'11-09-01、投稿、強調 <検索結果のまとめと考察>
既報(その1、2、3、4)に引き続いて、地異に影響する要因を調べています。
大きな地震が発生していないのに、世界各地で発生しているシンクホール(突然大きな穴が開く地殻沈没、地盤沈下)現象に係る記載を調べました。
目的は、
地殻変動がどのような地域で発生しているか?
それらの地域の地質がどのようなものか?
それらの周辺に直近にどのような天変地異があったか?
別報の「異常気象の世界のホットスポット」(仮説)との関連
を知るためであります。
シンクホール(地殻沈没)は大きな地震が発生していないのに、突如発生する現象ですが、最近、中国などで多発しているようですが、震災後、わが国の浦安地区などで問題となっている液状化現象が原因と言われる地盤沈下とよく似ていると思われます。
以下に、種々の引用文献から関連事例を検索後、抽出して記載しました。
わが国を含めた中国、オーストラリア、米国など「異常気象の世界のホットスポット」(仮説)の地域で発生しています。浦安地区で発生した地盤沈下現象と個人的には同じメカニズムで発生していると考えています。
発生要因としては、基本的には既報の「異常気象の発生メカニズムの現状考察」と同様と考えられます(海底火山活動による排熱要因については未記入)
発生メカニズムとして、地盤今まで地殻(地盤)を支えていた土石がシンクホール周辺に観察されないことから、①海、河川に通ずる地下水脈からどこかに移動してなくなった、もしくは②土石の液状化後、土石の沈殿による体積減少と推察されます。
また、ゲリラ豪(雷)雨など停滞、大量降雨の要因として考えている大気中の放射能との反応による地質変化への影響、メタンなどの地下ガスの地上放出による温室ガス効果、オゾン層破壊への影響とも関連していることも推察されます。
既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
⇒シンクホールについても、わが国のゲリラ雷雨、土石流、地盤沈下と同様に、発生地域の地質(シリカ系化合物など)の詳細、および、それらの電荷(推定)について検索して整理する必要があると思われます。
現在問題となっている環境中の残留放射能元素または化合物は当然その地質(電荷)に応じて、土石表面に吸着して、土石を変質させて、液状化(分散、凝集)に影響を与えていると思われます。土壌中の微生物を殺傷することによって、土壌強度を従来以上に低下させていることにも影響していると思われます。
関連投稿:
わが国の土砂災害の解析に係る記載
(08-19更新 その2:最近の土石流発生地域)
・土石の液状化に係る記載を調べました。
(猛暑で雨の温度はどの程度上昇するか?)
・土石流に係る記載を整理しました。
(・・・多量の湧水や表流水を得て流動化し、渓流内に流れ込みそのまま土石流化する場合。なお、このケースの物理的なメカニズムは未だに解明されていない・・・)
・土石の液状化に係る記載を調べました。
(土石の分散・凝集および影響する要因など)
<検索結果>
オーストラリアの海岸に巨大な穴を開けたシンクホール
http://oka-jp.seesaa.net/article/212063869.html
(一部抽出しました。)
「シンクホール、すなわち、「突然大きな穴が開く」ことについては、昨年はとても、その事例が多く、特に中国で頻発していたことや、グアテマラの巨大シンクホール、そして、アメリカの広大な範囲に渡っての亀裂などの記事をご紹介したことがあります。・・・
・中国の大地に突然開き続ける穴の数は全土で35個に拡大 (2010年06月15日)
下の写真は20104月27日に迎賓市という場所で開いた巨大な穴。
・・・オーストラリア東部の海岸に「直径100メートル、深さ 50メートルの穴が突然開いた」というものです。場所は、オーストラリア東部のクィーンズランドのインスキップ・ポイントというビーチ。
Sinkhole swallows south-east Queensland beach
Google Map
サンデー・モーニング・ヘラルド(豪) 2011.06.27
クィーンズランド州南東部の海岸に、突然、幅 100メートル、深さ 50メートルのの巨大なシンクホールが出現した。・・・
つながってるこころ2
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/
2011.08.30 Tue
シンクホール、陥没
ペンシルバニア州 フォークスタウンシップ
サウスダコタ州 ピエールでは20箇所が陥没
ノースカロライナ州シャーロット
2011.08.28 Sun
こうやってみるとシンクホールは北米が多いですね。
シンクホールの写真もたくさんあるのですが三つだけアップします。
(転載終了)