'11-03-31投稿、追加・更新、強調
主に、地球環境、生態系に悪影響を与えている放射能などのエアロゾル(空気中で分散している微小な液体または固体の粒子)の粒子径*については調べましたが、その形(写真)をgoogle画像検索から引用して調べています。
* エアロゾル(aerosol)は通常0.001~100μmφ
(1mm=1000μm 1μm=1000nm)
⇒新しい写真については、続報にて逐次追加する予定です。
参考:
・今までの「エアロゾルに係る投稿」 ( '11-03ー23~)
1.放射能(放射性物質)詳しい記載>>
・放射性物質粒子の画像は殆どなかったが、放射線による観察者の被曝もしくは妨害放射線などによって測定が難しいことが原因だと想われる。?
・大気中に滞留して、風によって飛来する放射性微粒子の粒子径については
平均粒径は131I<137Cs,103Ru<<90Sr<239,240Pu
という順序であり、
粒子径は0.01~1μmφと推定されています。詳しい記載>>
1)「内部被ばくの“証拠”撮影 長崎大研究グループ」によれば、
47news2009/08/07 07:03 【共同通信】
「長崎原爆で死亡した被爆者の体内に取り込まれた放射性降下物が、被爆から60年以上たっても放射線を放出している・・・放射線を体の外側に浴びる外部被ばくと別に、粉じんなど「死の灰」による内部被ばくを裏付ける“証拠”という。・・・アルファ線の跡の長さなどから、長崎原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線とほぼ確認された。・・・」
引用:被爆者の腎臓の細胞核付近から、2本の黒い線(中央)を描いて
放射線が放出されている様子を撮影した顕微鏡写真(長崎大提供)
⇒写真の倍率が定かではないが、細胞面にある小さな黒い粒状物質か?
アルファ線を放射する放射能 詳しい記載>>
現状、水溶性のセシウム(Cs)、ヨウ素(I)に象徴される放射能しか分析していません。これらは、水溶性なので尿などによって、大部分排出されますが、問題は呼吸などによって体内に取り込まれて、滞留しやすい微量な元素(化合物)の影響かと想われます。
関連投稿:
・内部被曝に係る記載の整理( ’11-06-27~)
2)プルトニウム粒子からの放射線
(google画像検索から引用)
酸化プルトニウム微粒子によるマウスの内部
被ばくの電子顕微鏡写真(「ECRR勧告」表紙から)。肺組織に吸い込まれた微粒子中のプルトニウム原子核が一つ崩壊するたびにアルファ粒子が一つ走り、そのエネルギーで遺伝子などが数十万カ所切断されて軌跡ができる。崩壊がくり返されて星型の軌跡になる。瞬間的な外部被ばくと異なった、持続的な内部被ばくの怖さが見てとれる。
⇒写真の倍率が定かではないが、細胞面にある小さな黒い粒状物質か?
プルトニウムは原発事故などから放出されています。詳しい記載>>
2.黄砂詳しい記載>>
・黄砂粒子径の分布は約0.1~50μm
・組成は主に、SiO2から成り、AlO3、Fe2O、CaO、TiO2・・・などを含む複合の酸化物
写真の黄砂は粒状で0.2~0.5μm
引用:「循環する自然と地球環境
~スーパーコンピュータの中の地球~」
3.火山灰詳しい記載>>
・火山灰は黄砂と同様なドライデポジション
(乾性沈着)挙動を示すと想われる。
・火山灰は種々の形状が存在していて粒子径は本試料では1mm以下
小粒子の形状は黄砂と似ているようです。種々の色の粒子が混在。
(google画像検索から引用)
4.口蹄疫ウィルス詳しい記載>>
・口蹄疫ウィルスは 球形で約30nm(0.03μm)φ
口蹄疫ウイルス。球形で直径は22-30nm
(ナノメートル=1ミリの100万分の1)と
ウイルスの中でも最小
(文永堂出版「獣医ウイルス学」から)
5.鳥インフルエンザウイルス詳しい記載>>
棒状で約50nm(0.05μm)φ
×100nm(0.1μm)L
← 4500μm(4.5mm) →
6.大腸菌詳しい記載>>
腸管出血性大腸菌O157:H7
カイワレ大根など
1μmφ×2μmの長さの棒状
<出典:内閣府食品安全委員会事務局資料>
(google画像検索から引用)
いろいろな大腸菌の例
棒状の1~10μmの長さ
(google画像検索から引用)
7.その他のエアロゾル
1)杉花粉は略球形で約30μm(30000nm)φ
(google画像検索から引用)
2)ダニ
約300μm、細菌は球形で約0.5μmφ
・ウィルスは種類不詳であるが、0.2μmの粒子?
約1μmにフロック状に凝集しているか?
(google画像検索から引用)