)


ちなみに、水蒸気(H2O)、CO2による赤外線吸収例は

 

 

 

 

 

 

  (google画像検索から引用)

  とりとめもない妄想を個人的なメモとして羅列しましたが、

 45℃を越す米国、オーストラリア、ブラジルインド湿度を調べれば、わが国との暑さの質の違いがはっきりするかもしれませんが、別途調査予定。
 比較的気温があがらない沖縄などは本州より低緯度であり、かつ、四方、海に囲まれていることから、必ずしも単純なことではなさそうですが、米国、オーストラリアなどのメタンの埋蔵量および、単なるメタンもしくは変質・変態などの違いの影響が改めて推察されます。短波長の紫外線を吸収して地球を護っているオゾン濃度とも連動しているのが興味深い。

 以下、メタンと係りのある参考情報を列記しました。

 

オゾン:
参考投稿
異常気象に係る記載を調べました。(その22:全球のオゾン層の現状と見通し)によれば、

また、地震などの振動によってオゾンが発生(酸素(O2)からオゾン(O3))していると言われています。

すなわち、オゾンの生成・消滅は単に大気圏上空での紫外線(UV-B、UVーC)によって起っているとは限らないようです。詳しく見る>>

 また、大気上空中に存在しているさまざまなエアロゾル(火山灰、放射能、黄砂・・・)、水分(湿度)の触媒的な影響も受けていると想われます。詳しく見る>>

 オゾンに係るさまざまな知識は別報に譲るとして、全球的なオゾン濃度推移について個人的に不詳につき調べました。

 
引用:
OPRF■図1
世界のメタンハイドレート分布。赤点はメタンハイドレートが回収された場所、黄色は地震探査などで間接的に確認された場所。

 

シェールガス分布

加えて、
 
地異に係る記載(その25:<追加>大規模な地盤陥没・地割れ地域では巨大地震は発生しないのだろうか?)の記載によれば、日本も含めて、オーストラリア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ におけるM8以上の内陸部震源の巨大地震はなかったと思われます。周辺からの水の供給が少ない地域では巨大地震が発生していません。
 
 すなわち、海底震源で巨大地震が多いのは周辺の海などからの水の供給量が多いためと推察していますが、日本での最高気温が40.9度をなかなか超えない原因は周辺環境に水が豊富にあるため水蒸気化する時に熱が奪われているため、高さ1.5mの百様箱の記録では温度が高くならないのだろうか???

それにしても、高温形成のメカニズムはさておいて、
今年、最高気温が更新されなくとも、1980年代から急に発生し始めた熱中症の原因はいったい何なのだろうか?暑さの質の変化か?

 関連投稿:
猛暑、熱中症に係る記載(その1:昔と暑さの質が変化していないか?)
2011-07-18

 また、気温に影響するその他要因として、
ドライゾーン
既報によれば、ハワイなど北半球のドライゾーン(北緯10~30度の亜熱帯)の環境は相対湿度が高く、水蒸気が豊富にあり雲が形成される対流圏のうち、高度1000メートル前後にあるドライゾーンは未来の気候を決定づける上で主要な役割を果たすという。

 上記のオゾン全球分布との関連で興味深い仮説です。

温室効果ガスに係る情報では
 
オゾン濃度とメタン濃度が連動するという。

関連投稿:
環境中のオゾン濃度とメタン濃度とはなぜ連動するのか?

昨今の寒暖差の原因は? オゾン層の破壊は温室効果の減少によって地表の温度を下げるという

また、有史以来の南極のCO2濃度と気温と対応するともいう。
このような関係図もあり、南極の気温とCO2濃度は対応しているようです。
   (google画像検索から引用)

  CO2は水温が高くなると水に溶解しているものが大気中に出てくるようです。
海水温度の上昇に影響する要因にも注意が必要であると思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 


東北・北陸の記録的な豪雨。 反面、首都圏1都5県、24日から10%取水制限という。原因は?

2013-07-25 | 天変地異・異常気象関連

'13-07-25投稿

 地球温暖化によって引き起こされた海水温度の平均的な上昇に伴って、大気圏における平均的な水蒸気量は多くなるのは、季節を問わず原理的に自明であります。
 その場合に、増加した水(蒸気量)の状態変化によって、さまざまな地域において、豪雨洪水豪雪など天変地異・異常気象が引き起こされていると思っています。>>詳しく見る 
 その反面、その地域以外では旱魃、渇水現象が発生していることも事実であります。
>>詳しく見る

関連投稿:
異常気象に係る記載(その27:ゲリラ雷雨(豪雨)の原因に係る考察)
(2013-06-21)

 東北・北陸で記録的な水量が観測されているというが、反面、首都圏では利根川水源の水不足で24日から、取水制限が19年ぶりに実施されるという。本当?原因は?

 朝日新聞デジタル
首都圏1都5県、24日から10%取水制限http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY201307230301.html

「 利根川上流の8ダムの貯水率低下を受け、流域の東京、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の1都5県は、24日午前9時から10%の取水制限を実施する。7月の取水制限は19年ぶり。

 1都5県や国などでつくる「渇水対策連絡協議会」が23日決めた。同日午前0時現在の8ダムの貯水率は51%という。各自治体は節水を呼びかけ、他の水系や地下水の割合を増やして対応する。」という。 

既報「霧」をテーマに国際学会 飲料水利用や汚染問題への画期的な発展を期待!に記載しましたが、

 

 砂漠、乾燥地帯、中国、など水資源に恵まれない地域での水不足ほどではないですが、多湿国のわが国では、いずれめぐり合わせで、豪雨によって首都圏のダムに水が充填されるでしょうが、今後、長期化した場合は深刻な事態となることでしょう。とにかく、福島原発を襲った未曾有の大津波同様、何が起こるかわかリません。

 既報中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について (2013-05-16) で記載しましたが、
水不足によってもたらされる
地球環境への諸悪の対策として、
「砂漠の緑化」
「安全な飲料水」
「灌漑による食糧の安定生産」
「黄沙現象の防止」
「山火事の防止」
などがありますが、安全な飲料水の確保に手一杯で、
現状、ROなど水処理にかかる電気代が高いためか?上記の諸悪対策は進展していません。

 上記の異常気象は個人的な見解として、世界各地で進行している「緑地」の減少が原因かと?思っています。ハブーフなど黄沙現象(砂嵐)が気象に及ぼす影響が大きいと思っています。
参考投稿:
日毎、地域別の寒暖差は上空に浮遊している黄砂など微粒子分布の違いによるのだろうか?

大気汚染が最悪な国はインドとのこと。 大陸からの越境大気浮遊粒子の発生源の証明が必要か?

大陸からの2.5ミクロン以下の大気中に浮遊する黄砂は何マイクログラム/m3になるのか?

 しっかりと、海外において緑地を整備して、山火事を減少する植林対策をとれば、黄砂の飛来が減少して、異常気象(猛暑、豪雨)のみならず、地盤を強化して土砂災害も減少するのでは?と思っています。

 関連投稿:
世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その1:砂漠化の原因・現状)
世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その2:山火事の原因・現状)

 また、わが国でも、食料を海外に依存していますが、海外で飢饉が起こり、安価な輸入品が入ってこなくなって、止む無く自給率を上げれば、「水不足」(食糧生産に大量な水を消費)が顕在化してくると思われます。 まったく、信じられない昨今のわが国での季節感のない寒暖差と同様、降雨においても、相変わらず、ちぐはぐな記録破りの気象が続いて?進展しています。

 今回も引き続いて、東北で豪雨が続くという。

YAHOO! ニュース

毎日新聞 7月24日(水)16時41分配信

東北で120ミリの雨のおそれ 北陸と西日本でも不安定にhttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/
「気象庁によると、東北地方を中心に断続的に雷を伴って25日にかけて、激しい雨が降る見込み。日本海側の沿海州付近の低気圧が北東へ進み、東北地方には、低気圧からのびる前線がかかり、湿った空気が流れ込む。25日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で東北地方120ミリ。同庁は、土砂災害に警戒し、河川の増水、低い土地への浸水に注意を呼びかけている。

【きょう、あすの全国の天気】

 また、北陸地方と西日本でも湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定に。西日本は25日未明にかけて、北陸地方は25日未明から夜のはじめ頃にかけて、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうの恐れがある。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動する必要があるとして、気象庁では注意を呼びかけている。【毎日jp編集部】」とのこと。

 ⇒特に、環境放射能の高い地域では土壌中の微生物が殺傷されているため、地殻強度が低下している可能性もあり、土砂災害の拡大には警戒が必要かと?個人的には想われます。

参考関連投稿:
土砂災害発生地域の整理と地質との関連性(その1:発生地域の整理)(2011-09-14)

 

 


脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100%の安全な未来を!という。

2013-07-24 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

'13-07-24投稿

 原子力発電は1000年に一度という大地震・大津波による3.11後の放射能漏洩事故によって全く安全ではないこと、また、一度、破損事故が起きれば今なおその収束がされない現状から明らかですが、3.11後、頻発する震度5クラスの中規模地震には大半の国民は慣れてしまったようです。

 既報再生可能なエネルギーに係る記載(その19:再生エネの進展には普及状況の見える化と国民総意が必要か?)で記載しましたように、
エネルギー産業はその時々の社会の求める環境保全、エネルギー確保に係る安全性によって石炭火力→大規模水力ダム→天然ガス、原子力と盛衰してきました。

 わが国では原発事故後、地震大国であり原子力発電に対する安全性の確保、使用済み燃料棒の処置など数多くの問題を抱えています。

 再生エネルギーへの進展を今まで以上に期待している一人ですが、資源の枯渇と掘り尽くしによる地盤沈下などを考慮しなければ、今現在では化石燃料を使った火力発電方法がコスト的にも、エネルギー確保においても、手っ取りばやい方法なため、なかなか進展しないのも事実であると思っています。
 これは日本国民の特質もしくは哲学なのだろうか?特に、現在、経営トップで君臨する経営者、官僚の今までの収支至上主義の名残りだろうか???

 
 今後、更なる円安傾向によって輸入化石燃料の高騰が顕在化すれば、燃料輸入による赤字が年間3兆円以上ともいうが、今後、5兆円以上にもハネ昇るのか?
 したがって、火力発電以上に、設備および燃料が凍結されているもっと手っ取り早い原発再稼動に対する電力各社の要求が高まってくると予想されます。
 数年前ガソリンが高騰して車を乗るにも躊躇したことも記憶に新しい。・・・」

という趨勢にわが国のエネルギー政策になりつつあります。

 しかし、巨大地震が発生していない米国、欧州と比べて、わが国においてはいったん3.11並の天変地異が発生すれば、福島原発の被災状況で明らかになりつつある現状から、すなわち、国内54のうちのひとつが地震・津波によって破壊しただけで、後処理に半世紀もかかるともいう。

参考投稿:
福島第一原発 トリチウム汚染水の海洋放出に半世紀以上!?という。 環境水の性状異変に影響するのか?

地異に係る記載(その25:<追加>大規模な地盤陥没・地割れ地域では巨大地震は発生しないのだろうか?)
(2013-05-13)

 10数年来、数多くの方法が提案されている再生可能なエネルギーですが、量産化、コスト的にも見合って、一応それなりの商品化の目処が立っているのは太陽光、風力、バイオマス、小規模水力、地熱と想っていますが、如何せん、わが国の主導的な再生エネルギーの導入促進への際立った動機付けは見られません。

参考投稿:再生可能なエネルギーに係る記載(2050年100%のシナリオ)
 WWF出典の2050までに100%の再生エネルギーによれば、
日本では現在、発電量に占める再生可能エネルギーの割合は3%程度に留まっています。WWF気候変動プログラムの池原庸介は「気候変動問題の解決とエネルギー安全保障を見据え、全量固定価格買取制度などを適切なかたちで早期に導入し、再生可能エネルギーの大幅な普及拡大を図っていく必要がある」とコメントしています。・・・

 
                                        
 <<本文を詳しく読む>>

  一方、海外諸国に目を向けると、チェルノブィリ原発事故で悲惨な思いをしたヨーロッパ諸国のみならず、PM2.5で話題となった中国は再生エネの進展に力を入れていることが見受けられます。GDPで追い越されたように、日本発の再生エネ技術は他国に利用されて、その普及度においての立ち遅れが目立ちます。
参考投稿:
世界各国のエネルギー需給状態に係る記載を紹介します。(2013-07-15 )

太陽熱温水器の普及率の高さ。次世代の太陽熱利用を制するのは中国か?2013-07-14)

「珪藻土」と「もみ殻」で金属ケイ素の低コスト化
 太陽光発電用金属ケイ素の約90%は電気代の安い中国

日本の再生可能なエネルギーの現状('10-11-22~'011-07-14)

再生可能なエネルギーに係る記載(その20:再生エネの進展の立ち遅れの挽回に係る雑感)

 

 また、米国では既報【追加・再掲】各種エネルギー確保の現状 および原発、再生エネの位置づけに係る情報に記載した
アメリカの原発事情(’03/11/25)によれば、

「・・・アメリカでは原子力発電が日本ほどは重宝されていない

原子力発電は、核分裂反応を継続し続ける仕組みであるため、一定出力を供給するという点で優れている。これは、[#036]の表でも説明したようにベース電力としては最適な物であるということだ(点検期間が長いのが問題だが)。これは貯水量に影響される水力発電や、大気汚染を気にする火力発電にはないメリットである。
 
・・・それは、他の資源があること、原子力発電の経済効率が高くなくなったこと、そして脱原子力の流れが日本よりも強いことも大きな要因だ(これについてはコラム参照)。・・・

 興味深いのは、日本では「資源の少ない日本ではオイルショックのようなことがあっては困るから(※1)」と原発を推進しているのに対して、アメリカではオイルショックにより、これまでの経済成長にかげりが見えて電力消費需要が鈍化し、インフレにより建設・維持コストが上昇してしまったが為に、原発のメリットが下がったことである。

 原発というものは、「大きければ大きいほど発電効率が良くなる」とされた施設の代表ではあるが、その分、停止した時の停電率が高くなったり、施設の巨大化は建設・運転・保守・点検(危険なものなだけに欠かせない)にコストがかかったりする皮肉な結果をもたらした。
 前者は当初は予期していなかった「トラブル」が原発につきものだということがさらに災いし、1978年の公営事業規制政策法(PURPA)成立に見るように分散化電力への道を広げることになり、後者は「安くて安定している」という原発のメリットを完全に否定される結果となった。これにより、電気事業者側が原発を建てるメリットが少なくなり、市民も「夢の発電施設」原発への信用をもたなくなったのである。

 スリーマイル島原発事故やチェルノブイリ原発事故以前に、原子炉の発注がゼロになったと言うことはそういう点が大きく影響していることを示している。これにアメリカならではの強い市民運動と、多くが自治体の公営電力会社であったことに加えて、「核廃棄物処理(※2)が未だ技術化されていない」という問題はその処理(埋める)の影響を被る各州政府・自治体も原発の必要性と経営陣の行動を疑問視し、電気事業者も「不安定」「非効率」「高価格」な原発に二の足を踏むようになり原子力ブームは終わりを告げる。・・・(後略)」という。

>>本文を詳しくみる

 

米 エイモリー・ロビンス氏のビジョン
(2012-12-30 )によれば、
「・・・
日本のエネルギー政策をどうみるか。
 「巨大な原発のような大規模集中型の電力供給に依存するのが日本の政策で、産業界もこれを前提にしている。だが、これは既に時代遅れになっており、そのリスクやコストはどんどん大きくなっている。福島の事故がその例だ」ともいう。

 

 まえがきが長くなりましたが、世界の趨勢に立ち遅れないためにも、以下、脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100%の安全な未来を!という記載を調べました。

WWF

脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100%の安全な未来を!

  

東京電力福島原子力発電所の事故は、改めて原発の問題の大きさを内外に知らしめるものとなりました。原発に頼らず、再生可能エネルギー100%で、世界全体が快適な生活ができる未来に向けて、今こそ歩みを進めるときです。WWFは2011年2月3日に「再生可能エネルギー100%」を全世界で達成することができる、という報告書を発表しました。これを日本でも実現していくには何が必要なのか、WWFジャパンは検討に着手しており、その過程を順次ご紹介していきます。検討プロセスには、専門家や事業者、NGOなどさまざまなステークホルダーに参画していただきたいと考えています。

  

震災と東京電力福島原発事故がもたらしたエネルギー政策の見直し

2011年3月に東日本を襲った大震災と、それに伴う福島原子力発電所事故は、地震や津波の影響を受けたエネルギー・インフラの課題や、原子力発電所のリスクを、これまでにない形で明確にする結果をもたらしました。

もちろん、これまでにも、地球温暖化対策という視点も踏まえて、日本のエネルギーのあり方の見直しは行なわれてきましたが、今回の震災は、その見直しの必要性をより強めることになりました。

また、「電力供給が不足する」との予測から実施されるようになった「計画停電」や節電は、私たちにとって「必要なエネルギーとは一体何なのか」、過剰ともいわれる電気消費に「無駄はなかったのか?」を改めて考え直させることにも、つながっています。

 

 これから日本が選ぶべきエネルギーの将来として、持続可能で、地球温暖化の防止にも貢献し、原発のような放射性物質のリスクもなく、利便性も損なわれないような「再生可能エネルギー100%」を達成するためには、一体何が必要なのか? 今そのことを、多くの人たちが考え始めています。

 

日本で再生可能エネルギー100%を目指してゆくために

WWFジャパンは、今後、以下の3点を前提にエネルギーの将来を達成するとしたら、何が必要になるのかを、既存の研究も参考にしながら、さまざまな専門家・事業者・NGOの意見を聞いて検討し、その過程をこのウェブサイトで随時ご紹介してゆきたいと考えています。

  • 風力、太陽光、バイオマス、地熱などの再生可能エネルギーが、全てのエネルギー需要をまかなう
  • 大幅な省エネ(節電を含む)を通じて、エネルギーの消費量(需要)そのものを、その利便性を損なわずに、大きく減らす
  • 原子力発電所の新規増設は行なわない。現在運用されているものは、原則として、一般的な寿命と言われている40年がきたら順番に運転を停止・廃炉にする

 

【エネルギー・ワーキング・ペーパー 01】

 

再生可能エネルギー100%/原発の段階的廃止/大規模省エネの3つを同時達成していくには?(PDF形式)

 

>>> 日本のエネルギーは50%削減可能!省エネ・シナリオを発表

 

>>> 日本での自然エネルギー100%は可能 エネルギーシナリオを発表

 

」という。

>>本文を詳しくみる

 

 


ニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるという。

2013-07-22 | 環境放射能関連

'13-07-21投稿

 ニュートリノの環境に及ぼす影響がどのようなものか?個人的には関心があり、既報までにて、断片的に調べてきましたが

 今回、ニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるという記事を紹介する前に、個人的なメモとして、今までのニュートリノに係る記載を整理してみました。

既報天変に影響する要因に係る記載(その4:大気圏より上の宇宙空間)(2011-08-12)によれば、大気圏(約100km)より上の宇宙空間で発生するニュートリノは

 宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・ 」という。

また、44.太陽から地球へくるエネルギーは?名古屋大学によれば、
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/sun/sun44.htm

太陽から放出しているエネルギーの中で最大のものは、光のエネルギーです。地球で受け取る太陽光のエネルギーは、1平方メートルあたり約1.4キロワットにもなり、この値は太陽定数と呼ばれています。光のエネルギー量は比較的安定しており、太陽活動周期に伴って太陽黒点数が増減しても、変化はたったの0.1%程度。
 2番目にたくさんのエネルギーを太陽から運び出してくるのが、ニュートリノと呼ばれる粒子です。ニュートリノはどんな物質でも透過してしまう性質があるので、エネルギーは多くても、地球環境にはほとんど影響しませんというが、


 ⇒今回のニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるということから、今までの定説が覆って、宇宙・地球環境に影響を与えていたということなのだろうか???

<素粒子に係る記載>

  
(google画像検索から引用)

次に、

人工的なニュートリノの影響として、

宇宙線と地震に係る記載
つながっているこころ 2009.07.07 Tue

「しかし、なんで今頃になって宇宙線なの?」
(一部抜粋しました。)
「・・・東京工業大学の丸山茂徳教授が語る「宇宙線と地震」(ビデオ)

ビデオの内容をざっとまとめると

地震、火山噴火、雷は宇宙線がトリガーになっている
ミューオン、ニュートリノなどの小さな粒子は
地球や人体を通り抜けるが何のいたずらもしないということではない
例えば火山の場合、サイズの大きな粒子がどういういたずらをするかというと
コーラを揺するとボンと出るように、触れずにマグマからガスを作るのが可能

宇宙線の照射が激しくなると火山が噴火しやすくなる
桜島が危ない、浅間山も白根山も

浅い場所ほど宇宙線が入ってきやすくなる

 地震は昔は力学だったが今は科学の要素が強い
予知はトリガーの研究である

 太陽と宇宙線は相関関係があり、
太陽活動が弱くなると宇宙線が入りやすくなる・・・
浅い場所ほど宇宙線が入ってきやすくなるということは、浅い地震が増えるということ。

 深さ10キロ以内の地震の統計を取っている私としては、素直になるほど、ヤッパリと思いたい。・・・

 浅い地震が多発しているのは
人工ニュートリノ振動実験が原因じゃないかとずっと書いてきた。・・・
けど一番は実験だよ。
地下を通るんだからね。
そりゃ、マグマも活発になるでしょ、
地震も多発するでしょ。
海もうねるでしょ。
水への影響は大きいでしょう。・・・
地震の予知というのはトリガーを探ることだと・・・」という。
本文を読む

地球内部で発生するニュートリノとして、
(宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生存在比率については個人的には不詳)

放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)(2012-12-10)によれば、
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成

「 放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U     232Th       40K

ニュートリノ観測は,地球科学,特に深部組成と熱収支に関するユニークな情報をもたらす.
・・・」という。
引例文献詳しく読む

ニュートリノの環境への影響
 放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。 ニュートリノと「爆縮現象」(大きな地震の直前にガイガーカウンターのバックグランド計測値が一時的に異常に低くなる現象)との関連はさておき、既報の引用ではニュートリノが地震と関係するという仮説が提案されています。

また、ニュートリノは蛍光発光をその他のさまざまな環境放射線である電子線(ベータ線)、ガンマ線、紫外線同様に引き起こすという。

放射化現象」は一般的には理解し難い言葉ですが、

厳密に言えば、goo辞書
「放射化」とは
放射能をもたない同位体放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」という。


厳密に言えば、goo辞書
「励起・励起光」とは
量子力学で、原子分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること

【励起光】
蛍光体などの物質に励起を引き起こす光の総称。紫外線のほか、可視光、X線が利用され、外部からの励起光のエネルギーを吸収して基底状態に戻るときに蛍光燐光を発する。励起光と放射される光(蛍光・燐光)はそれぞれ波長が異なり、一般に放射される光の波長の方が長い(ストークスの法則)。」という。

既報放射化現象に係る記載(その10-8:地震予兆現象と環境放射能との関係)('12-03-21)によれば、 

蛍光発光とは、
 既報(その10-7で紹介しましたように、放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノ(個人的には詳細不詳)光速と同等であり、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。そのニュートリノを光電子増倍管で観測しています。

光化学の用語集
(一部抽出しました。)
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Takehito.Senga/geocity/photochemistryterm.html

光電子増倍管によれば、
「・・・
蛍光(fluorescence)

 一般的な蛍光は光化学で云う蛍光と少し違っています。簡単に言うと、蛍光を発するような物質に、ある波長の光を照射した場合、それよりも波長の長い光を発光した時、その光を蛍光と呼びます。入射した光子エネルギーよりも高いエネルギーを持つ光子は発生しないと言う事です。ちなみに、寿命がすごく長い物は「りん光」と呼ばれ、照射光を遮った後も長い物は数秒程度発光が続きます。
光電子増倍管(Photomultiplier:PMT)

 非常に僅かな光でも反応する、非常に一般的な光検出器。
 原理は光電管に光電子の多段増幅器を備えた物で、大抵は高電圧で動作します。(1~3kV程度)光電面に入射した光子によって光電子が放出され、これが電位で加速され二次電子を放出し易い電極に衝突すると、更に多くの電子を放出し、更にそれが・・・となだれの様に次々に段階的に増幅されて最後に陽極に衝突して検出電流として得られます。大体、10段階位で増幅されて、最初の光電子の100万~1000万倍の二次電子量に増幅されます。全て封じ切りの真空容器内で増幅される為、後でOPアンプ等で信号増幅する場合に比べて格段にS/Nが良いです。ちなみに光電子「倍増」管と、呼び間違えてはいけません。
 これの大きいやつを、いっぱい並べた装置(カミオカンデ)を使って小柴昌俊さんはニュートリノを観測しました。ニュートリノそのものを見たのではなく、ニュートリノが気まぐれに水を励起するのでその時の微弱な発光(チェレンコフ光:その発光システムはちょっと複雑)を光電子増倍管で見たわけですが。
・・・」という。

放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
(2013-05-19)によれば、

核融合反応のエネルギーのほんの一部は、その際に発生するニュートリノという粒子によっても運ばれる。粒子といっても目に見える粒ではなく、陽子や電子などと同じミクロの素粒子である。
ニュートリノは光速で伝わり、他の素粒子とほとんど作用し合うことなく物質を突き抜けるという。

ニュートリノ【neutrino】goo辞書 素粒子の一。レプトンに属し、電荷が零、スピン半整数(1/2)。弱い相互作用に関与し、電子μ粒子τ粒子と対になって現れる3種類のニュートリノ(電子ニュートリノμニュートリノτニュートリノ)が存在することがわかっている。質量については零とされてきたが、戸塚洋二東大特別名誉教授(1942~2008)などのスーパーカミオカンデ実験で質量があることは確実とされる。

また、基本的には、ニュートリノの物質透過性が大きいといわれていますが、下部マントルと核の組成に感度があり、主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。(ウィキペディア「地殻」から引用)

 まえがきが長くなりましたが、以下高邁な理論を紹介します。

msn 産経ニュース

ニュートリノ「電子型」変身現象を確認 宇宙誕生、謎解き 2013.7.20 07:11
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130720/scn13072007160000-n1.htm

「素粒子ニュートリノの性質解明を目指す高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)などの「T2K」実験チームは19日、3種類あるニュートリノのうち、「電子型」と呼ばれるタイプが出現する新現象を、世界で初めて発見したと発表した。宇宙の成り立ちを解明する重要な手掛かりになる。

 ニュートリノは地球などを貫通して宇宙を飛び回っている謎の素粒子。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類があり、飛行中に別の種類に“変身”する性質を持つ。電子型への変身は観測が最も難しく、これまで未確認だった。

実験チームは茨城県東海村の大強度陽子加速器施設「J(ジェイ)-PARC(パーク)」から、295キロ離れた岐阜県飛騨市神岡町の東大宇宙線研究所の観測施設「スーパーカミオカンデ」に向けてミュー型のニュートリノを発射。平成22年から今年4月までに532個をスーパーカミオカンデで検出し、うち28個で電子型への変身とみられる反応を確認した。

 これが変身現象ではない確率は1兆分の1以下と極めて低く、新現象と結論付けた。

 ニュートリノの変身現象は約50年前、日本人研究者が存在を予言した。すでにミュー型とタウ型では確認されていたが、最後の電子型が見つかると初めてニュートリノの詳しい性質が分かるため、国内外で激しい発見競争が続いていた。

 ニュートリノの性質解明は、宇宙の進化や物質の起源に迫る新たな物理学への重要な一歩となる。」という。

引き続いて

ニュートリノ新現象 物質の起源知る手掛かり 2013.7.20 07:18
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130720/scn13072007210001-n1.htm

(一部割愛しました。)
「新現象の発見について、実験チームの小林隆・高エネルギー加速器研究機構教授は「宇宙の物質の起源を、ニュートリノを手掛かりに解明する可能性が開けた」と強調する。

 宇宙は138億年前の誕生時には、身の回りにある普通の物質と、電気的な性質が逆の反物質が同じ数だけ存在した。両者は衝突すると光を出して双方が消滅する性質があり、時間とともに徐々に消えていった。ただ、反物質は物質と比べて生き残る確率がわずかに低いため、現在の宇宙には物質だけが残った。

 この仕組みは、ニュートリノとは別の素粒子であるクォークについては平成20年にノーベル賞を受賞した小林誠、益川敏英両氏の理論によって解明された。しかし、ニュートリノでも同様の現象が起き、宇宙の進化に大きな影響を与えたとみられており、今回の発見がその解明の糸口になる。

 T2Kは11カ国の研究者が参加。その成果に世界の物理学者が注目してきた。今回の新発見がなければ、宇宙進化の解明が大幅に遠ざかるところだったという。今後の実験で変身の様子を詳しく調べることで、宇宙誕生の謎に迫れそうだ。(草下健夫)」という。

⇒ニュートリノについては既報までにて初歩的な知識を得てきたと個人的に思っていますが、人工的に発生させたニュートリノで宇宙の進化に大きな影響を及ぼしているとは!
どのようなメカニズムなのか注目すべき発見です。

関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その9:環境放射能ニュートリノに係るKamLAND 実験研究の現状と期待)
(2013-05-29)

上記チェレンコフ光の発光原理にも影響するものだろうか?興味あるところです。

ちなみに、
チェレンコフ光とは

ウィキペディアによれば
チェレンコフ放射
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%95%E6%94%BE%E5%B0%84

チェレンコフ放射(チェレンコフほうしゃ、Čerenkov radiation、Cherenkov radiation)とは、荷電粒子が物質中を運動する時、荷電粒子の速度がその物質中の光速度よりも速い場合に光が出る現象。チェレンコフ効果ともいう。このとき出る光をチェレンコフ光、または、チェレンコフ放射光と言う。

この現象は、1934年パーヴェル・チェレンコフにより発見され、チェレンコフ放射と名付けられた。その後、イリヤ・フランクイゴール・タムにより、その発生原理が解明された。これらの功績により、この3名は1958年ノーベル物理学賞を受けた。・・・

応用

粒子物理学

小柴昌俊によるカミオカンデスーパーカミオカンデなどでは、円錐状に広がるチェレンコフ光を捕らえることによりさまざまな研究を行う。そのチェレンコフ光がニュートリノにより散乱された電子により発生したのであれば、チェレンコフ光の観測結果から電子の運動方向や速度が分かり、それらからニュートリノの飛来方向などを計算することができ、ニュートリノが観測できる。

臨界事故[編集]

チェレンコフ光の例としては、原子力発電所の燃料が入ったプールの中で見える青白い光がある。東海村JCO臨界事故チェルノブイリ原発事故で「青白い光を見た」と作業員が言ったので、臨界事故の確認がとれた。 なお、東海村JCO臨界事故で見えた光がチェレンコフ光であったか別現象であったかについては、臨界事故の記事に考察がある。」という。


除染、働けず自腹待機 民家に20人、現場は人手不足という。

2013-07-21 | 環境放射能関連

'13-07-21投稿

朝日新聞デジタル

2013年7月20日9時28分

http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY201307190757.html

除染、働けず自腹待機 民家に20人、現場は人手不足

「 【藤原慎一、高橋尚之】東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、福島県で進む除染。九州や中部から集められた男性20人が仕事を与えられないまま1カ月以上、空き家に留め置かれ、失意のうちに去った。除染事業の現場では求人難にもかかわらず、雇用のミスマッチが起きている。

 福島県二本松市。線路沿いに、築50年近い木造2階建ての民家がある。4月下旬以降、六つの6畳間に、21~65歳の男性が多いときで20人暮らしていた。

 男性たちは、除染作業員として働くために九州や中部から集まった。「日当1万7千~2万5千円に、寮と3食がつく」と言われ、仕事をやめてきた人も、兄弟や後輩を誘ってきた人もいる。・・・」という。

 

⇒現地に集まる前の予備軍も加えれば相当な人々が予算の裏づけがなく影響をうけているのだろうか?

いったん現地に行った人の保障はどのようにするつもりだろうか?

 それにしても、すごい給与条件ですね。

二年前の原発事故の除染すらうまくいっていないというのにどんな仕事内容なのだろうか?

どのような業者がどのような国の補助を受けているのかも気になるところです。

 参考情報: (google検索から引用)

除染作業員募集あなたの手をお貸しください!衣食住 3食付き!求人http://josen.pc7.jp/99/

 被災地で除染作業 多数求人情報が入りました。

当サイトでは 東北地方太平洋沖地震後 被災地での復興・復旧に絡んだ多くのお仕事が入ってきます。

●(お仕事No146)福島県内除染・原発周辺作業員募集(増員)

福島県内 除染地域での除染作業や東電周辺交通整理またはサーベイエリアでの線量測定する作業員を募集します このお仕事専用宿(民宿)を用意した会社と契約するお仕事です 既に当サイトから数十人の作業員が除染・東電と作業をしています このお仕事に参加した方は6月~8月開始される除染地域に移動後 日当17000~ 作業する除染地域で定められた金額・・・」

 

 

除染作業で亡くなった人&除染のニュース - NAVER まとめ

matome.naver.jp/odai/2132779401449435401

除染作業はキケンすぎるのではないか?命よりお金優先の除染利権がうごめいているオソロシサ。除染に関する気になることも追加。

 

 


【追加・再掲】わが国の地質・地層に係る記載(その4:活断層と単なる断層との違い)

2013-07-20 | 地震・津波関連

'13-07-20投稿

一年前の記載

 
わが国の地質・地層調査に係る記載(その4:活断層と単なる断層との違い)
'12-07-20投稿活断層と単なる断層および正常層との違いについて、個人的にはよく解っていません。原発周辺の地殻調査が進むにつれて、最近やたらと活断層が発見されたり...
 

 既報を振り返って、その後、調査した事項を追記しました。

再掲の前に現状認識としては、

活断層と単なる断層および正常層との違いについて、個人的にはよく解っていません。原発周辺の地殻調査が進むにつれて、最近やたらと活断層が発見されたり、発明されていますが、相変わらず、勉強不足でわかっていないことを予め断っておきます。

 活断層と単なる断層の基準は12万年前に動いたかどうかということの持つ意味??

 3.11後、東日本沿岸一帯および原発関連施設で未曾有に発生している中規模地震数は「活断層」化とは関係しないのだろうか?

 なぜ動きやすくなって活断層化したかに係るメカニズムについて??

 新たに認識した漏洩放射能のひとつであるトリチウムは地殻の脆弱化を来たして、活断層化させることはないだろうか??トリチウムはベータ崩壊時にベータ線(電子線)を発生して、当然ニュートリノを発生させるという。ニュートリノは地殻の脆弱化に影響していないのだろうか?

 と

さまざまな杞憂、妄想、憶測が個人的には払拭されていません。

もう少し、「活断層」→「地震」という図式の議論ならば、事実関係明らかにしてもらいたいものです。

以下、再掲および追記します。((一部割愛しました。)

「活断層と単なる断層および正常層との違いについて、個人的にはよく解っていません。原発周辺の地殻調査が進むにつれて、最近やたらと活断層が発見されたり、発明されています。

 今まで気にしていなかったツケが廻ってきた昨近です。おそらく、放射能・放射線の単位と同様に、一般人には曖昧喪子としたものと思われます。感覚的にでも理解できればと思っています。火山の場合は死火山、休火山、活火山があると旧くはいわれていましたが、近代文明、分析・解析技術が格段に進歩した現代。新たに富士山のように「休」から「活」と見直された例もあるようです。・・・

ツイログで記載したように、7月17日 

次々と活断層が発見・発明されています。阪神・淡路以来、プレートテクトニクスに加えて、地震発生要因の汎用語となっているが、一度物理的な断面図、化学的な地質組成の違いなど明確にしてもらいたいと思いますね志賀原発の真下に活断層が存在か

  殊、原発周辺の地殻の活断層の存在は知らぬが仏であった震災前。目に見えないため原発配管の応力腐食割れ同様警戒しなければと思います。」

⇒原発関連設備周辺で数多く発生した中規模地震によって、果たして活断層化に影響したのだろうか?
関連投稿:
地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)
2012-06-17)


環境放射能の中でもベータ線崩壊時の、副産物のニュートリノは物質に吸収されないで、高速並みの速さで透過するというが、一部の地殻には吸収されるという。
放射能のベータ壊変に伴って発生する電子線による地殻の逆圧電効果による振動の可能性について地質との関連において着目していますが、ニュートリノ活断層化に影響するのだろうか?
 
参考関連:
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
(2013-05-19)
 
 
まえがきが長くなりましたが、活断層と単なる断層との違いを以下、再掲しました。

「YAHOO知恵袋

活断層と地質断層の違いや関連についてわかる方がいましたらお願いします。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1360285748 

質問日時:
2011/4/16 20:40:57
解決日時:
2011/4/19 06:12:16

ベストアンサーに選ばれた回答

yasahi_47さん

活断層とは、過去数十万年くらいの間に活動した証拠があって、今後も活動する可能性のある断層のことを言います。

地質断層は英語の「geological fault」を和訳したもので、直訳すれば「地質学的な欠点・傷」という意味になります。

つまりただの「fault」は一般用語として欠点とか責任という意味で使われるので、それと明確に区別するために「geological(地質学的な)」ということわり書きをつけているわけです。

地質学者にとっては、faultと言えば地層や岩石中の傷(つまり断層)であることは明白なので、faultと言えば断層を意味します。

ですから地質断層という言葉は、ただの断層と同じ意味と考えてけっこうです。
地質断層(断層)は、すべての断層を意味するものであり、活断層ばかりではなく、数十万年前以前に活動をやめてしまった古い断層も含みます。

なお、古い断層が、何かのきっかけで再活動する(つまり活断層になる)こともあります 。

 断層の定義が意外とわかっていないので、調べました。

 ウイキペディアによれば、

 断層

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

断層(だんそう、: fault)とは、地下の地層もしくは岩盤に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態をいう。

断層が動く現象を断層運動(faulting)と呼び、地震の主原因であると考えられている。食い違いが生じた面そのものを断層面(fault surface)と呼ぶ。断層面と鉛直線がなす角を断層角(fault dip)、水平面に置き換えた断層運動の方向を走向(fault strike)と呼ぶ。

侵食堆積環境の変化、火山岩の噴出・堆積などによってできた地層の境界は、一見食い違っているように見える場合があるが、ずれ動いたわけではないため断層ではなく、不整合非整合などと呼ばれる。・・・」

⇒やはり難しい定義ですが、ずれた界面などの周辺の地層の組成を的確に分析すれば白黒はっきりすると想われる。

 やはり 「活」になる要素が不詳。

 最近、発見提議される活断層は「・・・国の基準では、約12万年前以降に活動した可能性を否定できない断層を活断層と定義しており、活断層の真上には原子炉などの重要施設は建設できないとしている。国が志賀原発の設置許可を出した88年の審査では見落とされていた可能性が高く、再調査で活断層だと確認されれば立地が不適格になる可能性がある。しかし、北陸電力は、これまで「活断層とは認められず、耐震上も問題はない」と主張していた。・・・」という。

 原発漏洩など環境放射能および近くに存在するラドンなどのガス、地殻中ニュートリノなどの増加による加速作用ここ数年来の現象でないことを祈ります。

 関連投稿:今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

  ちなみに、地異に影響する要因に係る記載(海底など地殻の亀裂)「活化」に影響するならば、

 すなわち、「・・・海洋研究開発機構は、会見で「プレート(がずれたこと)で地震が起きて、その結果として、海底面の変動があって、今回見つかったいろんな亀裂ができているのだろうと」と述べた。さらに、亀裂の中をよく見ると、バクテリアが繁殖しているのがわかる。

 
あちらこちらに見られるバクテリアの繁殖。丸みを帯びたゼラチンのようなものもあり、これは、バクテリアが作り出したとみられるという。
 
なぜ、バクテリアが繁殖しているのか。海洋研究開発機構は、会見で「断層や海底に亀裂が見えると。堆積物を含めて、海底にはメタンがたくさん含まれているんですが、それがわき出てくる」と述べた。
 断層に沿って、メタンがわき出す「湧水現象」。
 
メタンは、海水中の硫酸イオンと反応して硫化水素となり、それらをエネルギー源にして、バクテリアが繁殖したとみられるという。
 
さらに、体長4~5cmほどのウシナマコも大量に繁殖。これは5年前には、ほとんど見られなかったもの。実は、今回の地震によって、海底の表面にナマコの餌となる堆積物が非常に豊富になったことが原因だという。震源近くの海底に起きていた、さまざまな異変。海洋研究開発機構は今後、調査結果を検証し、地震の予測などにも役立てたいとしている。」・・・」という。

⇒ この原因が原発事故漏洩放射能の影響であるならば、忌忌しき事態にもなりかねないと妄想される。 

「活」になる要素として杞憂されるのは

<個人的なメモ>
 既報の海底火山噴火などによる物理的に形成された亀裂、地球温暖化による海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的解離、それに伴う海底に生息する微生物(古生菌など)の異常繁殖、および土砂災害の要因として懸念している環境残留放射能からの崩壊放射線などからの発熱、生態系(土石中の微生物)損壊によって海底など地盤強度を低下させて「活化」につながることも考えられます。

    海底)地震⇔地盤亀裂
 
 交互に複雑に影響し合っていることが個人的には推察されます。


 大震災後に50回をこす続発する震度5以上の海底も調べる必要があると思われます。

 ・・・・・。」

⇒地殻からのメタンの遊離が活断層化に影響していないだろうか?
参考関連投稿:
メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理
(2013-07-04)

 

再掲終了

 
原発再稼動の際、原発敷地の下の地殻状態がどのようになっていのか?という「活断層」→「地震」という図式の議論以上に、 
 3・11並の原発事故はプレート移動によってもたらされた海底震源の巨大地震による大津波がきたときの方が起こりやすいと思われるので、人工津波実験によって敷地内に浸水した場合どのようになるのか、今後、必要止むを得なく稼動する前に実施してもらいたいものです。

世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その2:山火事の原因・現状)

2013-07-18 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-18投稿

 「山火事」が起こればその地域の草木は灰化・消失して、緑地の減少させて、既報でも記載しましたが、土壌中に生息していた無数の微生物を死滅させるとともに「土」の水分を減少させて、結果的には地殻の強度を減少させて、「砂漠化」と同様に、ハブーフなど嵐によって黄砂を発生させて、昨今の異常気象など天変地異の原因のひとつとも思っています。

 *引用文献:
土壌中の微生物の存在量
*参考文献:かもしてパッパラなーるなるhttp://blog.livedoor.jp/agrikin/archives/1565770.html

 話が少しそれますが、この「土」の水分減少は猛暑時の「熱中症」と同様、地球環境に悪影響を及ぼす現象と思われます。

 一年前の投稿「猛暑・熱中症に係る投稿の整理と要因考察」で「猛暑」の要因について記載しましたが、どのように個心的に杞憂、妄想していたか?参考までに関連部分を抽出して、再掲して、一部その後の情報を個心的なメモとして追記しました。

「・・・ひと月ほど早い台風、猛暑の到来、日本古来から続いていたメリハリのある「春夏秋冬」の気候が崩れて大変な昨近です。」

 この傾向は今年も相変わらずですが、地球温暖化による平均気温、海水温度の上昇のデータからNASAが予測する未知なる猛暑になるのか?は現状不明。

世界の海水温度分布
 (google画像検索から引用)


 個人的には寒暖の差が激しいので、わが国の場合、米国、オーストラリア、ブラジル、インドのように45℃まではともかく、局所的には40.9℃を超える日本記録が達成されるかどうか?

 「熱中症」にはなりたくないものです。

猛暑、熱中症に係る記載(熱中症とは)(2011-07-11)

  たかだか30~35℃で熱中症になりそうなこの纏わりつくこの暑さ

 既報で印象に残る記載として「こまめに水分補給して、かつ日陰にいても熱中症類似症状になる」、また「地震と同様に、猛暑も特定な地域で発生しやすい」ともいう。

 猛暑、熱中症に係る記載(昔と暑さの質が変化していないか?)2011-07-18)」

  昔と比べて質の違いか?または歳のせいか?と思っていましたがどうもそれだけではないようです。

「「・・・<猛暑の要因>(仮説)
  
残留放射性物質(放射能)による猛暑など異常気象に及ぼす影響は内部被曝による後遺症と同様に、数年~数十年の経年後に風化して意外と影響するのかも知れない。?
*風化とはgoo辞書によれば、
 地表の岩石が、日射・空気・水・生物などの作用で、しだいに破壊されること。また、その作用。
*環境中残留放射性物質は原発、核実験、事故漏洩から排出されたもの。
詳細記載は別紙「発生メカニズムの現状考察」を参照願います。

 即ち、沈積した放射能が超微細なエアロゾル(数nm>のオリゴマーレベル(数十個)~モノマーレベル(一個)の元素が黄砂、火山灰などに
吸着した状態で)に風化して再拡散しているのかもしれない。?少量でも原子レベルの巨大なエネルギー(E=M×Cの2乗)を放出して、各々の元素に特有の半減期で環境に熱的な影響を与えているかもしれません。

 その他の猛暑の要因については、既報の「
異常気象・天変地異」にて記載したように、太陽自体(黒点数など)の変化、オゾン層破壊ガスの増加などいろいろありますが、・・・。

<熱中症の要因>(仮説)
 別報に記載した有害エアロゾルによる伝染的な要因が2次的に影響しているのでは?と思っています。
 すなわち、異常なほどの死亡増加の原因は単なる熱と湿気による熱中症だけなのか?
 病原性微生物(O-157
大腸菌など食中毒)、その他の悪性のウィルス、バクテリアなど有害エアロゾルの影響はないのか?という疑問を持っています。

インフルエンザウィルスは高温多湿に弱いが、突然変異したノロなどは季節に関係なく、高温まで影響するという。

 また、環境中の超微細な放射性物質(放射能)のエアロゾルからの崩壊放射線(ガンマ線、紫外線による外部被曝および内部被曝によって生体細胞損傷(代謝機能)への影響もあるのでは?と思っています。  ・・・

 環境放射能の熱的な影響に着目していますが、それ以外にもその放射化・励起作用による二次的な紫外線のような活性光線の発生によって皮膚へダメージを与えて発汗・代謝作用を阻害しているのでは???と妄想しています。>>詳しくは

(再掲終了)

既報メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理(2013-07-04)から、

 

 加えて最近、着目しているのは、地球温暖化にともなって、海底、地殻中に存在しているメタンハイドレイド、シェールガス中のメタンがガス化して、CO2と同様に温室効果を与えているのでは?
 また、メタンによる乾燥効果のみならず、メタン自体が可燃性なので山火事などが発生した場合、環境中の濃度が増大しているということから、助長・増幅させたりはしないのか?杞憂しています。
気象庁

 図2.6.13は、南極およびグリーンランドのいくつかの観測点における氷床コアおよび万年雪から得られた過去1000年の大気中メタン濃度を示したものである。

 

大気中のメタン濃度は19世紀初頭から増加を続けており、WDCGGの解析では2003年の全球平均濃度は1,787ppbである。この値は18世紀以前の平均的な値である700ppbに比べて2.5倍に達している。

 

 

 

ということから、メタンハイドレイド、シェールガスからの遊離する?メタンガスの影響も一般的な要因に加えて注意する必要があるのでは??と妄想しています。

また、環境中のメタン濃度は季節変動し、興味深い現象としてオゾン、CO濃度と連動していることです。与那国を一例として追記メモしました。
引用:気象庁

メタン

オゾン

CO

 どのような反応をして変化また連動しているのだろうか???
海水温度の変化など影響しているのだろうか?

 

話を戻して、では猛暑(乾燥化)によって発生していると思われる山火事、山火災に係る要因を記載しました。

 世界各地の山火事が多い昨今。山林の減少による気象異変対策が望まれる。
(2013-06-26)の引用によれば、

 

時事ドットコム 
世界の山火事特集を見ても判るようにアメリカ、オーストラリア、ブラジル、ロシアなどで発生しています。>>詳しくは

 

この原因は一体何なんだろうか?
ウィキペディア「山火事」によれば、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%81%AB%E4%BA%8B
(一部割愛しました。)
原因
山火事の原因は主に2つに分かれる。

 

1つが自然発火で、火山噴火などが原因となり発生する。まれにだが、枯れ葉同士が風で擦れあい、その摩擦で発生する場合もある。

 

もう1つは人間によるもので、たき火やタバコの不始末、放火や焼畑農業などが主因である。

前者は火事であり、後者は火災である。・・・」という。

以下、さまざまなメタンに係る分布図を google画像検索から引用して記載しました。

メタンハイドレイド

世界

 
引用:
OPRF■図1
世界のメタンハイドレート分布。赤点はメタンハイドレートが回収された場所、黄色は地震探査などで間接的に確認された場所。

 

シェールガス

 

米国キペディア

 引用:ウィキペディア

 ⇒メタン埋蔵量が山火事を増幅しているかどうか?現状不詳ですが、少なくとも猛暑と関連あるのだろうか?

 温室効果ガスである

大気中の水、CO2を含めたメタン、CO、オゾンなどの水平・鉛直方向の濃度分布が明らかになればと推察されます。

 いずれにしても、山火事によるこれ以上の緑地の減少ないことを願っています。

水撒きによって予防、延焼を少なくするしかないのだろうか???

 


世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その1:砂漠化の原因・現状)

2013-07-17 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

 '13-07-17投稿

 世界各地の緑地の減少が黄砂(エアロゾル)を大量発生させて、昨今の異常気象など天変地異の原因のひとつとも思っています。

関連投稿:
中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について 
(2013-05-16)
世界各地の山火事が多い昨今。山林の減少による気象異変対策が望まれる。

(2013-06-26)
異常気象に係る記載(その28:インドでも大規模な豪雨でガンジス川などで大洪水。対策は緑化か?)
(2013-06-23)

 猛暑を引き起こす温室効果ガスの増加が挙げられていますが、砂漠化、山火事を増長させる要因のひとつとして、温室効果ガスによる乾燥の影響に注目しています。
参考投稿:
未知なる猛暑への突入。2013年は過去最高の暑さになる(NASA発表)という。
(2013-06-18)
 

 温室効果ガスの中でも、個人的にはメタンガスの影響があるのでは?と思っています。
参考投稿:
メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理
(2013-07-04)

今回は砂漠化の原因・現状に関わる専門機関の情報を調べました。

鳥取大学乾燥地研究センター
砂漠化の原因・現状
http://www.alrc.tottori-u.ac.jp/japanese/desert/genin.html
(一部割愛しました。)
砂漠化の原因

大きく気候的要因と人為的要因に分けることができる。

気候的要因

1900から1999年の年降水量の変化傾向

・・・
世界の乾燥地域をみると、サハラ砂漠南縁のサヘル地帯などで減少傾向が著しいが、この地域の砂漠化にはこのような気候的要因が効いている。しかしながら、それ以外の乾燥地域でも著しい降水の減少が認められないことからも分かるように、気候的要因の砂漠化に対する影響は地域によってまちまちである。
サヘルにおける降水の減少傾向は1950年代〜1980年代中ごろに顕著であるが、この原因については、広域的な海面水温に起因する大気循環の変動や地域的な地表面状態の変化などが指摘されている。1970年代後半以降は、熱帯太平洋の海面水温の変化と同調して、強い干ばつが世界で広域的に発生する傾向にある。

人為的要因

砂漠化の人為的要因としては、過放牧、薪炭材の過剰採集、過開墾、不適切な水管理による塩類集積などがあげられる。これらは植生の減少、土壌侵食の増大、表層土壌への塩類集積を引き起こし、土壌の劣化、土地の生産力の減退をもたらしている。砂漠化の背景には当該地域住民の貧困と急激な人口増といった社会・経済的な要因が存在する。下表は原因別砂漠化地の面積を示すものである。

乾燥地における人為的要因別土壌の劣化面積(極乾燥地域は除く)(単位:106ha)
地域 乾燥地面積 うち土壌の劣化面積
過放牧 樹木過伐採 過開墾 不適切な土壌
・水管理
その他 小計
アフリカ 1286.0 184.6 18.6 54.0 62.2 0.0 319.4
アジア 1671.8 118.8 111.5 42.3 96.7 1.0 370.3
オーストラリア 663.3 78.5 4.2 0.0 4.8 0.0 87.5
ヨーロッパ 299.6 41.3 38.9 0.0 18.3 0.9 99.4
北米 732.4 27.7 4.3 6.1 41.4 0.0 79.5
南米 516.0 26.2 32.2 9.1 11.6 0.0 79.1
5169.1 477.1 209.7 111.5 235.0 1.9 1035.2
UNEP(1997):"World Atlas of Desertification:Second Edition" London:Arnoldを改変

中略
 
砂漠と砂漠化の現状
砂漠とは、乾燥のため植生があまり見られない地域をいう。国連による最近の報告(UNEP, 2006)によると、世界の砂漠の面積は、およそ19〜34億haとされている。

 
 
世界の砂漠の分布(世界砂漠アウトルック(UNEP, 2006)より)
この地図では、3種類の定義(乾燥度指数を用いた気候学的定義、植物・動物から見る生物学定義、衛星画像を用いた相観的定義)によってそれぞれ砂漠の範囲を決め、その3つの定義すべてにあてはまる地域を濃い赤(面積的には約19億ha)、どれか1つに当てはまる地域を薄い赤(濃い赤と薄い赤をたして約34億 ha)であらわしている。
 
世界の乾燥地(dryland)は、陸地の41%を占め、そこに世界人口の3分の1にあたる20億人が暮らしている。乾燥地に住む人々の大半にとって、生活は厳しく、将来の見通しも安定しない。砂漠化は、さらに貧困を悪化させたり、新たな貧困を生み出す。最近の推計では、砂漠化は乾燥地の10〜20%で生じている。(ミレニアムエコシステムアセスメント、2005)

世界の砂漠化の現状(UNEP, 1997)
この地図では、極乾燥地域をのぞく乾燥地において土壌劣化がみられる地域の分布をあらわしている。上の図と比較すると、砂漠以外の土地でも砂漠化が生じていることがわかる。」という。

⇒最近の猛暑・旱魃の激しい地域では更に砂漠化(→緑地、土壌微生物の減少)が進んでいると思われます。
 砂漠化が激しい地域は北アメリカ中央部、アフリカ、中近東、ブラジル、オーストラリア、中国の一部であるようです。