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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その25-2:<追記>海水温分布の不均一地域と砂鉄鉱床との関係)

2012-12-31 | 地震・津波関連

'12-12-31追記・投稿

 既報(その25)にて、大地震の発生し易い砂鉄鉱床が海水温度分布に影響する可能性(個人的な妄想)を考えてみました。

 鉄鉱床、砂鉄鉱床の種類と概略組成について、ある程度わかりましたが、
 

今回は砂鉄鉱床に関連する基本的な用語について更に調べました。

ウィキペディア「鉄鉱石」によれば、

 「鉄鉱石の種類
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%89%B1%E7%9F%B3#.E9.89.84.E9.89.B1.E7.9F.B3.E3.81.AE.E7.A8.AE.E9.A1.9E
「鉄鉱石の主要成分は酸化鉄であり、
多く使われる鉄鉱石は赤鉄鉱 (Fe2O3)、磁鉄鉱 (Fe3O4)、褐鉄鉱 (Fe2O3•nH2O)、磁鉄鉱の粒状鉱物である砂鉄などである。

 他に、針鉄鉱 (FeO(OH))、針鉄鉱と組成は同じだが鉱物としては区別される鱗鉄鉱 (FeO(OH))、菱鉄鉱 (FeCO3) などが存在する。金属光沢のある磁硫鉄鉱 (FeS1-x)、金色に光る黄鉄鉱 (FeS2) は鉄鉱石としての値打ちは無い。」

次に、「鉄鉱石の形成
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%89%B1%E7%9F%B3#.E9.89.84.E9.89.B1.E7.9F.B3.E3.81.AE.E7.A8.AE.E9.A1.9E

地球の誕生当時、大気、海中の酸素分子比率は極めて低く、酸素原子のほとんどは、水素、炭素などと結びついていた。このため、無酸素状態の酸素還元的な環境や酸性雨によって地表の鉄分は、鉄イオンとして大量に海水に溶解していた。また、海底火山によって地球内部の鉄が噴出して、鉄イオンが海に供給された。

約22–27億年前に、シアノバクテリアストロマトライトのような光合成生物が大量発生し、二酸化炭素などから酸素を分離し、吐き出したため大気中・海水中の酸素濃度が高まった。この酸素が海水中の鉄イオンと結びつき、それまで海水中に溶解していた鉄イオンを、酸化鉄 (Fe2O3) に変えた。酸化鉄は沈殿・堆積して、広大な赤鉄鉱の鉱床を形成した。
その後、造山運動により海底にあった鉱床隆起し地上に押し上げられた。現在の主要な鉄鉱石鉱山はこのようにして形成された。

酸素が少なく温度の高い地下深くでは、鉄は磁鉄鉱となった。」

次に、「砂鉄」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E9%89%84
「砂鉄(さてつ、iron sand)は、岩石中に含まれる磁鉄鉱等が風化の過程で母岩から分離し、運搬過程で淘汰集積したもの。 主に磁鉄鉱、チタン鉄鉱よりなる。

 黒色(四酸化三鉄)を呈し、時々褐色(酸化第二鉄がかっている。磁鉄鉱を含むため、磁石に吸いつく。 風化、堆積の過程の違いにより、残留鉱床あるいは漂砂鉱床をなす。

 漂砂鉱床は海岸あるいは川岸など平坦地に堆積したものである。中国地方に産するものは主に山砂鉄で、残留鉱床である。・・・

 日本においては、西日本(とくに中国地方)で古くから山砂鉄が採掘された一方、太平洋戦争前後には東日本の漂砂鉱床で砂鉄鉱山の開発が見られた。

 北海道、青森県(淋代海岸)、千葉県などで漂砂鉱床が採掘されており、磁力選鉱で純度を高めた上で近隣の製鉄所に運ばれた。

 東日本の砂鉄はチタンを含有している場合も多く、地下資源が逼迫する中、チタンの原料鉱石としても用いられていた。

 時代の趨勢によって現在は全ての砂鉄鉱山が閉山しているが、鳥取県では玉鋼及び日本刀製造技術の保存・伝承を目的として限定的に山砂鉄が採掘されている。

 日本では太平洋岸よりも日本海岸の方が良質の砂鉄が採れるとされる。

中国地方の砂鉄出雲地方は「たたら製鉄」ゆかりの地であるが、当地では周辺地域に産する砂鉄を2種類に呼び分け、その性質に応じて適宜使い分けてきた。 一般的には、山陰側(山陰帯)の磁鉄鉱系列花崗岩に由来する砂鉄は純度が高く、

 「真砂(まさ)砂鉄」と呼ばれる。いっぽう、山陽側(領家帯)では花崗岩はチタン鉄鉱系列であり、ほとんど砂鉄を含まないが、安山岩、玄武岩などの火山岩に由来する「赤目(あこめ)砂鉄」を産出する。純度は高くないかわりに加工のしやすさが特長であるという。 道後山山頂付近の大池はかつて砂鉄を採掘した跡であると推定されている。・・・」

次に、「磁鉄鉱」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%81%E9%89%84%E9%89%B1
「磁鉄鉱(じてっこう、magnetite、マグネタイト)は、酸化鉱物の一種。化学組成は FeFe3+2O4(四酸化三鉄)、結晶系は等軸晶系。スピネルグループの鉱物。・・・」

次に、「花崗岩」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%B4%97%E5%B2%A9
「花崗岩かこうがん、英: granite)とは、火成岩の一種。
流紋岩に対応する成分の深成岩である。石材としては御影石(みかげいし)とも呼ばれる。・・・ 鉱物粒子の大きさによる分類
一般に花崗岩中の鉱物粒子の大きさは数mm程度で、大きくても数cmまで。それ以上の大きさのものを巨晶花崗岩(花崗岩ペグマタイト)と呼ぶ。

 巨晶花崗岩は花崗岩が固結する際に最後に残った部分と考えられ、通常は微量しか含まれない珍しい鉱物が濃縮されていることが多い。

 また大きな鉱物粒子の間に空洞が存在し、美しい水晶(石英の結晶)や、蛍石、トパーズ、電気石(トルマリン)の結晶を産出することがある。このような空洞を晶洞と呼ぶ。・・・

主化学組成
例として産業技術総合研究所による岩石標準試料の1つであるJG-2(岐阜県蛭川村の苗木花崗岩)の組成を示す(単位は重量%)
JG-2の化学組成
含有量
SiO2   76.83
TiO2   0.044
Al2O3  12.47
Fe2O3  0.33
FeO    0.57
MnO  0.016 MgO  0.037 CaO  0.70 Na2O 3.54 K2O  4.71
P2O5  0.002 H2O+  0.33  H2O-  0.12       ・・・」

次に、電気石(トルマリン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%9F%B3

 「トルマリン(tourmaline)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名。結晶を熱すると電気を帯びるため、日本名・電気石(でんきせき)と呼ばれている。

成分・種類
鉄電気石(schorl)NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。主に花崗岩や花崗岩質ペグマタイトに産する。
苦土電気石(dravite)NaMg3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。主に変成岩中に産する。
リシア電気石(elbaite)Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。
ペグマタイトに産する。
オーレン電気石(olenite)Na1-xAl3Al6(BO3)3Si6O18(O,OH)4。
鉄灰電気石(feruvite)CaFe3(Al5Mg)(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
灰電気石(uvite)CaMg3(Al5Mg)(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
フォイト電気石(foitite)□Fe2AlAl6(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
苦土フォイト電気石(magnesiofoitite)□Mg2AlAl6(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
山梨県で発見された新鉱物。・・・」

(個人的なメモ)
ウィキペディア「地殻」
「地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。
地殻を構成する平均元素組成
O 46.6% Si 27.7% Al 8.1% Fe 5.0% Ca 3.6% Na 2.8% K 2.6% 
Mg 2.1% Ti 0.4% P 0.1% 
」という

・砂鉄は岩石中に含まれる磁鉄鉱等が風化の過程で母岩から分離し、運搬過程で淘汰集積したもの。 主に磁鉄鉱、チタン鉄鉱よりなる。
・花崗岩に含まれるFeの含有量は地殻を構成する平均的なFeと少ないが、風化によって濃化
して砂鉄鉱床となるようです。

鉄 地球科学の立場から
http://staff.aist.go.jp/nakano.shun/Jap/tatara/iron/iron4.html
鉱床はどのようにしてできたか?
砂鉄鉱床:磁鉄鉱を主体とし,その他,チタン鉄鉱・褐鉄鉱・赤鉄鉱を含む. そのほか,輝石・角閃石などさまざまな鉱物を含む.
 もともとの鉄鉱物は火山岩安山岩など)起源または深成岩(花崗岩など)起源.
酸性岩(SiO2成分が多い.たとえば花崗岩)起源の砂鉄は,不純物が少ない.
塩基性岩(SiO2成分が少ない.たとえば玄武岩)起源の砂鉄は,不純物が多く,特にTiや Pが多い.

 山地の表土中の砂鉄は“残留砂鉄”といい,風化により生じた土砂中に産する.昔,山陰地方で花崗岩が風化したものがたたら製鉄に用いられたが,数%程度のFeを含むにすぎない.・・・」という。

・花崗岩の結晶に含まれる電気石(トルマリン)の結晶を産出することがあり、結晶を熱すると電気を帯びる。逆圧電効果(電気→震動との関連)


地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)において

 環境放射能の地殻に及ぼす影響
着目して、可能な限り、杞憂を払拭することを目的として、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。


 
 個人的な仮説として、
 広範囲にひずみ蓄積させる原因として、セラミックスからなる地殻、マントルの組成の違いによって、複数のプレート、断層の界面において、環境放射能との反応による圧電効果(電子の発生)および逆圧電効果(振動の発生)および高温超伝導的な現象(広範囲への電子の移動)が関与しているのでは?と超妄想しています。

放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)
「地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。  地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。 」という。
詳しく見る>> 

 

 爆縮現象が発生する過程において、大気圏で観察される様々な異常発光現象

異常発光現象の原因として、砂鉄鉱床中のトルマリン、もしくは蛍光性鉱物が風化したエアロゾルとの関連???について興味深い。
および、花崗岩に多く含まれる地殻中のウランの壊変による地下水への溶解ラドン放射能の増加と爆縮現象との関連はあるのだろうか?

蛍光性鉱物Fluorescent Minerals
詳しく見る>>

 

今回は個人的なメモとして記録しましたが、必要に応じて追加・更新予定。


再生可能なエネルギーに係る記載を調べました。(その12:米 エイモリー・ロビンス氏のビジョン)

2012-12-30 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

'12-12-30投稿

既報(その11)に記載しましたが、時期は個人的には不詳ですが、新たな有望な化石燃料の創出などで当面凌ぐとしても、将来的には必ず有限であり、結果として化石燃料が高騰かつ枯渇することは必然であり、
 特に、わが国は電気の融通に関しても陸の孤島、かつ地震国なので耐震性のある発電手法を実施せざるを得ずコスト高にもつながり、その推進が難しいと思われますが、計画的に再生可能なエネルギーを増大せざるを得ないのでは?と思われます。

 

 日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その)の参考情報に記載したような画期的な発電方法によって低コストな手法の進展が必要か?

 

また、四方海で囲まれた不利既報で記載した水陸両用車を活用して太陽光発電二次電池(蓄電池)などとハイブリッドで、わが国の先端技術を集結して、海を有効に活用して開発していくことが望まれます。

 

いずれにしても、国が率先して、援助をしてその普及を指導して再生可能なエネルギーの進展の見える化が重要かと願っています。

 関連投稿:今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)

 円安傾向となり、化石燃料の全てを海外に依存しているわが国において先行き不透明感が漂う昨今ですが、「日本人が省エネと再生可能エネルギーに多大な投資をし、得られたものを周辺の国と共有できれば、日本は世界に大きな貢献ができる」-エイモリー・ロビンス氏のビジョンを紹介します。

47トピックス 連続コラム 「原発の不都合な真実」によれば、

1970年代から、エネルギー問題研究の最前線に立ってきた米ロッキー・マウンテン研究所のエイモリー・ロビンス理事長は、東京電力福島第1原発の事故は驚きではなかったと指摘、日本は今後、省エネの強化と再生可能エネルギー利用への道を進むべきだと言う。

―事故を知った時に何を考えたか。

 「福島第1原発と同タイプの原子炉が米国にもあるが、水素爆発のリスクが高い炉であることや、バックアップ電源が不十分であることなどはずっと以前から指摘されていた。過去に東京電力の人とこの問題を議論したこともあるが、改善策は取られなかった」

 

 ―日本のエネルギー政策をどうみるか。

 

 「巨大な原発のような大規模集中型の電力供給に依存するのが日本の政策で、産業界もこれを前提にしている。だが、これは既に時代遅れになっており、そのリスクやコストはどんどん大きくなっている。福島の事故がその例だ」

 

 ―日本の省エネは進んでいるとされるが。

 

 「オイルショック以降、日本の省エネの進歩は目覚ましく、いい政策もある。だが、近年、日本の省エネは足踏み状態で、エネルギー消費量は急増し、1人当たりの電力消費量は(米国で最も省エネが進んだ)カリフォルニア州のそれよりも多い。照明や空調など、建築物のエネルギーの無駄も非常に多く、米国より性能は悪い」

 

 ―何が原因か。

 

 「企業や家庭に省エネの動機づけをする政策がないためで、電力会社は電気を売れば売るほど、発電所を造れば造るほどもうかるという電気料金制度にも大きな問題がある」

 

 ―原発事故後の日本に必要なことは。

 

 「大幅な省エネを進めることが重要だ。技術の進歩は目覚ましく、日本にも大きな省エネの余地がある。既存のビルの改修で50%の省エネが可能で、2~3年で投資は回収できる。新規のビルはもっと効率的にできる。その上で、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを活用すれば、原子力にも化石燃料にも頼らないエネルギーの需給が可能になる」

 

 ―再生可能エネルギーは高価で不安定だとの批判が根強いが。

 

 「電力の需要は刻々と変動している。省エネで電力消費のピークを下げた上で、風力や太陽光を大規模に導入する、さらにバイオマスや風力、地熱などをうまく組み合わせれば、問題はなくなる。風力は既に他のエネルギー源と競争できるまでになっているし、太陽光発電の価格低下も急速に進んでいる。一方で、原発や化石燃料の発電価格は上昇傾向にある」

 

 ―今後の日本に何を求めるか。

 

 「産業界や政治家を含めてすべての日本人が自国の再生可能エネルギーと省エネの大きな可能性を理解することが大切だ。大規模集中型のエネルギーシステムやそれを支える政策から決別し、原子力などへの補助金をやめて、フェアな競争を実現しなければならない。政治家は勇気を持つべきだ。もし、日本人が省エネと再生可能エネルギーに多大な投資をし、得られたものを周辺の国と共有できれば、日本は世界に大きな貢献ができるだろう
(聞き手 井田徹治)

 

               ×        ×        ×        ×
 エイモリー・ロビンス 1947年米国生まれ。70年代初めからエネルギー問題の研究に取り組み、82年、ロッキー・マウンテン研究所を創設。省エネと再生可能エネルギーを重視する「ソフト・エネルギー・パス」の考え方を提唱したことなどで世界的に知られる。

シリーズの記事一覧はこちら」という。詳しく見る>> 


地震および津波に係る記載(その25:海水温分布の不均一地域と砂鉄鉱床との関係)

2012-12-29 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-12-29投稿

 環境放射能が高く、砂鉄鉱床(もしくは鉄鉱石)が多い地域が地震に影響しているのか?と想っていますが、今回は大地震の震源と海水温の不均一な分布が関係しているという参考文献の記載と砂鉄鉱床との関連を調べました。

 既報にて、引用した
引用文献:技術屋ポッポのブログ

「・・・温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。・・・」という。
http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-1238.html

 

 海水温度分布が不均一な地域と関連ありそうな砂鉄産地、放射能分布地図、火山帯、プレート、活断層分布、地球化学図Feの濃度分布を記載しました。

日本の主な砂鉄産地 
井口一幸著〔古代山人の興亡〕より
http://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html また、「日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/19238315

  

 

  また、産総研で公表されている元素の濃度分布図である地球化学図Fe(クリックの濃度分布から鉄の分布が多い地域は 伊豆半島沖海域、静岡県東部、房総半島・沖、日本海沿岸、北海道南部、九州北部・南部沖、新潟県~秋田県~青森県沖であり、上記の日本の主な砂鉄産地と概ね一致しています。 

 【世界の主要火山帯分布図
(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html

日本の火山帯、プレート、活断層分布

   
 (google画像検索から引用)

⇒温度変化の境界付近で温度低下側に震源とのことですが、海水温度分布の変化は重要な要因と考えられます。
 熱源としては一口で言えば、宇宙線、地下マグマ、原発、高自然放射線地域などからの
環境放射能の崩壊熱、および火山帯のマグマによる加熱効果の影響か?
と個人的には思われます。

 以下、既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 ということは、砂鉄鉱床(もしくは鉄鉱石)を構成する鉄系の複合酸化物が、環境放射能と絡んで上記の海水温度分布に何らかの影響を及ぼしているとも考えられます。

 大地震の震源と海水温分布との関係から、なぜ海水温度分布に鉄系の複合酸化物が影響するのか不詳につき、さまざまな引用文献を参考にして列記しました。

<海水温分布の不均一地域と砂鉄鉱床との関係?
                          に係る仮説>

1.環境電磁波による加熱効果

一般的な太陽光スペクトル(波長約0.4μ~3μ)の可視光(波長約0.4μ~0.75μ)域加熱効果は均一に海水を加熱する?ので、上記のかなり広範囲の海域の海水温度分布に影響しないと想われますが、

        (google画像検索から引用)

 可視光以外の電磁波については
概念的には影響するのでは?と想われます。


・波長が短い紫外線
についてはオゾン層破壊によって、

・波長が
長い赤外線は環境放射能の崩壊熱の増加によって、
電離層の破壊、火山爆発による地殻の亀裂、海に介在する放射能微粒子など

・波長がもっと長いマイクロ波、電波によって、

 これらの電磁波が局所的に増減して温度分布を形成すると想われます。
 

これに地殻に存在する砂鉄鉱床が関係しているかどうか???

関係しているとしたら、どのように影響しているのだろうか?

また、海水温度上昇に影響するためには、水の分子が電磁波と反応して発熱することも必須の条件となります。

                        (google画像検索から引用)

YAHOO知恵袋 2008/5/30 
「赤外線とマイクロ波について」によれば、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416840019

「・・・オーブントースターは赤外線、電子レンジはマイクロ波ですが
物質を暖める場合、両者は全く異なった暖まり方をします。
赤外線とマイクロ波は波長が違うのは わかりますが
なぜ、このような違いがでるのでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答

波長による物質の吸収特性の違いです

赤外線はほとんどの物質で吸収されますから、食材の表面に近いところで多くが吸収され、熱に変ります。
赤外線でも波長が長いもの(遠赤外線)は吸収率が低いので、表面だけでは吸収しきれず内部でも熱になります。

電子レンジに使われるマイクロ波は、特に水分子で吸収される波長のマイクロ波です。他の物質ではあまり吸収されません。
そのため、食材に含まれる水分子に吸収されて熱に変り、その熱が回りに伝わって調理されることになります。

赤外線もマイクロ波も電磁波です。 赤外線<遠赤外線<マイクロ波 の順に波長が長く(周波数が低く)なります。・・・」

2.鉄鉱床、砂鉄鉱床の種類と概略組成

「地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。」という。(ウィキペディア「地殻」)

地震および津波に係る記載(その6:砂鉄鉱床はどのようにしてできたのか)の引用文献
鉄 地球科学の立場から
http://staff.aist.go.jp/nakano.shun/Jap/tatara/iron/iron4.html
鉱床はどのようにしてできたか?
「・・・
1.マグマ(火成岩)と関係した鉱床
マグマの結晶分化作用
マグマの冷却に伴って,結晶となった鉱物,たとえば磁鉄鉱が密度差により沈降してマグマ溜りの底に集積する.または,液相の不混和現象により,Feに富んだ液相(重い!)が分離沈降する.・・・
●分化が進み揮発性成分に富むようになったマグマでは,流体相(さまざまな金属元素を溶かし込んだ水溶液)ができる.揮発性成分が周囲の岩石を高温で変成させる(接触変成鉱床.接触交代鉱床,スカルンともいう).または,流体相が冷却し,その中に溶かし込んでいた金属元素を沈積させる(熱水性鉱床).

 岩手県釜石鉱山埼玉県秩父鉱山磁鉄鉱,和賀仙人鉱山は赤鉄鉱を主とする接触変成鉱床.・・・
2.残留性鉱床
 地表付近の岩石が,風化作用を受け,新しく生成された難溶性鉱物が残留濃集してできた鉱床.・・・
3.堆積性鉱床
砂鉄鉱床:磁鉄鉱を主体とし,その他,チタン鉄鉱・褐鉄鉱・赤鉄鉱を含む. そのほか,輝石・角閃石などさまざまな鉱物を含む.

 岩石中に含まれていた鉄鉱物が,岩石の風化・分解の結果,河川などにより運搬され淘汰・集積したもの.場所により,山砂鉄・川砂鉄・湖岸砂鉄・浜砂鉄などと呼ばれる.


 もともとの鉄鉱物は
火山岩安山岩など)起源または深成岩(花崗岩など)起源.

酸性岩(SiO2成分が多い.たとえば花崗岩)起源の砂鉄は,不純物が少ない.
塩基性岩(SiO2成分が少ない.たとえば玄武岩)起源の砂鉄は,不純物が多く,特にTiや Pが多い.

 山地の表土中の砂鉄は“残留砂鉄”といい,風化により生じた土砂中に産する.昔,山陰地方で花崗岩が風化したものがたたら製鉄に用いられたが,数%程度のFeを含むにすぎない.・・・」という。

⇒砂鉄がどのようにしてできるか記録しました。さまざまな鉄化合物の種類があることと、バクテリア、PH、温度などが鉄化合物(酸化物、硫化物、・・・)の物性(色、コロイド粒子径、磁性)に影響していることが解ります。次報にて上記の鉄鉱物の詳細組成を調査して、

下記の発熱効果を有する鉄化合物に係る仮説の可能性を追加更新予定。 


3.発熱効果を有する鉄化合物の可能性について
1)電気伝導性
一般的には、鉄鉱石は非電気伝導的な 物質ですが、高温超伝導的な効果を示す鉄化合物があるという。地殻の変動による圧電効果によって発生した電気が流れれば、発熱作と磁気が発生するのだろうか?
参考投稿:地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)  

2)環境放射能の励起による電磁波の発生

 宇宙二次粒子線、太陽風、地下マグマなどからの新たに生まれた陽子、中性子、パイ中間子、ミュー粒子、電子、ガンマ線、ニュートリノなどの環境放射能に地殻成分が励起されて各種電磁波が発生して、最終的に熱線(赤外線)化すれば、発熱作が発生するのだろうか?

参考投稿:地震および津波に係る記載(その21-3:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況)

3)酸化鉄の触媒効果

 
地殻中の鉄化合物が触媒として作用して、地殻の脆弱化を促進するガス反応させていることが考えられないのだろうか?

 すなわち、地殻に亀裂、空隙などが形成されれば、マグマの流体相(さまざまな金属元素を溶かし込んだ水溶液)が噴出して、その熱が海水温度の分布に影響しないだろうか?

ウィキペディア「触媒」によれば、「・・・不均一系触媒
化学工業など、基礎的な化学物質を大量に生産する施設では、気相での固定床もしくは流動床流通式反応装置がしばしば用いられること、液相反応においても生成物の分離回収が容易であること、一般に錯体触媒よりも耐久性が高いなどの理由から、不均一系触媒が多く用いられている。不均一系触媒は、白金パラジウム酸化鉄のような単純な物質から、それらを担持したもの(後述)、ゼオライトのような複雑な構造の無機化合物、あるいは金属錯体を固定化したものなど、多種多様である。・・・」という。

以下、補足資料を添付しました。

参考投稿:今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)の記載から、
1)ラドン(Rn:自然放射能)、
2)酸素(O2)「太陽フレア)に含まれる電子線(ベータ線相当)の増加によってオーロラが発生
3)オゾン(O3)4)メタン(CH4:炭化水素) 「・・・日本周辺海域には約7.4兆 m3のメタンガス(国内ガス消費量の約100年分に相当する量)・・・」

5)二酸化炭素CO2)
6)硫化水素 海底亀裂(酸素少ない)、温泉地帯などに発生

関連投稿:「水」とはどのようなものか?に係る記載(その4:天変地異と水の性状変化との関係があるのか?)の記載から、
「・・・
3.大気圏における水の状態と性状変化とは
各種の放射線、電磁波の波長によって水中での透過性が異なりますが、それらが大気圏における水の性状を変化させているのでしょうか?   水に吸収された放射線、電磁波は「熱」になって異常気象など天変地異に影響しているのは?と個人的には想われます。
即ち、2次、3次的に環境中のさまざまな物質を励起発光させて、最終的には地球温暖化の原因となる「」のとなるのでは? ~ 励起という現象 ~とは

 一例として、環境中への入熱の増加によって、既報、地中海における海面上昇と生態系の異変との関係についてで記載したように、「クラゲは過去2世紀のクラゲ大発生は12年周期で増減していた。」ということも言われています。つまり、局所的に「熱」があり、海水温度が高いところを好むと推察されています。12年周期の原因については、天変なのか地異によるのか?個人的には不詳。

 また、世界の原発周辺にクラゲが集まってくることも言われています。

 日本財団図書館 水科学総合知見情報プラットフォーム研究開発報告書
「4-3 水分子の吸収スペクトル」によれば、http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

 γ線 X線  →紫外線←
    吸収ピーク
   ↓

透過大↓ 」

 

         → 光 ←     赤外線  

 

⇒ 上図から、可視光(光)中の青色の電磁波の透過性が大きく波長の短いX線(ガンマ線)は透過が小さく、吸収が大きいことが解ります。紫外線は波長が短くなると透過が小さくなるが、X線よりもはるかに透過している事がわかります。

 


放射化現象に係る投稿(その5:地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介)

2012-12-26 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-12-26投稿

 既報放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察(2012-12-11 22)にて、個人的には地震雲と地震との関係はあるのではと思っていますが、その発生メカニズムについては不詳ですが、 環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りがあるのでは?と思っています。

今回は地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事を新たに調べたので紹介します。

現代ビジネス 2012年12月21日(金) 週刊現代
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34043

本誌は警告する 不気味な地震雲も出始めた そろそろやってくる
(一部抽出しました。引例中の太字、赤字は筆者強調のため。)
「・・・
阪神大震災とそっくり

10月9日の夕方、岐阜県で中空にまるで竜巻のような不気味な形状の雲が浮かんでいた。

 大気イオン地震予測研究会(e-PISCO)理事長で神奈川工科大学准教授の矢田直之氏が語る。矢田氏は日本の「地震雲」研究の第一人者でもある。

「この写真はe-PISCOの会員から送られてきたものです。10月9日の17時30分頃、中央自動車道の土岐あたりを名古屋に向けて走行中に撮影された。

 地震雲と呼ばれる雲の形状にはいくつも種類がありますが、これは『竜巻型』ですね。この型の地震雲が観測されることは稀で、ここまでハッキリしたものは久しぶりに見ました」

 地震雲とは宏観異常現象(天災の前に発生する異常な自然現象)の一つとされている。なぜ地震雲が発生するかいくつかの仮説があるが、まだ科学的な合意は得られていない。むしろ注目すべきは、その「統計学的な有意性」だろう。

「今回の地震雲を見て、私はすぐにあの写真を思い出しました」

 矢田氏が言う「あの写真」とは、1995年1月9日夕刻に撮影された、兵庫県の明石海峡大橋付近での写真だった。

2枚の写真を見比べると。巨大な寄生虫のようにも見える、竜巻状の雲の形状がソックリだ。

「言うまでもありませんが、その地震雲が観測された8日後、阪神淡路大震災が発生しました。あの時は野島断層が動いたと言われていますが、雲の位置は震源地の真上に相当する。まさに震源地からまっすぐ立ち昇るように伸びている。

 濃尾地震で証明されているように、岐阜にも濃尾断層帯があります。確実なことは言えませんが、私の経験に照らすと、岐阜、愛知付近でM(マグニチュード)7クラスの直下型地震が発生する危険性があります。

 震源が深ければ震度5ですみますが、万が一浅ければ、M7でも震度6強の地震が愛知・岐阜エリアを襲う可能性があるのです」

濃尾地震と言われても、いまの日本人はピンとこないかもしれない。だが明治24年(1891年)に発生したM8の震災の被害は凄まじかった。全壊家屋14万2177棟、死者7273名。震央近くでは揺れによって山の木がなぎ倒され、ハゲ山になった。・・・

「直下型にせよプレート型にせよ、地震とは溜まったストレスが爆発することで起きるのです。長年地震が起きていないことは、危険の根拠になりこそすれ、安全の根拠にはまったくなりません。

 ましてや東日本大震災という巨大な地震が起きた後ですから、日本列島全体に様々な歪みが生じている。マスコミも行政も『次は復興だ』と言いますが、私に言わせれば、列島の地震活動はまだ始まったばかり。

 地震は自然現象であり、人間の勝手なタイムスケジュールで計ると、また痛い目に遭います」

アメリカでも注目されている

地震予知が徒に不安を煽るものであってはならないのは言うまでもない。だが本誌が今回、矢田准教授の唱える「愛知・岐阜直下型地震」への警告を広く伝えるべきだと考えるのは、二つの理由がある。

一つは10月17日、日本地震学会が「確度の高い予知は現状では困難」と事実上の「白旗宣言」をしたことにある。・・・

そしてもう一つ、本誌が地震雲に注目する理由は、その発生メカニズムが少しずつ明らかになってきたからである。

 千葉大学理学部地球科学科の服部克巳教授が言う。

「'98年から'10年まで、日本上空の電離層の荒れ方と地震の起こり方の相関関係を調べたところ、M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加していることがわかりました」

 電離層とは、簡単に言うと地球と宇宙の境目。太陽の紫外線を受け、分子や原子から電子が分離して漂っている場所だ。

 ではなぜ、大地震の前に電離層が乱れるのか。

「まだ仮説段階ですが、地震の前には地面に小さなクラック(裂け目)ができ、そこからラドンガスなどの放射性物質が出る。それによって地表付近がプラスに帯電し、一方の電離層にマイナスの電子が集まると考えられます」

 服部教授はそう分析し、地震雲との相関性も否定はできないと指摘する。

「ラドンなどが空気分子を電離すると、電離した物質に塵が付着してエアロゾル(煙霧体)ができ、それが雲の核になる。

震源上にそうした核が集まると、雲が形成される可能性は否定できない。それこそが地震雲ということになるでしょう」

昨年アメリカでは、ワシントン州に住む地震学者のゾンガオ・ショー氏が、地震雲に関する特許を取得して話題となった。

「私はこれまで地震雲によって50以上の大地震を予測している。日本の研究者と同じく、クラックから放出されるガスが雲形成の要因だと見ています。それは地震が起きる数時間前の場合もあれば、何ヵ月も前のこともある。私は雲が形成される過程を感知するコンピュータのモデルを考案し、それで特許を取ったんだ」(ショー氏)

首都圏の地盤がズレている

・・・「地震雲の形状についてはまさに諸説入り乱れていますが、私は竜巻型こそが信憑性のある地震雲だと考えています。

 飛行機雲だと反論する人がいますが、絶対に違う。飛行機雲が高度1万mくらいのはるか上空につくられるのに対し、地震雲は5000mくらいの高度から伸びていくのです。

通常、地震雲が観測されてから数週間以内に地震が発生する可能性が高い。実際、10月16日にも岐阜では珍しい地震が起きた。M2・9の小さな地震でしたが。愛知・岐阜エリアでは10月いっぱい、十分な注意が必要です」・・・

10月13日には首都圏全域で見られた「帯状の地震雲」があった。秋の風物詩である「鱗雲」のようにも見えるが、密度が異常に高いと話題になった。これを地震雲の一種と言う学者もいる。

 前出の高橋教授が指摘した通り、3・11で巨大なエネルギーが放出され、日本列島のあちこちにいま、ひずみが生じている。・・・

武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が言う。

「大きな内陸型(直下型)の地震が他の大地震に連動することは、大いにありうることです。地震はある場所で断層が滑って起きますが、その滑った影響は他の断層へと連鎖的に伝わっていくからです。

 東日本大震災で日本列島全体、特に東半分が大きく歪んだり、捩れたりしてしまいました。具体的には、牡鹿半島の先端では5・3mも地盤がズレたし、東京近辺でも20~30・はズレたままになっている。歪みが残ったままですので、非常に地震が起こりやすい状態になっている。

 ですから、どこかで大きな地震が起きると、それがトリガーとなって列島全体に連動する可能性は非常に高いと思っています。首都圏に住む人々も、M7クラスの直下型地震に備えなければなりません」

「不意打ち」にどう備えるか

大地震の連動、それは歴史が証明していることでもある。

 1891年の濃尾地震の5年後、有名な明治三陸地震(M8・5級)が起きた。その5年後に青森県東方沖地震(M7級)、さらに10年後にM8級の喜界島地震へとつながる。

 では、その地震連動カタストロフの終着駅はどこだったか。もはや言うまでもない。大正12年(1923年)の相模湾を震源とした地震、つまり関東大震災(M7・9)だったのである。

 今年1月、東京大学地震研究所が「M7クラスの首都直下型地震が4年以内に70%の確率で発生する」と発表したのは記憶に新しい。それまで政府が発表していた「30年以内に70%」をはるかに上回る、衝撃的な予測だった。・・・

大地震予知の新たな道について、前出の服部教授はこう語る。

「これは後からわかったことですが、3・11の直前30時間ほど、電離層の電子数が高い状態が続いていました。電子数は紫外線の影響を受けるので、夜間は少なくなるのが普通ですが、あの時は夜間も減らなかったということ。これはかなり特異な現象です。

地震と電離層異常の因果関係は未解明ですが、統計解析から相関関係があることはほぼ確実です。電離層の電子数が増えたら必ず地震が起きる、とは言えないけれど、『M6クラスの地震が起きる可能性が上がっている』という警告はできると思います」

 電離層の荒れと地震雲にも相関関係が認められることは、先ほど述べた。東大を中心とした地震学者たちが慎重な姿勢に転じたいまだからこそ、この新たな知見に注目するべきではないのか。

前出の島村氏が、最後にこう警告する。

「首都圏を含め、日本列島どこでも『不意打ち』がありうる。不意打ちに普段から備えているかどうかで、結果はまるで違います。お上は『東海地震は予知できる』と言っていたが、それも白紙になった。地震対策は、『いつ起きてもおかしくない』と一人一人が認識することから始まるのです」「週刊現代」2012年11月3日号より

以下、既報までの記載と照合して整理しました。

  既報の引例の仮説によれば、
「地震雲とは、地震発生前後に出る特異な雲のこと全般のことをいうようです。  一言に地震雲と言ってもいろいろな種類があります。・・・
筋状  うろこ雲状  波状   竜巻状 竜状、蛇状 


・・・地震の前兆となる気象現象はいろいろあります。  朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などが挙げられます。引例を詳しく見る>>」

また、メカニズムとしてもうひとつの引例の仮説によれば
「・・・地震が発生するときには、凄まじいエネルギーが放出されるわけですが、これは地震が発生したときだけに放出されているだけではありません。地震が発生するまでにも、岩盤が圧縮されて少しずつ崩壊していくのです。
 その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。  そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
 また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。
 
地震雲以外での地震予知の項目で説明しますが、地震前の発光現象や、地鳴り、動物の異常行動などの奇怪な現象も、地震によるエネルギーの放出で説明できてしまいます。 左図のように、地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。  地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。

 ・・・詳しく見る>>                             」という。

  既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

⇒濃尾地震で有名な岐阜県には砂鉄鉱床が一部に存在していて、古くは「たたら製鉄」が盛んであり、刃物で有名な関市などがあり、また、阪神淡路大震災発生周辺地区の三木市の刃物も砂鉄を利用していたようです。地殻を構成する地質(電荷、磁性)も地震雲の形成に影響を及ぼすのでは???と妄想しています。
参考投稿:地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)

上記の地震雲発生と地殻変動に伴なって地表に噴出した環境放射能などを含むエアロゾル電離層の乱れに係る仮説について非常に関心があり、まだ詳細メカニズムは不詳のようですが、上記の朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹とか、天変地異など異常気象の要因に係る基本的な問題と思われます。
関連投稿:わが国の地質・地層調査に係る今までの記載の整理(2012-11-07 01)

別報地震および津波に係る記載(その5(追加・更新):大津波発生メカニズムに係る調査)地震および津波に係る記載(その24:震度5以上の地震が発生し易い地域・海域の地殻成分元素)などと照合する予定。

 


地震および津波に係る記載(その5(追加・更新):大津波発生メカニズムに係る調査)

2012-12-25 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-07-28投稿、'12-12-25追加・修正・更新 

 既報(その1)にて、わが国において、昨近の頻発する震度5前後の地震は概ね福島原発など原発関連施設の周辺で起こっていますが、環境放射能が比較的高く、かつ地磁気に影響する砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い傾向であると思われます。→詳しくは

 既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

  原発事故後、続く東日本を中心とする震度5前後の余震は地殻の地質(鉄など地質を構成する化学成分、粒子径)の影響が大きいのでは???と想われます。

 個人的に不詳につき、関心あることは
M9クラスの海底大地震に伴なって津波高さ30m以上になるメカニズムです。

 既報(その1)に記載したように、昨近の頻発する震度5前後の地震でも大津波は発生していません。 

 地震・津波規模に係る要因での個人的な着目点として
環境放射能と地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・含有量)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連どのようになっているのか?関心があります。既報地震・津波規模に付随する現象から「・・・ 環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りはどのようなものか? 
 すなわち、地殻の強度が低下したり、大陸移動に伴なうストレスに対する耐性が変化したり、新たに活断層化したり、亀裂・空隙の拡大によって材料力学における応力腐食割れ的な挙動を加速させなければと杞憂・妄想しています。

 

 比較的浅い広範囲の海域で蓄積した歪が開放されるという最近の大津波予測に係る記載を調べました。

東京新聞

駿河湾海底 ひずみ蓄積 津波巨大化の可能性http://www.tokyonp.co.jp/article/national/news/CK2012072302000097.html
(一部割愛しました。)

 「近い将来に予想される東海地震で、駿河湾でこれまで震源域と思われていなかったプレート境界付近で、津波を巨大化させる恐れのあるひずみが蓄積されている可能性があることを、名古屋大と東海大海洋研究所(静岡市)のグループが突き止めた。

 グループは衛星利用測位システム(GPS)と音波を利用し、二〇〇四年から一〇年まで、太平洋のプレート境界・南海トラフのすぐ西側の海底の動きを調査。その結果、清水港(静岡市)の南東十キロの地点で、海底が一年に四センチの割合で西に動いていた。この動きから、境界近くの海底下五キロ以内の場所で、プレート同士がくっつき(固着)、ひずみがたまっていると判断した。 

 プレートとプレートが重なり合うと、地中の岩盤に大きな力が加わり、地殻にひずみが蓄積。長年のひずみが限界に達したとき、それを解放する現象として地震が起きる。これまでは、海底に近い浅い部分ではプレート同士は固着せず、ひずみは蓄積されないと考えられていた。浅い部分で蓄積されたひずみが動けば、プレートの先端までがはね返り、海水が押し上げられて津波が大きくなる。

  昨年三月の東日本大震災では、プレート境界のすぐ西側が盛り上がり、津波が大きくなった。震災を受け、内閣府の有識者会議が今年三月に公表した南海トラフ地震の最大級想定では、プレート境界付近も震源域に盛り込まれた。 

 これまでプレート境界のすぐ西側でひずみは見つかっておらず、今回が初めての観測結果。内閣府が想定する巨大な津波が発生しうることを示す証拠となる。

  グループの田所敬一・名古屋大大学院准教授は「調査をすれば、ほかの場所でも軸のひずみが見つかる可能性が高い。観測網の整備が必要だ」と話している。

 <駿河トラフと東海地震> 
 駿河トラフは静岡・駿河湾から沖合に向かって延びる海底の盆地状の地形。陸側プレート(岩板)の下にフィリピン海プレートが沈み込む境界部分と考えられる。

 東海沖から四国沖にかけての南海トラフの北東端に当たる。東海地震は主に駿河トラフ沿いで、東南海地震はその西側で起きるとされる。東南海地震が1944年に発生しているのに対し、東海地震は連動して起こった1854年が最後で、他の地震より切迫性が高いとされる根拠の一つになっている。」という。

 PS'12-12-25
関連投稿:地震および津波に係る記載(その23:巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版)


 ⇒上記の海底が一年に四センチの割合で西に動いていた原因を一口で言うとプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動した結果と想われますが、その移動の駆動力は一体何なのだろうか?に対して素朴な疑問を個人的には持っています。
 スマトラ沖のように数年後に巨大地震(余震)が発生しましたが、3.11後、立て続けに発生した震度5~6クラスの中大規模地震(余震)によって歪が開放されたにもかかわらず、わが国における別の地域のトラフでの巨大津波予報。

 地殻移動させる要因とは一体何なのだろうか?また今でも連続的に起こっている余震活動は今までとは地震の質が違うのでは?と妄想しています。

(個人的な雑感)
 さまざまな電荷・磁性をもつ環境
放射能の微粒子が地殻に電荷・磁気的に吸着して地殻の表面電荷*、磁性、微生物の質・含有量などを変化させているのだろうか?
*表面電荷は既報引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末に記載されている物質の等電点によって、おおよそ判断できると思っています。

 別報ゼータ電位の紹介で記載したように、これら酸化物微粒子の表面電荷はエアロゾル(空気中)、ゾル(水中)を問わず、
 たとえば、水中ではアルミナおよびシリカ単独では、等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9であり、pH7~7.5(海水の平均)では両者のゼータ電位が反対になっています。微粒子のマイナスを示すシリカ(SiO2)がプラスを示すアルミナ(Al2O3)に吸着します。
  

 (google画像検索から引用)

   (google画像検索から引用)

  また、既報(その24 '12-12-24投稿)で記載したように、地殻は珪素の酸化物を主体としてアルミニウム、鉄などさまざまな元素を含有した酸化物で構成されています。
 したがって、産総研で公表されている地球化学図(全国の地球化学図(海・陸)のデータによって地殻を構成する元素分布を知ることができます。

詳しく解析すれば、地殻成分元素によって電荷、磁性に影響する地殻組成が概ねどのような傾向になっているのかを知ることができると思われます。

 アルミニウム、鉄、マグネシウムなどの酸化物の多い地域の地殻は平均的な地殻よりプラス(+)化傾向になっていると思われます。
 地殻の電荷によって環境放射能微粒子の吸着状態も違ってくると想われます。


 当面は関連投稿に記載した環境放射能の影響着目して、可能な限り、杞憂を払拭することを目的として、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

大津波の発生要因

1)地球温暖化による海水面の上昇

 南極、北極圏を覆う氷の表面がとける✏詳しくは

「・・・巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性に着目しています。 詳しく見る>>
熱→地球温暖化→解氷→海水面の上昇

2)環境放射能からの電子による放電・励起

「・・・放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。ニュートリノの存在するところにはベータ壊変由来電子あり。引例文献詳しく読む)
 電子の放電・励起によって、セラミック系のペロブスカイト系地殻の逆圧電効果による振動の可能性? および逆圧電効果を広範囲の地域に拡大する高温超伝導的な現象もあるのでは?と妄想しています。
✏一般的に、圧電体は鉛、ジルコニウム、チタン、ストロンチウムなどの高温超伝導体はイットリウム、銅、鉄ほか多種からなる複合金属酸化物。
もともと大陸移動の駆動力もこのようなメカニズムも絡んでいるのか?
関連投稿:
地震および津波に係る記載(その22:なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?に係る雑感)

 

3)揺さぶり効果が大きい震源の深さは約10km程度の海底地震

 別報のウィキペディア(地殻の平均的な組成)によれば、
「・・・地球化学的な観点から地球を深さごとに分けたうち、最も外側に位置するものである。地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。大陸地殻の厚さは地域変化に富むが、30 - 40kmくらいの地域が多い。他方、海洋地殻はほぼ均一で、6kmくらいである。

・・・岩石の分析結果より推定された大陸性地殻の平均化学組成は、

・・・ 大陸地殻の体積は地球全体から見ると非常に小さいが、地球に存在する カリウム40、トリウム232、ウラン235、ウラン238などの放射性元素の約半分が高度に濃集している。またバリウムおよび希土類元素なども地殻に濃縮している。」という。

 例えば、環境放射能のひとつウランの酸化物の電荷は上記のゼータ電位の引用文献の記載によれば、アルミナ(Al2O3)と同等であるようです。

 *大津波が発生するには、大地震が前提となりますので、、
大地震に付随する現象も以下、再掲載しました。

1)爆縮現象震度6以上の場合、地震前に環境放射能値が低下)

)地下中のラドン濃度の一時的な上昇現象

3)地殻中のオゾン濃度の増加現象

 

 

 


地震および津波に係る記載(その24:震度5以上の地震が発生し易い地域・海域の地殻成分元素)

2012-12-24 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-12-24投稿

 既報(その22)にて、なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?について考えてみました。
 また、既報(その23)にて、文部科学省、地震調査研究推進本部から公開された巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率を示したもの)を紹介しました。

 既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、大中規模地震は一口に言えば、プレート境界、火山帯の周辺地域で発生しています。詳しく見る>> 

 しかし、今まで、これらの地域でいつ、どこで起こるかわからない巨大地震ですが、いずれ科学技術の進歩によって数日前に警戒警報が的確に発表されることを期待しています。

  今回は震度5以上の地震が起こり易い「国から公開された地域」、および既報までに提案している「砂鉄鉱床地域」の地殻の地殻成分元素を確認しました。再々掲載になりますが、

1.昨今までに発生した地域(詳しくは既報(その21))

 

 三陸明治、昭和、平成(3.11)の三陸沖地震首都圏関東大震災、兵庫県阪神淡路大震災3.11後の東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震静岡県東部地震長野県昨年の長野県北部地新潟県新潟地震日本海中部地震、十勝沖地震、青森県六ヶ所村昨近の地震、三陸沖北(12/7東北で震度5弱、津波1メートルM7・3)など

2.「全国地震予測地図」最新版(詳しくは既報(その23の引例図

関西と四国の南海トラフ地震、3.11震源南部 茨城、紀伊半島、東海(静岡、愛知)、長野、北海道東部、新潟県など

 個人的には、大地震は環境放射能の作用によって地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・棲息数など)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)が影響されているのではと思っていますが、環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りはどのようなものか?
 そのためには、上記の発生し易い地域の地殻成分元素の分布を調べることで、強度、電荷、磁性にどのように影響しているか確認することが必要かと思っています。

3.ウィキペディア「地殻」によれば、地殻を構成する元素の平均組成は

 地殻(ちかく、crust)は、天体固体部分の表層部。マントルの上にあり、大気の下にある。・・・

 

 

 O(酸素)46.6%、Si(珪素)27.7%、Al(アルミニウム)8.1%、Fe(鉄)5.0%Ca(カルシウム)3.6%、Na(ナトリウム)2.8%、K(カリウム)2.6%、Mg(マグネシウム)2.1%、Ti(チタニウム)0.4%、P(リン)0.1% という。

 これらはシリカ(SiO2)、アルミナ(Al2O3)、鉄酸化物(Fe2O3など)からなる複合金属の酸化物から構成されていますが、例えば 一口に鉄鉱床と言っても、玄武岩、酸性岩類のチタン分が少ない花崗岩系、塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩系などあるようです。また、ウラン鉱石は花崗岩系に多く存在するという。

 

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html



 産総研で公表されている元素の濃度分布図である地球化学図(全国の地球化学図(海・陸)のデータによって、電荷、磁性などに影響する元素組成がどのような傾向になっているのか調べました。

<地殻を構成する元素分布>

(個人的なメモ)

1)Si(データなし) :地殻、砂の主成分 純粋な結晶は圧電効果を示す石英、水晶などがある。他の構成元素と共存した複合酸化物からなる。
酸性酸化物。純粋な場合は表面電荷は負(-)。
地殻全域に大量に存在する。?

2)Al(クリック :アルミニウムが極端に偏在する地殻はボーキサイト鉱石。
両性酸化物。純粋な場合は表面電荷は陽性(+)。
Siとの複合酸化物を構成。Alの多い地域の地殻は+化傾向か?

3)Fe(クリック :砂鉄、鉄鉱石鉱床には多く存在する。
伊豆半島沖海域、静岡県東部、房総半島・沖、日本海沿岸、北海道南部、九州北部・南部沖
新潟県

4)Ti(クリック塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩系

 

5)Mg(クリック:塩基性酸化物
純粋な場合は表面電荷は陽性(++)。
 ・中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線
西縁は(糸静線)、東縁は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線を境として東日本全域で高い分布が見られる。特に北海道南西沖、東京湾、伊豆半島、富士山周辺に多い。

 

 

 

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2011/06/10 08:19 UTC 版)
 (google画像検索から引用)

⇒今回の調査でかなり有望なデータであることがわかりました。

 

 


日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その6:熱回収を備えた太陽光発電の紹介)

2012-12-23 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

'12-12-23投稿

 既報にて今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)していますが、以前から化石燃料の枯渇危機に備えて再生可能なエネルギーの開発に対する掛け声だけはありましたが、地球温暖化会議で採択された「CO2の削減」目標に対して、我が国においては、CO2を発電時に発生しない「クリーンなエネルギー=原子力」として推進されてきたためか? 現状は現行の発電方法を代替するには、コスト面、エネルギー関連の予算配分を含めて問題があり、ドイツ、スペイン、中国など諸外国と比べても、ここ数年立ち遅れています。

 既報でも記載しましたが、分散型の再生可能なエネルギーの進展は予算配分の原子力関連への偏重によって阻害されてきたようです。
参考投稿:日本の再生可能なエネルギーの現状('10-11-22~'011-07-14)

 化石燃料、ウランなど有限な資源の輸入に頼らず、島国でありヨーロッパのように、他国からの電力供給の融通できないわが国においては低コストで効率的な再生可能なエネルギーの開発が将来の経済活動の死活を握っていると言っても過言ではありません。

 個人的には、再生可能なエネルギーは
1)発電時に地球温暖化ガスCO2を発生しない
 製造時に発生するCO2のペイバックタイムが短い
2)多量な廃熱を出さない
3)部品に使用する原材料の枯渇がない
4)低コストな原材料費
5)部品製造時にオゾン層破壊ガスなど有害成分を未排出
6)低コストな部品組立て、取付けなど
7)排他的経済水域の有効利用
8)低コストなエネルギーの備蓄、供給が可能
なことに着目することが重要か?が望ましいと思っています・

 今回は、発電時のエネルギー効率が低い現状の太陽光発電装置を改良した方法に係る記載を調べました。

gooニュース 2012年12月23日(日)07:57

発電と熱回収、太陽追尾で“二役” 東大発ベンチャーが開発http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20121223075.html
 東京大学発のベンチャー企業、スマートソーラーインターナショナル(仙台市)は太陽を自動で追尾し、発電と熱回収の“二役”をこなす太陽光発電システムを開発した。

  太陽光をエネルギーに換える変換効率は、太陽光発電単独に比べ2倍の最大40%超を実現した。7月から再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が買い取る「固定価格買い取り制度」が始まり、太陽光発電の普及が加速しているが一方で効率向上やコスト低減を求める声が強まっている。

システムは太陽電池のセルを六角形に組み合わせて筒状にし、周りを半円形の反射鏡で囲む。この鏡が太陽の向きに合わせて動き、太陽光を装置中心のセルに集めて発電する仕組み。太陽の位置が低い冬でも効率良く発電できるという。

 太陽電池を包むガラス管の中の冷媒が発電と同時に発生する熱も回収する。発電した電気は照明などに使えるほか、電力会社へ売電もできる。熱は温水としてハウス栽培や工場、ビルの暖房などに活用する。

  平成25年度から装置を5千台以上組み合わせ、発電能力が1千キロワット超の大規模システムの本格販売にも乗り出す。農業事業者や工場などに売り込む方針で、余剰電力は電力会社への売電を想定している。価格は4億円程度の見込みだが、ハウス栽培に導入した場合、8年間で初期費用を回収できるという。27年度に100億円の売上高を目指している。
7月に始まった買い取り制度を追い風に、企業が相次ぎ大規模太陽光発電所(メガソーラー)に参入している。ただ、市販の太陽光発電のエネルギー変換効率は最大20%超にとどまり、メガソーラーの建設には大規模な場所が必要。また、太陽光発電のコストが高止まりしたままだと、電気料金に転嫁される国民負担が増える懸念もある。

 このため、狭い場所でも一定の発電量を確保する高効率のシステムが求められている。スマートソーラーインターナショナルは、シャープ元常務で東京大学先端科学技術研究センターの富田孝司特任教授が平成21年8月に設立した。」

⇒ハウス栽培に導入した場合、8年間で初期費用を回収できるという。トータルイニシャルコスト、セルの材質など不詳ですが、一般家庭では20年ぐらいが相場?と思われますが、一般家庭に適用した場合はどのようなものか?関心があります。

 既報で紹介した(排熱でも発電可能な赤外線発電) (赤外線からの電気の仕組み) (赤外線からの電気)光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽電池を、岡山大大学院自然科学研究科のチームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化鉄化合物を使って開発)
とは原理が違い、熱を回収して温水としてハウス栽培や工場、ビルの暖房に利用されているようです。


 


地震および津波に係る記載(その23:巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版)

2012-12-23 | 地震・津波関連

'12-12-23投稿

 既報地震および津波に係る記載(その11:巨大地震予言まとめ の調査とその後)にて、「巨大地震予言まとめ 」に係る記載を調べました。

 いつきてもおかしくない地震地域の予測として、古くから相模湾沖、駿河湾沖、東海沖などの震源が危ない言われています。
 毎年9月1日の防災の日に各地域で地震避難訓練がされていますが、3.11を経験後、公的機関の予報もしくは予言はとてつもなく地震の規模が大きいようです。
 地球温暖化によって極氷の溶解に伴なって海水面が高くなれば同じ震動でも津波規模が大きくなることは必然です。 今後は3.11を防災の日して注意を喚起することが必要と思われます。

 現状、いずれどこかにくると思われますが、公的、民間機関を問わず、公開された予測もしくは予言、大地震警戒警報に関しては、今のところ的中していない?ようです。

 既報の予兆現象電磁波ノイズ海洋生物の異常行動地震雲爆縮現象海水温度変化などの考え方のように、大地震が起こる数日前から予言できることを期待しています。

 今回は文部科学省、地震調査研究推進本部から公開された「全国地震予測地図」の最新版を調べました。

FNNニュース

巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版発表
(一部割愛して抽出ました。)予測地図など本文詳しく見る

国は、巨大地震が発生しやすい場所を示す「全国地震予測地図」の最新版を21日午後に公表した。
7日、東日本大震災の津波の恐怖を思い出させた震度5弱の揺れ。
街の人は、「また大きいの(地震)が来るんじゃないかという不安は、結構あります」、「体に感じる揺れとかあるので、子どもとかが、そばにいないと心配になる」と話した。
いつ、どこで起こるかわからない巨大地震。
そんな巨大地震が発生しやすい場所を示す「全国地震予測地図」の最新版を、21日午後、地震調査研究推進本部が公表した。
北海道の一部、そして、関東から四国の太平洋側に目立つ濃い赤色。
30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率を示したもので、濃い赤色で表示されている場所は、発生確率が26%以上となっている。
東日本大震災と、今後想定される南海トラフ地震をふまえたこの最新版。
巨大地震の発生リスクが高い地域に、異変が起きていた。
2010年と比べ、震度6弱以上の確率が2%以上上がった県庁所在地は、全国で13カ所。
特に関西と四国は、南海トラフ地震の懸念が高まっているとして、軒並み上昇した。
南海トラフによる巨大地震で、津波による被害が懸念されている高知では、巨大地震の発生確率が前回より3ポイント上がり、66.9%となっている。
高知市では、「怖く感じますね。絶対あると思われてきてます」、「逃げ場は、それぞれ決めんとね。考えないといかんね」などといった声が聞かれた。
そして、全国で最も発生リスクが上がったのが関東地方。
東京は3.6ポイント上がり、23.2%となった。・・・ 

 そして、今回最大の上げ幅となったのが、余震活動が活発な茨城・水戸で、31.3%から62.3%とほぼ倍増となった。
水戸市や、つくば市など、前回より広い範囲でリスクが高まったと指摘されている。
水戸市では、「(確率が)かなり高いですね。聞いてびっくりしました。そんなに高くなってるとは」、「つらいですよ。住んでる街ですから。とりあえず自分らができることをやるしかないですよね」などと話した。
なぜ、千葉と水戸で大幅に上昇したのか。
文部科学省は、18日の会見で、「東北地方太平洋沖地震は、震源域が茨城県のあたりまで、南まであったんですけど、その南側は、まだ起きていない領域、破壊されなかった領域になっています」と述べた。
文部科学省は、確率値が低くても地震が起きないことを意味するものではないと、ほかの地域でも注意を怠らないよう呼びかけている。 」

⇒詳しい設定基準、調査方法については不詳ですが、注意を喚起することについては全く同感です。大きな津波に対する避難訓練は重要か?

 

 

 


地震および津波に係る記載(その22:なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?に係る雑感)

2012-12-22 | 地震・津波関連

 '12-12-22投稿
 既報(その2121-221-3)にて、震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域の周辺の状況(地震規模の増大に影響すると個人的に想う要因)を整理しましたが、それらを抽出して以下に列記しました。

<周辺状況>
地表
・地下水源から出る放射能が多い地域
自然放射線強度の高い地域
中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線が存在する地域
・古代の化石・有機物堆積物(天然ガス、メタンハイドレイド、油田、メタンガス、褐炭など)
 が多い地域
・地殻の地質(火成岩、変成岩、堆積岩)の混在する地域
ウィキペディア「地殻」によれば、
地殻(ちかく、crust)は、天体固体部分の表層部。マントルの上にあり、大気の下にある。・・・

 

 

1=地殻; 2=マントル; 3a=外核; 3b=内核; 4=リソスフェア; 5=アセノスフェア

 

地殻地球化学的な観点から地球を深さごとに分けたうち、最も外側に位置するものである。地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。大陸地殻の厚さは地域変化に富むが、30 - 40kmくらいの地域が多い。他方、海洋地殻はほぼ均一で、6kmくらいである。海洋地域にはごく稀に、地殻が存在せずマントルが直接海底や水面上に露出するメガマリオンと呼ばれる地質構造が存在する。リソスフェアの表層を形成する地殻は、主体をなすマントルと比べ剛性が低い。すなわち「柔らかい・・・」
・火山帯、プレート、海溝の存在する地域
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31609?page=2

・局所的な地磁気の反転現象おこる地域
(噴火の前兆として磁気異常が起きるのは観測されている)
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/chijiki/chijiki.pdf

・海水温度が変化し易い地域
http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-1238.html

・砂鉄鉱床に関連するFe(鉄)の濃度が多い地域、海域http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/zooma/ocean/zFe2O3/index.html

・自然放射能関連のU(ウラン)、Th、K(カリウム)の濃度が多い地域、海域
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/zenkoku/periodic_table_riku-umi.htm

宙空
・ヴァン・アレン帯の乱れ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E5%B8%AF
地球磁場にとらえられた、陽子電子からなる放射線帯
(内帯と外帯との二層構造になっている。赤道付近が最も層が厚く、極軸付近は層が極めて薄い。内帯は赤道上高度2000~5000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多い。外帯は10000~20000kmに位置する大きな帯で、電子が多い。)
太陽風の異変
エックス線などの電磁波、大規模な爆発によって陽子や電子などの粒子やガンマ線はバンアレン帯でカット、地表まで届くのは、可視光や電波、赤外線と紫外線の一部
超新星爆発などで発生した地表に到達する宇宙線の増加
ミューオン、ニュートリノ、電子線、などが1秒間におよそ100個身体に降り注ぐ

・電離層の乱れ、オゾン層の破壊
 紫外線など波長の短い電磁波の地表への増加
 

 (図拡大クリック)(google画像検索から引用)

  これら周辺状況は大地震の発生に対して相互に影響しあっていると思われますが、

 地下マグマ、宇宙・太陽、高自然放射線地域、原発などからの環境放射能が高く、かつ、砂鉄鉱床が多い地域の地殻に対してどのようなメカニズムで地震規模の増大に影響しているのだろうか?

  既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

  周辺条件を含めて、砂鉄鉱床と高環境放射能地域で大規模地震が発生し易いメカニズムについて関心がありますが、今回は既報までの調査結果を無作為に断片的に抽出して感想しました。

<雑感>

1) 3.11震災後、数々の震度5以上の地震を経験しましたが、昔はM6、震度4で大地震と思っていましたが、最近では、M7、震度5程度なら、街を飲み込むような津波が来なければよかったと思っています。
 大津波は浅い震源のM8クラスの大地震でなければ発生しないのだろうか?地震の種類(質)が違ってきているのか?
関連投稿:地震および津波に係る記載(その9:地震規模および地震の種類)

2)昨今の東日本を中心とする震度5以上の地震の多発は地殻の地質(ケイ素、鉄など化学成分、砂の粒子径など)が環境放射能によって変質したのだろうか?

 既報地震・津波規模に係る要因で記載した着目点として、環境放射能の作用によって地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・棲息数など)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)がどのように影響されているのか?関心があります。
 
環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りはどのようなものか?

環境放射能が地殻に沈積・吸着、透過・吸収、もしくは地下水中に溶解および地上に噴出した結果、地殻の強度が低下したり、大陸移動のストレスに対する耐性が低下したりして、亀裂・空隙の拡大によって材料力学における応力腐食割れ的な挙動を地殻に与えているのではないか?杞憂・妄想しています。

3)放射能のベータ壊変に伴って発生するニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。ニュートリノの存在するところにはベータ壊変由来の電子線(ベータ線)あり。
 環境放射能のひとつである電子線の放電によって、圧電効果を有する地殻(引例文献)に逆圧電効果を与えて震動を増大させる可能性?について地質との関連で着目しています。
 もし、逆圧電効果があれば、電子伝導性に適した高温超伝導的な地殻成分および性状の影響???もあるかもしれません。より広い範囲の地殻に震動を与えて規模の拡大に繋がるのでは?と妄想しています。

放射能の壊変



 (google画像検索から引用)


4)既報にて、地震発生前にオゾンが発生するのは地殻振動によって発生した電場の影響という。
 一般的にオゾンは酸素が太陽光からの種々の特定な波長の紫外線によって生成されたり、消滅するという。
 環境放射能の励起によって自然蛍光発光鉱物から発生した紫外線など短波長の電磁波もオゾンを発生させたり、消滅させているのでは?と妄想しています。
もし、そうであるなら発光量を多くするためには、発光効率を上げることが必要であり、比表面積の大きい粒子状の砂鉄の方が鉄鉱石より好ましいのだろうか?

どのような環境放射能が支配的な量的かつ質的な影響を及ぼしているのだろうか???

関連投稿:放射化現象に係る記載(自然界の蛍光性鉱物などの発光)
参考投稿:今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

<宇宙空間に存在する電磁波>

     
(google画像検索から引用)

 環境放射能である電子線(ベータ線)、ミューオン、ニュートリノ(放射能のベータ壊変に伴って発生する粒子線)の砂鉄への影響はあるのだろうか?放射線の透過は砂鉄の方が鉄鉱石より大きいと思われます。

5)地表に到達した太陽光は、熱エネルギーに変換され、熱エネルギーは、赤外線となって地表から宇宙に向けて放射されるという。
 赤外線、電波から電気を発生させる材料があることから、赤外線(熱線)、電波がケイ素、アルミニウム、鉄系の複合酸化物などからなる地殻に照射されることによって電気が発生して、逆圧電効果によって震動を増大させる可能性でもあるのだろうか?
わが国の地質・地層の調査に係る記載(その1:地殻の平均的な組成)によれば、

元素割合
O 46.6%
Si 27.7%
Al 8.1%
Fe 5.0%
Ca 3.6%
Na 2.8%
K 2.6%
Mg 2.1%
Ti 0.4%
P 0.1%

 参考投稿:
再生可能なエネルギーに係る記載を調べました。(その4:地上電波の電気変換方法)
 
本法はラジオ、テレビに使用されている波長の長い電波(約1m~1000m)。
銀の微粒子などを含む液をインクジェットプリンターで吹き付けた紙やフィルムでできたアンテナを使う。
再生可能なエネルギーに係る記載を調べました。(その7-3:排熱でも発電可能な赤外線発電)
 
岡山大大学院自然科学研究科の池田直教授(放射光科学)らのグループは、電子材料に安価な酸化鉄化合物を用いた光発電装置の開発を進めている。
関連投稿:
再生可能なエネルギーに係る記載を調べました。(その3:振動を利用する発電)
振動による圧力を圧電素子によって電力に変換する。
再生可能なエネルギーに係る記載を調べました。(その6:09-10更新 宇宙太陽光発電送電法の現状)
 
マイクロ波帯(周波数1GHz~30GH、:波長300mm~10mm)の電磁波(RF)を使って、地上に電力を送った後、レクテナ(アンテナ)を使ってRFをDCに再度変換する方法。
6) メタン(CH4:炭化水素)ガス発生の影響はあるのだろうか?
日本周辺海域には約7.4兆 m3のメタンガス(国内ガス消費量の約100年分に相当する量)とのことですが、掘り尽くして、地盤沈下など起こさないように、・・・バイオ技術を用いたCO2のメタン変換、エネルギー資源開発の効率化など持続型炭素循環システムの構築の研究の成果を期待しています。

環境中のオゾン濃度とメタン濃度とはなぜ連動するのか?

7)
また、鉄系の化合物には高温超伝導を示すものも知られており、地磁気に対するマイスナー効果的な影響もあるのだろうか? 局所的な磁気異常も起こるのか?
関連投稿:地震および津波に係る記載(その13:酒で煮ると鉄化合物が超電導に)

 


地震および津波に係る記載(その21-3:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況<再追記>)

2012-12-21 | 地震・津波関連

'12-12-19投稿、12-20更新

既報(その21)で震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況

・地下水源から出る放射能が多い地域
自然放射線強度の高い地域

中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線が存在する地域
・古代の化石・有機物堆積物
(天然ガス、メタンハイドレイド、油田、メタンガス、褐炭など)
 が多い地域
・地質(火成岩、変成岩、堆積岩)の混在する地域

・火山帯、プレート、海溝の存在する地域

 

の引例を整理しましたが、

やはり、環境放射能が高く、砂鉄鉱床が多い地域が地震に影響しているのか?

 また、既報(その21-2)にて、海水温度の分布地域別の元素濃度全国の地球化学図(海・陸))の引例を追記して紹介しました。

既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 これらは、大地震の発生に対して相互に影響しあっていると思われますが、

 砂鉄鉱床と環境放射能が多い地域の地殻がどのようなメカニズムで地震に影響しているのか?現状、個人的には、特に、宇宙・太陽からの放射能の影響について不詳です。
砂鉄鉱床(酸性岩類の花崗岩系、塩基性岩類の閃緑岩系)と環境放射能(地下マグマ、宇宙、原発などからの)、磁性(地磁気、太陽風)異常、電磁波ノイズ、海水温度分布、異常発光、地震雲、海洋生物の彷徨との関係がどのようになっているのか???関心があります。

 大地震発生に係る「データ的な裏づけがない個人的な妄想」を既報にて提案しています。(文末参照)

今回は宇宙線、磁気異常に係る記載を抽出して再追加しました。

 宇宙環境
既報の引例によれば、

 財団法人 環境科学研究所
http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini_40a.html
(一部抜粋しました。)
「太陽望遠鏡によれば、
「・・・太陽の中心部の温度は1600万℃といわれ、そのエネルギーは20万から100万年もの長い時間をかけて、太陽表面に運ばれます。・・・
 太陽の表面でも活動はおこなわれ、それにともなってエックス線などの電磁波を放出しています。大規模な爆発が起こると、陽子電子などの粒子やガンマ線も放出しますが、私たちのすむ地表まで届くのは、可視光や電波、赤外線と紫外線の一部です。」

 宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・

 

関連リンク

超新星爆発 太陽望遠鏡 ヴァン・アレン帯 ミューオン
ニュートリノ振動 ニュートリノ

 教えてgoo
ミューオンのエネルギーについて
「・・・二次宇宙線で地中を通り抜ける粒子はニュートリノとミューオンだと思いますが(間違ってたら訂正お願いします)ミューオンにエネルギーがあれば地中を通り抜けるまでの間その他の存在と反応しないのでしょうか?・・・

回答  ベストアンサー
>二次宇宙線で地中を通り抜ける粒子はニュートリノとミューオンだと思いますが

そもそも二次宇宙線でneutrinoって生成するのかな?と思って調べると、
http://www.alpajapan.org/kannkoubutu/cosmic/COSM …

また、この一次宇宙線が地球大気に降り注ぎ、地球大気を構成するチッ素、酸素、アルゴンなどの原子核と衝突した結果として核反応が起こり、新たに生まれた陽子、中性子、パイ中間子、ミュー粒子、電子、ガンマ線などの放射線を「二次宇宙線」といいます。地上に降り注いでいる宇宙線はすべて二次宇宙線で、一次宇宙線がそのまま直接地上に降り注ぐことはありません。それなら、航空機乗務員が乗務している海洋表面から1万~1万2000メートルあたりの高さはというと、この場合にもすべて二次宇宙線が降り注いでいると考えてよいと思います。二次宇宙線の成分は海洋表面からの高さによってかなり異なることがわかっています。海洋表面付近では、ほとんど大部分がミュー粒子と電子であるといってよいと思います。

ということで、neutrinoは少なくとも主成分ではないようです。

>ミューオンにエネルギーがあれば地中を通り抜けるまでの間その他の存在と反応しないのでしょうか?

反応するかしないかで言えば、反応しないわけがないです。
検索した結果:
http://commutative.world.coocan.jp/blog2/2011/01 …

宇宙線が地表面に降り注ぐと、各種鉄鉱物にふくまれる元素(Fe,O,S等)と宇宙線の間で核反応が発生する。この核反応には、核破砕(Cosmic-ray Spallation)、ミューオン キャプチャー(Muon capture)、ファースト ミューオン インデュースト リアクション(Fast muon induced reactions)があり、これらの核反応によって、図4に示すように、10Be、14C、53Mn、26Al等が生成される。・・・」という。

教えてgoo
ニュートリノについて
「・・・・ニュートリノは何故振動するのか?
そして
・現在ニュートリノ質量の有無はどちらの説が有力なのか?・・・

回答  ベストアンサー
>・ニュートリノは何故振動するのか?
・・・難しいことを抜きにするとニュートリノも所詮「波」であり、あるニュートリノは3種類の波の重ね合わせです。このとき、波の波長はニュートリノの質量に依存すると思ってください。で、ニュートリノに質量があり、3種類で質量が違うと波長の違う波の重ね合わせになり、「うなり」が生じます。この「うなり」の節の部分と腹の部分とでニュートリノの種類が変わってしまいます。これを「ニュートリノ振動」と呼びます。・・・

>・現在ニュートリノ質量の有無はどちらの説が有力なのか?

1998年6月に高山で行われたニュートリノ国際会議で大気ニュートリノのニュートリノ振動の観測結果が発表されて以来はほとんどの素粒子屋はニュートリノに質量があることを信じるようになっていると言っていいと思います。・・・
参考URL:http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/rccn/doc2/whatcn.html

<地球を取り巻く電磁波環境モデル図>
地軸を中心とした磁力線と太陽風との関係



    (google画像検索から引用)

 ウィキペディアによれば、
ヴァン・アレン帯
( -たい、:Van Allen radiation belt)とは、地球磁場にとらえられた、陽子電子からなる放射線帯。・・・

ヴァン・アレン帯は地球を360度ドーナツ状にとりまいており、内帯と外帯との二層構造になっている。赤道付近が最も層が厚く、極軸付近は層が極めて薄い。内帯は赤道上高度2000~5000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多い。外帯は10000~20000kmに位置する大きな帯で、電子が多い。・・・」という。

(図拡大クリック)(google画像検索から引用)

⇒超新星爆発(隕石)、流れ星(彗星)、オーロラ(プラズマによる発光)などが発生して地球環境に影響を及ぼしますが、天体の衝突などによる隕石の落下などについては手の施しようがなく、文字通りの杞憂な空間でありますが、あらためて「地震」と密接に関係していると想われますが、大気圏(約100km)より上の宇宙空間の影響も大と想われます。

 宇宙・太陽からの熱エネルギー・放射線などを制御して地球を防護している電磁圏バンアレン帯、電離層および大気圏オゾン層などが破壊されて、その影響を受けているのだろうか???

 環境放射能、特に、宇宙・太陽からの放射線・粒子の質・エネルギー量の異変、もしくは増大、および火山帯における地下マグマの噴出活動の活性化による地殻からの放射能の増大に影響されているのでは??? と杞憂しています。


 次に、宇宙粒子線から地球を護っている地磁気に係る記載を調べました。

地磁気

  房総半島での巨大地震の可能性が言われています。 プレートの移動以外に、個人的には伊豆半島沖は火山帯(富士山)の活動、房総半島沖などの局所的な地磁気の反転現象(メカニズム個人的には不詳)の影響が気になるところです。本文詳しく読む>>

既報の大陸移動に係る引用地磁気の逆転と大陸移動によれば、
「・・・地磁気の逆転
 火山から溶岩が噴出すると、溶岩は固まって岩石になります。ほとんどの場合、それらは玄武岩として知られる黒い岩石で、溶鉱炉から出てきた鉄と同様にかすかに磁気を帯びています(このような過程があることは、ギルバートもすでに気付いていました)。そしてその帯磁は、溶岩が冷えたときのその場所での地磁気の方向を向いているのです。
 ある種の装置を用いれば、玄武岩の磁気を測定する事ができます。そこで、火山が過去において何度も溶岩を噴出しているならば、それらの磁気を調べて、過去に地球の磁場の方向がどのように変化したのかを調べることができます。驚くべきことに、ある時期の溶岩の中には、現在の地磁気と逆向きに帯磁しているものが発見されました。いろいろな説が提案されましたが、あらゆる観点から検討した結果、遠い昔に実際に何度か地球の磁場が反転したと考える以外に、それを説明することはできないと結論付けられました。・・・

本文を詳しく読む>>

 以下、地磁の気数々の不可思議な現象に係る記載

名古屋大学太陽地球環境研究所
「50のなぜ」シリーズ http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/doc/outreach_j.html#anchor-naze

噴火の前兆として磁気異常が起きるのは観測されている
.http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/chijiki/chijiki.pdf



関連投稿(メモ):
大地震の発生要因:
地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)

地震および津波に係る記載(その13:酒で煮ると鉄化合物が超電導に)


地質構造:
地震および津波に係る記載(その10:地質構造に関連する学際分野)

環境放射能:
放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)
天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その4:大気圏より上の宇宙空間)

地震および津波に係る記載(その8:ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度)
地震および津波に係る記載(その8-2:続き ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度)


クジラなどの打ち上げ:
地震および津波に係る記載(その20:地震前の海洋生物の彷徨に環境放射能の増加が関係するのか?)


電磁波のイズ:
地震および津波に係る記載(その19:電磁波ノイズによる地震予知はなぜできるのか )


地震雲:
放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)


異常発光:
放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)

 


地震および津波に係る記載(その21:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況)

2012-12-20 | 地震・津波関連

'12-12-18投稿、12-20追加・更新

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、大中規模地震は一口に言えば、プレート境界、火山帯の周辺地域で発生しています。詳しく見る>>

しかし、その中でも、既報「地震および津波に係る記載(その1)」にて、わが国において昨近の頻発する震度5前後の地震は概ね福島原発などの周辺で環境放射能が比較的高く、かつ砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い傾向であると思われます。
  一口に鉄鉱床と言っても、玄武岩、酸性岩類のチタン分が少ない花崗岩系、塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩系などあるようです。また、ウラン鉱石は花崗岩系に多く存在すると言われています。
  個人的には、砂鉄鉱床と下記の大中規模地震発生地域と対応しているように想っていますが、それ以外の要因、特に、砂鉄鉱床と環境放射能、地磁気との関係について理解しなければと思っています。

 既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 ・大地震発生地域
世界の火山帯、プレート周辺で昨今起こっていますが、

わが国においては、

 東北地方の三陸明治、昭和、平成(3.11)の三陸沖地震首都圏関東大震災、兵庫県阪神淡路大震災3.11後の東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震静岡県東部地震長野県昨年の長野県北部地、新潟県新潟地震日本海中部地震、十勝沖地震、青森県六ヶ所村昨近の地震、三陸沖北東北で震度5弱、津波1メートルM7・3など

参考投稿:地震および津波に係る記載(その4:記録に残る大地震・大津波発生地域の整理)


・砂鉄鉱床地域

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・鉄元素が多く存在する地域

産総研で公表されている元素の濃度分布図である地球化学図

地域別の元素濃度全国の地球化学図(海・陸))のデータによれば

砂鉄に関連すると思われるFe2O3の元素濃度分析結果は 

地球化学図Fe(クリック

⇒上記の主な砂鉄産地以外に海域を含めて、伊豆半島沖海域、静岡県東部、日本海、福井県、十勝沖、鉄元素が多い。砂状、礫状、塊状かどうかは不明。


環境放射能の影響を受けやすい地域
(原発周辺、高自然環境放射線地域など)

   
   引用:石の下にも5年かも
  http://baikautsugi132.blog24.fc2.com/

「本邦初公開!?:日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/1923831

 

 自然放射線強度の高い地域 

 「全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)


自然放射線マップ


  (google画像検索から引用)

- 日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map



 (この全国の自然放射線量は地質の組成から試算されたもの。)

 

  周辺の状況

砂鉄鉱床が多い地域の地殻がどのように地震に影響しているのかも、個人的には不詳ですが、今回、あらためて砂鉄鉱床、環境放射能だけにこだわらず、以下に整理しました。

土砂災害(「土砂崩れ」「土石流」「地盤沈下(陥没)」「堤防などの決壊」)も地殻(地質)、環境放射能などの影響があるのでは?と個人的には思っています。

・地溝帯、構造線の周辺

 ・中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線
西縁は(糸静線)、東縁は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線
 地震によって地盤が緩んだ地帯と赤色の中央地溝帯もしくは他の地溝帯の近傍に土石流が発生しやすい要素が あるのか?
 

 

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2011/06/10 08:19 UTC 版)
 (google画像検索から引用)

 ・古代の化石・有機物堆積物が多い地域
(天然ガス、メタンハイドレイド、油田、メタンガス、褐炭など)
メタンなど天然ガスの影響

 

 

 

 

 

 (google画像検索から引用)


・地質(火成岩、変成岩、堆積岩)の分布

   

 (google画像検索から引用)

岐阜県同様中央構造線周辺に種々の地層が存在している。


・火山帯、プレート分布

 

 

  やはり、環境放射能が高く、砂鉄鉱床が多い地域が地震に影響しているのか?
引き続いて、他の要因について調べる予定です。

 

 

 


日本の再生可能なエネルギーの現状に係る記載(その5:再生可能エネルギー利用推進の村の紹介)

2012-12-16 | 再生可能エネルギー・省エネ関連

'12-12-16

 今までの火力発電、原発に頼らず、資源・エネルギーの枯渇および原発事故による被災害に杞憂することなく、早期に再生可能なエネルギー社会を築くことはこれからの課題です。

 たとえ小さな電力と言えども、わが国には、既報土砂災害に係る記載(提案:洪水渇水対策に中規模水力発電ダム増設を)を提案しましたが、一石三鳥を目指して、別報の今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理で記載した再生可能な発電(小規模水力発電)より規模の大きい、かつ、大規模ダムより規模の小さいダム発電と治水を兼ねた「中規模ダム」の建設が立地条件、経済性、生態系への影響には多少目をつぶっても望まれます。

 原発災害を蒙った福島県の村が積極的に動き出しました。チェルノブイリ原発事故で多大な被害を蒙ったドイツの再生可能なエネルギーへの政策転換と同じ背景があると思われます。

関連投稿:今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理('11-5-21~'12-2-29)

 以下、紹介します。

福島民有新聞
大玉に小水力発電所 村が設置、13年度着工へ
http://www.minyu-net.com/news/news/1215/news6.html

 大玉村は「再生可能エネルギー利用推進の村」を宣言し、村内の川を利用した村営の小水力発電所を建設する。調査、設計を経て来年度後半の着工を目指す。浅和定次村長が14日、明らかにした。 
 村は本年度、村内の杉田川と百日川の水量や周辺の地形などを調査。百日川上流に取水口を取り付け、傾斜を利用して水を引き横堀平地区の村有地に発電所を建設すれば、毎時70~100キロワットを発電できるという。発電所周辺には、公園などを整備し、小水力発電の仕組みなどが学べる施設を造る考え。
 また、杉田川上流の前ケ岳地区にある砂防ダムを利用した毎時30キロワット程度の発電所建設も検討している。2カ所合わせると毎時約100キロワット~130キロワットの発電量で、村内全体の利用電力の10分の1程度の規模になるという。
(2012年12月15日 福島民友ニュース)

ウィキペディアによれば、大玉村(おおたまむら)は、福島県安達郡にある。総人口8,509

平成の大合併により安達郡唯一の自治体となった。
長らく、近隣都市地域に農産物を出荷販売し、村民は商店より購入し帰宅する生活だったが、近年は、自村内に商店が多く有り、村民の日常生活様式は変化した。
統計からは農業は減少傾向にあるが流通、豊富な水には恵まれている。

砂防ダムの役割は土石流を防ぐことですが、
砂防 - 砂防堰堤の仕組みと役割 :: 福島河川国道事務所によれば、

集中豪雨や長雨の影響で、大量の土砂が一気に下流まで流れ出ることがあります。 これをせき止める働きをするのが「砂防堰堤」です。「砂防堰堤」は、大雨のときに上流から大量に流れてくる土砂を留め込み、下流に流れ出ていくのを防ぐ役目をはたしています。
 
⇒わが国には、このような地域はゴマンとありますので既報の小型水車で小規模河川をそのまま利用(小規模水力発電)と同様に、今後の進展に期待します。 

 既報でも記載しましたが、分散型の再生可能なエネルギーの進展は予算配分の原子力関連への偏重によって阻害されてきたようです。

 *わが国の莫大な
開発などに係る予算の庇護・擁護を受けている原子力発電のコストが安いのは当然であります。
 
予算の再配分、万全な安全対策、賠償費(積み立て)を加えた後のコスト試算の公開が必要であると想われます。

 
 最近の調査によれば、今回の事故による賠償などを加えなくとも、原発は廃棄物の処分費などを加えれば、他と比べて必ずしも安くないようです。詳しく見る>>


エアロゾルに係る記載を調べました。(その18:ノロウイルスによる食中毒、感染性胃腸炎について)  

2012-12-16 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'12-12-16投稿
 インフルエンザの季節がやってきました。一般的に、インフルエンザウイルスは温度、湿度に弱いと言われています。
 人間以外でも、昨今、韓国での口蹄疫、宮崎県の鳥インフルエンザによる被害が取りざたされています。 なぜ、韓国で、宮崎県で、感染するのかとは思っていますが、・・・。

 既報インフルエンザウィルス感染と全国放射能濃度との関係(要因考察)記載では、インフルエンザウィルスはウラン、トリウム、カリウムなどからの自然放射能が高い地域では感染しにくい調査結果があります。一方、全国放射線濃度(セシウムなどからのガンマ線)が高い地域とは対応しないようでした。

この自然放射能とは
「・・・もともと宇宙線や大地、建物、食品などに由来する放射線があり、この値が異常であるかどうかは自然状態の放射線量と比較して初めて知ることができる
・・・、今現在、高線量の値が出ている地域でも、自然状態での放射線量を求めるのに役立つと考えられる。自然放射線量を計算で求めるには、大地に含まれるウランとトリウムとカリウム(放射性K-40)の濃度を用いるが、すでに公表されている元素の濃度分布図である地球化学図のデータを用いることができる・・・
 ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。・・・」という。(
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/)。

 既報「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その9-3:放射能など有害エアロゾルの形状)の記載によれば、インフルエンザウィルスはさまざまなタイプがあるようですが、今年はノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行しているようです。
 

gooニュース
ノロ集団食中毒319人、仕出し店弁当が原因かhttp://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20121215-567-OYT1T01045.html読売新聞2012年12月15日(土)23:25
「山梨県は、同県甲斐市玉川の仕出し弁当店「るんるんランチ」の弁当が原因とみられる集団食中毒が発生したと発表した。

 患者は15日までに、97事業所319人に拡大。患者や従業員の便からノロウイルスが検出された。

 県衛生薬務課によると、入院した人はいないという。弁当は10日昼から12日夕にかけて配送された可能性が高いと見て、詳しく調査する。」という。

今年はノロウイルスによる感染性胃腸炎が発生するので注意が必要であるとのことでした。

横浜市衛星研究所
ノロウイルスによる感染性胃腸炎についてhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/idsc/disease/srsv1.html
(一部割愛しました。)
「はじめに
 ノロウイルスを代表するウイルスとしてノーウォークウイルス(Norwalk virus : NV)があります。ノーウォークウイルス(狭義)は、1968年のアメリカ合衆国のノーウォーク(Norwalk)での急性胃腸炎の流行をきっかけに1972年に発見された急性胃腸炎を起こすウイルスです。一方で、このノーウォークウイルスと遺伝子的に近縁のウイルスで急性胃腸炎を起こすウイルスが多数知られていて、それらも含めて、まとめてノーウォーク様(よう)ウイルスと呼んでいました。広義のノーウォークウイルスは、このノーウォーク様ウイルスを意味しました。そこで、単にノーウォークウイルスと言った場合、狭義のノーウォークウイルスなのか、広義のノーウォークウイルスなのかで混乱を招く恐れがありました。一方で、「ノーウォークウイルスの様(よう)なウイルス」という意味の「ノーウォーク様(よう)ウイルス」は、ウイルスの正式な呼称としてふさわしくないという意見もありました。そのため、近年になって、ノーウォーク様ウイルスをノロウイルス( Norovirus : NoV)という新しい呼称で呼ぶことになりました(参考文献6)。このウェブページでも、集団発生事例の紹介などにあたって、参考文献での呼称が従来の「ノーウォーク様ウイルス」という呼称であったような場合にも、ノロウイルス( Norovirus )という新しい呼称をできるだけ使うように努めました。

流行は
 アメリカ合衆国のCDC(疾病管理・予防センター)のMeadらの推計によると、アメリカ合衆国でのノロウイルスによる胃腸炎は、年間発生患者数で2300万人、その内入院する者が5万人、死亡する者が310人です。また、ノロウイルスによる胃腸炎の内、40%がウイルスに汚染された食品に由来するものとして推計されています(参考文献5)。

 アメリカ合衆国のCDC(疾病管理・予防センター)に1996年1月から2000年11月までに報告されたノロウイルスによる胃腸炎の集団発生348件の統計があります。集団発生348件の内、感染経路については、ウイルスに汚染された食品に由来するもの39%、ウイルスに汚染された水によるもの3%、人から人への感染によるもの12%、不明18%、データがないもの28%でした。集団発生348件の内、感染した場所・状況については、飲食店39%、介護施設30%、休暇旅行10%、学校12%、その他及び不明9%でした(参考文献8)。

 英国の公衆衛生検査サービス( Public Health Laboratory Service )の調査によると、英国のイングランドとウェールズにおいて、1992年から2000年の9年間で、5241件の集団発生事例の内、検査でノロウイルスによると確定している集団発生事例は1877件で集団発生事例全体の36%を占めました。ノロウイルスによると確定している集団発生事例1877件について、感染した場所・状況については、病院40%、介護施設39%、ホテル7.8%、飲食店6%、学校4%、その他(個人宅、行楽キャンプ、軍事基地など)が3.9%でした。ノロウイルスによると確定している集団発生事例1877件について、57060人の患者が発生し、死亡者が43人発生しましたが、死亡者はいずれも病院(24人)あるいは介護施設(19人)での集団発生で発生しました。病院での集団発生を除外すれば、患者が入院に至った率は、0.33%でした。ノロウイルスによると確定している集団発生事例1877件の内、感染経路については、人から人への感染によるもの85%、ウイルスに汚染された食品に由来するもの5%、最初がウイルスに汚染された食品に由来するものだったが後は人から人への感染によるものとなったもの5%、ウイルスに汚染された水によるもの1件、不明5%でした。人から人への感染によるものは、病院での集団発生で95%と多かったです。ウイルスに汚染された食品に由来するものは、飲食店での集団発生で67%と高かったです。原因となったウイルスに汚染された食品は、カキ、野菜サラダ、トリ肉、フルーツ、赤肉、スープ、デザートなどでした。また、ノロウイルスによると確定している集団発生は11月から4月の間の発生が多かったです(参考文献13)。

 アメリカ合衆国では、カゼに続いて多いのがウイルス性の胃腸炎です。いろいろなウイルスによってウイルス性の胃腸炎は起こりますが、2歳以上では、3分の1はノロウイルス(Norovirus)によるものと推定されています。発展途上国では、小さいこどものうちから感染して免疫抗体を持つ人の割合が高いです。アメリカ合衆国では、年齢とともに、その割合は高くなり、18歳の人たちで50%に達します。しかしながら、免疫は永続的なものではなく、再感染が起こりえます。免疫は数ヶ月から一年間程度は持続しますがその後はあまり役立たず、半年から2年も経過するともう再感染がありえます。そこでノロウイルス(Norovirus)の同一の株あるいは近似の株に感染したことがあっても、それから半年以上経過していれば、再び感染することを心配しなければなりません。

 日本の感染症発生動向調査によれば、感染性胃腸炎は冬季に多いです。日本全国の地方衛生研究所のウイルス検出状況を見ると、冬季の前半はノロウイルス(Norovirus )による胃腸炎が多く、冬季の後半はロタウイルスによる胃腸炎が多いです。

 日本の食中毒統計においては、ノロウイルス(Norovirus)は、小型球形ウイルス(SRSV:Small roundstructured virus)の名称で平成10年(1998年)から病因物質として統計がとられていました。平成12年(2000年)の全国の食中毒事件において、ウイルスによるものは、247事件で、8117人の患者発生、死者0人でした。その内、小型球形ウイルスによるものが245事件、8080人の患者発生と大部分を占めました。その他のウイルスは、ロタウイルス1事件(島根県。飲食店で食事した者59人から22人患者発生。)、A型肝炎ウイルス1事件(岐阜県。飲食店で食事した者から15人患者発生。A型肝炎ウイルスに感染していた調理人が手を洗うのが不十分で握り寿司等を汚染した可能性が考えられた。)でした。2000年は大阪で、低脂肪乳等による黄色ブドウ球菌エンテロトキシンA型食中毒事件により13420人の患者発生がありました。そのため、患者数では病因物質としてはブドウ球菌が14722人で1位(2000年の食中毒患者総数43307人の34.0%)でしたが、小型球形ウイルスが8080人で2位(食中毒患者総数の18.7%)、サルモネラ属菌が6940人で3位(食中毒患者総数の16.0%)でした。日本での小型球形ウイルスによる食中毒事件は冬季に発生が多く、2000年については全245事件の内、ピークは1月の70事件で、次いで、2月、3月、12月のいずれも45事件ずつでした。1-3月および、12月の冬季4ヶ月で年間の83.7%を占めています(参考文献9、10)。
  さて、日本の食中毒統計においては、ノロウイルスによる食中毒について、小型球形ウイルス食中毒として集計していましたが、平成15年8月29日に食品衛生法施行規則が改正され、現在ではノロウイルス食中毒として集計されています。平成22年(2010年)の全国の食中毒事件において、ウイルスによるものは、403事件で、14700人の患者発生、死者0人でした。その内、ノロウイルスによるものが399事件、13904人の患者発生と大部分を占めました。食中毒全体では、1254事件、25972人の患者発生、0人の死者発生であり、ノロウイルスが、事件数では31.8%で1位、患者発生数でも53.5%で1位でした。事件数で2位はカンピロバクター・ジェジュニ/コリで361事件(28.8%)、患者発生数で2位はサルモネラ属菌で2476人(9.5%)でした。ノロウイルスによる食中毒事件は冬季に発生が多く、2010年については全399事件の内、ピークは1月の119事件で、次いで、2月の90事件、3月の54事件、12月の50事件でした。1-3月および、12月の冬季4ヶ月で年間発生の78.4%を占めています。

どんな病気?

 よく見られるのは、ノロウイルス(Norovirus)に汚染された生ガキを食べて、ノロウイルスによる胃腸炎を起こす場合です。ノロウイルスは、熱に弱いためカキをお鍋でよく煮れば感染力はなくなるのですが、生ガキをそのまま食べるような場合はノロウイルス等に注意する必要があります。ボランティア(実験参加志願者)に対してノーウォークウイルス(狭義)を用いた実験では、60度の温度では30分の加熱でも感染力は残ることが知られています。ぐつぐつと、よく煮立てることが大切です。一方、ノロウイルスは、低温に強く、ノロウイルスに汚染された水や氷が感染源になることがあります。1987年に、アメリカ合衆国のペンシルバニアとデラウェアとで起こった胃腸炎の集団発生は、ノロウイルスに汚染された井戸の水で作った氷により起こりました。ペンシルバニアでは、その氷がフットボール・ゲームの会場で使われてゲーム観戦客での集団発生となりました。デラウェアでは、その氷がカクテル・パーティーで使われてパーティー参加者での集団発生となりました。

 ノロウイルス(Norovirus)に汚染された食物や水を摂取してから12-48時間後に発病し、症状は12-60時間持続します。但し、少ないですが、症状が2週間以上続く場合もあります。ノロウイルス(Norovirus)については、10-100個のウイルス粒子という少ないウイルス量でも摂取すれば発病しうるとされています。ノロウイルス(Norovirus)による胃腸炎の症状は、嘔気・嘔吐・下痢・差し込むような腹痛です。こどもでは嘔吐が、大人では下痢が、よく見られます。集団発生の場合、発病者の半数以上で嘔吐が見られることがあります。脱水がひどいと点滴が必要になる場合もあります。頭痛・体の痛みや微熱が出ることもあります。アメリカ合衆国では、「おなかのインフルエンザ(stomach flu)」と表現されることもあります。しかし、深刻な長期にわたる影響を残すこともなく、2、3日で通常は軽快します。

 ノロウイルス(Norovirus)に感染した人の便の中に、ノロウイルスは出てきます。ノロウイルス(Norovirus)を摂取してから15時間後には、症状出現前でも、感染した人の便の中にノロウイルス(Norovirus)が排出される可能性があります。ノロウイルス(Norovirus)を摂取してから15時間後に便の中にノロウイルス(Norovirus)が排出され始め、摂取してから25-72時間後には便の中のノロウイルス(Norovirus)の排出はピークに達します。ピークは感染の2-5日後で便1gあたり約1000億個のノロウイルス(Norovirus)の排出が見られますが、その後減少し、感染から平均で4週間まで便から検出されます。ノロウイルスは人の体外でも安定で、その感染した人の便の中のノロウイルスが感染源となります。感染者の便で汚染された水や食物を口の中に入れることにより感染します。そのため、糞尿をそのまま投棄するような行楽用ボート、あるいは、感染者の食品取り扱い業者、あるいは、感染者の漁業関係者の糞便による汚染によって、貝類がノロウイルスを含み感染源となることがあります。貝類は、水の中に拡散した糞便中のウイルスを電気掃除機のように吸い集める性質を持っていて、このような貝を生で食べるのは、危険が高いです。ノロウイルス以外の病原体ウイルス、例えばA型肝炎ウイルスを貝が吸い集めてしまう可能性もあります。アメリカ合衆国や日本でのノロウイルス性の胃腸炎の集団発生は、しばしば生の貝、特にカキoysters、はまぐりclams、トリガイcockles等と関係しています。これらの貝を生あるいは加熱不十分で食べるのは控えた方が良いです。貝類は、よく加熱してから食べましょう。

 ヨーロッパ・アメリカ合衆国の市場やカキ養殖場での調査によれば、5-55%のカキからノロウイルスが検出されます。カキからノロウイルスが検出される季節は、一般の人々でノロウイルスによる感染性胃腸炎が多い季節と一致して、10月から2月までです。
 2010年1-3月、EU(欧州連合)では、英国、ノルウェー、フランス、スウェーデン、デンマークからカキを食べてのノロウイルス胃腸炎の発生が報告されて、例年より発生が多かったです(参考文献19)。原因となったカキの産地は、アイルランド、フランス北西部のブリタニー、オランダ等でした。2010年1-3月は、北ヨーロッパは例年に比べて寒い冬となりました。この厳冬が、海水を冷たくし紫外線を弱めることで海水中のノロウイルスをより生存させて、カキのノロウイルス汚染を増加させた可能性があります。

 ノロウイルス(Norovirus)は人の体外でも安定であるため、食物に付着すると、食中毒の原因ともなりえます。一方で、ヒトからヒトへの感染もありえます。家庭内では、症状が消えてからも2日後までは、ヒトからヒトへの感染がよく見られます。症状が消えてからも2週間、便中へのウイルスの排出が続くこともあります。トイレの後、料理の前、食事の前には、必ず手をよく洗うことが予防のために有効です。食物を扱ったり、こどもや患者の世話をするようなことについては、症状消失後48-72時間は控えましょう。

 ノロウイルス(Norovirus)は、ポリオウイルスロタウイルスに比べて塩素にも比較的強く、10mg塩素/l未満の塩素濃度ではノロウイルスは生存できます。そのため、上水に下水が混入したり、人が泳ぐ湖やプールに汚水が流れ込むことが、感染の原因になりえます。

(中略)

ノロウイルスは、胃酸によって強い酸性の環境である胃の中を通過して、腸管に感染を起こすことからも示唆されるように、酸に強いです。あるボランティア(実験参加志願者)を対象とした実験では、ノロウイルスが室温でpH2.7の酸性下で3時間置かれても、感染力は保たれたとのことです。 予防のためには・・・

図2. ノロウイルスの電子顕微鏡写真(約20万倍):横浜市衛生研究所撮影。

* トイレの後、料理の前、食事の前には、必ず手をよく洗いましょう。セッケンを使い水道の流水で20秒以上洗いましょう。

* 貝類は、よく加熱してから食べましょう。

* 生野菜は、よく加熱してから食べましょう。

* 衛生的処理がなされないまま、糞便を投棄するのはやめましょう。

* ノロウイルス感染症を疑わせるような症状がある人は、食事の準備をしたり食物に触れたりすることは、止めましょう。

* ノロウイルスに汚染されたモノの表面の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム、あるいはグルタルアルデヒドが有効です。1000-5000ppmの塩素漂白剤溶液(5.25%の家庭用漂白剤であれば10-50倍に希釈)が有効です。

* 厚生労働省ウェブページに「ノロウイルスに関するQ&A」が掲載されていて、参考になります。下記の下線部をクリックしてください。 http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf

(後略)」

⇒ノロウイルスに汚染された食品、飲料水などからの感染につき、通常のインフルエンザウィルスのように、直接エアロゾルとして空気中からの吸引することはないようです。
 環境放射能との直接の対応はないと思われますが、生産地周辺、地下水の環境放射能の状態には注意が必要か?
また、空気中に存在するノロウイルスのエアロゾルがどのように食品に付着したのか?

 1968年のアメリカ合衆国のノーウォーク(Norwalk)での急性胃腸炎の流行をきっかけに1972年に発見された急性胃腸炎を起こすウイルスとのことですが、有史以来このようなウィルスはなかったのか気になるところです。

写真から、形状は球状であり、既報(インフルエンザウイルス(AH1N1 2009))インフルエンザウイルスも球状
(引用出典:広島市/衛生研究所トピックス>

 詳しく見る>>


地震および津波に係る記載(その20:地震前の海洋生物の彷徨に環境放射能の増加が関係するのか?)

2012-12-15 | 生物多様性・生態系異変関連

'12-12-14投稿

 大地震が発生する前に、クジラ、イルカなど海洋生物の生態異常・彷徨(異常な行動)がしばしば報告されています。しかし、理由は科学者にもはっきりとはつかめていないと言われています。

 個人的には、既報の地震雲電磁波ノイズと同様に、これらは環境放射能の影響ではないか?と思っています。

関連投稿:放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
「放射化現象」は一般的には理解し難い言葉ですが、
既報(その1)に記載したように、
 
地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている
 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、
 環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的には熱になる可能性が推察されます。・・・詳しく見る>>

 既報の記載から、
海洋生物の生態異常(異常な行動)例を抽出してみると、

1.既報地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載の整理2011-12-27
(参考投稿)
水中動物が係る地震占いを抜粋して記載

地震予兆かるたから水が係るかるたを抽出によれば
・・・地震予兆として、
1)「地震の予兆 いろはかるた」では、
  「・・・ こんな大漁はじめてだ・・・ 深海魚網にかかって大騒ぎ」など日頃経験したことがない珍事を取り上げている。
2)「関東大地震の前兆現象」によれば 、
「・・・伊東市で漁具がまったく売れなくなった。 相模湾でまるっきり魚が取れなくなったので漁具も不要になった。・・・伊豆半島で海女が海底から盛んに泡が立ってるのを見た。・・・2日前では、箱根堂ヶ島の大和屋の温泉が泥濁りとなり、入浴中体がみえない程で奇異に感じた。・・・」という。
3)宏観異常現象に係る記載によれば、
 
「・・・ 地鳴り、地下水、温泉、海水の水位変動、水質の変化動物の異常行動天体や気象現象の異常通信機器、電磁波の異常など、大規模な有感地震の前兆現象として知覚されるとされている現象であり、・・・地震の起こる3ヶ月位前から異常な現象が現れ始め、10日位前から現象は急増することが多いとされる。 また地震の規模が大きい程、宏観異常現象が観測される範囲は広くなるという。・・・」詳しく見る>>
4)五大に皆響きあり:(Sat, March 05, 2011)によれば、
 
「(1)「・・・地震と生物の迷走:ニュージーランドで2/20に
が打ち上げられ、2/22に地震が起きた・・・今はほぼ新月であり、3月6日、ないし、3月7日に茨城や千葉は地震の危険があると言えよう。・・ゴンドウクジラが海岸に乗り上げてしまう理由は科学者にもはっきりとはつかめていない。周囲を把握するためクジラが発する音波が浅瀬で混乱したときや、病気の1頭が海岸に向かい、これに群れが追随してしまうときに起きるのではないかと考えられている。 〔AFP=時事〕(2011/02/21-23:33)」
(2)「
イルカ 52頭が砂浜に 
住民ら救出活動 茨城・鹿嶋(毎日新聞 3月5日(土)13時5配信)」
    ・・・詳しく見る>>」という。

2.既報(その1)で記載した砂鉄が多い島根県では 宏観画像情報掲示板によれば、
「島根県 境水道でリュウグウノツカイ捕獲、
今年2例目2009年11月21日・・・島根鳥取県もM6,M7の直下型地震があるところです。意外な盲点です。・・・詳しく見る>>
という

3.既報地震および津波に係る記載(その11:巨大地震予言まとめ の調査の引用記載によれば、
「・深海魚や生き物たち 海の異変 まとめ - NAVER まとめhttp://matome.naver.jp/odai/2133757953619571201

 打ち上げられる珍しい深海魚、イルカ、鯨などのまとめ

 ペンギンの死骸(ブラジル)、ウミウシの捕獲(広島湾)、いわしの大量死(神奈川県三浦市の入り江)、イワシ(千葉県いすみ市)、深海サメの一種「ラブカ」(駿河湾)、伊戸の平砂浦ビーチの浜辺に体長約8メートルのザトウクジラ(千葉県館山市)、島根県隠岐の島町東部の黒島埼灯台付近の海岸で、全長約2・6メートルのクジラらしき生物の死骸、南米ペルー北部の太平洋沿岸でペリカンなど、数百万匹にも上る深海魚「キュウリエソ」が海岸を埋め尽くす(島根県隠岐の島町)、「地震を呼ぶ」といわれる深海魚が大量漂着(島根県隠岐の島町)、・・・

 漁師が証言する大地震の前兆「サガミザメのオスが揚がったら要注意」 -週プレNEWS
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/04/11/10803/

4. 既報地異に係る記載(その10:「磁気異常」はクジラ漂着の原因とのこと)2012-01-24によれば、「・・・既報に記載しましたが、「地磁気異常と地震とはどのような関係があるのだろうか?」という素朴な関心を持っています。
 上記の疑問を払拭するような磁気異常と地震の前兆としてしばしば語られている鯨の打ち上げに係る記載を調べたところ、
・・・2012年1月23日(月)10時0分配信 週プレNEWS
クジラ漂着が頻発する原因は、
海底岩盤のヒビ割れで発生する「磁気異常」

昨年末から、関東・東海地方の海岸にクジラが漂着する事件が続発している。
・12月26日 神奈川県小田原市 マッコウクジラ
・12月27日 静岡県河津町 ザトウクジラ
・1月2日 小田原市 ザトウクジラ
・1月8日 千葉港 子クジラ(種類不明)
・1月10日 東京湾・青梅埠頭 ナガスクジラ
・1月14日 北茨城市 マッコウクジラ」という。

 その原因は何なのだろうか?
寄生虫による器官障害、船舶ソナーによる感覚マヒなど諸説ありますが、
有力視されているのが“海底震源地震”との関係。大きな海底地震の発生直前に起きる“強い電磁波”が、クジラやイルカの方向感覚を狂わせ、パニック行動に走らせるという見方です・・・」という。

  ⇒ 現状、個人的には、地磁気の異常が環境放射能の作用によって影響されて、誘起されているとは想われますが、上記の磁気異常という概念よりはむしろ、別報に記載した地震雲の発生と同様に、広義での大気圏に存在するさまざまな物質を放射化もしくは励起する放射性のエアロゾルによる放射化もしくは励起によって発生する有害な電磁波の影響に着目しています。

  次に、磁気異常の海水に及ぼす影響として
 既報「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その4:磁化水の効果について)2012-01-07によれば、「・・・火山噴火に伴う溶岩の磁性によって磁気の反転現象が生じていると言われています。
 個人的には、磁気の変化は水の状態変化にも影響?して、地震の前兆として、しばしば語られている鯨、魚などの彷徨、異常行動に影響を与えているのだろうか?と妄想しています。
詳しく見る>>

磁化水とはなんだろうか?
(一部抽出しました。)
・・・人間にとって非常に身近であり重要なものが*「水」ですがその性質は、自然界の他の物質と比べて特異なものなのです。その特異な性質故に私たちの生活環境において重要な役割を果たしていると言えるのです。*水とは何か
 その水の性質の一つである「磁化水(磁気処理水)」とは、簡単に説明すると磁場(磁力が作用しているところ)を通過させ磁気を帯びさせた水のことを言います。この磁気処理をした水の効果が注目されています。
 各国での磁気処理水の研究の歴史は古く、工業や農業(植物の生育等)・汚水処理(水質改善) などに効果があるといわれ、今では身体にいいという健康面でも注目されています。・・・」
・・・大きな水から小さな水へ
 ふつうは、水道水などの水のクラスターは平均12個の水分子からできています。しかし、磁力が働いている磁場を通過し出来上がった磁化水の水分子は平均6個とクラスターが小さくなります。水の性質はこのクラスターの個数によって変わってくるのです。クラスターが小さくなることによりこの磁化水の大きな力が発揮されるのです。


 水分子の結合(水素結合)はなんらかのエネルギーを加わると分裂することがわかっています。水が磁場を通ると、水の中に電気が流れます(この原理はフレミングの右手の法則によって解明されています)。この刺激で 分子間の結合が分裂し、磁場が強力なほど、また磁場を通る水の流れが速いほど活発に生じます。 クラスターが小さくなると浸透性、つまりしみ込む力が高まります。そのため、磁気処理水は微粒子化された分体内に吸収されやすくなります。・・・
本文詳しく読む>  」という。

 磁気異常の影響はさておいて海水に与える影響について、もっと単純に考えれば、海洋生物の生息域における
1)海中~海底の海水温度が環境放射能の崩壊熱によって局所的に高くなったたため、クジラ、深海魚などが棲みにくい環境となる

 逆に、原発周辺に特に集まりやすいクラゲは海水温度が上昇したため大量に跋扈し始めていると考えられています。

クラゲの大発生は生態系破壊の予兆

2008年06月25日 13:12 発信地:パリ/フランス 
世界中の海で、クラゲが急激に増殖している。
 太陽活動の周期に伴なう宇宙線などの環境放射能の影響も推察されます。

2)環境放射能が海底の地殻を励起して、紫外線など有害な放射線を二次、三次的に発生させて生息域のプランクトン、回遊魚など餌を減少させたため、棲みにくい環境となる。
関連投稿:
シリカ(SiO2)の崩壊放射線との反応
・・・黄砂などから海にフォールアウトしている砂塵、シリカ(SiO2)微粒子幅広い海水のpH域において分散しやしすい粒子であり、他の紫外線を発生する可能性のある共存物質と比較して安定している。 また、その存在量が多いことから、崩壊放射線による影響を受けやすい。 シリカの励起がおこれば、そのバンドギャップエネルギー約8(eV)に相当する波長約250nm前後の紫外線の発生が想定されます・・・
続きを読む>>
崩壊放射線の検出に利用されているヨウ化セシウムなど蛍光物質
・・・蛍光を発生させるために、各測定機の蛍光発光にどのような蛍光体が用いられているか、および、それらが励起されて発光する時の波長スペクトルに係る記載を調べました。環境中に大量にに漏洩している放射性セシウム、ヨウ素の化合物ヨウ化セシウム(CsI)から紫外線(UV-Aレベルの315~380nm相当の波長)300~600のnmの波長が発生している。・・・

3)温室効果ガスの増加、マグマ噴出などによって海水温度が上昇してバイオケミカル反応(微生物、プランクトンなどによるメタン、硫化水素、酸素(O2)などの生成)、フォトケミカル反応(地殻の振動・摩擦によって発生する電荷、イオン化した放射性ゾルオゾン(O3)の生成の増加)も棲息域への影響もあるのでは?
参考投稿:天変地異関連: 諸悪の根源は水の汚染

 では磁気異常はどのような時に発生するのか?

 フレミングの法則によって電流が流れる所には磁場が発生するので地殻変動が起こり易いプレート、火山帯周辺地域では圧電効果によって磁気異常が起こり易いと思われます。また、磁気の発生し易い所には電流が発生していると思われます。

 加えて、再生可能なエネルギーの記載によれば、通常の可視光(太陽光)のみならず、赤外線電波などの電磁波によっても原理的には電気が発生するという。

 

 

 



地震および津波に係る記載(その11:巨大地震予言まとめ の調査とその後)

2012-12-14 | 地震・津波関連

10-03投稿、12-14追加更新

 既報地震および津波に係る記載(その4:記録に残る大地震・大津波発生地域の整理)にて過去の発生事例を記録しました。

地震プレートテクトニクス大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、気になるところです。

  特に、大津波は震源の深さによって海水の遥動が異なり比較的浅い時に発生するという。

 問題は大地震・大津波の発生メカニズムがよく解っていないためか?

 TPOに則した予測・予知*がいまだかって公開された例はありません。結果論としての「想定外」ともっともらしい言い訳、もしくは過去の延長線上の類推の類しかなされていないように個人的には思われます。

* 「災いは忘れたころにやって来る」(T)に加えて、「思わぬ地域で発生する。」(P)どのようなメカニズム・状況」(O) が不的確、不詳とも思われる。特に、3.11後やたらに地震規模予測値が大きくなってきています。この理由も不詳。

 今回は既報に引き続いて、発生要因の考察とメカニズム仮説との関連で「巨大地震予言まとめ 」に係る記載を調べました。

更新日: 2012年06月27日http://matome.naver.jp/odai/2130456327194761101

(一部割愛抽出しました。)

「M7」巨大地震、実は近畿が危ない!地下水に異常確認 - 政治・社会 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120626/dms1206261556013-n1.htm

「3・11」から1年以上が過ぎ、体感できる地震の数も減っている。だが安心しているとしたら大間違いだ。・・・

東海地震が切迫している理由 大地震・前兆・予言.com
http://okarutojishinyogen.blog.fc2.com/blog-entry-2053.html

房総半島沖で大地震の可能性 NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120531/k10015498291000.html

東京新聞:関東M8級早まる? 研究者警鐘 大震災が岩板を刺激:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012052302000218.html

富士山 「3年以内に噴火が起きる可能性かなり高い」と専門家 - 政治・社会 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120521/dms1205211601011-n1.htm

深海魚や生き物たち 海の異変 まとめ - NAVER まとめhttp://matome.naver.jp/odai/2133757953619571201

 打ち上げられる珍しい深海魚、イルカ、鯨などのまとめ

三重県伊勢市の名所、夫婦岩の異変が注目を集めている。普段は海水に浸っているにもかかわらず4月上旬に突如、根元まで露出したのだ。・・・

河北新報 東北のニュース/白頭山、噴火の可能性 巨大地震と相関あり 東北大教授
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120516t75013.htm

  ・・・中国と北朝鮮の国境に位置する白頭山(中国名・長白山、2750メートル)が近い将来、東日本大震災に関連して噴火する可能性があるという研究結果を、東北大の谷口宏充名誉教授(火山学)=宮城県塩釜市=がまとめた。過去1100年間…

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120515044jd.jpg http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120515044jd.jpg

ロシア極東のカムチャツカ地方政府13日、地元のロシア科学アカデミーの地球物理学研究者による予測として、今後1カ月以内に同地方南部でマグニチュード(M)6~7の…

これは何の予兆なのか 琵琶湖・富士山・桜島に 不気味な異変が起きている | 大規模な地殻変動が起こっているのは、東北や首都圏だけではない。いま、日本各地で、誰も見たことのなかった奇妙な怪現象が次々と起こっている。それらが意味する最悪の事態とは何か。

気をつけて欲しいのは茨城県、千葉県の内陸部から海域にかけての地域。ここは9月5日までに地震が発生する可能性が高い。

 次は四国から大分県、宮崎県の太平洋側の内陸部から海域にかけての地域です。こちらは8月30日までに地震が発生すると予測しています。

 最後に高知県、宮崎県、鹿児島県にかけての地域。ここは9月5日までの間が要注意です」(前出・平井社長)

~中略~

政府の地震調査委員会(委員長・阿部勝征東大名誉教授)は11日、東日本大震災の影響で、神奈川県の三浦半島にある3つの活断層帯で地震が起きる可能性が高まったと発表した。大震災後の地殻変動で活断層帯に新た

~後略~ 」という。

PS:その後、今までわが国で発生した大地震といえば、既報で記載したように地震および津波に係る記載(その18:東北で震度5弱、津波1メートル 避難指示も、M7・3 )(2012-12-07 )がありますが、久しぶりに津波が発生していましたが、3.11程の規模ではなかったのが何よりでした。
 別報の記載では、気象庁の見解ではアウターライズ型の一種で3・11の余震と言われています。
  東日本大震災の巨大地震の余震活動がしばらくぶりに活性化した原因は???、一体何なのだろうか?世界各地で発生した大中規模地震数と比較してわが国の発生頻度はどのようになっているのだろうか?

 上記の巨大地震予言で記載されている発生予測地域では特に大地震は今のところ発生していないようです。

既報(その17)に記載した太陽活動の影響なのか?、または地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射線の異変なのだろうか?また、環太平洋火山帯周辺各国に発生している大中規模地震もアウターライズ型なのだろうか???

 既報で記載した 地下水の放射能汚染が激しい三陸沖の大規模な余震が久しぶりに発生したのはやはり環境放射能が影響しているのだろうか?

関連投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その1:'11-03-13~'11-12-27)
 ・今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その3-1:地震・津波規模に係る要因~'12-06-09)
 ・今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その3-2:地震・津波規模に付随する現象について)